2001年から3年に1度開催されてきた現代アートの祭典「横浜トリエンナーレ」。その8回目に当たる「第8回横浜トリエンナーレ」が3月15日(金)〜6月9日(日)に開催される。1月17日に行われたオンライン会見からその見どころをお伝えする。今回の大きな特徴のひとつは、これまで通り横浜美術館を中心としながらも、まちに広がる横浜トリエンナーレを謳っていることだ。アーティスティック・ディレクターに、北京を拠点として国際的に活躍するアーティストのリウ・ディン(劉鼎)と美術史家のキャロル・インホワ・ルー(盧迎華)のユニットを迎え、「野草:いま、ここで生きてる」をテーマに国際展を開催。3年ぶりにリニューアルオープンする横浜美術館と、港近くの「旧第一銀行横浜支店」「BankART KAIKO」をメイン会場として、「クイーンズスクエア横浜」「みなとみらい線元町・中華街駅連絡通路」の無料空間にも作品を展示する。また、「アートもりもり!」という名称で、「BankART Station」「京急線⽇ノ出町駅・⻩⾦町駅間の⾼架下スタジオ/周辺のスタジオ」といった地域の文化・芸術拠点でも「野草」というテーマのもと展示やプログラムが行われる。2020年に横浜美術館 館長に就任し、横浜トリエンナーレ組織委員会 総合ディレクターを務める蔵屋美香は「次の10年に横浜トリエンナーレがどうあるべきかを考え、当初から掲げてきた、現代アートの良質の入門編になるという目標にいま一度丁寧に立ち返ることにしました」と語る。気候変動や戦争、不寛容や経済格差など問題が山積し、価値観が大きく揺らぐ今、現代アートは見る人それぞれに解釈を促し、見知らぬ誰かと不安を分かち合い、希望を見出すための良き仲立ちとなる。パンデミックを経て「国際的視野を持つことと、地に足をつけて地域で活動することは相反することではない。その両方があってこそ今の社会を生きることにつながる」と考えたという。そのため、子供やアートビギナーにもわかりやすい作品解説を試みるのはもちろん、誰もが気軽に参加しやすい無料のパブリックプログラムを多数用意。大規模改修工事を経た横浜美術館では、新しいエレベーターや多機能トイレ、授乳室などを増設し、障害のある方や高齢者、ファミリーなど誰もがより安心して利用しやすい環境へとリニューアルした。テーマとなった「野草」とは、日本にもゆかりのある中国の小説家、魯迅の詩集『野草』(1927年刊行)に由来する。「文学をもって時代に応答した魯迅の世界観や人生哲学は、現代にも大きなヒントになる」とリウ・ディンは語る。展覧会では、魯迅の時代を起点としてこの100年、東西冷戦の終結を経て現在までの息苦しさの源となった出来事をたどる。と同時に、時代と向き合い、変化をもたらそうとするアーティストの作品を紹介する。参加アーティストは67組、そのうち日本初出展は30組。20組が新作を発表する。例えば、サーミ族の血を引くアルタ(ノルウェー)生まれのヨアル・ナンゴは、人と自然の共生を示す先住民の知恵に倣い、現地の素材を取り入れた仮設の構築物をつくる。カリフォルニアを拠点とするピッパ・ガーナーは、自らの経験をもとに、典型的な社会規範を象徴するような彫刻作品などを通じて、性別、肌の色、年齢や既成概念に縛られない多様なあり方を問う。また、ウクライナのリヴィウで結成されたコレクティヴ「オープングループ」は、ロシアのウクライナ侵攻により、難民キャンプに逃れた市民に取材した映像作品を日本で初公開する。ほか、日本からはSIDE CORE、志賀理江子らが参加。さらに、「日々を生きるための手引集(Directory of Life)」として、アーティストや思想家などが書いたテキストが閲覧できるスペースも設けられる。会見を通して、日中のキュレーターたちが、人と人とのつながり、友情の気持ちで、この横浜トリエンナーレをつくりあげようという柔らかな雰囲気がうかがえた。チケットを手に早春を待ちたい。<開催概要>第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」会期:2024年3月15日(金)~6月9日(日)会場:横浜美術館、旧第⼀銀⾏横浜⽀店、BankART KAIKO、クイーンズスクエア横浜、元町・中華街駅連絡通路休場日:木曜(4月4日、5月2日、6月6日は開場)時間:10:00~18:00料金:一般2,300円、横浜市民2,100円、19歳以上1,200円※セット券、フリーパスもあり公式サイト:
2024年01月23日日本酒造組合中央会(所在地:東京都港区、会長:大倉 治彦)は、日本の國酒である本格焼酎・泡盛を使った「第6回本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」の決勝戦を、2024年2月12日(月・祝)にホテルメトロポリタンにて開催いたします。過去5回開催された本格焼酎&泡盛カクテルコンペティションによって、日本の國酒である本格焼酎・泡盛ベースのカクテルの認知がホテルバーを中心に日本人だけでなく、訪日外国人にも広がってきています。本コンペティションは、ホテル等のバーテンダーの皆さまに本格焼酎・泡盛ベースのオリジナルカクテルを創作いただき、その味や見た目の美しさ、サービスなどを競います。第6回目の開催となる今回は、日本ホテルバーメンズ協会の全国にある12支部の予選を勝ち抜いた10選手により、決勝戦が繰り広げられます。表彰式&パーティーでは、参加10選手による10種類のオリジナルカクテルに加え、全国から集めた本格焼酎・泡盛を約50種類試飲することができ、カクテルや本格焼酎・泡盛に合うペアリングフードも味わうことができます。また、コンペティション終了後は、本格焼酎カクテルを自宅で挑戦できるミニボトル3本セットをプレゼントいたします。また、コンペティション終了後は、今回出品された本格焼酎&泡盛カクテルは、各選手が所属するホテル等のバーで飲むことができます。「第6回本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」特設HP 過去のカクテルコンペティションの様子-1過去のカクテルコンペティションの様子-2「第6回本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」開催概要■イベント名称 :第6回本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション■主催 :日本酒造組合中央会■協力 :一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会(HBA)■後援 :独立行政法人酒類総合研究所■開催日時 :2024年2月12日(月・祝)14:00~18:0014:00~16:15 コンペティション(技術審査)/16:25~18:00 表彰式&パーティー■出場者(*敬称略・順不同):選手名 所属ホテル・店舗名丸山 和輝 オーセントホテル小樽池本 健介 BAR倉吉佐藤 駿 ザ・プリンスパークタワー東京稲田 裕介 Blue Light Bar桝谷 美咲 TONY'S BAR吉澤 翔太 ホテルニューオータニ片山 将志 ニセコ羊蹄の宿 楽水山神 尚佑 帝国ホテル 東京長濱 友太郎 BAR倉吉 (※「濱」は「旧字体の濱」が正式表記)小林 優 東京ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート■開催会場 :ホテルメトロポリタン(〒171-8505 東京都豊島区西池袋1-6-1)■アクセス :JR池袋駅メトロポリタン口より徒歩1分(7:00~23:00)池袋駅西口(南)より徒歩3分チケット購入方法(1) チケットぴあ (2) JTBコンビニチケット 商品番号【0263804】で検索(※お近くのセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップで購入可能です。)<一般のお客様からのお問合せ先>大会運営事務局:株式会社 JTB BS事業本部 第二事業部担当 : 山岡・柏瀬・志村TEL : 03-5909-8091(平日10時~17時)E-mail: jss@jtb.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月23日一般社団法人 情報オリンピック日本委員会は、2024年1月21日(日)に「日本情報オリンピック 第4回女性部門(JOIG 2023/2024)」本選をオンラインで実施しました。その結果、金・銀・銅賞を含む成績優秀者10名を決定しました。「日本情報オリンピック 第4回女性部門(JOIG 2023/2024)」「日本情報オリンピック女性部門(JOIG = Japanese Olympiad in Informatics for Girls)」は、情報科学に取り組む女子中高生の奨励を目的としたプログラミングコンテストです。第4回JOIG本選(ステップ2)は、666名が参加したステップ1(第23回日本情報オリンピック一次予選と共通)において基準点をクリアした、251名により競われ、以下10名の成績優秀者を決定しました。【日本情報オリンピック 第4回女性部門 本選 成績優秀者】金賞 :旗智 里奈 (ハタチ リナ) 洛南高等学校附属中学校 中2銀賞 :藤居 星 (フジイ アカリ) 北海道札幌南高等学校 高2銅賞 :植田 奈々子 (ウエダ ナナコ) Rugby School 高2優秀賞:岡田 絵里 (オカダ エリ) John Hersey High School 高2志村 瑛美 (シムラ エミ) 東京都立新宿山吹高等学校 高1高橋 真悠 (タカハシ マユ) 愛知県立旭丘高等学校 高2谷 瞳 (タニ ヒトミ) 久留米大学附設中学校 中2夏目 理璃花 (ナツメ リリカ) 東京都立新宿山吹高等学校 高2藤居 快 (フジイ ココロ) 札幌市立あいの里東中学校 中2松長 侑南 (マツナガ ユウナ) 渋谷教育学園幕張中学校 中3以上10名。同賞内での並びは氏名の五十音順。学年は2024年1月現在この10名は、3月に行われる「JOIG春季トレーニング」への進出者になります。「JOIG春季トレーニング」では、本年7月、オランダで開催予定の「第4回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2024)」の日本代表選手4名を選抜します。【日本情報オリンピック女性部門(JOIG)とは】一般社団法人 情報オリンピック日本委員会は、中高生を対象とした日本一の競技プログラマーを決める大会「日本情報オリンピック(以下 JOI = Japanese Olympiad in Informatics)」を主催しています。JOIへの女性参加者は年々増えてはいるものの、まだ少ないのが現状です。そこで、情報科学に取り組む女子中高生を奨励するために2021年から「日本情報オリンピック女性部門(JOIG)」を開催しています。競技では、与えられた課題に対する性能の良いアルゴリズムを設計し、さらに、それをプログラムとして適切に実装することが求められます。JOIGには、高等学校2年以下の女性が参加できます。なお、「日本情報オリンピック女性部門(JOIG)」は、「ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI)」に派遣する日本代表選手選考会を兼ねています。「日本情報オリンピック女性部門(JOIG)」は、次の3ステップ制を導入しています。<ステップ1 (JOI一次予選と共通)>3回の競技をオンラインで実施し、そのいずれかで基準点をクリアすれば、次のステップに進出します。<ステップ2 (JOIG本選)>オンラインでの競技の成績に基づき、金・銀・銅賞を含む成績優秀者が表彰されます。成績優秀者には、次のステップへの参加資格が与えられます。<ステップ3 (JOIG春季トレーニング)>4日間の日程で、競技と解説の反復に加え、講義を実施することにより、能力のレベルアップを図るとともに、「ヨーロッパ女子情報オリンピック」に派遣する日本代表選手4名を選抜します。【日本情報オリンピック 第4回女性部門(JOIG 2023/2024)日程】ステップ1 (JOI一次予選と共通)第1回:2023年9月16日(土) 14:00~15:20第2回:2023年10月15日(日) 14:00~15:20第3回:2023年11月18日(土) 14:00~15:20ステップ2 (JOIG本選)2024年1月21日(日) 13:00~17:00ステップ3 (JOIG春季トレーニング)2024年3月20日(水)~3月24日(日)JOIG 2023/2024 ウェブサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月22日メトロンズ第6回公演『寝てるやつがいる!』が1月24日(水)から赤坂RED/THEATERで上演される。しずる、ライス、サルゴリラ。いずれも他に真似のできないコントを生み出し続ける3組のお笑いコンビ。コント日本一を決める賞レース『キングオブコント』では、しずるは過去4度ファイナリストに、ライスは2016年優勝、そしてサルゴリラは昨年、最年長王者となった。芸歴20年を数える中堅の彼らは、養成所の同期。同じ時に芸人を目指して活動を始め、切磋琢磨してきた6人は2018年、SIX GUNSというコントユニットを結成。毎月公演を行い、コントを披露していた。2019年、作家である中村元樹を迎えて行った80分の公演が転機となり、以来中村が演出を務める“演劇ユニット”「メトロンズ」として活動を続けている。公演自体は年1回か2回であっても、彼らは普段それぞれのコンビとして会う機会もあるだろう。その際、互いのコントを見合ってもいるだろう。作品ごとに設定やキャラクターは変わっても、20年もの間お互いを見てきた、仲のいい6人だからこそ生み出せる空気感や間合いがそこにはある。今作『寝てるやつがいる!』は、深夜の“ランチ会”が舞台。さまざまな原因で「眠らない身体」になった6人が集うが、どうやらその中にひとり、寝ている人間がいることが判明する……という物語。第1回公演の『副担任会議』はしずるのKAƵMAとサルゴリラ児玉智洋が脚本を、第2回公演『ミスタースポットライト』から昨年7月に上演された第5回公演『ホームルール』まではKAƵMAが単独で脚本を務めてきた。今回上演される『寝てるやつがいる!』は、初めてライスの田所仁が脚本を担当する。これにより、どのように変化するかも気になるところ。前売り公演は即完だが、配信もあるとのこと。ちなみに、メトロンズの過去公演は、YouTube上で全編公開されている。気になったらすぐに過去作品を全て見られるのはかなり魅力的だ。文:釣木文恵<公演情報>メトロンズ第6回公演『寝てるやつがいる!』脚本:田所仁演出:中村元樹出演:赤羽健壱、KAƵMA、児玉智洋、関町知弘、田所仁、村上純2024年1月24日(水)~1月28日(日)※1月24日公演は配信あり会場:赤坂RED/THEATER公式サイト:メトロンズ公式Youtube:
2024年01月22日2024年1月18日に放送された、特別バラエティ番組『ぐるナイゴチ25開幕!新メンバーは2人!2時間SP』(日本テレビ系)。人気バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)内のコーナーの1つである、『グルメチキンレース・ゴチになります!25』の新メンバーが発表されました。同コーナーの新メンバーに選ばれたのは、お笑いタレントの、やす子さんと、俳優の高橋文哉さん。多忙なはずの2人の参入に、ネット上では喜びの声が上がりました。やす子が制服で登場しなかった理由毎回おいしそうな料理を食べているのはもちろん、メンバー全員が制服を身にまとう姿が印象的な、同コーナー。ですが、今回初登場のやす子さんは、制服でも、いつもの迷彩服姿でもありませんでした。新メンバーが発表された後、やす子さんは自身のX(Twitter)を更新。制服ではなかったことに対し、次のように言及しました。【伝達があります】この度、ぐるナイゴチの新メンバーになりました‼️‼️‼️‼️‼️‼️初のおもしろ荘出身ということもありとっても感慨深いです衣装は間に合わなかったそうです笑まだまだ未熟な私ですがどうか皆様何卒よろしくお願いいたします‼️はい〜‼️ #ぐるナイ #ゴチ24 #ゴチ新メンバー — やす子 (@yasuko_sma) January 18, 2024 やす子さんが制服姿ではなかった理由は…衣装が間に合わなかったから!やす子さん用の制服を、別途発注していたのでしょうか。放送日に間に合わず、制服ではない衣装に着替えたようです。非常にシンプルな理由に、クスッとしてしまいますね!名物コーナーの新メンバーがやす子さんだと知った人たちからは、喜びの声が多数上がりました。・最高です!おめでとうございます!・制服は迷彩柄かな?おいしいものを食べて『ピタリ賞』を当ててください!・毎週の楽しみになった。ありがとう!2021年の元旦に放送された、同番組の人気コーナー『おもしろ荘』に出演したことがきっかけでブレイクした、やす子さん。新メンバーに選ばれたことに対しては、「初の『おもしろ荘』出身ということもあり、とても感慨深いです」とつづっていました。やす子さんは今後も、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍し、お茶の間を賑わせてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月19日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言夫の制服が盗まれた話主人公は夫と娘と3人で暮らしています。夫の勤め先は制服を見れば客が信用するような運送会社。制服を盗まれたり悪用されたりしないように、管理に気をつけていました。そしてある日、主人公が家に帰るとある違和感に気づきます。いつも閉めているはずの寝室のドアが開いていたのです。恐る恐る寝室を確かめた主人公。なんとベッドの上にあったはずの夫の制服がなくなっていました。「制服がない!」と家中を探し回る主人公。そして「悪用されたら」とパニックになり、主人公は警察を呼びます。帰ってきた夫は家の前にいるパトカーと人だかりに驚き…。制服がなくなって途方に暮れる主人公をなだめます。隣人も駆けつけ…出典:モナ・リザの戯言その騒ぎを聞き、隣人も駆けつけました。主人公から事情を聞いてホッとする隣人でしたが…。問題さあ、ここで問題です。夫の制服がなくなり警察を呼んだ主人公。この後、隣人の一言から主人公夫婦は『とある違和感』に気づきます。それは一体何でしょう?ヒント隣人は主人公夫婦以外が知るよしもないことを口走りました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「制服が盗まれたことを知っていた」でした。なぜかなくなった物が制服だと知っていた隣人。そこから犯人が隣人であることが判明したのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2024年01月19日カンヌ映画祭より歴史ある、国内で最も権威と実績ある映画賞第78回毎日映画コンクール第78回毎日映画コンクールにて「せかいのおきく」が日本映画大賞他、最多3冠達成!「ほかげ」が日本映画優秀賞を受賞!男優主演賞に鈴木亮平「エゴイスト」女優主演賞に杉咲花「市子」が受賞!国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第78回毎日映画コンクール」の受賞作品と受賞者が決定した。日本映画大賞に輝いたのは、阪本順治監督の「せかいのおきく」。日本映画優秀賞は「ほかげ」(塚本晋也監督)が受賞。男優主演賞は、鈴木亮平「エゴイスト」、女優主演賞は、杉咲花「市子」が受賞する。男優助演賞には「エゴイスト」の宮沢氷魚が受賞、女優助演賞には「キリエのうた」の広瀬すずが受賞。また、スポニチグランプリ新人賞は「さよなら ほやマン」のアフロ、「BAD LANDS バッド・ランズ」のサリngROCKに贈られる。田中絹代賞は薬師丸ひろ子が受賞となる。監督賞は「月」の石井裕也、脚本賞は「せかいのおきく」の阪本順治、撮影賞は「月」の鎌苅洋一、美術賞は「ゴジラ-1.0」の上條安里、音楽賞は「658km、陽子の旅」のジム・オルーク、録音賞は「せかいのおきく」の志満順一が受賞。アニメーション映画賞は「アリスとテレスのまぼろし工場」(岡田麿里監督)、大藤信郎賞は「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)、ドキュメンタリー映画賞は「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」(寺田和弘監督)がそれぞれ受賞する。外国映画ベストワン賞は「TAR/ター」(トッド・フィールド監督)が選ばれ、さらに特別賞は、鈴木敏夫(プロデューサー)に決まった。「せかいのおきく」が日本映画大賞、脚本賞、録音賞を受賞して最多3冠を獲得した。映画ファンが選ぶTSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門は、「劇場版 美しい彼~eternal~」(酒井麻衣監督)、外国映画部門は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート監督)が受賞する。なお、表彰式は、めぐろパーシモンホールで2月14日に開催が予定されている。第78回毎日映画コンクール 受賞結果日本映画大賞:「せかいのおきく」(阪本順治監督)日本映画優秀賞:「ほかげ」(塚本晋也監督)外国映画ベストワン賞:「TAR/ター」(トッド・フィールド監督)男優主演賞:鈴木亮平「エゴイスト」女優主演賞:杉咲花「市子」男優助演賞:宮沢氷魚「エゴイスト」女優助演賞:広瀬すず「キリエのうた」スポニチグランプリ新人賞(男性):アフロ「さよなら ほやマン」スポニチグランプリ新人賞(女性):サリngROCK「BAD LANDS バッド・ランズ」監督賞:石井裕也「月」脚本賞:阪本順治「せかいのおきく」撮影賞:鎌苅洋一「月」美術賞:上條安里「ゴジラ-1.0」音楽賞:ジム・オルーク「658km、陽子の旅」録音賞:志満順一「せかいのおきく」アニメーション映画賞:「アリスとテレスのまぼろし工場」(岡田麿里監督)大藤信郎賞:「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)ドキュメンタリー映画賞: 「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」(寺田和弘監督)TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:「劇場版 美しい彼~eternal~」TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門:「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」田中絹代賞:薬師丸ひろ子特別賞:鈴木敏夫(スタジオジブリ プロデューサー)(敬称略)毎日映画コンクール概要毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞です。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けていることが特徴です。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考にかかわり、毎日映画コンクールはその歴史と伝統とともに、選考の厳正公明さによっても映画業界から高い評価を得ています。第75回から表彰式の開催地は都内へと戻り、目黒区の協力を得て「めぐろパーシモンホール」での開催を予定しています。今後も、一般にも開かれた映画賞として毎日映画コンクールは成長を続けていきます。第78回毎日映画コンクール<対象作品>2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象。<表彰>▽作品部門=日本映画大賞 日本映画優秀賞 外国映画ベストワン賞▽俳優部門=男優主演賞 女優主演賞 男優助演賞 女優助演賞 スポニチグランプリ新人賞▽スタッフ部門=監督賞 脚本賞 撮影賞 美術賞 音楽賞 録音賞▽ドキュメンタリー部門=ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション部門=アニメーション映画賞 大藤信郎賞▽TSUTAYA DISCAS映画ファン賞 ▽田中絹代賞 ▽特別賞<表彰式>2024年2月14日、めぐろパーシモンホール(東京都目黒区八雲1の1の1)主催 毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社共催 目黒区芸術文化振興財団特別後援 カルチュア・エンタテインメント、CCCMKホールディングス後援 経済産業省、文化庁、日本映画製作者連盟、映像文化製作者連盟、ユニジャパン、映像産業振興機構(VIPO)、目黒区協賛 映画演劇文化協会、えがお、集中出版、スマイルコミュニケーションズ、セーフティーステップ、東急グループ、東日印刷、ハナマルキ協力 エース、黒谷美術、芸游会、コレド室町、サッポロビール、下関市(山口県)、シモンズ、Base KOM<公式HP> 2024年2月14日(水)、めぐろパーシモンホールにて表彰式開催予定 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月19日テレビ界最高の栄誉とされる2024年・第75回エミー賞の授賞式が現地時間1月15日(日本時間1月16日)に行われ、ドラマシリーズ部門作品賞を「メディア王~華麗なる一族~」、コメディシリーズ部門作品賞を「一流シェフのファミリーレストラン」、リミテッド/アンソロジーシリーズ部門作品賞は「BEEF/ビーフ ~逆上~」が受賞。主要賞もこれらの作品が席巻した。若き天才シェフが亡き兄の遺したシカゴのサンドイッチ店を引き継ぎ、リニューアルに向けて奮闘する「一流シェフのファミリーレストラン」(ディズニープラスで配信中)はストライキの影響により、2022年配信されたシーズン1が今回のエミー賞の対象に。コメディシリーズの主演男優賞ジェレミー・アレン・ホワイトほか、トータル10部門(クリエイティブ・アーツ・エミー賞含む)の最多受賞。ジェレミーも、助演女優賞のアヨ・エデビリもシーズン2を対象にした先日のゴールデン・グローブ賞を受賞したばかりだ。「一流シェフのファミリーレストラン」シーズン2また、ドラマ部門では最終シーズンを迎えた「メディア王~華麗なる一族~」(U-NEXT配信中)が主演男優賞・女優賞、助演男優賞、監督賞など6冠と圧巻の強さを見せた一方、「ブレイキング・バッド」の前日譚で最終シーズン6で幕を閉じた「ベター・コール・ソウル」(Netflix配信中)は計53ものエミー賞にノミネートされながら無冠という結果となった。「メディア王~華麗なる一族~」シーズン3よりリミテッド/アンソロジーシリーズ部門ではNetflixシリーズ「BEEF/ビーフ ~逆上~」が作品賞ほか主演男優・女優賞など主要賞を制覇し、合計で8冠。Netflixシリーズ「BEEF/ビーフ ~逆上~」なお、「エルトン・ジョン・ライブ:Farewell from Dodger Stadium」のバラエティ特別賞受賞により、エルトン・ジョンはEGOT(エミー賞/グラミー賞/オスカー:アカデミー賞/トニー賞)を達成した。第75回エミー賞 主な受賞結果<ドラマシリーズ部門>作品賞「メディア王~華麗なる一族~」主演男優賞キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」主演女優賞サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」助演男優賞マシュー・マクファディン「メディア王~華麗なる一族~」助演女優賞ジェニファー・クーリッジ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」監督賞マーク・マイロッド「メディア王~華麗なる一族~」<コメディシリーズ部門>作品賞「一流シェフのファミリーレストラン」主演男優賞ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」主演女優賞キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」助演男優賞エボン・モス=バクラック「一流シェフのファミリーレストラン」助演女優賞アヨ・エデビリ「一流シェフのファミリーレストラン」監督賞クリストファー・ストーラー「一流シェフのファミリーレストラン」<リミテッド/アンソロジーシリーズ部門>作品賞「BEEF/ビーフ ~逆上~」主演男優賞スティーヴン・ユァン「BEEF/ビーフ ~逆上~」主演女優賞アリ・ウォン「BEEF/ビーフ ~逆上~」助演男優賞ポール・ウォルター・ハウザー「ブラック・バード」助演女優賞ニーシー・ナッシュ「ダーマーモンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」監督賞イ・サンジン「BEEF/ビーフ ~逆上~」第75回エミー賞は1月23日(火)23時59分までU-NEXTにて見逃し配信中。(上原礼子)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年01月16日1月14日(現地時間)、第29回クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)授賞式が開催された。クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が作品賞、監督賞を含む最多8部門で受賞した。生涯功労賞のキャリア・アチーブメント賞を受賞したのはハリソン・フォード。受賞スピーチで、「今夜ここで私たちの業界がどんなふうに変化しているのかということや、私のキャリア初期にはおそらく存在していなかったチャンスを、才能豊かな人たちが手にしているのを見てとてもうれしく思っています」と語った。また、受賞スピーチ中に感極まって目を潤ませたことも話題になっている。舞台から観客席の妻カリスタ・フロックハートに向かって、「私の愛しい妻に感謝したい。カリスタ・フロックハート、あなたは私がたくさんのサポートを必要としているときに、支えてくれました」と伝え、カリスタの目にも涙があふれた。主な受賞結果は以下の通り。作品賞『オッペンハイマー』監督賞クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』主演男優賞ポール・ジアマッティ『The Holdovers』主演女優賞エマ・ストーン『哀れなるものたち』助演男優賞ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』助演女優賞ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』脚本賞グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック『バービー』アンサンブル演技賞『オッペンハイマー』長編アニメ賞『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(賀来比呂美)■関連作品:オッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年01月16日3月10日(日)に香港で開催されるアジア全域版アカデミー賞「第17回アジア・フィルム・アワード」(AFA)のノミネーションが発表された。アジア24の国と地域より、35作品のノミネート(全16部門)がある今回のAFA。最多ノミネートは、濱口竜介監督の『悪は存在しない』。作品賞や監督賞を含む6部門でノミネートされた。作品賞はほかにも、東京国際映画祭のオープニングを飾り、アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品となっている『PERFECT DAYS』(ヴィム・ヴェンダース監督)、同じく6部門ノミネートの『12.12:The Day』(英題/韓国/キム・ソンス監督)、『Paradise』(スリランカ・インド/プラサンナ・ヴィターナゲー監督)、『雪豹』(中国/ペマ・ツェテン監督)がノミネートされており、これらが最優秀作品賞を競う。またほかにも日本からは、『PERFECT DAYS』の役所広司が主演男優賞、『怪物』の是枝裕和監督が監督賞、『658km、陽子の旅』の菊地凛子が主演女優賞、『首』の中村獅童が助演男優賞、『ゴジラ-1.0』の浜辺美波と『Last Shadow at First Light』(原題)の筒井真理子が助演女優賞、『Last Shadow at First Light』(原題)の白田迪巴耶(しらたみはや)が新人賞に選出、日本の7作品が計15部門でノミネートされた。そして、黒沢清監督が日本人監督として初めて、審査委員長を務めることも合わせて発表。世界中の映画人が務める審査員たちと200人を超える投票メンバーを率いて、今年の受賞者を決定する。黒沢監督は今回の決定を受け、「今年もこれまで誰も見たことのなかった豊かな、全くユニークな作品に出会えることを楽しみにしています」とコメントしている。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会658km、陽子の旅 2023年7月28日よりユーロスペース、テアトル新宿ほか全国にて順次公開©2023「658km、陽子の旅」製作委員会首 2023年11月23日より全国にて公開ⓒ2023KADOKAWA ⓒT.N GON Co.,Ltdゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.悪は存在しない 2024年4月26日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、K2ほか全国にて公開© 2023 NEOPA / Fictive
2024年01月12日今年もWOWOWにて「生中継!第96回アカデミー賞授賞式」の放送が決定した。3月10日(日)(※現地時間)に開催される世界最高峰の映画の祭典「第96回アカデミー賞授賞式」を、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継する同番組。前回の授賞式では、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が作品賞を含む最多7部門を受賞し、ミシェル・ヨーが主演女優賞、キー・ホイ・クァンが助演男優賞、ダニエル・クワンらが監督賞を獲得し、アジア系の俳優やクリエイターの活躍が目立ち、アカデミー賞の変革を感じさせるものとなった。また、第一線から退いていたブレンダン・フレイザー(『ザ・ホエール』)の主演男優賞受賞や、俳優業から遠ざかっていたキー・ホイ・クァンの助演男優賞受賞など、“復活”がひとつのキーワードに。また日本人としては、短編集『私たちの声』の中で、杏出演の『私の一週間』(呉美保監督)が歌曲賞にノミネートされ、杏さんが授賞式にも出席したことで話題に。受賞は逃したものの、ソフィア・カーソンによる主題歌「Applause」のパフォーマンスが披露された。なお、今回の番組案内役もペアを組んで4年目になるジョン・カビラと宇垣美里。ジョン・カビラさんは「さあ、賞の行方と一夜限りのパフォーマンスに釘付けです。忘れられないオスカー、ぜひご一緒に!」とメッセージを寄せ、宇垣さんも「ぜひ、生中継で、一緒に見届けましょう」とコメントしている。「生中継!第96回アカデミー賞授賞式」は3月11日(月)WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信(※日本時間)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月12日第81回ゴールデン・グローブ賞が1月7日(現地時間)、ロサンゼルスで開催された。パンデミック収束し、劇場で大作映画が公開されるようになった2023年を象徴する作品に参加したスターやセレブたちがドレスアップし、レッドカーペットを華やかに飾った。映画のドラマ部門主演女優賞を受賞した『キラー・オブ・ザ・フラワームーン』のリリー・グラッドストーンはヴァンレティノ(Valenntino)。白のストラップレスにたっぷりしたデザインの黒のオペラコート、ブルガリ(Bulgari)のジュエリーを合わせた。リリー・グラッドストーン Photo by Kevin MazurGetty Imagesミュージカル・コメディ部門主演女優賞のエマ・ストーン(『哀れなるものたち』)は、立体的な花の刺繍をあしらったルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のカスタム。淡い色彩の繊細なビーズで覆われたプランジスタイル、フロントの深いスリットとトレーンが特徴。髪は自然に下ろし、ダイヤモンドのイヤリングを見せた。主演と製作を兼ねた『バービー』が今年開設された興行成績賞を受賞したマーゴット・ロビーはジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ(Giorgio Armani Privé)のカスタムのドレスを着用。作品のテーマカラーであるホットピンクのシークインに同色のチュールのボアは、マテル社の「1977スーパースターバービー」のスタイルを再現したものだ。マーゴット・ロビー Photo by Earl Gibson IIIGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images助演女優賞を受賞したダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』原題)はロダルテ(Rodarte)ダークレッドのストラップレス。胸の部分は貝殻のデザインだ。TVでは、ドラマシリーズ部門女優賞のサラ・スヌーク(『メディア王~華麗なる一族~』)がプラバル・グルン(Prabal Gurung)のレースのバンドゥをあしらった黒のシースルー。ニール・レーン・クチュールのダイヤモンドのイヤリングを合わせた。コメディ・ミュージカル部門女優賞を受賞したアヨ・エデビリはプラダ(Prada)赤のストラップレス。足首が見える丈に長いトレーンがアクセント。アヨ・エデビリ Photo by Gilbert FloresGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Imagesリミテッド&アンソロジーシリーズ、TV映画部門女優賞のアリ・ウォン(『BEEF/ビーフ』)はディオール(Dior)のオートクチュールで白のストラップレス。トレードマークの大きなメガネにジュエリーはスワロフスキー(Swarovski)だ。助演女優賞を受賞したエリザベス・デビッキ(『ザ・クラウン』)はディオール(Dior)のシャンパンゴールドのシークインのドレス。自然に下ろしたブロンドの髪色とマッチしていた。今年はストラップレスやオフショルダーのデザインも人気。歌曲賞候補のデュア・リパ(『バービー』)はスキャパレレリ(Schiaparelli)。マーメイドラインのシルエットは演じた役への目配せになっていた。映画のドラマ部門女優賞にノミネートされた『Priscilla』(原題)のケイリー・スピーニー(ミュウミュウ/miumiu)、プレゼンターのミシェル・ヨーやアマンダ・サイフリッド、キャリー・マリガン、ジェニファー・アニストン、エル・ファニングら、多くのスターが好んで着用した。デュア・リパ Photo by Kevin MazurGetty Images個性を放ったのは、「What Was I Made For」(バービー)で歌曲賞を受賞したビリー・アイリッシュ。イベントにドレスで登場することも増えたが、今回はウィリーチャバリア(Willy Chavarria)のオーバーサイズのブレザーにシャツとタイ、カーキのスカートにピンクのソックスというプレッピー・スタイル。ベラ・ラムジー(『The Last of Us』)はプラダのペールブルーのジャケットにグレーのパンツを合わせた。人気のカラーは赤で、プレゼンターで登場したフローレンス・ピューは花のアップリケにボリュームのあるスカートのスリップドレスを着用。ダックテイルにしたヘアスタイルで彼女らしい個性を強調した。他にもセレーナ・ゴメス(アルマーニ・プリヴェ)やジュリアン・ムーア(ボッテガヴェネタ/Bottega Veneta)、レイチェル・ブロズナハンなど多くのスターが赤をチョイスした。セレーナ・ゴメス&フローレンス・ピュー Photo by Michael KovacGetty Images for Moët & Chandonピンクをチョイスしたのはプレゼンターを務めたハンター・シェファーやヘイリー・スタインフェルド。どちらもプラダのドレスだ。さらに花モチーフというトレンドも取り込んだのはジェニファー・ロペス。ニコル+フェリシア・クチュール(Nicole + Felicia Couture)のペールピンクに大きなバラのモチーフというデザインをゴージャスに着こなした。映画のドラマ部門女優賞候補のグレタ・リー(『パスト・ライブス/再会』)はロエベ(Loewe)の淡いイエローのドレス。背面のデザインがエレガントだ。助演女優賞候補のロザムンド・パイク(『Saltburn』)はディオールのヴィンテージ・ドレス。黒のレースの花模様が全体に散りばめられたミディ丈で、フィリップトレイシー(Philip Treacy)のヘッドピースがアクセント。ロザムンド・パイク Photo by Kevin MazurGetty ImagesCMブレイク中に親友のセレナ・ゴメスを見つけて話し込んでいたテイラー・スウィフトはグリーンのシークインドレス。グッチ(Gucci)の特注で、細いショルダーストラップ、大きく開いた背中の3本の細いストラップが特徴。ジェリーはデビアス(DeBeers)のダイアモンド。最後に男性のファッションも。やはりCMブレイク中の様子をカメラに追われ続けたティモシー・シャラメはセリーヌ(Celine)の幾何学模様をあしらったシークイン・ジャケットが目を引いた。同色のシャツの胸をはだけ、カメラを気にすることなくカイリー・ジェンナーと仲睦まじい様子を見せていた。ティモシー・シャラメ&カイリー・ジェンナー Photo by Christopher PolkGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images映画のドラマ部門男優賞を受賞したキリアン・マーフィー(『オッペンハイマー』)はサンローラン(Saint Laurent)のスーツ、助演男優賞受賞のロバート・ダウニー・ジュニア(『オッペンハイマー』)はディオール(Dior Men)。同男優賞候補のバリー・コーガン(『Saltburn』)はルイ・ヴィトンの赤のスーツ。上下の色のトーンやダミエ模様のサイズが異なる個性的なデザイン。同じく男優賞候補のアンドリュー・スコット(『異人たち』)はヴァレンティノ(Valentino)で全身ホワイトのスタイル。バリー・コーガン Photo by Amy SussmanGetty ImagesTVのドラマ部門男優賞候補のペドロ・パスカル(『The Last of Us』)はボッテガヴェネタ(Bottega Veneta)の無数の白糸で模様を縫いつけた黒のシャツに黒のパンツ。転んで負傷した右腕を黒のアームホルダーで吊った姿はちょっと痛々しいながらもスタイリッシュに決まっていた。ペドロ・パスカル Photo by Tommaso BoddiGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images(冨永由紀)
2024年01月08日日本時間2024年1月8日、アメリカで『第81回ゴールデン・グローブ賞』の発表と授賞式が行われ、宮崎駿監督が手掛けたスタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』がアニメ映画賞を受賞したことが分かりました。産経ニュースによると、日本のアニメが同賞を受賞するのは、今回が初とのことです。出典:スタジオジブリ『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督がおよそ10年ぶりに手掛けた長編アニメ映画で、2023年7月14日に公開。公開日まで事前プロモーションを一切行わなかったことでも話題になりました。史上初の快挙に、ネット上では「おめでとうございます!」「すごい!」「また映画館で観たい」などの、喜びの声が上がっています。宮崎監督が手掛けたスタジオジブリ作品が再び世に出ることを、人々は待ち望んでいることでしょう。本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2024年01月08日12月11日(現地時間)、第81回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表された。2023年は全米映画脚本家・俳優組合のストライキにより、大作の公開延期や撮影中止などハリウッドが大いに振り回された一年だったが、同時に映画ファンは良い映画を観るためなら映画館にちゃんと足を運んでくれる、という事実を再確立した年でもあった。特にグレタ・ガーウィグ監督による『バービー』が好例だ。この夏、社会現象とも言える規模で爆発的な興行成績を納め、ゴールデン・グローブ賞コメディー/ミュージカル部門を含む9部門で最多ノミネートを果たした。本作は停滞していたハリウッド映画界を蘇らせた作品といっても過言ではない。バービーといえばアメリカ人なら誰でも知っている、いわばアメリカ版リカちゃん人形だ。人気俳優マーゴット・ロビーが主人公バービーを実写で演じた本作大ヒットの秘密は、ファミリー映画というよりは、むしろ大人に訴えかける意外なまでに奥の深いストーリー作りにある。『バービー』主人公バービーは、“バービーランド”で何の疑いもなく幸せな日々を送っていたが、ある事をきっかけに自分のアイデンティティーに疑問を抱き始め、自分探しの心の旅に出るというあらすじだ。映画のポスターを見ても分かるように、ピンクとブルーを主体に奇抜なネオンカラーを散りばめたプロダクション・デザインは映画公開前からソーシャルメディアで旋風を巻き起こした。そして、ゴールデン・グローブ賞8部門でノミネートされたのは、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』。本作は、第二次世界大戦中、ロスアラモス国立研究所の初代所長としてマンハッタン計画を主導した“原爆の父”ロバート・オッペンハイマーを描いた作品だが、『バービー』と同時期に公開された際、ある現象が注目を集めた。『オッペンハイマー』暗く重いテーマの『オッペンハイマー』を観て気落ちした観客が、気分直しにすぐ隣で上映されていた『バービー』を観に行くというパターンが生まれたのだ。この現象を文字って、"バーベンハイマー”なる造語まで流行した、というところまではいいのだが、これに便乗した心ないアメリカのファンが『バービー』公認ソーシャルメディアに、キノコ雲の前でバービーを抱っこしたオッペンハイマー博士を描いたファン・アート(一般ファンが描く作品を題材にしたイラスト)を投稿した。それに対して『バービー』ソーシャルメディア側も「思い出の夏になりそう!」などと、無神経な返答をしたことが問題に。映画の責任者であるワーナーブラザーズが謝罪文を発表した。いずれにしても、ここまでの社会現象まで引き起こした秀作『バービー』のマルチ受賞は必至とみられている。10月20日に全米で劇場公開されたマーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は約3時間半という長さから映画ファンに敬遠されて赤字興行を記録したが、ヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』と同様に7部門ノミネーションという栄誉に預かった。『君たちはどう生きるか』そして、今年注目のアニメーション部門では宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』と新海誠監督の『すずめの戸締まり』が日本勢ダブル・ノミネーションを達成し、日本国内ならびに米国アニメファンを大いに沸かせた。日本アニメの大躍進であり、その立ち位置をますますソリッドなものとした今回のノミネーションだが、とにかくアメリカは大きな国であることから、作品のCMが目に付かないことや、上映館数が少ないなどの点から、一般市民の作品認知度を見るとまだまだといった感はある。しかしこの状況は、作品が受賞をした時点で大きく変わる可能性があるため、その時の反響に期待したい。『すずめの戸締まり』ゴールデン・グローブ賞で今年から新たに設けられた興行成績賞も注目されており、テイラー・スウィフトのコンサート映画『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』などが有力視されている。このカテゴリーは、一般市民にも認知度が高い、話題の人気映画が候補に上がっていることから、受賞式中継の視聴率アップにも繋がること必至。こういった新しいカテゴリーには、クラーク・プロダクション側の授賞式PR戦略が伺える。歴代ゴールデン・グローブ賞を主催してきたハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)は、2021年に人種的多様性の欠如ならびに内部でのお金の流れが不透明であることが指摘され、2022年には批判が殺到した。HFPAが司るゴールデン・グローブ賞の先行きが案じられたが、根本的な改革を進め心機一転を試みている。これまで非営利団体扱いだった組織を解体、そして米国屈指のプロダクション会社であるディック・クラーク・プロダクションと金融持株会社エルドリッジ・インダストリーズに売却して営利団体となった。そして2024年放映より製作総指揮をディック・クラーク・プロダクションが主催することとなり、これまで100人前後しかいなかった投票権のあるメンバーを300人に増やした。これまで業界関係者たちから、「授賞式のパーティーは最高だが独断と偏見のお飾り映画賞」と揶揄されていたゴールデン・グローブ賞。2024年初春に披露される新装オープンの成果にそのメンツがかかっている。(Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibliオッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年01月06日2歳の息子・希未(のぞみ)の夜泣きがおさまらず、もう2年もゆっくり眠れていない母・晴瑠(はる)。同じ時期から「よなきごや」に通っていた親子はどんどん卒業していくのに、自分たちだけが取り残されていると感じます。疲れやストレス、焦燥感が募る中、とうとう限界が来て……。→第9話「私は母になれる?」(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。→記事一覧へ
2024年01月06日皆さんは、店員の行動に驚いたことはありますか?今回は「購入した制服」にまつわる物語と読者の感想を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言娘の制服を購入春から中学生になる主人公が、母と一緒に制服を作りに行ったときのことです。ブレザーの内側に名前を刺繍できると言われたので、刺繍をお願いしました。それから1ヶ月後、制服を受け取りに行くと、制服は「すでに引き渡し済み」と言われたのです。母が「どういうことですか!?」と言うと、店員は「申し訳ございません」と謝罪し、ミスがあったのかもしれないと言いました。新しい制服を用意してくれると言った店員。しかしどんなに急いでも2週間はかかるようで、入学式に間に合いません。仕方なく見本用を出典:モナ・リザの戯言仕方なく、新しい制服が届くまでは見本用の制服を使うことになりました。入学式の数日後、やっと新しい制服が届けられ安堵した主人公。それから半年後、制服屋の店員が突然主人公の家を訪れます。そして主人公の制服を従業員が盗んでいたことがわかったと言うのです。そしてこの後、盗まれたブレザーを着ていた生徒を知り、主人公は驚くことになるのでした。読者の感想人の制服を勝手に盗むだなんて信じられません。このようなことをして主人公を悲しませた従業員には、しっかり反省して改心してほしいと思いました。(30代/女性)消えた制服がまさか従業員に盗まれていたなんて驚きです。制服が盗まれたせいで、入学式に間に合わなかった主人公を気の毒に思いました。(20代/女性)
2023年12月31日皆さんは、思わぬトラブルに巻き込まれた経験はありますか?今回は「娘の制服にまつわるトラブル」のエピソードと、感想を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言中学生になる娘のために制服の採寸春から中学生になる娘のために、制服を作りに来た主人公。採寸をして、1ヶ月後に引き渡しとなったのですが、後日引き取りに行くと店員から「すでに引き渡し済み」だと言われてしまいます。驚愕する主人公に、店員は「もっ申し訳ございません!」と謝罪。制服の引き渡しが多いので、どこかで間違いがあったのではないかと言われ…。新しい制服は用意してもらえるものの…出典:モナ・リザの戯言店員は新しい制服を用意すると言いますが、出来上がるのは2週間後のため入学式には間に合いません。仕方なく、娘は見本の制服を着て入学式に出席することに…。しかし後日、制服は間違いで引き渡されたのではなく従業員に盗まれたことが発覚。娘は盗まれたブレザーを着ていた同じ学校の生徒を知り、驚くことになるのでした。読者の感想見本の制服で入学式に参加することになってしまった娘は残念でしたね。お店の従業員が客のものを盗むだなんて、あってはならないことだと思います。(30代/女性)一生に一度の入学式の前に、制服が盗まれてしまった娘の気持ちを考えると心が痛みます。盗んだ従業員には、しっかりと反省してほしいです。(20代/女性)
2023年12月27日「第46回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が、来年9月7日(土) から21日(土) の13日間(月曜休館)にわたって東京・京橋の国立映画アーカイブにて開催されることが決定した。メインプログラムである、自主映画コンペティション「PFFアワード 2024」の公募もまもなくスタート。作品の応募受付期間は、2月1日(木) から3月23日(土) までとなっている。また、今回より最も創作欲の渦巻く年代の映画づくりを奨励すべく、18歳以下(2005年4月1日以降生まれの方)の出品料が無料となることも発表された。「PFFアワード 2023」より<イベント情報>「第46回ぴあフィルムフェスティバル 2023」2024年9月7日(土)~21日(土) ※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(京橋)■「PFFアワード 2024」作品募集受付期間:2024年2月1日(木)~3月23日(土)出品料:一般 3,000円※18歳以下は無料(2005年4月1日以降生まれの方)※学生証または年齢がわかる書類が必要作品募集ページ:公式サイト:
2023年12月26日俳優・宮沢氷魚が、「第17回アジア・フィルム・アワード」(以下、AFA)のYouth Ambassadorに決定した。「アジア・フィルム・アワード」は、2007年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞。今回、Youth AmbassadorにAFA史上初めてアジアの国と地域から4人の若手俳優を迎えた。宮沢さんは、ドラマ「コウノドリ」第2シリーズで俳優デビューし、初主演映画『his』で新人賞を多数受賞、『ムーンライト・シャドウ』『レジェンド&バタフライ』などにも出演。『エゴイスト』では、第16回AFA最優秀助演男優賞を受賞している。今回、日本人としては初めて宮沢さんがYouth Ambassadorに就任するほか、リウ・グァンティン(台湾)、マリオ・マウラー(タイ)、ウィル・オー(香港)も就任し、授賞式に登壇するほか、関連イベントに参加し、ファンや映画好きとの交流を通じて彼らの作品やアジア映画への情熱について語る予定だという。宮沢氷魚コメントこの度AFAのYouth Ambassadorとして迎えられ、大変光栄で、また誇りに思います。日本の俳優として、これを機に日本映画の魅力をより多くの観客の皆さまに伝えたいと思います。(シネマカフェ編集部)
2023年12月25日第96回アカデミー賞より国際長編映画賞、作曲賞、歌曲賞など10部門のショートリストが発表された。国際長編映画賞には、日本の『PERFECT DAYS』(ヴィム・ヴェンダース監督)、今年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した英国の『The Zone of Interest(原題)』やデンマークのマッツ・ミケルセン主演作『The Promised Land(英題)』などが候補入りした。作曲賞には久石譲が手掛けた『君たちはどう生きるか』や『バービー』『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』『オッペンハイマー』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マイ・エレメント』などが選ばれた。視覚効果賞には『ゴジラ-1.0』がショートリスト入りを果たした。同部門には『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『哀れなるものたち』などが選出された。ショートリストからノミネート作品を決める投票は1月11日から16日に行われ、1月23日にノミネーションが発表される。最終投票は2月22日から27日に行われ、3月10日に開催のアカデミー賞授賞式で受賞作品・受賞者が発表される。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibliゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.
2023年12月22日カンヌ国際映画祭よりも長い歴史があり、国内で最も権威と実績を持つ映画賞「第78回毎日映画コンクール」の各賞のノミネート作品、ノミネート者が発表。日本映画大賞・日本映画優秀賞候補作5作品は、『怪物』『ゴジラ-1.0』『せかいのおきく』『福田村事件』『ほかげ』となった。『万引き家族』でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督が、「今一番リスペクトしている」と語る脚本家の坂元裕二と初タッグを組んだ『怪物』が最多9部門ノミネート。『ゴジラ-1.0』次いで、貧しくもたくましく生きる長屋の住人たちを阪本順治監督がみずみずしく描いた『せかいのおきく』が8部門ノミネート。『せかいのおきく』今年を代表する話題作、秀作、力作、優れた映画スタッフらが揃った。受賞作・受賞者発表は2024年1月下旬となっている。第78回毎日映画コンクール主なノミネート作品(者)【作品部門】<日本映画大賞、日本映画優秀賞>『怪物』『ゴジラ-1.0』『せかいのおきく』『福田村事件』『ほかげ』<外国映画ベストワン賞>『EO イーオー』『イニシェリン島の精霊』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『TAR/ター』『フェイブルマンズ』『別れる決心』【俳優部門】<男優主演賞>綾野剛『花腐し』稲垣吾郎『正欲』鈴木亮平『エゴイスト』藤竜也『高野豆腐店の春』横浜流星『春に散る』『エゴイスト』<女優主演賞>安藤サクラ『BAD LANDS バッド・ランズ』黒木華『せかいのおきく』菊地凜子『658km、陽子の旅』趣里『ほかげ』杉咲花『市子』『市子』<男優助演賞>磯村勇斗『月』宇崎竜童『BAD LANDS バッド・ランズ』加瀬亮『首』宮沢氷魚『エゴイスト』永山瑛太『福田村事件』『首』<女優助演賞>阿川佐和子『エゴイスト』安達祐実『春画先生』田中裕子『怪物』広瀬すず『キリエのうた』二階堂ふみ『月』『キリエのうた』<スポニチグランプリ新人賞・男性>アフロ『さよなら ほやマン』池川侑希弥『雑魚どもよ、大志を抱け!』黒崎煌代『さよなら ほやマン』黒川想矢『怪物』塚尾桜雅『ほかげ』柊木陽太『怪物』『怪物』<スポニチグランプル新人賞・女性>アイナ・ジ・エンド『キリエのうた』石田夢実『遠いところ』サリngROCK『BAD LANDS バッド・ランズ』當真あみ『水は海に向かって流れる』東野絢香『正欲』山崎七海『渇水』『水は海に向かって流れる』【スタッフ部門】<監督賞>石井裕也『月』是枝裕和『怪物』阪本順治『せかいのおきく』塚本晋也『ほかげ』森達也『福田村事件』山崎貴『ゴジラ-1.0』<脚本賞>足立紳、松本稔『雑魚どもよ、大志を抱け!』荒井晴彦、中野太『花腐し』佐伯俊道、井上淳一、荒井晴彦『福田村事件』阪本順治『せかいのおきく』坂元裕二『怪物』港岳彦『正欲』『正欲』<対象作品>2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象。<表彰>▽作品部門=日本映画大賞日本映画優秀賞外国映画ベストワン賞▽俳優部門=男優主演賞女優主演賞男優助演賞女優助演賞スポニチグランプリ新人賞▽スタッフ部門=監督賞脚本賞撮影賞美術賞音楽賞録音賞▽ドキュメンタリー部門=ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション部門=アニメーション映画賞大藤信郎賞▽TSUTAYADISCAS映画ファン賞▽田中絹代賞▽特別賞<発表>2024年1月下旬の毎日新聞、スポーツニッポン新聞紙上(シネマカフェ編集部)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会福田村事件 2023年9月1日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開(c)「福田村事件」プロジェクト2023正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会せかいのおきく 2023年4月28日より全国にて公開©2023 FANTASIAキリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film BandBAD LANDSバッド・ランズ 2023年9月29日より全国にて公開©2023「BAD LANDS」製作委員会月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER高野豆腐店の春 2023年8月18日より公開市子 2023年12月8日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2023 映画「市子」製作委員会
2023年12月21日カンヌ映画祭より歴史ある、国内で最も権威と実績の映画賞第78回毎日映画コンクール「怪物」「ゴジラ-1.0」「せかいのおきく」「福田村事件」「ほかげ」日本映画大賞・日本映画優秀賞候補作5作品決定!!男優主演賞に、綾野剛、稲垣吾郎、鈴木亮平、藤竜也、横浜流星女優主演賞に、安藤サクラ、黒木華、菊地凜子、趣里、杉咲花「怪物」が、最多9部門ノミネート!「せかいのおきく」が、8部門ノミネート!この度、国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第78回毎日映画コンクール」の各賞のノミネート作品、ノミネート者が決まりました。「万引き家族」でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督が、「今一番リスペクトしている」と語る脚本家の坂元裕二と初タッグを組んだ「怪物」が最多9部門ノミネート。次いで貧しくもたくましく生きる長屋の住人たちを阪本順治監督がみずみずしく描いた「せかいのおきく」が8部門ノミネート。今年を代表する話題作、秀作、力作、優れた映画スタッフらが揃いました。受賞作(者)発表は来年1月下旬。是非、ご紹介のご検討をお願いいたします。第78回毎日映画コンクールノミネート作品(者)一覧【作品部門】<日本映画大賞、日本映画優秀賞>「怪物」「ゴジラ-1.0」「せかいのおきく」「福田村事件」「ほかげ」<外国映画ベストワン賞>「EO イーオー」「イニシェリン島の精霊」「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」「TAR/ター」「フェイブルマンズ」「別れる決心」【俳優部門】<男優主演賞>綾野剛「花腐し」 稲垣吾郎「正欲」 鈴木亮平「エゴイスト」藤竜也「高野豆腐店の春」 横浜流星「春に散る」<女優主演賞>安藤サクラ「BAD LANDS バッド・ランズ」 黒木華「せかいのおきく」 菊地凜子「658km、陽子の旅」趣里「ほかげ」 杉咲花「市子」<男優助演賞>磯村勇斗「月」 宇崎竜童「BAD LANDS バッド・ランズ」 加瀬亮「首」宮沢氷魚「エゴイスト」 永山瑛太「福田村事件」<女優助演賞>阿川佐和子「エゴイスト」 安達祐実「春画先生」 田中裕子「怪物」広瀬すず「キリエのうた」 二階堂ふみ「月」<スポニチグランプリ新人賞・男性>アフロ「さよなら ほやマン」 池川侑希弥「雑魚どもよ、大志を抱け!」 黒崎煌代「さよなら ほやマン」 黒川想矢「怪物」 塚尾桜雅「ほかげ」 柊木陽太「怪物」<スポニチグランプル新人賞・女性>アイナ・ジ・エンド「キリエのうた」 石田夢実「遠いところ」 サリngROCK「BAD LANDS バッド・ランズ」 當真あみ「水は海に向かって流れる」 東野絢香「正欲」 山崎七海「渇水」【スタッフ部門】<監督賞>石井裕也「月」 是枝裕和「怪物」 阪本順治「せかいのおきく」 塚本晋也「ほかげ」 森達也「福田村事件」 山崎貴「ゴジラ-1.0」<脚本賞>足立紳、松本稔「雑魚どもよ、大志を抱け!」 荒井晴彦、中野太「花腐し」佐伯俊道、井上淳一、荒井晴彦「福田村事件」 阪本順治「せかいのおきく」 坂元裕二「怪物」 港岳彦「正欲」<撮影賞>笠松則通「せかいのおきく」 鎌苅洋一「月」 川上皓市、新家子美穂「花腐し」近藤龍人「怪物」 柴崎幸三「ゴジラ-1.0」 浜田毅「首」<美術賞>上條安里「ゴジラ-1.0」 瀬下幸治「首」 原田恭明「花腐し」原田満生「せかいのきおく」 三ツ松けいこ「怪物」<音楽賞>坂本龍一「怪物」 佐藤直紀「ゴジラ-1.0」 ジム・オルーク「658km、陽子の旅」小林武史「キリエのうた」 安川午朗「せかいのおきく」<録音賞>志満順一「せかいのおきく」 高須賀健吾「月」 竹内久史「ゴジラ-1.0」冨田和彦「怪物」 深田晃「花腐し」【ドキュメンタリー部門】<ドキュメンタリー映画賞>「「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち」 「キャメラを持った男たち―関東大震災を撮る―」「ケアを紡いで」 「劇場版 ナオト、いまもひとりっきり」 「国葬の日」 「絶唱浪曲ストーリー」 「チョコレートな人々」【アニメーション部門】<アニメーション映画賞、大藤信郎賞>「I stitch my skin to the ground」 「アリスとテレスのまぼろし工場」 「Our Pain」 「URAHARA ― TEASER」 「丘にいる ft.VX-β」 「オクトポリス ―プロローグ―」 「己踊り」 「君たちはどう生きるか」 「520」 「駒田蒸留所へようこそ」 「Sewing Love」 「ゾウのかたち」 「太陽が水を汲んでいる」 「月見ごこち」 「並んだLAND」 「ニンジンは待ってくれない」「HIDARI」 「火の鳥 エデンの花」 「BLUE GIANT」 「北極百貨店のコンシェルジュさん」 「マイスクール」 「Magnified City」 「みじめな奇蹟」 「Monk SEISHIN」 「屋根裏のラジャー」 「ユーフラジー=モンタージュ」「来世 ユニコーンの首筋後ろのホクロになりたい」 「La nuit des illusions(迷走の夜)」 「Return」(50音順)毎日映画コンクール概要毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞です。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けていることが特徴です。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考にかかわり、毎日映画コンクールはその歴史と伝統とともに、選考の厳正公明さによっても映画業界から高い評価を得ています。第75回から表彰式の開催地は都内へと戻り、目黒区の協力を得て「めぐろパーシモンホール」での開催を予定しています。今後も、一般にも開かれた映画賞として毎日映画コンクールは成長を続けていきます。第78回毎日映画コンクール<対象作品>2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象です。<表彰>▽作品部門=日本映画大賞 日本映画優秀賞 外国映画ベストワン賞▽俳優部門=男優主演賞 女優主演賞 男優助演賞 女優助演賞 スポニチグランプリ新人賞▽スタッフ部門=監督賞 脚本賞 撮影賞 美術賞 音楽賞 録音賞▽ドキュメンタリー部門=ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション部門=アニメーション映画賞 大藤信郎賞▽TSUTAYA DISCAS映画ファン賞 ▽田中絹代賞 ▽特別賞<発表>2024年1月下旬の毎日新聞、スポーツニッポン新聞紙上<表彰式>2024年2月14日、めぐろパーシモンホール(東京都目黒区八雲1の1の1)主催 毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社共催 目黒区芸術文化振興財団特別後援 カルチュア・エンタテインメント、CCCMKホールディングス後援 経済産業省、文化庁、日本映画製作者連盟、映像文化製作者連盟、ユニジャパン、映像産業振興機構(VIPO)、目黒区協賛 映画演劇文化協会、えがお、集中出版、スマイルコミュニケーションズ、セーフティーステップ、東急グループ、東日印刷、ハナマルキ協力 エース、黒谷美術、芸游会、サッポロビール、下関市(山口県)、シモンズ、Base KOM<公式HP> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月21日一般社団法人 日本損害保険協会(会長:新納 啓介)は、第20回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の入選作品(入賞22作品・佳作60作品)を決定しました。全国の小学校、子ども会、児童館など、658団体から、8,904人が参加し、1,708作品が寄せられ、団体数については過去最多となりました。応募作品の傾向として、危険な場所や安全な場所を指摘するだけでなく、まち探検の目的を明確にしたうえで、実際に調査して発見した気付きや疑問をマップにまとめ、理解を深めている作品が多数あり、いずれも力作ばかりでした。また、マップの作成を通じて、街灯や避難場所への誘導看板の設置、ブロック塀の倒壊や溝にグレーチングが設置されていないことの危険性を指摘し、自治体などに改善を要望したことがわかる作品も多くあり、子どもたちの視点から、地域をより安心・安全なまちにしたいという熱意が強く感じられました。保護者や指導者からは、ぼうさい探検隊を実施したことで、「まち探検やインタビューを通じて得られた学びや体験によって、子どもたちの安全に対する意識の向上が感じられた」、「地域の安全を守るために何ができるのかを考えるきっかけになった」といった感想をいただきました。入賞22作品については、審査員の講評等を取りまとめた表彰動画を、2024年1月下旬に当協会ホームページで公表する予定です。※「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」とは子どもたちがまちを探検しながら、まちにある防災、防犯、交通安全に関係のある施設や設備を発見し、マップにまとめる実践的安全教育プログラムです。2004年から、毎年、マップコンクールを開催し、優れたマップを表彰しています。◆文部科学大臣賞 【愛媛県】愛媛県宇和島市立遊子小学校 「遊子のみんなの命を守り隊」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月20日日本が誇る名曲を再構築する”リバイバル”音楽プロジェクト『Newtro』(ニュートロ)が、第8弾楽曲「月の裏で会いましょう × rice water Groove (TBS'93,chancylemon) feat.BaramonK」のミュージックビデオを公開。今回リバイバルされた楽曲は、「接吻」、「朝日のあたる道」などの代表曲をリリースしてきた、田島貴男がボーカルを務める音楽ユニット ORIGINAL LOVEのメジャー通算2作目のシングルで、当時放送された深夜ドラマの主題歌としても起用され、今も様々なアーティストにカバーされている楽曲「月の裏で会いましょう」。「90’s,00’sの再解釈」を軸に制作活動を行う3MC HIPHOPクルー"rice water Groove"が再構築。メンバーのTBS'93、chancylemonの2人が、独自の解釈でサビにかけてオリジナルのリリックが追加され、サビではトークボックス奏者のBaramonKがフィーチャリングで参加し、rice water Groove大胆なアレンジとなっている。ミュージックビデオのイラストは、ストリーミング累計再生回数が1億回を突破した、なとり「Overdose」のイラストを担当したイラストレーター・ハチナナが、第2弾の「じゃじゃ馬にさせないで×レトロな少女」に続いて担当。▼Newtro 第8弾『月の裏で会いましょう(ORIGINAL LOVE / 1991)』 × rice water Groove (TBS'93,chancylemon) feat.BaramonK / Newtroミュージックビデオ: -------------『Newtro』アーティストやイラストレーターによって「過去(Retro)の名曲」を再構築し、「現在や未来(New)」に新しい作品として生み出す音楽プロジェクト。古き良きモノと新時代が混じり合い、新しいクリエイティブが生まれる”交差点”を中心とした「近未来都市」を舞台に、楽曲の世界観や空気感にあわせたクリエイティブを通じて世界に発信していく。▼公式YouTubeチャンネル ▼第1弾『Romanticが止まらない(C-C-B / 1985)』 × Lafuzin / Newtroミュージックビデオ: 1985年にリリースされたC-C-B「Romanticが止まらない」。80年代を中心に数多くのヒット曲を生み出してきた、松本隆(作詞)と筒美京平(作曲)というゴールデンコンビにより制作され、人気ドラマ「毎度おさわがせします」の主題歌となったこの名曲が、日本のニューミュージックや歌謡曲などに影響を受けてきた”ソフィスティ・ポップ・デュオ”Lafuzin(ラフジン)によって再構築。▼第2弾『ロマンティックあげるよ(橋本潮 / 1986)』 × DE DE MOUSE feat. ひらめ / Newtroミュージックビデオ: 1986年にリリースされた橋本潮「ロマンティックあげるよ」。テレビアニメ『ドラゴンボール』のエンディングテーマとして広く知られるこの名曲を、人気トラックメイカー DE DE MOUSEによるアレンジで、ボーカリストにTikTok発の新世代アーティスト ひらめを迎え再構築。▼第3弾『じゃじゃ馬にさせないで(西尾えつ子 / 1989)』 × レトロな少女 / Newtroミュージックビデオ: 1989年にリリースされた西尾えつ子のデビューシングル「じゃじゃ馬にさせないで」。世代をまたがり根強いファンを持つ高橋留美子の代表作『らんま1/2』のテレビアニメのオープニングテーマとして広く知られるこの名曲を、ノスタルディックで新しい、レトロでポップで可愛らしいをテーマに楽曲を届けていく男女ユニット、レトロな少女が再構築。▼第4弾『壊れかけのRadio(徳永英明 / 1990)』 × 坂本櫻 / Newtroミュージックビデオ: 「輝きながら…」、「Rainy Blue」など数々のヒット曲を発表してきた日本を代表するシンガーソングライター徳永英明が1990年にリリースした、言わずと知れた名曲の一つ。今も多くの人に愛されるこの曲を、シンガーソングライター坂本櫻が、透明感のあるピアノと歌声で再構築。▼第5弾『WINDY SUMMER(杏里 / 1983)』 × ultramodernista / Newtroミュージックビデオ: 80年代のシティ・ポップを牽引したシンガーソングライターの杏里が1983年に発表した、角松敏生の作詞・作曲・プロデュースによる夏の名曲「WINDY SUMMER」。この楽曲を、韓国のシンセポップバンド ultramodernistaが、持ち味であるシンセ・サウンドと70~80年代のディスコを基盤とした彼らの感覚で再解釈。▼第6弾『暗闇坂むささび変化(はっぴいえんど / 1971)』 × DENIMS / Newtroミュージックビデオ: 大瀧詠一、細野晴臣、鈴木茂、松本隆によるロックバンド はっぴいえんどが、1971年にリリースした楽曲「暗闇坂むささび変化」。1964年の東京オリンピック以降の東京をテーマにしたアルバム『風街ろまん』に収録され、東京へのノスタルジアを端的に表したはっぴいえんどの名曲の一つ。この楽曲を、ファンクやブルースをルーツに、ヒップホップ、ジャズ、パンク、シティポップといった要素を自由自在にミックスしたサウンドで注目を浴びる4人組バンド DENIMSが彼らの感覚で再構築。▼第7弾『恋一夜(工藤静香 / 1988)』 × pale memory Room / Newtroミュージックビデオ: おニャン子クラブのメンバーとして活動し、1987年にソロデビュー以降、「FU-JI-TSU」、「MUGO・ん…色っぽい」など昭和から平成にかけて多くのヒット作をリリースしてきた工藤静香の名曲の一つ「恋一夜」。”平成最初のシングルランキング”で1位を獲得するなど、当時はもちろん、彼女のヒット曲の中でも、今も高い人気を誇るこの楽曲を、エレクトロ、アンビエントを基調とした幅広い音楽で独自のスタイルを追及する4ピースバンド pale memory Roomが、古き良きサウンドと現代的なアプローチの化学反応を狙ったアレンジで再構築。<INFORMATION>▼Newtro YouTubeチャンネル ▼X(旧Twitter) ▼TikTok ▼Instagram ▼Threads <TV PROGRAM>▼MUSIC ON! TV(エムオン!)「Newtro-ニュートロ-」 放送日時:12/21(木) 21:55〜22:00選曲理由や、影響を受けた日本のレトロな音楽・文化について語ります。<CREATOR>▼楽曲ORIGINAL LOVE「月の裏で会いましょう」(1991年)「接吻」「朝日のあたる道」などの代表曲をリリースしてきた、田島貴男がボーカルを務める音楽ユニット ORIGINAL LOVEのメジャー通算2作目のシングル。当時放送された深夜ドラマの主題歌としても起用され、今も様々なアーティストにカバーされている楽曲。▼アーティストrice water Groove (TBS'93,chancylemon) feat.BaramonKProd.by YAZZY BEATS (ザ・おめでたズ) &TBS'93lyric.by TBS'93,chancylemonX(※Twitter): Inastagram: 「90’s,00’sの再解釈」を軸に制作活動を行う3MC HIPHOPクルー。東京をはじめ、東洋諸国における伝統的功夫カルチャー及び、クラシックヒップホップカルチャーの発展のための組織として2016年に発足。クリエイター10数名で構成する自主レーベル「Doggy G Central Records」を主宰。現時点において、世界各国で名声を得ているコンテンツからも分かるよう、東洋諸国の文化は各媒体を通し、エンターテインメントの概念の元、都合主義の中で混合されている現状がある。そういった理由から、誤って認識された東洋諸国的伝統文化が世界中の共通認識、常識として広く知られているのだ。(功夫、侍、忍者etc.) 我々は、そんな世界的視点からの、誤認識された「混合東洋諸国文化」にこそ本質的な魅力があるのではないかと考え、普及活動を行っている。今こそクラシックヒップホップを再解釈することで東洋の威厳と品格を世界に向け逆発信する時ではないだろうか。<rice water Groove コメント>今回は本企画初のオリジナルのリミックスワークということで、原曲であるORIGINAL LOVE『月の裏で会いましょう』をサンプリングし制作させていただきました。トラックは、明るく疾走感のある原曲の魅力をそのままに、我々の得意とするクラシカルなHIPHOPの温度感をいかにして落とし込めるかを考えた結果、ザ・おめでたズのトラックメーカー YAZZY BEATSとTBS’93の共作という形で、メロウな上ネタとパーカッシブなドラムラインの掛け合わせを実現することができました。歌唱部分は、原曲のHOOKをBaramonKのトークボックスでカバーし、その他のセクションをラップバースとして1から作詞を試みました。メンバーが生まれる前である、92年にリリースされた『月の裏で会いましょう』に対し、田島貴男さんがどんな想いを乗せたのか、メンバーそれぞれの楽曲に対する解釈深度を深めた上でリリックの作成に取り組みました。「92年当時のロマンチシズムを失うことなく、2023年現在の観点から再解釈を行おう」というテーマを掲げ、原曲に散りばめられた抽象的な世界観を生かしながら宇宙や愛について独自のイマジネーションを投影させた、誰もが心を躍らすような高揚感あふれるリリックに仕上げさせていただきました。▼イラストレーターハチナナX(※Twitter): Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月15日皆さんは、私物を盗まれた経験はありますか?今回は「娘の制服を盗んだ”意外な犯人”」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言楽しみにしていた制服が…春から中学生になる娘のため、店に制服を作りにきた主人公。ブレザーの内側には、刺繍で名前も入れてもらいました。そして1ヶ月後、完成した制服を取りに店を訪れた主人公。しかし制服はお店の手違いで誰かに引き渡されてしまっていたのです。店員は謝罪をして「新しく作り直す」と言ってくれましたが…。制服の完成は2週間後…制服の完成に2週間はかかるため「入学式に間に合わない…」とショックを受ける娘。仕方なく見本の制服を借りて入学式に出ることになったのですが…。出典:モナ・リザの戯言入学式から帰宅した娘は、クラスメイトに制服がダボダボだと馬鹿にされ落ち込んでしまい…。しかし数日後、新しい制服が無事に届き、娘は笑顔で学校へ行けるようになりました。それから半年後、制服は受け渡しミスではなく、店の従業員が盗んでいたことを知らされます。主人公の娘の名前が刺繍されていて、裾直しを対応した従業員が目撃して発覚したのです。そしてこの後、盗まれたブレザーを着ていた生徒を知り、娘は驚くことになるのでした。読者の感想新しい制服を着るときはとてもワクワクしますよね。店員が盗んだとなると、店の信用度にもかかわってくると思いました。盗んだ店員には、反省してほしいですね。(30代/女性)制服のことで不快な思いをしてしまった娘が気の毒でした…。名前を刺繍で入れていたことで、今回のトラブルが急展開するとは思わなかったです。(20代/女性)
2023年12月15日第16回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」の受賞者・団体が発表された。今回の受賞者・団体は、『火の顔』『アンティゴネ』『未婚の女』の翻訳・ドラマトゥルクを務めた大川珠季、『アナトミー・オブ・ア・スーサイド―死と生をめぐる重奏曲―』の翻訳を担当した關智子、『黄色い封筒』を上演した劇団青年座、パレスチナ演劇上演シリーズ『占領の囚人たち』、現代カナダ演劇上演 ニコラス・ビヨン2作品上演『慈善家-フィランスロピスト』『屠殺人 ブッチャー』を上演した名取事務所。贈呈式は2024年1月15日(月) 13時より東京・あうるすぽっとで行われる。本賞は、2017年までの10年間、小田島個人が主催し、海外戯曲の優れた翻訳者に贈呈されてきた。第11回からは名称と趣旨を引き継ぎ、実行委員会が主催して運営。翻訳者に加え、海外戯曲の優れた上演成果も対象に、実行委員の合議で選考している。第16回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」受賞者・団体大川珠季■『火の顔』『アンティゴネ』作:『火の顔』マリウス・フォン・マイエンブルク『アンティゴネ』ベルトルト・ブレヒト(原作:ソフォクレス)演出:深作健太翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季上演期間:2023年4月8日(土)~4月16日(日)会場:吉祥寺シアター■『未婚の女』作:エーヴァルト・パルメツホーファー演出:深作健太翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季上演期間:2023年10月18日(水) ~10月22日(日)会場:銕仙会能楽研修所關智子■『アナトミー・オブ・ア・スーサイド―死と生をめぐる重奏曲―』作:アリス・バーチ演出:生田みゆき翻訳:關智子上演期間:2023年9月21日(木)~9月29日(金)会場:文学座アトリエ劇団青年座■『黄色い封筒』作:イ・ヤング(李羊九)翻訳・ドラマトゥルク:石川樹里演出:須藤黄英上演期間:2023年7月5日(水) ~7月10日(月)会場:吉祥寺シアター名取事務所■パレスチナ演劇上演シリーズ『占領の囚人たち』「Prisoners of the Occupation」東京版作:パレスチナ人政治囚、エイナット・ヴァイツマン「I, Dareen T. in Tokyo」作:ダーリーン・タートゥール、エイナット・ヴァイツマン翻訳・ドラマトゥルク:渡辺真帆演出:生田みゆき上演期間:2023年2月17日(金)~2月26日(日)会場:下北沢「劇」小劇場■現代カナダ演劇上演 ニコラス・ビヨン2作品上演『慈善家-フィランスロピスト』『屠殺人 ブッチャー』作:ニコラス・ビヨン翻訳:吉原豊司演出:「慈善家-フィランスロピスト」小笠原響「屠殺人 ブッチャー」生田みゆき上演期間:2023年11月17日(金)~12月3日(日)会場:下北沢「劇」小劇場
2023年12月12日12月11日(日本時間)夜、アカデミー賞のゆくえを占う最大の前哨戦「第81回ゴールデン・グローブ賞」のノミネーションが発表され、スタジオジブリ製作・宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)と新海誠監督『すずめの戸締まり』(英題:Suzume)がアニメ映画賞 ノミネーション作品として選出されたことが明らかとなった。宮崎駿が原作・脚本・監督を手掛けた本作は、監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、まったく別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー映画。公開後、米津玄師による主題歌「地球儀」やボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、風吹ジュン、國村隼、小林薫らが参加していることが大きな話題となった。これまでニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞で「最優秀アニメーション賞」を受賞している本作。前作『風立ちぬ』は第71回ゴールデン・グローブ賞に「非英語映画賞(外国語映画賞)」としてノミネートされ、惜しくも受賞を逃す結果となった。『すずめの戸締まり』は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語。新海誠監督の最新作として2022年11月11日より全国公開され、87日間で観客動員数は1,000万人、国内興行収入は134億円を突破した。2023年2月には、世界三大映画祭のひとつ「ベルリン国際映画祭」の「コンペティション部門」へ正式出品された。アニメ映画賞部門にはこのほかに、『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ウィッシュ』がノミネートされている。なお、「作曲賞」に久石譲がノミネートしており、『君たちはどう生きるか』は2部門のノミネートとなった。「ゴールデン・グローブ賞」結果発表&授賞式は、2024年1月7日(現地時間)に行われる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月11日皆さんは、ものを盗まれた経験はありますか?今回は「娘の制服を強奪した”意外な犯人”」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言娘の制服春から中学生になる娘の制服を作りにきた主人公。ブレザーの内側には筆記体で子どもの名前を入れてもらいました。代金も支払い、1ヶ月後に完成した制服を受け取りに行くと…。娘の制服はすでに引き渡し済みと言われてしまったのです。まだ受け取ってないのに…手違いで娘の制服が別の人に渡ってしまい「申し訳ございません。」と謝罪をしてくる店員。そして、新しい制服を用意しても入学式に間に合わないため「そんな…」と落ち込む主人公。式は見本の制服を借りることになったのです。出典:モナ・リザの戯言数日後、店員から犯人がわかったと報告を受けた主人公。制服は手違いで別の人に渡ったわけではなく、盗まれていたよう…。そして、犯人は娘と同い年の子どもがいる店の従業員だったのです。その後盗んだ犯人の真相を知り、さらに驚愕する主人公なのでした。読者の感想楽しみにしていた名前入りの制服が着れなくなったと思うとショックですよね。従業員が盗んでいたとなると、店の信用にも関わってきそうです。(30代/女性)主人公の娘の気持ちを考えると、心が痛みます。盗まれていたとは、とても驚きました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年12月11日俳優・佐藤健が、自身の公式YouTubeで“佐藤健アワード”を発表する映像を公開した。来年は、シリーズ完結編となる「義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル」や、川村元気の恋愛小説を映画化した『四月になれば彼女は』の放送・公開が控える佐藤さん。今回の映像は、“佐藤健アワード”と題し、漫画/A(佐藤健プロデュースアパレルブランド)/旅行/映画・ドラマ/音楽/謎解き/写真という7部門での最優秀賞を決めていくというもの。最初はお蕎麦をたしなみながら、それぞれについて熱く語る佐藤さんが見られ、その作品に触れてみたくなる、これまでのYouTubeをまた見たくなるような映像となっている。映像を見た視聴者からは「推し(健さん)が推し(トム様)の話してるの最高!」、「お話も面白いから最高大好き」、「健さんと会話してるようで楽しかった漫画買います」、「漫画よんでみます!」、「好きな映画やドラマが共感できて嬉しい」、「私も大好きな作品」などと、反響を呼んでいる。なお、佐藤さんが今回映画・ドラマ部門で挙げた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、トム・クルーズがIMFのエージェントであるイーサン・ハントを演じるシリーズ第7弾。イーサンのバイクアクションが公開前から大きな話題となっていた。本作は現在、各配信サイトやBlu-ray&DVDで観ることができる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年12月08日神奈川県住宅供給公社(所在地:横浜市中区)は、グループ会社の一般財団法人シニアライフ振興財団、北里大学医療衛生学部、相武台地域包括支援センターと協働し、相模原市相武台団地及び周辺地域で取り組んでいる産学官協働の健康まちづくり「ステップアッププロジェクト」が、厚生労働省及びスポーツ庁主催の「健康寿命をのばそう!アワード」(生活習慣病予防分野)に応募があった85件の中から優れた取り組みを行っている受賞候補団体のうち6団体に選定され、令和5年11月27日(月)に最終プレゼンテーション、審査を経て、「第12回健康寿命をのばそう!アワード」、厚生労働大臣 優秀賞を受賞しました。▲左:厚生労働事務次官 大島一博氏、右:公社高齢者事業部担当部長 一ツ谷正範※「健康寿命をのばそう!アワード」(生活習慣病予防分野)の概要健康増進・生活習慣病予防推進に資する優れた取り組みを行っている企業・団体・自治体を表彰し、他の模範となる取り組みを奨励・普及することにより、健やかで心豊かに生活できる社会の実現を図ることを目的として、厚生労働省及びスポーツ庁が開催しています。表彰式の模様は、オンライン(YouTube)にて生配信を実施いたしました。「健康寿命をのばそう!Smart life Project スマート・ライフ・プロジェクト」 ■「ステップアッププロジェクト」の概要ステップアッププロジェクト【背景】本プロジェクトを行っている相模原市南区の相武台地域は、高齢化率が34.6%と相模原市全体の高齢化率26.3%より高い地域で、本プロジェクトの中心である相武台団地(※)は50.7%というさらに高い高齢化率になっています。こうした状況は、数十年先の日本や多くの地域の姿と考えられ、その課題解決に向けた取り組みは、今後の地域社会を支える仕組みを検討する上で有益なものになると考えました。※相武台団地:昭和40年から計画的に開発された賃貸住宅・分譲住宅の複合団地(公社賃貸住宅11棟448戸、分譲住宅82棟2,080戸、計2,528戸)で、開発面積約31.4ヘクタールの大型団地。【課題&取り組みの目的】同団地・地域の大きな課題は、身体機能低下・フレイルにより外出をためらう高齢者の増加や地域を支える住民自治においてコミュニティの担い手不足があげられます。住民がいつまでも住み慣れた地域で健康に暮らし続けられることを目的に、産学官が協働し、互いに有する資源を組み合わせ、団地・地域に住む高齢者の健康寿命延伸に向けた取り組みです。また、フレイル予防により高齢者の要介護状態を予防し、介護保険関連支出の縮減を目指し、さらには、多世代交流や地域コミュニティの担い手発掘・育成も視野に入れた取り組みです。【取り組みの内容】本事業は、神奈川県住宅供給公社・シニアライフ振興財団(産)、北里大学(学)、相武台地域包括支援センター(官)が課題を共有し、(1)フレイルチェック会、(2)生活支援型デイサービス、(3)住民主体の介護予防教室、(4)自費の体操教室を有機的に結合・実施する課題解決モデルです。健康まちづくりをコンセプトにした多世代交流拠点として、2019年に銀行の跡地をリノベーションした「ユソーレ相武台」を主な拠点に行っている「フレイルチェック会」は、地域の高齢者にフレイルの啓発と心身状況を把握する機会を提供し適切な支援に繋げるための、いわば地域高齢者の健康づくりにおけるゲートウェイとしての機能を果たす中核事業です。会にて支援が必要と判断された高齢者は、地域包括支援センターが上記の(2)(3)(4)を案内するなどフォローするものです。【成果・意義】フレイルチェック会は、2021年9月から2023年7月末までに計57回実施(継続中)、参加者総数は延べ461名(登録者281名)、登録者のフレイル・プレフレイルの割合は66.5%と、フレイルの啓発と予防が必要な対象者が実際に参加している測定会です。また、事業開始時点と1年後の時点で住民にアンケート調査を実施した結果、包括的なフレイルの割合は29.2%から29.5%と不変でしたが、プレフレイルは34.8%から28.5%に減少しました。さらに、身体的なフレイルは8%から5.3%に減少、プレフレイルは36.6%から33.4%に減少しました。したがって、全体的に住民のフレイル状態が改善傾向にあることが明らかになりました。なお、生活支援型デイサービスのトレーニングでも改善効果が確認されました。さらに参加者同士の新しいコミュニティも生まれており、多世代が触れ合える契機や将来の地域の担い手育成にも繋がっています。団地自治会、大学、地域包括支援センター、学生からも「介護状態を防げるような地域づくりを進めたい。この取り組みが全国に広がれば」と期待の声が寄せられています。※「ステップアッププロジェクト」は次のウェブサイトURLよりご視聴いただけます神奈川県住宅供給公社 YouTubeチャンネル「100歳まで歩ける」を目指して、大人の体力測定会(tvk 「NEWS ハーバー」2021年12月17日(金)放送) フレイルチェック会(1)■「ステップアッププロジェクト」の『これから』人口減少・超少子高齢社会の中、介護保険という公的サービスだけでは課題解決が難しいと思われます。また、高齢化が進む団地は、神奈川県内だけでなく全国各地にあります。これからも、団地・地域住民、産学官のプロジェクト運営者が一体となって、大きな課題に立ち向かう、持続可能な取り組みに深化させていきます。神奈川県住宅供給公社は、人生の最後まで元気に楽しみながら健康な毎日を送ることにつながっていくよう、本プロジェクトで得たエビデンスや事業プロセスを他団地や他地域に応用展開し、今後も「健康寿命を延ばす」という社会課題に対して、各種取り組みを進めてまいります。ステップアッププロジェクト 運営メンバー(公社・財団)、北里大学(先生&学生)、相武台地域包括支援センター■人生100歳時代における健康寿命の延伸に向けて取り組む「ヴィンテージ・ヴィラ」シリーズ神奈川県住宅供給公社が事業主で、シニアライフ振興財団が運営する介護付有料老人ホーム<入居時自立>「ヴィンテージ・ヴィラ」では人生100歳時代における健康寿命の延伸に向けて、長年培ってきた知識と経験を集結し、「食事」「運動」「生きがい」の3つの取り組みを推進しています。楽しく生きがいのある人生のための住まいを目指しています。詳細は次のURLよりご覧いただけます。 ■会社概要社名 : 神奈川県住宅供給公社代表者 : 理事長 桐谷 次郎所在地 : 〒231-0016 横浜市中区真砂町2-22 関内中央ビル9階および10階※現在、社屋(横浜市中区日本大通33番地)の大規模改修工事にともない、一時移転中。設立 : 1950年 (昭和25年)9月事業内容: 賃貸住宅管理事業、賃貸施設等管理事業、高齢者住宅事業資本金 : 3,000万円(出資者:神奈川県1,500万円、横浜市750万円、川崎市750万円)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月06日