エレコムは26日、米Seagateの「LaCie」ブランドの新製品として、Thunderbolt 2ポートを搭載した外付けHDD3モデルと外付けSSD1モデルを発表した。価格はオープン。○LCH-5BF200TB2G「LaCie」ブランドの外付けHDD。5台のHDDを内蔵する容量20TBのモデルで、Thunderbolt 2ポートを2基搭載。デイジーチェーン接続により複数のデバイスを接続できる。RAID機能を搭載し、RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 / JBODに対応。Macですぐに使えるようにHFS+フォーマット済みとなっている。本体サイズはW173×D196×H220mm、重量は約7.6kg。対応OSはWindows 7 / 8、Mac OS X 10.7以降。直販価格は税込311,040円。○LCH-2BF080TB2UG「LCH-2BF080TB2UG」は、2台のHDDを内蔵する容量8TBのモデル。Thunderbolt 2ポート2基とUSB 3.0ポート1基を搭載。デイジーチェーン接続により複数のデバイスを接続できる。RAID機能を搭載し、RAID 0 / 1 / JBODに対応。Macですぐに使えるようにHFS+フォーマット済みとなっている。本体サイズはW109×D217×H130mm、重量は約3kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.6以降。直販価格は税込127,440円。○LCH-D2Fシリーズ「LCH-D2F」シリーズは、1台のHDDを内蔵するモデル。4TB / 6TB / 8TBのモデルを用意する。Thunderbolt 2ポート2基とUSB 3.0ポート1基を搭載。デイジーチェーン接続により複数のデバイスを接続できる。Macですぐに使えるようにHFS+フォーマット済みとなっている。きょう体はアルミ製のファンレス仕様。本体サイズはW60×D217×H130mm、重量は6TBが約1.5kg、4TBが約1.4kg、2TBが約1.3kg。対応OSはWindows7 / 8、Mac OS X 10.6以降。○LCS-LBF010TB2G「LCS-LBF010TB2G」は、1台のSSDを内蔵する容量1TBの超高速モデル。Thunderbolt 2ポート2基を搭載し、デイジーチェーン接続により複数のデバイスを接続できる。RAID機能を搭載し、RAID 0 / 1 / JBODに対応。Macですぐに使えるようにHFS+フォーマット済みとなっている。きょう体はアルミ製。本体サイズはW40×D140×H85mm、重量は約620g、対応OSはMac OS X 10.5以降。
2015年05月26日アイ・オー・データ機器は13日、ウエスタンデジタル製の外付けHDD4製品と、ポータブルHDD3製品の取り扱いを行うと発表した。6月上旬より販売開始する。今回の発表は、アイ・オー・データ機器がウエスタンデジタル製の外付けHDDと、ポータブルHDDの販売を行うというもの。同社は2015年4月にウエスタンデジタルと国内における販売代理店契約を結んでいた。販売開始する外付けHDDのラインナップは「My Book Duo」シリーズ、「My Book」シリーズ、「My Book Studio」シリーズ、「WD Elements」シリーズの4シリーズを用意。ポータブルHDDのラインナップは「My Passport Ultra Metal Edition」シリーズ、「My Passport Pro」シリーズ、「WD Elements Portable」シリーズの3シリーズとなっている。いずれも価格はオープン。
2015年05月13日マウスコンピューターは14日、ウエスタンデジタルとのコラボ企画として「外付けハードディスクドライブが当たる!」プレゼントキャンペーンの開催を発表した。抽選で5名に容量2TBの外付けHDDがプレゼントされる。今回のキャンペーンは、マウスコンピューターの公式Twitterアカウントをフォローし、キャンペーン期間中にハッシュタグ「#マウスコンピューターWD企画」をツイートする、もしくはマウスコンピューター公式Facebookページに「いいね!」をしたあとにアンケートに答えると応募となる。応募者から抽選で、ウエスタンデジタル製外付けHDD「My Book」をプレゼントする。容量は2TB。なお、FacebookとTwitterの同時応募が可能で、それぞれ抽選が行われるため当選のチャンスも2倍となる。当選者数はFacebookで3名、Twitterで2名の合計5名。キャンペーン実施期間は2015年4月13日17:00~5月11日23:59まで。当選発表日は2015年5月18日。
2015年04月14日東京都・市ヶ谷のKADOKAWA市ヶ谷オフィスセミナールームにて、5000人以上が体験してきた「切り絵作家・蒼山日菜さんのレース切り絵教室」が開催される。開催日時は4月28日14:00~16:30。参加費は8,640円。同講座は、動植物や書など様々なモチーフをハサミだけで作りだし、レースを思わせるような細密なデザインと技術で、国内だけでなく海外でも高い評価を得ている切り絵作家・蒼山日菜による切り絵教室。過去には日本全国で5000人以上が受講しており、同講座では初心者でもきれいに仕上げられる、教室限定のオリジナル図案作品を2時間ほどで作るとのこと。また、当日は「蒼山日菜のレース切り絵」、「蒼山日菜のレース切り絵II」など、KADOKAWAの出版した蒼山氏の書籍にサインをもらうことができる。また、蒼山氏の実体験も踏まえて、「好きなことで食べていくためにはどうすればいいか」というテーマでのトークがあるということだ。なお、参加に際しては予約はKADOKAWAが運営する完全受注生産「商品・サービス」販売サイト「ketsujitsu(ケツジツ)」からの予約が必要となる。応募締切り日時は4月10日23:59。なお、蒼山日菜氏は切り絵作家で、2000年より切り絵をはじめ、2008年にスイスのシャルメ美術館で開催された第6回トリエンナール・ペーパーアート・インターナショナル展覧会で、アジア人初のグランプリを受賞。2006年第8回、2007年第9回カンヌ国際展覧会「アートと世界の文化展」にて2年連続で金メダルを受賞するなど、世界で多数の賞を受賞し、Newsweek「世界が尊敬する日本人100人」に選出された。
2015年03月31日ロジテックINAソリューションズは5日、8TBのドライブを内蔵する外付け型HDD「LHD-EG」シリーズを発表した。USB 3.0モデルとUSB 3.0 & eSATAモデルの2種類を用意。3月5日より発売する。同社の通販サイト「ロジテックダイレクト」での価格は、USB 3.0モデルが税別548,00円、USB 3.0 & eSATAモデルが税別55,800円。大容量8TBのHDDを内蔵した外付けHDD。データ書き込み時にトラックをずらしながら重ねることで記録密度を高めるSMR(Shingled Magnetic Recording)技術を採用することでプラッタ面密度が向上。プラッタサイズは1.33TBとなっている。データ転送速度はリード / ライトともに200MB/s。ケース内の温度を検知し必要なときだけファンを回す「SMART CONTROLL HDD」機能を搭載。効率的にハードディスクを冷却して温度上昇による寿命劣化を抑制する。PCとの「電源連動機能」も搭載し、PCの電源のオンオフに連動してHDDをスタンバイ/復帰させるなど、電源の切り忘れによる電力消費を抑える。添付ソフトはデータ移行ソフト「HD革命/CopyDrive Ver.5 Lite」。本体サイズはW120×D199×H35mm。重量はUSB 3.0モデルが0.9kg、USB 3.0 & eSATAモデルが0.88kg。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.4以降。
2015年03月05日いちサラリーマンが、LINEスタンプで一攫千金を狙う本連載。今回は私が絵を描いている環境について紹介してみたいと思う。繰り返しになるが、私は絵を描くプロではない。そのため、なんとなくイメージされる、Adobeのソフトが充実したPCとペンタブレット……などといった理想の環境は整っていない。使っているのはiPad(第4世代)とスタイラスペン(Bamboo Stylus duo, 3rd generation)、そして無料のペイントアプリ「ibisPaint X」のみ。これだけでも、けっこう快適に絵が描けるもんです。○Bamboo Stylus duoとibisPaint XiPadの紹介は不要だと思うので、スタイラスペンとアプリの紹介を少々。まずは「Bamboo Stylus duo, 3rd generation」。ワコムのスタイラスペンで、紙に書く通常のボールペンと画面タッチするためのスタイラスペンがひとつになったものだ。スタイラスペンと言えば種類も豊富にあり、何かのノベルティでタダでもらうなんていうこともあるが、このBamboo Stylus duoはとにかく使いやすい。ちなみに同じシリーズの第2世代のペンを以前は使っていたが、この第3世代は全く別物だ。ペン先がゴムでなく導電繊維というものを使っているらしく、気持ちいいくらい滑らかに描くことができる。一度これを使ったらもう過去の製品には戻れないと言ってもいいくらいだ。そしてもうひとつ、なんかかっこいい。ワコムのことは絵を描く人で知らない人はいないと思うが、ペンタブレットには手が出なくとも、ペンだけでもワコム製というだけでそれっぽい気分になれる。気分を高めることができるのは重要なポイントだ。次はイラストアプリ「ibisPaint X」。とりあえず無料のアプリでなんとかしたいと思い。たどり着いたのがこれ。一部有料部分もあるようだが、無料の範囲でも十分に使える。複数のペン先や色の調整、レイヤー機能、ぼかしツールまで、とりあえず絵を描いてみるという分には全く不自由しない。そして面白いのが、描いた絵の工程が記録され、後から再生できるという機能。苦労して描いた絵の工程を振り返って見ることができるのは非常に楽しい。ちなみに公式サイトではその機能を利用し、他の人が投稿した絵を見ることもできる。中にはアプリの使い方や上手な絵を描くための方法も投稿されているので、是非参考にしてほしい。なめたけどこにでもいる普通の社会人。酒を呑むよりも呑まれることが増えてきたと感じるものの、特に対策はしていない。絵を描く以外にもバンドを組んでみたりスポーツをしてみたりするが、特に特技もなく、徒然なるままに日々を過ごしている。
2015年02月27日アイ・オー・データ機器は18日、HDDもインテリアの一つと位置づけた新デザインの外付けHDD「HDEL-UT」シリーズを発表した。Sunset Orange / Twilight Blue / Moon Whiteの3色に、それぞれ2TB / 3TB / 4TBのモデルを用意する。2月末より発売し、税別価格は17,600円から。インテリア性を重視した外付けHDD。HDDもインテリアの一つとして考え、きょう体カラーを3色からセレクトできる。ケーブルが邪魔にならない新デザインのきょう体を採用し、ゴム足も透明にしてデザイン性を強調。外装はヘアライン加工を施した面と、なし地加工を施した面の2種類の質感で表現されている。PC初心者が使いやすいように、HDDを便利に使うためのアプリをHDD内に収録。インターネットに接続することなく導入が可能となっている。収録されているのはフォルダ同期アプリ「Sync with」、ファイルコピー高速化アプリ「マッハCopy」、省電力アプリ「エコ番人」の3種類。本体は冷却ファンを内蔵しない静音設計で、PCとの電源連動機能も搭載。各社液晶TVとの接続も可能できる。夜間にLEDの光が目立たないよう、LEDは背面に設置されている。インタフェースはUSB 3.0。本体サイズは約W43×D160×H160mm、重量は約1.0kg。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。OS X 10.7~10.10。税別価格は2TBが17,600円、3TBが21,000円、4TBが28,800円。
2015年02月18日マイクロンジャパンは10日、フラッシュメモリ製品の「レキサー」ブランドから、USB 3.0に対応した外付けSSD製品「Lexar Professional Workflow DD」シリーズを発表した。256GBモデル(DD256)と512GBモデル(DD512)を用意。2月末の発売予定で、店頭予想価格はDD256が17,990円前後、DD512が22,990円前後。転送速度はリードが450MB/秒、ライトた245MB/秒で、本体サイズはW74×D60×H23mm。「Lexar Professional Workflow」シリーズということで、Lexar Professional Workflow用のストレージハブ機器「HR1」や「HR2」に装着して使うこともできる。また、HR1やHR2のスロットに、対応メモリカードリーダー製品と今回のDDシリーズを装着すると、各種メモリカードからDDシリーズ(外付けSSD)へと、データを直接バックアップするといった使い方も可能。
2015年02月11日代官山のヒルサイドフォーラムで九谷焼の展覧会「HEART OF GOLD 錦山窯の仕事」が開催される。期間は2月20日から22日まで。この展覧会は五彩を駆使した豪華絢爛な九谷焼の中でも、特に金彩を得意とする石川県の錦山窯による作品を紹介したもの。釉裏金彩の技法を受け継ぐ三代吉田美統は、国の指定重要無形文化財に指定されている。会場ではデザイナーに吉田守孝を迎えた新作「酒具 -shugu-」シリーズを発表。更に、錦山窯の108年に及ぶ伝統の中で作られてきた、金色の輝きが美しい作品の数々や道具などが展示される。脈々と受け継がれてきた繊細な絵付けの技法に加えて、そこに新たな風を取り入れた、現代における九谷焼の美を見ることが出来そうだ。なお、20日には錦山窯の四代吉田幸央や吉田守孝に加え、吉祥寺で雑貨店「ラウンダバウト/アウトバウンド」を営む小林和人などをゲストに招いてのトークショーを開催。その後、錦山窯の作品を用いてのオープニングパーティーが開催される。【イベント情報】HEART OF GOLD 錦山窯の仕事会場:ヒルサイドフォーラム住所:東京都渋谷区猿楽町18-8 代官山ヒルサイドテラスF棟会期:2月20日から2月22日時間:11:00から20:30(最終日は18:30まで)
2015年02月06日アイ・オー・データ機器は14日、外付けHDDのラインナップをリニューアルするとともに、価格改定を行った。録画用HDDとポータブルHDDが対象となり、5シリーズ20モデルが新しいラインナップとなる。録画用HDDの税別価格は1TBモデルで16,500円から、ポータブルHDDの税別価格は500GBモデルで10,600円から。○録画用ハードディスク「AVHD-AUT」シリーズ○ポータブルハードディスク「HDPF-UTB」シリーズ
2015年01月14日パソコン周辺機器の通販サイト「サンワダイレクト」は、Androidスマートフォンやタブレットに直付けできる「micro USBマウス(ケーブル巻取り・Android・Windows・Mac対応・USB変換アダプタ付き) 400-MA063シリーズ」を発売した。カラーはブラックとレッドの2色を用意。直販価格は税別1,555円。同製品は、Androidスマートフォンやタブレットに直接接続できるmicroUSBコネクタを採用したマウス。接続することで自動的にマウスカーソルがディスプレイに表示され、画面をタッチせずにパソコンと同様にマウスでの操作が可能になる。読み取りセンサーには、感度の高いブルーLEDを採用し、膝上や布の上でも使用することができる。サイズ/重量は、約W54×D82×H33mm/約54g。ケーブル長は最大65cm。ケーブルは巻き取り式で絡まることなく持ち運びが可能。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月13日日本モレックスは11月10日、実装面積の省スペース化が求められる家電製品、通信機器、車載エレクトロニクスや医療機器といった用途に向け、基板に直接はんだ付けできる圧着端子「SolderRight」を発表した。同製品は、ワンピース構造に設計されたシングルタイプの圧着端子で、低コストで信頼性が高く、直接はんだ付けが可能な相互接続製品である。また、14~28AWGの電線サイズが利用でき、実装高さは1.95~3.50mmと低背なため、PCBスペースの最適化が可能となる。そして、同製品に採用されているツインはんだピンは、はんだ処理において優れた安定性を提供するとともに、電流経路の冗長化に寄与する。さらに、これらのはんだピンは絶縁体と導体クリンプの間に位置しており、電線の応力を開放できるのに加え、電線が引っ張られた場合でも端子とはんだ接続部の破損を防止することができる。なお、同製品はレンジや冷蔵庫、洗濯機、掃除機などの民生機器や白物家電用途、スイッチ、サーバ、電源装置などの産業ネットワークや通信用途の他、各種電源や車載エレクトロニクス、および患者モニタや画像診断機器といった医療機器などの用途にも適している。
2014年12月09日アイ・オー・データ機器は15日、ウエスタンデジタル製のHDD「WD Red」を内蔵したUSB 3.0対応の外付けHDD「HDJA-UTW」シリーズに、6TBモデルを追加した。10月末より発売し、価格(税別)は61,200円。内蔵するHDDにウエスタンデジタル製「WD Red」を採用した外付けHDD。熱や振動に強いWD Redを使用することで、信頼性を高めている。ケース全体がヒートシンクになっている独自構造を採用し、冷却用ファンと併用することでHDDの熱を効率的に放熱する。PCとの電源連動機能を搭載し、縦置きと横置きの両方に対応。同社のサイト「IO.APPs」からは、ファイルのコピーやバックアップなどの便利アプリを無料でダウンロードできる。本体サイズは約W45×D216×H155mm、重量は約1.2kg。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.7~10.9。
2014年10月15日東芝は14日、外付けハードディスク「CANVIO DESK」の新製品として、著作権保護技術「SeeQVault」に準拠した「HD-QB」シリーズを発表した。発売は10月24日。価格はオープンで、推定市場価格は3TBの「HD-QB30TK」が19,480円、2TBの「HD-QB20TK」が14,800円、1TBの「HD-QB10TK」が11,800円(いずれも税別)。「HD-QB」シリーズは、著作権保護技術「SeeQVault」に準拠する外付けUSB HDD。同日に発表されたSeeQVault対応の東芝製レコーダー「レグザサーバー DBR-T550/560」または「レグザブルーレイ DBR-Z510/Z520」のバックアップとして保存した録画番組であれば、録画に使用したテレビ・レコーダー以外でも録画番組を引き継いで再生する"引越し"ができるようになった。ただし、録画用として使用する場合は、録画番組の引越しができない。サイズはW42×D129×H167mm。縦置きと横置きの両方に対応する。インタフェースはUSB 2.0。電源は付属のACアダプタ、もしくはUSB接続。なお、パソコン用の外付けHDDとしては使用できない。
2014年10月15日東京・名古屋・神戸の3都市で開催され、計75万人を超える驚異的な動員数を記録した2009年開催の「だまし絵」展の続編「だまし絵II 進化するだまし絵 Into the Future」が、8月9日より、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催する。美術の歴史における「イリュージョン」の効果に注目し、古典的絵画から近代を経て、現代美術に至る歴史的な流れの中で、作品の系譜を紹介した初回の展覧会に対し、本展では、タイトルにもある通り「進化」する現代美術の展開を軸とする作品群が並ぶ。「プロローグ」では、ダブル・イメージの傑作、ジュゼッペ・アルチンボルドの「司書」やアルブレヒト・デューラーの「アイリスの聖母」(16世紀後半の複製)など、古典的巨匠によるだまし絵の名作が展示されており、続いて「トロンプイユ」「シャドウ、シルエット&ミラー・イメージ」「オプ・イリュージョン」「アナモルフォ―ズ・メタモルフォーズ」の4つのテーマに沿った構成となっている。第2章「トロンプイユ」では、画中の女性の目が数秒ごとに動く福田美蘭の「婦人像」や見慣れたモチーフを本物そっくりに再現するカズ・オオシロの「フェンダー・デラックス・リヴァ―ブ・アンプ2」など、まさに“目をだます”作品が続々登場。美術の世界では、物体を本物らしく見せるための“引き立て役”のモチーフとして使われてきた「影」や「鏡」だが、20世紀後半以降、これらを“主役”と捉え、既存の固定観念を打ち破る作品が生まれ出すようになった。第3章「シャドウ、シルエット&ミラー・イメージ」では、福田繁雄の「アンダーグラウンド・ピアノ」やマルクス・レーツの「姿見II」をはじめ、虚像と実体間で起きる不思議かつ立体的なだまし絵が体感できる。そのほか、第4章「オプ・イリュージョン」では、パトリック・ヒューズの描く「広重とヒューズ」やヴィクトル・ヴァザルリの「BATTOR」、第5章の「アナモルフォ―ズ・メタモルフォーズ」では、エヴァン・ペニーの「引き伸ばされた女 #2」、ルネ・マグリットの「赤いモデル」、ヴィック・ムニーズの「自画像悲しすぎて離せないバス・ヤン・アデルによる」など、ウィットに富み、遊び心あふれる技の競演が凝縮されている。なかでも、一辺7センチの木片784枚を基盤状に敷き詰めたダニエル・ローズィンの「木の鏡」は必見。木片にはモーターが、本作品の中央には小型カメラが取り付けられており、とらえた映像に従って、明暗を創り出すその様は“鏡”。記者内覧会に登場したダニエル氏は、「ぜひ作品に近づいてみてください。ご自身の姿が映し出されます」とデモンストレーションして見せた。8日に行われたセレモニーには、本展のナビゲーターを務める俳優・八嶋智人さんが登壇。「(音声ガイドを録ったので)作品は把握していましたが、本物の作品を間近で見たら、脳がグラグラするような衝撃を受けました。自分が当たり前だと思っていることが覆される、不思議な世界にどっぷりと浸かって頂きたい」とコメントした。新鮮な発見と驚きに満ちた本展。難しい理屈は抜きにして、この夏、現代美術が奏でる“だまし絵ワールド”に足を踏み入れてみては?【イベント情報】だまし絵II 進化するだまし絵 Into the Future会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1階会期:8月9日から10月5日時間:10時から19時(入館は18時まで)料金:一般1,500円、大学・高校生1,000円、中学・小学生700円
2014年08月08日太田記念美術館は30日~12月20日、「幕末の見立絵ー三代豊国・広重・国芳」を開催する。○"見立絵"に隠された意味や関係性を読み解く展覧会浮世絵によく見られる「美人画」や「役者絵」、そして「風景画」。何気なく目にしているこれらのモチーフにも、実はちょっとした「謎掛け」が仕掛けられ、背後に別の意味や関係性が隠されていることが少なくないという。なかでも、三代歌川豊国や歌川国芳、歌川広重らによって幕末に多く描かれ、大流行した"見立絵"は、連想ゲームのように、画中の題材から別のイメージを連想して楽しむ、知的な趣向の絵となっている。同展は、"見立絵"に隠された意味や関係性を読み解くことによって、江戸の人たちが楽しんだ、豊かな教養をかいま見る展覧会となる。会期は、11月30日~12月20日 10時30分~17時30分(入館は17時まで)。12月2日、9日、16日は休館となる。会場は、太田記念美術館(東京都渋谷区神宮前1-10-10)。入館料は、一般700円 、大高生500円、中学生以下は無料。その他、詳細は同館Webサイトを参照のこと。
2013年11月14日ディズニーの人気キャラクターたちをモチーフに、ふせんを使った切り絵の作り方を紹介した本『小さくてかわいい! ディズニーのふせん切り絵』が8月10日、ブティック社より発売された。 (C)Disney 本書は、Killigraphとして様々な切り絵作品を手がけているエディトリアル・デザイナー、瀬川卓司さんの著書『ふせんで作るミニチュア切り絵』(ブティック社刊)に続く第2弾。今回はミッキー&ミニー、ドナルドダック、グーフィー、くまのプーさんから、白雪姫やシンデレラ、アリエルといった、女の子たちが大好きなプリンセスまで、多彩なキャラクターの “ふせん切り絵”が盛りだくさんに紹介されている。そのカラフルで愛らしいシルエットは、眺めているだけでもハッピーな気分に♪ さらに、キャラクターたちの様々なシルエットの型紙が220点もついているので、好きな型紙を選んで、ふせんを重ねてカッターで切るだけで簡単に完成!そのまま飾れるのはもちろんのこと、しおりにしたり、カードに添えたり、使い方も自由自在に楽しめるのがポイント。想像力豊かな子供たちなら、オリジナルの使い方や飾り方を見つけちゃうかも?! 夏休みの工作や、自由研究のヒントにもおすすめの一冊です! 『小さくてかわいい! ディズニーのふせん切り絵』著者:Killigraph 定価:840円(税込)発売日:2012年8月10日発行・発売:ブティック社 Killigraph HP: 取材/田辺香
2012年08月14日◆サロン------------------------------------ color's > ◆ 季節------------------------------------- 春 ・ 夏 ・ 秋 ・ 冬 ◆ シーン------------------------------------ デイリー ・ オフィス ・ デート ・ パーティー ・ ウエディング ・ 着物 ◆ デザイン---------------------------------- ワンカラー ・ フレンチ ・ 逆フレンチ ・ カラーグラデーション ・ ラメグラデーション ◆ デザイン2 -------------------------------- ドット ・ ストライプ・ボーダー ・ ピーコック ・ マーブル ・ レース チェック ・ フラワー ・ リボン ・ ハート ・ スター ・ 3D ・ ストーン ◆ カラー------------------------------------ ホワイト ・ レッド ・ ピンク ・ オレンジ ・ イエロー ・ グリーン ・ ブルー パープル ・ ベージュ ・ ブラウン ・ ゴールド ・ シルバー ・ カラフル ・ ブラック ◆ ネイリストコメント---------------------------- 秋冬ファッションに欠かせない付け襟をネイルにも。ゴールドブリオンの小さなリボンもポイント。 ネイル一覧
2011年11月15日付箋を様々なポーズやモチーフに切り抜いて作るミニチュア切り絵=“切りグラフ付箋”を創作、『ふせんで作るミニチュア切り絵』(ブティック刊)の著者でもある、エディトリアルデザイナーの瀬川卓司さん(Killigraph)がワークショップを開催する。写真:ミニチュア切り絵が手軽に作れる、266点もの型紙が付いている。『ふせんで作るミニチュア切り絵』(ブティック社) 瀬川卓司(Killigraph)著/848円(税別)8月21日(日)には、三省堂書店下北沢店にてワークショップ「切りグラフ付箋を作ってみよう!の夏休み」を開催。カッターや付箋など、必要な道具は用意してあるので、手ぶらで参加OK!当日は、書籍『ふせんで作るミニチュア切り絵』に付属の型紙の中から、人気のサムライやバレリーナ、兵隊など、いくつか抜粋したモチーフを用意し切り抜いていく予定だそう。最初は簡単なものからスタートして複雑なものまで、段階をふんで作っていくので、初心者でも安心!写真:現在、三省堂書店下北沢店では瀬川さんによるミニチュア切り絵の実物を展示中。9月23日(金・祝)には、日本手芸協会でもワークショップを開催。この日は、ふせんのミニチュア切り絵のほかに、その切り絵をグリーティングカードに使うなど、ふせんの切り絵にプラスしたアイテムも作るとのこと。夏休みと祝日に、気軽に親子で楽しめるワークショップ。ぜひ参加してみては?■ワークショップ ふせんで作るミニチュア切り絵「切りグラフ付箋を作ってみよう!の夏休み」開催日:8月21日(土)時間:14:00〜場所:三省堂書店下北沢店講師:瀬川卓司(Killigraph)参加費:1500円※ 参加のご予約は、三省堂書店下北沢店 03-5738-0881まで。■ワークショップ ふせんでつくるミニチュア切り絵「切りグラフ付箋とポップアップグリーティングの作り方」(仮)開催日:9月23日(金・祝)時間:16:00〜18:00場所:日本手芸協会講師:瀬川卓司(Killigraph)参加費:2500円※ 以下、日本手芸協会のホームページ内にある、お申し込みフォームからのみ、参加申し込みを受付中。詳しくは「お問い合わせ」フォームからお問い合わせを。 killigraph(キリグラフ)HP killigraph.com/ 取材/田辺香
2011年08月13日