国立新美術館で、須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一による過去最大級のインスタレーション「こいのぼりなう! 」が5月28日まで開催中。須藤玲子+アドリアン・ガルデール《こいのぼり》2014年 フランス国立ギメ東洋美術館展示風景日本を代表するテキスタイルデザイナー、須藤玲子と、須藤主宰のテキスタイルメーカー「布」のメンバーがデザインした約300匹のこいのぼりが、展示室の空間全体をダイナミックに泳ぎまわる本展。須藤は、日本の伝統行事に着想を得たこのインスタレーションを、フランスの展示デザイナーのアドリアン・ガルデールとコラボレーションし、2008年にはワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ舞台芸術センターにて、2014年にはパリのギメ東洋美術館にて発表した。また、今回の国立新美術館のもっとも大きい展示室(2000平方メートル、天井高8メートル)を使った新しいバージョンには、ライゾマティクスの活動で知られる齋藤精一も加わり、日本で初めてのコラボレーションが実現する。展示風景:「こいのぼりなう! 須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一によるインスタレーション」国立新美術館 2018年 / 画像提供: 国立新美術館会場には誰でも参加できる体験コーナーも用意。ワークシートを使い、手軽にこいのぼりの制作が楽しめる参加無料の体験コーナーを会場に併設。また、こいのぼりに使われている布を実際に手に取り、それぞれにつけられているタイトルや産地の情報を知ることができるコーナーも設ける。さらに、トークイベントとして、5月13日の14時から15時半まで、須藤と齋藤によるスペシャル・トークが行われる。4月29日には須藤を講師に迎え、色とりどりの布地の中から好きな色と柄を自由に組み合わせ、世界に一つだけのミニこいのぼりを作るワークショップも開催される。プログラムは同じ内容で2回行われ、第1回は13時から14時15分、第2回は14時45分から16時まで。須藤玲子+アドリアン・ガルデール《こいのぼり》2008年 ジョン・F・ケネディ舞台芸術センター展示風景その他、本インスタレーションにサウンドを提供するソフトパッド(Softpad)による「アートナイト2018」に合わせたスペシャル・プログラムを5月26日に開催予定。詳細は、ホームページ()にて。色とりどりのこいのぼりが生み出す「なう!」な空間を楽しんでみては?【イベント情報】こいのぼりなう! 須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一によるインスタレーション会期:4月11日~5月28日会場:国立新美術館 企画展示室2E住所:東京都港区六本木7-22-2時間:10:00〜18:00(毎週金・土、4月28日~5月6日は20:00まで。5月26日は「六本木アートナイト2018」開催に伴い22:00まで開館。入場は閉館の30分前まで)料金:無料休館日:火曜日(5月1日は開館)
2018年04月18日ライフスタイルマガジン『ペン(pen)』は、11月15日発売号でウイスキーを特集する。ハイボール人気も相まり注目が高まるウイスキーだが、「愛すべきは、ウイスキー」をテーマとする最新号ではスコッチからジャパニーズまで世界の5大ウイスキーを代表銘柄と共に紹介。日本のウイスキー発祥地とも言える山崎蒸留所でウイスキーが出来るまでの道のりを辿る。世界的な日本人ブレンダー・輿水精一が教えるウイスキーづくりの極意、ウイスキーの色や味わいを決める樽職人の仕事ぶりも紹介。世界で一番飲まれている「キング・オブ・バーボン」こと「ジム・ビーム(Jim Beam)」や「メーカーズマーク(Maker’s Mark)」の蒸留所を訪問する。また、ウイスキー最強カタログには「ザ・マッカラン(The McCallan)」「ラフロイグ(Laphroaig)」「ボウモア(Bowmore)」からおなじみの「響」や「山崎」、「ワイルドターキー(Wild Turkey)」「フォアローゼズ(Four Roses)」「ノブクリーク(Knob Creek)」等のアメリカン、「ジェムソン(Jameson)」を始めとするアイリッシュ、「カナディアンクラブ(Canadian Club)」等のカナディアンまで愛飲の銘柄やこれから試したい銘柄を掲載。また、目利きのいるバーも掉尾で紹介する。第2特集は「開高健を知っているか?」。没後25年にあたる作家の開高を忍び、代表作『夏の闇』がいかにして生まれたか等、彼の足跡を辿る。
2014年11月04日バーファン、バーテンダーに向けたお酒のサイト「Drink Planet」と日経アカデミアは28日より全4回にわたり、「知って納得!プロが教える酒と食のゲンバ」を実施する。○江戸時代の外食文化や醸造秘話など、知って納得の"酒と食のゲンバ"同セミナーは、クラフトビールやウイスキー、レストランのプロフェッショナルによる"酒と食のおもしろ講座"。第1回は10月28日 18時45分~20時30分、レストランジャーナリスト・犬養裕美子氏を招き、「世界のBEST レストラン、その舞台ウラ」講義を開催。国内外のレストランの審査員を務め、シェフから絶大な信頼を得る犬養氏が、審査の裏側や数々の取材を通して、そこから見える外食の現状と未来を紹介するという。また犬養氏が今もっとも注目しているレストランも語る。第2回は11月4日 18時45分~20時30分、同じく犬養氏による「外食文化を知る ~江戸から今日まで~」講義。日本では食べログなどレストランランキングが盛んだが、その歴史は江戸時代から。江戸時代の外食文化、番付がどういったものだったのか、その歴史から今日までの流れを学ぶ。第3回は11月18日 18時45分~20時30分、「世界が注目するジャパニーズ・ウイスキー」講義。講師は、サントリー酒類 名誉チーフブレンダー・輿水精一氏。世界の名だたるコンクールで数々の賞を受賞し続けているジャパニーズ・ウイスキーの、個性と醸造に携わるつくり手だけが知る秘話やエピソードを紹介する。めったに飲むことのない原酒のテイスティングが体験できるという。第4回「今、絶対飲にみたいクラフトビール15選!」講義は、11月25日 18時45分~20時30分開催。日本ビアジャーナリスト協会会長、ビアジャーナリストアカデミー学長・藤原ヒロユキ氏が講師を務める。「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎)、「本当にうまいビール215」(ソフトバンク新書)などの著者でもある同氏が、「クラフトビールってそもそも何?」という質問に答える。同時に、クラフトビールのカテゴリー、そのスタイルと文化を、テイスティングを含めて体系的に楽しく学ぶことができるという。会場は、日本経済新聞社 東京本社2F「SPACE NIO」。料金は、1~4回分で2万5,920円(税込)。
2014年10月14日