西武鉄道は5月13日、同社の100年アニバーサリーイベントとして、「E11型電気機関車修復完成記念披露会」を旧保谷車両基地にて開催する。長年保存してきたE11型電気機関車を当時の塗色に修復して展示するもので、旧保谷車両基地でのイベント開催はこれが初めて。イベントではその他、来場者が参加して行う「100年アニバーサリーレリーフ」の制作、保守用車や鉄道保安機器等の展示、子供用制服撮影会などの催しが計画されている。アニバーサリー商品として、ICカード乗車券専用パスケース1種とオリジナルラベルの芋焼酎2種も販売される。ICカード乗車券専用パスケース「701系タッチアンドゴー ~西武鉄道100年記念Ver.~」には、赤電として親しまれた701系をデザイン。記念商品にふさわしく、タッチアンドゴーとしては初めてメッキ加工が施されている。価格は800円で、701個の数量限定発売。新2000系または30000系のオリジナルラベルを貼った川越市の芋焼酎「富の紅赤」も各100本限定で販売され、価格はともに2,000円。アニバーサリー商品はいずれも、当日完売しなかった場合のみ、イベント後に駅売店で一般販売を行うとのこと。アニバーサリーイベントの開催時間は10:00~14:30で、雨天決行。入場無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日ドイツの製薬企業・ベーリンガーインゲルハイムグループの日本法人、ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社は、28週間の治療後に、肝硬変を有するC型慢性肝炎患者で、最大71%がウイルス学的著効(薬効を示すこと)を達成したことが新たなデータで明らかにされた、と発表した。この結果は、ベーリンガーインゲルハイムが開発中の、インターフェロンを併用しない2つの直接作用型抗ウイルス剤を含む併用療法を受けた、C型慢性肝炎患者(ジェノタイプ1b型)において示されたもの。肝硬変は、肝細胞が破壊され消失して瘢痕(はんこん)組織となるものであり、発症すると肝機能が徐々に低下し、肝臓がんおよび肝移植のリスクが高くなる。インターフェロンによる副作用は重度になることもあり、その副作用には、心不全、敗血症、白血球減少症、失明などがある。インターフェロンは現行の治療選択肢のすべてで併用されており、その負担を軽減するためには、インターフェロンを併用しないで済む治療法が渇望されている。ジェノタイプ1型(ジェノタイプ1a型、ジェノタイプ1b型)はC型慢性肝炎の最も一般的なタイプで、インターフェロンを併用した治療レジメンでは最も治療困難なタイプでもあり、また、肝硬変患者は従来から治療への反応が不良で、特にインターフェロン治療では効果が認められなくなっている。今回の結果では、インターフェロンを併用しない28週間の治療後、最大でC型慢性肝炎患者(ジェノタイプ1b型)の71%がウイルス学的著効を達成した。今回のデータは、肝硬変を有するC型慢性肝炎患者という特定の患者集団に対してインターフェロンを併用しない治療法で、高いウイルス学的著効率が示された初めてのデータで、治療期間が大幅に短縮される可能性も示されている。この結果は世界で推定3,400万人の、肝硬変を発症する20%のC型慢性肝炎患者にとって意義あるものとなった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月26日JR東日本は10日、秋田新幹線用車両と埼京線・横浜線用車両の新造について発表した。秋田新幹線用E6系は2013年春から運転予定。埼京線と横浜線にはE233系通勤形車両が投入される。秋田新幹線用E6系は現在、量産先行車1編成(7両)による走行試験が行われている。新造車両は今年11月以降、2014年春までに計23編成(161両)落成予定。運転開始時期は2013年春とされ、E5系と併結し、東北新幹線宇都宮~盛岡間で時速300km運転を行う(2013年度末からは時速320kmに)。量産先行車も走行試験を終え次第、営業列車に投入するとのこと。首都圏では通勤・近郊形電車の取替えが進められており、埼京線・横浜線用にE233系通勤形車両が新造されることに。これにより、埼京線、横浜線とも現在の車両と比べて定員が約1割増加する。また、車内照明をオールLED化するなど消費電力量の削減にも努め、現在の車両の約7割程度の消費電力量で走行できるという。設計最高速度は時速120km(従来の車両は時速100km)で、VVVF制御・交流誘導電動機を採用している。埼京線用E233系は10両編成で、定員は1,564名(現行の埼京線用205系は1,424名)。計31編成(310両)が新造され、2013年度から順次運転開始。りんかい線にも乗り入れ、新木場~川越間を走行する。横浜線用E233系は8両編成で、定員は1,244名(現行の横浜線用205系は1,136名)。2014年度から順次運転開始し、横浜線のほか京浜東北・根岸線の東神奈川~大船間も走行する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日対戦型ゲームの競技大会「LG CINEMA 3D Presents 第1回 eスポーツ JAPAN CUP」が11月13日に東京・青山スパイラルホールにて開催された。第1回 eスポーツ JAPAN CUPの写真eスポーツとはコンピューターゲームやビデオゲームで行われる競技のことで、海外ではプロリーグや世界規模の大会、高額な賞金を稼ぐプロゲーマーも多数存在している。「eスポーツ後進国」の日本では、将来的にeスポーツのプロリーグを発足するという目標を掲げ、第1回目が実施された。今回はLG Electronics Japanの特別協賛ということで、会場内のスクリーンやモニターをすべて3D映像にするという今までにない試みも行われた。国内初となるフランチャイズ方式を採用した今大会は、Naturals HOKKAIDO(北海道チーム)、東京ストロベリーフィールズ(東京チーム)、e-DOGS Chiba(千葉チーム)、GAMES okinawa(沖縄チーム)の4チームが、『スタークラフトII』『FIFA12 ワールドクラスサッカー』『鉄拳6』の3タイトルで激突。各タイトルの勝ち点の合計で競い合った。『FIFA12 ワールドクラスサッカー』では対戦前にエキシビジョンマッチが行われ、アーティストでNaturals HOKKAIDOコーチの肩書を持つパッパラー河合が登場。サッカーゲーム歴わずか2週間という河合は「『FIFA』はリアルに近いので、ヤバイですね。廃人にならないようにプレイします」とゲーム後も興奮さめやらない様子だった。また、スペシャルゲストとして登場した大会アドバイザーの蝶野正洋が「eスポーツはヨーロッパで盛んだけど、今まで、そういう大会が日本になかったのが不思議なくらい。出場選手の皆さんには、トップアスリートとしてゲームファンやそれ以外の人たちを取り込む勢いで全ての技術を見せてほしい」と出場者へエールを送った。大会の模様はニコニコ生放送でも中継され、「初めて見たが面白いゲームだ」とのコメントが数多く寄せられた。各ゲームタイトルで得た勝ち点の合計により、東京ストロベリーフィールズが初代チャンピオンに。日本eスポーツエージェンシー代表取締役社長の筧誠一郎氏は、「来年、再来年と発展し、将来的にはプロリーグ化を目指したい。そして、サッカーの長友選手や野球のイチロー選手のようなスタープレイヤーが生まれ、世界に飛び立っていくことを応援していきます」と挨拶し大会を締めくくった。
2011年11月17日11月13日(日)に東京・スパイラルホールで開催される対戦型ゲームの競技大会「LG CINEMA 3D Presents 第1回 eスポーツJAPAN CUP」にプロレスラー・蝶野正洋がゲスト出演することになった。eスポーツJAPAN CUPのチケット情報“eスポーツ”とはエレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)の略称で、コンピューターゲームやビデオゲームで行われる競技のこと。反射神経や一瞬の的確な判断力、戦略など真剣勝負さながらで、海外ではスポーツとして広く認知されている。1990年代後半から欧米では賞金がかかった大規模なイベントが開催されるようになり、現在では、世界各地で様々な大会やリーグが実施されている。今大会では、『FIFA12 ワールドクラスサッカー』『STAR CRAFTII』『鉄拳6』の3タイトルにて、各タイトルごとにトーナメント形式で優勝を争う。『FIFA12 ワールドクラスサッカー』においてはエキシビションマッチが行われ、ゲストに元爆風スランプのパッパラー河合が登場する。公式イメージソングをケン イシイが担当。当日はケン イシイからのビデオコメントも公開される予定だ。なお、大会の模様はUSTREAMなど動画配信サイトで放送予定。チケットは発売中。
2011年11月10日対戦型ゲームの競技大会「LG CINEMA 3D Presents 第1回 eスポーツJAPAN CUP」が11月13日(日)に東京・スパイラルホールで開催される。第1回 eスポーツJAPAN CUPのチケット情報“eスポーツ”とはエレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)の略称で、コンピューターゲームやビデオゲームで行われる競技のこと。反射神経や一瞬の的確な判断力、戦略など真剣勝負さながらで、海外ではスポーツとして広く認知されている。1990年代後半から欧米では賞金がかかった大規模なイベントが開催されるようになり、現在では、世界各地で様々な大会やリーグが実施されている。今大会では、『FIFA12 ワールドクラスサッカー』『STAR CRAFTII』『鉄拳6』の3タイトルにて、各タイトルごとにトーナメント形式で優勝を争う。当日の模様はUSTREAMなど動画配信サイトでも放送予定。チケットは10月29日(土)より一般発売開始。チケットぴあでは先行抽選販売(プレリザーブ)を28日(金)まで実施している。
2011年10月25日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!トウモロコシには若返りのビタミンと呼ばれるビタミンEが豊富! 旬の食材でおいしくキレイに! ・たっぷりコーンコロッケ トウモロコシがたっぷり入った、子どもに人気のコロッケ。冷めてもおいしい! ・鶏ささ身のピリ辛のり焼き 鶏ささ身に一味唐辛子を混ぜたピリ辛味の、のり佃煮をのせたおつまみに最適な一品。 ・キャベツと大葉のゴママヨサラダ 野菜がたっぷり食べられる、ヘルシーなサラダ。手作りのゴママヨはコクがあります。 ・フルーツラスク トーストしたバケットにフルーツとホイップクリームを盛って、豪華なデザートに! ⇒今週の献立を一覧はこちら レシピ制作: E・レシピ
2011年08月04日幼い頃に受けた集団予防接種で注射器を使い回しされたのが原因として、全国10地裁で国に損害賠償を求めて争われているB型肝炎訴訟。このほどの原告側との和解協議では、発症した場合に一時金を支給するにとどめられ、和解金を支払わない方針が国から示された。しかし、医療機関にかかることが少ないため実態が見えにくかった未発症者(キャリアー)の6割以上が、医療費の経済的負担を感じ、差別や偏見を経験するなどの被害を受けている人も多いようだ。これは、毎日新聞が実施したアンケート調査の結果として報じている。原告側は、薬害C型肝炎でのキャリアと同水準の1人1,200万円の和解金を求めているが、国側は接種から20年以上経過したキャリアーには損害賠償請求権がないと主張、「将来、肝炎などを発症する割合は相当程度低い」とも指摘している。原告の多くが定期的な血液検査や差別・偏見で悩むしかし、アンケートでは約9割が定期的な血液検査に通い、医療費の負担は「家計を圧迫して苦しい」といい、「家族に迷惑を掛けていると感じる」を合わせると64%に上るという。健康状態でも73%は「体調管理に気を使っている」と答え、常に不安を抱えた状態のようだ。さらに生活面の影響は深刻だ。差別・偏見を受けることが多く、差別が怖く家族以外には感染を知らせていないとか、家族にも言えないケースもあるという。「家族らに負い目を感じる」とした人は73%に達していて、発症者より割合が高く、また「夢を断念した」「性格が内向的になった」も20%以上いたとのことだ。保険加入困難、恋愛・結婚を断念…原告からのアンケートの自由記述欄に多かったのは、「生命保険の加入が難しい」「加入できても保険料の割り増しや条件付きの契約になってしまう」「保険に入れないので自分が死んだ時は家族の生活費を補償してほしい」など、保険での制約と要望だったという。また、つらいと感じるのは自身の健康問題に限らないようで、「親族が緊急に輸血を必要としても手助けできない。臓器提供の意思があってもできない」「48歳の若さで夫を亡くした母がショックでうつ病になり、家族がバラバラになってしまった」「友人の反応に過敏になり、パニック障害を発症した」「(子供に母子間感染させた女性からは)息子は交際相手に肝炎を告げるのが苦で恋愛も結婚もあきらめた」「子供が成長過程で発症し、母子心中まで考えた」「子供が偏見を受けず、充実した治療体制が確立されないと死んでも死にきれない」「『性交渉で感染したんでしょ?』と誤解されるのが悔しい」など、それぞれに深刻な悩みと戦っているようだ。専門家の意見は?専門家からは、「発症していなくても、感染したこと自体の被害を考慮すべき」との声が出ており、薬害問題に詳しい新潟医療福祉大の片平特任教授(保健学)は「発症の有無以前に『感染した』という事実が原告の人生に大きな影を及ぼしていることが推察される。和解協議は感染被害者の身体的・精神的・経済的・社会的被害を十分考慮に入れて進めるべきだ」と話している。こうして考えると、キャリアーへの何らかの対応は必須ではなかろうか。
2010年10月27日