株式会社キャンピングカーランド、京都精華大学、株式会社レクビィは、2023年12月22日(金)12時10分から、産学共同プロジェクトで生まれたキャンピングカー「アコロ」を京都精華大学キャンパス内で発表いたします。本プロジェクトは、京都精華大学の全学部の学生が履修可能な産学連携授業で生まれたキャンピングカーで、デザインだけでなく、ネーミング、使い方、展示コンセプトも授業の中で生まれたものが活かされています。京都精華大学キャンピングカー「アコロ」内装キャンピングカー「アコロ」は、実際に株式会社キャンピングカーランド販売するモデルで、若い女性、インテリアアートなどに敏感なお客様に対して訴求できるデザインになっています。飛行機や鉄道のシート生地で有名な、住江織物が制作したワンオフの生地と明るめの内装を組み合わせました。京都精華大学キャンピングカー「アコロ」内装212月22日当日は、授業に参加した学生と関係者が立ち合いますので、本プロジェクトに興味を持たれた方は、ぜひ見にきてください。■キャンピングカー「アコロ」主要緒元ベース車:トヨタハイエース ロングバン・ワイドボディ・ミドルルーフ全長 :4,880mm全幅 :1,880mm全高 :2,100mm登録 :キャンピング車(8ナンバー)乗車定員:5名就寝定員:2-4名京都精華大学キャンピングカー「アコロ」外観■お披露目 日時2023年12月22日 12時10分から■場所京都精華大学キャンパス〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137【最寄り駅】1) 京都市営地下鉄「国際会館」駅から スクールバスで約10分2) 叡山電鉄「京都精華大前」駅から 徒歩すぐ■株式会社キャンピングカーランド(販売元)キャンピングカーランドは1984年の創業以来、30年以上にわたってキャンピングカーの製造、販売を一筋に続けてまいりました。これからもお客様に、少しでも喜んでいただけるキャンピングカーをご提供出来ますよう、社員一同、日々努めてまいります。商号 :株式会社キャンピングカーランド代表者 :代表取締役会長 山田 秀明代表取締役社長 山本 孝子本社所在地:〒470-0131 愛知県日進市岩崎町向イ田61-2設立 :1993年6月資本金 :1,000万円事業内容 :キャンピングカーの製造及び卸し販売等従業員数 :45名店舗 :名古屋、埼玉、岐阜、京都■京都精華大学(コンセプト立案/デザイン)京都精華大学は表現で世界を変える人を育てる大学です。国際文化学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部の5つの特色ある学部と大学院を有し、表現を通じて社会に貢献する人を育成しています。称号 :京都精華大学学長 :澤田 昌人所在地:京都市左京区岩倉木野町137学部 :国際文化学部・メディア表現学部・芸術学部・デザイン学部・マンガ学部大学院:芸術研究科・デザイン研究科・マンガ研究科・人文学研究科■株式会社レクビィ(製造)2024年に創業40年を迎えるキャンピングカービルダー。キャンピングカーづくりを通じて、人々の「楽しみ」や「移動の自由」を与え、社会に貢献できる会社を、社員一同で目指してまいります。商号 :株式会社レクビィ代表者 :増田 浩一本社所在地:愛知県瀬戸市品野町3-3設立 :1984年資本金 :2,000万円事業内容 :キャンピングカーの製造及び卸し販売等従業員数 :60名 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月18日株式会社キャンピングカーランド、京都精華大学、株式会社レクビィは、2023年5月12日(金)から共同で「キャンピングカー制作プロジェクト」(以下、本プロジェクト)を開始いたします。本プロジェクトは、全学部の学生が履修可能な共通教育科目「社会実践育成プログラム」で実施される約50種類の連携授業の一つ、「キャンピングカーの新しいデザイン提案」授業にて実施されるプロジェクトです。京都精華大学の全学部(国際文化学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部)から履修学生を募り、販売ターゲットの想定、車両のデザインと制作、製品の販売方法を産学共同で行い、実車7台を制作します。そして、2024年2月のジャパンキャンピングカーショー(会場:幕張メッセ)で発表・発売して、ユーザーの方々に大学発のキャンピングカーを届けていくプロジェクトとなります。キャンピングカー制作プロジェクト■本プロジェクトの目的1. Z世代に対してキャンピングカーを訴求して、興味を喚起する2. 従来の設計思想とは異なる新しい発想にてキャンピングカーを開発、新たなライフスタイルを提案する3. 量産する製品を企画・制作・販売する過程を体験する、実践的で刺激的な学修環境を産学連携で構築するキャンピングカーの制作は一般の乗用車と違い、木工や縫製などハンドメイドの部分が多いため、制作系の学部での実技教育を活用した実車開発が可能です。またZ世代を対象としたデザイン開発や商品のマーケティングや販売方法を開発することは、「表現」を実践する京都精華大学の学生にとって、格好の素材となります。本プロジェクトで制作したモデルは、株式会社レクビィで制作した上で、株式会社キャンピングカーランド各店舗(埼玉、名古屋、岐阜、京都)で販売いたします。■株式会社キャンピングカーランドキャンピングカーランドは1984年の創業以来、30年以上にわたってキャンピングカーの製造、販売 を一筋に続けてまいりました。これからもお客様に、少しでも喜んで頂けるキャンピングカーを、ご提供出来ますよう社員 一同、日々努めてまいります。商号 :株式会社キャンピングカーランド代表者 :代表取締役会長 山田 秀明代表取締役社長 山本 孝子本社所在地:〒470-0131 愛知県日進市岩崎町向イ田61-2設立 :1993年6月資本金 :1,000万円事業内容 :キャンピングカーの製造及び卸し販売等従業員数 :45名店舗 :名古屋、埼玉、岐阜、京都■京都精華大学京都精華大学は表現で世界を変える人を育てる大学です。 国際文化学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部の5つの特色ある学部と大学院を有し、表現を通じて社会に貢献する人を育成しています。称号 :京都精華大学学長 :澤田 昌人所在地:京都市左京区岩倉木野町137学部 :国際文化学部・メディア表現学部・芸術学部・デザイン学部・マンガ学部大学院:芸術研究科・デザイン研究科・マンガ研究科・人文学研究科■株式会社レクビィ2024年に創業40年を迎えるキャンピングカービルダー。キャンピングカーづくりを通じて、人々の「楽しみ」や「移動の自由」を与え、社会に貢献できる会社を、社員一同で目指してまいります。商号 :株式会社レクビィ代表者 :増田 浩一本社所在地:愛知県瀬戸市品野町3-3設立 :1984年資本金 :2,000万円事業内容 :キャンピングカーの製造及び卸し販売等従業員数 :60名 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月11日半蔵門ミュージアム(東京都千代田区、館長:山本勉)は、2022年11月23日(水)から2023年3月12日(日)まで、特集展示「仏教美術の精華 観音応現身像をまじえて」を入場無料で開催いたします。当館所蔵の仏像、仏画、経典など計12点の美麗な仏教美術を、間近でご覧いただければと思います。特集展示「仏教美術の精華 観音応現身像をまじえて」【見どころ(1)】●悩む人に応じて姿を変える「三十三応現身像」のうち梵王身を展示観音菩薩は悩み苦しむ人々を救うため、相手や状況に“応”じて、“身”をさまざまに変化させて“現”れるとされ、その33の姿は「三十三応現身」と称されます。彫刻作品の遺例はあまり多くありません。今回の特集展示で紹介するのは、三十三応現身像のうちの1躯で会津の法用寺旧蔵と伝わります。「梵王」という墨書があり、「梵王身」の像であることもわかります。三十三応現身立像 梵王身 室町時代 明徳5(1394)年頃【見どころ(2)】●外部講師による講演を会期中に2本開催講演会「仏都会津の仏たち」では、今回展示の三十三応現身像梵王身のふるさと、仏都会津の仏像の歴史について、長く福島県立博物館で調査研究にあたられた若林繁氏に語っていただきます。また江戸歴史文化講座は《特別講座》として、江戸時代絵画史研究の第一人者である小林忠氏をお招きいたします。「江戸の浮世絵」と題し、鈴木春信・喜多川歌麿・葛飾北斎の優れた作品を中心に、浮世絵の魅力について語っていただきます。◆12月18日(日)若林繁氏(元東京家政大学教授) 講演会「仏都会津の仏たち」◆3月4日(土) 小林忠氏(学習院大学名誉教授) 江戸歴史文化講座 特別講座「江戸の浮世絵」※どちらも、会場・オンライン併催(1週間の見逃し配信あり)/参加費無料/事前申込制<参考資料>■主な展示作品≪特集展示≫「仏教美術の精華 観音応現身像をまじえて」・日吉山王十禅師曼荼羅図日吉大社(大津市)の神や本地仏を北斗七星とともに描いた曼荼羅日吉山王十禅師曼荼羅図 鎌倉時代 14世紀・三十三応現身立像 梵王身悩み苦しむ人々を救うために観音菩薩が変化した応現身のひとつ・紺紙金字一切経(神護寺経)のうち仏説意経紺紙に金字で経文が書かれ、金銀泥による見返絵も付された装飾経紺紙金字一切経(神護寺経)のうち仏説意経(部分) 平安時代 12世紀展覧会名:特集展示「仏教美術の精華 観音応現身像をまじえて」会期 :2022年11月23日(水)~2023年3月12日(日)開館時間:10時~17時30分(入館は17時まで)休館日 :毎週月曜日・火曜日臨時休館(12月7日)、年末年始(12月29日~1月4日)入場料 :無料特集展示「仏教美術の精華 観音応現身像をまじえて」チラシ≪常設展示≫常設展示は、《ガンダーラの仏教美術》と《祈りの世界》で構成されています。《ガンダーラの仏教美術》のエリアでは、2~3世紀ごろ作られたガンダーラ仏伝浮彫を複数展示しており、釈尊の前世や誕生、成長から出家、悟り、説法、入滅といった釈尊の生涯をたどることができます。《祈りの世界》は、当館の中心となる展示エリアで、その中央に「大日如来坐像」を展示しています。「不動明王坐像」、「両界曼荼羅」とともに、静かに作品と向き合える展示空間です。・大日如来坐像運慶作と推定されている金剛界大日如来像大日如来坐像 鎌倉時代 建久4(1193)年か <重要文化財>・不動明王坐像醍醐寺中興の祖・義演と豊臣家にもゆかりの像不動明王坐像 平安時代 12世紀・説法印仏坐像両手を胸前に上げ、説法印(転法輪印)を結んで結跏趺坐する釈尊像説法印仏坐像 3世紀頃■当館の大日如来坐像を神奈川県立歴史博物館に特別出品11月8日(火)から12月4日(日)まで、大日如来坐像を神奈川県立歴史博物館に特別出品いたします。この期間、当館で大日如来坐像をご覧いただくことはできません。展覧会名:特別展「源頼朝が愛した幻の大寺院 永福寺と鎌倉御家人-荘厳される鎌倉幕府とそのひろがり-」会場 :神奈川県立歴史博物館 1F特別展示室、コレクション展示室会期 :2022年10月15日(土)~12月4日(日)出品期間:2022年11月8日(火)~12月4日(日)開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)休館日 :毎週月曜日永福寺と鎌倉御家人■イベント会場 :半蔵門ミュージアム3階ホール(定員40名)対象 :中学生以上参加費:無料(1)講演会「仏都会津の仏たち」 ※会場・オンライン併催日時:12月18日(日) 14時~15時30分講師:若林繁氏(元東京家政大学教授)会津の仏像の歴史は、平安時代前期の湯川村勝常寺の薬師如来坐像よりはじまるといえる。以後、各時代において中央の影響を受けつつ、在地の造像活動も活発化し、さまざまな仏像が生み出されていく。その中で尊像の種類は、ある程度限定される。薬師如来、観音菩薩、地蔵菩薩などが主流となっている。これらは現世では苦難救済、来世では極楽往生をそれぞれ約束してくれる尊像で、この地に生きた人々の心情を反映していると思われる。これらの尊像を中心として鎌倉から南北朝・室町時代と、各時代の代表的な遺品を通して時代とともに多様化していく様子を概観する。※事前申込制(申込期間:10月26日~12月2日)(2) 江戸歴史文化講座 特別講座「江戸の浮世絵」 ※会場・オンライン併催日時:2023年3月4日(土) 14時~15時30分講師:小林忠氏(学習院大学名誉教授)現在国際的にも評価の高い浮世絵は、江戸時代の江戸(現在の東京)に生まれ発展した、庶民による庶民のための絵画(主として木版画)でした。実は江戸っ子だけでなく、江戸に参勤交代のために集まった諸藩の武士や天領(幕府の直轄地)から訴訟のために長期滞在した人々によって、全国各地に土産物として運ばれ、「江戸絵」とも称されて親しまれました。約2世紀の長きにわたって繁栄した浮世絵の歴史の中から、鈴木春信、喜多川歌麿、葛飾北斎の、代表的浮世絵師3人を選び、その優れた作品の魅力を美しい映像とともに紹介します。※事前申込制(申込期間:1月5日~2月17日)申込方法 :公式サイトの「お知らせ」または「講演会/イベント」の申込みフォームからお申込みください。お問合わせ先:講演会事務局TEL:070-4369-8162(受付時間10時~18時 ※土日祝日を除く)Eメール: hanzomon-seminar@tts.co.jp (3)スライドレクチャー「展示品の見どころ紹介」 ※会場のみ日時:12月3日(土)、1月15日(日)14時~14時40分(受付開始 13時30分)講師:吉田典代(当館客員研究員)特集展示作品の特徴や見どころを、スライドを用いて分かりやすくお話しします。※事前申込不要(当日先着順)【半蔵門ミュージアム 基本概要】半蔵門ミュージアムは、真如苑が所蔵する仏教美術を一般に公開するために設立した文化施設です。中核となる地下展示室は、運慶作と推定される真如苑真澄寺蔵「大日如来坐像」(重要文化財、鎌倉)や上醍醐普門院の旧本尊で醍醐寺中興の祖・義演ゆかりの「不動明王坐像」(平安)、ガンダーラ仏伝浮彫などを紹介する常設展示と、テーマを変えて仏教絵画や経典などを紹介する特集展示で構成されています。また3階シアターでは映像「大日如来坐像と運慶 祈りと美、そしてかたち」などを高精細映像でご覧いただけます。都内で唯一、運慶作と推定される重要文化財「大日如来坐像」を常設展示している文化施設「半蔵門ミュージアム」では、落ち着きのある空間で、静かに仏像や仏画と向き合い、仏教の歴史や多様性のある文化にふれていただける時間と場所を提供しております。なお、11月8日(火)から12月4日(日)まで、神奈川県立歴史博物館の特別展「永福寺と鎌倉御家人」に「大日如来坐像」は出品のため、常設展示しておりません。■地下展示室 :常設展示《ガンダーラの仏教美術》《祈りの世界》特集展示「仏教美術の精華 観音応現身像をまじえて」■1Fギャラリー :笹島喜平氏の版画■2Fマルチルーム:「大日如来坐像」「不動明王坐像」と「ガンダーラ仏伝浮彫」の解説パネル■3Fシアター :「大日如来坐像と運慶 祈りと美、そしてかたち」「曼荼羅 描かれた密教世界」「ガンダーラの仏教美術 ~釈尊の生涯を辿る~」の3作品を上映地下展示室シアター場所 : 〒102-0082 東京都千代田区一番町25<交通のご案内>東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」下車 4番出口(地上1階)左すぐ東京メトロ有楽町線「麹町駅」 下車 3番出口から徒歩5分JR「四ツ谷駅」下車 徒歩15分開館時間 : 10時~17時30分(入館は17時まで)休館日 : 毎週月曜日・火曜日臨時休館(12月7日)、年末年始(12月29日~1月4日)入場料 : 無料館長 : 山本勉(鎌倉国宝館 館長、清泉女子大学 名誉教授)問合わせ : TEL 03-3263-1752公式サイト : 公式Twitter: 外観<感染症対策について>当館は、新型コロナウイルス感染症の拡大予防に努めております。混雑時は入場制限をさせていただく場合がございます。最新の開館情報、イベント情報、感染防止対策については、公式サイトをご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月24日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2022年5月20日(金)から6月26日(日)まで、「朝鮮美術の精華 ― 絵画と工芸 ―」を開催いたします。アジア大陸の東端に位置する朝鮮半島には、長い歴史の中で高句麗、百済、新羅、高麗、朝鮮王朝などの国々が建ち、中国大陸の美術などを受容しながら、独特な芸術文化がそれぞれの時代に築かれました。代表的な仏教を厚く信仰した高麗(918~1392)の、細緻で華麗な仏画、美しい青磁、そして朝鮮王朝(1392~1910)の宮廷画家達を中心に描かれた荘厳な山水画、素朴な味わいの民画、白磁などの工芸、日本を訪れた朝鮮通信使ゆかりの墨画などがあります。本展観では、大和文華館コレクションのうち、朝鮮半島の歴史文化に育まれた多彩な美術と、それに関連する中国と日本の美術、計50件を展示します。楊柳観音図 高麗時代青磁象嵌花文合子 高麗時代雲山図 李長孫ほか筆 朝鮮王朝時代展覧会:「朝鮮美術の精華 ― 絵画と工芸 ―」の詳細についてはこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月16日展覧会「フランス絵画の精華ールネ・ユイグのまなざし」が、2020年5月26日(火)から8月16日(日)まで、大阪市立美術館で開催される。フランス絵画で最も華やかな3世紀を辿る「フランス絵画の精華ールネ・ユイグのまなざし」では、フランス絵画の中で最も華やかとされる、17世紀の古典主義や、18世紀のロココ、19世紀の新古典主義に渡る300年の名品を展示する。本展のために約80点もの展示品が、ヴェルサイユ宮殿美術館や、オルセー美術館、大英博物館など、フランスやイギリスの代表的な美術館から集められた。17世紀の「大様式」の形成まず最初に紹介するのは、17世紀のフランス芸術に多大な影響を及ぼした大様式の形成過程だ。特に、フランス芸術の新しいページを開いたとも言われるシモン・ヴーエやジャック・ブランシャールらの名品を展示し、大様式のはじまりを紹介していく。彼らによってイタリアからフランスへと持ち込まれた、快活で抒情的、そしてバロック的な作品群は、フランス「大様式」の種子となっている。また、古典主義に最も重要な役割を果たしたとも言われるプッサンの作品にも注目する。彼の活躍で、色彩よりもデッサンを重視する大様式が完成し、彼亡きあと、その作風は王立美術アカデミーを創設する若い画家たちの手本となったと言われる。こうしたフランス古典主義を代表する作品として、《コリオラヌスに哀訴する妻と母》も海を渡って日本へやってくる。ヴァトーとロココ美術17世紀のフランス古典主義に代わって、18世紀に全盛期を迎えたのが、優雅で装飾的なロココ様式。ジャン=アントワーヌ・ヴァトーは、個人の幸福への願望を描いた最も独創的な画家として知られ、アカデミー様式とは異なる新たなジャンルを切り開いたことから、ロココ美術の創出者のひとりとされる。その後、ロココ美術は、フランソワ・ブーシェらによって18世紀半ばに最高潮に達するものの、特有の官能性や軽薄さに対する批判がはじまり、再び古典主義的な回帰へと向かうこととなる。本展では、こうした流れを、ロココ様式を代表する画家ジャン=アントワーヌ・ヴァトーの役割に注目しながら辿っていく。新古典主義の発展さらに本展では、19世紀に活躍した画家たちの作品にも焦点が当てられる。ロココ芸術を筆頭にした装飾美の強い芸術に対して、否定的な価値観を表した「新古典主義」、そしてその後に登場した「ロマン主義」は、フランス絵画の転機とも言える。特に今回取り上げるのが、フランス革命や、ナポレオンによる対外戦争などが当時の芸術作品に与えた影響。ジャン=ドミニク・アングルやウジェーヌ・ドラクロワなど、当時を代表する画家たちの名画によって紹介していく。展覧会概要展覧会「フランス絵画の精華ールネ・ユイグのまなざし」開催期間:2020年5月26日(火)~8月16日(日)※ 当初2020年4月11日(土)〜6月14日(日)の会期を予定していたが、開幕日を延期。会場:大阪市立美術館住所:大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)開館時間:9:30〜17:00 ※入館は16:30まで休館日:月曜日(8月10日は開館)、6月16日(火)、6月17日(水)※災害などにより臨時で休館となる場合あり。料金:一般 1,400(1,200)円、高大生 900(700)円※( )内は20名以上の団体料金※当面の間、団体での入館は不可。※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)は無料(要証明) 。※大阪市在住の65歳以上の人も一般料金が必要。※来館の際は公式サイト上の注意事項を確認。【問い合わせ先】大阪市総合コールセンター なにわコールTEL:06-4301-7285(年中無休:8:00〜21:00)
2020年02月21日「[企画展]上村松園 -美人画の精華ー」が東京都・山種美術館で開催される。開催期間は2017年8月29日(火)から10月22日(日)まで。会期中、一部展示替えもある。今回開催されるのは生涯を通じて「清澄な女性」を描き続けた上村松園に焦点を当てた企画展。上村の友人であった山種美術館創設者の所蔵品から、上村松園作品を中心に巨匠たちの描いたバラエティ豊かな日本の美人画・浮世絵のコレクションを公開する。最大のみどころである上村松園作品は、《蛍》《つれづれ》《砧》といった代表作を含む18点を展示。上村の描く品のある美しい色使いの女性たちの絵画を存分に楽しむことができる。また、同時公開される浮世絵コレクションも必見だ。喜多川歌麿や月岡芳年の作品のほか、世界で数枚しか現存が確認されていない希少な鈴木春信《梅の枝折り》などが展示される。また、日本人画家による女性を描いた洋画の展示も。和の美しさに溢れた近代の女性たちの姿を鑑賞してみてはどうだろう。【詳細】「[企画展]上村松園 -美人画の精華ー」期間:2017年8月29日(火)~10月22日(日)※会期中、一部展示替えあり。前期 8月29日(火)〜9月24日(日)、後期 9月26日(火)〜10月22日(日)。場所:山種美術館住所:東京都渋谷区広尾3-12-36開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)入館料:一般1,000(800)円、大高生800(700)円、中学生以下無料※()内は団体・前売り料金※着物着用、使用済み入場券の展示で団体料金適用出展作品数:約90点(内上村松園作品18点)【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600(8:00~22:00)
2017年07月23日京都精華大学 マンガ学部は、マンガ家・イラストレーターでマンガ学部の客員教員みうらじゅん氏をゲストに迎えた特別講義「みうらじゅんの悩み相談室」を開催する。開催日時は11月28日 16:30~18:00。会場は同学 黎明館1階 L-101。入場料は無料(事前申し込み不要・先着順)。今回の特別講義は、同大学の関係者だけでなく一般参加も可能な公開授業。大学のことや就職のこと、恋愛のことなど、事前に受け付けた若者の悩みを、イラストレーター、作家、ミュージシャン、ラジオパーソナリティーなど幅広い分野で活動するみうらじゅん氏がユニークで柔軟な視点で答えてくれるという。司会進行はマンガ学部長、マンガ学部教員の吉村和真氏が務める。また、同大学ではみうらじゅん氏への悩み相談を事前受付中だ。同氏に相談したい人は、11月21日までに同大学のWebページに記載されたメールアドレス宛てに、相談内容や性別など必要事項を記入の上、送信のこと。なお、京都精華大学マンガ学部は、マンガコンテンツを生み出す人材を育成すべく2006年に開設された、日本初のマンガ学部。カートゥーン、ストーリーマンガ、マンガプロデュース、アニメーションの4コースに加え、2013年にはギャグマンガ、キャラクターデザインの2コースを新設し、現在は6コース制となっている。
2014年11月04日静岡県袋井市豊沢の法多山尊永寺で、全国のご当地だんごを味わえる「第8回全国だんごまつり」が行われる。開催日時は11月3日の9時30分~15時30分まで。○全国のご当地団子を一度に楽しめる同祭りは、各地で愛され続ける全国の名物だんごを集め、販売する毎年恒例のイベント。今年は、岩手県・松栄堂「ごま摺り団子」、山形県・本舗永井屋「ずんだだんご」、宮城県・鳴子温泉「栗団子」、新潟県・三野屋の「継続団子」、静岡県・三浦製菓「お灸団子」、岡山県・山方永寿堂「吉備団子」、鳥取県・石谷精華堂「打吹公園団子」、宮崎県・味のくらや「からいも団子」のほか、同寺の名物「厄除茶だんご」など、さまざまな「ご当地だんご」が販売される。また、開催地域の袋井名物「たまごふわふわ」や「肉巻きおはたき」「富士宮焼きそば」「浜松餃子」など、静岡のご当地グルメを販売する「美味しい静岡大発見!」や、新鮮な食材を販売する「袋井どまん中市」なども展開。「だんごまつりステージ」では、午前中にコーラス、よさこい、相撲甚句などの市民手作りステージ、午後には歌手の松原健之氏などが出演するSBSラジオの公開録音などが開催される。そのほか、体験型イベントも実施。ベテラン職人の手ほどきを受けながら、厄除けだんごを作る「だんごのがっこう」、常葉大学の小田切教授と一緒にピカピカ光るどろだんごを作る「スーパー土だんご教室」、山羊やウサギ、ヒヨコやインコ、カメやイグアナなどが集合する「どうぶつふれあい広場」、オリジナルの食品サンプルのスイーツストラップを作る「サンプル食品づくり体験」など、家族で楽しめる催しが用意されている。なお、法多山尊永寺と「だんご」のゆかりは、徳川十三代将軍家定の頃に「観世音名物団子」が登城の土産に添えられ、将軍家より「くし団子」と命名されたことに始まるとのこと。
2014年11月02日私立大学の京都精華大学(京都市左京区)は、2013年4月、音楽とファッションの2コースからなる「ポピュラーカルチャー学部」を新設する。同学部は、「ポピュラーカルチャー」(大衆文化)を学問対象として専攻するもの。文化表現を通して産業界の将来を担い、世界で活躍できる人材の養成を目指している。実技系学部として「つくる」ことを機軸に、音楽・ファッションと社会をつないで「届ける」ことや、音楽・ファッションを社会的に位置づけて「考える」こともカリキュラムの中で展開するという。教員には、ミュージシャンの細野晴臣氏、音楽家であり映画監督のピエール・バルー氏、ミュージシャンの藤原ヒロシ氏らをはじめとする客員教授のほか、佐久間正英氏、近田春夫氏、Bose氏(スチャダラパー)、柳田剛氏、山縣良和氏、西谷真理子氏らの就任が決定している。なお、開設にあたり同学部特設サイトでは、細野晴臣氏とピエール・バルー氏から音楽を志す若者たちに向けたメッセージと、自身と音楽との関わりについて語ったインタビューを公開しているとのこと。インタビュー記事などの詳細は、同学部特設サイトで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日ウンナナクール×京都精華大学のコラボ商品ワコールの子会社、ウンナナクールは、“ウンナナクール×京都精華大学産学連携プロジェクトコラボ商品”「バラのブラ」を、全国の「ウンナナクール」直営店42店舗、および、ZOZOTOWN、ワコールウェブストアで、11月15日より限定発売する(ワコールウェブストアでは数量限定で先行受注会実施中)。*画像はニュースリリースより「引き出しをあけた途端一面バラの花だったら・・」「バラのブラ」は、京都精華大学の学生が、ウンナナクールのスタッフの助言を受けながら、次世代のインナーウェアをデザインするという企画から生まれた商品。「下着を入れる引き出しが、あけた途端一面バラの花だったら」という、収納の美しさまで考えた、ノンワイヤーのブラジャーとショーツのセット。ショーツをつぼみに見立ててブラのなかにおき、くるくると丸めるとバラの花に見えるように設計され、着用しても花びらをまとったように美しいという。「女性にお花を贈るように、下着のお花をプレゼントしよう」という想いのこめられたブラ。元の記事を読む
2012年09月28日ワコールと、京都精華大学デザイン学部プロダクトデザイン学科との産学連携プロジェクトから生まれた学生作品、丸めて収納するとバラの花の形になる「バラのブラ」が、2012年11月15日(月)より全国発売が決定した。商品化されるのは、2011年度にプロジェクトに参加したプロダクトデザイン学科4年(制作時は3年)岩田 一真氏がデザインしたインナーウェアで、商品名は「バラのブラ」。全国の「ウンナナクール」直営店42店舗および、ゾゾタウン、ワコールウェブストアで1,000枚の限定発売となる。京都精華大学デザイン学部プロダクトデザイン学科3年生の授業「スペースデザイン」において、2011年度から実施されているプロジェクトのテーマは「ときめき×未来」で、学生たちは未来のライフスタイルについて調査を行った後、ワコールブランド「ウンナナクール」担当者の助言を受けながら次世代のインナーウェアをデザインした。2012年度は「ときめき×未来2」と題し、13名の学生が次世代のインナーウェアのブランディングから商品企画・デザイン、マーケティングまでを考案し、今年度の最優秀賞、優秀賞、特別賞受賞作品は今年7月26日に実施した「ウンナナクール」展示会で展示された。【お問い合わせ先】株式会社ワコールフリーダイヤル0120-307-056元の記事を読む
2012年09月25日