「生まれは日本、想いと価値を。」のコンセプトのもと古くから剣道着などに使用されてきた日本が誇る伝統の織物「藍染」と「刺し子生地」を使用したモノ作りをしている ENN株式会社(所在地:宮城県仙台市青葉区上杉1-8-19副都心ビル上杉百番館2-F)は、「武州正藍染刺子“エアー雪駄”」を2024年1月20日(土)10:00より応援購入サービスMakuakeにて先行発売いたします。「武州正藍染刺子“エアー雪駄”」」URL: 「武州正藍染刺子“エアー雪駄”」(1)■開発背景日本製の上質な剣道着に使用される、「武州正藍染刺し子生地」を用いて様々なアイテムを製作しております。その中で日本由来の履物である「雪駄」に目をつけ企画をはじめました。エアーソールと天板の低反発クッションを組み合わせることで、弾力性とクッション性を兼ね備えた現代的な雪駄が完成いたしました。温故知新の精神で、先人たちより引き継がれた日本の良いものをアップデートさせて現代に残してゆきたいという想いを込めた商品です。■商品の特徴・【温故知新】古き良き日本の伝統と、現代のハイテク技術が融合した新雪駄!・【ファションのアクセントに】藍色の美しさを凝縮。和装はもちろん、デニムスタイルとも相性抜群!・【抜群の履き心地】ハイテクエアー素材とクッション性で、アスファルトでも歩きやすい!・【MADE IN JAPAN】日本の伝統文化である武州正藍染刺し子生地を贅沢に使用し、雪駄も職人が丁寧な仕事で仕上げています!「武州正藍染刺子“エアー雪駄”」(2)「武州正藍染刺子“エアー雪駄”」(5)■商品概要商品名 : 武州正藍染刺子“エアー雪駄”発売日 : 2024年1月20日(土)から先行販売価格 : 24,200円(税込)※1月20日(土)~3月8日(金)の先行販売では、数量限定で最大45%オフ内容 : 武州正藍染刺子“エアー雪駄”×1足サイズ : M、Lカラー : 藍染素材 : 武州正藍染刺子販売場所: Makuake(期間限定受注販売 1月20日(土)~3月8日(金))URL : ■会社概要商号 : ENN株式会社代表者 : 代表取締役 熊谷 佳樹所在地 : 〒980-0011 宮城県仙台市青葉区上杉1-8-19副都心ビル上杉百番館2-F設立 : 2012年12月事業内容: 製造販売、卸資本金 : 100万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】ENN株式会社TEL : 022-217-3955MAIL: otoiawase@enn-inc.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月18日土屋鞄製造所(TSUCHIYA KABAN)から、藍染の牛革を使った新作レザーアイテムが登場。2023年8月3日(木)より、全国の直営店舗などで発売される。土屋鞄製造所、藍染レザーの新作バッグ&財布メイン素材に採用した牛革は、天然のインド藍と合成藍で染め上げてから、オイルを加えて柔らかく仕上げたもの。革本来の風合いと表情の豊かさはそのままに、藍染ならではの柔らかな色味が楽しめるデザインが魅力だ。3種類のバッグ&がま口財布たとえば、ハンドルに濃紺をあしらったツインベルトトートは、2種類の紺色によるツートーンで仕上げたシンプルなトートバッグ。13インチまでのPCやタブレット、A4ファイルなどを収納可能で、日常からビジネスまで様々なシーンで活躍してくれる。このほか、ユニセックスで使えるミディアムサイズのトート、前持ちでも背中掛けでも様になるデザインのクロスボディバッグ、口金のらっきょう玉がない、3種類のサイズのがま口財布がラインナップ。デニムのような色落ちを楽しむ使い込むほどつやが増し、柔らかくなじむ藍染の牛革。まるでデニムのように、経年変化や摩擦による自分だけの色落ちを楽しめるシリーズとなっている。商品情報土屋鞄製造所 藍染レザーコレクション「ジャパンモチーフ アイ(JAPANMOTIF Ai)」発売日:2023年8月3日(木)販売店舗:土屋鞄製造所 直営店舗(西新井本店、軽井澤工房店、六本木店、丸の内店、日本橋店、渋谷店、自由が丘店、横浜店、鎌倉店、名古屋店、京都店、梅田店、神戸店、福岡店)、オンラインストア※営業体制や取り扱い店舗を変更する場合あり。【問い合わせ先】お客様サポート係TEL:0120-907-647(平日10:00~17:00)
2023年07月15日雑誌「Begin」×応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」×SHIPSによるアップサイクル企画〈Becycle(ビサイクル)〉 本日2022年11月2日(水)14時より、「Makuake」限定の受注販売をスタート株式会社SHIPS(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:三浦義哲)は、経年により提供できなくなったメンズ・ウィメンズのデッドストック商品を、京都の「本藍染雅織工房」の協力のもと、江戸時代から続く伝統の本藍染で再び蘇らせ、数量限定で受注販売いたします。もっと気軽に本藍染めの良さを体感してほしいという想いと共に、持続可能な生産および資源の利用をより一層目指します。商品について商品詳細は下記特設サイトにてご覧ください。応援購入サービス「Makuake」特設サイト: ※当社の店舗やSHIPS 公式オンラインショップでの販売はございません。雑誌「Begin」 × 応援購入サービス「Makuake」 × SHIPSのアップサイクル企画に関してモノ雑誌「Begin」がプロデュースするリサイクル運動“Becycle”。これにセレクトショップ「シップス」が賛同し、経年により提供できなくなったデッドストックを通じて、伝統の「本藍染」を気軽に体験できる企画が実現!京都「本藍染雅織工房」の江戸時代から続く伝統レシピで表現された美しい藍を気軽に楽しめる、Makuake限定アイテム全17種類が完成しました。商品ラインナップメンズ アイテムDRESS SHIRT(本濃藍)DRESS SHIRT(本薄藍)CASUAL SHIRTSWEAT SHIRTLONG T-SHIRTウィメンズ アイテムHALF-SLEEVE BLOUSENO-SLEEVE BLOUSETUNICPRINT LONG T-SHIRTLONG T-SHIRTSHIRTSHIRT ONE-PIECEONE-PIECESKIRT受注販売サイト特設サイト: ※当社の店舗やSHIPS 公式オンラインショップでの販売はございません。スケジュール2022年11月 2日(水)14時 プロジェクト開始(受注開始)2022年12月 4日(日)18時 プロジェクト終了(受注終了)2023年 2月下旬 リターン発送予定(商品発送)※注意事項・本製品は藍染製品ですので色落ち、色移りいたします。色落ち、色移りによる返品・交換はお受けできませんので予めご了承ください。また着用時や洗濯時に他の衣類(特に白いもの)に色移りすることがあるので、お取り扱いには十分ご注意ください。洗濯時は他のものと一緒に洗わないようにしだください。・開発中の製品につきましては、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。・数量限定製品のため、恐れ入りますがサポーター様都合での返品・交換はお受け致しかねます。・本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から3ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。Becycle10年選手、一生モノ、永世定番… … 雑誌Begin からすれば、“何?今さら??”(笑)“サスティナブル” と世が騒ぎ始めた今、Begin にとっては“当たり前” の理念である使える“&“効く”、長~く愛せるをとことん詰め込んで。上辺だけの“サスティナブル” を鼻で笑う、実のあるNo.1!を目指して。“Be” cycle 運動を展開いたします。「Makuake」「Makuake」は、「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げる、アタラシイものや体験の応援購入サービスです。全国100社以上の金融機関との連携により日本各地の事業者が活用しているほか、国内外の流通パートナーとも連携し、プロジェクト終了後も事業が広がるよう支援しています。URL: iOSアプリ: Androidアプリ: SHIPSシップスは1975年に創業した日本で最も歴史のあるセレクトショップです。「SHIPS」は名前の通り「船」を指しています。その船には新しいことへの挑戦、未知なるものへの憧れというメッセージと、船で世界中を回り良いモノを集めてくるという意味のシッピングに由来します。そして今日まで「Stylish Standard」 というコンセプトの元、国内外ブランドのセレクトとシップスオリジナル商品で、トレンドとベーシックをミックスしたスタイルを提案しています。SHIPS 公式オンラインショップ: SHIPS 公式Instagramアカウント: SHIPS 公式YoutubeChannel: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月02日名古屋市の日本遺産、有松に位置するKONMASAビルにて、嵐絞り藍染作家 早川嘉英の個展「STILL ALIVE in ARIMATSU」を2022年8月11日(木)~10月10日(月)に開催いたします。STILL ALIVE in ARIMATSU早川嘉英は、絞りの町である有松にて生まれ育った生粋の絞り職人であり、絞り染色の根幹にある魅力の進化と「伝えること・絞ること」をテーマに、絞りの概念を超えた作品を発表し続けています。1980年代から、従来の絞りの固定概念を覆す絞り技法で様々な作品を制作しており、2000年代には、名鉄線有松駅周辺通路やエレベーター壁面にもその作品は使用され、2006年には、高さ13mを超える有松駅にあるモニュメント「藍流」の制作監修をしています。これらは、絞り生地を砂型へ加工し、コンクリートやガラスの素材にも絞り柄を映し出しています。また、近年では、絶滅状態にあった有松の奇染「嵐絞り」の技術を、長年の歳月をかけ、復興・復活させました。今回展示される「STILL ALIVE in ARIMATSU」は国際芸術祭「あいち2022」の連携企画事業として開催されます。有松絞りの産地から、絞り染めの「今」を、作家・早川嘉英が表現します。今回の作品は嵐絞り・本藍染を軸に作家、早川嘉英の変化し続ける創造した産地発の作品、嵐絞りの原点「KIMONO」そして「Vertical Horizon」の構成で会場を演出し、この先も続くSHIBORIを感じていただきたい作品展です。絞り染め一筋、76歳の作家が創造をくり返し、全て新作の変化し続けるSHIBORIの世界をお楽しみ下さい。本展覧会は国際芸術祭「あいち2022」現代美術展チケット(1DAYパス、フリーパスいずれも可)を持参の方は、入場料が無料となります。(通常500円)【展覧会情報】STILL ALIVE in ARIMATSU ~Vertical Horizon~絞り染色作家 早川嘉英日時:2022年8月11日(木)~10月10日(月) 11:00-18:30(最終入場18:00)会期中作家トーク&ライブ定員 :15名入場料:1,000円8月13日 18:00~オープニングトーク「糸の表現 おと」ゲスト:チェリスト 紫竹友梨9月24日 18:00~「STILL ALIVE 古楽器からのメッセージ」ゲスト:フルーティスト 森本英希10月10日 18:00~「Vertical Horizon」 ピアニスト 犬飼裕哉(予定)開催場所KONMASA The Art Building 2F〒458-0924 愛知県名古屋市緑区有松1905 KONMASAビルWEB : TEL : 052-825-3477Mail: art@konmasa.com 国際芸術祭「あいち2022」連携企画事業 【作家プロフィール】嵐絞り藍染作家 早川嘉英1946年 名古屋有松に生まれる1981~83年 新工芸展1982年 日展、明日を開く新工芸展(入賞)1983年 名古屋にて初個展、以後. 東京、京都等にて開催1985年 蔵工房主宰、シボリコミニティ成立代表1992年 第1回ISS国際絞り会議発起人、企画委員会委員長1995年 SDA(サーフェース・デザイン・アソシエーション)ナシャナル会議、ポートランドworkshopリーダー、EUジャパンフェスタ ドイツ/トリアWorkshopリーダー2000年 纐奕の4人展(京都むろまち美術館)2001年 清流展、シボリコミュニティ・サンフランシスコ展、有松駅自由通路ガラスレリーフ製作2002年 シボリコミュニティ海外巡回展(タブリン.ロンドンハロゲート)、有松交通広場エレベーター側面アルミレリーフ製作2003年 シボリコミュニティ・オーストラリア展2006年 有松交通広場モニュメントデザイン及び制作監修2008年 シボリコミュニティ・フランス・リヨン展2014年 シボリコミュニティ・プラハ展2015年 シボリコミュニティ・愛知県美術館ギャラリー2017年 シボリコミュニティ・広島県立美術館ギャラリー2019年 シボリコミュニティ・高野山まちなみ美術館公式ホームページ: 早川嘉英 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月09日ジミー チュウ(JIMMY CHOO)は、徳島の藍師・染師「ブアイソウ(BUAISOU)」とコラボレーションした藍染の日本限定コレクションを、2022年7月20日(水)より銀座店、表参道店、心斎橋大丸、福岡岩田屋などにて発売する。徳島が拠点の藍師・染師「ブアイソウ」とコラボ藍の本場である徳島県上板町を拠点とする藍師・染師「ブアイソウ」は、天然藍の栽培から染料となる蒅(すくも)の生産、染色、仕上げまでを一貫して手がける作り手。その伝統的な藍染のクラフツマンシップが、世界的に注目を集めている。ジミー チュウとタッグを組んだ日本限定コレクションでは、上板町の工房で手染めされたリサイクルコットン約160mがイタリアの工場へと渡り、職人たちの手によってシューズやハンドバッグ、小物に仕立てられた。それぞれのアイテムは、手染めならではの藍の色彩や風合いが魅力。使い込む程に表情が増す“経年変化”も楽しむことができる。藍染アッパーのパンプスやローファーシューズは、深めの甲のカットが特徴のパンプス「ラブ(LOVE)」をはじめ、クリスタルストラップをあしらったミュール「ビング(BING)」、ローファー「エスラ(ESRA)」がラインナップ。「エスラ」には、アッパーの藍色になじむライトブルーやネイビーのスタースタッズが散りばめられている。アイコニックな「ボンボン」バッグや「ロゴ トート」バッグは、アイコニックな「ボンボン(BON BON)」が藍色をまとって登場。ハンドルに澄んだブルーのクリスタルを並べた「ボンボン」バッグに加え、スタースタッズを飾りカジュアルな表情に仕上げたバケットバッグ「ボンボン バケット(BON BON BUCKE)」が揃う。加えて、ゆったりとしたサイズ感とシンプルなデザインがデイリーユースにぴったりな「ロゴ トート」、ショルダーストラップのミニトート「ショッパー トート」もラインナップする。スタースタッズを飾った財布やポーチもさらに、ウォレットやポーチなどの小物類も充実。大きさの異なるスタースタッズがデザインにアクセントを効かせる、コンパクトな二つ折り財布「ハニ(HANNI)」や、ラウンドジップ型長財布「ピッパ(PIPPA)」などが展開される。【詳細】ジミー チュウ / ブアイソウ 日本限定コレクション発売日:2022年7月20日(水) ※個数限定展開店舗:ジミー チュウ 銀座、表参道、心斎橋大丸、福岡岩田屋、公式オンラインブティック■シューズ・ラブ 128,700円・ビング 155,100円・エスラ 147,400円■バッグ・ボンボン バケット(H23×W14×L22) 393,800円・ボンボンバケット エス(H17.5×W11×L17) 311,300円・ボンボン(H14×W9.5×L15) 311,300円・ロゴ トート(H39.5×W7×L39.5) 221,100円・ショッパートート(H17×W11×L18) 240,900円■小物・ジップポーチ(H21×W×1×L29) 171,600円・ピッパ(H20×W3×L11) 118,800円・リース(H7.8×W1.6×L14.3) 68,200円・ハニ(H11×W3×L10) 85,800円【問い合わせ先】ジミー チュウTEL:0120-013-700
2022年07月15日重要伝統的建造物群保存地区に指定されている名古屋市有松にある、アートビル「KONMASA」にて、嵐絞りの藍染作家、早川嘉英の個展が開催されます。早川嘉英展「なに?コレ!」早川嘉英は、絞りの町である有松にて生まれ育った生粋の絞り職人であり、絞り染色の根幹にある魅力の進化と「伝えること・絞ること」をテーマに、絞りの概念を超えた作品を発表し続けています。1980年代から、従来の絞りの固定概念を覆す絞り技法で様々な作品を制作しており、2000年代には、名鉄線有松駅周辺通路やエレベーター壁面にもその作品は使用され、2006年には、高さ13mを超える有松駅にあるモニュメント「藍流」の制作監修しています。これらは、絞り生地を砂型へ加工し、コンクリートやガラスの素材にも絞り柄を映し出しています。また、近年では、絶滅状態にあった有松の奇染「嵐絞り」を、長年の歳月をかけ、その技術を復興・復活させました。有松駅前モニュメント今回の展覧会では、有松駅前にあるモニュメントにも使用されている、ガラスやコンクリート作品を始め、一目見ても「なに?コレ!」と言えるような有松絞りを中心に展開していきます。会期中には音楽とアートの融合したイベントも開催されます。観覧後も、作品が使用されている町の通路を実際に歩き、改めて日本遺産「有松」の良さを伝えていくことも、今展覧会の目的の一つです。ガラス 絞り【展覧会情報】嵐絞り藍染作家 早川嘉英「なに?コレ!」2021年10月16日(土)~11月30日(火)11:00~20:00(水曜定休)入場500円 (中学生以下無料)会期中イベント (各イベント定員10名 要予約)・10/16 17:00~ オープニングライブ 篠笛と早川嘉英トークゲスト:友永綾美(篠笛)・10/24 17:30~ 二胡と早川嘉英トークゲスト:中村ゆみこ(二胡)・11/6 17:00~ 古楽器の音と早川嘉英トークゲスト:森本英希(古楽器フルート)開催場所KONMASA The Art Building 2F〒458-0924 愛知県名古屋市緑区有松1905 KONMASAビルWEB : TEL : 052-825-3477Mail: art@konmasa.com 外観【作家プロフィール】嵐絞り藍染作家 早川嘉英1946年 名古屋有松に生まれる1981~83年 新工芸展1982年 日展、明日を開く新工芸展(入賞)1983年 名古屋にて初個展、以後. 東京、京都等にて開催1985年 蔵工房主宰、シボリコミニティ成立代表1992年 第1回ISS国際絞り会議発起人、企画委員会委員長1995年 SDA(サーフェース・デザイン・アソシエーション)ナシャナル会議、ポートランドworkshopリーダー、EUジャパンフェスタ ドイツ/トリアWorkshopリーダー2000年 纐奕の4人展(京都むろまち美術館)2001年 清流展、シボリコミュニティ・サンフランシスコ展、有松駅自由通路ガラスレリーフ製作2002年 シボリコミュニティ海外巡回展(タブリン.ロンドンハロゲート)、有松交通広場エレベーター側面アルミレリーフ製作2003年 シボリコミュニティ・オーストラリア展2006年 有松交通広場モニュメントデザイン及び制作監修2008年 シボリコミュニティ・フランス・リヨン展2014年 シボリコミュニティ・プラハ展2015年 シボリコミュニティ・愛知県美術館ギャラリー2017年 シボリコミュニティ・広島県立美術館ギャラリー2019年 シボリコミュニティ・高野山まちなみ美術館プロフィール写真公式ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月12日京都の珠数製造卸業である株式会社 神戸珠数店(代表取締役社長:神戸 伸彰)は、このたび、日本の伝統色「藍」にこだわった正藍染の数珠・ブレスレット「藍珠」の販売を開始いたしました。大河ドラマ「青天を衝け」の藍染技術指導を担当したAWAJI藍LANDprojectによる、正藍染めの玉と房を京念珠(R)に仕立て上げた神戸珠数店オリジナル念珠です。古来より日本人に親しまれてきた伝統の色「藍色」。日本の伝統的な藍染の製法である天然発酵染料を使用した正藍染の玉と房。今までにない正に日本を象徴する「ジャパン・ブルー」が美しく映える逸品が仕上がりました。AWAJI藍LANDprojectの伝統製法による正藍染めの絹糸を昇苑くみひもが房に撚り、こだわりぬいた素材を熟練の職人が心を込めて数珠に仕立てた神戸珠数店のオリジナル商品です。メイン写真■商品詳細ラインナップラインナップ・AI-001 藍珠念珠女性 水晶/山桜藍染 藍染房:希望小売価格14,080円(税込)・AI-002 藍珠念珠男性 水晶/山桜藍染 藍染房:希望小売価格18,480円(税込)濃紺に染め上げた山桜の木玉と天然水晶を合わせた、透明感と藍の美しさが引き立った和スタンダードな数珠です。藍染めの絹糸を通すことで生まれた透き通った藍色と、撚りにこだわった昇苑くみひもによる藍染め正絹房の佇まいが映える逸品です。・AI-003 藍珠念珠女性 山桜藍染 藍染房:希望小売価格12,320円(税込)・AI-004 藍珠念珠男性 山桜藍染 藍染房:希望小売価格13,860円(税込)全ての素材に「正藍染」をほどこし、濃紺に染め上げた山桜の木玉を贅沢に使用した「藍」にこだわり抜いた数珠です。昇苑くみひもで仕立てた中糸と正絹房を合わせました。使い込むほどに藍本来の風合いを感じさせる、末永くお使いいただきたい逸品です。・AI-101 藍珠ブレスレット女性 山桜藍染:希望小売価格3,960円(税込)・AI-102 藍珠ブレスレット男性 山桜藍染:希望小売価格4,400円(税込)濃紺に染め上げた山桜の木玉を贅沢に使用したブレスレット。あえて表面処理をほどこさないことで使い込むほどに色合いや艶が深みを増し、愛着を感じる仕上がりです。シンプルでありながら「和」の存在感を持つ素敵なブレスレットが出来ました。素材 :水晶、山桜藍染、正絹糸取扱店:全国の仏壇・仏具店、土産物店、雑貨店京都生活オンラインショップ: ■天然の山桜を藍染した数珠玉長い冬を乗り越えた天然の山桜を藍染した他にはない神戸珠数店オリジナルの数珠玉です。この玉の色は「喝色(かちいろ)」といわれ、日本の蓼藍(たであい)を使用した天然発酵染料の正藍染の製法でしか出せない色味です。使い込むほどに艶がでて藍本来の風合いをお楽しみいただける玉です。藍珠・数珠玉■数珠に一番映える藍色の絹糸藍珠の絹糸は、男性用には藍本来の色である濃い藍色にこだわり経年変化により風合いの変化も楽しめるように。女性用には藍の色を極限まで淡く染め上げ、女性の魅力を引き出すような風合いを目指しました。自然素材を使って絹糸を染め上げるのは職人の熟練の技術が必要で数多くの試行錯誤の上、数珠に一番映える風合いに仕上げました。藍珠用正絹糸■神戸珠数店の京念珠(R)神戸珠数店の中でも選りすぐりの技術を持つ熟練の京念珠(R)製造師が玉や糸、房づくりなど多くの職人達の想いを一つの形に繋ぎ、数珠を使う方のことを想いながら手作業で数珠に仕立て上げています。珠数職人手元■AWAJI藍LANDprojectによる正藍染の玉と房大河ドラマ「青天を衝け」の藍染技術指導を担当したAWAJI藍LANDprojectこだわりの正藍染。化学染料を使用せず昔ながらの製法を守り熟練の職人が染め上げてます。天然素材のみを使用した美しい藍色の玉と房をお楽しみいただけます。AWAJI藍LANDproject1■昇苑くみひもによる房、中糸伝統的な手組の技法や結の技術を育みつつ、常に新しい取り組みを続けている昇苑くみひも。正藍染で染め上げられた絹糸を京くみひもの技術を使い職人が丁寧に作り上げた正藍染の房と中糸です。昇苑くみひも正絹糸製作風景■箱の特徴従来の数珠に使われている高級桐を使用したオリジナル桐箱です。スタイリッシュでどのようなお客様にもおすすめできるデザインに仕上げました。藍珠のロゴは、ファッションブランドFENDIのプロジェクト「F IS FOR FENDI」に参加するなど、世界を股にかけて活躍している山栄ART工房のCASPERによるデザインです。箱入り数珠・ブレスレット■神戸珠数店について京都で100年にわたり京念珠(R)(数珠)の製造卸をしています。神戸珠数店では長年で培った数珠作りの手法と熟練職人の高い技術で「高品質で安心の珠数」そして「使う方に喜んでいただける珠数」を目指して日々、数珠作りに携わっております。数珠は珠作り/房作り/糸作りなど多くの伝統技術(伝統産業)が集まって初めて出来上がるものです。京都の伝統産業である“数珠”の製造卸として「数珠が持つ伝統の継続と発展」という大きなテーマのもと、人々の心と心をつなぐ数珠を通して社会に貢献していくことが私たち神戸珠数店の仕事です。神戸珠数店社屋■会社情報株式会社 神戸珠数店TEL : 075-371-3929mail : info@kyoto-kanbejuzu.co.jp 所在地: 京都府京都市下京区正面通烏丸東入廿人講町25創業 : 1918年webURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月17日フィルメランジェ(FilMelange)から藍染職人・リトマス(LITMUS)とのコラボレーションアイテムが登場。2021年7月22日(木)よりハウスフィルメランジェなどで発売される。職人による唯一無二の“藍染”ウェアリトマスは、日本に古くから伝わる天然の素材のみを使用した染色技法“灰汁発酵建て”を受け継ぐ、藍染めづくりの職人集団だ。2020年に続き7度目のコラボレーションとなる今回は、初となるグラデーション染めのTシャツが登場。ホワイトのボディにぐるりと1周、本藍染が施されている。手作業によって生まれる染色の“ムラ”は個体によって異なるため、ひとつとして同じものが存在しないのが魅力だ。2020年に登場したオリジナルタイダイ染めのシリーズからは、半そでのスウェットがラインナップ。夏の空のような、ブルー×ホワイトのカラーが美しい1着だ。その他にも、スウェットパンツやキャップなども展開される。なお、本コラボレーションアイテムは、染め方はもちろん、最高品質の生地を使用。着用を重ねるごとに、藍染の色の変化とともに生地自体の風合いの変化も楽しめる。【詳細】リトマス×フィルメランジェ発売日:2021年7月22日(木)販売店舗:ハウスフィルメランジェ、公式オンライン通販サイト※オンラインは7月24日(土)より販売開始予定。住所:東京都港区元麻布3-4-29 トゥールブランシュ麻布 1FTEL:03-3473-8611<商品詳細>■Tシャツ、ノースリーブ(サイズ1、3~5)・SUNNY水色 19,250円 / 浅葱 20,900円 / 縹 23,100円・JAMESグラデーション 25,300円・DIZZY水色 20,900 / 浅葱 22,550円 / 縹 24,750円・DIZZグラデーション 26,950円・VARNON水色 24,750円・ELENI※レディース水色 17,600円■スウェット(サイズ3~5)・CARL空色 31,900円 / タイダイ 38,500円■スウェットパンツ(サイズ3~5)・CLAY空色 27,500円■小物・COLIN2(キャップ)浅葱 22,000円※一部商品のみ 1サイズあり
2021年07月15日天然染料で、色鮮やかで、心身ともに様々な効果をもたらしてくれる藍染め。ハイブランドやデザイナーズブランドの古着が、貴方だけの一点モノとして生まれ変わります。TATRAS CONCEPT STOREにて、ハイブランドやデザイナーズブランドのヴィンテージを天然染料の藍染によってリメイクをし、新たな息を吹き込む『BOKU WA KUMA』がPOP-UPイベントを開催いたします。TATRAS CONCEPT STOREでは、セレクトショップとしてどの様な行動を起こせば地球環境や地域コミュニティなどの「社会」にとって良い影響を与えられるかを考え《SOCIAL GOOD PROJECT》を立ち上げました。『BOKU WA KUMA』は行き過ぎた大量生産・大量消費の時代を終わりにし、もう一度ヒューマンスケールに戻すこと。着なくなったから捨てるのではなく、藍染という手法で新たな価値と温もりがプラスされた持続可能でファッショナブルな洋服を現代のライフスタイルに馴染ませていくことをブランドコンセプトに展開しています。Sustainable(環境や社会に優しい持続性)、Upcycling(循環による新たな価値)を体現できるブランドとして今回のPOP-UP STOREの開催に至りました。インタビューページはこちら↓■石丸圭子さんプロフィール美大卒業後、ディスプレイコーディネーターを経て渡仏。パリ・ソルボンヌ大学へ入学し、トレンドブックの制作やGAP JAPAN INTERNATIONALにてスタイリストなどをしながらラグジュアリーブランドのヴィンテージを収集。帰国後は、ヨーロピアンヴィンテージを扱う古着屋BALDOTを立ち上げ、その後同じくヨーロピアンヴィンテージとリメイクを扱うGARCIA MARQUEZ(後にCRYSTAL BALLに改名)をスタート。2010年に会社、ブランドを売却し、沖縄へ移住。2019年にBOKU WA KUMAをスタート。POP- UP STORE開催店舗9月11日(金)~9月22日(火)TATRAS & STRADA EST 日比谷店100-0006東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー2階 201営業時間 11:00~20:00定休日:不定休03-6273-34009月25日(金)~10月4日(日)TATRAS & STRADA EST 大阪店530-0001大阪府大阪市北区梅田2-4-9 BREEZE BREEZE 1F営業時間 11:00~20:00(日祝19:00)定休日:不定休06-6450-8456企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月14日トリー バーチ(TORY BURCH)と徳島県の藍染工房「ブアイソウ(BUAISOU)」のコラボレーションによる限定コレクション「トリー バーチ×ブアイソウ ギンザ エクスクルーシブ コレクション(TORY BURCH x BUAISOU Ginza Exclusive Collection)」が登場。2019年4月1日(月)より、トリー バーチ 銀座店にて発売される。藍の産地として知られる徳島県を拠点とする「ブアイソウ」は、昔ながらの素材と伝統技法で、藍の栽培から染色づくり、仕上げまでを一貫して行っている藍染工房。複雑な工程経た、染料と模様の繊細な組み合わせによって生み出される海のような深い青色がプロダクトの特徴だ。そんな「ブアイソウ」とトリー バーチによる今回のコラボレーションは、トリー バーチの銀座旗艦店オープンを記念したもの。コレクションではタイダイ柄のロングシャツドレスとチュニックがラインナップされる。用意されるアイテムは手作業で染められるため、全てが一点物。ロングシャツドレスの襟やチュニックの胸元のディテールには、ボディと違う染め模様の生地を用いて、コントラストのある表情生み出した。なお、今回のコラボレーションに合わせ、トリー バーチ 銀座店のウィンドウではブルーとホワイトを基調にしたインスタレーションを実施。アイテムからディスプレイまで、デザイナーのトリー自身も大好きだと語るブルーとホワイトのカラーコンビネーションで彩られた店頭に、是非足を運んでみて。 【詳細】トリー バーチ×ブアイソウ ギンザ エクスクルーシブ コレクション発売日:2019年4月1日(月)販売店舗:トリー バーチ 銀座店住所:東京都中央区銀座4-3-11価格:ロングシャツドレス 110,000円+税、チュニックドレス 110,000円+税【問い合わせ先】トリー バーチ ジャパンTEL:0120-705-710
2019年03月15日東京・中目黒のライフスタイルセレクトショップ・ブリック&モルタル(BRICK&MORTAR)中目黒本店では6月25日、26日の2日間限定で、オリジナル藍染ストローハットのオーダー会が開催される。ブリック&モルタルは今回、保管時の日焼けにより流通できなくなった希少な高級天然素材「シゾール(麻)」のデッドストックを深く冴えたジャパン・ブルー(阿波藍)に染め上げ、ストローハットとして蘇らせたオリジナルアイテムを発売。すくもに木灰汁、ふすま、石灰のみを混ぜて発酵させる藍建ての伝統技法である「地獄建て」によって、シゾールの軽くしなやかで、光沢のある素材に藍の色が最大限に表現される。オーダー会では、ベースを単色、根巻き絞り、群雲(むらくも)絞りの3種類から、形をソフトハット(中折れ帽)、ボーラー、カンカン帽の3種類から選ぶことが可能。また、シルクリボンやレザーリボンなどのオプションも用意している。なお、納期は2週間程度となる予定だ。【イベント情報】「ブリック&モルタル オリジナル藍染ストローハットオーダー会」会場:ブリック&モルタル住所:東京都目黒区中目黒1-4-4 1階会期:6月25日、26日時間:12:00~18:00料金:1万6,000円(オプションは別除)
2016年06月25日●漆塗りのコップに幼少期から触れる昔ながらのビジネスモデルや、廃れつつあるモノやコト……。少しだけ手を加えて“リブート”させると、それが途端、斬新なビジネスに生まれ変わることがあります。そこには多くのビジネスマンにとってのヒントがある、かも。そうしたビジネスモデルにスポットを当て「リブート! “再起業”の瞬間」としてシリーズでお届けします。第3回目は、日本の伝統を次世代につなぐ「和える」の登場です。○赤ちゃん・子ども用に特化した日本の伝統産業品色鮮やかな漆塗りのコップ。手に持つと、段差が自然と指にフィットして、吸い付くように馴染む。ただ、大人の手には少し小さいか――。「ちょうど2歳くらいのお子さんが自然と両手で持ちたくなるサイズになっているんです。取っ手をつけていないのは自然と両手で丁寧に持つ習慣がつけばいいな、という思いから作りました」と、このコップを生みだした「和える」の矢島里佳代表はいう。「お子さんが成人する頃には、そのままぐい呑みとしてもお使いいただけます。大人になっても愛着を持ってお使いいただける、一生モノのコップなんですよ」(矢島さん)。「和える」は、日本の伝統産業の技術を生かし、現代にマッチした新たな付加価値を提案している新進メーカーだ。似たコンセプトの企業はいくつかあるが、同社がそれらと一線を画す特徴は「0~6歳向け」に絞って商品展開していること。前出の漆塗りコップは青森の津軽塗りという伝統産業の技術を生かして、しっかりと子ども用に機能とデザインを工夫してある。産着や前掛け、器などもすべて「本藍染」「波佐見焼」「江戸更紗」といった各地で古くから受け継がれている伝統産業の技術を使っているが、乳幼児が使いやすいような機能とデザインが採用されているというわけだ。販路はオンラインショップと百貨店、そして目黒と京都にある直営の実店舗だ。商品はどれも手仕事で、何十工程も経て仕上げられる。そのため、例えば前出の「青森県から 津軽塗りの こぼしにくいコップ」などは1個1万4000円~だが、ひとつのものができあがるまでの時間や“一生モノ”であることを考えれば決して高くはない。子どもには可能な限り丁寧に作られた本物に触れてほしい――。そう考える親は多いもの。「和える」の伝統産業の技術を生かしながらも現代の生活にマッチした商品は、まさにそんな人たちの支持を受け、売上を伸ばしているというわけだ。「丁寧な暮らしに目を向けてくださる方が増えるのはとてもうれしいことです。そのような方々の暮らしに“aeru”のものたちが寄り添うことができればと思っています」(矢島さん)。もっとも、矢島さんは、いわゆるマーケティング的に「0~6歳向け」とターゲットを絞ったわけではないと説明する。●「伝統産業の魅力を知ってもらいたかった」○幼少期に触れた「ホンモノ」は忘れない。“伝統産業×乳幼児向け”商品。そもそも矢島さんがこのアイデアにたどり着いたきっかけは、大学に通いながら取材・寄稿していた自身の雑誌連載だった。もともと矢島さんは、中学で茶華道部に所属したのをきっかけに、茶器や棗(なつめ)、着物など日本の伝統に関心を持っていた。何せTVチャンピオン2の「なでしこ礼儀作法王選手権」で優勝したほどである。そして日本の文化や伝統に強い興味を抱いた結果、大学時代に自ら企画した「日本の伝統産業の若手職人を取材する」連載を持ち込み、夢を実現させた。「各地で代々受け継がれてきた伝統を知るのは、とても楽しく学びのある経験でした。ただ、いつも気にかかるお話が聞こえてきました」(矢島さん)。それが「ものが売れない、後継者がいない」といった声だった。伝統産業が今や衰退して、ジリ貧の状況にあるのを目の当たりにしたのである。どうすれば、この流れを食い止められるのか――。たどり着いたのが「伝統産業に出会う機会を生み出すことができればよいのでは」という考えだった。「子どもの頃に触れたホンモノから得た感動は、大人になっても忘れられないもの。けれども、現代は幼少期に自国の伝統に触れられる機会が少ない。それなら、赤ちゃんや子どもたちにこそ伝統に触れてもらう機会をつくれば、大きくなったときにも『漆器の口当たりって心地いいよね』『木のぬくもりが好き』という感覚を持ち続けていただけるのでは、と考えました。私自身、茶道や華道に触れなければ、伝統の魅力に気づくきっかけがありませんでしたからね」。そして、矢島さんは「伝統産業の技術を生かして赤ちゃん・子ども向けの商品をつくる」というありそうでなかったビジネスモデルで、学生向けのビジネスコンテストにて優勝。これを機に起業にいたり、それまでの取材で出会った職人さんとのつながりも活用して、唯一無二のブランド『0から6歳の伝統ブランドaeru』を立ち上げ、すでに5年目を迎えた。矢島さんには、大事にしている“かんどころ“があるという。それは商品を説明するときに、伝統産業であることをさもありがたがって伝えないことだ。どこそこの伝統産業でこんな工程を踏んでいます、なんていうことを最初に伝えても、ほとんどの客にとっては意味がない。今は伝統産業がブランドとして伝わっていないのだから、心に響かない。それよりも「この機能とデザインが子どもたちにとってどんな意味があるか」をしっかりと伝えている。「伝統産業だからという理由や、素敵なデザインだから人気が出るという時代ではなくなってきていると感じています。どんなものでも、しっかりと魅力を伝える努力をしていくことがなければ」(矢島さん)。社名の「和える」は、先人の智慧と現代を生きる私たちの感性や感覚、それぞれの本質を引き出したうえで、新たな価値を生み出したい、という願いから名づけたものだという。それはとても丁寧だが、手間がかかることだ。けれども未来につながる、まっとうなものづくりでもある。(写真提供:株式会社和える)○【連載】リブート! “再起業”の瞬間【第1回】「頼り合える関係」をネットで復活 -1000人の声で磨いた500円“子育てシェア”【第2回】日本酒の定期購入サイトSAKELIFEはなぜ伸びる? -「居酒屋チェーンの日本酒を飲んだとき『これチャンスだ』と思った」【第3回】赤ちゃん・子ども用品に特化 - 学生起業家が日本の伝統産業を救う
2016年02月12日