十和田観光電鉄は5月3~4日、大型連休に合わせ、旧七百駅にて最後の車両展示および車庫公開を実施する。同社の鉄道路線(十和田市~三沢間)は今年3月31日をもって営業運転を終了。旧七百駅への高圧電気の送電も間もなく停止される予定で、在籍車両が同社の路線を自走する姿を見られるのはこれが最後の機会となる見込みだ。公開日時は5月3日11:00~17:00と、5月4日10:30~15:30。両日とも、営業運転を終了した時点で在籍していた各車両を展示するほか、七百車庫の公開および物品・飲食販売を行う。3日はこれらに加えて駅構内での車両入換えも実施する。なお、両日とも車両の体験乗車は行わない。同社はイベント開催にあたり、「電車が動く最後の姿を沿線・地域の皆様をはじめ、十鉄電車をご愛顧頂いた多くの方々に広く見ていただきたい」と来場を呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日日本旅行は25日より、鉄道写真家・広田泉氏と行く1泊2日の旅「会津モリモリツアー」を販売開始する。会津鉄道芦ノ牧温泉駅とひたちなか海浜鉄道那珂湊駅の「姉妹駅」提携記念で企画された。姉妹駅の提携は、「歴史ある古い駅舎が現役で使われている」「駅前食堂がある」「女性の駅長、駅員が活躍している」「駅に猫がいる」「地元の鉄道を愛する応援団がいる」などの点が会津鉄道とひたちなか海浜鉄道の両社に共通していることから結ばれたもの。ツアーでは参加者自らの手で、芦ノ牧温泉駅に姉妹駅提携記念プレートを設置。また、より深く思い出に刻んでもらうために、参加者より「自分宛ての手紙」を預かり、10年後に芦ノ牧温泉駅で返却するという。広田氏と両社社員によるトークショーも実施する予定だ。広田氏が教える「コンパクトデジカメで撮る鉄道写真」教室や、懇親会といったオプションも用意されている。往復の乗車券として使用するのは、比較的長めのフリータイムにも使いやすい「ゆったり会津 東武フリーパス」。東武鉄道下今市駅から会津鉄道西若松駅まで、さらにJRの西若松~喜多方間と、広範囲の移動が可能だ。旅行代金は大人1名2万4,500~2万5,000円。なお、東京観光財団の指定する「被災地応援ツアー」に該当するため、参加者が東京都の在住・在勤・在学のいずれかの場合には1名に対して3,000円の補助金が支給される(申し込み時に問い合わせが必要)。販売開始は25日午後3時で、日本旅行新宿法人営業部でのみ取り扱う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日スイスの時計ブランド、フレデリック・コンスタントの輸入代理店を務めるジーエムインターナショナルはこのほど、大丸松坂屋百貨店の9店舗(静岡店、名古屋店、札幌店、東京店、京都店、 梅田店、心斎橋店、神戸店、福岡天神店)にて同時フェアを実施すると発表した。期間は25日から5月8日まで(福岡天神店のみ24日から5月1日まで)。人気シリーズやフェア限定商品を多数展示するほか、対象商品購入者へのオリジナルグッズプレゼントなどを行う。フレデリック・コンスタントは、デザインの立上げから組立までを一貫して行なう数少ないマニュファクチュールメーカー。創業は1988年と比較的新しいが、「手の届く高級品」をコンセプトに高品質な時計を手頃な価格で送り出す実力派ブランドとして知られる。中でも人気を集めているのは、文字盤側に小窓を開けて機械式のムーブメントを見ることができる「ハートビート機構」を搭載したモデル。そのうちのひとつ「パスエイション ハートビートデイト ラウンド」(Ref. FC315MS3P6)は、ギョーシェ装飾のダイアルが美しい正統派のクラシックモデルとなっている。また、ムーンフェイズ機能とデイトポインターを搭載した「マキシム ハートビート ムーンフェイズ&デイト」(Ref. FC335MS5M6)も、クラシックとモダンを融合したデザインで人気を集めている。なお、9店舗のうち東京店でのフェアが最も大規模なものになる見込みで、希少モデルや日本未発表の海外モデルなど100本以上が展示される予定だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日東武鉄道は20日、とうきょうスカイツリー駅にてリニューアルオープン式典を行った。東京スカイツリータウンの玄関駅として、先進性と下町の伝統を生かしたデザインの駅に生まれ変わった。今回のリニューアルで改札口が増設され、浅草駅寄りの正面改札はこの日から供用開始。コンコースには、澄川喜一氏のデザインによる駅パブリックアート「TO THE SKY」が設置されている。ホームの膜屋根は、1897年カーネギー社製のレールなど、改修前のホーム屋根の骨組を生かしたデザインで、自然光を取り入れた明るい空間に。東京スカイツリータウンにも導入される地域冷暖房システムを駅コンコースの空調に活用するなど、快適に利用できる駅となった。鉄道利用や東京スカイツリータウン観光の案内を担う「ステーションコンシェルジュ」も配置されるという。リニューアルオープン式典には、東武鉄道代表取締役社長の根津嘉澄氏、東京タワースカイツリー取締役社長の鈴木道明氏、駅パブリックアート「TO THE SKY」をデザインした澄川喜一氏らが出席。東京スカイツリー公式キャラクター「ソラカラちゃん」や押上・業平橋地区活性化協議会キャラクター「おしなりくん」も駆けつけ、とうきょうスカイツリー駅のリニューアルを祝った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月21日東武鉄道は11日、東武スカイツリーラインの「とうきょうスカイツリー駅」(旧業平橋駅)のリニューアル工事がこのほど完了し、20日よりオープンさせると発表した。駅コンコースの拡大や改札口の増設を行ったほか、環境に配慮した設備や周囲の景観にマッチしたデザインを取り入れた施設への生まれ変わりを図ったとのこと。駅構内の壁面には東京スカイツリーのデザイン監修者である彫刻家の澄川喜一氏制作による「TO THE SKY」と題するパブリックアートを設置。また、駅構内を巡回する「ステーションコンシェルジュ」を新たに配置。利用客への鉄道利用案内や観光案内などをiPadを活用しつつ行うという。リニューアルを記念した乗車券も、同駅のオープン当日より発売される。同駅から140円区間と160円区間の硬券乗車券がセットになったもので、1セット300円。140円区間の券面には特急スペーシアの東京スカイツリーライティングデザイン「粋」基調カラーリング車両を、160円区間の券面には同デザインの「雅」基調カラーリング車両をそれぞれデザイン。同駅のイメージパースをデザインした台紙が付く。同駅と浅草駅にて各5000セットを発売。売り切れ次第終了となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日JR四国はこのほど、高松駅の愛称を「さぬきうどん駅」とすることを発表した。29日よりこの愛称が設定され、同日から快速「マリンライナー」のラッピング列車も運転を開始する。同社と香川県は、「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトと「瀬戸内国際芸術祭2013」を通じ、相互に連携・協力する観光パートナーシップ協定を締結した。協定期間は今月29日より2014年3月31日まで。この期間、高松駅に「さぬきうどん駅」の愛称が導入され、駅名標にも愛称を掲出。記念撮影用の看板やスタンプも設置されるほか、男性の駅接客社員は「うどんネクタイ」を着用し、「うどん県バッジ」も用意される。また、快速「マリンライナー」のグリーン車・指定席車両1両に、「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトの「アート編」ポスターをモチーフとしたラッピングを施し、約1年間運転する予定。同列車の運転初日となる今月29日には、高松駅で「さぬきうどん駅」披露およびラッピング列車出発式が行われるとのことだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日東武鉄道、東京メトロ、京成電鉄、東京都交通局はこのほど、東京スカイツリータウンの開業に合わせて押上駅に副駅名を導入し、「押上(スカイツリー前)駅」とすることを発表した。押上駅では現在、東武伊勢崎線と東京メトロ半蔵門線が相互直通運転を行い、東急田園都市線の電車も乗り入れる。さらに京成押上線と都営浅草線が相互直通運転を行い、京急線の電車も乗り入れるため、成田空港や羽田空港、品川駅などからの利用に便利な駅となっている。副駅名は東京スカイツリータウンの開業日(5月22日)より導入される予定。東武伊勢崎線の「とうきょうスカイツリー駅」(現在の業平橋駅)とともに、同駅も東京スカイツリータウンの最寄り駅であることを案内する。駅名標や路線図にも「押上(スカイツリー前)」と表示されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月10日