マーケティングリサーチを手掛けるライフメディアは31日、「読書に関する調査」の調査結果を発表した。同調査は、同社が運営するアンケートサイト「ライフメディア」にて10月19日~24日に行われたインターネット調査。10代~60代の全国男女から1,392件の回答を得た。「平均してどのくらい本を読むか(雑誌・漫画・電子書籍等は除く)」と聞いたところ、もっとも多かったのは「1カ月に1冊程度」の16.6%。以下「1年に1冊未満」(14.8%)、「週に1冊程度」(13.4%)、「2~3カ月に1冊程度」(12.8%)と続いた。1カ月に1冊以上本を読む人は半分以下だった。1年に1冊以上本を読んでいる人に「読書をするのはどんなときか」を聞いたところ、「自宅でくつろいでいるとき」が62.9%、「暇なとき」が46.4%、「寝る前のベッドや布団の中」が33.5%となった。「普段読む本はどのように入手するか」との問いには、51.7%が「総合的な品ぞろえの大型書店で購入」と答えた。「インターネットで購入」する人は42.2%、「図書館で借りる」人は34.1%だった。「電子書籍を利用したことがあるか」との問いには、71.8%が「利用したことがない」と答えた。「電子書籍を知らない」人も3.7%いた。男性と女性を比べると、男性のほうが電子書籍利用経験者が多かった。電子書籍利用経験者に「今後、紙の本と電子書籍のどちらを使用したいか」と聞いたところ、「紙の本」が28.4%、「どちらかといえば紙の本」が31.6%だった。対して「電子書籍」は5.0%、「どちらかといえば電子書籍」は7.0%となり、電子書籍利用経験者でも、紙の本を中心に利用したいという人が多かった。同調査の詳細は「リサーチバンク」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日通販カタログのニッセンは29日、「30・40代女性の読書スタイルに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、同社が運営するプレゼント・懸賞サイト「nissenもらえるネット」にて30代・40代女性2,000名を対象に行われたインターネットアンケート。まず「普段の平均読書時間」を聞いたところ、もっとも多かったのは「週に1時間未満」の33.0%。以下「週に1~2時間」(18.2%)、「週に2~4時間」(15.1%)だった。「まったく読まない」人も14.0%に上り、全体の半数近い47%の女性は、週1時間未満しか本を読んでいないことがわかった。続いて「どのジャンルの本や雑誌をよく読むか」との問いでは「実用・趣味」が19.5%で1位。以下「小説・エッセイ」(18.7%)、「暮らし・健康・子育て」(16.8%)だった。「漫画」は12.9%、「ファッション」は12.8%でそれぞれ4位、5位だった。「1カ月にかける本や雑誌の購入費」を聞いたところ「0円」が2割以上、「1,000円未満」が3割以上となり、本や雑誌を毎月平均1,000円以上買う女性より多かった。いま話題になっている「電子書籍」についての問いでは、購入経験がある女性は10.9%だった。そこで、購入経験のない女性に「今後、電子書籍を利用したいと思うか」と聞いたところ、「どちらともいえない」が53.4%、「利用したくない」が20.6%、「電子書籍自体がよくわからない」が10.7%だった。「利用したい」と答えた女性は15.3%と少数派だった。詳細な調査報告は「nissenもらえるネット」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月31日ベネッセコーポレーションは、これから夏休みを迎える小学生の大きな課題である「夏休みの宿題」を全面的にサポートする取り組みとして、夏休みの宿題検索サイト「ナツケン」をオープンした。「ナツケン」は、小学生の夏休みの宿題に課される3大分野「自由研究」「テーマ作文」「読書感想文」について、「学年」「ジャンル」「よかったポイント」などの条件を指定して検索すると、自分の取り組み課題を考えるためのヒントが読めるというサイト。「自由研究」「テーマ作文」では、進研ゼミ小学講座が開催している課題コンクール「夏のチャレンジ全国小学生『未来』をつくるコンクール」の優秀作品400件をデータベース化。キーワード別に実際の事例を閲覧できる。さらに、コンクール優秀作品の実例を見ながら、評価されたポイントを詳しく解説。自分でテーマを探したり、内容のまとめ方を考える際のヒントを提供したりするような構成になっている。文例を丸写しするためのサイトではないので要注意。「読書感想文」では、進研ゼミ小学講座編集部がピックアップした1,000冊のなかから、自分の興味・関心に応じた書籍を検索可能。夏の課題図書も探せる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月09日一番嫌なのは何を書けばよいか分からない「読書感想文」社会人になると夏休みがグッと短くなってしまうので「学生に戻ってもっと休みたい」と願う人はきっと多いですよね。しかし、学生時代には社会人の夏休みにないイヤ~なものが……。それは宿題。特に小学校時代は自由研究や読書感想文など課題がたくさんありましたよね。そこで今回、小学生の夏休みで嫌な思い出があるものを20代女性522名に聞きました。>>男性編も見るQ.小学生の夏休みで嫌な思い出があるものを教えてください(複数回答)1位読書感想文30.1%2位自由研究21.4%3位絵日記18.0%4位工作などの宿題15.1%5位作文11.0%■読書感想文……・「読書感想文の書き方がいまいち分からなかった。あらすじを書いてはダメ、感想だけじゃダメ……じゃあ一体何を書けばいいんだ」(24歳/情報・IT/技術職)・「感想文を書くための本を指定されていたのを忘れていて、指定外の本で感想文を書いてしまい、最終日先日に気付き、そこから焦って指定の本を買いに行った。半泣きの焦った状態で本を読み、残り1日で書きました。もったいない夏休み最終日を過ごしてしまいました」(25歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「『ナイチンゲールはすごいと思います。私だったら他人なんてどうでもいいです』と書いたら親と先生にめっちゃ怒られた」(29歳/商社・卸/事務系専門職)・「『主人公が○○したところがおもしろかった』などしょうもないことしか書けず、ずっと親が書いていた」(22歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「あとがき部分をほぼ抜粋して書いたのに先生が気付かず、『コンクールに提出した』と言われたときは内心冷や汗たらたらでした」(22歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■自由研究……・「何をしていいか悩んでいるうちに提出日前日になり、深夜まで家族に手伝ってもらい取り組んだ」(27歳/医療・福祉/専門職)・「どうしてもヤル気にならずお母さんにお任せ。自分が悪いくせに、作品が気に入らなく文句ばかり言っていた」(26歳/電機/事務系専門職)・「いっそ何を研究すればよいか指定してくれた方が楽。いつも内容を決めかねていた」(24歳/商社・卸/営業職)■絵日記……・「書き忘れて、始業式の前日に必死で1カ月分書いた」(23歳/医療・福祉/営業職)・「退屈な毎日なのにそんなに人に向けて発表するようなエピソードなどないから困っていました」(29歳/小売店/販売職・サービス系)・「絵が苦手だから苦痛だった」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)■工作などの宿題……・「とにかく8月31日の最終日に全部終わらせるタイプの子どもだったので、工作には本当に苦しみました。小学生のくせに徹夜して、9月1日の朝は遅刻してました」(27歳/金属・鉄鋼/技術職)・「頑張って作っていったけど、自分だけ規格外の大きさになっていたことに提出後気づいた。みんなが帰ったあとひっそり持ち帰りたかった」(23歳/商社・卸/営業職)・「結局前日までやることになって泣きながら母に手伝ってもらってやった」(22歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■作文……・「文章を書くのが大の苦手で、いつも後回しにして困っていた」(24歳/商社・卸/営業職)・「苦手でいつも親に書いてもらっていた」(27歳/そのほか/事務系専門職)・「宿題の枚数が多すぎたため」(25歳/学校・教育関連/専門職)総評男性編と同じく1位は「読書感想文」でした。「何を書いて良いか分からない」という人がとても多く、「あらすじを書いた」という人も少なくありませんでした。毎年宿題で出されるポピュラーな宿題の割には、授業で書き方を教えてもらった記憶がないような……。みなさんの学校はどうでしたか?読書感想文と同じく文章を書く宿題の「作文」は5位。本を読まなくても良い分、比較的取り組みやすいのでしょうか。女性編でも男性編と同じく、最終日に必死に取り組んだ人も多かったです。どうしても片づかないから親に手伝ってもらったという人も。そんな中、「7月中に宿題を終わらせる子でした。嫌な思い出はありません」というコメントを寄せてくれた方が一人だけいらっしゃいました。「宿題」がランキング上位を占めましたが、それ以外には「ラジオ体操は早起きするのがつらかった」、「プールの参加回数のノルマがあって嫌だった」という声も。嫌な宿題や行事もいろいろありますが、それでも1カ月も休めるのはやっぱりうらやましいですよね!(文・ペンダコ)調査時期:2011年5月25日~6月1日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性561名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【コラム】小学校時代に書いた懐かしの作文を見せてください!【ランキング女性編】小学校のときに一番好きだった教科【ランキング女性編】「あのころに戻りたいな~」と思う、「あのころ」完全版(画像などあり)を見る
2011年08月05日小学校のころは、日常生活から将来の夢、夏休みの読書感想文に至るまで、さまざまなシーンで作文を書かされましたよね。どんな作文を書いていたのか、皆さんは覚えていますか?数名の男女に小学校1年生のときに書いた作文を見せてもらいました。テーマは「将来なりたいもの」です。※作文は原文のまま表示しています。■ Yさん(現在26歳/女性/薬剤師)タイトル:大きくなったら本文:大きくなったら、いろいろな国を、たび、したいです。どこのくにを一ばんはじめに、行きたいかといったら、アフリカです。サハラさばくが見たいからです。二ばんめは、アメリカです。アメリカは、ふつうの人が、ナイフをもってあるいているので、いつころされるか分からないけど、オパールというほうせきをとって帰りたいんです。いろいろな国をたびして、英ごやドイツごフランスの学校たくさんのおもい出を作りたいと思うんです。オパールをとって帰ったら、お父さんや、お母さんや、おばあちゃんや、おじいちゃんたちに、プレゼントをしたいんです。オパールは、きっときらきら光るほうせきなんだろうな~。======ふつうの人がナイフを持って歩いているという場所に、危険を冒してまでオパールを取りに行かなければならない理由って……。考えれば考えるほど、分からなくなってくるんです。■ Tさん(現在24歳/女性/事務職)タイトル:かんごふさん本文:わたしはかんごふさんになりたいです。それはおかねがもらえるから、かんごふさんになりたいです。やくめはおくすりをくばるやつをやりたいです。それをがんばります。おくすりをつくるしごともやります。がんばります。いつもくすりをつくるしごとをやりたいです。いっしょうけんめいがんばります。先生もきてください。やさしいかんごふさんになりたいです。がんばります。こわいかんごふさんにはなりたくないです。いつもかわいいかんごふさんがいいです。それをがんばります。=======もうがんばらなくていいです。大丈夫、大丈夫だから……。■ Kさん(現在26歳/男性/会社員)タイトル:きかんしゃトーマス本文きしゃのうんてんしゅになりたいです。だってテレビのポンキッキできかんしゃトーマスていうキシャがいて、ドナルドっていうキシャがいて、それがすごいかっこいいからすきだ。それでいちばんやさしいからだいすきだぞ!それやし、とってもスピードがはやいしとってもつよくってぼくはだいすきだぞ!それでもし、コンピューターがいっぱいあってもぼくはがんばるぞ!しっかり先生のはなしをきいてがんばるぞ!ぼくはぜったいがんばるぞ!=======途中からぐいぐいテンションが上がってます!がんばってください!■ Hさん(現在25歳/女性/自営業)タイトル:おとうさんのしごとになりたい本文:わたしは、大きくなったらおとうさんのしごとをつぎます。そのわけはおとうさんのしごとを見ていたらなんかいそがしいときおとうさんがしごとをてつだわくれました。そのときおとうさんが、ねこの手よりもましやなーといったときからしごとがしたくなったのです。おとうさんもしごとの人も、さんせいやでっていいました。でもいっしょうけんめいはたらいて、もしかしてやめてかんごふになるかもしりません。=======看護婦人気やなー。でも今、自営業ってことはお父さんの仕事を継いだのかもしりません。たとえ文法や言い回しがハチャメチャであっても、それが味になって、すごくほほえましく読めますよね。まだ押し入れの奥深くに作文が眠っているという方は、この機会に読み返してみるのもおもしろいかもしりません。(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】ミステリー小説翻訳家に聞く、人を惹き付ける文章の秘訣とは?起死回生か!?遅刻の言い訳集将来性のある資格を取るのって大変?
2010年05月12日秋といえば、読書の秋。「ちょっと、名作と呼ばれる本でも読もうかなぁ」なんて考えている読者も居るかもしれません。「そんな読者たちのために名作をご紹介」といきたいところですが…、そこはコブス横丁。そうは問屋が卸しません!ここではあえて20代の世代たちが果敢に挑戦し、惜しくも途中で挫折してしまった名作エピソードをご紹介と思います。■「罪と罰」(フョードル・ドストエフスキー)「主人公を含め登場人物たちの名前を覚えられず、ギブアップ。ストーリーも、誰が誰なんだかわからないままで、よく覚えていません」(26歳/webデザイナー)主人公の名前は「ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ」、ヒロインの名前は「ソーフィヤ・セミョーノヴナ・マルメラードワ」。しかも、名前が長いだけでなく、呼び方が途中で変わるらしいですよ。そりゃ大変。■「万延元年のフットボール」(大江健三郎)「読み始めて、3~4ページくらいで本を閉じました。内容も文章も非常に難解で…、たぶん、もう読まないと思います」(28歳/編集)この人は、「大江健三郎の何が面白いのか1 mmも分からない」とさんざんなことを言っておられました。ノーベル賞は、その難解さ故のもの!?■「モモ」(ミヒャエル・エンデ)「小学生のころ、友だちみんなが『おもしろかった!』というのでトライ。『読みたい!』というテンションがどうも続かず。第1章まで読み、やめました」(25歳/薬剤師)ありますよね、本を読むために必要なテンションて。もしかすると、今なら読破できるかも?■「ソフィーの世界」(ヨースタイン・ゴルデル)「読みすすめている途中でテレビかなにかで結末を知ってしまい、読むのをやめてしまいました。結末、本で知りたかったなぁ」(28歳/ライター)『あなたはだれ?』、『世界はどこからきた?』の答えを、本以外で知ってしまうという結末。■「雪国」(川端康成)「かの有名な『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』という一文を読んで勝手に満足してしまい、そこから先は読みすすめていません。じつをいうと、いまだにストーリーを知りません」それって、書き出しの一文じゃないですか!もしかして、1ページから先へ読みすすめていない…?いくら心に響くといわれる名作といえど、「読みづらい」、「わからない」となると、ただの苦行に。上記の意見を参考に、今年の秋は何とか読破できそうな名作を選びたいと思います!(吉住夏樹/プレスラボ)【関連リンク】実はビジネスマン必須スポット?最先端の図書館事情!図書館へ行って、名作たちへリベンジだ!今一番売れている!?『間違いやすい漢字』著者に聞いた!活字にはこんな間違い、ございます大人になっても“We Love漫画!”COBS世代のバイブルコミックとは?今度、マンガ挫折エピソードについても聞いてみたい
2009年08月14日