宝塚花組公演『復活-恋が終わり、愛が残った-』と『カノン』が1月1日、兵庫・宝塚大劇場でスタート。新たな年の幕開けを華々しく飾った。宝塚歌劇花組公演『復活-恋が終わり、愛が残った-』のチケット情報第1部のミュージカル『復活-恋が終わり、愛が残った-』は、ロシアの作家・トルストイの『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』と並ぶ傑作と評価されており、1962年に春日野八千代、那智わたるによる『カチューシャ物語』として上演されたもの。舞台は19世紀末の帝政ロシア。社交界の花形で貴族の娘との婚約も決まっているネフリュードフ(蘭寿とむ)が、かつて愛した使用人カチューシャ(蘭乃はな)と再会するところから始まる、“本当の愛”をめぐる物語だ。切なくも互いに思い合う優しさに満ちた作品に仕上がっている。蘭寿演じるネフリュードフは“静”のイメージで、感情をグッと抑えて見守る大人の男。偶然にも陪審員と被告人の形で再会したカチューシャに、自分のすべてを捧げる決意を固める。そんな真っ直ぐな男を蘭寿は落ち着いた演技で魅せていく。相手役の蘭乃は、使用人として働いた当時の健気な姿と、深く傷ついて荒んでしまった現在の姿を、声色や態度を明確に変えて表現。その心の痛みが伝わるほどに演じ分けられ、演技の幅の広さが感じられる。思い合うからこそ離れるふたり。そのすれ違いが切なく、しかしこんな愛もあるのだと納得させられた。男役二番手の壮一帆が扮するのはネフリュードフの友人シェンボックで、蘭寿とは反対の“陽”を表現する役柄。しっとりと落ち着いた雰囲気の舞台で、軟派な役柄の壮がひとり明るい空気を作る。シェンボックが登場することによって微笑みがもれるような安心感のある存在で、重要なポジションを柔軟に演じている。第2部の『カノン』は、バラエティ豊かなシーンが次々と押し寄せるショー。蘭寿、蘭乃、壮の3人が登場する神秘的なプロローグから一転し、パッと華やかな総踊りへと移る演出にグッと引き込まれる。そこから、ドラマ仕立てのシーン、アダルトなタンゴやジャズ、スパニッシュ、見惚れてしまうほどのデュエットなど、ドラマチックなシーンがめくるめく展開に。スマートなダンスが得意な花組の魅力がたっぷり詰まっている。1年の幕開けにピッタリの優雅で華やかなステージをぜひ堪能して欲しい。兵庫公演は1月30日(月)まで上演。チケットは発売中。また、2月10日(金)から3月18日(日)まで、東京宝塚劇場でも上演される。東京公演のチケットは1月15日(日)より一般発売開始。チケットぴあでは1月11日(水)まで先行抽選販売(プレリザーブ)を受付中。取材・文:黒石悦子
2012年01月06日AKB48 紅白対抗歌合戦で大島優子率いる白組が優勝!20日、東京、水道橋で開催された「AKB48 紅白対抗歌合戦」でAKB48の大島優子がキャプテンの白組が、高橋みなみキャプテン率いる紅組を制し、優勝に輝いた。「AKB48 紅白対抗歌合戦」は毎年、年末に開催されるNHK紅白歌合戦を模したイベントで、日本からAKB48、SKE48、HKT48、NMB48、そして海外からはインドネシア・ジャカルタを拠点とするJKT48の総勢155名が紅白に別れて歌と踊りで華麗な勝負を繰り広げ、司会はタレントの堺正章と千野志麻が務めた。他のメンバーの持ち歌を披露紅白対抗歌合戦は持ち歌では無く他のメンバーやユニットの歌を披露する、サプライズ構成で、トリを飾った大島は、肩を露出した大胆な衣装で高橋みなみの「愛しさのアクセル」を熱唱。また、大トリを務めた前田敦子は松井玲奈の「枯葉のステーション」を歌いあげ、観客を酔わせた。他には秋本才加が「Flower」、HKT48が「手をつなぎながら」、JKT48が「会いたかった」を歌いファンは大興奮だった。AKB48は年末、62回目を迎える本家「NHK紅白歌合戦」に出場まで多忙な毎日を送って新しい年を迎える。来年はさらなる飛躍を期待している。元の記事を読む
2011年12月23日10日間で40組以上が出演する日本最大級の短編舞台フェス『PLAY PARK 2012 ~日本短編舞台フェス~』が2012年4月に開催されることが決定した。ほかの画像をみる『PLAY PARK』は、“舞台の上では何でも起こる”をテーマに、2003年神戸、2005年から2007年まで大阪で行われた、短編舞台を集結させたフェスティバル。ひとつの舞台が15分間という制約の中で、ジャンルを問わない出演者たち、同時にいくつもの会場で行われる自由な空間など、これまでの演劇フェスティバルとは一線を画している。今年3月に予定されていた『PLAY PARK 2011 ~日本短編舞台フェス~』は、東日本大震災の影響のため、公演中止となった。『PLAY PARK 2012』では、ダンスカンパニー、バンド、パフォーマー、落語家、アーティストなど40組のさまざまな出演者が登場。会場となるCBGKシブゲキ!! は、渋谷のど真ん中に今年オープンしたばかりで、客席数約240の見やすい小空間だ。第1弾出演アーティストは12月上旬に発表。『PLAY PARK 2012 ~日本短編舞台フェス~』は2012年4月20日(金)から29日(日)まで開催。
2011年11月15日前年同期比1.2%増、4年ぶりに増加大手損害保険6社は6日、4~9月の補償料収入(速報値)を発表した。速報値によると、保険料収入の合計は3兆1260億円となり、前年同期比で1.2%増えた。4年ぶりのプラスだ。エコカー補助金の効果や海上保険が好調好調だったのは、自動車保険や自動車賠償責任保険(自賠責)。エコカー補助金の効果で販売台数が伸びたことによる。また、アジアを中心に荷動きが回復したことを受けて、船や貨物の損害を補償する海上保険も5.9%増加した。4社が増加保険料収入は、6社中では合併したあいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険を除く4社が増加。三井住友海上火災保険が最も伸び率が高く、2.9%増。住友生命保険との提携効果で、自動車保険が好調だった。
2010年10月09日