(画像はプレスリリースより)「アンテナ」のテレビCM第3弾のオンエアがスタート!株式会社グライダーアソシエイツは、自社が管理する「アンテナ」(Antenna)の第3弾になる、テレビCMの「確かめるオンナ」篇を、(一部を除く)全国で期間を限定して、6月11日からオンエアする。アンテナは「キュレーション マガジン」で、ユーザーがさまざまな話題を発見できることや、利用者が希望するアイテムをすぐ購入できる便利なサービスにより、現在300万人を超えるユーザーから利用されている。また、230以上の選び抜かれたメディアから、日々600以上の記事を発信しているという。テレビCMの内容と、登場するローラさんこの「確かめるオンナ」篇に、ファッション雑誌やバラエティの番組などで活躍しているローラさんが起用されている。CMでは、プライベートも仕事も充実しているが、見えない不安を抱いていた社会人1年目の女性OLを演じるローラさん。そして「アンテナ」で発見した「青い池」を目指して旅に出る。美しい静かな青い池を見ながら、OL女性役のローラさんは何かを決意する、というストーリー。ローラさんは、20代女性OLの複雑な心の内面を上手に表現している。また「青い池」の美しさとともに、ローラさんの後ろ姿も印象に残るCMとなっている。この「青い池」は、北海道美瑛町の白金温泉近くにある池で、美瑛では人気のスポット。ローラさんはCMの撮影後のインタビューで「青い池」について、「なんか、とても感動した。こんなにきれいな青が日本にあるんだと、見とれていた」(株式会社マクロミル プレスリリース PR TIMESより)と、感動した気持ちを語った。【参考】・株式会社マクロミル プレスリリース (PR TIMES)・株式会社グライダーアソシエイツ「Antenna」
2014年06月12日ソニーは2月6日に行った第3四半期の決算発表において、2014年7月を目処にテレビ事業を分社化することを発表した。なぜPC事業は売却で、テレビ事業は分社化なのか? 本稿では、その背景を探る。関連記事【レポート】2014年7月の分社化で2014年度中のテレビ事業黒字化を推進 - ソニー・2013年度第3四半期決算発表(2014年2月6日)ソニーが発表したテレビ事業の分社化は、これまで「聖域」と言われた領域にもメスを入れたものだといえる。テレビ事業は、ソニーの大黒柱であるエレクトロニクス事業の「顔」であり、「SONY」ブランドを最も象徴する製品であった。そのテレビ事業を分社化するという平井一夫社長の選択は、ソニーのエレクトロニクス事業の改革が、もはや予断を許さない状況にあることを示すものだといえよう。同社の平井一夫社長は、「エレクトロニクス事業は、今後も厳しい状況で推移すると考えている。テレビ事業、PC事業は、今期目標としていた黒字化は困難な状況にある。この状況を鑑み、将来を見据えたエレクロニクス事業の再生と成長を加速するために、さらなる構造改革を実施する」と語り、テレビ事業の分社化、PC事業の売却および収束を決定した。平井社長は就任以来、エレクトロニクス事業の黒字化を必達目標に掲げてきた。だが、2013年度もそれは未達となる。その元凶となっているのは、やはりテレビ事業である。テレビ事業は、2013年度の赤字によって10年連続の赤字となり、その長いトンネルから抜け出せない状況にある。「テレビ事業は数を追わず、収益構造の改革を優先する。テレビ事業の黒字化なしでは、ソニーの再生も、その後の成長もない」と平井社長は語っていたが、あと一歩がなしえない。もちろん再生計画は着実に成果をみせつつある。2011年11月時点ではマイナス1,750億円、2011年度末時点(2012年3月)でもマイナス1,475億円あったテレビ事業の損失は、液晶パネル関連コストの削減、商品力強化とオペレーションの改善などにより、現時点でマイナス250億円まで追い込んだ。○一定の成果をみせる収益改善策ソニーの加藤優CFOは「2年でブレイクイーブンにするという計画は達成できていないが、赤字幅は6分の1に圧縮。一定の成果はあったと判断している」と語る。サムスンとの合弁である液晶パネル生産のS-LCDを解消し、テレビの製造拠点を相次いで閉鎖。製品ラインアップの絞り込みなどの荒療治にも取り組んできた。2009年11月に発表した中期計画においては、2012年度には年間4,000万台の事業計画も策定したが、2013年度見通しでは1,400万台と、そこからは約3分の1程度にまで大幅縮小している。だが、「2013年度に250億円の赤字が残るのは、高付加価値商品の展開が遅れたことや、新興国の市況悪化によるもの」(加藤CFO)と説明。来年度の黒字化への足掛かりをつかんでいることを示す。その状況下でのテレビ事業の分社化ということになる。平井社長は「分社化すると黒字になるというオートマティクなものではない」と前置きしながらも、「Xperiaで実績をあげているソニーモバイルコミュニケーションズ、プレイステーション事業を展開しているソニー・コンピュータエンタテインメントは、それぞれソニーの100%子会社としてビジネスを行っており、スピーディーな経営を実現している。これをテレビビジネスに持ち込むことになる」とする。平井社長自身もソニー・コンピュータエンタテインメントの出身であり、分社化のメリットを良く知る人物だ。「独自のマネジメントを行い、現場で判断することで、さらに経営スピードを加速できる。それを進めることが黒字化への道である」と平井社長は語る。テレビ事業部門にとっては、分社化することで責任の明確化が進む一方で、独立して判断できる体制が整うことを歓迎する声もある。ソニーグループ内からは、テレビ事業にはあれこれ口を挟む人が多かったが、それが薄れることになるのはプラス効果」とする声もあがる。●「One Sony」を目指す上でテレビ事業は重要で不可欠な役割?ただし、分社化が万能の特効薬ということはもちろんない。分社化しても独立性が担保されず、経営スピードが加速しなければ、テレビ事業の再生がままならないのは明らかだ。平井社長にとってみれば、分社化はテレビ事業黒字化に向けた「最後の賭け」ということになろう。そして分社化は、テレビ事業をそういう「崖っぷち」に置き、もはやあとがないという危機感を持たせる特効薬になる。しかもテレビ事業でさえも、分社化の対象になるのだという危機感を、他の事業部門に植え付けることにもなる。テレビ事業の再生の鍵は、「量」ではなく「質」になる。平井社長は「テレビ事業は、4Kを中心に高付加価値路線が功を奏している。これを伸ばしていく」とする。平井社長によると、2013年4月には37型以上のテレビ市場において、ソニーは市場全体の平均単価を35,000円ほど上回ったが、2014年1月時点では50,000円程度上回っているという。平井社長は「この2年の施策を通じて、テレビ事業の再生への道筋はみえている。テレビ事業は正しい方向に向かっており、軌道に乗っている」と高付加価値路線へのシフトに自信をみせる。テレビ事業は、ソニーにとってはなくてはならない事業だ。その点では、PC事業とは状況が異なる。ソニーは、市場が縮小傾向にあるPCを捨て、成長が見込まれるスマートフォン、タブレットに経営資源を集中することで、モバイル領域における需要をカバーできると考えている。だが、テレビは代わりになるものはない。○4番バッターのテレビでも二軍に落とす「テレビは引き続き、リビングルームにおける視聴体験を実現する上で、重要な役割を果たすとともに、技術的資産は他の商品カテゴリーにおいても、当社の差異化技術として活用される」と語る平井社長。そして「会社はセパレートだが、"One Sony"の中でビジネスをやっていくことになる」というほど、平井社長が目指す「One Sony」の中で不可欠な事業にテレビは位置付けられているのだ。「4番バッターを二軍に落とす」という言い方は適切ではないだろうが、今回のテレビ事業の分社化はそんな印象すら抱かせる。そこでどんな変身を遂げるのか。その変化こそが、将来のソニー全体の経営体質を変えることになるのかもしれない。同日に日本産業パートナーズへの事業譲渡が発表されたPC事業における減損損失82億円、デバイス分野での減損損失321億円を計上したほか、構造改革費用を追加計上したことにより営業外損益を圧迫した。これに加えて、スマートフォンやPCを手がけるMP&C事業、テレビやレコーダーなどを手がけるHE&S事業、さらにデバイス事業で営業利益が想定を下回り、これらをデジタルカメラなどのIP&S事業、ゲーム事業、音楽事業、金融事業での想定を上回る営業利益がカバーできず、大幅な下方修正となった。MP&C事業ではPC事業の譲渡に伴う構造改革費用として200億円が追加計上されているほか、スマートフォンの販売が4,200万台から4,000万台へと下方修正され、損益へマイナスの影響を与えている。懸案となっているエレクトロニクス分野の再生に関しては、先述したようにPC事業を譲渡してリソースをスマートフォンやタブレット端末に振り向ける。また、長年続く赤字体質が問題となっていたテレビ事業に関しては、必達目標としていた今年度の黒字化は困難となったものの、赤字幅の圧縮により2014年度の黒字化へ手応えを感じている様子を見せた。
2014年02月15日「視聴者のテレビ離れ」と言われるようになって随分たちます。視聴者が見ない理由として「今のテレビ番組はつまらない」ことが挙げられたりしますが、では「テレビ番組は昔の方が面白かった」とみんな思っているのでしょうか。調べてみました。調査期間:2012/8/28~2012/8/30アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■テレビ番組は昔の方が面白かったと思いますか?昔のテレビ番組の方が面白かった279人27.9%どちかというと昔のテレビ番組の方が面白かった303人30.3%どちらでもない390人39.0%どちらかというと今のテレビ番組の方が面白い19人1.9%今のテレビ番組の方が面白い9人0.9%「昔の方が面白かった」と「どちらかというと昔の方が面白かった」を足した「昔のテレビ番組支持する派」はなんと58.2%。約6割の人が「昔のテレビ番組の方が面白かった」という意見です。対して、「今の方が面白い」と「どちらかというと今の方が面白い」を足した「今のテレビ番組を支持する派」はわずかに2.8%。圧倒的に「昔のテレビ番組の方が面白いと思う」という結果になりました。「今のテレビ番組の方が面白い派」、「昔のテレビ番組の方が面白い派」、それぞれに理由を聞きましたのでご紹介します。■昔のテレビ番組の方が面白かった!●昔はハチャメチャだった!昔の番組のがはちゃめちゃだった!若手の芸人の番組より、中堅芸人の若手のときの番組のほうが面白い。『ワンナイ』とか『笑う犬の生活』とか『ココリコミラクルタイプ』とか……。(大阪府/女性/25歳)若手を中心に挑戦的なお笑い番組を作る。一部ではやってるんですけどね……。●最近は予算がシブい!昔の方が予算がかかっている。規制も緩い。(徳島県/男性/36歳)最近のテレビ局の予算がシブくなってるのは確かです。出入りの放送作家諸氏に伺いましたが本当のことです。規制に関してはこの人以外にも多くの人から指摘がありました。「規制するから面白くなくなる」といったご意見です。●昔の方が見応えがあった内容がマンネリ化しているし、制作費の関係なのか、昔の方が規模の大きな番組が多くて見応えがあったように思う。(滋賀県/女性/28歳)予算も影響しているでしょうね。昔は昔で決して余裕があったということではないのでしょうが……。●番組に代わり映えがしない番組に出ている人が今よりも昔の方がさまざまな人が出演していた様な気がするから。今はAKBと面白くないお笑い芸人ばっかり出演しているような気がするから、変わり映えがなくて飽きる。(東京都/女性/24歳)最近は「この人だ!」ということになったら、その人ばっかりに出演が集中しますから。視聴率が低下傾向になって、そのトレンドはますます顕著になっています。●今の番組は印象に残らない昔のテレビ番組についてはすぐに思い出せるのに、最近のテレビ番組について思い出そうとすると、ほとんど思い出せるものがないから。似たような番組が多くて、印象に残らないのかも。(東京都/女性/23歳)思い出だから強く心に残っているという側面があるかもしれませんね。●昔の番組は内容が濃かったのでは!?昔のテレビ番組は、少ない出演者で、内容の濃いものをやっていた気がする。今はたくさんの出演者で適当にしゃべって、視聴者がその中から面白い部分を「拾い見」「拾い聞き」させられている気がする。(神奈川県/女性/27歳)出演者をやたら並べたがるのはプロデューサーの志向なんですよね。視聴率で数字を取らなくちゃならないので、少ない出演者で行くのが怖いんですよ。もちろんそうではないプロデューサーもいるんですが……。少なくなっています。●プロの節度があった出演する芸人たちにプロの節度があったから。それは態度もしゃべりもすべてにおいて。(栃木県/男性/56歳)これは芸人さんに聞いてみないとわかりません。ただ古き良き縦関係、先輩後輩関係というのが昔より希薄になっているのは確かだそうです(大手お笑い会社の舞台関係者から聞きました)。●ドラマもつまらない!今はドラマがつまらない。いい脚本家がいない。お笑いタレントは芸がない。出演者だけ大騒ぎをして盛り上がっているのを流しているだけ。一般参加の番組が少ないなど。(神奈川県/男性/58歳)ドラマの視聴率も下落を続けています。最近では2クールもたないで打ち切りになるドラマもありますね。■今のテレビ番組の方が面白い!●昔のテレビ番組は面白いですか?昔の番組を見ると、どうしてあんなのが面白いんだろう? と冷めた目で見てしまう。(東京都/女性/24歳)お笑い番組などで、今と比べて「間が長い」などと感じることはあるでしょうね。これは番組のジャンルなどにもよるでしょう。●生意気な司会者がいなくなったし生意気な司会者とその取り巻きが出演してる番組が減ったから。(埼玉県/女性/32歳)えーっと、これはあの人のことなのでしょうか(笑)。●視聴率重視=視聴者の求める者今の昔では流れが違うため一概に比較はできないが、今の番組は視聴率を気にしているため、視聴者の求めるものを放送していると思う。(愛知県/男性/29歳)これが難しいところなんです。視聴率ばっかり気にしていると冒険できない、マンネリ化、視聴率の低下、みたいなサイクルにはまることがありますので。●昔の番組はうるさい!?芸人のトークだけでも面白いから。昔の番組はうるさいだけだった気がする。(福岡県/女性/35歳)逆に、「今の番組はうるさいだけ」という意見も頂いております。●お笑いは面白い!お笑いが格段に面白くなった。(埼玉県/女性/26歳)テレビ番組の自主規制という問題とも関連して、お笑い番組の制作現場は苦心惨憺(さんたん)だそうですが……。昔のテレビ番組を面白いと思っている人が圧倒的に多いという結果になりました。みなさんは今のテレビ番組と昔のテレビ番組、どちらが面白いと思いますか?(高橋モータース@dcp)
2012年11月25日セブン&アイグループは5月より、SMAPを起用した「2012年 セブン&アイ夏ギフト」のプロモーションを展開。そのテレビCMのオンエアが15日からスタートした。テレビCMは、SMAPメンバー5人が国会の議長席を取り囲み、国会審議さながらに激論を繰り広げながらおすすめギフトを決定するユニークな作品に仕上がった。楽曲には、テレビCM曲として書き下ろされた、SMAPの新曲「gift」を使用。作詞・麻生哲朗、作曲・菅野よう子という、ニューシングル「さかさまの空」と同じコンビが手掛け、夏にふさわしい軽快なリズムに仕上がっているという。「夏ギフト」では、SMAPによる「史上最大の試食会」開催を経て、日本全国の旬の味覚や名産品、全2,500点の中からメンバー5 人が厳選した15品を選び抜き、カタログギフトの配布、予約受付を行っている。なお、CM本編とメイキング動画は、セブンネットショッピング内の特設ページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日正しく言うなら“video game”。テレビゲームがスタートしたころは、ゲーム機をビデオデッキの接続端子につないでテレビに映し出していたので、こう呼ばれたのがその始まり。今ではビデオデッキ自体過去の物ですけど、いまに呼び名は変わっていません。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月01日“みんなを、笑いでつなごう。”をテーマに、9月17日(土)~19日(月・祝)の3日間、在阪民放5局がタッグを組んで、京都・大阪・神戸と広範囲で繰り広げる一大イベント『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』の製作記者発表が、8月3日、行われた。司会を務める藤井隆、佐藤麻衣のほか、西川きよし、東野幸治らも登壇した。『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』のチケット情報『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』は、テレビ放送をはじめ、関西各地の劇場やイベント会場で延べ1080人の芸人が出演。ライブも多数行われる。オールナイトイベントや東西若手対決、ET-KING主宰のコントミュージカルなど、スペシャルイベントを開催。初日の在阪民放5局の生放送リレー中継では、5upよしもとをメイン会場にネタを披露し、各局が1時間ずつ放送する。番組の司会を務める西川きよしと東野幸治は、「こういうふうに横のつながりでアナウンサー同士が交流するのもなかなかないと思うので、みんなでひとつになってやるというのは関西も盛り上がって本当にいいなと思います」(東野)、「5局リレーというのは、30年前の御堂筋パレード以来のこと。大阪がひとつになって、すばらしいイベントができると思います」(西川)と、思いを語った。『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』は、東日本大震災の被災者へのエールを込めて、芸人たちによる募金活動やチャリティーオークションが開催される。「小さなことからこつこつと、真心をひとつにして、関西の空から大きな心を東北の方へ、みんなで力を合わせて元気をお届けしたいなと思います」と西川が意気込みを語った。最終日の9月19日(月・祝)には、5局による一斉放送も決定。3日間の総まとめとして数分間、神戸メリケンパークより同一内容での放送する予定。チケットぴあでは、8月9日(火) 11:00から11日(木) 11:00まで先行抽選[プレリザーブ]を実施。一般発売は8月14日(日) 10:00より発売。3日間フリーパスも販売される。
2011年08月05日「若者のテレビ離れ」と最初に言ったのは誰でしょうか。確かにこのフレーズに耳が慣れたころから、筆者の周りでは「テレビのない生活」を送る人が増えています。いわゆるネット社会の影響かと思いきや、理由は多岐に亘るようで……。テレビを家に持たない人々は、なぜテレビを捨てたのか。その真相に迫ってみたいと思います。(Photo by cjc4454,Some rights reserved)■テレビがないことが、カレの家に遊びに行くきっかけになる(25歳/女性)「テレビがないのは友人や彼に会いたいときの口実になる。『テレビを見たいから今から行っていい?』のひとことで、誰かの家にあがることができます。一人で見るのは寂しいけれど、一緒に見るのは楽しいな、なんて思ったり……へへ。テレビなくてよかったっていつも思いますよ」寂しがりやのカワイコちゃんめ。テレビがないのを逆手に取る、なんとも小悪魔な発想です。■会社でテレビの話題をするのって、ダサくないですか?(26歳/女性)「家にいてダラダラとテレビを見るくらいなら、外に出て遊ぶ。もともと、いつも飲んでいるか、習い事をしているか、友人と会うなど外出をしているので、テレビを見ている時間なんてない。会社で、前の夜に見たお笑い番組やドラマの話をしている人を見かけるが、『暇なんだろうな』と思ってしまう」えっ!ダサいですか!?ちょっと言いすぎじゃないですか?そんな暇な時間があってこそ潤う生活もあるんですよ!と思わず筆者はこぶしを握り締めたご意見。■必要な情報はネットニュース、ニコニコ動画、YouTubeで十分(21歳/男性)「ニコ動やようつべ(訳:『ニコニコ動画』や『YouTube』)をよく見ます。何より、テレビは作るものが似ていて、パターンが同じであまり面白くないです」ホケー。今の時代、ずっと何年も同じことを繰り返す番組だって必要だと思うのですが……。恐るべしニューエイジ。■だって壊れたんだもん(25歳/男性)「半年前に、いきなり自宅のテレビが『ぷす~』って壊れて、そのまま。もともとあまり見ないから、新しいテレビを買おうとも思いませんでした。たまに、飲み会でタレントや芸能人の名前がでてくると話に入っていけなかったり、はやりに疎くなったりしますが、困るほどではないし……。ニュースは新聞で押さえているから詳しいですよ。そうそう、僕、新聞のほうが好きだわ」テレビって壊れるとき「ぷす~」っていうのですか!寿命だったのかな。■見たがりません、勝つまでは(28歳/女性)「お金に困ってないけど、時間がなくて困っている。夢をかなえるために時間を使う優先順位をつけていったら、一番いらない時間が『テレビを見る時間』だった。なくなってしまえば特に見たいと思うこともない。けれど、もともとはテレビが好きなので、今より余裕ができたらまた買うつもり。本来、テレビをだらだら見る余裕は、人に必要だと思うから」テレビを捨てても、テレビに肯定的なご意見。まるで、自分の将来のために恋人と別れるような切なさが漂います。テレビを見るよりも、優先したいことがある。平たくいえばそれが唯一の共通点だったようです。なかにはテレビへの批判をとなえる人もいましたが、それよりも自分のライフスタイルに合わなくなっただけ、というシンプルな意見が目立ちました。ちなみに、筆者はいつかテレビ番組『情熱大陸』に出るのが夢なので、少なくともあの番組が終わるまではテレビを捨てるつもりはありません。たとえ時間がなかったとしても、見たい番組があるかぎり、テレビを捨てる日はこないな、と思いました。(栗林弥恵/プレスラボ)今度はパソコンを持っていない人、インターネットを契約してない人の意見も聞きたいですね。(編集部:梅田)【関連リンク】【コラム】最もイライラするテレビ番組の演出ランキング【Q&A】高画質を観るには、テレビを買い替えなければダメですか?【コラム】テレビがつまらなくなった、その理由とは?
2010年07月11日