台湾PQIは5日、QC2.0規格急速充電に対応したモバイルバッテリ「PQI Power 9000QC」を、14日に国内で発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別7,800円前後。Qualcommの急速充電規格QC2.0対応ポートを備えたモバイルバッテリ。QC2.0規格に対応したスマートフォン、タブレットでは、非対応製品と比べ充電時間が約75~80%に短縮されるという。バッテリ容量は9,000mAh。電源スイッチはタッチ式で、正面にはバッテリ残量がわかるLEDも備える。インタフェースは出力がUSB Type-A×2(5V/2.4A・9V/1.8A・12V/1.35A、5V/1.5A)、入力がmicroUSB Type-B×1(5V/2A・9V/1.8A)。。本体サイズは95.8×58.7×21.7mm、重量は197g。
2015年11月06日本田技研工業(ホンダ)は10月14日、同社の歩行訓練機器「Honda歩行アシスト」が、生活支援ロボットの国際安全規格「ISO13482」の認証を日本品質保証機構(JQA)から取得したと発表した。認証取得には、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「生活支援ロボット実用化プロジェクト」の成果として得られた安全設計、および認証取得に必要なデータ整備などの知見が活用されたという。「Honda歩行アシスト」は、歩行訓練の補助を目的に開発されたもので、装着者の歩行パターンに合わせて歩行動作を誘導する「追従モード」、歩行パターンをもとに左右の脚の屈曲、伸展のタイミングが対称になるように誘導する「対称モード」、歩行中のスムーズな重心移動動作が回復できるよう繰り返しステップを誘導する「ステップモード」という3種類も訓練モードが設定可能となっている。重量は約2.7kg(バッテリー含む)で、1回の充電で約60分使用することができる。11月からリース販売を開始する予定で、リース価格は3年間の契約で月額4万5000円となる。
2015年10月14日NTTドコモは、米国国防総省の軍用規格MIL-STD-810Gに準拠した耐久性を備える4.5インチAndroidスマートフォン「Galaxy Active neo SC-01H」(サムスン電子製)を11月上旬より発売する。30日より予約受付を開始し、価格は未定。「Galaxy Active neo SC-01H」は、4.5インチサイズのAndroidスマートフォン。高い耐久性が特徴で、ディスプレイには耐衝撃性に優れたCorning Gorilla Glass 4を搭載する。キャップレス防水に対応し、端末が汚れた際には、水道水で洗うことも可能となっている。また、手袋をしたままでも操作できる高感度タッチパネルや操作のしやすいハードキーを搭載している。機能面では、端末を使っていないときに省電力になる「バッテリー温存モード」や、ワンタッチでアプリや機能にアクセスできるアクティブキーを備える。カメラは、撮影した場所の温度や湿度、天気情報を確認できるタグ付け撮影モード、暗い場所や高速の被写体向けのスポーツモードといった機能を搭載。また、ホーム画面を2度押しすることでカメラが起動し、側面のアクティブキーで静止画撮影、音量キーで動画撮影できる。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはMSM8916(クアッドコア、1.2GHz)。内蔵メモリは2GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSDXC(128GB)。バッテリー容量は2,200mAh。連続待受時間は約490時間(LTE)/約580時間(3G)/約490時間(GSM)。連続通話時間は約740分(LTE)/約730分(3G)/約620分(GSM)。ディスプレイ解像度は480×800ピクセル。IPX5/7、IP6Xに準拠した防水・防塵性能を備える。サイズ/重量は、高さ約133mm×幅約70mm×厚さ約10.1mm/約154g。カラーバリエーションはCamo WhiteとSolid Blackの2色。通信面では、受信時最大150Mbps/送信時最大50MbpsのLTE、受信時最大14Mbps/送信時最大5.7MbpsのFOMAハイスピードをサポート。PREMIUM 4Gには対応しない。そのほか、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1、VoLTE(海外対応)、ワンセグなどに対応する。
2015年09月30日シリコンパワージャパンは1日、UHS-I規格に対応した色鮮やかなmicroSDカード「Superior カラフル」「Elite カラフル」を発表した。発売は7月中旬。価格はオープン。Superior カラフルとElite カラフルは、同社のmicroSD「Superior」「Elite」に新デザインを採用したモデル。今回のデザインはシリコンパワージャパンのスローガン「Memory is Personal」を表現しており、カード表面には容量を表す数字を印字している。Superior カラフルの容量は32GB / 64GBの2種類。最大読み込み速度は90MB/秒で、最大書き込み速度は45MB/秒。ハイエンドクラスのデジタル一眼レフカメラや、4K動画記録に向いている。Elite カラフルの容量は8GB / 16GB / 32GB / 64GB / 128GBの5種類。最大読み込み速度は85MB/秒。デジタル一眼レフカメラやフルHD動画記録向けの位置付け。本体サイズはいずれもW15×H11mm×D1mm。SDアダプターが付属する。
2015年07月01日Maxim Integratedは6月15日(米国時間)、CENELEC A、ARIB、FCC周波数帯のG3-PLC、Prime、およびP1901.2規格に1チップで対応可能な電力線通信(PLC)モデムSoC「ZENO/MAX79356」を発表した。電力線通信の規格および周波数帯は地域や国によって異なっており、従来のPLCモデムはそれらをすべてサポートできていなかった。そのため、電力メーターのメーカーは、各国・地域の規格との互換性を確保するために複数のモデムを開発するジレンマを抱えていた。同製品は、そうした課題の解決を可能とするもので、ソフトウェア設定により、すべての国際規格に対応することが可能だという。また、G3-PLCアライアンスによる3つの主要周波数帯(CENELEC A、ARIB、FCC)とPANデバイスおよびPANコーディネータの認定も取得済みであるほか、将来の規格にも対応が可能だという。さらに、アナログフロントエンド(AFE)とベースバンドを1チップに内蔵しているため、チップ数とコストの削減も可能。通信待ち受け時の使用電力も従来比で80%低減(300mWに対し55mW)することも可能だという。なお同製品はすでに同社のWebサイトおよび一部の販売代理店から入手が可能となっている。
2015年06月16日バッファローは、Wi-Fi規格IEEE802.11ac、4ストリーム(4×4)の通信に対応し、規格値最大1,733Mbpsの通信が可能なWi-Fiルーター「WXR-2533DHP」を6月中旬より発売する。価格は税別28,800円。「WXR-2533DHP」は、5GHz帯で規格値最大1,733Mbps、2.4GHz帯で規格値最大800Mbpsの通信が可能なWi-Fiルーター。1.4GHzのデュアルコアCPUを採用しているほか、5GHz向け、2.4GHz向けにそれぞれ補助チップを搭載しており、2種類の電波を同時に高速処理できる。これにより実効スループットも約1,258Mbpsを実現した。スマートフォンやタブレットは、持つ角度や向きを変えるだけでも受信感度が変わることがあるが、「WXR-2533DHP」では搭載する4本の大型可動式アンテナにより、宅内の様々な場所で使用する端末に対して安定したWi-Fi通信を提供する。また、環境別で推奨するアンテナの向きを記載した「アンテナ設置ガイド」も公開している。そのほか、多台数接続時に通信を安定させる「MU-MIMO」機能や、室内を移動するスマートフォンなどの端末を自動追尾し、通信を安定・高速化する「ビームフォーミング」機能に対応する。有線LANポートはインターネット側が1ポート、LAN側が4ポートで、いずれも1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応する。サイズ/重量は、幅約316mm×高さ約161×奥行き約57mm/約900g。初期設定は、スマートフォン、タブレット向けに提供されている専用アプリ「QRsetup」を利用して行う。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista、Mac OS X 10.9/10.8、iOS 5以降、Android 2.2以降。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月03日サイコムは27日、Intel NUC規格に準拠した超小型デスクトップPC「Radiant SPX2450NUC」の選択オプションとして、CPUに「Intel Core i7」を追加した。標準構成の本体価格はCore i5搭載モデルが69,420円、Core i7搭載モデルが85,960円(いずれも税込)。一例として、Core i7搭載モデルの標準構成は、CPUがIntel Core i7-5557U(3.10GHz)、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 6000(CPU内蔵)。光学ドライブは搭載せず、OSはオプションとなる。通信機能は、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェース類は、USB 3.0×4、HDMI×1、MiniDisplayPort×1など。本体サイズはW115×D111×H48.7mm。VESAマウントとACアダプタが付属する。
2015年05月28日エレコムは19日、USB3.1規格のType-Cコネクタに対応したカードリーダー/ライター「MR3C-AP010BK」を発表した。価格は税別7,980円。5月下旬に発売する。MR3C-AP010BKは、USB Type-Cコネクタに対応したカードリーダー/ライター。SD/SDHC/SDXC、microSD/microSDHC/microSDXC、コンパクトフラッシュ スロットを装備し、33種類のメディアに対応している。同社の試験結果によると、デジカメからPCへ直接転送する場合と比較して、USB3.1 Gen1対応機器との接続で約9倍、USB2.0対応機器との接続では約4倍速いデータ転送が行えるという。インタフェースはUSB 3.1で、電源はパスパワー。本体サイズはW68.0×D45.0×H16.0mm、重さは約46g。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8.1、Mac OS X 10.10。
2015年05月19日ブルーレイディスク アソシエーション(BDA)は5月11日(米国時間)、4Kコンテンツ向けの規格「Ultra HD Blu-ray」の策定が完了したことを発表した。映像コンテンツの解像度は3,840×2,160ドット、ディスクの記録容量は片面2層で最大66GB、片面3層で最大100GBとなる。Ultra HD Blu-rayは4K解像度の映像記録向けに策定が進められた次世代Blu-ray規格。記録する映像コンテンツは、3,840×2,160ドットの解像度となるほか、ダイナミックレンジの拡張(HDR)もサポートする。色域を拡大したり、フレームレートを高速化したコンテンツの記録・再生も可能となる。Ultra HD Blu-rayのライセンスは2015年夏から提供開始される。
2015年05月14日●「MIMO」とは?前回は無線規格「IEEE 802.11ac」について紹介したが、今回は11acを構成する技術要素について説明していこう。少々難しくなるが、11ac製品を購入する際の重要なポイントなので、しっかり理解しておきたい。○高速化のキモ「MIMO」同時に複数の送受信アンテナを使ってデータをやり取りし、1組のアンテナを使うより数倍の速度を実現するのが「MIMO」(Multiple Input Multiple Output)だ。11nでもMIMOは使っていたが、これまでは最大で4組(4×4)だったものが、11acでは最大8組(8×8)まで利用できる。もっとも、現在販売されている無線ルーターでは、ストリーム数が4つの「4×4 MIMO」対応が最高だ。4x4 MIMO用でもすでにかなりのボリュームがあるが、8×8 MIMOともなるとアンテナの物理的なサイズも相当なものになるため、コンシューマ向けの市販品として登場するかは少々疑問が残る。MIMOによる速度向上は、送信側だけでなく受信側も同数のアンテナを持っている必要がある。現在市販されている11ac機器のうち、スマートフォンでアンテナ1~2組、タブレットで2組、ノートPCでようやく3組のMIMOを載せているかどうか、という普及度だ。3×3 MIMO以上の速度を確実に得ようと思ったら、ルーターを2台用意して、片方を親機、片方を子機(ネットワークアダプタ)として使うのがベストというのが現在の状況だ。では自分の使っている端末が対応していないから2×2 MIMO以上のルーターを買う意味がないかというと、そんなこともない。11acではルーター側(親機)のストリーム数に応じて複数の子機と同時に通信できる「MU-MIMO」が使える。11nまでは、どんなにアンテナが余っていても、一度に通信できるのは1台の子機だけで、順番に切り替えながらデータを送受信していたが、MU-MIMOなら親機のアンテナ数が許す限りの子機と同時に通信できる。これにより、端末側の通信速度は変わらずとも、これまでより通信レスポンスが格段に向上することになる。魅力的なMU-MIMOだが、これを有効に使うにはやはり子機側も11ac&MU-MIMOに対応している必要がある。とはいえ、無線LAN機器は今後11ac&MIMO化が進んでいくため、近い将来を見据えれば、MIMO構成のルーターを買っておくメリットは大きい。●「ビームフォーミング」とは?○距離を伸ばすビームフォーミングMIMOと関連して、複数のアンテナを持ったルーターでは「ビームフォーミング」を利用できる機種がある。通常、無線LANルーターのアンテナは全方向に等しい強さの電波を飛ばしているが、それぞれのアンテナの強度を調整し、壁などの反射を利用して指向性を持たせ、目的の端末に向けて最適な電波が届くようにするのがビームフォーミングだ。11acとしてはオプション扱いだが、注目したい機能のひとつだ。ビームフォーミングでは5GHz帯が苦手とする障害物が多い環境でも高速で通信しやすくなり、これまで届かなかったところでも通信できるようになる。ビームフォーミングでもルーターだけでなくクライアント側が同機能をサポートする必要があり、今の所、同機能に対応を明記しているのはiPhone 6/6 PlusやGalaxy Sシリーズ、AQUOS PHONE ZETAなど、数が少ない。自分が対応機種を使っているなら、積極的に対応ルーターを使うようにしたい。なお、バッファローは同社の無線LANルーターの一部で、11ac非対応のiPhone 5/5c/5sやNEXUS 7などでも速度向上が得られるとする「ビームフォーミングEX」を搭載している。ビームフォーミングEXも対応機種が限られる機能ではあるが、11ac非対応端末がある場合、選択肢のひとつとして考えておいてもいいだろう。●「チャネルボンディング」とは?○帯域を拡張するチャネルボンディング無線LANでは2.4GHz帯、5GHz帯といった使用される帯域が、さらに20MHzずつの「チャネル」に分けられている。2.4GHz帯ではチャネル数が13、5GHz帯では合計19チャネルある。通常は1つずつ使うのだが、隣接するチャネルを複数束ねて使い、通常のチャネルの2倍、3倍と速度を上げていくのが「チャネルボンディング」だ。LTEにおける「キャリアアグリゲーション」と似た仕組みと言っていいだろう。11nまでは20MHz+20MHz=40MHzまでのチャネルボンディングが使えたが、11acからは4チャネル束ねて80MHz、さらにオプションとして8チャネル束ねて160MHzのボンディングまでが規格に入っている。2.4GHz帯の場合、隣接したチャネル同士では干渉が強く、影響を避けるためには5チャネル離す必要があり、チャネルボンディングを前提にすると実質1回線しか使えなかった。ところが11acが使う5GHz帯では、もともと隣接するチャネルどうしが干渉しにくいように確保されており、チャネル数も多いため、80MHzのボンディングでも5GHz帯全体で4回線、160MHZでも2回線確保できる。11acなら、安定した高速性能を期待できるわけだ。今回はIEEE 802.11acを構成する技術要素について説明してきたが、次回は実際に11acをサポートする製品を紹介するとともに、無線LANルーターを使う上でのメリットやセキュリティといった注意点について紹介していこう。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月06日HGSTは13日、NVMe規格に準拠した2.5型SFFモデルのSSD「HGST Ultrastar SN100」シリーズを発表した。容量が800GB / 1.6TB / 3.2TBのモデルを用意。5月より出荷を開始する。標準のNMWeドライバをサポートする2.5型SFFモデルのSSD。転送速度は、シーケンシャルリードが最大3,000MB/s、シーケンシャルライトが1,600MB/s。ランダムのリード/ライト(70/30、4KB)が最大310,000IOPS、4KBのランダムリードが最大743,000IOPS、ランダムライトが最大160,000IOPSとなっている。導入することで、データベーストランザクション処理性能の向上や、アクセス待ち時間の低減など、データセンターなどでのインフラ投資効率を向上するとしている。特にHGSTのサーバーソフト「HGST Flash Software Suite」や「HGST Device Manager」などとと組合せることで、TCOの低減や高い可用性なども提供する。
2015年04月14日セブン-イレブン・ジャパンはこのほど、定番スイーツの「ミルクたっぷりとろりんシュー」と「こだわり塩豆大福」の2品について、素材・規格を変更し順次発売した。○よりおいしく、よりゴージャスに「ミルクたっぷりとろりんシュー」は、発売開始以来10年以上に渡り、同チェーンのスイーツ人気ランキングで1位を獲得。このたび、北海道牧場の生乳から作るフレッシュクリームを約2倍に増量し、よりミルク感の高い濃厚な味わいにしたという。価格は110円(税込)。「こだわり塩豆大福」は、北海道十勝産小豆のみを使用。甘さを控え、小豆本来の美味しさを楽しめるようにした。また、大福生地に練り込む赤えんどう豆の量を、従来品の約1.2倍に増量。パッケージは、中心から開けられ、手を汚さずに食べられる仕様に変更した。価格は130円(税込)。
2015年03月25日サードウェーブデジノスは5日、NUC規格に準拠した手のひらサイズの小型PC「Diginnos Mini NUC」シリーズのラインナップに第5世代Intel Core i5プロセッサ搭載モデルを追加した。PCショップ「ドスパラ」にて販売を開始し、価格は税別87,980円から。NUC規格に準拠したコンパクトデスクトップPC。手のひらサイズのきょう体で、CPUにBroadwellこと第5世代Intel Core i5プロセッサを採用する。VESAマウントに対応し、ブラケットを利用することで、液晶ディスプレイの背面に設置できる。M.2 SSDを搭載した「Diginnos Mini NUC-B5」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5250U (1.60GHz)、メモリがPC3-12800 8GB (4GB×2、最大16GB)、グラフィックスがIntel HD Graphics 6000(CPU内蔵)、ストレージが120GB M.2 SSD、電源が専用ACアダプタ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成における価格は税別92,980円から。2.5インチHDDを搭載した「Diginnos Mini NUC-B5H」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5250U (1.60GHz)、メモリがPC3-12800 8GB (4GB×2、最大16GB)、グラフィックスがIntel HD Graphics 6000(CPU内蔵)、ストレージが500GB SATA2 HDD、電源が専用ACアダプタ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成における価格は税別87,980円から。主なインタフェースは共通で、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、Mini HDMI×1、DisplayPort×1など。本体サイズと重量は「Diginnos Mini NUC-B5」が、W115×D111×H34.5mm/約365g、「Diginnos Mini NUC-B5H」が、W115×D111×H48.7mm/約690g。
2015年03月05日ソフトバンクモバイルは、防水、防塵に加え、米国国防総省が定める規格MIL-STD-810Gに準拠した耐衝撃性能を備えたAndroidスマートフォン「DIGNO U」(京セラ製)を27日より発売する。端末一括価格は税込み35,520円。「DIGNO U」は、5インチTFT液晶ディスプレイ(960×540ピクセル)搭載のAndroidスマートフォン。IPX5/IPX7に準拠した防水、IP5Xに準拠した防塵性能のほか、米国国防総省が定める規格MIL-STD-810Gに準拠した耐衝撃性能を備えている。機能面では、初めてスマートフォンを使うユーザーでも抵抗なく使えるように、従来型携帯電話のようなシンプルな操作画面を実現する「エントリーホーム」を採用している。そのほか、連絡先や、アプリに素早くアクセスできるショートカットキーを3件まで登録可能。「DIGNO U」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 4.4.4。CPUは、MSM8916 CortexA53(クアッドコア、1.2GHz)。内蔵メモリは1GB。ストレージは8GB。外部ストレージはmicroSDHC(32GB)。サイズ/重量は、幅約73mm×高さ約144mm×厚さ約10.8mm/約146g。背面には500万画素、前面には200万画素のCMOSカメラを内蔵。バッテリー容量は2,300mAh。最大連続待受時間は、W-CDMA網接続時が約880時間、FDD-LTE網接続時が約710時間、AXGP網接続時が約640時間。カラーバリエーションはマットブラック1色のみ。通信面では、Hybrid 4G LTE、プラチナバンドをサポート。そのほか、IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)に準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0などに対応している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月20日Texas Instruments(TI)は2月12日、機能安全ソフトウェア開発プロセス「SafeTI」が、ISO 26262とIEC 61508の各機能安全規格に準拠したソフトウェアコンポーネントの開発への適合認証を取得したと発表した。今回、独立した調査機関であるTUV NORDが同プロセスの査定を行った。そして、同社では、マイコン「Hercules」用ソフトウェアコンポーネント向けに、同社の認証取得済みのソフトウェア開発プロセスに準拠して開発された「SafeTI」CSP群(コンプライアンスサポートパッケージ群)の供給も開始した。これらのCSP群は、「Hercules」ソフトウェアを使って最終システムの機能安全の認証取得を実現しようとするユーザーのために開発されたという。また、これらのCSP群には、統計解析や動的解析テスト結果、各要件へのコードのトレーサビリティ、コードの適用範囲、コード品質のメトリクスなどが含まれている。ユーザーのソフトウェアの検証作業を軽減する他、動作する製品を提供することで、最終システムの機能安全の認証取得に役立つという。さらに、同社では、これらのCSP群の開発に、LDRA(Liverpool Data Research Associates)のソフトウェア解析ツールスイートを使用している。そして、CSP群はLDRAunitを使ったテストオートメーションユニットを提供しており、付属のユニットレベルのテストケース群を独自の動作環境で実行し再現できる。加えて、HALCoGen(Hardware Abstraction Layer Code Generator)のデバイスドライバ群と、「Hercules」マイコン製品向けのSafeTI Diagnostic Libraryで利用可能となっており、製品の市場投入期間の短縮、検証作業の軽減や、ソフトウェアの認証取得作業の簡素化に役立つとしている。なお、現在、評価バージョンのCSP群や、単一ターゲットまたは複数ターゲット向けの完備した量産ライセンスは供給中。
2015年02月17日オリンパスイメージングとパナソニックは10日、国内外の3社がマイクロフォーサーズシステム規格に賛同したと発表。今後、各社の製品がマイクロフォーサーズのラインナップに加わる。新たに賛同を表明した企業は、DJI、JCD Optical、フローベル。DJIは、ドローン(マルチコプター)、機体安定化装置、機体プラットフォーム、カメラジンバル装置、カメラ一体型ワンパッケージ機、プロ用手持ちカメラジンバルなどの開発・製造・販売を行っている。本社は中国。JCD Opticalは、カメラおよび、カメラやカムコーダー用のレンズの開発・製造を手掛けている。本社は中国。フローベルは、超高感度カメラや医療・バイオサイエンス用撮影システム、放送用特撮カメラなどの開発・製造・システム構築を行っている。本社は東京。これら3社の加入により、マイクロフォーサーズシステム規格への賛同企業は計25社となった。
2015年02月12日バッファローは12日、米国MIL規格に準拠し「ICカードロック解除機能」を搭載したUSB 3.0対応ポータブルHDD「HD-PZNU3」シリーズを発表した。シルバー / ブラック / レッドの3色に、それぞれ容量が1TBと2TBのモデルを用意。2月下旬より発売する。税別価格は1TBが19,900円、2TBが31,000円。米軍の納入品選定に用いられる米国MIL規格「MIL-STD-810G 516.6 Procedure IV」に準拠するポータブルHDD。堅牢なケースと内部の衝撃吸収シリコンゴムにより耐衝撃性能に優れる。IPX3相当の防雨性能とIP5X相当の防塵性能も装備。「自動暗号化モード」を搭載しており、保存されているデータを自動的にAES 256bitで暗号化する。同梱されている非接触型ICカードをかざすだけでロックを解除できる「ICカードロック解除機能」を搭載。交通系ICカードや「おサイフケータイ」対応スマートフォンをロック解除キーとして登録できる。ファイル転送効率化ソフト「ターボPC EX2」もダウンロード提供。インタフェースはUSB 3.0で、ケーブルは本体に収納するタイプのフラット式。本体サイズはW90×D21×H141mm、重量は約300g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / RT、OS X 10.8~10.10。
2015年02月12日リンクスインターナショナルは13日、CORSAIR製PCケースの新モデルとして、E-ATX規格に対応したフルタワーPCケース「780T」を発表した。本体カラーブラックとホワイトをそろえる。どちらも17日発売し、店頭予想価格はブラックモデルが32,000円前後、ホワイトモデルが34,120円前後。E-ATX規格に対応し、高い拡張性と冷却性能を備えたPCケース。ラッチ式のサイドパネルは大型のアクリルウィンドウを採用する。冷却ファンとしてフロントに2基、リアに1基の140mmファンを搭載するほか、オプションとして、トップに2基の140mmファン、もしくは3基の120mmファン、ボトムに2基の120mmファンを増設できる。また、大型ラジエータを備えたCORSAIR製水冷一体型ユニット「H110」や「H100i」の取り付けにも対応する。搭載ベイは、5インチスリムベイ×2基、3.5/2.5シャドウベイ×6基、2.5インチ専用シャドウベイ×3基。拡張スロット数が9基。最大355mmまでのグラフィックスカードや高さ200mmまでのCPUクーラーが搭載可能。対応電源は奥行き260mmまでのATX電源、フォームファクタはE-ATX、インタフェースとしてUSB 3.0×2、USB 2.0×2、オーディオポートを備える。本体サイズはW262×D638×H601。重量は約11.3kg。
2015年01月13日MHL Consortiumは6日(米国時間)、MHLの次世代規格「superMHL」を策定したと発表した。superMHLでは、8K/120fps映像の伝送、最大40Wの充電機能、ハイダイナミックレンジやDolby Atmosへの対応などが特徴。MHLは、スマートフォンやタブレットなどのmicroUSBポートと、テレビやディスプレイなどのHDMIポートを接続し、映像を大画面に映し出せるモバイル機器向け映像伝送用インタフェース。MHLの端子は既存のmicroUSBポートやHDMIを共用できるが、機器側がMHL規格に対応している必要がある。新たに策定されたsuperMHLは、先に挙げた8K/120fpsという高解像度映像の伝送や、最大40Wの充電機能、ハイダイナミックレンジ(HDR)やDolby Atmosへの対応のほか、新たに最大8のマルチディスプレイをサポートする。また、HDCP2.2の対応、複数のMHL対応機器のコントロールなどもMHL3に続き対応する。コネクタ形状は新たに32ピンを採用し、映像データの伝送と充電を同時に行える。表裏どちらでも挿せるUSBの新規格「USB Type-C」(MHL代替モード)をサポートし、従来のMHL1/2/3とも後方互換する。仕様書は2015年1月末にダウンロード可能。
2015年01月07日バイドゥは、12月15日付で情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際認証規格である「ISO27001」を同社提供プロダクト「Simeji」及び「Baidu IME」で取得したと発表した。「ISO27001」を認証取得したことで、同社が提供する「Simeji」「Baidu IME」の各種情報資産におけるマネジメントが国際標準規格に適合したものであると第三者機関に認められた。バイドゥは今後も、サービスを安心して利用できるよう、情報セキュリティ対策に取り組み、さらなる信頼性の向上に努める。
2014年12月22日STMicroelectronicsは、自動車規格に準拠したSiCダイオードを発表した。同製品は、限られたスペースで高い電力変換能力が要求されるプラグインハイブリッド(PHEV)車などに装備されている先進的な搭載型充電器(OBC)に最適なのに加え、GoogleならびにIEEEが主導するLittle Box Challengeコンテストへ取り組む上で重要な選択肢にもなる。具体的には、大きなスパイク電流によるデバイスの破損を防ぐことができる。従来、安全性確保のために実際の使用条件よりも高い仕様のダイオードを選択することが一般的だった。これに対し、同製品は小型かつ経済的で電流の小さいダイオードだが、定格電流の2.5倍の過電流能力を提供しつつ、信頼性の低下や効率の悪化を招くことがない。そして、自動車規格に準拠するとともに、逆耐電圧を650Vまで増やしており、OBCに使用される半導体全体によって通常時と短時間のピーク電圧の間に十分な安全余裕度を確保できるため、設計者や自動車メーカーが求める電圧ディレーティング係数を満たすことが可能である。さらに、従来のシリコン製品と比べ、より製品寸法と連動したスイッチング損失低減と定格電圧の増加を実現するワイドバンドギャップ(WBG)技術として認知されているSiCの電力効率の優位性を利用しているという。なお、パッケージは、650V耐圧10Aの「STPSC10H065DY」と、同12Aの「STPSC12H065DY」がTO-220A、「STPSC20H065CTY」がTO-220AB、「STPSC20H065CWY」がTO-247。また、「STPSC20H065CTY/CWY」は省スペースを実現し、OBCの軽量化に貢献する2素子入りダイオード(2x10A)となっている。価格は「STPSC10H065DY」が、100個購入時で約4.15ドル。すでに量産中で直近の出荷にも対応できるとしている。
2014年11月28日イーソルは10月30日、同社のTRONベースソフトウェアプラットフォーム「eT-Kernel Platform」ユーザ向けに、産業機器向け機能安全規格「IEC61508」への適合を支援する「eT-Kernel Platform Industrial Safety Package」を提供すると発表した。「eT-Kernel Platform Industrial Safety Package」は、産業機器を開発するメーカーが「IEC61508」の認証を取得する際に必要となる、セーフティ・マニュアル、セーフティ・レポートなどのドキュメントで構成される。同パッケージを導入することで、産業機器における機能安全規格の適合と認証取得にかかるコストの低減に貢献するという。同社は11月19日から21日までパシフィコ横浜にて開催される「Embedded Technology 2014(ET2014)」に出展し、eT-Kernelプラットフォームのデモ実演および「eT-Kernel Platform Industrial Safety Package」の紹介を行う予定。なお、「eT-Kernel Platform」の主な構成要素であるリアルタイムOS「eT-Kernel」と開発ツール「eBinder」は、「IEC61508」の安全度水準(SIL)3での第三者認証機関による認証を、2014年第4四半期に取得する見込みとのこと。
2014年10月30日サイコムは23日、IntelのNUC規格に準拠した小型BTOパソコン「Radiant SPX2400NUC-Lite」を発表した。CPUにBay Trail(開発コード名)ベースのIntel Celeron N2820を搭載している。同社直販サイトを通して即日発売し、基本構成時の価格で31,110円から。基本構成時の主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2820(2.13GHz/2コア/2スレッド)、メモリが4GB(4GB×1枚) DDR3 SO-DIMM PC-12800(6層基盤)、ストレージがSeagate ST500LT012(500GB HDD)、グラフィックスがCPU内蔵のIntel HD Graphics、OSはオプション。通信機能はギガビット対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW116.6×D112×H51.5mm。製品にはUSB外付け光学ドライブ、ACアダプタ、HDMIケーブルが付属する。
2014年10月23日キーサイト・テクノロジーは10月3日、品質保証や量産現場における計測機器を省スペースで活用したいというニーズに対応することを目的にPXIe規格準拠のベクトル・ネットワーク・アナライザ(ネトアナ)「M9730Aシリーズ」および掃引型スペクトラム・シグナル・アナライザ(スペアナ)「M9290A CXA-m」の提供、ならびにAXIe規格準拠の12ビット高速デジタイザ「M9703A」の機能を拡張したと発表した。これまでRFやマイクロ波といった分野においてモジュラー式計測器の選択肢はほとんどなく、あっても用途が限定されていたり、といった問題があったという。また、第5世代移動体通信システム(5G)をはじめとする次世代無線通信では、広帯域、マルチチャネルの測定ニーズがあり、そうした計測を省スペースで実現したいという要求もあったとのことで、そうしたニーズに対応することを目指し、計測の鍵となるスペアナとネトアナのPXIeモジュールの提供を行うことを決定したという。M9370Aは最大周波数26.5GHzをPXI 1スロットで対応可能な2ポートネトアナ。9GHzで116dB以上のダイナミックレンジ、測定バラつき0.001dB以下、掃引時間16ms(401点、300k to 9GHz)を実現しながら、同社のボックス型ネトアナであるPNAシリーズやENAシリーズと同じ校正や補正演算を搭載しているため、ボックス型と同じ測定値を得ることが可能となっている。また、最大32ポート構成を実現可能で、そうした多ポートを一度に校正することも可能だという。一方のM9290A CXA-mは同社のボックス型スペアナ「CXAシリーズ」の性能をそのままにモジュラー型にしたもの。1台で4スロットを使用するが、最大で26.5GHzに対応し、GUIやファームウェアもCXAのものを流用できるため、従来のCXAと同じ使い方が可能だという。またソフトウェアとしてもCXAのハードウェアボタンなどをエミュレートしており、測定アルゴリズムも同じものを利用できるという。さらに重要なのは、PXIスペアナながら掃引型を実現したこと。これまではPXIベースではFFT方式しか提供されていなかったが、これにより掃引型アーキテクチャを元にした電波法や規格試験などに対応することが可能となった。掃引型を実現するためには、見えていない周波数が外来から入ってくる可能性があるので、前段にフィルタ(プリセレクタ)を入れて、特定周波数を掃引する必要があった。従来、同社は独自技術のフィルタ技術としてYTFを用いていたがサイズが大きくモジュラー型への適用は困難であった。そこで、新たにオンボード化技術を開発し、YTFと同等に近い性能を実現。これにより、外来ノイズ環境でも測定できるようになったほか、広帯域信号や未知の信号の測定も可能となったとする。そして「M9703A AXIe 12ビット高速デジタイザ」の機能拡張は5Gを中心とした次世代通信ニーズに対応することを目指したファームウェアのアップデートとなっている。具体的にはインターリーブ時で最大1.25GHzの広帯域測定に対応したほか、13枚搭載可能なラックを活用することで最大104chの位相コヒーレント受信機を構築することが可能となり、多チャンネル×多チャンネルによるMassive MIMO測定にも対応することができるようになったとしている。なお、すでに新しいファームウェアは無償で提供を開始しているほか、M9370Aシリーズ、M9290A CXA-mも受注を開始しているという。
2014年10月07日NTTドコモは30日、米国国防総省が制定したMIL規格に準拠した耐衝撃性能を備える、「キッズケータイ HW-01G」を11月上旬より発売すると発表した。価格は未定。「キッズケータイ HW-01G」は、2.0インチTFT液晶ディスプレイ(240×320ピクセル)搭載の子ども向け携帯電話。外観は丸みを帯びたシンプルなデザインで、子どもの手でも握りやすくなっている。液晶部分には、強化プラスチックウィンドウと傷がつきにくい硬度9Hのスーパーハードコーティングを採用している。機能面では、防犯ブザーが搭載されているなど「防犯」に重きを置いたモデルとなっている。端末についたストラップを引っ張ると大音量の防犯ブザーで周囲に危険を知らせる。「イマドコサーチ」にも対応しておりブザーが鳴らされると子どもの居場所を保護者に通知できるほか、緊急連絡先(3件)へ自動で音声発信ができる。また、端末の電源をオフにしようとした倍でも、自動で居場所を検索し通知する。そのほかIPX5/7に相当する防水性能、IP5Xに相当する防塵性能を備えるほか、米国国防総省が制定する納品規格MIL規格に準拠した耐衝撃性能も備えている。「キッズケータイ HW-01G」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、高さ約89mm×幅約49mm×厚さ約16.8mm/約89g。バッテリ容量は900mAh。最大連続待受時間は、約530時間(3G)。最大連続通話時間は、約240分(3G)。通話はできるが、iモードには対応していない。カラーバリエーションはイエロー、ブルー、ピンクの3色。
2014年10月01日規格認証団体「Wi-SUNアライアンス」は9月30日、京都大学大学院情報学研究科と米・パデュー大学が同団体に加わったと発表した。「Wi-SUN」とは、通信・制御機能をもつ計測機器を活用することで、電力網内での需給バランスの最適化調整などを実現する「スマートグリッド」をはじめとする、IoT向けの国際無線通信規格。近年「スマートグリッド」技術の採用件数は急速に増加しており、次世代電力計「スマートメーター」は世界で3億台以上配備されているという。同団体は「Wi-SUN」の普及および標準仕様策定、規格認証を行っており、両大学は今後、コントリビューターメンバーとしてこれらに携わっていくこととなる。京都大学大学院情報学研究科の佐藤亨 教授は「当大学院はIoTやMtoM通信における教育、研究、開発に重点を置いており、Wi-SUNプログラムを開始する最初の大学の1つになれることをうれしく思う。IoTに関する研究成果をアライアンスに提案し、標準規格作成に関するワーキンググループの議論に参加する経験は、グローバルな人材育成強化の観点から極めて有益なことである」とコメントしている。
2014年09月30日セイコーインスツル(SII)は、高速データ通信規格LTE/3Gに対応したM2M向け高速無線ルータ「SkyBridge MB-A100(以下、MB-A100)」シリーズを11月より発売することを発表した。用途例は、在庫管理、セキュリティ端末、決済端末、車両運行管理、映像監視、通信機器など。価格はオープン。新製品「MB-A100」は、同社によると国内で初めてLTE/3Gともにプラチナバンドに対応、つながり易く、大容量データの高速通信を少ない遅延で安定して使えるモバイル通信環境を提供する。対応回線はNTTドコモのXi(LTE)で、、FOMAハイスピード(HSDPA/HSUPA)ネットワークにも対応する。これにより、大容量データ通信が必要とされる映像監視等の分野、高速な通信が求められるオンライン決済におけるシンクライアントシステムのゲートウェイとしての活用など、これからのM2Mの可能性を広げる。また、Wi-Fi(IEEE802.11b/g/a/n)アクセスポイント機能を備えたことで、普及が広まりつつあるが接続環境が十分整備されてない業務用スマートデバイスに対し、同接続による接続環境を提供することが可能となる。また、WAN回線をLTE/3Gだけでなく、有線WANにも対応させたことで、LTE/3Gネットワークに加え、有線ブロードバンド回線を利用することができ、有線WAN、無線WANそれぞれバックアップ回線として利用することが可能。設置・運用性に関しても配慮し、アンテナ内蔵により、外部アンテナ削減、外部アンテナ引き回しの設置コスト・手間を低減。さらに、豊富な遠隔監視・制御機能を提供することで遠隔地にある多数の装置を容易に管理可能となる。
2013年10月30日共栄火災は、苦情対応に関する国際規格「ISO10002」(品質マネジメント-顧客満足-組織における苦情対応のための指針)に適合した顧客対応マネジメントシステムを7月1日に構築し、適切な運用を行っていることを宣言した。同社は、2007年7月に「ISO10002」に準拠した「お客様の声対応マネジメント・システム」を構築し、継続的な運用を実施するとともに、業務品質の向上に取り組んできた。今般、これらの取り組みにより、多くの企業へのISO10002適合性に関する第三者意見書作成実績を持つ柴田CSマネジメントより6月26日に第三者意見書を取得した。ISO10002とは「苦情対応」に関する国際規格。顧客満足のための苦情対応プロセスを継続的に改善していくことを目指し、PDCAサイクルを構築・運用していくことが求められている。日本では、2005年に翻訳版が「JISQ10002」として制定された。また、第三者認証制度ではなく、マネジメントシステムの構築や運用について当事者が自ら適合状況を評価し、適合を宣言できる制度となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日自賠責保険の運用益から社団法人日本損害保険協会は10月29日、高規格救急自動車10台を10道県の消防本部に寄贈したと発表した。同協会による救急自動車の寄贈事業は、自賠責保険の運用益を活用したもので、1971年度から実施されている。また今回のように高度な救急医療機器を搭載した高規格救急自動車の寄贈は、1991年度に救急救命士制度が発足したことを期に開始されたものとなる。※画像はイメージ累計で1,600台以上同協会による2010年度までの高規格救急自動車の累計寄贈台数は226台、救急車全体の累計寄贈台数は1,615台となった。同協会によれば、高規格救急自動車とは、従来に比べて広い車内スペースや、車内の振動の軽減、換気設備の一層の充実などより高度な救急救命処置を行える設備を有した救急自動車であるとのことだ。
2010年11月04日