こんにちは!EVERY DENIMの山脇です。EVERY DENIMは僕と実の弟2人で立ち上げたデニムブランドで、2年半店舗を持たず全国各地でイベント販売を重ねてきました。 2018年4月からは同じく「Be inspired!」で連載を持つ赤澤 えるさんとともに、毎月キャンピングカーで日本中を旅しながらデニムを届け、衣食住にまつわるたくさんの生産者さんに出会い、仕事や生き方に対する想いを聞いています。本連載ではそんな旅の中で出会う「心を満たす生産や消費のあり方」を地域で実践している人々を紹介していきます。「源泉掛け流し」「循環ろ過」。この言葉を初めて耳にするという読者もいると思う。源泉掛け流しとは、地中から湧き出た温泉をそのまま浴槽の湯として常に利用している状態のこと。循環ろ過とは、浴槽の湯を循環器によって洗浄し再利用する方式のことである。源泉掛け流しの温泉は、科学的に健康に良いとされている温泉の効能を活かせる一方で、常に新鮮な湯を使い続けるぶんコストもかかる。逆に循環ろ過方式は、一定量の温泉を繰り返し使用するので資源を有効活用できるぶんコストがカットできる。ただし、循環ろ過に使用する塩素系薬剤は、温泉本来の効能を低下させてしまう。効能だけを考えれば源泉掛け流しの方が好ましいが、資源の確保や施設経営の面を考慮すると、循環ろ過に頼らざるを得ない一面もある。そんなジレンマを抱えたまま、源泉掛け流し、循環ろ過、またはその中間など、様々な施設が混在しているのが国内温泉業界の現状である。そんな中、とにかく良質な温泉を無くさないようにと奮闘する1人の若い女性が水品沙紀(みずしなさき)さん。栃木県日光市にある施設「中三依温泉 男鹿の湯(なかみよりおんせん おじかのゆ、以下、男鹿の湯)」を経営する28歳である。「お湯はいいけれど経営が続けれられなくなっちゃった温泉をとにかく救いたいんです」と語る彼女、20代にして温泉施設を経営することにした決意はどこから来たのだろうか。水品沙紀さん1000ヶ所以上を巡って抱いた温泉経営への想い千葉県出身の水品さんは小さい頃から家族でよく日帰り入浴をしていたのがきっかけで温泉に愛着を持って育った。本格的に温泉巡りを始めたのは大学生の頃。これまでに訪れた施設は全国1000ヶ所以上にのぼる。大学卒業後、温泉施設の運営を手がける「株式会社温泉道場(以下、温泉道場)」に就職。当時新卒を採用していなかった同社だが、温泉業界の改善に取り組みたいという彼女の熱い想いが届き、初の新卒社員として入社する。水品さんはその配属先だった埼玉の温泉で施設を経営するノウハウを学んだそうだ。勤め先だった埼玉の温泉施設は、地元の人が気軽に入りに来れる良い雰囲気の場所でした。施設運営のコンサルティングや再生を手がける温泉道場で働く中で「お湯は良いけど経営がうまくいっていない施設をどうすれば立て直せるか」についてどんどん関心が湧いてきました。想いは徐々に膨らみ、「いつか自分で温泉を経営したい」という強い願いへと変わってゆく。そして温泉道場に勤めて2年半、男鹿の湯との出会いをきっかけに退職。2014年7月から経営不振により休業していた男鹿の湯を再建をすることを決意し、開業に向けてスタートを切った。男鹿の湯は、経営を引き継げさせてもらえそうな施設を調べている中で見つけました。前職で勤めていた埼玉の温泉と水質が似ていたから親近感もあってここに決めたんです。男鹿の湯が位置する栃木県日光市の中三依という地域は、北の福島県会津地方と、南の日光市街を結ぶ交通の要衝だった。栃木県日光市にありながら、気候・風土は会津のよう。はっきりした四季の移り変わりや豊かな山々に恵まれ、最寄り駅である「中三依温泉駅」は浅草から電車で一本と、アクセスもしやすい。地球が語りかけてくるような自然に溢れた温泉大学の卒業論文では「地球と人をつなぐメディアとしての『温泉』」について論じたという水品さん。現代社会において温泉が果たす役割は、人が自然の中に生きることを感じられる点にあるという。湯治(とうじ)という言葉もあるように、古くから温泉は心身のメンテナンスとして機能してきた歴史があります。私自身も毎朝仕事初めの前に必ず入浴してコンディションを高めています。ただし、今の温泉業界の現状では、「温泉」と名がつくからと言って必ずしも効能が期待できるとは限りません。 温泉の定義とは「25℃以上の地下水」と曖昧であり、源泉掛け流しという言葉も濫用され、実態は不確かな施設があることも事実だと教えてくれた水品さん。一経営者として施設を続けていく難しさを承知している彼女は、そのような状況を仕方ないと理解しつつも、自分自身は温泉の質にこだわっていくと熱く語ってくれた。私が良いと思う温泉は山奥であったりと、大体アクセスの不便な所にあって、たくさんの人に知られているとは言えません。その代わりに岩場からすぐ近くで湧いた源泉を掛け流していてお湯も新鮮だし、環境を維持するために地域で大切に守られてきた歴史もあって、とても豊かな場所ばかりです。まるで地球が「はい、できましたよ!」と語りかけてくれているような、本物の自然を味わえる温泉に入り続けること、そしてそんな温泉の存在を広めていくことが、埋もれてしまっている良質な温泉を失わないために、今の私ができる地球と人への何よりの貢献だと思っています。恥ずかしながら筆者は水品さんに出会うまで、温泉業界の現状や源泉掛け流しという言葉も知らなかった。このように新たに興味を持ち、知識を得ようとしていく人にとって、一番の壁は「何が正しい情報なのかわからない」ということだろう。特に健康と名のつく分野においては科学的に裏付いた知識や情報を正確に手に入れることが必要になってくる。しかしそのハードルはなかなか高い。そんな中、水品さんの優しく、力強い語り口は、あっという間に僕を魅了し、もっと温泉について詳しくなりたい、温泉を楽しみたいと思わせてくれた。自分のことはとても謙虚に話す。けれど温泉のこととなると止まらなくなるくらい言葉に溢れ、自信に満ちた表情で楽しい話をしてくれた水品さんを見て、彼女がこれからたくさんの良い温泉を後世に引き継いでくれるんだろうと確信した。中三依温泉 男鹿の湯公式サイト|Facebook2016年4月リニューアルした栃木県日光市の日帰り温泉。温泉をこよなく愛し全国1000件以上を巡った水品沙紀が手がける。「Reborn(生き返る)」をテーマに、温泉の他にも食堂やタイ古式セラピーを併設。EVERY DENIMWebsite|Facebook|TwitterEVERY DENIMとは2015年現役大学生兄弟が立ち上げたデニムブランド。なによりも職人さんを大切にし、瀬戸内の工場に眠る技術力を引き出しながらものづくりを行う。店舗を持たずに全国各地に自ら足を運び、ゲストハウスやコミュニティスペースを中心にデニムを販売している。
2018年05月25日熊本出身の女優・福田沙紀(25)が15日、オフィシャルブログを通じ、地元の家族と親戚の無事を伝えた。福田は冒頭、「九州で大きな地震がありました。九州のみなさん大丈夫でしょうか?安全な場所にいらっしゃいますか?」と問いかけ、「私の地元、熊本では震度7を観測しました」「私は地元の家族親戚、無事連絡が取れました」と報告。熊本城では、石垣が崩れるなどの被害があったことが現地から伝えられている。福田はショックを隠し切れない様子で、「テレビ越しで見た熊本城の姿がいつもの姿ではなく目に焼きつき心が落ち着きません」と正直な思いをつづった。そして「連絡を取り合っていますがかなり頻繁に強い震度の余震も続いているようです」と明かし、「どうか安全なところへ避難してください」「ただただ、今後被害が続かないことを祈ります」と呼びかけている。
2016年04月15日小泉孝太郎と福田沙紀がBeeTV配信によるドラマ「ヒミツの関係〜先生は同居人〜」でW主演を務めることが決定!高校教師と教え子の“禁断の恋”を描くラブコメディで、2人が秘密の同棲生活を送ることが明らかになった。赴任早々、担任するクラスの様々な問題に遭遇する高校教師・小林直樹(小泉さん)。ある日、先輩教師に連れて行かれたキャバクラで、なんと生徒の千夏(福田さん)と会ってしまう!両親を亡くし、親戚の家で暮らす彼女にはお金が必要だったのだ。直樹にバイトを辞めさせられた千夏は「学校には絶対バレないように」という約束の下、直樹の家に居候することに…。“先生と生徒の禁断の恋”と言えば、かつて一世を風靡したTVドラマ「高校教師」(TBS)などが思い起こされるが、この「ヒミツの関係」はポップなテイストで学園ラブコメディの“王道”を行く作風。小泉さんと福田さんの絶妙な掛け合いが見どころとなっている。小泉さんと福田さんの共演は2006年のドラマ「不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜」(フジテレビ)以来2度目。また小泉さんにとっては教師役も「オトコの子育て」(2007年/テレビ朝日)以来2度目となるが「ひとりひとりの生徒と関わる先生をこんなに深く演じたことはありませんでした。自分の高校時代、そのときに感じていた空気やにおいを思い出して演じました。でも(高校時代に)先生との恋愛はなかったです(笑)」とコメント。さらに「福田沙紀さんについては、勘が鋭いというか、瞬発力があってトップに駆け上がっていく女性特有の鋭い感性の持ち主だと思います。あと干支が一緒でびっくりしました(笑)」と福田さんとの共演について語っている。一方の福田さんは、小泉さんについて「すごく波長の合う人で、お兄ちゃんのように楽しく話せる存在です。先生は恋愛対象と考えたことないですけど、こんな爽やかでかっこいい先生は普通いないですよ!」とベタ褒めのコメントを寄せてくれた。共演陣には佐藤江梨子、石井正則(アリtoキリギリス)、中尾明慶、田山涼成、平泉成ら個性豊かな実力派が顔を揃える。さらに、JURIAN BEAT CRISIS(ジュリアンビートクライシス)が歌う主題歌「I believe」を手がけたのは、昨年、期間限定で復活を遂げたLINDBERG(リンドバーグ)の渡瀬マキ(作詞)と平川達也(編曲)。LINDBERGを思わせる軽快なメロディは、学園ドラマにピッタリ!ひと回り年の離れた小泉さんと福田さんだが、2人の同棲、そして禁断の恋のゆくえは…?「ヒミツの関係〜先生は同居人〜」は7月1日(木)よりBeeTVにて配信開始。「ヒミツの関係〜先生は同居人〜」7月1日(木)配信開始※毎週木曜日更新(全13話)公式サイト:© BeeTV■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:7年ぶりの映画『踊る大捜査線』に織田裕二予告「現場に血は流れます」
2010年06月23日