ハリウッドの大物セレブやスポーツ選手でも取り入れている方が多いという「瞑想」。体験してみたことはありますか?今日は、ヨガインストラクターの著者が「瞑想を行なうことで得られるメリット」についてご紹介したいと思います。■1.ストレスが減る瞑想の目的は心を沈めることにあります。と言っても、もっと簡単に言えば「本来の自分と仲良くなること」が目的です。例えば、瞑想をして自分と向き合うことで、思考パターンを見つけることができます。「まだ起きていないことを考え過ぎてしまう癖」「人目を気にし過ぎて自分らしくいられないこと」「ルールを自分で設定し過ぎて苦しくなっていること」など、人それぞれ自分を苦しめている思考パターンが異なります。自分の思考パターンを知っておけば、ストレスを感じた時にそのパターンに陥ってしまっていないかを考えることでき、ストレスを減らすことができます。例えば、「将来のことが不安」という方は、思考パターンに「まだ起きていないことを考え過ぎてしまう癖」があるだけで、実際は不安がるような問題は存在していないのかもしれません。まずは思考パターンを知って、本来の自分と仲良くなることが大切!■2.集中力が増す瞑想中は「無」になることが大切。何も考えないようにと教えられる瞑想もあります。瞑想は、外から見ると黙って座っているだけの行為ですが、何も考えずに座っているのは結構大変。日常生活だと、仕事に集中していても誰かに話かけられれば、それに反応しなければなりません。電話が鳴れば、何かをしている途中でも出なければなりません。でも瞑想をするなら、物音がしても無視して瞑想に集中し続けなければなりません。目も閉じているので、意識を向けられるのは自分だけです。「外の情報が気になるけれど自分だけに集中する」という行為を繰り返す中で、集中力をつけることができます。■3.健康的な生活をする意識が高まる東洋医学の考え方で、陰と陽という2つの考え方があります。例えば、お肉は極陽に寄った食べ物であり、アイスは極陰に寄った食べ物と考えられています。焼肉に行ってお肉をたくさん食べた後にアイスを食べたくなることはありませんか?これは、お肉をたくさん食べたことで体が陽に傾いたので、陰の要素を取り入れてナチュラルな状態に戻そうという意識が働くからです。心と体はつながっているので、瞑想を行い、心を平穏な状態に保つことができれば、自然と身体もナチュラルな状態に保ちたいと思うようになります。そうなると、ジャンクフードやお菓子、レトルト食品などから卒業して、健康的な生活が送れるようになります。■4.美容にも効果的アメリカの研究では、瞑想を行なうことで老化を助長するホルモンの分泌が低下し、若返りや睡眠に関係するホルモンの分泌が上昇したという結果が出ています。ストレスが減り、睡眠の質が上がるだけでも美容に対して効果的です。■おわりに本来の瞑想の目的は「心を無にすること」なので、何も考えないようにするのが大切です。ですが始めから何も考えないのは難しいので、最初は「自分と仲良くなる」をテーマに、始めてみてはいかがでしょう?(栢原 陽子/ハウコレ)
2014年11月11日よく歩いている人は、脚がキレイ。足首やふくらはぎが締まって、ヒールが映えます。身体の2/3の筋肉があるといわれる脚。「歩くこと」は、その多くの筋肉を使えるチャンスです。また、一生できる、お金がかからないエクササイズでもあります。今回は、歩くことのメリットを4つご紹介いたします。■1.むくみが抜ける歩くとむくみが抜けることはご存知ですか?動くことによって筋肉が伸び縮みし、牛の乳搾りのように血液やリンパの循環をサポートします。実際に、ミルキングアクション(搾乳作用)と呼ばれているんですよ。しばらく歩くとお手洗いに行きたくなるのも、血液やリンパの循環が良くなり、体が要らなくなったものを排出しようとしているから。ももが一回りスッキリすることもあります。水が足りなくなると身体はむくむので、お手洗いでスッキリしたら水を補給しましょう。ショッピングに出かけるときは、むくみ対策にペットボトルのお水を一本持ち歩くことをオススメします。■2.体脂肪が減る有酸素運動で脂肪が燃えるのは有名ですね。有酸素運動とは、「エネルギーを使う際に酸素が使われる運動」のことを指します。有酸素運動には、脂肪を燃焼するレベルの運動と、カロリー消費が高い運動があります。脂肪燃焼するレベルの運動の感じ方の目安は、「ややきつい」、「しゃべれるけれど、少しだけ息が切れる」くらい。また、15~20分以上動くことで、脂肪の燃焼量が増えます。体脂肪率が減ると、体重が減っただけのときより、スッキリみえるんですよ。平日動く暇がない人は、週末に身体を動かしてリフレッシュしませんか?■3.脚が引き締まる歩いている人、ジョギングをしている人は、足首が締まっています。これは、足首から下が「しなり運動」をしているため。しなり運動とは、「かかとから着地して、足の裏全体で床をなめるようにし、最後は指の付け根部分で抜ける動き」です。歩く・走るでは、この動きが自然に行われます。しかし、足首が細くならないとお悩みの人は、全体で着地し、ドタドタ歩いていることが多め。足首を使って、軽やかに歩きましょう。内ももに隙間がない人は、体脂肪率が高めで、もも全体に脂肪がついています。歩きとストレッチを併用すると、ももは細くなります。動きのよい筋肉を育てて、脂肪が溜まりにくい身体を目指しましょう。■4.腹筋が締まるくびれを作りたい方は、歩くことで脇腹部分にある「外腹斜筋」を使ってみましょう。外腹斜筋は、下腹を締めている腹筋。その外腹斜筋に関連する脚を意識して使うことで、キレイなくびれを作ることができます。なぜなら脚は、身体の土台。脚の動きをしなやかにすることで、姿勢を無理なく整え、スタイルアップに繋げましょう。俗にいう腹筋は、おへその上下にある縦の筋肉。縦の筋肉でお腹をへこませて、横にある外腹斜筋で締めましょう。いつも歩く時より、「脚を1~2センチ前に出す」よう心がけてみてください。脚の動きに伴って、外腹斜筋に意識を向けやすくなり、使いやすくなります。実感がないときは、外腹斜筋を手で触ると意識しやすいですよ。歩くだけで使われる腹筋。一石二鳥を体験してみてくださいね。■おわりにいかがでしたか?歩くことは、一生できる手近な運動。ちょっとした歩く動作で、足首やお腹をスッキリさせることができます。日常の中で効率よくキレイが創造できますように!(村上カナコ/ハウコレ)
2013年11月13日