今回、ご紹介するのは、金9ドラマ『院内警察』。桐谷健太さん主演・瀬戸康史(せと・こうじ)さん出演の『院内警察』で、循環器内科専攻医・前川大樹を演じ、第4話と第5話のメイン・ゲストを務める、近藤頌利さんにお話をうかがいました。「瀬戸康史さんのおかげで現場になじめました」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 173『院内警察』の原作は、2021年より青年漫画誌・ヤングチャンピオン(秋田書店)で連載中の『院内警察 アスクレピオスの蛇』を原作とした医療エンターテインメントです。舞台となるのは、日本有数の大病院・阿栖暮(あすくれ)総合病院の“院内交番”。“院内交番”は、日本ではまだまだ聞きなじみのない存在ですが、実際に一部の大学病院や国立病院に常駐する民間組織。病院内で起こる患者同士のトラブル対処やクレーム対応、落とし物管理、人探しなど交番業務を担う、その名の通り“院内の交番”の役割を担っています。“院内刑事”を主人公としたドラマは『院内警察』が初めて。元警視庁捜査一課刑事の主人公と天才外科医の正義がぶつかり合う、刑事モノ×医療モノという2大王道ジャンルのハイブリッド作品となっています。プロファイリングスキルと抜群の記憶力を駆使しながら院内の不正監視や秩序を守る、主人公の院内刑事・武良井治(むらい・おさむ)を演じるのは、桐谷健太さん。また、桐谷さんと連続テレビ小説『まんぷく』(2018年、NHK)以来約5年ぶりの共演となる瀬戸康史さんが、初の外科医役で孤高の若き天才医師・榊原俊介(さかきばら・しゅんすけ)役を好演。さらに、桐谷さんに振り回される院内交番の新人事務員・川本響子(かわもと・きょうこ)役に長濱ねる(ながはま・ねる)さん、そんな2人を優しく見守る交番室長・横堀仁一(よこぼり・じんいち)役に市村正親(いちむら・まさちか)さんが出演し、作品を彩っています。敏腕刑事と天才医師、異なる職業・相いれない性格の2人の正義がバッチバチに交錯する、新感覚の医療エンターテインメントです。ーーGP帯(とくにテレビ視聴者の多い時間帯「プライムタイム」と呼ばれる19~23時のうち、19~22時のこと)の連続ドラマ初の出演だと伺いました。出演が決まったときのお気持ちは?近藤さんうれしかったです。送られてきた台本を読んだら、1ページ目から僕だったんです。その後も当分、僕の出演シーンが続くので、一気にプレッシャーを感じました。しっかりと約1か月をかけて撮っていただき、ありがたかったです。撮影中に感じたのは、絵を作ることの大切さです。例えば、病院のエントランスや待合室のシーンがあるとします。空っぽの場所に僕ひとりがいると、セットになってしまうのですが、そこに5~60人のエキストラさんが入って動き出すと、絵に命が入るんです。エキストラさんたちの存在は、重要だなと改めて実感しました。ーー恥ずかしながら、私は院内交番という組織の存在を知りませんでした。近藤さん僕も知りませんでした。実在することに驚きました。ーー原作コミックはお読みになりましたか?近藤さん読みました。第3巻は、僕が演じる前川が表紙なんです。髪を伸ばしていてよかったなと思いました(笑)。ーー前川をどのようなキャラクターだととらえましたか?近藤さん人を助けることが生きがいだった青年が、夢破れて病院を去っていく。その心の機微を丁寧に表現したいと思いました。ーーご自身と似ていると思ったところは?近藤さん一生懸命に頑張るところは、似ていると思いました。そして、きっと彼は患者さんの笑顔を見ることが好きだと思うんです。僕もお芝居を観に来てくれたお客さんが笑顔で楽しむ姿を見るのが好きなので、そこは共感できました。ーー白衣の衣装は初めてですか?近藤さん僕は過去に一度、朗読劇で着たことがありますが、今回は長い髪を後ろで束ねていることもあり、これまでにない見た目になっていると思います。撮影現場に入って、白衣姿の瀬戸さんを見たとき、かっこいいなと思いました。瀬戸さんは、白衣の中に黒いタートルネックを合わせているんですが、白と黒の対比がフォーマルな雰囲気を醸し出していて。パーティに出かける衣装のように、スマートに着こなしていました。ーー『院内警察』のキャスト陣とお会いした際の印象は?近藤さん僕は初めましての方々が多かったのですが、瀬戸さんが「こいつ、よく喋るんで気を付けて」なんて僕をいじりながら、皆さんに挨拶をさせてくれたんです。そのおかげで、現場に早くなじむことができました。僕はこれまで瀬戸さんのお芝居をたくさん拝見させていただいていて。僕がメールで感想を送るとすぐに返してくれるんです。とても優しい方です。瀬戸さんが関西でお仕事をしたときに、僕が所属する劇団Patch(関西版D-BOYSと称される、エンターテインメント集団)のメンバーたちをご飯に連れて行ってくれたことも何度もあります。共演作がないときにも、交流をさせていただいていた、事務所の先輩です。今回、共演の機会をいただいて、今この瞬間も緊張しているほどです。ーー瀬戸さんはとても面倒見の良い方なのですね。さきほど、関西のお話が出ましたが、近藤さんは桐谷さんと同じ、大阪のご出身ですね。近藤さん撮影の合間は、お互いに関西弁で喋っていました。僕は自分の写真集に掲載したインタビューで公言したことがあるほど、桐谷さんのような役者になりたいという憧れを持っていて。僕が三線をはじめるきっかけとなったのも桐谷さんなんです。いつの日か、共演の機会があったら、桐谷さんと一緒に三線を演奏したいなと思っていました。初めてお会いするときは、遠くから声が聞こえてきた瞬間、ものすごく緊張してしまい、まともにお顔を見ることができませんでした。ーー憧れの気持ちはご本人にお伝えしたのですか?近藤さんふんわりとお伝えしたら、驚かれていましたね。三線を一緒に演奏できたらいいなと思っています。ーー最後に、ドラマ全体の魅力と、近藤さんがメインゲストとして登場する第4話と第5話の見どころをお願いいたします。近藤さん僕が登場する回は、武良井が院内警察でやりたかったことが次第に明らかになる物語です。ここから始まっていくようなところもあるので、第4話、第5話から観ても楽しめると思います。本作は、病院を舞台にした人の生死にかかわる重要な事件の謎をひもといていきます。第1話から武良井の意味深なカットが登場していますが、どうして、元刑事の彼が院内警察に転身したのか、その決断に榊原がどのように影響したのか。この先の物語で、少しずつ描かれていきます。武良井と榊原が対峙するシーンにも注目して観ていただきたいです。インタビューのこぼれ話「『院内警察』は絵がキレイなので、僕が実物よりもかっこよく映っていると思います(笑)。僕の初主演作の『全ラ飯』にも走るシーンがありましたが、今回はもっとたくさん走っています。とはいえ、僕よりも重い機材を持って追いかけるカメラマンさんのほうが大変だったと思います。躍動感あふれる疾走シーンをぜひ観ていただきたいです」(近藤さん)。Information金9ドラマ『院内警察』毎週金曜よる9時~9時58分放送中ファン必見!白衣&長い髪を束ねたレアな近藤さん憧れの桐谷健太さん(左)との共演シーン出演:桐谷健太、瀬戸康史、長濱ねる、さとうほなみ、玄理、馬場ふみか、工藤美桜、西村元貴、神尾佑、でんでん、市村正親ほか脚本:天本絵美、諸橋隼人、相馬光音楽:馬瀬みさき主題歌:Eve「pray」produced by 澤野弘之(TOY’S FACTORY)オープニングテーマソング:SennaRin 「NOD」 produced by 澤野弘之(SACRA MUSIC)編成企画:日高峻プロデュース:中村亮太演出:石川淳一、木村真人、北坊信一原作:酒井義漫画:林いち『院内警察~アスクレピオスの蛇~』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)制作:フジテレビ制作著作:共同テレビ©フジテレビ/共同テレビ写真・幸喜ひかり文・田嶋真理 ヘアメイク・RYO写真・幸喜ひかり 文・田嶋真理 ヘアメイク・RYO
2024年02月02日桐谷健太主演の新ドラマ「院内警察」の追加キャストが発表された。日本有数の大病院・阿栖暮総合病院。院内に設置された院内交番に所属する元警視庁捜査一課・武良井治(桐谷さん)は、日々患者同士のトラブル解決や遺失物捜索に従事していた。院内交番室長・横堀仁一(市村正親)と共に2人きりで交番を運営していたが、そこに交番事務員として川本響子(長濱ねる)が配属されることに。そんな中、阿栖暮総合病院が誇る若き天才外科医・榊原俊介(瀬戸康史)がドイツから帰国。榊原を鋭い視線で見つめる武良井。事あるごとに武良井は榊原に絡み、業務範囲を超えて執拗に粘着する。警視庁捜査一課というエリートの肩書を自ら捨て、阿栖暮総合病院に来たのも榊原との関係に理由があるのか…。本作は、現在連載中の「院内警察 アスクレピオスの蛇」のドラマ化。院内交番を舞台に、元警視庁捜査一課刑事の主人公と天才外科医の正義がぶつかり合う、刑事モノ×医療モノが融合した医療エンターテインメント。今回発表されたのは、舞台となる阿栖暮総合病院で働く医師や看護師、そして患者たちを演じるさとうほなみ、馬場ふみか、工藤美桜、玄理、西村元貴、神尾佑、でんでんといった7人のキャスト。「ゲスの極み乙女」のさとうさんが、院内交番に頻繁に出入りしてサボっている、榊原とは同級生の腫瘍内科医・尼子唯織。連続テレビ小説「まんぷく」では、桐谷さんと瀬戸さんとクレジット共演のみで、今回初共演となる玄理さんが、武良井の院内での破天荒な立ち回りに関して快く思っていない外科医師・上條萌子。「けむたい姉とずるい妹」の馬場さんが、妹で整形外科の看護師・日向が上司からのパワハラに悩んでいる可能性があると院内交番に相談に訪れる麻酔科医・白石葵。そんな日向役は、「仮面ライダーゴースト」「魔進戦隊キラメイジャー」の工藤さんが務める。また、西村さんが医者として自信が持てずに悩む外科医師・伊藤智、神尾さんが院内交番を邪魔な存在と思う外科部長・倉田雄二、でんでんさんが武良井の院内捜査の情報源になることもある、入院生活の長い患者・清宮松雄を演じる。コメント・さとうほなみ病院内で起こっていることが次々と暴かれていく。原作を拝見して、とても面白いと感じました。ミステリアスでありながらポップである。すてきな作品です。原作での尼子は、登場からなんというか…衝撃的で(笑)。 彼女もまたミステリアスでありながら、愛らしさを兼ね備えている女性。そして何故かなんでも知っている。しれっと空気をかき乱すような尼子が演じられたらと思っております。・玄理台本を読み、父の危篤の知らせを受けて病院に駆け込んだ時を思い出しました。五分前に息を引き取った父の遺体の隣の部屋では看護師さんたちがいつもと変わらない夕食休憩を取っていました。あの日の不思議な感嘆が忘れられません。当時全身で受け止めても敵わなかった死の存在。それが毎日のように訪れる彼らの仕事にずっと尊敬と興味を抱いています。この作品に出てくる人物の多くは、人を救うことで自分を救ったり許したりしているのかもしれません。そんな阿栖暮病院の一員になれたことがうれしいです。今の自分に必要な作品かもしれないと思いました。最初の顔合わせのとき、監督が“萌子は上昇思考が強い人”と言っていたのが印象的で、きっとそれは裏を返せば、上條萌子は実は誰よりも誠実で真面目な医師。そう生きるしかなかった彼女の内面と葛藤に誰よりも寄り添いたいです。・馬場ふみか小さな頃から医療ドラマが大好きで、その中でも特に麻酔科医の役柄に引かれることが多く、憧れていたので今回麻酔科医の役を演じることができるのがうれしかったです。たくさんの方が登場される作品なのでみなさんと現場でご一緒できるのが楽しみです。医療ドラマでもなく、刑事ドラマでもなく、どちらの面白さももつこの作品はとても新鮮に感じました。白石葵は麻酔科医で、看護師である白石日向の姉です。愛情深く、とても日向を大事に思っている印象です。・工藤美桜医療ドラマで看護師を演じることに憧れがあったので、出演することが決まってすごくうれしかったです。原作を読ませていただいて初めて院内警察、院内交番というシステムがあるのを知りました。病院内で起こった事件を解決するにあたり思わず涙してしまうお話があったり、ハラハラするようなお話があったり…面白くて一気に読んでしまいました!病院内での様々なことが謎に包まれているのでそれをどうドラマで描いていくのか、視聴者の方と同じく私自身もすごく楽しみです!私が演じる白石日向は患者さん1人1人にしっかり向き合い、責任感が強く、心優しい看護師です。繊細に揺れ動く感情をしっかり演じられるように頑張ります!・西村元貴実は、医師役をやってみたいと周りに話していた矢先にオファーをいただき、驚きとうれしさでひとり興奮していたことを今でも鮮明に覚えています。それぞれの人間模様が丁寧に描かれており、スタッフ、キャストの皆様と形にしていくことがとても楽しみです。まず、“院内交番”という院内の"駆け込み寺"的な組織が実在することに驚きました。そしてそこで繰り広げられる、患者さんと院内スタッフの物語がとても魅力的で、それぞれのキャラクターの抱えている思いだったり、弱さだったりもすてきに描いている作品です。僕が演じる伊藤という役は、心優しい愛されキャラ。少し臆病な一面もありますが、重厚なミステリーの中のほっこり癒し担当として皆さまにかわいがっていただけるように演じたいと思います!・神尾佑桐谷さんをはじめ、初めて共演の方がたくさんいらっしゃるのでとてもワクワクしています。 院内交番という今までにない切り口の物語で自分がどう関わっていくのか楽しみです。考えてみると医者の役をいただくのは久しぶりなんです。以前は医者と刑事の役を交互にやっていたような時期もありましたが(笑)。倉田という医師は、正直最初のセリフで“あぁこいつ何かやってんな”とわかりました(笑)。何をやってんのか楽しみです!・でんでん患者役ということで、自分の入院歴を思い出してみました。ダイナミックな履歴ではないですが、この役には少々自信があります。喉のポリープ、鼠径(そけい)ヘルニア(いわゆる脱腸)、白内障(水晶体がガラスになったので私の目はたまにキラリと光ります)。ついでに入歯も2個入れました。年齢的に通院はよくします。お医者さん、看護師さんへの感謝の気持ちは忘れません。今回のドラマに通じるものがあります。ただ、私の役の病名はまだわかっていません。今の芝居の作りでいいのでしょうか?そして、主役の桐谷健太さんはなぜか森の匂いがして落ち着きます。皆さん、コタツに入ってほんわかしながら見てください。面白いですよ。「院内警察」は2024年1月12日より毎週金曜日21時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月06日桐谷健太主演の新ドラマ「院内警察」が来年1月から放送されることが決定。瀬戸康史、長濱ねる、市村正親も出演する。日本有数の大病院・阿栖暮総合病院。院内に設置された院内交番に所属する元警視庁捜査一課・武良井治は、日々患者同士のトラブル解決や遺失物捜索に従事していた。院内交番室長・横堀仁一と共に2人きりで交番を運営していたが、そこに交番事務員として川本響子が配属されることに。そんな中、阿栖暮総合病院が誇る若き天才外科医・榊原俊介がドイツから帰国。事あるごとに武良井は榊原に絡み、業務範囲を超えて執拗に粘着。警視庁捜査一課というエリートの肩書を自ら捨て、阿栖暮総合病院に来たのも榊原との関係に理由があるのか――。本作は、2021年より「ヤングチャンピオン」(秋田書店)で連載中の「院内警察 アスクレピオスの蛇」を原作とした医療エンターテインメント。院内交番を舞台に、元警視庁捜査一課刑事の主人公と、天才外科医の正義がぶつかり合う、“刑事モノ×医療モノ”2大王道ジャンルのハイブリッド作品だ。院内交番は、実際に一部の大学病院や国立病院に常駐する民間組織で、病院内で起こる患者同士のトラブル対処やクレーム対応、落とし物管理、人探しなど交番業務を担う。フジテレビの連続ドラマ初主演となる桐谷さんが演じるのは、プロファイリングスキルをもつ敏腕院内刑事・武良井治。人たらしな一面もあり、医師や患者から院内の情報を収集する一方、歯に衣着せぬ無頓着な物言いで様々なトラブルを起こすことも。警視庁捜査一課のエリートだったが、警察を辞し、院内交番勤務に志願した、何やら訳ありな様子。桐谷さんは「病院の中で働く刑事の物語なので、いろいろな人間模様があります。その中でも武良井の過去に何があったのか、そして彼がどういう思いを内に秘めているのか…という部分は序盤では謎のまま進んでいきます。それが少しずつ明かされていく中で描かれる、患者さんや病院内のスタッフのストーリーがとても魅力的」台本や原作を読んだ印象を明かし、「今までのドラマにはない、一風変わったドラマになると思います」「いろいろな角度から楽しめる作品になっていると思います、是非ご覧ください!」とメッセージを寄せている。同じく阿栖暮総合病院で働き、ライバル役となる天才外科医・榊原俊介を演じるのは、桐谷さんとは朝ドラ「まんぷく」以来、約5年ぶりの共演となる瀬戸さん。次期外科部長の座も期待されている一方で、常に無表情で感情が読めず、なぜか難易度の高い手術ばかり便宜されることが多く、同僚からはあまり良く思われていない。初の外科医役を務める瀬戸さんは「演じるのが楽しみです」と期待を寄せ、桐谷さんとの共演については「久しぶりにお会いしたのですが、あまり変わっていませんでした(笑)。ただ今回は、前回とは全く違う役どころでご一緒することになるので楽しみな反面、桐谷さんは普段から周りを楽しませてくれる方なので、変にツボに入らないように気をつけたいと思います」とコメント。そして、新しい交番事務員・川本響子を、「ウソ婚」での好演が注目を集めた長濱さんが演じる。破天荒気味の武良井の行動や言動にツッコミを入れることが多い真面目な響子は、枯れ専で上司・横堀仁一を推している。そんな響子の“推し”、院内交番室長・横堀仁一は、市村さんが演じる。長濱さんは「原作を読むと、川本響子という役が物語には絶対に欠かせない存在な気がしたので、自分に務まるだろうかと不安を感じました。武良井さんに振り回されたり、院内警察という特殊な部署で働き始める川本が“普通代表”として視聴者の皆さんと一緒に物語を楽しんでいく役割なのかなと思いました」とキャラクターの印象を語り、市村さんは「今までの僕の役ではないような温厚な役ですが、ドラマ自体は少しハード系な部分も感じています。そのハードな中で、横堀さんは雑草の中に咲く華麗な一輪の花のような存在でありたいので、今まで見せてこなかった部分を出していけたらなと思っております」と話している。監督は、「リーガル・ハイ」シリーズ、「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の石川淳一が務める。「院内警察」は2024年1月12日より毎週金曜日21時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年11月25日新橋歯科診療所の移転に合わせて、新しく生まれ変わる『新橋歯科医科診療所 プラザ美容外科』の院内に『DIGITAL LAB 院内技工所』(所在地:東京都港区)が2022年4月5日(火)にオープンいたします。新橋歯科医科診療所 DIGITAL LAB 院内技工所 『ワンデイトリートメント』URL: ■院内併設の背景歯科の技工物を製作する従来の流れでは、装着するまでに約7~10日間かかりました。歯が突然欠けたとしても当日に技工物(詰め物、被せ物)を製作してその場で装着して治療を完了させることができれば、患者様の負担は大幅に軽減することが可能になります。今年で財団創設75年を迎える医療法人財団興学会はJR新橋駅より3分の好立地に、都内最大級の新橋歯科医科診療所としてリニューアルオープンに合わせて、患者様のご負担をできるだけ軽減するため、最新の設備を導入した『DIGITAL LAB 院内技工所』を院内に併設することになりました。ワンデイトリートメント■『ワンデイトリートメント』サービス内容国内トップレベルのデジタルスペシャリスト歯科技工士が歯科医師や衛生師と連携して、歯の詰め物・かぶせ物を即日製作して治療を終わらせます。新橋歯科医科診療所の院内に併設している歯科技工所なので、即日治療で技工物(詰め物、被せ物)が最短1時間で出来上がり、当日に装着することができる治療です。※治療の内容や選ぶ材質によって納品にお時間をいただく場合があります。3D口腔内スキャンで印象採得をする時は、リアルタイム通信で歯科技工士が歯科医師、衛生士に指示をします。今までの歯科技工所では行っていなかった最新のサポートになります。このような仕組みでサポートすることでうまくスキャンができなかった部分のデータを歯科技工士側でリアルタイムに修正することが可能になります。患者様へのご負担も最小限に抑えることが可能になります。3D口腔内スキャン「TRIOS4」は「高精度」で「安心・安全」な口腔内スキャンです。精密な口腔内の3Dデータを素早く撮影することができるので、患者様に負担が少なく、より正確なデータにすることが可能です。上下顎のフルスキャンが2分以内で可能です。不快なシリコン材による歯の印象(歯形)採取は不要です。3D口腔内スキャン「TRIOS4」 URL: ■「ワンデイトリートメント」モニター募集【特別料金キャンペーン】『ワンデイトリートメント』モニター特別価格【インレー】インレーとは、虫歯などで削った歯を元の形に修復するための、人工の詰め物のことをいいます。モニター割引料金:72,000円(税込)[通常料金:105,600円(税込)]【アンレー】インレーよりも広い範囲を補います。歯の四隅や咬む面を大きく覆って詰めることをアンレーと言います。モニター割引料金:72,000円(税込)[通常料金:118,800円(税込)]【クラウン】冠(クラウン)は、歯全体を覆うようにかぶせる人工の歯です。モニター割引料金:95,000円(税込)[通常料金:144,000円(税込)]【ブリッジ】ブリッジとは、何らかの理由で欠損した部分を両隣の歯を支持として用いながら補う治療です。モニター割引料金:250,000円(税込)[通常料金:450,000円(税込)]※ジルコニアの場合の料金です。■DIGITAL LAB 院内技工所の取り組みDIGITAL LAB 院内技工所では、産業廃棄物を極力出さない環境にやさしい歯科技工所を目指しています。従来の歯科技工所では、医療廃棄物が発生します。すべての工程をデジタル化することで、産業廃棄物を極力出さないようにしています。産業廃棄物の比較DIGITAL LAB 院内技工所は、「新橋歯科医科診療所 プラザ美容外科」の院内に併設しています。■新橋歯科医科診療所 DIGITAL LAB 院内技工所 概要診療所名: 新橋歯科医科診療所 DIGITAL LAB 院内技工所開院日 : 2022年4月5日(火)所在地 : 〒105-0004 東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル2階アクセス: JR線「新橋」駅 徒歩3分診療時間: 9:30~13:00/14:00~18:30定休日 : 祝日URL : JR新橋駅 徒歩3分 新橋プラザビル2F■法人概要商号 : 医療法人財団興学会新橋歯科医科診療所 DIGITAL LAB 院内技工所代表者 : 理事長 白井 清士所在地 : 〒101-0031 東京都千代田区東神田2-6-5 東神田ビル8階設立 : 2022年4月事業内容: 技工物製作URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】医療法人財団興学会TEL:03-3526-3031 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月03日11月以降、新型コロナウイルスの感染者数が爆発的に増加し、自衛隊も派遣される事態となった北海道・旭川市。旭川厚生病院や慶友会吉田病院では、200人越えの「院内クラスター」事例が報告されている。その背景には、温度や湿度だけでなく「エアロゾル感染」も影響しているのではと指摘するのは、感染制御学を専門とする、愛知県立大学の清水宣明教授だ。「クラスターの発生が止まりません。これが第3波の特徴です。その理由を理解しないと、医療崩壊が進んでしまいます。エアロゾル感染、つまりウイルスが漂った空気を吸い込んで感染するということを政府はハッキリとは認めたがりません。しかし、専門家会議は2月の段階でエアロゾル感染の可能性を認識していたようです。議事録にも“N95(防護マスク)が足りない。空気感染があると言うと病院や一般の人を混乱させる”といった趣旨の記録が残っています。厚労省も9月の『新型コロナウイルス感染症診療の手引き第3版』で、エアロゾル感染について“さりげなく”触れています」病院でも、ウイルスの漂う空気を吸った感染者が増えている可能性が高いという。「今回のクラスターは、飛沫や接触だけではとても説明できない。エアロゾル感染で起きていると思います。旭川の病院でまず必要なのは、院内の中央空調の“再循環ダンパ(風量調整装置)”を閉じることではないでしょうか」つまり、“暖房効率を上げるために室内の空気を再循環させるシステム”が、感染拡大の要因になりうるというのだ。あの客船ダイヤモンド・プリンセス号の大規模感染も同様だったのではと、清水教授は続ける。「船内の空調は、中央ですべての冷暖房をコントロールする仕組みで、3割は新鮮な外気、7割は古い空気を再循環させるものでした。この7割にウイルスを含むエアロゾルが乗ると、再循環によってどんどんウイルスが蓄積され濃くなってしまいます。患者数が急増した船内では結局、途中からダンパを閉じたといいますが、“時すでに遅し”だったのでしょう」乗客乗員3千711人のうち712人の患者が確認された同号の船内で治療にあたった、のぞみクリニックの筋野恵介院長は言う。「あの客船の場合は、感染者がみんな同じ空間にいたことがポイントだと思います。その場合、ウイルスの濃度が高くなっていくので感染リスクはあるでしょう。病院も同じで、感染病棟はそこに感染者を集めているので、そういう場所で循環すれば感染リスクはあると思います」冒頭の吉田病院では、当初6階だけだった感染は数日の間に1〜7階の全階に広がった。前出・清水教授は続ける。「冬場は乾燥によってウイルスが飛びやすく、寒いため閉鎖空間になりがちです。すると、室内の空気がウイルス汚染され、それを吸ったことで大規模なクラスターが起きている可能性が高いと思います。これからますます寒くなりますし、病院では特に窓を開けることも難しい。燃料費はかかりますが、再循環を絞って外気の比率を上げるなど、“空気感染する”という意識を常に持って、対策すべきです。このままでは感染拡大やクラスター頻発は止まりません」室内が十分、換気されているか確かめる方法はあるのだろうか。「換気に関しては、窓を開けるだけでなく、サーキュレーターなども使い、ゆるく肌に感じる程度に常に空気が動いているかをチェックしてください。ウイルスを含むエアロゾルは、たばこを吸っている人のたばこの煙と思えばわかりやすいです。まず近くに濃く漂い、それから徐々に部屋中に拡散していく。たばこの煙の粒子とウイルス粒子はほぼ同じ大きさです。つまりウイルスの煙が漂うというイメージで、それを吹き払う。狭い閉鎖空間で感染が起きるには30分もあれば十分です。とにかく、換気対策が肝心です。クラスターはコロナ医療にとっては爆弾。発生すれば、一気に医療がパンクしてしまうのです」今冬の病院内はとりわけ、積極的な換気を心がけたいーー。「女性自身」2020年12月29日号 掲載
2020年12月17日