かつて同居していた義母につらく当たられ、うつ病を患った思い出したくもない過去を背負う嫁。その義母と再び同居する話が夫から飛び出して…。妻の決断は!? 読者は何を思う?■義母からのひどい仕打ち義母とのことは私の中ではもっとも避けたい話題。そして私がもっとも会いたくない人だったのです。なぜなら…私をうつ病に追い込んだ義母が、今になって私に会いたいなんて…。私が落ち着くのを待って敦司がゆっくりと話し始めました。お義母さんのことを気にかけている夫の気持ちは痛いほど伝わってきました。でも…■またあの地獄の日々が!?義母が関係修復を望んでいると聞いてから、私の精神状態はずっと不安定でした。私のせいで、敦司と義母の親子関係は疎遠になっているし、敦司のことを思えば、義母のことをもう赦すべきなのかもとも思うのですが…この先、義母との関係をどうしたらいいのか悩んでいた私は実家に帰り、母に相談してみることにしました。母に言われたこの言葉で、私は義母との同居をどうしようか、決心がついたのです。そして、考え抜いて出した結論を敦司に伝えることにしました。1ヶ月後、ついに義母が引越してくることになりました。また苦しむことになるかもしれない…私の体は、自然と震え始めるのでした……。義母の引越しを手伝い、帰ってきた夫は、私にこのように告げました。それだけではなく、義母のケガが治るまでは、送迎付きデイケアなどを使ってリハビリができるようにも手配していたのでした。義母からの手紙。そこに書かれていたのは…?そしてこのストーリーに集まった読者の意見とは⁉︎■無理しちゃダメ! 同じ経験を持つ読者からの意見もかつてひどい仕打ちを受けた義母の存在に、今なお苦しまされている桃子。桃子の同じように、義母にいじめられたという読者の方から共感したとの声が寄せられました。共感しますね。私も近居の義父母には、散々振り回されました。我が家の義母も、くだらないことで、カァーと頭に血が登る人でして、手に負えません。この記事を見ていて、我が家の義母のことかと思いました。同じような人がいることに驚きましたが、こちらのご主人は、母親を叱れるだけましかなあ。我が家は、母親神理教の信者ですから(笑)。読んでいて、息子の嫁には、つまらぬ競争心を持たないのが一番と思いました。姑にいびられたから私もやってやろう。って人と、私はそんな姑にはなりたくないって人がいるんだなあと結婚してからわかりました。この話は前者ですね。私も同じように毎日些細なことですが否定されています。自己肯定感が低くなり、夜ぐっすり眠れなくなっています。まだうつ病とは思っていませんが、あの物言いと、表情と他の人との対応の差に傷つけられています。かと言って同居を解消するには問題が山積みで、我慢して乗り切るしかない毎日です。自分に頑張りが足りないとは思いますが、価値観の押し付けがうっとおしくてたまりません。私も義父母、義姉妹、義叔母、義従弟のいる大家族に嫁いで(別居を望んでいたが拒否されたのと、そんなに多いことを知らなかった)、公務員をしながら家族の食事や家事地域の集まりなど任され、おまけに給料やボーナスを渡すように言われ、盆正月は義姉妹の家族連れのご馳走作りと長居のためパニック症になり、未だに薬が離せません。夫は、会社員で、朝早く帰りは夜中なので、私の置かれている事情が理解できず庇ってくれない。10年に渡る認知症義母の世話。子どもたちも所帯を持ち、お月様は、病気がちながらも、やっとゆっくりできるようになりました。桃子の夫・敦司は、桃子が嫌なら同居はしなくていいと、彼女を守ります。敦司に対する感想をご紹介します。とてもよい旦那さんだと思う。やはり息子の言うことは姑は聞けるのだと思った。旦那が味方になってくれるか否かが大きな鍵。旦那さんが物わかりのいい人で本当に良かったと思います。嫁姑問題は大変ですが、やはり夫がしっかりとした態度をとってくれるとかなり気持ちが違ってくると思います。旦那さんが全面に出て、かばってくれて本当によかったですね。病気になった原因だとしたら、拒否反応を示したあなたは普通、当然だと思います。お姑さん側にも言い分や理由はあるでしょうが、自分で作った家族を護ることが一番だと思います。気持ちがよくわかります。はっきりと守ってくれる旦那様で良かったと思います。私も似たようなことがあったので、とても共感します。珍しく謝られても簡単に許すことはできなかったです。それは今も同じで、チクリとすることがあると許せなかった事柄が思い出されます。旦那様がとても冷静で常識あるしっかりした方で、奥様の方につかれて母親に正当な意見を言えたことが解決方法となった結果だと思われます。男性はマザコンが多いので、なかなk親に本音をいえる旦那さんは少ないかと思います。自分のしてきたことはさておき、弱った途端に同居したいと言うような人間性を疑う義母から妻をしっかり守る旦那さんで良かったです。最後は、桃子の気持ちに寄り添った意見です。義母は自分も嫁いじめにあって苦しんだのに、自分は今度嫁いじめしたんですよね。伝統じゃあるまいし、なぜ自分も嫁いじめするんですかね!? 例え反省の手紙を書いても、お嫁さんの心の傷は癒されないと思います。トラウマになっているみたいですので無理はしないほうがいいと思います。無理しちゃダメですよ、と言ってあげたいです。私も毒義母が苦手すぎて、長時間一緒にいると心臓がバクバクと不整脈を起こします。触らぬ神に、です。今回ご紹介したエピソードのように、夫が義母から妻を守ってくれるのであればいいのですが、自分の親の肩を持つ夫も存在します。ウーマンエキサイトでは、家族問題に切り込んだエピソードを多数掲載しています!▼漫画「私を鬱病に追い込んだ義母」
2022年02月09日次回に続く(全5話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・脚本/ 青春脚本 /イラスト・ あむち
2021年12月31日梅雨から夏にかけて気をつけたい病気といえば、熱中症や食中毒。しかし、実は鬱病にも注意が必要です。この時期になりやすい鬱病は季節性感情障害(SAD)で、「季節性鬱」とも呼ばれています。一年間の特定の時期に気分が落ち込む病気で、「夏季鬱」と「冬季鬱」の2種類があり、ストレス等のなんらかの原因がなくても陥ってしまうもの。アメリカではSAD 患者は 1,000万人、冬季鬱は 1,500万人と推定されており、冬に多い病気でしたが、最近では夏に症状が出る人も増えているそうです。世界的に季節が移り変わる時期や、降水量が多い季節は自殺率が高いという研究もあり注意が必要です。今回は楽しく夏のスタートを切るためにも、この季節性の鬱について学んでおきましょう。■季節性鬱の症状不眠や食欲の低下、頭痛や吐き気などの症状が最初に現れ、やがて「気力が湧かない」「集中できない」「家事や仕事・外出したくない」という気持ちになってきます。冬の季節性鬱に過食、過眠の傾向が強いのに対して、夏の場合は食欲不振、不眠が目立ちます。また、夏の季節性鬱は夏バテと勘違いしやすい症状がそろっているため、注意が必要です。■季節性鬱の原因季節性鬱の原因ははっきりとわかっていませんが、脳内のセロトニンが不足するためではないかといわれています。セロトニンは心の安定に不可欠で、これが不足すると情緒不安定になります。セロトニンは日光を浴びることで生成されるため、曇りがちな梅雨の時期や、日照時間の短い冬に不足しやすくなります。梅雨~夏は湿度が高く、気圧変化や暑さが原因でストレスをためやすく、不眠にもつながり、自律神経のバランスも壊しやすい季節です。自律神経のバランスが悪くなると鬱の症状が出やすくなります。■季節性鬱の対策(1)規則正しい生活をする自律神経を乱さないためには、規則正しい生活が必須です。しっかりと朝寝て夜起きる生活を心がけてください。朝日を浴びることでセロトニンも生成されるので、朝起きたらカーテンを開けましょう。食事は、暑くても冷たいものばかり摂取するのはご法度。身体を冷やさないように温かいものを食べる必要があります。セロトニンをつくるにはトリプトファンとビタミンB6が必要なので、これらを多く含む大豆や赤身の肉を食べるといいでしょう。暑くて外出せずにいると、日光に当たらないためセロトニンが生成されません。朝の涼しい時間に散歩等の軽い運動を習慣にするといいでしょう。ただし、熱中症には注意してください。(2)エアコンの風を弱めに調整してみよう暑いからといって、エアコンの設定温度を低くしすぎないように注意が必要です。外と室内の温度差が激しいと、自律神経が乱れ、夏の鬱になるリスクが高まります。外気との温度差をなるべく抑えるためにも、設定温度は28~29度くらいにし、ときどき窓を開けましょう。オフィスや電車内などの房調整ができない場所では、パーカーを羽織ったりブランケットを使用するといいでしょう。就寝前はタイマーの設定も忘れずに。*梅雨から夏にかけては、心身ともに気を使わなければいけない季節。楽しく夏を過ごすためにも、いまから生活を見なおしておきましょう。(文/堀江くらは) 【参考】※夏の鬱 ストレス解消には?-ケータイ家庭の医学
2016年07月15日