シャキシャキっとした歯触りが人気の蓮根。私も大好きな野菜の一つです。一年を通してスーパーや八百屋さんで見かけますが、実は旬は、秋から冬にかけて。今回は、これから美味しい時期を迎える蓮根を使ったレシピをご紹介します。お肉と合わせて揚げるからボリュームも出て、晩御飯のおかずにもピッタリ。日本酒やビールなどのお酒のお供としてもオススメですよ〜。蓮根のはさみ揚げの作り方【材料】蓮根…250g薄力粉…適量鶏ひき肉…200g長ネギ…1/3本すりおろし生姜…小さじ1/2片栗粉…大さじ1塩…小さじ1/2胡椒…適量酒…小さじ1■衣薄力粉…大さじ1.5片栗粉…大さじ1.5水…70ml【1】蓮根は皮を剥き、5mmの暑さにスライスします。変色を防ぐため、酢水につけておきます。【2】鶏ひき肉とみじん切りにした長ネギをボウルに入れ混ぜ合わせます。塩、胡椒、酒、片栗粉も加えたら、粘りが出るまでよく混ぜます。【3】水気を切った蓮根の片面に薄力粉をまぶします。一枚の蓮根の上にタネを適量乗せ、もう一枚の蓮根で挟みます。【4】衣の材料を混ぜ合わせたら、【3】を潜らせ、170度に熱した揚げ油で、両面色づくまで4~5分揚げます。油を切ったら完成です。熱々のうちに、からし醤油や、塩をつけて召し上がってください。長ネギの代わりに大葉を刻んで入れても美味しいですよ。少量ずつ丁寧に揚げるのが、「成功のコツ」▲一口サイズのコロッケを揚げる時にも活躍します。富士ホーローの天ぷら鍋をゲットしてからは、揚げ物に対する苦手意識を克服しつつあります。大きな揚げ物鍋で、一度に沢山揚げると、油の温度が下がってしまいカラッと上がらなかったり、揚げ上がりを鍋から取り出す際にモタモタして、焦がしてしまうことが多かったのですが、富士ホーローの天ぷら鍋は、温度計が付属しているので温度管理もしやすく、仕上がりが一定になります。▲春巻きなら3本同時に揚げることが出来ます。私のような“揚げ物苦手さん”や初心者さんは、量を作る時には時間がかかってしまいますが、一回に鍋に入れる量を少量にし丁寧に揚げる、というのが成功の秘訣かもしれません。蓮根を使ったおかずと言えば、きんぴらやサラダが定番ですが、旬の季節は、ちょっと手の込んだ一品で違った味わい方を楽しんでみてはいかがですか? 【ご紹介したアイテム】コンパクトなのでちょっとの油で料理が可能。角型だからトンカツ、エビフライ、アスパラなど、細長い食材の揚げ物に◎。お弁当作りやちょっとだけ揚げ物したい時にもおすすめ。⇒ 富士ホーロー 角型天ぷら鍋/温度計付き 揚げ網 バット付き/揚げ物鍋 天ぷら鍋 揚げ鍋スクエア 伊地知智美夫と6歳差の兄妹との4人暮らし。家族で囲む毎日の食卓を大切に。丁寧で、肩の力を抜いたシンプルライフが理想です。
2023年09月13日農家が営むレストラン! お店のすぐ近くで採れた野菜を使用想いに賛同したシェフが交代制で料理を提供シェフ自ら野菜を収穫。畑で生まれるメニューの数々農家が営むレストラン! お店のすぐ近くで採れた野菜を使用飲食店で食事をするとき、料理に使われている野菜やお肉が「どこで」「どのように」「誰が」つくっているのか、考えたことはありますか?飲食店で、家庭で、当たり前のように出てくる料理。そこで使われている食材の一つ一つにつくり手がいて、様々な想いが込められているのです。都営三田線「蓮根」駅から徒歩10分、住宅街に突如現れる「THE HASUNE FARM」この日の料理に使ういんげんを収穫スーパーではあまり見かけない紅オクラも【PLANT】は、東京都板橋区蓮根にある有機栽培農園「THE HASUNE FARM」の農家が営むレストラン。畑から歩いて5分ほどの古民家をリノベーションし、レストランを開業。ここでは、週替わりのシェフが「THE HASUNE FARM」の野菜などを使って料理を提供しています。無機質と自然が混ざり合ったオシャレな空間もともと「THE HASUNE FARM」は【PLANT】のオーナーである川口真由美さんのご実家が所有していた農園。「江戸時代から続く慣行農業で、5年前に父親が他界し、存続の危機に陥りました」(川口さん)「都内にある農地だからこそできることがあるはず」と、都市農地としての価値や可能性を感じ、続けることを決意。パートナーである冨永 悠さんも2年前に脱サラし、専業農家に転身。「THE HASUNE FARM」の農場長として無農薬・無化学肥料で野菜を育てる農園へと生まれ変わらせました。撮影に訪れたのは7月上旬。モロヘイヤ、ツルムラサキ、オクラ、きゅうり、インゲン、空心菜、ナスなどが実っていました畑で採れた野菜は、畑の直売や収穫体験、レストランで販売されます。個人販売にも対応しており、板橋区と北区の7か所で受け取ることができます。そんな中、2021年春にレストランをオープン。「ここは、プロの料理人とともにつくり上げる“ラボ”のようなもの。ただ野菜をつくって販売するだけでなく、普通なら捨てられてしまう形の悪いものや、可食部ではない根や花まで、プロの手で調理することでみなさんに食べていただき、コンパクトな“循環型社会”をつくり上げたいのです」(川口さん)想いに賛同したシェフが交代制で料理を提供する“シェアレストラン”その想いに賛同し、参加したのが【restaurant eatrip】のシェフを務めていた白石シェフと、【81(エイティワン)】などで活躍した青柳シェフ。シェフは固定せず、週替わりで料理を提供します。さらに他のレストランと異なるのが、シェフ自ら畑に出て野菜を収穫し、メニューを考案すること。「畑に出て実際に野菜に触れることで、どんどんイメージが沸いてきます。料理人にとっては最高の環境。ほかのシェフ達からもうらやましがられています」(青柳シェフ)【PLANT】のシェフの一人、青柳陽子さん。この日も畑を訪れ、今日の料理につかう食材を自ら収穫しますそうやって、シェフと生産者が一緒になって畑に出ることで、シェフは発想が生まれ、生産者にとっても新たな発見があるといいます。「我々がいま収穫できる野菜を伝えても、シェフたちは実際に畑を見て、根っこや花、種や野草を使ったり、適当に植えたものを面白がって使ってくれます。我々とは異なる視点は新鮮ですし、可食部の幅の広さを知れるのは生産者としても大きなメリットです」(川口さん)畑から徒歩5分の場所にある、庭付きの古民家をリノベーション。店の前には広いペースもあり野外イベントを行うことも手前のテーブルはキッチンに隣接したシェフズテーブル店奥には窓の外の緑が眺められるゆったりとしたテーブル席もレストラン【PLANT】もまた、緑に囲まれた心地のよい空間。東京23区でこの敷地の広さはなんとも贅沢。キッチンとテーブルの距離が近く、調理中のシェフやオーナーといろんな話をできるのが魅力です。畑でわいた“インスピレーション” から生まれたメニューの数々この日、料理を提供してくださったのは青柳シェフ。彼女のメニューづくりの特徴は、「つながり」を大切にしている点。色のつながり、人と人とのつながりをテーマに据えて、料理で表現します。その想いを聞けるのもお店の魅力のひとつ。ではさっそく、この日供されたコースの一部をご紹介します。夏にぴったりの『ヌードルサラダ』ヌードル風に仕立てたサラダ。横に添えられた色鮮やかなナスタチウムはもちろん、畑で収穫したばかりのもの前菜は、きゅうりと2種のニンジンを縦切りにしたヌードル風のサラダから。ミョウガやツルムラサキを加えて、塩やハチミツ、レモンで和えています。さらにその上からレモンピールをかけたさっぱりとした味わいの夏らしいサラダ。とにかく野菜の味が濃いのが印象的でした。経産牛の概念を覆す『経産牛と野菜』大分にある「宝牧舎(ほうぼくしゃ)」の経産牛を使用黒毛和牛の経産牛をメインに据えた一皿。もも肉を低温調理して中心は柔らかく、外側は芳ばしく焼き上げています。下にはガーリックソテーしたポテトといんげんを。ソースはビーツのピューレと、牛の筋でだしをとり、自家製味噌と混ぜ合わせた甘辛ソースの2種。そのまわりには旨みが凝縮された麹のフレークが振りかけられています。経産牛は、肉質が固かったり独特な香りがするものもありますが、大分にある「宝牧舎」の経産牛は「ストレスなく育てられているので臭みが無いのです」と青柳シェフがいう通り、まったく臭みが無く、きれいなピンク色が特徴。また、一般的な黒毛和牛で想像される脂身は少ないですが、適度に弾力のある食感が食べやすかったです。黒いバンスが珍しい『ハンバーガー』ディナーだけでなくランチでも提供される『ハンバーガー』※ランチの場合、ディナーより少し大きなサイズで提供されます熊本地鶏「天草大王」の鶏もも肉を使った『ハンバーガー』。鶏もも肉はスパイシーにマリネし、さらにスイートチリソースで絡めています。下にはソテーした空心菜、ビーツリーフ、上からパルミジャーノ・レッジャーノを振りかけ、麻墨で色付けしたバンズで挟んでいます。とにかく肉の旨味がたっぷりでボリュームも満点。食べ応え抜群のハンバーガーです!気になるのが、ハンバーガーのバンズの色。とても珍しい色ですよね。これには秘密が。料理を提供する際、「アスファルト」を横に添えて話を始めます「THE HASUNE FARM」は、蓮根の他にも練馬と埼玉県の朝霞市にもあり、朝霞にある農園は一般的には人が住みにくいとされる「調整区域」にあります。そこは農地かごみ処理場になっていて、「THE HASUNE FARM」は「もっと農地を増やしたい」と農地を借りているのですが、ある日、畑の前にアスファルトが捨てられ、放置されていたのです。その光景に衝撃を受けた青柳シェフは、どうにかしてこの現状を伝えられないかと考えました。キッチンに近いテーブル席では、料理をつくりながらシェフやオーナーが話しかけてくれます日本初のノンアルコールジン「NEMA」や、青柳シェフ特製のクラフトコーラなどノンアルコールも充実そこで考えついたのが、料理で表現すること。ハンバーガーのバンスをアスファルトと同じ色にするために麻で色付けし、そのアスファルトも実際に見せること。「THE HASUNE FARMは、世の中のきれいな部分だけでなく、目を背けたいようなことにもちゃんと目を向けて農業をしています。それをお客様にも伝えたい。アスファルトと同じ色の食材を使うことで、話を紡ぐことができればと思ってつくりました」(青柳シェフ)青柳シェフ(左)とオーナーの川口さん(右)。絶妙なコンビネーションとおふたりのテンポのよい語り口に引き込まれてしまいます【PLANT】を訪れ、青柳シェフや川口オーナーと話していると、食べる楽しみだけじゃない、実りある時間が過ごせます。食事の最中も、家に帰った後も、その余韻に浸り、“食べられる幸せ”を噛みしめられるのです。工事の際に抜かれた大木がエントランスでお出迎え。とてもドラマティックでまるで美術館のよう近年、当たり前のようにあった食の資源が枯渇しはじめ、食のミライが危ぶまれる中で不安を抱いていましたが、彼らの想いに触れて、食の明るいミライに思いを馳せる――。そんな充実した1日を過ごせました。都内に居ながら緑に触れられ小旅行気分が味わえるうえ、つくり手の顔が見える食材を口にすることで、心身ともに健やかになれる、一度で二度おいしい素敵なレストランに出合うことができました。PLANT【エリア】高島平【ジャンル】創作料理【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】蓮根駅 徒歩12分「THE HASUNE FARM(ハスネファーム)」詳細所在地:東京都板橋区蓮根2丁目5直売:火曜、木曜、土曜のみ開催Facebookでは「ハスネファームサポーター」を集っています。農業を手伝いたい、土に触れたい方はぜひチェックしてみてください
2021年08月11日「淑徳大学看護栄養学部教授」監修株式会社ファミリーマートは、淑徳大学看護栄養学部の教授で、管理栄養士の桑原節子氏監修のもと共同開発した弁当第5弾として、「蓮根入りメンチカツ弁当」を、2015年11月17日(火)から、地域限定で発売を開始した。【商品名】蓮根入りメンチカツ弁当【価格】本体:462円、税込:498円※食塩相当量:2.0g以下、カロリー目安:598kcal(プレスリリースより引用)販売対象となるファミリーマート店舗は、関東地方を中心とした茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・長野県・静岡県東部の約4,800店となる。第5弾は「蓮根入りメンチカツ弁当」ファミリーマートでは、2015年6月から、臨床栄養学のプロフェッショナルである桑原節子教授監修のもと、塩分や栄養バランスに配慮して共同開発した弁当を発売し、美容や健康への感度の高い人に支持を得ている。この度第5弾の発売となった、「蓮根入りメンチカツ弁当」は、歯応えと食感の良い栄養豊富な野菜である、蓮根、人参、たけのこを使用したメンチカツにソースをかけた主菜でボリューム感を出した。主食には、“黒米入り麦ごはん”、副菜には、“小松菜だし煮”、“もやしときのこのカレー炒め”、“ほうれん草のコーン炒め”や“インゲンの胡麻和え”など、慣れ親しんだ和食をダシや香辛料を効かせることで、おかずの塩分を抑え、野菜を中心に組み合わせ、彩り良くヘルシー仕上げた。(画像はニュースリリースより)【参考】・株式会社ファミリーマートニュースリリース
2015年11月20日今日のスーパーのお買い得品は蓮根と山芋。山芋はとろろに、蓮根はきんぴらにしようと思っていたら、彼が疲れた表情でやってきた。彼「気のせいかもしれないけど、最近和食ばかりで元気が出ない気がするんだよね…」私「…え!? 元気が出ない?」彼「うん…。俺の体のことを気遣ってくれるのは嬉しいけど、好物もたまには食べたいな」私「…」彼の好物といえばポテトサラダなのだけど、家にある材料でできるかな…。彼「ポテトサラダにこの山芋使えそうじゃない? 蓮根も加熱したら美味しいし」私「これ使うの…!?」彼「うん。だって加熱したら食感変わるじゃん」<材料>(作りやすい分量 ※約5~6人分)・山芋:500g・蓮根:250g・ミニトマト:6~10個程度・玉葱:1/2~1/3個・ウインナー:約8本(100g程度)・マヨネーズ:大さじ10~12杯程度・酢:大さじ1杯・塩:塩もみ用(小さじ1杯程度)、味付け用(少々~ひとつまみ程度)・わさび、(刻み)海苔:各適量※カロリーが気になる方は、マヨネーズの1/2~1/3量を加糖ヨーグルトに置き換えてもOK。<作り方>1.まず蓮根の皮を剥き、厚さ0.5cm程度のいちょう切りにして、切れたものから順次水にさらします(※ホクホクの食感になりにくくなるため、水には酢を入れないで下さい)。蓮根を5分程さらしている間に、玉葱をみじん切りにして塩を塗しておきます。2.蓮根の水気をかるくきって耐熱ボールに入れ、ふんわりラップをかけたらレンジ加熱をします。500wで2分間の加熱を合計7回程度繰り返します。途中2分ごとに取り出し、その都度全体をよく混ぜて水を大さじ2杯程加えます。全体的に甘みや風味が増し、ほくほくとした食感になればOK。余分な水分が飛んだら、ラップをしておきます(※加熱時間はあくまで目安です。家庭のレンジなどにより時間が変わるため、硬さをみながら加減して下さい)。3.蓮根の加熱が終わったら山芋の皮を剥きます。厚さ1~1.5cm程度のいちょう切りにした後、耐熱ボールに入れます。4.ふんわりラップをかけて、山芋も軟らかくなるまでレンジ加熱します。500wで2分間の加熱を4回程度繰り返します(途中2分ごとに全体をよく混ぜて下さい。水は加えなくても大丈夫です)。ラップを取って最後に2分程度加熱し、余分な水分をしっかり飛ばします。山芋は蓮根と違って水分が多めなので、しっかり飛ばすのがポイント。5.山芋と蓮根を加熱している間や冷ましている間に、ウインナーを手で千切って炒めておきます(蓮根や山芋と一緒にレンジ加熱で済ませてもOKですが、炒めた方が断然美味しく仕上がります)。玉葱は流水でさっと洗い、水気をかるく絞ります。ミニトマトは洗って半分か1/4に切り、海苔は適当な長さで細かく刻んでおきます。わさびは分量内のマヨネーズ(大さじ2杯程度)で、予め混ぜておくのがポイント。わさびをそのまま混ぜると、うまく混ざりにくいので注意です。6.蓮根、山芋、ウインナーが冷めたら、玉葱や各調味料と合わせてよく混ぜます。終わったら最後にミニトマトをさっと加えて混ぜます(山芋の崩し具合はお好みで)。食べる直前に刻み海苔をかけて、いただきます。ほくほくとした食感の蓮根と長芋に、香ばしいウインナーと瑞々しいミニトマトの食感がよく合います。ピリッとしたわさびと海苔の風味もたまらない。意外だったけど、王道のポテトサラダより美味しいかも…。気になった人は是非一度作ってみて下さいね。
2015年02月15日