いまだに新たな作品が日本に上陸するたびにファンの熱い支持を集めている韓流ドラマだが、韓国ドラマにおいて初めて、スポーツエージェントを題材にした「MY DREAM〜マイドリーム〜」のDVD-BOX1が6月18日(金)にリリースされる。かつては国内屈指のスポーツエージェンシー会社で働いていたものの、謀略で会社を追放されどん底を味わったひとりのエージェントが、アマチュアボクサーを格闘家に育て、復帰を図ろうとする姿を描いた本作。チュ・ジンモ扮する主人公のエージェント、ナム・ジェイルに見出されて彼と契約を結ぶ少年院上がりの格闘家、イ・ジャンソクを演じているのは甘いマスクのキム・ボム。DVD-BOXリリースに合わせて彼に話を聞いた。スポーツエージェントという題材、そして格闘家という役柄。いずれも独特だが、オファーが届いたときにキム・ボムを魅了したのは何と言っても、イ・ジャンソクという男のキャラクターだったという。「好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと、好き嫌いがはっきりしていて、単純な性格ですが、とても魅力的なキャラクターだと思いました。その好き嫌いがはっきりしているところが気に入りましたし、自分の夢をかなえるために、周りにいる温かい人たちと一緒に一生懸命頑張る姿がとてもうらやましく、また、かっこいいと思いました。それに、自分は、好きなことだけしているわけにはいかないでしょう(笑)?だから、そういう点もうらやましかったですね」。当初は「格闘技選手という職業、社会的な地位がとても独特で、一般人としてはすごく近づきにくい役だと思って悩んだ」とのことだが…。「ただ、その中で人間的な要素、人々が生きているストーリーもたくさん込められています。つまり、イ・ジャンソクという人が、子供の頃から不遇な家庭で育ったこと、父親との葛藤、スポーツエージェントのナム・ジェイルとの葛藤といったストーリーが繰り広げられるため、その流れがすごく面白いなと思いました」と特殊な設定ではなく、キャラクターの内面に向き合い、役に入り込んでいたことを明かしてくれた。とはいえ、役柄は格闘家。トレーニングは過酷を極めた。「1か月前から実際のK-1の選手(イム・チビン選手)について教えていただきました。本当にアクションをしているので、殴られたり、ケガをしたり、鼻血が出たりしたこともありました。また、やはり格闘技の選手役なので、訓練のシーンもあり、食事制限もしました。撮影自体が、一日に1〜2時間しか寝られないハードなスケジュールだったため、10日間で8キロも体重が減りました。それが一番、大変だったと思います」。その一方で演じること、作品を作り上げていくことの楽しさについてはこんな言葉も。「いつも作品をやらせてもらうたびに、楽しいと感じることはだいたい同じですね。その作品のために人が集まって、ひとつの目標、ドラマを作り上げる過程そのものが、僕にはまだとても不思議ですし、楽しく思います。それって、実はひとつの世界を作り上げることだと思うんです。光を、照明を作り、カメラは眼の役割を果たし、マイクは音を録り…小さな世界を作ることと一緒じゃないですか。無から有を作り出す、すごく創造的な仕事です。だから、そういった部分が非常に楽しいですね」。さらに、自身とイ・ジャンソクというキャラクターとの共通点について触れながら、本作を通じて感じた自らの成長についてもこう語る。「彼が魅力的だと思ったのは、僕と似ている部分が多かったからです。格闘技の選手である彼の、新人からチャンピオンになるという夢を手伝うために、周りの温かい人たちが集まって努力するのですが、それはその人たちにとっても夢ができたと言えますよね。僕の場合も、俳優として自分の夢のために頑張っていますが、そのために周りに本当にいい人々が集まって頑張っているし、信じてくれているんです。もちろん、それは僕自身の夢でもありますが、それと同時に僕らのチーム、スタッフみんなの夢でもあります。僕は、まさに彼のように俳優として、周りの人を連れて共に成長していかなければならないところがすごく似ているなと思いました。そして、その部分において、自分がもっと周りの人のことを考えるべきだと思ったことが、成長した点ではないかと思います」。見どころのシーンとして「最終回に最後の試合に挑戦するシーン」を挙げてくれたキム・ボム。甘く、端正なマスクで人々を魅了してきた彼が見せる、“格闘家”としての野性味をぜひご堪能あれ!(photo:Ai Iwane)「MY DREAM〜マイドリーム〜」DVD-BOX1価格:16,800円(税込)発売中「MY DREAM〜マイドリーム〜」DVD-BOX2価格:16,800円(税込)発売日:7月23日(金)発売元:東宝・ソネットエンタテインメント・フジテレビ映像企画部販売元:東宝公式サイト:© 2009 SBS.All Rights Reserved.■関連作品:MY DREAM〜マイドリーム〜 [海外TVドラマ]
2010年06月18日1月からフジテレビとBSフジで「韓流α」と題して韓国ドラマの名作の放送がスタート。その第1弾として「私の名前はキム・サムスン」、「チング〜愛と友情の絆〜」が放送されることを記念して、この2作に主演している韓流スター、ヒョンビンが来日。お台場でのイベントに出席した。大歓声に迎えられて登場したヒョンビン。会場に詰めかけたファンの多くは、すでに「私の名前はキム・サムスン」を見たことがある熱心なファンということで、劇中の名シーンをヒョンビンと一緒に鑑賞しながら話を聞くことに。最初は、キム・ソナ扮するサムスンと、その年下の恋人でヒョンビン演じるジノンが初めてキスするシーン。ヒョンビンは懐かしそうに画面を見つめ「実はこのとき、キスをするすごく大きな音が現場に響いてスタッフたちはみんな笑っていました」と明かした。続いて、多くのファンが名シーンと認める、霧深い山の上での2人の会話の場面。撮影は済州島で行われたが「前日は朝の5時まで撮影していて、終わるとすぐに空港に向かい済州島に飛んだんです。山登りに4時間…全て終わって山を降りたら日が暮れていました」とふり返る。夏だというのにかなり気温の低い日だったということで「寒いし、ヘアスタイルもちゃんとしていったはずなのに、すごいことになってしまい(苦笑)、おまけに雨まで降ってきました」と相当苦労した様子。司会者からの「でも、前髪が下りているヘアスタイルもかわいいですよ」という言葉に会場からは大きな拍手!また、撮影中は「もう一歩も動けない!」と言うキム・ソナの手を引いて一緒に登った、というエピソードもあるが、これについて尋ねると「いや、その方が早く撮影が終わって、山を下りられるでしょ?」とクールなコメント。これが年下の男の照れ隠しか?この日は、そのキム・ソナからのビデオメッセージも披露された。キム・ソナは「日本でこの作品が放送されると聞いてすごく嬉しく、撮影の日々が懐かしくもあります」と喜びを語り、ヒョンビンには「健康に気をつけて!」と語りかけ、最後には「こんな風に話をするのは堅苦しく変な感じね(笑)。また一緒にご飯を食べに行きましょう!」と笑顔で呼びかけた。ヒョンビンはこれを見て「久々で、とても嬉しいです。ぜひ“サムスン”とまたご飯を食べに行きたいですね。この作品のおかげで、その後も活躍できるようになりましたが、そのきっかけをくれたのがキム・ソナさん。彼女から多くのことを学んだおかげで、いまもこの仕事をやっていけるのだと思います。いい先輩であり、同僚であり、お姉さんなんです」と笑顔を見せた。最後にヒョンビンはファンに向けて「5年も前に韓国で放送された作品がこうして日本でまた放送されるのはすごく嬉しいです。いま、私はアメリカで映画に参加しているので、そちらもぜひ楽しみにしていてください!」とメッセージを贈った。その後、ヒョンビンはお台場の「アクアシティ」のテラスで、海上噴水の点灯式に参加。合図と共にヒョンビンがスイッチを押すと、レインボーブリッジをバックにピンク色の海上噴水が湧き上がった。「私の名前はキム・サムスン」はフジテレビで1月11日(月・祝)14:05より放送開始。「チング〜愛と友情の絆〜」はBSフジで1月17日(日)19:00より放送。フジテレビ 韓流α>■関連作品:百万長者の初恋 2006年12月23日よりテアトル タイムズスクエアほか全国にて順次公開■関連記事:独身女性限定!「私の名前はキム・サムスン」DVDリリース直前クリスマスプレミアイベントに15組30名様をご招待空港にファン1,500人集結『百万長者の初恋』ヒョンビン来日記者会見
2010年01月09日アジアのトップ女優チャン・ツィイーと韓国きっての人気俳優ソ・ジソブがタッグを組んで贈る、中韓合作のラブコメディ『ソフィーの復讐』。このたびツィイーが主演だけでなく自ら初プロデュースに挑んだ本作を引っさげ、ジソブと一緒に来日!10月29日(木)、2人揃っての舞台挨拶が行われた。女性ファンで埋め尽くされた会場は熱気に包まれ、ソ・ジソブが姿を現すや黄色い声援で埋め尽くされた。プロデューサーとして、ジソブを抜擢したツィイーはその理由を聞かれると「私が言うまでもなく、みなさんが良くお分かりなんじゃないですか」とコメント、ファンの拍手を促した。続けて「彼には俳優としてどんどん良くなっていってほしいし、代表作もたくさん作ってほしい。今回彼は中国語も勉強しなきゃいけなかったし、見知らぬ国での撮影と、決して簡単な役ではなかったと思いますが、非常に勇気があって大変尊敬しています」と絶賛した。今回、ジソブは中国人役としてツィイーの恋人を演じたが、もちろん台詞も中国語。現場では、海外経験の先輩であるツィイーに助けられたようだが、「憧れの存在だったので、『本当に自分が中国でチャン・ツィイーといるのか?』と信じられない気持ちでした。中国語は本当に難しくストレスも感じましたが、彼女に『楽しんでやればいいですよ』と言われたのが励みになりました」と感謝の念を示した。撮影が行われた本国・中国では、8月に公開されるや初登場1位のヒットを記録した本作。ツィイーはプロデューサーの顔になり、「細かいところまで準備しなければならず、スタジオを借りる際も自らオーナーと値段交渉もしました。俳優にとって現場をいかに快適にするかに努めました。この映画は小規模ですが、中国で良い成績を記録して幸せ」と微笑んだ。また、劇中にハロウィン・パーティのワンシーンがあるが、来るハロウィンの予定を尋ねると、「たぶん仕事してると思う…」と現実的な回答のジソブ。一方、ツィイーは「オフなら、(劇中でマスクに鼻をつけている)ジソブの格好に扮して街を歩こうかしら(笑)」と余裕を見せ、終始ジソブをリードしてみせた。『ソフィーの復讐』は1月9日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ソフィーの復讐 2010年1月9日より新宿ピカデリーほかにて公開© 2009 SOPHIE PRODUCTION LTD, PERFECT WORLD CULTURE COMMUNICATION CO., LTD. and CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2009年10月30日