新日鐵住金は4月16日、燃料電池内の基幹部品における腐食環境に対して優れた耐食性を有する特殊圧延チタン箔の製造方法を開発、トヨタ自動車が販売する燃料電池自動車「MIRAI」の燃料電池スタック内のセルを構成する部品として採用されたことを明らかにした。チタンは軽い、強い、耐食性に優れているといった機能を有する素材であり、航空機や電力・化学プラント、自動車部品、眼鏡や時計といった民生品まで幅広い分野で用いられている。同社では、1987年よりチタン箔製品の提供を行ってきており、MIRAIへの採用は、そうした高品質、高付加価値製品として評価された結果となる。なお、同社では今回のMIRAIへの採用により、将来期待される水素社会の一翼を担う、先進性の高い事業分野への進出を加速するなど、チタン製品の新たな需要分野を開拓し、適用拡大を進めていく方針としている。
2015年04月16日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)はこのほど、新日鐵住金と純チタンシートの供給契約を更新したことを発表した。契約期間は5年で、契約締結記念セレモニーは1月14日に開催された。エアバスは1997年に新日鐵住金の純チタンシート購入を開始、2002年からは長期契約によってエアバスが使用する純チタンシートの大半を供給するサプライヤーとして位置付けており、今回は長期契約としては4回目の締結となる。これまでの高品質と安定供給実績から、新日鐵住金は信頼性のあるサプライヤーとして高い評価を得ているという。
2015年01月19日毎週金曜夜10時からTBS系にて放送中のドラマ『Nのために』。主演に榮倉奈々さんを迎え、“N”をイニシャルに持つ様々な登場人物たちが、セレブ夫妻が被害者となったある殺人事件に巻き込まれていくミステリアスな展開が今、最終回に向けて大きな話題を集めています。そこで今日は、原作を手がける湊かなえさんの過去のドラマ作品をピックアップ! ドラマニアとして数多くのコラムを連載する筆者が選んだおすすめをご紹介していきますよ~。■第1位:『高校入試』2012年10月、フジテレビ系列にて放送されたドラマ版で主演をつとめたのは、実力派女優・長澤まさみさんです。湊さんが脚本を初執筆されたことでも注目を集めた作品ですよね! 物語の舞台は、とある高校。地元で有名な進学校である本校の中で、その入試を妨害するために勃発した様々な出来事を描いていくミステリードラマとなっています。教師と生徒の微妙な関係性、ネット掲示板への投稿やモンスターペアレントと呼ばれる親の存在…。現代の学校に実際にありそうなネタを散りばめていくことで、程良くリアルさが際立った本作。誰もが疑わしい中で物語が展開していく様が、「さすが湊脚本! アッパレ」といったラストを楽しませてくれました。見終えた後、必ず原作を読みたくなるので、是非合わせてチェックしてみては? ■第2位:『贖罪』WOWOWオリジナルドラマの代表作としても有名なこちらの作品。悲劇の中心となる5人の女性を、小泉今日子さん、蒼井優さん、小池栄子さん、安藤サクラさん、池脇千鶴さんという何とも豪華なキャストで映像化してくださり……毎話、背筋が凍りつきました。物語の契機となるのは、夏休みのある午後――小学生4人が引っ越してきたばかりの同級生・エミリの死体を発見することに始まります。犯人の顔を見ていたはずなのに、どうしても思い出すことができない4人。そうして、事件未解決のまま迎えた15年後…それぞれが抱き続けてきた“罪の意識”が新たな形で動き出してしまいます。それを知ったエミリの母親は…? WOWOWにしか表現できないと言っても過言ではない、本格的ミステリー映画のような描写は非常に見応えがありますので、まだ見たことがないという人は必見です。■第3位『夜行観覧車』そして最後がこちら、鈴木京香さん主演の『夜行観覧者』です。登場人物たちが揃って口元に人差し指を当て、「シーッ」と秘密のポーズをしたポスター広告が印象的だったのを覚えています。物語は4年前――分不相応ながらも、念願叶って憧れの高級住宅街・ひばりヶ丘に一戸建ての家を建て引っ越してきた遠藤家を中心に展開していきます。夢のような生活が始まるかと思われたこの街には、先住の婦人会が街のしきたりや近所づきあいなどその全てを仕切りが存在し、彼女たちは執拗なイジメを受けることになってしまったのです。そんなある日、唯一の救いとして交流していた向かいの高橋家の主人が自宅で何者かに襲われ、死亡するという事件が発生。この一件を機に、街の人々の関係に少しずつ歪みが生じはじめ…。表向きにうつる“家族の顔”、果たして本当の表情はいったいどれなのか。誰にでも心当たりがあるであろう痛~い部分に焦点を当てたお話なので、心してご覧くださいませ。何度見ても違う角度から楽しめるのが湊作品の魅力。是非この週末、彼と一緒にDVDで視聴してみてはいかがでしょうか。
2014年12月14日大井川鐵道はこのほど、今年夏に運行する「きかんしゃトーマス号」をモチーフにしたトミカとプラレールの発売を決定した。『きかんしゃトーマス』の意匠を施して走るC11形蒸気機関車を再現した「ドリームトミカ 大井川鉄道C11きかんしゃトーマス」(700円)は8月2日発売。「きかんしゃトーマス号」と客車2両をリアルに再現した「ぼくもだいすき! たのしい列車シリーズ大井川鉄道きかんしゃトーマス号」(2,200円)は9月27日に発売される。ともに全国の玩具取扱店や通販サイトなどにて販売されるとのこと。実際の「きかんしゃトーマス号」が運転開始する7月12日には、大井川鐵道の新金谷駅前プラザロコ売店と千頭駅構内トーマスフェア内トーマスグッズ販売コーナーにて、トミカを先行発売。8月30日には同じ場所でプラレールの先行発売も行う。大井川鐵道の「きかんしゃトーマス号」は、同社が保有するC11形227号機に、『きかんしゃトーマス』の意匠を施した蒸気機関車。7月12日から10月12日までのべ50日間、新金谷~千頭間を1日1往復運転する。
2014年07月07日大井川鐵道はこのほど、願い事の成就を祈るための「護摩木(ごまき)」の販売を開始した。販売期間は2月28日まで。「護摩木」は、願い事などを書いて焚き上げることで大願成就を導くとされる木製の札。本来、「護摩壇」と呼ばれる炉を備えた台で焚(た)き上げるが、同社では走行中の蒸気機関車の窯に運転士が投入。約1,000度の高温で完全に燃焼させ、願い事に向かって完全燃焼する姿を応援するという。販売価格は1枚300円。お守り代わりとして、蒸気機関車が急な坂を登る際にレールの上にまく「すべり止めの砂」も付くので、受験生や資格試験を控えた人にも最適だ。
2014年01月07日栃木県の茂木から茨城県の下館の間を走る真岡鐵道では、恒例のクリスマス列車「SLサンタトレイン2012」を12月22日(土)、23日(日・祝)の両日、運行する。クリスマス列車になるのは、下館~茂木間のSLで、下りは下館10時36分発で茂木12時06分着、上りは茂木14時27分発、下館15時58分着。各車両にサンタクロースが乗車するほか、客車内はツリーやリースなどで飾られ、クリスマスムード一色となる。車内では、サンタクロースがSLに乗車した子供全員にクリスマスプレゼントをするほか、サンタクロースといっしょに遊べるゲームなどを行う。楽しいSLの旅を満喫できる、例年年末恒例のイベント列車だ。乗車には、乗車券のほかにSL整理券が必要となる。SL整理券は中学生以上500円、小学生250円で、JR東日本みどりの窓口、びゅうプラザおよび真岡鐵道で発売されている。また、茂木駅構内の「ききょうホール」でもクリスマスイベントがある。22日には12時30分から13時10分まで、SL機関士と「もおかSL倶楽部」のボランティアによるクリスマスコンサートが、23日には12時30分から13時10分まで「ハンドメイドクリスマス」が開催される予定。さらに、両日ともに13時20分から13時50分まで、ビンゴゲームが企画されている。なお、SLもおかの今年の最終運行日は24日(月)となり、2013年の運行は1月5日(土)からとなる。5日と6日(日)は、SL新年号として、車内でイベントを開催予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日千葉県市原市から夷隅郡大多喜町に路線を持つ小湊鐵道の駅舎と列車がイルミネーションで彩られて運行される。日時は11月25日(日)~12月27日(木)まで。イルミネーション列車は1日1往復、五井駅-養老渓谷駅間で運行。土日祝日のダイヤは五井駅発16:53、月崎駅着17:46、養老渓谷駅着17:56、養老渓谷駅発18:26、月崎駅着18:35、五井駅着19:27となる。平日は、五井駅発17:37、養老渓谷駅着18:38、養老渓谷駅発18:46、五井駅着19:47。イルミネーションが飾られる駅舎は、上総牛久、上総川間、上総鶴舞、上総久保、高滝、里見、月崎、飯給、上総大久保、養老渓谷の各駅となる。なお、イルミネーションは家庭から寄贈された電飾を利用し、駅舎の飾り付けは地域の団体、列車の飾り付けおよび電源提供は小湊鐵道が実施するという、地域と一体となったイベントだ。詳細は市原市のホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日茨城県ひたちなか市内を走るローカル鉄道「ひたちなか海浜鉄道」では、毎年元旦に初日の出・初詣列車「急行あじがうら号」を運行するのが恒例となっている。2013(平成25)年1月1日は、これに加えて新企画「快速なかみなと号」も運行することになった。運行は「急行あじがうら号」が勝田駅5時32分発、阿字ヶ浦駅5時58分着、「快速なかみなと号」が勝田駅6時14分発、那珂湊駅6時29分着というスケジュール。「特別1日フリー乗車券」(勝田~阿字ヶ浦間)も大人800円、小人400円で発売される。発売場所は、那珂湊駅及び勝田駅湊線ホーム改札とひたちなか商工会議所の本所および支所で、前売りは12月1日から発売。前売り1日フリー乗車券については三が日のうち1日有効。前売乗車券購入者には「湊線ノート」がプレゼントされるというプレミアム付き。また、指定席券も発売予定で、大人・小人同額で420円。50名先着順で、12月1日(土)那珂湊駅特設コーナーで11時00分から先行予約を受け付ける(当日は引換券発行)。電話予約受付は12月2日(日)9時00分からとなり、指定席券は当日(元日)5時00分から勝田駅で現金または引換券と交換となる。なお、主催の「ひたちなか海浜鉄道」と「おらが湊鐵道応援団」では、沿線でおすすめの初日の出と初詣スポットとし以下の場所を挙げている。初日の出スポットが「湊公園」(那珂湊駅から徒歩約10分)、「海門橋」(那珂湊駅から徒歩約13分)、「水門帰帆」(殿山駅から徒歩約15分)、「平磯海水浴場」(平磯駅から徒歩約10分)、「平磯白亜紀層」(平磯駅から徒歩約15分)、「磯埼灯台」(磯崎駅から徒歩約20分)、「阿字ヶ浦海岸」(阿字ヶ浦駅から徒歩約10分)。初詣スポットは「橿原神宮」(殿山駅から徒歩約10分)、「天満宮」(那珂湊駅から徒歩約7分)、「酒列磯前神社」(磯崎駅から徒歩約10分)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日静岡県の大井川鐵道はこのほど、蒸気機関車C11形227号機の誕生70年を記念し、主要10駅の入場券セットを発表した。9日まで購入予約を受け付けている。大井川鐵道の主要7駅(金谷駅、新金谷駅、家山駅、駿河徳山駅、千頭駅、奥泉駅、井川駅)と業務委託駅である接岨峡温泉駅、現在は無人駅で入場券の取扱いのない下泉駅、田野口駅の硬券入場券の計10枚がセットになり、発売額は1,700円。台紙には、北海道時代の貴重な写真と大井川鐵道での活躍ぶりを収めた写真が印刷されている。入場券の日付は、C11形227号機が旧国鉄北海道苗穂機関区に配置されてから70年目となる「24.9.9」。大井川鐵道公式サイトからアクセスできる「Daitetsuオンラインショッピング」のみでの完全予約販売となる。C11形227号機は、旧国鉄車両として北海道で活躍した後、1975年に大井川鐵道に入線。整備期間を経て、1976年7月9日に営業運転を開始した。旧国鉄の線路上から蒸気機関車がすべて消えたのは同年3月3日とされており、C11形227号機は国内の鉄道から蒸気機関車が消えてからの復活第1号となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日大井川鐵道の関連会社である大鉄観光サービスは、1967(昭和42)年製のボンネットバスに乗車する日帰りツアーを10月も実施する。9月に実施するツアーが好評だったため、第2弾として企画。JR焼津駅北口をボンネットバスで出発し、大旅籠柏屋や、日本初の有料トンネルとして知られる「明治のトンネル」など、大井川鐵道沿線の周辺に残る江戸時代から昭和にかけての風景を巡る。島田ばらの丘公園でSLフェスタを見学するほか、川根温泉笹間渡~新金谷間では大井川鐵道のSLにも乗車できる。昼食では鞠子名物の「とろろ」が味わえる。出発日は10月6・7・8日。募集人員は各日30名(定員になり次第締切)。旅行代金は大人1名9,000円。問い合わせ・申し込みは大鉄観光サービスツアーセンターにて受け付ける。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月30日大井川鐵道はこのほど、10月5~8日にかけて静岡県島田市および川根本町と共同で開催するイベント「SLフェスタ2012」の概要を発表した。10月6~7日には、新金谷駅から大井川河原方面に伸び、普段は使用されていない”謎の路線”に旅客列車が走行するほか、重量約50トンの蒸気機関車、C12形164号機との綱引き対決も実施。列車編成の前後にSLが付く「重連運転」も、両日ともに行われる。また、10分間限定で千頭駅構内にSLが横1列に並ぶ「SL大集合」(6日)や、鉄道写真家の中井精也氏、鉄道アイドルの斉藤雪乃さんらが出演するトークショー(7日)など、多数の催しを予定している。10月7日には、新金谷駅10時45分発のSL列車が金谷始発で運転。昨年10月1日にSLの運転区間を新金谷~千頭間に変更して以来、約1年ぶりに金谷~新金谷間にSLの汽笛が響く。なお、同列車に乗車できるのは新金谷駅からとのこと。同イベントの概要や詳細、および催しの変化・追加については、SLフェスタ2012公式ウェブサイトにて随時発表される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日大井川鐵道はこのほど、10月5~8日にかけて静岡県島田市および川根本町と共同で開催するイベント「SLフェスタ2012」の概要を発表した。10月6~7日には、新金谷駅から大井川河原方面に伸び、普段は使用されていない”謎の路線”に旅客列車が走行するほか、重量約50トンの蒸気機関車、C12形164号機との綱引き対決も実施。列車編成の前後にSLが付く「重連運転」も、両日ともに行われる。また、10分間限定で千頭駅構内にSLが横1列に並ぶ「SL大集合」(6日)や、鉄道写真家の中井精也氏、鉄道アイドルの斉藤雪乃さんらが出演するトークショー(7日)など、多数の催しを予定している。10月7日には、新金谷駅10時45分発のSL列車が金谷始発で運転。昨年10月1日にSLの運転区間を新金谷~千頭間に変更して以来、約1年ぶりに金谷~新金谷間にSLの汽笛が響く。なお、同列車に乗車できるのは新金谷駅からとのこと。同イベントの概要や詳細、および催しの変化・追加については、SLフェスタ2012公式ウェブサイトにて随時発表される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日監督・黒沢清×主演・小泉今日子でWOWOWで放送された『贖罪』。原作を手がけたのは映画化もされた『告白』の衝撃がいまなお記憶に新しい湊かなえ。DVDリリースを機に改めて湊が映像化された自作について語った。その他の写真迷宮入りとなった少女殺害事件。被害者の少女の母親は現場にいた娘の友人の少女4人に「犯人を見つけるか、私が納得する償いをすること」を迫るが、事件から15年を経て、彼女の言葉を胸に刻んだまま成長した4人が連鎖的に悲劇を引き寄せていく。蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴が成長した4人を演じるなど、実力派俳優が集結したが、湊は特に被害者の母親・麻子を演じた小泉を絶賛。原作でも4人の視点を絡ませながら、麻子は時に素直で慈悲深い母として、時に盲目的に復讐の炎を胸に抱く鬼女のようにも描かれるが「小泉さんには一人の女性に対して様々な見方が存在しうるということを表現していただけました。小泉さんが演じてくださったことで、私の中での自分の小説の登場人物ランキングで麻子さんが『告白』の森口先生(松たか子)に肩を並べるくらいになってます(笑)」と称賛を惜しまない。本作を含め自作の映像化について「監督の独特の世界観で新しいものを作ってもらえたという感覚で『よかったね、私の子供たち』という気持ち」と思いを明かす。湊本人が「映像化できないだろうなと思いながら書いている」と語るように、一人称の語りを中心にした彼女の著作には文章ならではの魅力があり、決して映像化しやすい小説とは言えない。それを自覚した上で、どのように映像化されるのか「誰よりも私自身が楽しみでしょうがない」のだという。特に本作で湊が驚きをもって受け止めたのは最終第5話。「麻子さんが犯人と対峙しますが、原作ではここはたった2行なんです。黒沢監督の解釈によって完成した場面だと思うし、『ここでこの人たちはこんな顔してたのか』とあそこに連れて行ってもらったかのような気持ちになりました」と原作者の思惑を超えた映像作品ならではの魅力を嬉しそうに語る。子供の頃から「テレビと読書が娯楽の中心だった」と語っており小説家デビューの前には脚本コンクールに応募したことも。トレンディドラマ隆盛の時期に高校・大学生活を送ったことで「その頃や子供時代に見たドラマが自分の財産になっていると思う」とうなずく。ちなみに好きな俳優は織田裕二。「私の作品に出てこないタイプでしょ?」と残念そうに笑うが、ぜひ今後、織田をイメージした人物を描き、実写化を実現させてほしい!ちなみに、本作は、DVD発売を記念して19日(日)から9月7日(金)まで渋谷・ユーロスペースで特別上映される。『贖罪』8月24日(金)より、発売&レンタル開始DVDコレクターズBOX【初回生産限定】3枚組(全5話収録)8,990円(税込)レンタル:前篇・中篇・後篇(全5話)発売元:20世紀フォックスホームエンターテイメント取材・文・写真:黒豆直樹
2012年08月07日大井川鐵道はこのほど、従来は関係者以外立ち入り禁止としてきた新金谷駅構内の鉄道車両整備工場に、見学コースを新設したと発表した。28日より受け入れを開始する。見学できるのはSLに乗車した15名以上の団体で、料金は大人・子供ともに1名500円(見学記念缶バッジ付き)。所定の位置から車両整備工場内や作業の様子、SLの運転準備などを見ることができ、さらに点検橋からSL運転台の見学もできる。所要時間は15分から45分。見学には大井川鐵道営業部への事前申込みが必要。同社では、「鉄道車両の整備風景を見ることで、鉄道を身近なものとして感じていただければ」としている。なお、28日より5月5日まで、オープン記念として午前8時30分から11時まで14名以下でも見学を受け入れる。同社では今後、個人客でも参加できる募集型ツアー形式の見学会をスポット的に開催していきたいとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月19日『告白』でベストセラー作家となった湊かなえの原作を、豪華な女優陣の顔ぶれで映像化したWOWOW連続ドラマ『贖罪』。監督・脚本を手がけた『トウキョウソナタ』の黒沢清、物語の鍵を握るキャラクターを演じた池脇千鶴がインタビューに答えた。その他の写真小学生の娘を殺された母親に小泉今日子が扮し、事件を目撃したことから償いの思いに囚われたまま大人になった女性たちを、池脇をはじめ、蒼井優、小池栄子、安藤サクラが演じる。5人の女優が主人公となる全5話の脚本も執筆した黒沢監督は、原作を読んだ印象を「女性の情念や妄想、闇がとことん書かれているところに惹かれた」と語り、脚本化の際に難しかったのは「モノローグで表現されているそれぞれの心の中を客観的に描くこと。外からだと5人はどういう風に見える人物なのか、それを想像するのが難しくもあり、楽しかったところですね。あとは彼女たちの"現在"に大きな影響を及ぼしている"過去"の扱い方に気を使った」という。「脚本がとにかく面白かった」と語る池脇が演じたのは、強迫観念のように贖罪にとりつかれている他の3人の同級生とは異質の存在感を放つ、したたかで貪欲な女性だ。「みんなは小学生の頃の事件にまだ縛られていたり、それが理由で破綻してしまったり、それぞれの苦しみ方をしている。でも私が演じたのは、悲壮感が一切なく、理不尽なことが許せない人。自分が欲しいと思ったら、姉の旦那さんまで手に入れようとする女性なんです。ある意味、有言実行でパリッとした生き方をしてきた人だからこそ、ずっと娘の同級生を責め続ける麻子さん(小泉今日子)と対等に話せる言葉を見つけて、挑むことができたのだと思います」。監督が「悪同士だからこそ心が通じ合う場面」だと語る小泉と池脇の"対決"シーンをはじめ、ホラー映画のような不穏なタッチが、監督らしさを感じさせる。「私だけがセリフのなかで、タイトルでもある"贖罪"という言葉を使えたのが、すごく嬉しかった」という池脇を、監督は「池脇さんに演じてもらったのは、脚本の段階で最も面白いと思いながら調子に乗って書いていったキャラクター。いつも純情な役ばかりをやっていらっしゃるわけではないのは知っていましたが、ここまで突き抜けた役を演じてもらえるとは。インタビューの場で言うのも何ですが、若い女優さんのなかでダントツで芝居がうまい」と絶賛。池脇は「私にこういう役を預けてくれたことが、めちゃくちゃ嬉しい」と答え、監督と女優の相性の良さが感じられる映像化となった。文:細谷美香撮影:星野洋介連続ドラマW『贖罪』毎週日曜22時よりWOWOWプライムにて放映
2012年01月12日高級旅館予約サイト「一休.com」で五ツ星を獲得するなど、人気の高い焼津の老舗旅館「湊のやど 汀家(みぎわや)」では、創業160周年とリニューアルオープン2周年を記念して、11月30日(水)まで『“プチハッピー♪”キャンペーン』を開催中だ。『“プチハッピー♪”キャンペーン』の詳細は以下の通り。①福引大会の開催抽選で各月1組2名様に無料宿泊券、宿泊者全員に話題の鰹節スナックなどの地場産品がもれなくあたる福引大会を実施。 ②「オープンスペシャルプラン」11月11日(金)~11月13日(日)の3日間限定で、大人1名¥18,400~¥28,000 (平日料金の20%オフ)で利用でき、料理1品サービスと記念のお土産がプレゼントされる。③創業160年の歴史がわかる展示コーナーの設置 汀家の前身「下田屋(しもだや)」時代の写真展示と、大女将自筆の汀家の歴史と焼津の町、代々の歩みをご紹介。全室露天風呂付き!うれしいキャンペーン中の、小粋で瀟哂な隠れ湯宿「湊のやど 汀家」は、カップルでも女子旅でも満足できること、間違いなし。お問い合わせ:湊のやど 汀家 公式サイト
2011年09月17日