全日本空輸(ANA)は今年で創立60年を迎えた。さまざまな記念行事が予定されているが、このほど行われた創立60周年記念イベントでは新しい機体デザインが発表された。世界36カ国、7042もの応募の中から選ばれたのは29歳の日本人女性の作品。コンセプトは「We Love Earth!(世界は大きな家族の輪でできている。みんなをつないでくれる飛行機に笑顔を乗せて……世界中に笑顔が広がりますように! )」。ANAは1993年にクジラと海の生き物を描いた「マリンジャンボ」を就航させ、機体のスペシャルマーキングで業界の先駆者となったが、今回は機体全体に笑顔があふれるマーキングとなった。「マリンジャンボ」が企画された1992年当時5億人だった同社の累計乗客数は、13億6600万人を突破。年間乗客数は4500万人を超える世界でもトップクラスのエアラインに成長した。国際線に就航したのは1986年と後発だが、その後の伸びが大きく、2012年には成田 - シアトル・デリー、・ヤンゴン線を開設。現在の32都市に増え、2013年1月11日からは成田 - サンノゼ線もスタートする。2014年には客室乗務員と空港グランドスタッフの制服を全面リニューアルの予定。記念イベントに登壇した伊東信一郎・同社グループCEOは「これからの60年、さらにその後の60年と、世代を超えてANAはすばらしいといわれるように発展させていく」と将来を見据えた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日ボルボ・カーズ・ジャパンはこのほど、世界一周ヨットレース「ボルボ・オーシャンレース」を記念した特別限定車「オーシャンレース・エディション」をV60・XC60・V70・XC70に設定し発売した。鮮やかなブルーの専用ボディカラーやサンルーフの装備が特徴。「ボルボ・オーシャンレース」は地球1周半もの距離で争われるヨットレース。世界で最も過酷なレースとされ、全世界で10億人以上が観戦する人気スポーツとしても知られる。今年のレースは昨年11月にスタートし、今年7月8日に終了した。今回の特別限定車「オーシャンレース・エディション」はこのレースの成功を記念して販売される。全車共通の仕様として、エクステリアに専用ボディカラーのオーシャンブルーメタリックII、専用エンブレム、チルトアップ機構付き電動ガラスサンルーフ(XC60除く)、スペシャルデザイン・アルミホイールを装備。インテリアには専用本革シート、専用ラゲッジカバーなどが追加装備される。また、車種ごとの追加装備として、V60にはアクティブベンディング・デュアルキセノンヘッドライトや運転席 / 助手席8ウェイパワーシート、XC60にはダークティンテッド・ガラスやフロントシートヒーター、V70とXC70にはルーフレールなどが装備される。各モデルの「オーシャンレース・エディション」の価格と限定台数は、V60が479万円で300台、XC60が569万円で30台、V70が519万円で200台、XC70が649万円で30台。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日『スターウォーズ』サーガや、『96時間』などで活躍する名優リーアム・ニーソンが本日7日で60歳の誕生日をむかえ、偶然にも60本目の出演作となる『THE GREY 凍える太陽』が今夏に日本公開されることを記念したキャンペーン“祝☆60歳!祝☆出演作60本突破!リーアムおめでとうキャンペーン”が実施されている。その他の写真ニーソンは、1952年6月7日に北アイルランドで生まれた名優。舞台俳優として活躍した後に映画界でも活動するようになり、『ダークマン』『シンドラーのリスト』『愛についてのキンゼイ・レポート』など幅広いジャンルの作品に出演。近年では『タイタンの逆襲』『バトルシップ』などアクション超大作にも多く出演している。キャンペーンは、映画公式Twitterをフォローして、キャンペーン専用のハッシュタグ“#おめでとうリーアム”をつけてメッセージを投稿すると、抽選で60人に“リーアムおめでとうステッカー”がプレゼントされるというもの。応募期間は本日から16日(土)までで、寄せられたメッセージは、配給会社からニーソン本人に届けられる。映画『THE GREY 凍える太陽』は、飛行機事故によって氷点下20度という過酷な環境に放り出された者たちが、凍てつく地でオオカミの執拗な攻撃に立ち向かいながら、生き残りをかけて壮絶な戦いを展開するサバイバル・アクション。『特攻野郎Aチーム…』でもニーソンとタッグを組んだジョン・カーナハンが監督を務めている。『THE GREY 凍える太陽』8月18日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年06月07日ヤナセはこのほど、メルセデス・ベンツの販売60周年を記念した特別仕様車「C 180 BlueEFFICIENCY(ブルーエフィシェンシー) 60th Anniversary Limited」を発売すると発表した。セダン、ステーションワゴン各60台の限定発売となる。ヤナセはグループ会社を通じて1952年からメルセデス・ベンツの販売を開始し、今年で60周年を迎える。今回の特別仕様車はこれを記念するもので、ヤナセ独自のさまざまな追加装備、仕様変更を施している。エクステリアはパラジウムシルバーのボディカラーにAMGスポーツパッケージとアドバンストライトパッケージを追加。AMGスポーツパッケージは専用のフロントグリル、フロントスポイラー、サイド&リアスカート、スポーツサスペンション、17インチアルミホイールなどのセットに。インテリアには、ブラックとポーセレン(乳白色)のコントラストが際立つ専用インテリアを特別装備。AMGスポーツパッケージの内容として、AMGスポーツステアリング、パドルシフト、本革巻アルミニウムシフトノブ、ステンレスアクセル&ブレーキペダルも装備されている。さらに、セダンにはガラススライディングルーフ、分割可倒式シートも特別装備される。全国のヤナセ メルセデス・ベンツ販売店で6月9~10日に開催する「ヤナセ メルセデス・ベンツ販売60周年記念フェア」で発売され、価格はセダンが465万円、ステーションワゴンが463万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月27日ボルボ・カーズ・ジャパンはこのほど、同社の主催する世界最高峰のヨットレースを記念して、V60の特別仕様車「V60オーシャンレース・エディション」を発表した。100台限定で販売開始している。ボルボの主催するヨットレース「ボルボ・オーシャンレース」は、アメリカズ・カップと並び世界最高峰のヨットレースとされる。世界1周半もの距離で競いあう壮大なレースだ。オリンピックメダリストを含む数多くのプロフェッショナル・セーラーが参加し、全世界で10億人以上がその模様を観戦するという。このヨットレースを記念して販売される同モデルは、ボルボの主力モデルである「V60 DRIVe」がベース。大海原を思わせる専用ボディカラー「オーシャンブルーメタリックII」を始め、太陽を感じられるサンルーフ、波のうねりを表現した個性的なアルミホイール、ヨットのセイルからインスパイアされたステッチを施した専用本革シートなど、一貫してヨットレースをイメージした仕様となっている。特別装備はほかにも専用ラゲッジカバー、専用フロント・ステッププレート、ダークティンテッド・ガラスなど多岐にわたる。価格は465万円で、数々の安全装備をセットにしたオプション「セーフティ・パッケージ」が25万円で、専用のルーフボックス「スペースデザイン520 ボルボ・オーシャンレース・バージョン」が18万9,000円で用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月08日『月に囚われた男』のダンカン・ジョーンズが監督を、ジェイク・ギレンホールが主演を務めるサスペンス『ミッション:8ミニッツ』が28日(金)に日本公開されるのを前に、ジョーンズ監督が来日し、インタビューに応じた。その他の写真『ミッション:8ミニッツ』は、“乗客の死の8分前”に潜入する装置をあたえられた捜査官コルターが、乗客全員死亡のシカゴ列車爆破事件の被害者の“死までの8分間”に繰り返し潜入し、事件の真相に挑むサスペンス。爆破事件が起こるまでの8分を繰り返すという設定、列車という密室の中で交錯する人間模様、そして主人公に隠された想像を絶する真実……本作の脚本は、緻密なサスペンスを描いた実験性の強い内容だ。しかし、ジョーンズ監督が惹かれたのは“人間ドラマ”の部分だという。「主人公が“自分の置かれている状況がよくわからない”という地点からスタートして、徐々に目に見えない大きな力で自分が操られていたことに気づく、という点では、この脚本は僕の前作と似ていますが、その中で『人間ひとりの価値、個人の価値というものはどこにあるのか?』が描かれている点に惹かれました。僕は、J.G.バラードやフィリップ・K・ディックの小説が好きなのですが、彼らはSF的な環境の中で、人間がどう振る舞うかを描き、より深くドラマを浮かびあがらせています。だから僕も特殊な設定を用いて『人間が果たすべき責任は一体何なのか?』を描きたかったんです」。しかし、ほぼ狭い列車の中だけで起こる8分間を繰り返し描き続ける作業は困難を極めたそうだ。「8分間を何度も繰り返すので、視覚的に何らかの新鮮さを保ち続けなければなりません。ただし、映画の謎をすぐに明かすわけにはいかない。そのコントロールには苦労しました。また俳優たちもチャレンジが要求されました。ジェイクは時系列を追って謎を解き明かしていく役ですが、相手役のミシェル・モナハンは8分を“同じ状態”でスタートして、ジェイクの行動や出来事にあわせて演技を変えていかなければならないんです」。監督が語る通り、本作では同じ8分を繰り返しながら少しずつ謎が明かされ、物語の始まりからは決して想像もつかないようなラストへとたどり着く。そこに待っているのは単に“真犯人は誰か?”といった類ではない、深い人間ドラマと哲学的な主題だ。「この映画の結末はいろんな解釈ができますし、観客の間で議論を呼ぶと思います。でも僕の中では“たったひとつのエンディング”しかありえないと思っているので、そこいたるヒントを映画全編に散りばめました。ちなみに、オープニングタイトルが出るシーンにもすでにヒントが入ってます。何度も観て楽しんでほしいですね」。『ミッション:8ミニッツ』10月28日(金)全国ロードショー(C)2011 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.
2011年10月27日