山岳・自然分野のメディア事業を手がける「山と溪谷社」は、城メグリスト・萩原さちこさんによる、全国34の名城の魅力を紹介した「わくわく城めぐりビギナーも楽しめる〈城旅〉34」を10月5日に刊行した。価格は1,680円(A5版ソフトカバー、224ページ)。同書では、萩原さんが「楽しんでもらいたい」と思う全国の34城をピックアップ。ビギナーがまず訪れてほしい「城旅ビギナー編12城」と、一歩進んだ人のための「城旅ニスト編22城」に分けて紹介する。巻頭には、天下一やさしい「城の基礎知識」、巻末には「用語集」を掲載。写真や図版、読者の関心にストレートに訴える解説が特長で、ビギナーから中級者までが、長く活用できる構成になっているという。また、レジャー度、ヒストリー度、アート度という指標や、見どころを3カ所箇条書きで示した「城メグpoint」のほか、周辺のお楽しみスポットなど簡易な観光情報、「城メグeye」などのコラムも盛り込んでいる。なお、著者の萩原さちこさんは、城旅サイト「城メグリスト」を通じ、「城メグリスト」また「城旅ナビゲーター」として、城の魅力を発信しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日1920年創業のファミリーデパート吉池と不動産業の三井不動産は、東京都台東区上野において、商業ビル「(仮称)上野三丁目店舗ビル(上野吉池)プロジェクト」の開発を推進。10月1日に着工した。同プロジェクトは、「吉池」が本店を構えていたビルの建て替え事業。地下2階から地上1階に「吉池」、地上1階から4階に「ユニクロ」、同5階から6階に「g.u.」が出店する。「ユニクロ」と「g.u.」が、同一ビルで同時開業するのは、10月1日現在日本初となり、そのほかのフロアにも、飲食店舗など複数のテナントを誘致。当該エリアを訪れる客のニーズに応え、ランドマーク的存在となることを目指すという。敷地面積は約1,980平方メートル、延べ床面積は約15,040平方メートル、店舗面積は約8,870平方メートル。地下2階、地上9階建て。なお、開業は2014年春を予定している。なお、計画地は、上野・御徒町エリアの商店街「アメヤ横丁」をはじめ、「JR御徒町駅」、「都営大江戸線」・「上野御徒町駅」、「東京メトロ」・「上野広小路駅」の駅前に位置している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日近畿日本鉄道は30日、大阪阿部野橋駅(近鉄南大阪線)直上に建設中の超高層複合ビル「あべのハルカス」の高さが300mに到達し、ビルとして高さ日本一になったと発表した。近鉄南大阪線のターミナルである大阪阿部野橋駅周辺では、近鉄百貨店阿倍野店の老朽化への対応をきっかけに阿部野橋ターミナルビルの整備が計画され、2008年より駅の改良工事に着手、昨年2月よりタワー館部分の地上工事が始まった。その後、ビルの名称が「あべのハルカス」に決定。2014年春のオープンをめざし、建設が進められている。「あべのハルカス」が高さ300mに到達したのは8月30日午前5時22分のこと。ビル南東角に鉄骨が建植され、この部分が高さ300mの位置にあるという。横浜ランドマークタワーの296mを抜き、日本一の高さとなった。完成後の「あべのハルカス」は地下5階、地上60階建てで、日本最大の売場面積となる近鉄百貨店(地下2階から14階まで)や、関西初進出となる「大阪マリオット都ホテル」(19・20階と38~55階、57階)、オフィスフロア(17・18階と21~36階)、都市型美術館(16階)、展望台(58~60階)などで構成される。オフィスフロアにおいては、近鉄沿線4大学のサテライト施設や日本最大級のメディカルフロアも設置予定で、多彩な機能をあわせ持つ「愛されるランドマーク」をめざすとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月30日JR北海道グループとイオンモールはこのほど、旭川駅のターミナルビルを共同で建て替え、新たな複合商業施設とする計画を発表した。新ビルは地上11階建てで、低層階に大規模商業施設(約4万6,000平方メートル)、高層階には200室規模のホテルが入居する予定。イオンが駅ビルに大型店を出店するのはこれが初めて。旭川市中心部の活性化を目的として進められている旭川駅周辺の再開発事業の進捗状況に合わせて着工し、2014年度の開業をめざす。敷地面積は約2万8,000平方メートル、延床面積は約7万6,000平方メートル(立体駐車場含む)。現在の旭川ターミナルビルは老朽化が進んでおり、入居していた商業施設「旭川エスタ」はすでに7月いっぱいで閉店。「旭川ターミナルホテル」も9月をもって閉館する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日JR北海道グループとイオンモールはこのほど、旭川駅のターミナルビルを共同で建て替え、新たな複合商業施設とする計画を発表した。新ビルは地上11階建てで、低層階に大規模商業施設(約4万6,000平方メートル)、高層階には200室規模のホテルが入居する予定。イオンが駅ビルに大型店を出店するのはこれが初めて。旭川市中心部の活性化を目的として進められている旭川駅周辺の再開発事業の進捗状況に合わせて着工し、2014年度の開業をめざす。敷地面積は約2万8,000平方メートル、延床面積は約7万6,000平方メートル(立体駐車場含む)。現在の旭川ターミナルビルは老朽化が進んでおり、入居していた商業施設「旭川エスタ」はすでに7月いっぱいで閉店。「旭川ターミナルホテル」も9月をもって閉館する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日JR八王子駅に10月下旬、新たな駅ビル「CELEO(セレオ)八王子 北館」が開業する。同ビルでは今年1月末にそごう八王子店が営業を終了し、現在も改装工事が進められている。開業後の店舗数は約200店舗となる予定。住宅やキャンパスなどが集合するエリアにあることから、地域の幅広い客層に向けたあらゆる生活にマッチする店舗・商品を展開。多摩地区最大級となる食品売場や、ファッション、生活雑貨、ベビー・キッズ用品など日常使いから特別なギフトまでが豊富にそろう商業施設をめざす。館内エントランスや吹き抜けをはじめ、広場スペースには木立ちのモチーフや木漏れ日をイメージしたデザインを施し、気軽さと安らぎを演出。子ども用トイレやベビー休憩室など、家族連れに優しい設備も備える。「CELEO八王子 北館」は地下1階地上10階で店舗面積は約2万9,000平方メートル。営業時間は10:00~21:00(レストランは22:00まで)。JR東京西駅ビル開発が運営にあたる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月23日JR北海道は13日、同社が展開する電子マネー「Kitaca」の取扱いを新千歳空港ターミナルビル内の商業施設でも開始した。同ビル内の約180店舗にて、「Kitaca」での支払いが可能になる。また、相互利用により「Suica」も利用できる。チャージは新千歳空港駅の券売機、チャージ機、みどりの窓口のほか、空港内のローソン3店舗にて可能。新千歳空港ターミナルビルでは、1台で複数の電子マネーに対応するマルチサービスターミナルを商業施設内の各店舗に設置しており、これまで電子マネーによる決済手段の多様化に取り組んできた。一方でJR北海道では「Kitaca」の拡大に努めており、同ビルに直結する新千歳空港駅ではIC乗車券として「Kitaca」が利用されていることから、両社ではこれにより乗客のさらなる利便性の向上につながるとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日東海旅客鉄道(JR東海)、ジェイアールセントラルビルはこのほど、JRセントラルタワーズに隣接する名古屋駅新ビル(仮称)の開業時期について発表した。新ビルは今年10月より建設に着手し、竣工は2015年末を予定している。名古屋駅新ビルは地下6階、地上46階で、高さは約220m。2~8階にジェイアール名古屋タカシマヤ、9~11階にヨドバシカメラなどが入居し、18~24階はホテルの客室、26~44階はオフィスとなる予定だ。地上15階までの全フロアで、JRセントラルタワーズと接続する。従来のスケジュールでは、新ビル竣工は2016年度となっていたが、これまでの進捗を踏まえ、開業時期を前倒しするなどスケジュールを変更することに。2015年末に新ビルが竣工した後、オフィスの入居を開始し、タカシマヤとホテルの開業は2016年春となる。なお、ビル内には保育施設も設置される予定で、アルファコーポレーションが運営事業者になるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月20日世界の音楽シーンをリードするビルボードが贈る、女性演奏家のリサイタルシリーズ「ビルボード ヴィーナス クラシックス」がスタートする。Billboard Venus Classics 吉田恭子ヴァイオリンリサイタルの公演情報アメリカのポピュラー音楽のヒットチャートで知られ、近年は六本木ミッドタウンや大阪のハービスエントでライブハウス事業を展開する「ビルボード」ブランド。今回プロデュースするクラシック音楽のコンサートは、東京・愛知・大阪・兵庫のクラシック専用ホールを舞台に展開する。同シリーズには、吉田恭子(ヴァイオリン)、高木綾子(フルート)・南紫音(ヴァイオリン)・曽根麻矢子(チェンバロ)、小菅優(ピアノ)、幸田浩子(ソプラノ)、小林沙羅(ソプラノ)、村治佳織(ギター)ら、日本のクラシック音楽界を代表する女性演奏家たちが登場。音楽の女神たちの磨かれたテクニック、表現力、音楽性が織り成す華麗な調べが、知性と情熱に溢れた音楽の世界へと導く。「ビルボード ヴィーナス クラシックス」は、5月21日(月)東京/紀尾井ホールでの吉田恭子ヴァイオリンリサイタル(チケット発売中)を皮切りに順次開催。■Billboard Venus Classics吉田恭子ヴァイオリンリサイタル・5月21日(月)紀尾井ホール(東京都)・11月7日(水)いずみホール(大阪府)高木綾子・南紫音・曽根麻矢子リサイタル・6月13日(水)紀尾井ホール(東京都)小菅優ピアノリサイタル・7月19日(木)いずみホール(大阪府)・7月20日(金)紀尾井ホール(東京都)幸田浩子ソプラノリサイタル・10月12日(金)紀尾井ホール(東京都)・11月29日(木)愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知県)小林沙羅ソプラノリサイタル・12月5日(水)いずみホール(大阪府)・12月7日(金)紀尾井ホール(東京都)村治佳織ギターリサイタル・2013年3月 愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知県)・2013年3月 兵庫県立芸術文化センター 大ホール(兵庫県)
2012年03月29日2010年のジェネーヴ国際コンクール優勝で一躍時の人となったピアニストの萩原麻未が、第13回ホテルオークラ音楽賞を受賞することが決定した。「萩原麻未」の公演情報1986年広島生まれのピアニスト萩原麻未は、2010年の第65回ジュネーヴ国際コンクール ピアノ部門において日本人初優勝。その快挙と「卓越した瞬発力、感性の豊かさ、目を見張る楽曲への没入度」が高く評価されたほか、2011年4月にパリのユネスコ本部で開催された東日本大震災復興支援チャリティ・コンサートへの出演などの活動も認められ、同賞受賞が決定した。受賞決定にあたり萩原麻未は、「日頃より支えてくれる先生、友人、家族、そしてお世話になっている全ての方々に感謝します。現在はパリで音楽の勉強を続けており、今後はソロ活動はもとより、大好きな室内楽の分野でも経験を積んでいきたいと思っています」と、喜びと今後の抱負を語っている。萩原麻未の今後の国内での演奏活動は、2月の「東芝グランドコンサート2012」出演、3月のヤマハホール「フランスの情景」などが予定されている。◆ホテルオークラ音楽賞 歴代受賞者第13回 2011年 宮田大(チェリスト)・萩原麻未(ピアニスト)第12回 2010年 金子三勇士(ピアノ)・松田理奈(ヴァイオリン)第11回 2009年 辻井伸行(ピアノ)・南紫音(ヴァイオリン)第10回 2008年 神尾真由子(ヴァイオリン)・田村響(ピアノ)第9回 2007年 村治佳織(ギター)・佐藤俊介(ヴァイオリン)第8回 2006年 庄司紗矢香(ヴァイオリン)・小菅優(ピアノ)第7回 2005年 小山実稚恵(ピアノ)・アントネッロ(アンサンブル)第6回 2004年 若林顕(ピアノ)・大萩康司(ギター)第5回 2003年 小川典子(ピアノ)・林美智子(声楽/メゾソプラノ)第4回 2002年 上岡敏之(指揮)・高橋薫子(声楽/ソプラノ)第3回 2001年 徳永二男(ヴァイオリン)・森麻季(声楽/ソプラノ)第2回 2000年 阪哲朗(指揮)・佐々木典子(声楽/ソプラノ)第1回 1996年 矢部達哉(ヴァイオリン)・緑川まり(声楽/ソプラノ)
2012年01月20日