第1位は、症状が出たら早めに飲みたいあの薬!そろえておくと、いざというときに安心の薬箱の中身。みなさんは、中身にどのようなアイテムを常備していますか?体質などによって、欠かせないアイテムは違いそうですよね。今回は、使用頻度の高い薬箱の必須アイテムについて、20代の男性234名に聞いてみました!>>女性編も見るQ.使用頻度の高い薬箱の必須アイテムを教えてください(複数回答)1位風邪薬23.9%2位目薬23.1%3位胃腸薬15.4%4位ばんそうこう8.1%5位毛抜き7.7%5位下痢止め7.7%5位頭痛薬7.7%■風邪薬……・「なんだかんだ症状が出るとすぐに飲む」(29歳/金融・証券/専門職)・「年に何回か風邪をひいているから」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「風邪をひきやすい体質だから」(27歳/小売店/販売職・サービス系)・「風邪のひき始めに」(25歳/情報・IT/事務系専門職)・「一番よくかかる病気だから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■目薬……・「仕事がらほとんどずっとパソコンを使うので、目が疲れる」(28歳/その他/専門職)・「コンタクトレンズを使用しているので、ドライアイで目が乾くから」(25歳/小売店/販売職・サービス系)・「一日14時間以上パソコンの前に座って作業をするので、目薬がないとドライアイがひどくて仕事にならない」(26歳/電機/事務系専門職)■胃腸薬……・「営業職は、飲むことが仕事。胃腸薬は重宝される」(25歳/情報・IT/胃腸薬)・「ストレスで胃が痛くなるから」(28歳/商社・卸/営業職)・「飲み会の後は必ず飲む」(24歳/電機/技術職)■ばんそうこう……・「どんなに気を付けていても季節を問わずケガをしてしまう」(26歳/その他/事務系専門職)・「すぐかすり傷などができているので、ちょっと使う頻度が高い」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)・「紙で切ることがよくある」(22歳/情報・IT/技術職)■毛抜き……・「まゆ毛なんか抜くときに使う」(23歳/その他)・「鼻毛が出ていると格好悪いので気をつけています」(28歳/学校・教育関連/営業職)・「ムダ毛処理に使います」(22歳/商社・卸/事務系専門職)■下痢止め……・「よくお腹の調子が悪くなるから」(22歳/電機/事務系専門職)・「生ビールを飲むとお腹を壊すから」(25歳/建設・土木/営業職)・「腸が弱いので」(24歳/マスコミ・広告/営業職)■頭痛薬……・「頻繁に頭痛を起こすので、常に持っている」(23歳/機械・精密機器/技術職)・「片頭痛がよく起こるから」(24歳/運輸・倉庫/営業職)・「よく頭痛に悩まされるから」(24歳/自動車関連/事務系専門職)総評第1位は「風邪薬」。本格的に風邪をひいてしまうと、病院に行ったほうが治りが早そうですが、ひき始めなら「風邪薬を飲んで、たっぷり睡眠をとって治す!」という方が多いのではないでしょうか。でも、市販の風邪薬は種類もさまざま。人によって「この風邪薬が効く」というのは違いそうですよね。続いて、第2位には「目薬」、第3位には「胃腸薬」がランクイン。目薬では「ずっとパソコンを使うので、目が疲れる」というコメント、「胃腸薬」では、「飲み会が多い」、「ストレスで胃が痛くなるので」というコメントなど、現代のビジネスマンならではの意見が挙がりました。そして薬ではありませんが、薬箱の必須アイテムとして第5位に入ったのは「毛抜き」。とげ抜きとして活躍するだけでなく、まゆ毛や鼻毛の処理には欠かせないアイテムのようです。これも、身だしなみにしっかり気を配る現代のビジネスマンにとっては、大切なアイテムなんですね!(文・ペンダコ)調査時期:2011年6月17日~6月30日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性234名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】風邪をひいたときの恋人の好ましい対応【ランキング男性編】健康のために気をつけている食習慣【ランキング男性編】体に悪いと思うけどやめられないこと完全版(画像などあり)を見る
2011年08月29日いよいよ夏本番ですね。節電が叫ばれるこの夏を乗り切れるか、不安に感じている方も多いのではないでしょうか?体調を崩さないか心配ですよね。冷房を使いにくい今年の夏はどのような病気が増えるか、医師100人にアンケートを実施しました。「節電が求められる今夏、例年の夏よりも増加すると思われる疾患、症状は?」■熱中症、脱水症状がダントツ医師100人中98人が「熱中症、脱水症状が増える」と回答しています。とても多いですね。熱中症にならないよう、水分をしっかり取るように心がけましょう。続いて多かったのが「睡眠障害」(62人/100人)です。眠れないと生活リズムが崩れ、体調を崩しやすくなります。夜間はそれほど節電も厳しくありませんので、必要に応じて冷房を使うなどして睡眠を確保しましょう。扇風機を使う際には、「直接体にあてず、室内の空気の流れをつくる」ほうがよいそうです。「食欲不振」については、消化の良いものを食べ、それでも食欲がない場合には水分だけ摂(と)るのもありです。(水分だけは摂らないと熱中症になるリスクがあります)■体だけではなく、心のケアも100人中16人の医師は「精神疾患が増加する」と回答しています。夏の暑さでイライラしてしまい、心のバランスが崩れる可能性があります。イライラがたまってきたら、きちんとストレス発散し、必要ならば冷房を使ってリラックスすることも大切です。暑いからといってあまり家に引きこもらず、友人と会うようにしましょう。節電も大切ですが、自分の体と心のケアも大切にしたいですね。(Ask Doctors)【関連リンク】【コラム】医師の85%「病院ランキング本は参考にしない」【コラム】ストレス、精神的不安に効く「短時間&屋内ウォーキング」【コラム】専門医が教える。まちがったエクササイズはもうやめよう
2011年07月10日春の訪れよりもひと足お先に聞こえ始める、花粉症の話題。私は花粉症ではないのですが、その症状に悩むコブス編集部員は毎年大変そうです。花粉症というと緑茶やヨーグルト、シソ、てん茶、ミント、ワサビ……など「効果的!」とされる食べ物や飲料が多いような気がしますが、本当のところ、一体何が効くの?日本アレルギー学会認定専門医で、現在は奈良県大和高田市立病院にて勤務されている清益功浩(きよます たかひろ)先生に伺いました。「正直申し上げますと、民間療法に『これだけで大丈夫!』というものはないに等しく、なおかつ個人差によるものが大きいため……。どれが一番効果的かを選ぶのはとても難しい問題です」(清益功浩先生)――がーん!……そうなんですね。「ただ、ヨーグルトに含まれている乳酸菌は、実験においてアレルギーを抑える作用があると報告されています。これはカルピス研究所が花粉症の方に対して行ったもので、乳酸菌の1種であるラクトバチルス・アシドフィルスL-92株(以下、L-92株)が花粉による症状を抑えたという結果が出ています」――つまりL-92株が入っているヨーグルトには、効果を期待できるということですね!「次に『べにふうき緑茶』という緑茶からも、花粉による症状を軽減する結果が出ています。データによると花粉が飛散する1カ月以上前から長期飲用したほうが、効果があるとも報告されています」――そのほかの、シソやてん茶、ミント(ハッカ類)、青汁、ワサビについてはどうでしょうか?「医学的には緑茶に含まれるカテキン、ワインなどに入っているポリフェノールにアレルギーを抑える効果があることはわかっています。そのため、カテキンが含まれている緑茶、ポリフェノールを含むシソに関しては、花粉症に効果的なものがあるかもしれません。そのほかのものについては、人によって効果を期待できますが、そのメカニズムはまだハッキリしていませんね」――ちなみに、これだけはNG!という花粉症対策はありますか?「病院で行われる花粉症治療の中に、スギ花粉などを体内に注入し、花粉に強い体質へ変えていくものがあります。これはあくまでも医者が花粉量を調節して行っているため心配ありませんが、民間療法として取り入れるのはとても危険です!最近では、花粉が入ったカプセルがネットなどで販売されているようですが、誤った知識のまま服用すると強いアレルギーショックを起こしかねません。このような薬を服用する際は、きちんと医者の監視下で行うようにしてください」――それは怖い!花粉症の友人や同僚にさっそく忠告しておきます!ところで、食べ物にせよ飲料にせよ、花粉症対策はいつごろから始めればいいでしょうか?「アレルギーへの抵抗力をつけるには時間がかかります。そのため、花粉がまだ飛び始めていない1月ごろなど、早い方がいいですね。花粉は早くて2月上旬ごろから本格的に飛散し始めます。日本気象協会によると、今年の花粉量は前年に比べて少ないようですが、それでも早めに対策を始めておくに越したことはありません」――最後に。私自身は花粉症ではないのですが、発症率を下げるための方法はありますか?「花粉症は、今まで『単なる外から入ってきたもの』ととらえていた花粉を、ある日突然『害のあるもの!』と体が認識することから発症します。とはいえ、そのくわしいメカニズムもまだわかっていません。ヨーグルトやべにふうき緑茶など、花粉症の人たちにも効果的なものを取り入れるなど、日常的にケアしていれば発症率を低くできるかもしれませんね」ありがとうございました。もう一つの予防策として「花粉との接触を避けられれば、発症率を下げられますので……。花粉の飛散量が比較的少ない北海道や沖縄に住むというのはどうでしょう?」と清益先生。「どうしても花粉症になりたくないっ!」という方、いかがでしょうか?(吉住夏樹/プレスラボ)【関連リンク】AllAbout「アレルギー・免疫の病気」清益先生の連載ページ。花粉症のお話もあります!『アトピー治療の常識・非常識~知ってなっとく!最新治療』(医薬経済社)清益先生のご著書。こちらもチェックを流行再燃!インフルエンザ対策のための正しい手洗い方法とは衝撃!長野県にはゴキブリがいないって本当!?将来はげないために20代男性ができる“脳マッサージ”って!?
2010年02月09日