『かもめ食堂』、『めがね』のスタッフ、キャスト陣による最新作として注目を集める『東京オアシス』。本作の動物園でのパートにほんの一瞬だけ登場する、飼育係のコクハラを主人公にしたショートストーリー「飼育係の日誌」が本日6月15日(水)より月2回のペース(全11話)で文章とイラストと写真によって綴られ、公式サイト上に連載されることが明らかになった。『かもめ食堂』、『めがね』、『プール』、『マザーウォーター』と、それぞれ人々の暮らし、そこで流れるゆったりとした時間を切り取り、多くの人々に愛される作品を世に送り出してきたプロジェクトチームの最新作として製作が発表され、当初より話題を呼んできた本作。小林聡美が演じる主人公の女優・トウコが、深夜のコンビニや映画館といった、東京の何気ない場所で小さな出会いを果たす、という物語で、小林さんに加瀬亮など“常連”に加え、原田知世、新鋭の黒木華(はる)といった新たな顔ぶれも参加している。今回、ショートストーリー「飼育係の日誌」の舞台となる動物園は、映画本編でトウコと黒木さん演じるヤスコが言葉を交わす場所として登場する。若いながらに人生に行き詰ったヤスコは、動物園の面接のアルバイトの面接の帰りにツチブタの柵の前でトウコと出会うのだが、このパートにごく一瞬だけ姿を見せるのが、飼育係のコクハラ。「飼育係の日誌」では、のっぽで無口な彼が、生きものたちについて綴る日々の記録となっている。『マザーウォーター』に続いて『東京オアシス』でも脚本を手がけた白木朋子が、このショートストーリーでも脚本を担当。同じく『マザーウォーター』でメガホンを握り、本作でも監督を務める松本佳奈が、最初のページの何ともゆるいイラストを手がけている。いろいろな動物たちが描かれた動物園のMAPが目次となっており、コクハラが園に来て最初に世話を担当したキリンの話に始まり、様々な動物たちとの思い出や彼の思いが淡々と、“日誌”という形式で記録されていく。本編とは別物だが、このチーム特有のゆるく、そして温かい空気感がたっぷりと感じられ、いち映画公式サイト内のコンテンツの域を超えた凝った内容となっている。映画公開までの間にこちらをチェックしておけば、本編ではほんのわずかしか登場しないコクハラが愛おしくなること間違いなし!今後、どんな動物たちにまつわる物語が展開するのか、コクハラのチョイスも気になるところ。こちらの「飼育係の日誌」は本日6月15日(水)より、月2回のペースで全11話で連載。『東京オアシス』は10月22日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。公式サイト:■関連作品:東京オアシス 2011年10月22日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開© 2011オアシス計画■関連記事:『かもめ食堂』チームの新作が始動!小林聡美、加瀬亮らが撮影を前に心境を告白
2011年06月15日2007年に始まった連続ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」は深夜枠としては異例の高視聴率を記録。待望の映画化となった『SP 野望篇』は観客動員300万人を超える大ヒットとなった。後編の『SP 革命篇』では、遂にこれまでのすべての謎が明かされる――。「笹本は、私も尊敬するかっこいい女性」この日、インタビュールームに現れた女優・真木よう子は、おなじみの黒いスーツ姿だった。「『SP』の衣装になると、立ち振る舞いが笹本っぽくなるんですよね。あんまりかわいい顔で笑えなくなるというか、ちょっとクールになります(笑)」と笑う姿は実にかっこいい。女性でさえも、いや、むしろ女性の方が惚れ惚れとするような、クールで男勝りな、それでいて実に女性らしい警視庁警備部警護課第四係の紅一点、笹本絵里を演じているが、その姿は真木さんのイメージにそのまま重なって見える。実際のところはどうなのだろう?「笹本は、私も尊敬するかっこいい女性。でも、最初からこうだったのかな?何話かやっていくうちに、私のやりやすいようにというか、(脚本の)金城さんが私に合わせて書いてらっしゃるのかなと。ほかの作品もだいたいそうなるんですけど(笑)」。物語はいよいよ佳境を迎え、国会議事堂でテロリストたちと壮絶なバトルが繰り広げられる。笹本にも印象的なアクションシーンがいくつかあり、そのひとつが、入山法子演じる青池由香莉とのバトルシーンだ。その鬼気迫るアクションは、男同士のバトルよりよほど迫力がある。しかし、体格も腕力も男性に比べて乏しい女性同士がアクションをこなすには、苦労や不安もあったのではないだろうか。「最初は女性同士ということですごく不安でした。お互いにアクション経験がゼロ同士で、でも周りの男性たちはみんなアクションができるから、私たちの女のファイトがかっこ悪くなっちゃったら台無しにしちゃうなと。監督からも『いわゆるキャットファイトみたいな感じにはしたくない』と言われたので、すごく練習しました。嘘のないアクションシーンにするには、練習するしかないんです。最後の方は当たってもしょうがないぐらいの勢いで、遠慮は全然なかったです(笑)。お互いにすごいテンションでした」。さらに、国会議事堂の本会議場では、ついに銃を抜くシーンも登場する。射撃の元オリンピック候補選手という笹本の真骨頂とも言えるシーンだ。「あのシーンは机を駆け上がらないといけないので、最初は(ワイヤーで)吊ろうかという話も出ていたんです。でも、そこは気合いで(笑)。ただ、歩幅を一歩でも間違うと、左右が逆になってフォームが変わっちゃったりするし、実際にはすごく難しかったんですよ。あと、スーパースローで撮っているので、実際の動きよりずっとゆっくり映るんですよね。だから、銃を撃つと火薬がパンッとなるんですけど、まばたきをしちゃいけなかったんです。それにはちょっと苦労しましたね」。「『SP』は自分の中でもすごく特別な作品」その一方で、「SP」ファンが楽しみにしているお決まりのシーンももちろん登場する。松尾諭演じる山本隆文との漫才のようなやり取りだ。正直なところ、演じているうちに快感になったりは…?「快感…ではないですよ(笑)。結構、本気で叩いているので、松尾さんも相当痛いと思います。でも、あそこは現場でもみんなが楽しみにしているんです。監督も含めみんなから、さらにいいものを…と求められている感じがあって、次は髪の毛をむしらないと笑ってくれないんじゃないかと(笑)。でも、毎回なにかしらの奇跡があって、メガネが飛ぶシーンで本当に割れちゃったりとか。『割れちゃった!』というセリフは、松尾さんのアドリブです(笑)。私もそんなプレッシャーから、本気で叩かなきゃと思って、ちょっと眼鏡狙いでいったりはしてます(笑)」。また、共演した堤真一に対しては、複雑な心情も抱いたという。「堤さんって、普段はマイカメラを持ち出して『真木ちゃん、ちょっと撮ってくれ』と自分のかっこいいポーズを撮らせたりする、お茶目なオッチャンなんですけど、ああやって完成した作品を観ると、本当に素晴らしい!『どこで切り替わってるんだろう?』とみんなで話し合ったことがあります。それぐらい、現場ではチャラけてるのに、すごい尾形になっていて、悔しいですよね(笑)」。「SP」との付き合いもかれこれ4年。その間には、結婚し、出産し、女性としても様々な経験を重ねた。そんな真木さんにとって、「SP」とはどんな存在なのだろう?「『SP』は自分の中でもすごく特別な作品。『SP』で私のことを知ってくださった方もすごくいると思うし、長く携われてすごく幸せな時間だったなと思います。スタッフもキャストもプロ意識の強い方たちばかりで、いい作品を作りたいという思いが強かったし、ひとつの作品を作り上げるという過程をものすごく実感できたというか。いろいろな意味ですごく幸せな現場でした」。企画からアクション、編集にまで携わり、20代の後半を本作に費やした主演の岡田准一をはじめ、キャスト、スタッフの本作への意気込みの強さは方々で語られている。だが、シリーズが始まった当初から、ここまでの大作になることは想像できたのだろうか?そう尋ねると、「できました」との即答が返ってきた。「私はあまりガツガツ人に『観てみて』と言う方じゃないんだけど、『SP』はすごく面白い自信があったから、『本当に面白いから観た方がいいよ』といろいろな人に言ってましたね。そこから本当に『SP』ファンになってくれたので、これで終わりじゃないだろうなとなんとなく思ってました」。「笹本をここで終えるのは悲しすぎる」それだけに、思い入れも強い。クランクアップを迎えたときは、珍しく感情が高ぶってしまったという。「私、ほとんど泣かないんですけど、このときばかりはちょっと泣いちゃいました。それまで実感はなかったんですけど、『こういうことを喋っているってことは、終わりなんだ…』と思ってきて。私、岡田くんのアップの瞬間に立ち合いたくて、松尾さんと『サプライズで行こうぜ』と、現場の近くに車を停めて待機してたんですけど、外せない急用ができてしまって、そのまま帰らなきゃいけなくなっちゃったんです。だから、立ち合えなかったのがすごく残念で…。きっと立ち合えていたら、終わったんだなという感じをみんなで共感しあえたのかなと思うんですけど」。まだまだ心残りを感じさせる真木さんに、スピンオフもありえるのでは?と伝えると、「スピンオフ…いやあ、どうですかね(笑)」と照れたような笑いを見せながら、「でも、笹本をここで終えるのは悲しすぎるから、似たような女の人か、寡黙な殺し屋みたいなものをやってみたいですね(笑)。もうちょっとアクションしたかったなと思うし、銃の上手な持ち方も教えてもらったから、それももう少し出してみたかったなと思います」と、素直な心情を語ってくれた。きっとその機会が巡ってきたあかつきには、いつもと変わらない彼女でありながら、確実にパワーアップしたアクションを見せてくれるに違いない。もう少し真木さんの笹本を観たいものだと強く思った。(photo:Yoshio Kumagai/text:Mio Kojima)■関連作品:SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム■関連記事:キャスト陣も参加で裏話が聞ける?『SP』Twitterイベントを特別ドラマ放送中に開催真木よう子、壇上でまさかの舌打ち疑惑!岡田准一「何かムカつくことありました?」岡田准一『SP』深夜ロケで荒れた?「誰か蹴りてぇ!」で犠牲になったのは…岡田准一、暴漢を退治!真木よう子は男に囲まれ火がついた?「殴る、蹴るが快感に」
2011年03月08日主役が引き立つ理由は、主役自身の実力・人気・オーラはもちろん、脚本・監督などいろいろあるが、魅力的なバイプレイヤーがいるからこそというのも一理ある。10周年を迎える国民的ドラマ「相棒」にもそんな愛すべきサブキャラクターが数多く揃っている。鑑識課の米沢守や組織犯罪対策部の角田六郎、刑事部捜査一課の伊丹憲一や芹沢慶二たち──。そこで特命係の杉下右京(水谷豊)と神戸尊(及川光博)にいつも事件解決を持っていかれてしまうが、実は熱血刑事!という伊丹役の川原和久と芹沢役の山中崇史に、新作の映画『相棒−劇場版II−』について話を聞いた!──特命係と捜査一課とのやりとりは、回を増すにつれて面白くなっていますね。川原:事前に相談して、シーンややりとりを作るというのは一切ないんですよ。山中:面白くなればいいなという(個人的な)思いはありますけどね。川原:たとえ3人で相談して何かを作ったとしても、次の回に引き継がれなければ逆に邪魔な設定になってしまいますから、いつもニュートラルな状態にしています。ただ、現場で「このシーンでちょっと叩いていい?」とか物理的な動きの相談は、もちろんしますよ。山中:そういう動きが自然にできるようになっているのは、ドラマ初期から変わらないメンツで続けてきたからこそ。それが世間で言う面白さに繋がっているのかもしれないですね。──捜査一課には伊丹・芹沢のほかに、三浦(大谷亮介)・陣川(原田龍二)も在籍。特命係に負けず劣らず捜査一課のコンビネーションもいいですよね。今日は大谷さんと原田さんはご一緒ではないですが…。川原:三浦刑事はもうすぐ定年なので、今日は有給休暇を取って探偵の仕事をしているはずです(笑)。──そうなんですか(笑)。定年してしまうと鑑識課の米沢さんのようにスピンオフ(『鑑識・米沢守の事件簿』)狙えないですよね。てっきり捜査一課の面々もスピンオフを狙っているとばかり…。川原:(キッパリと)それは、ないですよ。山中:その質問、ほんとによく聞かれるんですよね。川原:柳の下にドジョウは2匹いないんですよ…。山中:川原さんのこのセリフ、これまで何度聞いたことか。川原:ほんと、もう使い果たしましたよ、このセリフ(笑)。山中:でも、僕はその質問を聞かれると「もし、(チャンスを)いただけたら、死ぬ気でやります(笑)!」と答えていますけどね 。──聞かれるということは、それだけ多くの人に愛されているキャラクターだということですよね。2人にとって今回の『相棒−劇場版II−』の面白さはどこにあると思いますか?川原:前回が(アクション満載の)“動”であったのに対して、今回は“静”の深い部分を攻めていて、「なるほど、そう来るのか…」というのが、脚本を読んだときの感想。今回は国家権力が相手なので、地方公務員にあたる僕ら刑事たちは、なかなか触れられない世界の話だなと思いました。──警視庁内部で籠城事件勃発ですものね。しかも大きな陰謀が明らかに…。山中:そして、ああいう結末ですからね。本当に驚きましたよ。一体どうなっちゃうんだろう…と。それでも僕らはいつものように、僕らなりに事件を解決しようとするんですけど、なにせ捜査一課では踏み込めない部分が多すぎて(苦笑)。──そんな苦労がありながらも、長く刑事を演じているからこそ分かる「相棒」ならではの刑事らしさってどんなところだと思いますか?川原:あまり拳銃を使ったことがないということですね。杉下右京が拳銃や武器を嫌う人物だからというのが理由のひとつではあると思うんです。僕らが子供の頃に見ていた刑事ドラマは、爆破があったり銃撃戦があったり派手で格好よかった。それと比べると明らかに『相棒』は違いますよね。フィクションだけれどリアルに近いというか…。山中:『相棒』のスタッフ、キャストが思っているそのリアルというのは、心の動きはリアルに感じてやっていこうということでもありますね。川原:リアルと言えば、この(胸元の)バッチは遅ればせながら今回から付けているんです。実際の捜一の刑事さんは昔から付けているらしいですよ。──また、ドラマや映画ではそれほど明らかになっていないけれど、実はこんな特技があるとか、こんな過去があるとか、伊丹と芹沢の裏ネタが知りたいです!山中:ありますよ(笑)。芹沢には彼女がいて、付き合ってかれこれ3年?2年?になるんですが…。川原:生々しいなぁ(苦笑)。それ、自分のことなんじゃないの?山中:ははは(笑)。とにかく、台本に彼女がいると書かれていて、芹沢に彼女がいるというのが明らかになってから、芹沢は随分と変わるんです。だから、芹沢という男は彼女の影響を受けるタイプなんじゃないかなと分析していて。まあ、僕自身もそうかもしれないですけど(笑)。あと、芹沢は島根出身で大学を卒業して警視庁に入るわけですが、この9年で随分とあか抜けたなと思うわけです。川原:この話、けっこう長くなりますよ(笑)。山中:…で、ネクタイを変えたり、スーツの形とか髪型とか、ちょこちょこ変わっている。彼女ができる前の芹沢はかなりやぼったいですからね。川原:たしかに、シーズンごとに髪型は違うよね。山中:けっこうマイナーチェンジをしているんですよ。ちなみに、僕は「シーズン1」の第1話で芹沢ではない別の役で出させてもらっていて、それが最初で最後だと思っていた。そうしたら「シーズン2」で芹沢という役をもらい…。こんなに長く続くとは夢にも思っていなかったですね。川原:僕は裏ネタはあまりないけれど、伊丹は感情表現が下手な人間だとは言い続けていて。それは若干自分と重なるかなと(笑)。──プチ情報ありがとうございます。最後に「相棒」初心者に向けて、伊丹と芹沢のここが愛すべきキャラクターだというアピールを!川原:そうですね。伊丹という刑事を演じて9〜10年経ちますが、最近、再放送で昔のドラマを見る機会があって、昔の伊丹は全然(性格に)丸みがなくてキツイ一辺倒だったなと。で、10年やってきて思うのは、伊丹も進化したなーと。あと昔から不器用だけど正義感だけは確実にある男なんです!山中:特命係だけではなく、捜査一課も事件を解決するために誠実に真面目に仕事をしている、それをスクリーンから感じてもらえたら嬉しいですね。面白さの合間に見せる一瞬の真面目さ、そこに観客の女の子が「キュン!」としてくれればいいかなと(笑)。川原:女の子だけでいいのか?山中:女の子も男の子も…ですね(笑)。(text:Rie Shintani)特集「『相棒―劇場版II―』初心者のための『相棒』講座」■関連作品:鑑識・米沢守の事件簿 2009年3月28日より公開© 2009「鑑識・米沢守の事件簿」パートナーズ相棒−劇場版II− 2010年12月23日より全国にて公開© 2010「相棒-劇場版II-」パートナーズ相棒−劇場版−絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン 2008年5月1日より全国東映系にて公開© 2008「相棒−劇場版−」パートナーズ■関連記事:『相棒II』公開4日間で50万人動員!水谷豊は全国舞台挨拶まわりにボヤキ?水谷豊「相棒」レギュラーに小澤征悦をスカウトせず!?小西真奈美インタビュー緊張感と信頼感の中で生まれた名シーン『相棒』ファンの大歓声に水谷豊「サンキュ!」ミッチー「目頭が熱く」10周年記念『相棒』プレミア試写会&レッドカーペットに女性限定2組4名様ご招待
2010年12月29日自供から発覚当ニュースでも既報した、2人の男が保険金目的に、横浜市の女性を溺死させたとされる事件で、神奈川県警が捜査のミスを認め謝罪をした。多数のメディアが一斉に報じた。事件は横浜市の内装工「新井竜太」被告と、埼玉県の無職「高橋隆宏」被告が、2009年8月におじを殺害したとして逮捕され、取り調べを受けている際に、「横浜市でも女性を殺した」と供述したことから発覚。※画像はイメージ当初判断は事件性なしこの事件では、殺害された女性と高橋被告の間には養子縁組が結ばれており、高橋被告は女性の死亡後、約3,600万円の保険金を受け取ったとされる。神奈川新聞によれば、県警は女性に外傷がなかったことや、両被告による下記のような供述を信用し、事件性はないと判断したという。「飲酒して風呂で寝てしまうことが多く注意したことが何度かあった。前夜も遅くまで飲酒していた」保険会社からも問い合わせがあったが・・・また2007年8月には、保険会社からも問い合わせがあったが、判断は変わらなかった。この件について県警は下記のような謝罪と反省の意思をメディアに表明している。「関係者の供述をうのみにし、徹底した周辺捜査を怠った」「事件性が低いとの判断から解剖せず、水死の背景を明らかにする機会を失った」「署判断だけに任せず関係者や背景などを細かく聞いて多角的に検討、事件性の有無をより慎重に行っていく」
2010年11月09日自供された女性の殺人2009年8月におじを殺害したとして、すでに逮捕起訴されている男2人が、「横浜市でも女性を殺した」と供述していることが捜査関係者の話で分かった。11月4日に複数のメディアが一斉に報じた。再逮捕されるのは横浜市の内装工「新井竜太」被告41歳と、埼玉県の無職「高橋隆宏」被告37歳。殺害された疑いのあるのは横浜市の安川珠江さん、当時46歳。※画像はイメージ保険金は約3,600万円安川さんは新井被告の母親が経営している会社に勤めており、2007年には高橋被告と養子縁組して養母となっていた。報道によると、両被告は2008年に酒と睡眠薬を飲ませて安田さんを眠らせ、風呂に沈めて殺害。約3,600万円の保険金を高橋被告が受け取ったとされる。神奈川県警は当初、事件性はないとして司法解剖を行わなかった。
2010年11月07日9人による事故偽装滋賀県警交通指導課と彦根署などは21日、交通事故を偽装して保険金をだまし取ったとして、大津市の販売業田中肇(32)容疑者とその妻(28)ら合計9人を詐欺の疑いで逮捕した。複数のメディアが報じた。発表によると、田中容疑者らは2008年2月に東近江市の交差点で、信号停止した仲間の車に共謀者の車を追突させるなどして事故を偽装。同様の手口で他2件も事故を装い、保険会社から合計で約1,181万円をだまし取ったとされる。※画像はイメージ柔道整復師も計画に関与また、東近江市の柔道整復師 小島朋子(39)容疑者は、2件の事故について、田中容疑者ら3人が怪我をしていないことを知りながら、虚偽の施術費明細を保険会社に提出。治療費約296万円をだまし取った容疑がかけられている。中日新聞によれば、田中容疑者らは詐取した金を山分けし、生活費に充当していたもよう。9人とも容疑を認めている。
2010年10月25日警視庁の捜査は早かったのか?帝京大学医学部附属病院において、多剤耐性菌アシネトバクターの院内感染が起こった問題で、医療関係者による警視庁の捜査への抗議が拡がっている。まず日本医師会が9月10日の時点で以下のように抗議声明を発表した。アシネトバクター感染事例に対して、調査結果を待たずに警察が捜査を開始するとされていることに関して、厳重なる抗議の意を表明する※画像はイメージ大事なものは原因究明と再発防止、という声明10月6日には全国保険医団体連合会が、政策部長の名前でやはり抗議の意思を発表した。この中で同連合会は、今回の院内感染の問題で1番大切なのは原因究明と再発防止であると言明。こうしたことの実現のためには、「刑事訴追の可能性を含む警察の事情聴取は厳に慎むべきである。」と断じた。他にも同連合会は、大学病院における医師の超過勤務や、院内感染対策としての診療報酬の低さをあげ、政府として医療費抑制政策の抜本的な転換や、中立的な専門家等で構成される第三者機関の設立などを強く訴えた。また岐阜新聞によれば、岐阜県保険医協会も14日に「多剤耐性菌による院内感染は自然界の不可抗力。業務上過失致死容疑で警察が介入すべきでない」とする声明文を発表した。
2010年10月19日失明を苦にした自殺にまぎれて東京都奥多摩市で自殺した男性を事故死と偽り、保険金約3,000万円をだまし取ったとされる事件で、警視庁捜査1課は10月7日、元暴力団幹部の阿久津好男容疑者(68)を再逮捕した。読売新聞をはじめ多くのメディアが報じた。容疑は自殺ほう助。※画像はイメージがけへの飛び降り、報告書と矛盾も?事件は2007年2月に起きたもので、当時阿久津容疑者と同居していた大沢菊夫さん(61)は、視覚に重大な障がいを負って目が殆ど見えなくなり、周囲に自殺をほのめかすようになっていた。読売新聞によれば、阿久津容疑者は大沢さんに「死んで孝行しろ」などと発言。大沢さんが自殺する3日前には、妻である阿久津タツ子容疑者と一緒に現場を下見に行ったとしている。タツ子容疑者は5年間保険外交員を行っていた。そして2月21日、大沢さんが奥多摩町の林道からがけ下に飛び降り自殺するのを、阿久津容疑者らが助けたという疑い。これに対し東京地裁立川支部で行われた初公判で、弁護側は大沢さんが死亡した直後、青梅署が作成した報告書には「事件性がない」と記載されていたことを指摘。検察の主張は自首をした別の元暴力団組員の筋書きに沿っているだけであるとしている。
2010年10月10日TBS系新ドラマ「SPEC(スペック)〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」の制作会見が9月26日(日)、東京・渋谷区のマウントレーニアホールで行われ、W主演の戸田恵梨香、加瀬亮、堤幸彦監督らが出席した。警視庁の捜査一課弐係(通称:ケイゾク)に続き新設された未解決の難事件を扱う部署・通称ミショウを舞台に、IQ201の天才脳を持つ変わり者・当麻紗綾(戸田さん)と元特殊部隊で武闘派の瀬文焚流(加瀬さん)が特殊能力“SPEC”を持つ犯罪者たちに挑む物語。1999年にドラマ放送され、その後映画化もされた堤監督の代表的人気シリーズ「ケイゾク」の後継作品。現在、第3話、第4話を撮影中。この日も午前中に収録が行われており、加瀬さんは黒スーツに丸刈り頭、戸田さんはボサボサ頭にジャケット、ロング丈のスカートと“イモ臭い”恰好の劇中衣裳で出席。現場の様子を、加瀬さんは「最近、戸田さんの暴走が目立ちます。台本にないことをやってきて、本番中に意味の分からないことをやって、ハメられています。この間は僕がシリアスな表情を求められているときに、とんかつのソースのフタにバカって書いてあって、それが僕にしか見えないようになっていた」と暴露。戸田さんは「ああ、結構やっちゃいましたね」とニッコリ。また互いの印象について、戸田さんは「加瀬さんは自分と似ている気がします。暴走しそうな気がします」。加瀬さんは「戸田さん、メチャメチャ面白いです」とそれぞれ好相性を感じている様子。一方で、もし特殊能力(スペック)を得られるなら?との質問に、戸田さんは「当麻役はセリフがとっても多くて、11ページとか14〜15ページにわたり、それを毎週やるのでプレッシャーがある。1回読んだだけでセリフを覚えるスペックがほしい」と苦笑い。加瀬さんは「単純に空を飛ぶスペックがほしい」と無邪気な回答。堤監督は「短時間に大量の台本を消化できる、予算を押さえる、期日内に納品できる、視聴率が取れるスペックがほしいです」と現実的な悩みを噴出させ、会場の笑いを誘った。ほかに「ケイゾク」と同じ役柄で2人の上司を演じる竜雷太が出席した。「SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」は10月8日(金)スタート(22:00〜/初回は15分拡大版)。(text:Yoko Saito)SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜■関連作品:阪急電車 2011年初夏、全国東宝系にて公開アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010『アウトレイジ』製作委員会■関連記事:たけし、初の倉本聰ドラマに「見事な脚本。怒られない出来の芝居を」苦情続出のキャスト陣に北野監督毒っ気回答連発カンニング竹山主演作初日挨拶で北野監督新作タイトルを3連呼北野武監督インタビューキタノはいかにして加瀬亮を“ヤクザ”に仕立て上げたのか?モナもシビれた!北野監督作『アウトレイジ』女性座談会
2010年09月26日20代男性はまっすぐな男「青島俊作」を熱烈に支持1997年にTVドラマがスタートした当時から高い人気を維持する『踊る大捜査線』シリーズ。20代男性の中には10代のころから長く慣れ親しんでいる方も多いのではないでしょうか。最新作『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』の大ヒットで注目が集まるなか、20代男性にとって最も魅力的なキャラは誰なのかを明らかにします。>>女性編も見るQ.好きな『踊る大捜査線』のキャラは?(複数回答)1位青島俊作(織田裕二)37.2%2位室井慎次(柳葉敏郎)30.3%3位和久平八郎(いかりや長介)19.1%4位恩田すみれ(深津絵里)15.4%5位真下正義(ユースケ・サンタマリア)13.8%■キャラクター設定が好き!派・青島俊作:「熱い男で好感が持てる」(24歳/精密機器/営業)・青島俊作:「少しヌケたところがあるけれど、それがまたカッコよさを引き立てていると思う」(29歳/学校/その他)・青島俊作:「正義感の強いところが好き」(28歳/化学/営業)・室井慎次:「クールな中に人情と情熱がある」(22歳/金属/エンジニア)・室井慎次:「偽善者は嫌いだし、かといってキャリアを鼻にかける人間も嫌い。室井さんのような官僚が良いと思う」(26歳/自動車関連/営業)・和久平八郎「渋くてカッコよかった。ドリフターズで見せるいかりや長介さんのイメージとは全然違う」(28歳/IT/サービス)・真下正義:「頼りなさそうだけど意外としっかりしているところが好き」(29歳/精密機器/営業)・新城賢太郎:「彼の置かれている立場や『入試で遊ばずに死ぬほど勉強しておいて良かった』という発言にはリアルさがある」(27歳/精密機器/営業)・神田署長:「彼のトボケた感じが好き」(26歳/卸/事業開発)■見た目が好き!派・室井慎次:「彼の頬を膨らますしぐさには思わず笑ってしまう」(28歳/官公庁/総務)・恩田すみれ:「カッコいい女性という感じがするけど、かわいいと感じるときもある」(28歳/教育関連/営業)■演じている俳優が好き!派・恩田すみれ:「深津絵里さんが好きだから」(25歳/自動車関連/エンジニア)・和久平八郎:「いかりや長介さんが、いい味の演技をしていたので」(27歳/小売/企画開発)・真下正義:「好きな俳優さんが演じているので」(24歳/精密機器/設計)・木島丈一郎:「役柄と寺島進さんの雰囲気がよく合っている」(28歳/官公庁/研究開発)総評織田裕二さん演じる主人公「青島俊作」が堂々1位にランクイン。コメントを見ると、そのまっすぐな性格と親近感のあるキャラクターを評価する声が目立ちました。この二つをあわせ持つ彼に魅力を感じない方がおかしいですよね。そんななか、女性編でもランクインされましたが、故・いかりや長介さんが演じたベテラン刑事「和久平八郎」が3位と、根強い人気を見せつけました。彼のいぶし銀のような魅力は、年月を経ても色あせることがないようですね。(文・大城健太郎)調査時期:2010年6月25日~7月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性188名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク映画やドラマ、あなたの気になるエンタメ情報はコチラでチェック【男性編】好きなエヴァンゲリオンのキャラランキング【男性編】主人公の配役がバッチリだった大河ドラマランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年07月22日「BONES」恋バナ捜査の最後を飾るのは、骨博士“ボーンズ”ことテンペランス・ブレナン役のエミリー・デシャネル!ジェファソニアン法医学研究所の天才法人類学者であり、遺体の骨から様々な事実を分析する専門家として事件捜査に協力するブレナン博士の登場です。昨年の7月に来日し、「BONES」のプロモーションを行ったことも記憶に新しいエミリーですが、今回は撮影現場でリラックスしている彼女を直撃しました。ブレナンとブースに関する鋭い見解がいろいろ聞けましたよ!天才ゆえか対人スキルに問題があり、率直な物言いで相手をどん引きさせることもしばしばのブレナンですが、そんな彼女が相棒のFBI捜査官・ブースや研究所の仲間たちとの友情を通し、徐々に変化していくのが「BONES」の見どころ。シーズン1ではだいぶ変人度(?)の高かったブレナンも、シーズンを経るにつれ温かみを増していきます。しかも、シーズン4のブレナンは人間関係について自ら学ぼうとするなど、過去最高に健気でキュートな面も!これはやっぱりブースの影響によるもの?「そうね。ブレナンはブースとの関係を通し、オープンな人間へと変化していくの。ブースは彼女に、どうすればもっと魅力的で好かれるようになるかを教える存在でもあるのよ。だからこそ、彼女は自分の周りに張り巡らしていた壁を壊し始める。それって、ブースはもちろんジェファソニアンの仲間も含め、本当に信頼し、愛する人たちに出会えたからよね。もっと温かく、人に好かれ、社交的になる方法を学びたいと、彼女は自ら思い始めるの。そんなふうに努力するブレナンが私は大好きよ」。「『BONES』は深いレベルで愛し合っているのに、お互いに対する気持ちを決して認めることができない男女を描いた物語」とも語るエミリーですが、自らを変えてくれた運命の男性、ブースがすぐそばにいるにもかかわらず、ブレナンが彼と恋人同士になるのはまだまだ先のよう。シーズン4では、知的な会話を楽しめる男性とセックスを楽しめる男性のふたりに対し、ブレナンが二股をかける(!)展開も見られます。「本当は、知的な会話ができて、セックスも楽しめる相手を見つけるのが理想よね。私の目標もそうよ(笑)。そういう意味では、ブレナンの論理や欲求を理解することは出来たわ。自分が求めているものをひとりの人間の中に見つけることが出来ないから、ふたりに求めたのね。ちょっと男性的な行動だけど、彼女らしいわ。私自身はブレナンほど極端じゃないし、ふたりの男性と同時にデートをしたこともないけど、男性的な行動という点で言えば共感できる部分はある。実は以前、バレンタイン・デーをすっかり忘れていた私に、恋人が花だったか何かをくれたの。普通、記念日やイベントに気を払えないのは男性なのにね。私だって、記念日を気にかけない男性がナイスじゃないとは思っているのよ(笑)」。続けて、「ブレナンは本当に欲しいと思っている男性、ブースを得られないから、別の男性ふたりの中に欲しいものを見出そうとしたの。彼女にとって、ブースは両方を兼ね備えている存在なのにね」とも。となると、今後の展開がますます気になるところです…。そんなふたりに、ものすごい展開が待ち受けるシーズン4。ブレナンとブースの関係の行方は、世界中のTVドラマファンにとっていまやブランジェリーナの私生活以上の関心事!?ふたりがたどる恋の結末を予想しつつ、まずはシーズン4を楽しみましょう!(text:Hikaru Watanabe)DVD「BONES−骨は語る−シーズン4」Vol.1〜3レンタルリリース中発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント© 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:BONESボーンズ [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.124「BONES」恋バナ!捜査ファイル第4回シネマカフェ的海外ドラマvol.123「BONES」恋バナ!捜査ファイル第3回シネマカフェ的海外ドラマvol.122「BONES」恋バナ!捜査ファイル第2回シネマカフェ的海外ドラマvol.121「BONES」恋バナ!捜査ファイル第1回事件の鍵は骨!「BONES─骨は語る─」の美人捜査官、エミリー・デシャネル
2009年10月29日ブース役のデイビッド・ボレアナズに続き、「BONES」恋バナ捜査に応じてくれたのはアンジェラ・モンテネグロ役のミカエラ・コンリン。ブレナンの親友であり、ジェファソニアン法医学研究所の似顔絵アーティスト兼プログラマーでもあるアンジェラの登場です。自由を愛し、人生を楽しもうとするアンジェラは、人付き合いが苦手なブレナンの良きアドバイザー。ブレナンとブースの絆をいち早く見抜き、ふたりの関係を一番近くで見守ってきたのもアンジェラです。また、ポジティブな性格ゆえか欲望を隠さず、恋に奔放で積極的。そんなアンジェラがシーズン2で同僚のホッジンズとシリアスな恋愛関係に発展し、紆余曲折の末に結婚を決意したのはちょっとしたサプライズでした。しかし、その後彼女自身も忘れていた(!)結婚歴が発覚し、結婚は延期に…。アンジェラとホッジンズは結局どうなってしまうのか?の答えがシーズン4冒頭で出されます。「アンジェラはホッジンズと関係を築いたことで、すごく成長したと思う。シリーズが始まった当初、アンジェラは男性関係に関して自由過ぎるほどだったでしょう?それが同僚に恋をすることで、いい方に変化したの。もし仮に、その恋が上手くいかないとしてもね。時にアンジェラは恋に迷走することもあるけれど、私は彼女に誰と一緒にいたいのかを見極めてもらいたい。最後に彼女と一緒にいるのは誰か、私も楽しみにしているわ」。華麗な恋愛遍歴を持つアンジェラとは対照的に、ミカエラには長年の恋人がいるのだそう。「ものすご〜く長い間(笑)、真剣にお付き合いしてきた相手がいるの。だから、私の恋はアンジェラと正反対ね。でも、私はアンジェラのオープンな恋愛が好きだし、彼女の好きになる人が好き。人種や性別に関係なく、魅力を感じたり、好きになった人なら誰とでもデートするアンジェラを演じるのがすごく楽しいわ」。このコメントから察せられるように、シーズン4のアンジェラには彼女らしい相手とも言える新恋人が出現!?クリエイターのハート・ハンソン曰く、「アンジェラと新恋人のエピソードは、面白くて楽しいものになるかなと思って考えた」のだそうです。その一方、アンジェラは自身の奔放な恋愛スタンスを見つめ直し、禁欲生活を実施!こちらも楽しい展開になっています。「とにかくクレイジーな性欲を持つアンジェラは(笑)、Dr.スイーツ(シーズン3から登場したFBIの精神科医)の勧めに従って禁欲の誓いを立てるの。少しクールダウンするのね。実生活の私は彼女ほど大胆にセックスを追求するタイプではないから、禁欲中のアンジェラを演じるのはチャレンジだった。楽しかったし、多くを学んだけれどね(笑)」。新恋人から禁欲まで、シーズン4も忙しそうなアンジェラですが、となると、ホッジンズとの関係はどうなってしまうのでしょう?「実は私自身、『BONES』を犯罪捜査目当てで観ているわけでは全くないの。ブレナンとブースがいつ寝るのか、アンジェラが誰と寝るのかにしか興味がないわ(笑)。だから、視聴者の皆さんには今後もぜひ、アンジェラとホッジンズの関係のゆくえに注目してほしいわね」。次回はうわさのホッジンズ役、T・J・サインが登場。ミカエラとはまた違った“証言”が聞けるかも?(text:Hikaru Watanabe)DVD「BONES−骨は語る−シーズン4」Vol.1〜3レンタルリリース中発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント© 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:BONESボーンズ [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.122「BONES」恋バナ!捜査ファイル第2回シネマカフェ的海外ドラマvol.121「BONES」恋バナ!捜査ファイル第1回事件の鍵は骨!「BONES─骨は語る─」の美人捜査官、エミリー・デシャネル骨だけが真相を知る!ドラマ「BONES」特製マグカップを3名様にプレゼント
2009年10月15日ただいま「BONES」の恋バナを徹底捜査中!ということで、まずは主人公ブレナンの相棒にして、良き理解者でもあるFBI捜査官、シーリー・ブース役のデイビッド・ボレアナズを直撃します。ちなみに、前回も触れた通り、インタビューを行ったのはFBIオフィスのセット内。ブースにとって馴染みのある空間にエージェント仕様のスーツ姿で現れたデイビッドは、まさに「BONES」の中から抜け出てきたかのようでした。シリーズ開始当初こそ理論派のブレナンとぶつかり合ったものの、エピソードを重ねるにつれ、唯一無二のパートナーへと変貌していったブース。美人弁護士の恋人がいたシーズン1でも、ジェファソニアン法医学研究所の現所長にして元カノであるカミールの出現に沸いたシーズン2でも、ブースはブレナンとの絆を別次元のレベルでしっかりと保っていました。そんな2人の関係をデイビッドはこう分析します。「ブレナンとブースがどのような形で一緒になるのかは分からないし、もしかしたら一緒になることはずっとないのかもしれない。まあ、彼らがベッドで寝たことがないからと言って、一緒になっていないとは言えないしね。惹かれ合っているにもかかわらず、仕事の関係にはあっても、男女の関係には至っていない人間同士は世の中に山程いるものだよ」。なるほど、傍目にはくっつきそうでくっつかない、けれども心の奥ではすでにしっかりと結ばれているブレナンとブースの関係の中に、デイビッドは現実的な説得力を見出し、楽しんで演じている様子。では、2人の関係が視聴者の注目の的になっていることに関しては、どのように捉えているのでしょう?「素晴らしいことだと思うよ。それは、僕と(ブレナン役の)エミリーがちゃんと仕事をしているということだからね。僕たちは毎週末一緒に演技のレッスンを受け、シーンごとのリハーサルに取り組んでいるんだ。実際にどんな方法で2人の場面を作り上げていくかと言うと、まずはシーンを通して演じ、2人のやりとりのどこが上手く機能しているか、どこがしっくりこないかを探ってみる。その上で脚本を書き直したりもするしね。そういったプロセスを経ることによって、何気ない中にも生き生きと新鮮なシーンが出来上がっていくんだよ」。ブレナンとブースのやりとりに見応えを感じられるのは、こうした陰の努力があればこそ。「BONES」の恋バナは1日にして成らず?のようです。ところで、実生活では2001年に結婚したジェイミー夫人との間に第2子となる待望の長女が誕生したばかりのデイビッド。ブレナンといい、ジェイミー夫人といい、女性との関係構築はお手のもの?な彼に、関係を築く上での重要なポイントを最後に教えてもらいました。「とにかく話をよく聞くこと。“聞ける”ということが大事なんだ。男という生き物は、どうやって聞けばいいのかを分かっていないものだよ。そして、女性の指示を忠実にこなすことも大事(笑)。あとは、花を贈り、ディナーに連れて行き、靴のプレゼントもしないとね!」次回、恋バナを語ってくれるのは、「BONES」一の奔放さを誇るアンジェラ役、ミカエラ・コンリンです。(text:Hikaru Watanabe)DVD「BONES−骨は語る−シーズン4」Vol.1〜3レンタルリリース中発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント© 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:BONESボーンズ [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.121「BONES」恋バナ!捜査ファイル第1回事件の鍵は骨!「BONES─骨は語る─」の美人捜査官、エミリー・デシャネル骨だけが真相を知る!ドラマ「BONES」特製マグカップを3名様にプレゼント
2009年10月08日被害者の遺体の骨から事件の謎を解き明かす女性法人類学者、テンペランス・ブレナンと、タフでマッチョなFBI捜査官、シーリー・ブースがコンビを組み、様々な犯罪に立ち向かう人気ドラマ「BONES−骨は語る−」。数ある犯罪捜査ドラマの中でも高い人気を誇り、シーズンを重ねるごとにファンを増やし続ける「BONES」ですが、その理由はずばり、物語の中で展開する“恋バナ”にあり!?というわけで、今回からは“「BONES」の恋バナ”を徹底フィーチャー!撮影現場にもお邪魔し、各キャストに恋バナのあれこれを熱く語ってもらいました。訪れたのは、シーズン5を撮影中のロサンゼルス、FOXスタジオ。日本ではこれからシーズン4のリリースが始まりますが、アメリカではシーズン5の放送が9月中旬から始まっています。シーズン1からずっと同スタジオで撮影してきた「BONES」だけに、ブレナンが勤めるジェファソニアン法医学研究所やブースのいるFBIオフィスといった、ドラマ内でおなじみの空間がスタジオ内の一角に常設。私たちはFBIオフィスのセット内で、撮影の合間を縫ってインタビューに応じてくれるというキャストたちを待つことになりました。さて、キャストたちの登場を待つ間に、「BONES」の内容を改めてざっとおさらい。冒頭にも触れたように、「BONES」の基本ストーリーは、法人類学者のブレナンとFBI捜査官・ブースがチームとなり、事件の謎を解き明かすというもの。遺体が発見されるたびに、ブースがブレナンに協力を要請するのが各エピソードのパターンであり、1話完結型の物語となっています。と、ここまでは典型的な犯罪捜査ドラマの形態ですが、「BONES」で注目すべきはブレナンとブースの関係!学者としては天才だけれど人間関係構築テクに難アリのブレナンと、いわゆる体育会系で単純明快なブースは固い絆で結ばれており、パートナー以上恋人未満の間柄。本人同士は絶対に認めないけれど、傍から見ればまさに運命のカップル!というのがブレナンとブースなのです。その雰囲気は2人の会話や行動の端々にも表れていて、たとえそれぞれに彼氏彼女がいるときでも、一番大切なのはお互いという事実が一目瞭然。だったら、さっさとくっついちゃえばいいのに!と思わされつつも、そう簡単にくっつくことはなく、かと言ってメロドラマ調のすれ違いが続くわけでもない、新感覚のプラトニック・ロマンスが繰り広げられています。「視聴者がブレナンとブースの関係に注目するよう、最初から期待していたとは言えないけれど、そうなればいいなと思っていたのは事実。彼らの関係がシリーズを動かす原動力になると考えていたし、それが『BONES』をほかの犯罪捜査ドラマとは違うものにしてくれると思っていた」と教えてくれたのはクリエイターのハート・ハンソン。彼はまた、「2人の関係が上手く機能しなければ、シリーズも上手くいかないだろうと思っていた。幸いなことに、ブレナン役のエミリー・デシャネルとブース役のデイビッド・ボレアナズは奇跡を見せてくれたね」とも言っています。というわけで、次回はまず、ブース役のデイビッドに恋バナを語ってもらいましょう。(text:Hikaru Watanabe)DVD「BONES−骨は語る−シーズン4」Vol.1〜310月2日(金)レンタル開始発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント© 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:BONESボーンズ [海外TVドラマ]■関連記事:事件の鍵は骨!「BONES─骨は語る─」の美人捜査官、エミリー・デシャネル骨だけが真相を知る!ドラマ「BONES」特製マグカップを3名様にプレゼント
2009年10月01日