卓越した審美眼で「ビズビム(visvim)」のもの作りを進化させてきた中村ヒロキ。近年のクリエーションでは、自らがコレクションするビンテージのような温もりと味わいを商品に落とし込んでいる。そのもの作りに掛ける思いを聞いた。――ビズビムは細部まで徹底したこだわりのあるブランドとして知られています。最近のもの作りの方向性について聞かせてください。海外にいる時に良く感じる事ですが、世界中どこへ行ってもフラットで、似てきているなという感覚があります。そこで、自分なりに新しい事を試したくて、1年前にF.I.L. Indigo Camping Trailer(I.C.T.)というコンセプトショップを立ち上げました。表参道のジャイル(GYRE)に直営店があります。均一化するショッピングモールや商業施設の中で、人間らしい手触りのある商品を展開する実験的な店です。I.C.T.では、天然の藍で染めた後、更に泥染めをしたパーカやコレクションしているビンテージのバンダナを縫い付けたシリーズ、インディゴの古布など、通常コマーシャルとして展開しにくいアイテムも扱っています。そうした個人の目を通したキュレーションによる、パーソナルが詰まったお店をモールに出店しようと考えました。――ビズビムのアイテムは、ボタン一つひとつの色が違ってかすれていたり、生地にムラがあったり、それぞれ表情が違いますね。それは作る人のキャラクターや思いがにじみ出ているからなのだと思います。例えば14SSコレクションはアメリカンキルトから発想しました。アメリカンキルトって作った人の大切な家族や子どもへの愛情が縫い目から感じられて、もともとすごく好きなんです。これまでにアメリカ東海岸のアーミッシュの服や日本のボロなどビンテージをインスピレーションソースにしているのですが、同じアイテムでも違う雰囲気を感じることに気づきました。それは作る人のキャラクターや思いがにじみ出てくるからでしょうか。ビズビムの服にも、僕達の考えや哲学=着る人や環境への思いが、流れてほしいと思って作っています。――なぜ、パーソナルなもの作りを目指すのでしょうか。どうしたら心に響く商品を作れるのか。試行錯誤を繰り返しています、やりながら自分自身が成長、発見していく。良いものの作り方を勉強しているうちに、昔と作り方が全く違うことに気がつきました。ものの生産体制がハンドメイドから機械による大量生産へと変わっている。手で作ったものには、パーソナルな要素が入ってくる。作った人の思いが伝わって、大切にされ、残っていく。そこに心に響くもの作りのヒントがあるように思います。――どうのようにパーソナルなもの作りをするのでしょうか。今の時代のマシンメイドの製品にどうやって個を入れられるか。昔は1人の人間が作っていて、「ここはお腹が空いていた時かな」などと想像できるくらい縫い方に個性や気持ちが表れていました。でも今は流れ作業で製造するので、平均化してしまいます。機械でオーガニックな違いを出すのは難しく、あえて昔と同じやり方にしても、既に内面や時代性が違うので、全く同じにはなりません。新しいものを作るからにはもの作りを前に進めて行きたい。時間軸で考えていて、後々振り返った時に、今の時代にも良いものが作られていたと思われるようにしたい。そのために、現代のテクノロジーと手仕事を結びつけることを考えています。――今回のコレクションで、テクノロジーと手仕事を使った具体的なアイテムはありますか。例えば、このゴアテックスのジャケット。普通ラミネート加工するとつるつるでフラットになるのですが、表情を出したかったので、奄美大島で泥染めをして、ビンテージのバンダナを縫い付けています。裏地も千鳥格子のトリコットをオリジナルで作ってもらい、手描きプリントのテープを貼りました。今のテクノロジーと手仕事を融合させた商品になればと思いデザインしました。2/2に続く。
2014年03月26日「ガラアーベント(GalaabenD)」は、1月18日に公開される映画『黒執事』の衣装協力を手掛けた。水嶋ヒロが務める主人公・セバスチャンの執事服や、剛力彩芽が演じる男装の令嬢・幻蜂清玄の衣装などを担当。水嶋やスタイリスト、デザイナーが打ち合わせを重ね、本人の採寸を含めて約3ヶ月を掛け製作された。ブランドらしいナポレオンジャケットやボウタイ、ジレなど、ドレッシーかつ官能的な雰囲気。東京・原宿のガラアーベント直営店では1月24日まで衣装をショーウインドーに展示している。水嶋が重視したのは「徹底的にサイズをボディラインに合わせ、動いたときに優美さが感じられるシルエット」とのこと。燕尾服のテールは動いたときに舞うよう長めのデザインで、紋章学をベースにオリジナルのボタンとラベルピンを作成するなど、細部にもこだわりが見られる。水嶋は食事制限により身体を50kg台まで絞り込み、原作のセバスチャンさながらに細身の執事服を着こなした。ワーナー・ブラザーズ配給の『黒執事』は、シリーズ累計発行部数1,800万部を突破し、世界42の国と地域で翻訳されている人気コミックの映画化。「ナナ(NANA)」シリーズの大谷健太郎とTVアニメ「タイガー&バニー(TIGER&BUNNY)」のさとうけいいちがダブル監督を務め、優香や山本美月、栗原類らも出演する。新宿ピカデリー他で全国ロードショー。
2014年01月16日俳優の水嶋ヒロが1月9日(木)、主演作『黒執事』のジャパンプレミアに出席。約3年ぶりの俳優復帰作だが、当初は本作への参加を固辞しており「いま思うとバカだった」と反省しきり。「間違いなく一番思い入れが強い作品。この勝負に勝ちたいです」と宣言した。知識・教養・品位・料理・武術・容姿、すべてにおいてパーフェクトな完全無欠の“悪魔の執事”セバスチャン(水嶋さん)と、魂の契約を交わした少女・幻蜂汐璃。汐璃はある復讐のために、セバスチャンは彼女の魂を喰らうために、2人は女王から命じられた巨大な謎の解決に挑んでいく。枢やな氏の人気コミックをオリジナルストーリーで実写映画化した。東京・渋谷公会堂で行われたジャパンプレミアには水嶋さんを始め、幻蜂汐璃を演じる剛力彩芽、優香、山本美月、丸山智己、大野拓朗、栗原類、伊武雅刀、大谷健太郎監督が集結!さらに来日中の英国人歌手ガブリエル・アプリンによる主題歌“Through the ages”の生披露もあり、観客2,000人のボルテージは早くも最高潮に。水嶋さんは主演に留まらず、共同プロデューサーとして企画段階から参加しており「作品のために多くの時間を費やした。俳優として、そしてクリエーターとしてできる精一杯の努力を重ねたつもり。すでに映画をご覧になった方から、涙が出そうなほど嬉しい言葉もいただき、僕にとっては大切な作品」と感慨しきりだった。一方、剛力さんは男装の令嬢という役どころで「初めての経験で、難しいこともたくさんあった」と述懐。それでも「水嶋さん演じるセバスチャンのおかげで、私も汐璃と向き合うことができた。現場でも水嶋さんは、先頭に立って、引っ張ってくださり、支えてくれた」と“座長”に対し最敬礼だった。伊武さんからは「本当に面白い作品。これは絶対に続編ができる」と絶賛の声があがり、大谷監督も「ぶっちゃけ、続編が撮りたい」と早くも意欲満々。これには水嶋さんも大感激の様子で「今年の目標ですか?僕にはこの映画をヒットさせることしかないです」と力強くアピールしていた。『黒執事』は1月18日(土)新宿ピカデリーほか全国にて公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:黒執事 2014年1月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 枢やな/スクウェアエニックス(C) 2014 映画「黒執事」製作委員会
2014年01月09日東京ファッションウィーク三日目は、鳥居ユキ氏デビューから 100回目のコレクションが、東京ドームシティホールで開催された。2012年春夏コレクションは、ボーダーの爽やかな春夏らしいスタイリング。ユキ トリイらしいパリクチュールっぽいお嬢さんスタイルのオンパレード。若々しくキュート、そして仕立ての良さが感じられるジャケットやスプリングコートは、春らしいフラワープリントと初夏らしいすっきりした小花柄が満開。ショーの後半は、デザイナー50周年のお祝いを兼ね、1962年からスタートしたユキ トリイの歴史がスライドで流れる。氏ゆかりの大御所芸能人、文化人の方々のお祝いのドレスアップでのウォーキングの後、高橋克典さんのエスコートで、本人が登場。沢山の拍手の中、天から金の紙ふぶきでショーは幕を閉じた。素晴らしくエンターティンされた、50周年のお祝いコレクションであった。>>その他、ファッションウィーク情報は こちら
2011年10月20日ブルーノート東京に隣接したレストランadding:blue(アディング・ブルー)では、毎年恒例の“Beer Terrace”(ビアテラス)がオープンしている。ビールの伝道師、藤原ヒロユキ氏プロデュースの貴重なクラフトビールを堪能できるとあって、毎夜賑わいを見せている。“Beer Terrace”では、本格ボトルコンディション(壜内熟成)されたクラフトビールも販売中だ。(製造は「木内酒造」)藤原氏がクラフトビール・ファンと共に愛情を注ぎ込んで作り上げたビール「Barley & Wheat Wine」(バーレー&ウィート ワイン)赤・白も味わえるという。日本では初となる賞味期限10年の本格的ボトルコンディショニング(壜内熟成)のビールと料理のマリアージュ、ぜひご夫婦や友人たちと堪能して欲しい。■開催期間:7月1日(月)〜9月30日(金)■ドリンクメニュー ¥500~・藤原ヒロユキ プロデュース・ビール ¥3800 (750ml)・エビスビール小瓶 ¥500(334ml)・フューガルデンホワイト¥700・スパークリングワイン¥800~・グラスワイン(赤白)¥800~・ミニボトルワイン(赤白)¥900~(187ml)■フードメニュー例 ¥500〜クリュイディテ~フランス風 お野菜のお惣菜~ ¥500シェフのおすすめ オリーブのカクテル ¥600フレンチ・フライドポテト ¥600スペイン産 生ハム“ハモンセラーノ” ¥1000豚肉のリエット グリーンペッパー風味 ¥600自家製ソーセージの盛合せ ¥1000自家製ベーコンとパプリカのスパイシーなトマト煮 ¥1,600自家製パンの盛合せ(3種類) ¥5003種のオードブル¥1,500 他デザート各種 ¥500~※食材の入荷状況によりメニューの変更の可能性あり。お問い合わせ:adding:blue(アディング・ブルー)港区南青山6−3−16ライカビル1F取材/おうちスタイル編集部
2011年08月08日水嶋ヒロが脚本を手がけ、自身も出演もしている「GIRL NEXT DOOR」のシングル楽曲「Silent Scream」のプロモーションビデオが、アジア最大級の短編映画の祭典「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」のミュージックShort部門で優秀賞に輝いた。1999年に誕生し、今年で13年目となる本映画祭。ミュージックShort部門は、ショートフィルムの視点からクリエイターの手によるミュージックビデオ作品をセレクトする。今年はいま最も人気の韓流スター、チャン・グンソク主演の作品や栗山千明が自らの楽曲を基に主演した作品など、質の高い作品が集まったが、『Silent Scream/サイレントスクリーム』に栄冠が渡った。「Silent Scream」はGIRL NEXT DOORの11枚目のシングル曲。自分の進むべき道に苦悩する主人公のアキと、謎の仮面男との出会いを描き、“本当の自分とは?”と世に問う。『タイヨウのうた』に『ガチ☆ボーイ』、『FLOWERS -フラワーズ-』などの話題作を世に送り出してきた俊英・小泉徳宏がメガホンを取った。俳優としての活動に加え、ポプラ社小説大賞受賞作での鮮烈な小説家デビューに雑誌編集長就任など、多彩な活躍を見せる水嶋さんだが、初めて原作および脚本を手がけたPVが国際的な映画祭で優秀賞受賞とまたひとつ、勲章が加わった。今回の受賞に際して水嶋さんからは「この度は、多大なるご評価を頂き誠にありがとうございます。GIRL NEXT DOORさんのミュージックビデオには、以前から大変刺激を受けておりました。そんな自分に、原作・脚本、さらには出演のお話を頂けたのは、とても光栄なことでした。その上、このような栄えある賞を頂戴し、本当に嬉しく思っております。主演の千紗さん、小泉監督をはじめ、この作品に携わった全ての方々と喜びを分かち合いたいです」という喜びのコメントが到着。アキ役で主演を果たした千紗さんは「この度、『ショートショート フィルムフェスティバル』でたくさんの賞がある中、『ミュージックShort部門』で、私たちの作品が優秀賞を頂くことになり、本当に驚いています。そして、なによりも嬉しさと喜びで胸がいっぱいです。今回の作品は、小泉監督をはじめ、水嶋ヒロさんに脚本・出演まで携わって頂き、私にとってものすごく学ぶものが多く、刺激あるものになりました。そもそもミュージックビデオで自らが役を演じるドラマ仕立ての撮影は初めてのことだったので、とても楽しみでした。そして、現場に入っても本当に温かいスタッフさんに囲まれて、監督とは何度も何度も納得いくまでやりとりさせていただきました。また、1週間という短期間ではありましたが、幼少に習っていたバレエを一生懸命練習し、皮がむけるほどトゥシューズを履き、無事撮影終了後バレエの先生と抱き合って涙した瞬間はいまでもハッキリと覚えています。この作品に関わった全ての方に感謝します。ありがとうございます。自分にしか分からない自分。誰にでもあると思います。そんな自分にしか分からない“心の叫び”に耳を傾けてみてください。この作品を通して、感じることは人それぞれだと思います。何か感じてもらえれば嬉しいです」と感謝の思い、撮影時の苦労、そして喜び、作品に込めた思いを明かしてくれた。小泉監督は「映像は所詮、無形のもの。この数か月、その事に無力感を感じてきました。でもこの先、人がそれを必要とするときがきっと来る。今回頂いた素晴らしい賞は、ボクにとっての狼煙です。本当に本当にありがとうございました」と喜びを語ると共にさらなる飛躍を誓った。8月1日(月)からは来年の映画祭での上映作品の公募がスタート。すでに来年に向けた戦いは始まっている。せっかくだから次は、“監督”水嶋ヒロの作品もぜひ見てみたい気もするが…。今後の活躍に期待したい。特集「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:アジア最大の短編映画祭が閉幕グランプリはドイツ・スイス合作押井守監督、3D作品に辛口評価も!3D映画の今後を熱弁田中要次、韓国でやってみたいことは…ズバリ植毛!短編映画が日韓観光のかけ橋に短編映画の祭典が開幕!佐藤浩市が復興プロジェクトに“手”だけ出演映画でもう一度日本をアピール!観光庁とのコラボでショートフィルムを制作
2011年07月05日水嶋ヒロが原作、脚本、出演をしていることで話題の「GIRL NEXT DOOR」のミュージックビデオが、6月16日(木)より開幕する「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」に出品されることが明らかになった。米国アカデミー賞公認のアジア最大級のショートフィルムの祭典として知られるSSFF&ASIAの中で、トップアーティストのミュージックビデオ、楽曲を基に製作されたオリジナルショートフィルムを紹介する「ミュージックShort部門」。特に、特別プログラムとして開催される「ジャパンミュージックShortプログラム」、「韓国ミュージックShortプログラム」では、楽曲を提供するアーティストはもちろん、ビデオに出演するキャストにも人気のトップ俳優たちがズラリ。水嶋さん原作、脚本によるミュージックビデオは、GIRL NEXT DOORの「サイレントスクリーム/Silent Scream」を基に作られた作品で、ボーカル・千紗を主演に、自らの進む道に悩むアキが謎の仮面の男との出会いによって生まれる束の間の物語が描かれる。作家、編集者と多岐にわたる活躍を見せる水嶋さんの俳優復帰作となった本作。シンガーソングライターのYUIを主演に迎えて瑞々しい青春を切り取った『タイヨウのうた』をはじめ、『ガチ☆ボーイ』、『FLOWERS -フラワーズ-』と話題作を手掛けてきた小泉徳宏監督がメガホンを握る。そのほかに、女優、アーティストとして活躍する“クールビューティ”栗山千明が、皮ジャンにミニスカートのマブイ女=クローン人間を演じ、自らの「母体」を救出するという物語を描いた「コールドフィンガーガールROCK SHORT FILM」、「美男<イケメン>ですね」などのヒットドラマで日本でも人気の韓流スター、チャン・グンソクを主演に迎えた「Every Little Thing」の「STAR/MOON」なども注目を集めそう。「Superfly」の「Ah」を使用した「既日食の午後に」(仮題)はいまだキャストや作品の詳細は不明だが、誰を起用してどんな物語が紡がれるのか?期待して待ちたい。「韓国ミュージックShortプログラム」では、ソ・イングク、女性歌手グループの「Wonder Girls」といった今後、日本でもブレイクが期待されるアーティストの作品がリストに名を連ねており、新世代のスターたちに熱い視線が注がれそうだ。ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2011は6月18日(木)より開幕。■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:アジア最大のショートフィルムの祭典が今年も開催3D部門新設にチャリティ企画も!
2011年05月12日水嶋ヒロが、このたび新たに創刊されたライフスタイル誌「GLOBAL WORK」の編集長に就任。創刊および編集長就任に際してのコメントと共に、東北地方太平洋沖地震からの復興に向けたメッセージを寄せてくれた。俳優として人気絶頂のさなか書き進め、ペンネーム「齋藤智」で執筆した処女小説「KAGEROU」が第5回ポプラ社小説大賞を受賞。その後、本名の「齋藤智裕」名義で刊行されるやいなや、たちまちベストセラーとなり、鮮烈すぎる作家デビューを飾った水嶋さん。最近では「GIRL NEXT DOOR」の新曲のPVの原作、脚本を担当し自らも出演するなど多彩な活躍を見せているが、そんな彼の新たな挑戦の場は、いま、業界全体が不況の嵐に見舞われ、危機が叫ばれている雑誌メディアだった。「GLOBAL WORK」は、20代〜30代の男女をターゲットに、「心地よいライフスタイルをenjoyしてほしい」という思いから、カジュアルウェアブランド「GLOBAL WORK」などを展開する株式会社ポイントより、本日3月31日(木)に創刊される。毎年3月と9月に発売され、創刊号では水嶋さんが「今こそ、ハードワークを。」というテーマで経営学者の米倉誠一郎と対談を行っている。また、特別顧問として「BRUTUS」の編集長を務め、「Casa BRUTUS」創刊も手掛け、「VOGUE」、「GQ」といった人気雑誌の編集長も兼任してきた編集者の斎藤和弘を迎え、藤本やすしがアートディレクターを務め、ファッションだけでなく幅広いカルチャーを取り上げた誌面となっているという。本誌の公式サイトでは、水嶋さんと斎藤さんの対談や、“編集長”として編集会議に臨む金髪&無精ひげの水嶋さんの姿を捉えた動画などが公開されている。水嶋編集長は「震災からもうすぐ3週間が経とうとしています。いまも深刻な状況におかれている方々のことを思うと心が痛みます。このお話を頂戴し、実際の編集に携わっていたときは、当然ではありますがこのような事態は想像もしておりませんでした。また、こういった時期の創刊に、躊躇する気持ちもありました。ですが、編集長という大役を仰せつかり、多くのクリエイターの方々と何度も編集会議やアイデアの精査を重ね、そこで生まれた新しい価値観やメッセージを、みなさまに届ける可能性のことを思いました。たとえほんのわずかであっても、みなさまの明るさや前向きさ、そして未来への力に繋がっていくとしたら…。これほど有難いことはありません。皆様の1日も早い復興を心からお祈りしております」とのコメントを発表。なお、株式会社ポイントは、3月19日(土)から5月8日(日)までの全国の同社の各店舗(被災地店舗を除く)の売り上げの一部を、被災者支援のために寄付すると共に、同誌の売り上げの一部も救援活動のために役立てていくことを発表した。次々と新たな境地を切り拓いていく水嶋さん。編集長としての挑戦からも目が離せない。「GLOBAL WORK」は全国の書店および「GLOBAL WORK」店舗にて発売中。■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:日本アカデミー賞優秀作品を一挙上映!好きな作品を観られる鑑賞券を5組10名様プレゼント中村蒼水嶋ヒロの“作家転向”に「ただただビックリ」桐谷健太が即興でラップ披露!男たちで埋まった客席は大興奮向井理が半裸でVサイン!水嶋ヒロはギター練習『BECK』メイキング映像が到着川島海荷と中村蒼が難病のカップル役で共演!ラブシーンはどちらがリード?
2011年03月31日先週末、熱狂と興奮の中で公開を迎え、期待通り初登場1位を記録した『BECK ベック』の水嶋ヒロ、向井理、桐谷健太のクランクインの際の映像を含む、本作のメイキング映像が到着した!ハロルド作石による人気漫画を映画化した本作。何の変哲もない日々を過ごしていたコユキ(佐藤健)が、N.Y.帰りの天才ギタリスト・竜介(水嶋ヒロ)との出会いをきっかけに音楽に目覚め、少しずつ天性の歌声を覚醒させ、仲間たちと共に音楽の世界でのし上がっていこうとする姿を描いた青春ストーリー。今回到着した特別映像でまず映し出されるのは、水嶋さん、向井さん、桐谷さんのクランクインの様子。地下のライヴハウスで3人はスタッフの拍手に迎えられ、撮影をスタートさせた。劇中の演奏スタイル、半裸(もちろん金髪!)でメイキング用のカメラの前に現れた向井さんは、日夜のベースの練習で「指がボロボロです」と苦笑いを浮かべつつ、Vサインをこちらに向け「楽しみですよ」。ところ変わって画面に映るのは、池のほとりでギターを練習に励む水嶋さん。その表情は真剣そのもの!向井さんはというと、映画に登場する白いオウムのペイジにかまっている。実は動物が「大好きです」という向井さん。ちなみに、初日舞台挨拶でも話題にのぼったが、このオウムのペイジの劇中の“声”は水嶋さんが演じている。そして映像の最後では、桐谷さんのラップのシーンが登場!身振り手振りを加えながら、熱い歌声を響き渡らせる桐谷さん。実際の映画で映し出されるのとは違った角度からの映像だが、このメイキングでも、強い思いが伝わってくる。『BECK ベック』は全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY水嶋ヒロロングインタビュー シネマカフェSweet「見つめられてドキっ」■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:川島海荷と中村蒼が難病のカップル役で共演!ラブシーンはどちらがリード?水嶋ヒロ、佐藤健らバンドメンバーの感謝の言葉に汗びっしょり!水嶋ヒロインタビュー天才ギタリストを演じるための役作りはビジュアルから?無人島に一緒に流れ着きたい俳優1位は意外にも?… 向井理!クールな知性に期待水嶋ヒロ『BECK』でのカツラ着用をカミングアウト
2010年09月07日映画『BECK ベック』が9月4日(土)に公開を迎え、水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、中村蒼、向井理らキャスト陣と堤幸彦監督が登壇しての舞台挨拶が行われた。「9月4日という日はこれから忘れられない日になると思う」(向井さん)、「命を賭けてやりました。(初日を迎えて)素直に嬉しい」(桐谷さん)など、それぞれに初日を迎えた感慨を口にする中で、異彩を放ったのがコユキ(佐藤さん)とサク(中村さん)の同級生・弘美を演じた倉内沙莉。「みなさん、残暑お見舞い申し上げます!この映画を観て、私は原作を読み返したくなりました。みなさん、本屋へレッツゴーです!」とホワンとした口調で呼びかけ、会場はどよめいた。これに触発され(?)、堤監督も「気に入った方はもう一度、映画館にレッツゴーです!」と語り笑いを誘った。キャスト陣に劇中のオススメのポイントを尋ねると水嶋さんは「スペシャルゲストを探すのが楽しみだと思います。一人挙げるなら、有吉さんとか」と“隠れゲスト”の存在を見どころにあげた。佐藤さんは、自身と真帆役の忽那汐里のキスシーンについて「本当に申し訳ありません」となぜか謝罪を連発しつつ「キスの瞬間、後ろの信号が青から黄色、赤に変わるんです」とかなり細かいシーンに言及。桐谷さんは、自身が演じる千葉が働くラーメン屋の店主の「前髪に注目してほしい」とのこと。また、中村さんはエンドロールにも表示されない、自身が特別に声優を務めたシーンの存在を告白。「平くん(向井さん)のバンドがライヴの後に帰るとき、竜介(水嶋さん)が入ってくるんですが、そのときの平くんの後ろにいるバンドメンバーの声をやってます」と明かした。そのセリフはと言うと「あっ」というひと言のみ!堤監督曰く「たまたまです。そこにいたから」。向井さんは八王子のスタジオでの撮影に触れ「たまたま、マキシマムザホルモンさんがそのスタジオで練習されてて、監督が交渉して出てもらいました」と明かした。カンニング竹山はコユキにギターを教える斎藤を演じたが「斎藤研一を演じました…」と自己紹介した直後、「いま、隣りで向井くんが『研一っていうんだ…』って言いました」と寂しそうに“告発”し会場は笑いに包まれた。最後に佐藤さん、中村さん、桐谷さん、向井さんからリーダーとしてバンド、そして撮影を引っ張った水嶋さんにひと言。「また共演してください」(佐藤さん)、「超好きです」(桐谷さん)、「今日という日を迎えられたのは水嶋さんのおかげです」(中村さん)、「またメシ食いに行きましょう」(向井さん)といった仲間たちの言葉に水嶋さんは「何とも言えません…まさかの流れですね」と汗びっしょりで照れくさそうな表情を浮かべていた。『BECK ベック』は全国にて公開中。水嶋ヒロロングインタビュー シネマカフェSweet「見つめられてドキっ」■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:水嶋ヒロインタビュー天才ギタリストを演じるための役作りはビジュアルから?無人島に一緒に流れ着きたい俳優1位は意外にも?… 向井理!クールな知性に期待水嶋ヒロ『BECK』でのカツラ着用をカミングアウト桐谷健太の熱きラップ炸裂!!『BECK』ライヴハウスでの演奏映像が到着水嶋ヒロ、佐藤健ら「BECK」が音楽の聖地に集結!
2010年09月04日映画『BECK ベック』の特別先行上映舞台挨拶が8月28日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われ、主演の水嶋ヒロが劇中でカツラを着用していたことを公の場で初めてカミングアウトした。同名人気漫画を原作に、バンドに青春をかける若者5人の姿を描いた本作で、水嶋さんはニューヨーク帰りの天才ギタリスト・南竜介に扮し、原作の竜介の髪型そのままの、肩下まであるワンレングスの長髪姿を披露している。衝撃の告白は挨拶のラスト。「先ほど友人の子供と電話で話をしていて『ヒロくん、髪型似合わないよ』って言われたんです。素直な子供に言われてショックを受けました」と苦笑いで告白。舞台上に立てられていた同映画のボードにある竜介を横目で見ながら「だから、この髪型はカツラだということを発表させてください。この作品のピースの1つとして夏の暑い日に付けて頑張ったので、みなさんの周りでそういうことを言う方がいたら『カツラを頑張って付けたんだ』と伝えてください」と切々と(?)呼びかけた。一方、挨拶では水嶋さん、佐藤さんら“BECKメンバー”それぞれが、20〜30代に向けた応援メッセージを伝える同映画の新聞広告(21日付け全国紙で掲載)のパネルを紹介。それぞれの役柄に合わせて作成された広告のキャッチコピーが読み上げられる中、佐藤さんは『本当に平凡な人生だった…あの男に会うまでは』というコピーについて、「憧れってすごく大きいんだなと思いました。みなさんも人とかモノ?はないかもしれないけど、何かに憧れることが変わるきっかけになるかも」。桐谷健太は、自ら『オレの場所は、いったいどこにある』と読み上げて観客の笑いを取りつつ「人と比べる必要はない。ありのまんまでいればいいってことですね。ホンマそう思います」。桐谷さんに続いて向井理も自ら「自分の未来をあきらめたくない」と渋い声で読み上げ「(向井さんが演じた)平は心にポッカリ開いていた穴が、メンバーに会って埋められた。俳優もそうですが、人間はひとりだけじゃ作品は作れないってことですね」と語りかけていた。この日の先行上映はピカデリー1、2、3の3スクリーンを史上初めてジャックし、約2,000人が鑑賞した。『BECK ベック』は9月4日(土)より全国にて公開。水嶋ヒロロングインタビュー シネマカフェSweet「見つめられてドキっ」■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:桐谷健太の熱きラップ炸裂!!『BECK』ライヴハウスでの演奏映像が到着水嶋ヒロ、佐藤健ら「BECK」が音楽の聖地に集結!水嶋ヒロらBECKメンバー5人が青春熱血トークHMV渋谷ラストイベント奇跡の出会い!オアシス、レッチリにディランも…『BECK』アルバム発売決定!キャスト陣来場!『BECK』スペシャルイベントに5組10名様ご招待
2010年08月29日映画『BECK ベック』の試写会が8月18日(水)、東京・北の丸公園の日本武道館で行われ、水嶋ヒロ、佐藤健らメーンキャストをはじめとする11人が勢揃いした。ハロルド作石の同名人気コミックを原作に、天性の歌声を持つコユキ(佐藤さん)、天才ギタリスト・竜介(水嶋さん)らバンド「BECK」を組んだ若者5人が音楽に情熱を注ぐ姿を描く青春音楽ムービー。“音楽の聖地”での一般向けとしては初の試写会で、ファン約6,500人が集結。水嶋さんは「スタッフ、キャストみんなで全身全霊を込めて作った作品を聖地でいち早く観ていただける。反応が楽しみ」。佐藤さんも「とてもドキドキして不安もありますが、僕たちの青春が詰まった熱い作品です」。向井理も「このメンバーでここに立つことができて幸せです」と胸を張った。ドラム担当のサクを演じる中村蒼は「この日を1年前から楽しみに待っていました」と緊張気味に切り出すと、「に…日本武道館」と噛んでしまい、会場から「可愛い〜」の声援を浴びて照れ笑い。バンドのムードメーカー的存在・千葉を演じる桐谷健太は、体を横向きから正面へよじらせる“ステージパフォーマンス”を見せながら「武道館〜!」と絶叫し、「一度これ、やってみたかった」とニッコリ。佐藤さん演じるコユキにギターを教える役で出演しているカンニング竹山も「呼び捨てにすんな!一度武道館でキレてみたかった」とそれぞれ会場の笑いを誘った。ほかに忽那汐里、松下由樹、水上剣星、倉内沙莉、堤幸彦監督が出席し大きな盛り上がりを見せた。映画『BECK ベック』は9月4日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:水嶋ヒロらBECKメンバー5人が青春熱血トークHMV渋谷ラストイベント奇跡の出会い!オアシス、レッチリにディランも…『BECK』アルバム発売決定!キャスト陣来場!『BECK』スペシャルイベントに5組10名様ご招待
2010年08月18日水嶋ヒロ、佐藤健に向井理、桐谷健太、中村蒼など、旬の若手キャストを揃えて人気コミックを映画化し、製作が発表されて以来、話題を呼んでいる『BECK ベック』の特報映像が到着した!本作は、平凡な人生を送ってきた高校生のコユキ(佐藤さん)が、天才ギタリスト・竜介(水嶋さん)との出会いをきっかけに音楽の世界に足を踏み入れ、その天性の声を武器に仲間たちと共に苦難を乗り越え、活躍していくさまを描いた青春映画。これまで、セリフの入っていない短い特別映像が公開され、水嶋さんや佐藤さんがギターをかき鳴らす姿や、髪を金色に染めて半裸でベースを演奏する向井さんの姿などが公開されていたが、このほどセリフの入った特報映像が到着。“平凡”を絵に描いたような日常を送っていたコユキが、竜介との出会いを通じ、彼の熱い言葉に突き動かされ、音楽に目覚めていく様子が伝わってくる。『ROOKIES−卒業−』とはまた違ったタイプの高校生を演じている佐藤さんに注目!オープニングテーマに決まったレッド・ホット・チリ・ペッパーズの「Around The World」にエンディングテーマのオアシスの「Don’t Look Back In Anger」が響き渡り、いやがうえにも期待が高まる!『BECK ベック』は9月4日(土)より全国にて公開。※こちらの特報映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:向井理、携帯ドラマで内山理名と夫婦に!残された妻子に5年越しの“手紙”送る映画化を望む漫画ランキング!1位に「スラムダンク」&「天使なんかじゃない」爆発あり、ツッコミあり 水嶋ヒロら『BECK』メンバー会見の生の声を動画でお届け!水嶋ヒロ、報道陣を口説き落とす?佐藤健、桐谷健太らBECKメンバー集結!【文豪を演る】インタビューvol.1 向井理 as 太宰治 「素の自分?秘密です(笑)」
2010年04月26日海外でも高い評価を受ける諏訪敦彦監督が、フランスの俳優イポリット・ジラルドと共同監督で製作し、昨年のカンヌ国際映画祭でも喝采を浴びた『ユキとニナ』。本作で、フランス人の父親と日本人の母親の不仲のあおりを受け、そのはざまで揺れる少女・ユキを演じ、“小さな大女優”と称賛を浴びたノエ・サンピからシネマカフェに向けてメッセージが届いた。ノエ自身、劇中のユキと同じく、日本人とフランス人の血を引く女の子。普段はフランスで暮らし、フランス語で話すことが多いというが、こちらの動画メッセージは日本語で語ってくれている。昨年のカンヌ国際映画祭の雰囲気をすっかり楽しんだ様子で、同じ日に行われた舞台挨拶でも「次はベルリンに行きたい」と語っていたノエ。少しはにかみながら語る彼女の姿に思わず微笑んでしまうが、映画の中で見せている、揺れ動く少女を繊細に演じるさまには心打たれること間違いなし!諏訪監督が「ルノワールの絵画から抜け出てきたよう」と評した小さな名女優にご注目あれ!『ユキとニナ』は恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開中。※こちらの動画コメントは、MOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ユキとニナ 2010年1月23日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開■関連記事:フランスの天才少女が来日!『ユキとニナ』舞台挨拶でさくらまやが歓迎の熱唱!主演ノエ・サンピ&諏訪敦彦監督舞台挨拶付き『ユキとニナ』試写会に5組10名様ご招待女優選びは“直感”!『ユキとニナ』諏訪敦彦×イポリット・ジラルド記者会見モデルの雅姫らが審査員に!『ユキとニナ』お手紙コンクール開催【カンヌ国際映画祭】日仏の国境越え、2つの才能が描く“家族”『ユキとニナ』会見
2010年01月23日今年のカンヌ国際映画祭の監督週間に出品され、多くの称賛の声が寄せられた『ユキとニナ』。そのカンヌで“小さな大女優”と絶賛された主演のノエ・サンピが来日し、12月22日(火)に東京・日仏学院で行われた本作の試写会で、諏訪敦彦監督と共に舞台挨拶を行った。映画で演じたユキと同じく、日本人のお母さんとフランス人のお父さんを持つノエは日本語で「こんにちは」と挨拶するも、大勢の観客を前にちょっぴり照れくさそう。本作で映画初出演を果たしたが「映画に出れてすごく嬉しかった」と語った。ノエの好きなシーンは「ニナちゃん(=アリエル・ムーテル)とケンカをするシーン」とのこと。監督は「普段から仲が良かったからケンカのシーンは演じづらくなかった?」と聞くと「そのちょっと前に、本当にケンカをしたのでそのときのことを思い出してやってみた」と監督もそれまで知らなかった秘密を明かし、会場を沸かせた。諏訪監督はノエを選んだ過程について「何人かの子と会って、即興の演技をやらせてみたりしたんですが、彼女には見ているだけで惹きつけられた。(撮影は)楽しくも大変でしたが、彼女の素晴らしい存在感が映画の中で表現されていると思います」と称えた。この日はゲストとして、今年の日本レコード大賞の新人賞を史上最年少受賞した、“天才演歌歌手”さくらまやが登場。ノエに花束を贈呈した。まやちゃんは映画について「ノエちゃんの演技がとっても自然ですごいな、と思いました。私の好きなシーンは森の中を歩いてるシーンと妖精の手紙を書くシーン」と語った。これに対し、ノエは「森の中のシーンは面白いけど、石とかがあって大変だった…」と撮影の様子を明かしてくれた。そして、まやちゃんは、かつてマイケル・ジャクソンも歌った「ママがサンタにキッスした」を英語バージョンで披露!まやちゃんの歌声に諏訪監督は「素晴らしい。僕は本当はミュージカルが大好きで、いつかミュージカル映画を撮りたいと思ってるんです。そのときはぜひ!」と壇上で早くもまやちゃんにオファーを出していた。さらに、来年に向けての目標を尋ねられたノエとまやちゃん。ノエは「今年はカンヌに行ってすごく楽しかった。来年はベルリンの映画祭に行きたい」と目標を掲げた。まやちゃんは「キャンペーンでいろんなところに回った1年でした。来年ももう一度キャンペーンを頑張って、みなさんに『ありがとうございます』と言いたい」と語り会場の大人たちを唸らせた。『ユキとニナ』は2010年1月23日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開。■関連作品:ユキとニナ 2010年1月23日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開■関連記事:主演ノエ・サンピ&諏訪敦彦監督舞台挨拶付き『ユキとニナ』試写会に5組10名様ご招待女優選びは“直感”!『ユキとニナ』諏訪敦彦×イポリット・ジラルド記者会見モデルの雅姫らが審査員に!『ユキとニナ』お手紙コンクール開催【カンヌ国際映画祭】日仏の国境越え、2つの才能が描く“家族”『ユキとニナ』会見【カンヌ現地レポ 03】監督週間も開幕コッポラ&ヴィンセント・ギャロに喝采!
2009年12月23日今年、俳優の水嶋ヒロとの結婚を発表し、その席でデビュー翌年より患ってきたバセドー病の治療に専念するために年内での歌手活動の休止を明かした、人気絶頂の歌姫・絢香。11月に大阪城ホールで、水嶋さんも見守る中で行われた、無期限活動休止前のラスト・ワンマンライヴ「MTV Unplugged」の模様を収めた『MTV Unplugged ayaka-cinema edition-』が、2010年1月5日(火)〜12日(火)までの8日間限定で新宿ピカデリーほか全国にて劇場公開されることが発表された。ライヴ映像を収めた作品といえば、今年急逝したマイケル・ジャクソンのロンドン・ライヴのリハーサルの様子を映した『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の爆発的ヒットが記憶に新しいが、日本人アーティストのライヴが開催から2か月足らずで劇場公開されるというのは異例のこと。このラスト・ライヴは1万人規模の観客を集めて行われたアコースティックライヴ。絢香が小学5年生のときに初めてライヴを観にきた“特別な場所”である大阪城ホールで開催され、これまでに数々のトップ・アーティストたちが築いてきた「MTV Unplugged」の輝かしい歴史に、絢香が新たな1ページを刻んだ記念すべきライヴでもある。絢香はライヴ中、「今日という日をすごく楽しみにしていた」と笑顔を見せ、「言葉だけじゃ伝えきれない“ありがとう”という想いを1曲1曲に込めて歌いたい」と語り、客席からは大歓声が沸き起こる。フロアには熱い興奮が充満し、思わず息を飲むような迫力ある絢香の歌声が、しっとりと会場を包み込んでいく。「ラストライヴであると同時に、新たなスタートだと思いながら歌っていた」というこちらのライヴの模様が、劇場用のオリジナル編集と、高音質5.1chサラウンドにて、全国の劇場の大スクリーンで甦る!『MTV Unplugged ayaka-cinema edition-』は2010年1月5日(火)から1月12日(火)までの8日間限定で新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:MTV Unplugged ayaka-cinema edition- 1月5日から1月12日まで8日間限定で新宿ピカデリーほか全国にて公開© TSUKASA
2009年12月11日国際的に高い評価を浴びる諏訪敦彦監督とフランスの名優、イポリット・ジラルドが5年におよぶ親交を経て合同で製作した『ユキとニナ』が来年1月に公開を迎える。これに先立ちフランスよりジラルド監督が来日し、11月14日(土)に東京日仏学院にて諏訪監督と共に記者会見に臨んだ。本作の撮影に関して、あえて役割分担をせずに撮影を進めたという2人。ジラルド監督は「ひとつの“賭け”をしたと思っています。どんな映画になるか分からないで、 取り組んだのですから。“つくること”によって“つくる方法”を学んでいったと思います」と説明した。映画では、フランス人の父と日本人の母を持つ少女・ユキが、両親の離婚をやめさせようと親友のニナと共に奮戦する姿が描かれる。ユキ役のノエ・サンピについてジラルド監督が「(日仏の親がいるなど)様々な条件に合うキャストをパリで見つけるのは非常に難しいことでした。私はノエ・サンピを選ぶことに複雑な気持ちでしたが、結果的には良かったと思っています。諏訪さんの直感ですね」と言えば、諏訪監督は「映画作りにおいて、大きな賭けは俳優を選ぶときです。ノエの顔から受ける印象がとても残ったのです。初めて演技をするので、どうなるか分からなかったのですが、私の直感は正しかったと思います。彼女には惹きつけるものがあります。ノエからたくさんのことを教えられ、成長できたと思います」と自らの決断に満足そうな表情を浮かべ、小さな主演女優を称えた。そして、今回の共作についてそれぞれ、「発想は、一人でするものではありません。様々な人が参加することで、映画が成長していきます。私が想像もしなかった形の映画になりました。一人だと(気持ちは)楽ですが、到達できないこともあります。これからも共同でものを作ることをしたいと思っています」(諏訪監督)、「私が発見したことのひとつは、映画は脚本作り、撮影、編集、ミキシングというように長いプロセスによってできているということです。映画には、より自然で人間のルーツに関わる部分や、人間の奥底にあるものが出てくるのだと思います」(ジラルド監督)とその意義を語ってくれた。『ユキとニナ』は2010年1月23日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開。■関連作品:ユキとニナ 2010年1月23日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開■関連記事:モデルの雅姫らが審査員に!『ユキとニナ』お手紙コンクール開催【カンヌ国際映画祭】日仏の国境越え、2つの才能が描く“家族”『ユキとニナ』会見【カンヌ現地レポ 03】監督週間も開幕コッポラ&ヴィンセント・ギャロに喝采!
2009年11月16日ヨーロッパで注目を浴びる諏訪敦彦監督とフランスの名優イポリット・ジラルドが手を組み共同監督作品として完成させ、今年のカンヌ国際映画祭でも高い評価を受けた『ユキとニナ』。本作の公開を記念して、家族、友達、恋人など大切な人へのメッセージを手紙に託す「お手紙コンクール」を実施。審査員として諏訪監督を始め、審査員にはデザイナーおよびモデルとして活躍し、そのライフスタイルが同世代の女性から絶大な支持を受ける雅姫、国内外で活躍中の絵本作家・いせひでこが参加する。両親の離婚に直面した9歳の少女・ユキとニナの心の揺れ、家族、親子、夫婦のつながりを優しく丁寧に描き出した本作。撮影前には、ユキ役のノエ・サンピとニナ役のアリエル・ムーテル、日本にいる諏訪監督との間で手紙のやり取りがなされ、そこで綴られた彼女たちの気持ちは監督の手で、台本に反映されていったという。今回、応募先着の130名様にはクレールフォンテーヌ社製、カラフルでまん丸なPOLLENメッセージカードをプレゼント!審査員による審査結果の発表は1月中下旬予定。また、メッセージカードは映画の公開期間中、恵比寿ガーデンシネマのロビーに展示されるとのこと。『ユキとニナ』は2010年新春より、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開。※お手紙コンクールの詳細は『ユキとニナ』公式サイトにて。『ユキとニナ』公式サイト■関連作品:ユキとニナ 2010年新春、恵比寿ガーデンシネマほか全国順次公開■関連記事:【カンヌ国際映画祭】日仏の国境越え、2つの才能が描く“家族”『ユキとニナ』会見【カンヌ現地レポ 03】監督週間も開幕コッポラ&ヴィンセント・ギャロに喝采!
2009年11月11日水嶋ヒロ、佐藤健に桐谷健太、中村蒼、向井理という若い層に絶大な人気を誇る若手俳優が共演、しかも劇中、この5人がバンドを組むということで大きな注目を集める映画『BECK』。2010年の公開に向け、この7月から撮影が始まっているが、本作の中でも最大規模のロケシーンである音楽フェスのライヴシーンの観客役となるスペシャルサポーターの募集がこのほど開始された。撮影は新潟県湯沢町にて、日程は2回に分けて行われ、第1クルーは7月28日(火)〜29日(水)、第2クルーは7月29日(水)〜30日(木)で両クルーとも午後から翌朝の明け方に撮影が行われる予定。現地へは、新宿、池袋、上野、さいたま、横浜、新潟、長岡、前橋、高崎から出発するサポーター専用のバスで移動が行われる。交通費は自己負担となるが、当日は水嶋さん、佐藤さん、桐谷さん、中村さん、向井さんによる「BECK」のライヴシーンの撮影が行われ、参加者にはオリジナルのTシャツがプレゼントされるほか、本作のDVD化の際に、名前がクレジットに掲載される。ハロルド作石の原作による人気漫画を映画化した本作。アメリカ帰りのギタリスト・竜介(水嶋さん)とバンド未経験ながら天性の声を持つコユキ(佐藤さん)が仲間を募って結成したバンド「BECK」の成長が描かれるが、ライヴシーンは言うまでもなく、映画の中でも重要な意味を持つ、見どころのひとつ。夏の音楽フェスが盛り上がりを見せるこの季節、劇場で映画を観る前に一足早く、生で「BECK」を体感してみては?応募登録は公式サイト募集ページにて。『BECK』は2010年秋、全国にて公開。『BECK』スペシャルサポーター募集概要場所:新潟県湯沢町日程:<第1クルー>7月28日(火)〜29日(水)<第2クルー>7月29日(水)〜30日(木)時間:午後過ぎ〜翌朝5時ごろを予定内容:音楽フェスにおける観客役人数:<第1クルー>500名(予定)<第2クルー>2,000名(予定)※交通費などは自己負担となります。両日参加の場合、個別にご登録ください。詳細は映画公式サイト内の登録ページにて。『BECK』スペシャルサポーター募集ページ■関連作品:BECKベック 2010年秋、全国公開
2009年07月10日