日本ラグビーフットボール協会は1月23日、7人制ラグビーの世界大会「HSBC セブンズワールドシリーズ 東京セブンズ2012」の大会概要を発表した。開催は3月31日(土)・4月1日(日)、東京・秩父宮ラグビー場にて。大会開催情報セブンズワールドシリーズは1999年度から始まった世界大会。世界9都市を転戦し、各大会の成績をポイントに換算して年間王者を決定する。日本での開催は11年ぶりで、日本のほか、ニュージーランドやフィジーなど計16チームが参加する。会見で7人制日本代表の村田亙監督は、日本の実力を「15位から20位」としながらも、「決勝トーナメント8強入りを目指す」と宣言。2016年のリオデジャネイロ五輪から7人制が競技採用されることをふまえ若手選手育成も強調、花園で3連覇を果たした東福岡高の藤田慶和選手を起用する方針を示した。大会チケットの一般発売は2月5日(日)10:00より。なお、チケットぴあでは1月30日(月)10:00よりインターネット先行販売を実施。
2012年01月25日10月29日(土)に新シーズンの幕開けを迎えるジャパンラグビートップリーグは26日、都内でプレスカンファレンスが行われ、14チームの監督と主将が登場した。ラグビー・トップリーグの日程W杯があったため、例年より2か月近く遅れてのスタートとなる新シーズン。初戦で昨季優勝のパナソニック ワイルドナイツと日本選手権覇者のサントリーサンゴリアスが激突する。パナソニックの霜村誠一は返還した優勝カップを引き合いに出し、「優勝カップは預けたつもり。4か月後に取りに戻ってきたい」と連覇へ自信をみせると、サントリーの竹本隼太郎は「自分たちのアタッキングラグビーを信じて優勝を目指したい」と打倒・パナソニックを誓った。また、今季初昇格するNTTドコモレッドハリケーンズの高野一成ヘッドコーチは「コンタクトも含めて全ての面でレベルアップしないといけないが、チームのスローガンであるスピードラグビーを目指したい」とトップリーグ残留へ意気込みを語った。ニュージーランドのW杯優勝の余韻が残った中で開幕を迎える今季は、そのニュージーランド代表のCTBマア・ノヌーがリコーブラックラムズに移籍したのをはじめ、W杯出場選手が各チームに新加入した。昨季下位に沈んだチームも世界トップクラスの選手が加入したことで、上位陣との実力差が縮まりハイレベルな試合が期待される。トップリーグは来年2月まで総当たりでリーグ戦を行い、上位4チームがプレーオフに進出。下位2チームが下部リーグに自動降格し、11位、12位が入れ替え戦に回る。プレーオフトーナメントは2月18日(土)から始まる。チケットは発売中。
2011年10月27日10月29日(土)に新シーズンの幕開けを迎えるラグビー・トップリーグ。開幕に先駆け、クーポンサイト『ポンパレ』では25日から割引販売を行う。ラグビー・トップリーグ開幕戦割引販売(ポンパレ)対象の試合は同日に東京・秩父宮ラグビー場で開催されるリコーブラックラムズ対福岡サニックスブルース(12時キックオフ)とパナソニック ワイルドナイツ対サントリーサンゴリアス(14時キックオフ)の2試合で、1枚のチケットで2試合とも観戦が可能。通常前売1300円を750円(自由席一般)にて提供する。販売は27日(木)12時まで。昨季のトップリーグ王者パナソニックと日本選手権の覇者サントリーが開幕戦で激突。先日のW杯に出場した日本代表が多数在籍する注目カードだ。自由席一般以外の席種は各種プレイガイドにて発売中。
2011年10月25日ニュージーランドで開催されているラグビーW杯初戦(9月10日)で、21-47で強豪フランスに敗れ、黒星スタートとなった日本代表。大善戦と言うには、いささか能天気すぎるスコアだが、試合を観た者にとっては魂を揺さぶられた善戦と言えよう。それだけ、桜のジャージを身にまとったフィフティーンは、ワールドカップという大舞台で可能性を感じさせたのだった。ラグビー・トップリーグ公演情報ニュージーランドを第1回W杯で優勝に導いた母国の英雄、ジョン・カーワンHCは試合後、「今日の試合を通して、完成されたチームパフォーマンスを世界に示すことができたと思います」とコメントした。日本の21得点すべてを叩き出したSOジェームス・アレジも「今日は激しいプレッシャーの中、フランス代表に対して、ジャパンラグビーを示すことができました。試合には負けましたが、一緒に戦ったチームメイトを誇りに思います」と胸を張った。敵軍の将、マルク・リエブルモン監督の「日本に対してはブラボーと言うしかない。今日の敗者は日本じゃない」との言葉も、ただのリップサービスではないだろう。一時、4点差まで詰め寄った。後半、フランスの怒涛のアタックを、運も味方につけて、日本は守り抜いた。ピンチの後にチャンスあり。アレジがトライとPGを決め、21-25とした。後半立ち上がりの驚異的な集中力と粘りが生んだ追撃である。敗北にも賞賛の声が届く中、ジャパンを率いる主将に浮かれた色はなかった。菊谷崇は「後半途中で突き放されたのは、現状の実力の差だと思います。今回の結果を受け止め、ニュージーランド戦(16日)に向けてしっかり修正して、試合に臨みたいと思います」とキッパリ。来るべき、ニュージーランド戦、そして2勝を期すトンガ戦(21日)、カナダ戦(27日)へ向けて、手綱を緩めたりはしない。事実、課題も見えた。試合開始5分のPGと、前半31分のコンバージョンキックでアレジはキックを外している。両サイドギリギリでもなければ距離があるわけでもない。プレッシャーを感じることもない、位置からだった。W杯前の強化試合でもキックは精度を欠いた。さらにラインアウトでも、ボールキープがままならなかった。ニュージーランド戦はさておき、トンガとカナダに必勝を期すには、PGとGで確実に得点を重ねなければならない。ミスを連発して勝てるほどW杯は甘くはないし、日本代表は強国でもない。日本代表はフランス代表を相手に確かに善戦を果たした。ただ、今回のミッションは2勝である。日本代表が、ジョン・カーワンがミッションを果たせるか否かは、セットプレーとキックにかかっている。
2011年09月12日9月9日(金)よりニュージーランドで開催される「ラグビーワールドカップ2011」。日本ラグビーフットボール協会は日本代表の予選初戦にあたる、9月10日(土)対フランス代表戦のパブリックビューイングを行うことを発表した。10日(土)15時より東京・秩父宮ラグビー場にて。パブリックビューイングは入場無料・全席自由で、14時30分には開場を予定。当日は13時より同競技場で「関東大学ラグビー対抗戦Aグループ 青山学院大学対早稲田大学戦」も行われるが(こちらは有料)、「青学大対早大戦」の観客は引き続きパブリックビューイングに参加も可能だ。また、「日本代表応援パーク」と題したイベントも同時開催。同日11時より秩父宮ラグビー場内駐車場でフェイスペイントシールブースや飲食売店も出店するほか、子ども向けに輪投げやヨーヨーつりができるミニ縁日コーナーも用意する。「ラグビーワールドカップ2011 パブリックビューイング in 秩父宮」は9月10日(土)15時より東京・秩父宮ラグビー場にて。
2011年09月08日ラグビーW杯日本代表は8月29日、都内で記者会見を行い、ジョン・カーワン・ヘッドコーチや選手らが9月9日(金)にニュージーランドで開幕するワールドカップの意気込みを語った。トップリーグのチケット情報W杯を「人生最高の瞬間」と気持ちを高ぶらせたカーワン・ヘッドコーチ。「トップリーグ、代表ともに日本は成長している。W杯はそれを世界に知らしめる絶好の機会。我々の特徴でもあるボールをたくさん動かし、低く、速く、アグレッシブなラグビーを見せたい」と勝利へ強い意欲を示した。主将の菊谷崇も「(W杯から)帰国したときに報道陣の数が倍以上になっているような結果を残して帰ってきます。(報道の)みなさん、ご準備をお願いします」と自信を覗かせた。記者会見の後には、壮行会も行われ、石原慎太郎都知事や舘ひろしらが代表メンバーにエールを送った。舘ひろしは「1次リーグ全勝(4勝)は難しいが、3勝はいけると思う。フランス、トンガ、カナダには勝ってほしい」と激励。また、スペシャルゲストとして登場したflumpoolは、日本テレビ系・J SPORTSのW杯番組イメージソング『覚醒アイデンティティ』を熱唱した。『覚醒アイデンティティ』は9月7日(水)に発売のシングル『証』に収録されている。日本代表はワールドカップ1次リーグでフランス(9月10日)、ニュージーランド(同16日)、トンガ(21日)、カナダ(27日)と対戦する。上位2位以内に入れば初の決勝トーナメント進出となる。なお、トップリーグは10月29日(土)に開幕する。チケットは9月10日(土)より一般発売。
2011年08月30日