フジテレビの笠井信輔アナウンサーが、20日に放送されたフジテレビ系情報番組『とくダネ!』(毎週月~金8:00~9:50)で、嫌疑不十分により不起訴処分となった歌手・ASKA(58)が尿検査で提出した「お茶」について疑問を呈した。先月25日、ASKAは「盗聴されている」と自ら110番通報。任意の尿検査で陽性反応が出たことから同月28日に覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたが、その直前に投稿したブログで「尿から、覚せい剤反応が出るわけなんてことは、あるわけがない」と身の潔白を訴えた。その後、提出した尿は「お茶」だったと主張。警視庁が本人の尿と立証できなかったことから、不起訴処分となった。不起訴になるまでの経緯が番組内で解説されると、笠井アナは「警察からすると面目丸つぶれで、なんとかここで釈放ということにはならにように起訴できないかと考えていたと思う」と切り出し、「そうした場合、毛髪検査はしなかったのかなと。毛髪検査はさらに(尿検査より)さかのぼることができる。そういうことやった上でやっぱり何にも出なかったのかなとかいろんなことが考えられる」と語った。さらに「ASKAさんはなぜ、尿ではなくお茶を出したのか」と投げかけ、「警察を欺く行為と思われても仕方がないのですが、本人は全部理由があると」。一方、小倉智昭キャスターも「ASKAさんの尿でしかありえないわけじゃないですか?」「お茶からは陽性反応出ないんでしょ? 面白いもんだなぁ」と納得がいかない様子で、「陽性は100%ないとおっしゃるなら、なぜ自分の尿で検査を受けなかったのかなという疑問は……」(梅津弥英子アナウンサー)、「お茶を出したと本人が言うことで心証が悪くなるし、疑念が晴れないままになるから逆にどうして……」(菊川怜)など、その他も皆一様に首をかしげていた。
2016年12月20日代官山の「ギャラリースピークフォー(GALLERY SPEAK FOR)」にて、写真家の笠井爾示(かさい・ちかし)の写真展「モスコヴァイト(MUSCOVITE)」が1月17日より開催される。本展は、昨年12月に刊行された同名写真集(光文社刊)を受けての開催。女優の真木よう子をモスクワ郊外の別荘やホテルの室内、地下鉄などで撮影。笠井の「フジファインピックス(FUJI FinePix)X100」によるスナップ写真のライブ基調と、ドキュメンタリーアプローチでの視線で、従来のタレントグラビア的話法とは異なる真木の魅力が引き出すことを企図。モスクワのシティスケープ、ポートレートなどを織り交ぜ、本展のために制作される半切サイズのオリジナルプリント約30点で構成。プリント作品に加え、写真集など関連アイテムも会場で販売する。1970年東京生まれの笠井は、80年から8年間ドイツで学び、95年に多摩美術大学を卒業。写真家のナン・ゴールディン(Nan Goldin)に見出され、荒木経惟に感化される形で97年に写真展「トーキョーダンス(Tokyo Dance)」を開催。翌年に同名写真集を刊行し、ストックホルムとニューヨークにて個展を開く。その後も内外のグループ展に多数参加し、数多くの女優やタレント、ミュージシャンのポートレート撮影も手掛けてきた。父親は舞踏家の笠井叡(あきら)。【イベント情報】「笠井爾示MUSCOVITE」場所:GALLERY SPEAK FOR住所:東京都渋谷区猿楽町28-2会期:1月17日から29日時間:11:00から19:00(最終日のみ18:00まで)休廊日:木曜日
2014年01月06日