ソフトバンクBBは31日、NTT東日本、NTT西日本が提供する光回線を使った独自の光ブロードバンドサービスを開始すると発表した。同時に、ソフトバンクモバイルは、同光回線サービスとセットで契約することで、ソフトバンクのスマートフォンなどの通信料から一定額を割り引くセット割引を提供すると公表した。一連の詳細は今後公表される。スマートフォンと光回線のセット割引は、本日、NTTドコモも提供を表明。KDDIはすでに「auスマートバリュー」という名称で割引サービスを提供しており、これで大手3キャリアの光回線を使ったセット割引が揃うことになる。ソフトバンクグループはこれまで、ADSL回線を使ったセット割引の「スマホBB割」をメインに取扱ってきており、今回の光回線サービス提供で、割引サービスが拡充される。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月31日NTT東日本とシスコシステムズは10月30日、中堅中小企業向けクラウド型無線LANソリューションを共同で推進していくと発表した。これに伴い、NTT東日本はクラウド型無線LANシステム「Cisco Meraki」を用いて、サポート付き簡単オフィスWi-Fiサービス「ギガらくWi-Fi」を12月1日より提供する。「ギガらくWi-Fi」は、中堅中小企業が求めるオフィスのWi-Fi環境をレディメイドし、アクセスポイントとその導入から運用までのサポートを組み合わせて提供するサービス。同サービスでは、ユーザーの組織ごとや来訪者向けに別々のSSIDを設定でき。組織ごとに情報へのアクセスをコントロールしたり、来訪者の社内システムへのアクセスを防いだりといった設定が可能。また、NTT東日本があらかじめクラウドにWi-Fiの設定を行うため、ユーザーは宅配で届いたアクセスポイントをWebに接続している既設のLANにつなぐだけで、Wi-Fi環境を整備できる。同社がWi-Fi環境の状況をクラウドでリアルタイムに把握しているため、トラブルが発生した際もクラウドから迅速に問題を解決してもらえる。「Cisco Meraki」は、無線LANアクセスポイントをクラウドから集中管理し、ネットワーク全体の可視化と制御、設定の変更などが可能だ。両社は、国内におけるクラウド型無線LANソリューションの新たな市場の創造に向け、プロジェクトチームを立ち上げ、中堅中小企業や教育機関などに対してプロモーションを共同で展開する。
2014年10月31日エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ(以下エイベックス)と三井住友カードは30日、エイベックス所属アーティスト等と三井住友カードのコラボレーションカードの会員を対象に、AR用画像認識技術を応用したスマートフォン向けアプリケーション(アプリ)を提供し、マルチなコンテンツが展開できるサービスを開始した。アプリ配信は11月7日以降。第一弾として、30日に発行を開始する、アジアが誇るモンスターグループ「BIGBANG」とコラボレーションした「BIGBANGVISAカード」の会員に対し、専用アプリを提供し、BIGBANG関連の様々なコンテンツが楽しめるサービスを開始する。ARとは、Augmented Realityの略称で最新の拡張現実機能のことで、マーカーと呼ばれる予め決められた素材を撮影することで、スマートフォン上で「実際にはその場に無いコンテンツ」を楽しめる機能。同サービスは、ARで用いられる画像認識技術を活用しBIGBANG VISAカードの券面画像をスマートフォンで撮影し取り込むことで、専用アプリにログインすることができ、動画やゲーム、クイズなどBIGBANG関連の様々なコンテンツを楽しむことできるという。クレジットカードの券面をマーカーとして認識して展開するサービスは、世界初(10月現在リコー調べ)の事例だという。提供するアプリケーションは、リコーの「Clickable Paperサービス」をもとに、エイベックスとリコーが共同開発したもので、このたび、三井住友カードとBIGBANGのコラボレーション企画に展開した。三井住友カードとエイベックスは、2013年よりエイベックス所属アーティストとのコラボレーションカードを次々と発行しており、今後は、これらのカード会員に対しても、専用アプリを活用したコンテンツサービスの展開を予定しているという。エイベックスと三井住友カードは、今後もエイベックス所属アーティスト等とコラボレーションしたクレジットカードの発行、およびカード会員向けの様々なサービスの展開を図っていくとしている。
2014年10月31日NTTデータは、デジタルサイネージを通じて複数の視聴者がおのおののスマートフォンへ多様な情報をダウンロードし、外出先等の自由な場所で活用できる仕組み「O2OCIAL(オーツーオーシャル)サイネージ」を開発したと発表した。今回のソリューションは、NTTデータがオムニチャネルサービスにて培ってきたモバイルサービス開発のノウハウと、NTT EV研が提供するマルチプレイヤーインタラクティブサイネージ技術「みんブラ」のデバイス連携技術を活用したもので、サイネージ視聴者はWi-Fiエリアの中から、スマートフォンのブラウザを使ってサイネージにアクセスして連携し、各自が好きなコンテンツを閲覧およびダウンロードして活用することが可能となる。また、オフィシャルデータに加え、リアルタイムのデータからユーザーの感想、関心の高いキーワードや話題のスポット等を抽出して紹介するなど、視聴者の興味を引きやすい情報を提供できるようになるという。これにより企業は、サイネージ上でのオフィシャルな情報の発信だけではなく、ソーシャルデータから消費者個人の感想や人気の話題等をリアルタイムで抽出してコンテンツ上に表示することができ、多言語対応やWi-Fi接続、災害時対応等のサービスも提供することで、サイネージ視聴者の利便性を向上させることができる。具体的には、ソーシャルメディアの生の声から、あらかじめ設定したキーワード条件等に応じた必要なデータだけをフィルタリング制御/分析し、サイネージへ表示。NTTデータが培ってきたソーシャルデータの活用ノウハウを生かしてデータの調達・分析等を行うことで、地図上に関連するつぶやきを表示するなどもできる。O2OCIALサイネージは、6カ国語で多言語表示できることから在留外国人のほか、年々増加している訪日外国人観光客に対する集客・誘導メディアとしてや、災害時には表示を切り替え、避難経路や緊急情報等の安全確保に役立つ情報を表示するなど、公共性の高いサイネージとして活用できる。今後同社は、オムニチャネルソリューションにデジタルサイネージを使ったソリューションを加え、店頭とデジタルをまたいで企業と視聴者の接点を強めるとともに、交通・流通・観光等さまざまな分野での活用を提案していくという。
2014年10月23日アスクは20日、日本ヒューレット・パッカード製ワークステーションと、アスクが取り扱うグラフィックスカードとの組み込み販売を開始すると発表した。日本ヒューレット・パッカードが標準で提供していないワークステーション向けグラフィックスカードに対し、アスクと共同で製品評価することで、多様化するユーザーニーズに対応するという。アスクは、AMD FireProシリーズやNVIDIA Geforceシリーズに加え、複数枚のNVIDIA Quadroシリーズの同期を取るQuadro Syncを提供する。具体的な製品は以下の通り。製品の詳細については、アスクや日本ヒューレット・パッカードのWebサイトで随時紹介するという。また、10月下旬より日本ヒューレット・パッカードが販売を予定するワークステーション「Zシリーズ」の新モデル(Z440/Z640/Z840)に関するテスト、および同梱出荷については準備が整い次第対応するという。
2014年10月21日NTTデータとNTT空間情報は、2014年10月20日より、31cmの解像度で画像撮影が可能な米国DigitalGlobeの「WorldView-3」衛星画像の提供を開始すると発表した。「WorldView-3」は、2014年8月に打ち上げられた地球観測衛星で、商用世界最高クラスの地上分解能31cmの「パンクロマチック画像センサー」、商用世界初の16波長帯の「マルチスペクトル画像センサー」と薄雲などの影響を軽減し鮮明な画質を可能にする「大気補正センサー」を搭載している。同衛星は、航空写真と同等の細かさで撮影可能なだけでなく、赤外線波長等を利用した地表面の種類や状態の詳細な分析が可能。これにより、地図作成、自然災害への対応、森林や農地の管理、環境評価の分野などへの利用展開が期待されるという。両社は、「『WorldView-3』衛星画像を通じた高精度な地理空間情報の提供、および複数の衛星を活用して撮像能力を強化することで、より質の高い衛星画像提供サービスを行い、地理空間情報の一層の利用拡大、市場創出に取り組んでいく」とコメントしており、同衛星画像提供サービスについて、2016年度までの累計で50億円の売り上げを目指すという。
2014年10月20日NTTファイナンスが発行するNTTグループカードのウェブマガジン「Trace[トレース]」Vol.19が、10月20日に公開された。Traceは、「世の中のあらゆるモノ・コトのルーツをたどり、知っているようで知らなかった情報に出会えるWebマガジン」がコンセプトで、毎月“明日ちょっと話したくなる情報”を展開している。Trace Vol.19では「すべてはお客様のために~タクシーのおもてなし~」を特集として展開。世界一といってよいほど、日々サービスの向上に努める日本のタクシー業界。そのルーツやトリビアが同特集で紹介されている。また、連載企画「おとなの補習時間」では「いまこそ歌舞伎を堪能しよう!」、「ウワサの協会人」では日本すっぴん協会、「食べ倶楽部」では「こだわりのいかの塩辛を食べよう!」というラインナップになっている。なお、TraceはNTTグループカードの会員でなくても閲覧が可能となっている。――以下、Trace Vol.19の目次より抜粋――◆【特集】すべてはお客様のために~タクシーのおもてなし~私たちの生活に欠かせない交通機関、タクシーの歴史を紐解くと見えてくる“おもてなし”の心。日々サービス向上に取り組み続け、世界一を誇る日本のタクシーに関する、思わず人に話したくなるルーツとトリビアをご紹介します。◆【おとなの補習時間】いまこそ歌舞伎を堪能しよう!歌舞伎座のリニューアルや、若手役者の活躍で、歌舞伎が盛り上がりを見せています。しかし、初めて見に行くとなると、ハードルが高いのも事実…今回はそんな歌舞伎の魅力、楽しみ方を補習して初めての歌舞伎へ行ってみませんか。◆【ウワサの協会人】 日本すっぴん協会世間にはユニークな協会が多数存在します。今回は日本すっぴん協会の会長である岡本静香さんに協会設立のきっかけやすっぴん美人の見抜き方など主な活動や魅力を語っていただきました。◆【食べ倶楽部】こだわりのいかの塩辛を食べよう!ご飯のお供にお酒のアテに。各地こだわりの「いかの塩辛」を、全国から取り寄せて食べくらべては感想を言い合います。いざ並べてみると見た目は本当にバラエティ豊か。いざ実食!
2014年10月20日Twitterは10月17日、iOS・Androidのアプリ向けにTwitterの新たな音楽再生機能「オーディオカード」を発表した。オーディオカードは、アーティストが投稿した音源をTwitterのタイムライン上で再生できる機能。SoundCloudとiTunesの協力の基、一部のアーティストで試験的に導入する。パリ出身のDJのデヴィッド・ゲッタがリミックス音源を公開したり、シカゴ出身のチャンス・ザ・ラッパーが70万人がニューシングルを公開するなど、すでにオーディオカードが活用されている。Twitterの利用者は、アーティストが投稿したオーディオカードを自分のタイムライン上でタップすることで、拡大画面に切り替えて直接音楽を再生できる。画面には、曲の早送り/巻き戻し、一時停止などの再生機能がある。矢印マークをタップしてプレーヤーの画面を縮小表示すれば、別のページを行き来しながらも継続して再生できる。
2014年10月20日NTTソフトウェアは、Webサイトをサイバー攻撃の脅威から守るセキュリティサービス「TrustShelter(トラストシェルター)」の発売を11月4日から開始すると発表した。近年、改ざんやウイルスの埋め込みなど、Webサイトに対する攻撃が増加しており、2014年上半期で2000件を超すWebサイト改ざんの被害届けがJPCERTコーディネーションセンターに提出されている。特に、最近のサイバー攻撃は技術的に複雑化・巧妙化が進み、次々と新しい攻撃が出現し、IT担当者には大きな負担となっている。このような背景から、NTTソフトウェアは「TrustShelter」として、Webサイトのセキュリティ対策に必要なサービスの販売を開始する。このサービスは、Webサイトの「攻撃遮断」と「改ざん検知」「セキュリティ診断」をクラウドサービスとして提供。サービスで用意している3つの対策メニューの中から、セットでの利用または必要なメニューを選択する。
2014年10月17日NTTデータは10月15日、スマートデバイスの安全な業務活用を実現する「MERMaides(マームエイデス)」の提供を開始すると発表した。同製品は、Android/iOS上で動作するコンテナアプリとサーバーシステムから構成されるモバイル活用基盤。企業の社内システムやパソコンとスマートデバイスをシームレスに連携し、スマートデバイス上で決裁などの業務システムを利用できるほか、パソコンやモバイル間でデータを自動的に同期する。さらに、社員の属性や場所・時間等に応じて使えるアプリや機能を自動的に制御し、企業の社内リソースへのアクセス制御をすることで、外出先でもよりセキュアに業務を継続できる。また、ネットワーク非接続環境でもログインして業務アプリを利用でき、地下や地方での点検・開発作業等も安全に実施可能となる。スマートデバイスの利便性をより向上することに加え、機能の拡張性もあり、MERMaides上で動作するアプリを開発するためのAPIや開発したアプリを配信する機能も提供しているため、業務に合わせたアプリを開発・追加・配信できる。NTTデータでは、製品の販売予定を2014年11月としており、3年間で50億円の売り上げを目指す。
2014年10月16日NTTデータは10月15日、スマートグラスの企業活用で必要となる、キーボードを使わずにスマートグラスで文字入力を実現するAR(Augmented Reality:拡張現実)入力技術を開発したと発表した。今回開発された技術は、スマートグラスのディスプレイに表示された情報を、利用者のジェスチャーによって選択してカメラで取り込むことで暗証番号などの文字を入力可能とするもの。具体的には、スマートグラスの眼前のディスプレイの中に表示されるソフトウエアキーボードの必要なキーを現実の指でなぞることにより当該キーを入力とすることが可能になる。キーボードやタッチパネルによる入力とは異なり、物理的な入力の痕跡を残さず、他者からの覗き見を防止できるため、従来よりも安全性を確保した入力を実現するという。また、同技術により、既存の入力機器を利用した文字入力を前提とする業務システムをウェアラブルデバイスから連携し、利用することが可能になる。同社は今後、同技術を含むウェアラブルデバイスを活用した実証実験を進め、2015年度早期のソリューション提供を目指す。
2014年10月16日三井住友カードおよび日本総合研究所、NTTデータはこのたび、ビッグデータ分析技術を用いたクレジットカード加盟店管理システムの業務活用を10月より開始したと発表した。昨今のカードビジネスを取り巻く環境においては、ECビジネスの爆発的な増加、スマートフォン決済を含む決済手段の多様化など、消費者のクレジットカード利用シーンが一層拡大している。これに伴い、消費者がより安心してクレジットカードを利用できる環境の整備が強く求められており、カード会社にとっては、多種多様な加盟店の管理を、合理化・効率化することが重要な課題となっている。三井住友カードでは昨年10月より、加盟店管理業務の高度化への取り組みの一環として、NTTデータ提供のプロトタイプシステムを利用し、インターネット情報収集・ビッグデータ分析技術(ビッグデータ分析技術は、インターネットの普及およびIT技術の進化によって生まれた、より大容量かつ多様なデータを扱う分析技術)による管理業務の合理化・効率化の実証実験を進めてきた。このたび、一定の導出効果を確認できたことから、10月より三井住友カードの加盟店管理業務における活用開始に至ったという。このたびの取り組みでは、データベース化した特定のキーワードに基づき、インターネット上のさまざまな情報(ECサイトのページコンテンツ、Twitterやインターネット掲示板の評判等)を自動収集した上で相互に関連付けることにより、従来属人的に行っていた情報収集・判断を平準化するとともに、業務の効率化や人為的ミスの防止を図るという。また、加盟店管理に必要な情報をモニター画面に一元的に表示するダッシュボード表示を採用することにより、オペレーターは網羅的な情報確認を容易に行えるようになるという。今後は、情報系システムとの連動(管理状況の情報系への蓄積、活用)や、インターネット上の情報を契機とする加盟店管理機能のレベルアップを計画していくとしている。三井住友カード、日本総研およびNTTデータは、これらの取り組みを実現することで、クレジットカード加盟店の管理体制をより強固なものとし、加盟店の信用向上、ひいてはクレジットカード市場の一層の健全化に寄与していくとしている。○システム概要柔軟性・拡張性に富んだ米マークロジック社のEnterprise NoSQL Database「MarkLogic Server」(米マークロジック社の半構造化・非構造化DBMS「MarkLogic Server」に、NTTデータのエンリッチ化技術(テキストへ意味付けをする)を組み合わせている)に対しNTTデータが開発したエンリッチ化技術(エンリッチ化技術とは文章や表など、NTTデータの技術開発本部が開発した、半構造化・非構造化データの構造を推定し、意味を付与する技術)を組み込んだ分析基盤を活用し、ソリューション化した。本格利用に際しては、その他システム等の連携部分を含め、日本総研のプロジェクトマネジメントの下でシステムの導入を行った。加盟店のホームページに記載された公知の情報やSNSの口コミなど、加盟店管理業務に必要となる情報を抽出し、それらの抽出されたテキストに対し意味解釈の結果にタグを付けて「MarkLogic Server」に格納・分析を行うとしている。
2014年10月16日三井住友カードと日本総合研究所(日本総研)、NTTデータは10月14日、ビッグデータ分析技術を用いたクレジットカード加盟店管理システムの業務活用を開始したと発表した。今回の取り組みは、データベース化した特定のキーワードに基づき、ECサイトのページコンテンツやTwitter、インターネット掲示板の評判など、加盟店管理業務に必要となる情報を自動収集し相互に関連付けることで、従来属人的に行っていた情報収集・判断の平準化や業務の効率化、人為的ミスの防止を図るもの。収集した情報をモニター画面に一元的に表示するダッシュボード表示を採用しており、オペレーターは、網羅的な情報確認を容易に行える。システム概要は、柔軟性・拡張性に富んだ米マークロジックのEnterprise NoSQL Database「MarkLogic Server」に対し、NTTデータが開発したエンリッチ化技術を組み込んだ分析基盤を活用しソリューション化。その他システム等の連携を含め、日本総研のプロジェクトマネジメントのもとでシステムの導入を実施したという。今後は、管理状況などの情報蓄積・活用といった連動や、インターネット上の情報を契機とする加盟店管理機能のレベルアップを目指す。
2014年10月15日NTTデータは10月14日、Twitterなどのソーシャルメディア活用をより効果的に行うためのソリューションとして、「なずきTwitterインテグレーションソリューション」の提供を開始した。同サービスは、基本ソリューションと6つの用途・目的型ソリューション、進化型ソリューションで構成され、基本ソリューションは、「Twitterデータ提供」と「中国ネットデータ提供」「日本語解析エンジン『なづき』のWebAPI・ライセンス提供」となる。用途・目的別ソリューションは、Twitterなどのソーシャルメディア活用の習熟度に応じて導入が可能。より高度なソーシャルメディア活用では、分析にとどまらず、収益性の向上を目指す仕組みとコンサルティングを提供する。同社は、2005年7月に高精度日本語解析エンジン「なずき」を発表し、アジアパシフィック地域でのTwitter公認製品提供事業者(データ再販パートナー)として、2013年2月より「Twitterデータ提供サービス」の提供を行っている。今回のサービス提供は、従来のソリューションを用途・目的別に整理し、よりニーズに合ったものを導入しやすい形態を目指したという。同社は2017年度までに、同ソリューションラインナップ全体で100社への導入を実現したい考えだ。
2014年10月15日NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、10月9~10日まで開催している年次イベント「NTT Communications Forum 2014」にて、心拍や心電図のデータを取得できる新素材技術「hitoe」を活用したデモ展示を行っていた。hitoeは、東レとNTTが2014年1月に発表した新技術。専用の衣類を通じて身体データを取得し、小型端末経由でスマートフォンに表示する仕組みだ。健康管理やトレーニング、介護医療などの分野で活用が期待されている。今回NTT Comが展示していたのは、hitoeで取得した心電/心拍のデータからリラックス度を独自アルゴリズムで数値化し、リアルタイムにスマートフォンに表示するというもの。取得したデータは、NTT Comのクラウド上に蓄積し、ビッグデータとして解析。ほかの機器などから取得した位置情報や投薬時間、体温、室温、歩数などと照らし合わせることで、新たな付加価値を持たせるという。具体的には、運転/操縦中の異常検知や快眠・ストレス/健康管理、作業従事者の体調管理、高齢者/子供見守り、コーチング/メンタルトレーニングの分野で活用していく。NTTドコモも一般消費者向けに同様のサービスを開発中だが、NTT Comは公共や運用/製造、介護/福祉など、幅広い分野での活用を予定している。実用化は2015年以降を見込む。
2014年10月10日NTTデータは10月7日、クレジットカードの決済情報や位置情報を活用し、消費者に最適な特典等を配信する次世代型の販促プラットフォーム「CAFIS Presh(プレッシュ)」の提供を11月より開始すると発表した。「CAFIS Presh」は、同社が提供する決済ネットワーク「CAFIS」のクレジットカードの決済情報や、スマートフォンから取得するGPSやWi-Fi、Beaconなどの位置情報を活用し、消費者がインストールしたスマートフォンアプリに対して最適なクーポンやキャンペーンなどの情報をプッシュ配信するもの。導入企業は、決済情報や位置情報、時間、顧客情報といったさまざまな情報を基に消費者への情報配信が可能なため、より継続的で最適な販促活動が可能となる。また、会員情報・情報配信結果などの閲覧画面から、配信した情報の開封率や、登録されている会員の属性情報の分析も可能。どの特典が購入に結びついたかなどを確認・検証することで、マーケティング活動のPDCAサイクルを回し効果の高いマーケティング施策の実現を支援する。同社は今後、デビットカードや電子マネーなどの決済情報、企業の保有するPOS情報、天気・SNS情報などを活用した情報配信にも対応し、2016年度までに、20社への「CAFIS Presh」導入を目指す。
2014年10月08日NTTレゾナントは10月6日、JTBグループとNTTグループとで福岡市にて実施する実証実験「訪日外国人向け観光サービスによる地域活性化トライアル」に対し、位置情報連動型レコメンド配信サービス「エリアマッチ」の技術を提供すると発表した。このサービスにより、訪日外国人向けに、オススメしたい観光情報を配信するおもてなしサービスを実現する。実証実験は、JTBグループが保有する観光コンテンツ等をNTTグループの持つICT技術で、旅行者のダウンロードしたアプリに届けることを目的に設定。実験でNTTレゾナントは、旅行者の行動ログや属性、趣味趣向の情報を、NTTグループおよびNTTレゾナントの「エリアマッチ」の技術にて分析し、観光コンテンツを配信する技術を提供する。「エリアマッチ」は、ユーザーが検索した地域情報またはユーザーの位置情報に基づき、ユーザーにマッチした店舗情報を掲載するサービス。この技術を活用することにより、旅行者は必要な情報をわざわざ入力する事なく、旅行者の位置や属性などにあわせた、おすすめの観光スポットやグルメ・ショッピング等の情報を受け取る事が可能となる。
2014年10月08日レノボ・ジャパンは7日、NTTドコモのLTEサービス「Xi」に対応したWindows 8.1搭載タブレット「ThinkPad 10 for DOCOMO Xi」を法人向けモデルとして発表した。本日よりNTTドコモの法人部門を通じて販売を開始する。「ThinkPad 10」は、OSにWindows 8.1を搭載した10.1型タブレットで、レノボ・ジャパンが7月に発表済み。また9月よりSoftBank 4G LTE対応モデル「ThinkPad 10 for SoftBank」が販売されている。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3795(1.59GHz)、メモリが2GB/4GB、ストレージが64GB、ディスプレイが10点マルチタッチ対応10.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶、OSがWindows 8.1 with Bing 32bit/Windows 8.1 Pro Update 64bit。インタフェースは、指紋認証リーダー、Micro HDMI×1、USB 2.0×1、MicroSDカードスロットなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、WWAN、対応周波数は、LTEが800MHz/1.5GHz/1.7GHz/2.1GHz、3Gが800MHz/2.1GHz。
2014年10月07日NTTドコモは10月3日、iPhoneに装着することで「おサイフケータイ」の各種サービスが利用できるデバイス「おサイフケータイ ジャケット01」を開発し、10月下旬より販売すると発表した。製造はパナソニックシステムネットワークス。価格は未定。「おサイフケータイ ジャケット01」は、本体サイズは86mm×51mm×4.2mmとカードサイズのデバイス。iPhone 5s、6向けの専用ケース(専用ケース)に格納し、iPhoneとセットで使う。デバイスが独立しているため、おサイフケータイ機能を内蔵する端末と異なり、iPhoneを変更した場合でも対応ケースを替えることで、おサイフケータイを継続利用できる。モバイルFeliCaチップを搭載し、対応アプリ「おサイフリンクTM」をインストールしたiPhoneとBluetoothで接続することで、おサイフケータイの各種サービスを利用できる。対応予定サービスと対応時期は、全日空(ANA) の「スキップサービス」とヨドバシカメラの「ゴールドポイントカード」が10月下旬、ドコモのiDが12月中、JCBの「QUICPay」」が年度内、「楽天Edy」と「ローソンモバイルポンタ」は時期が未定となっている。内蔵バッテリーの容量は150mAhで、1日のBluetooth接続通信時間が1分、かつ、おサイフケータイを10回利用した場合の連続動作時間は約2.5カ月。充電は本体のマイクロUSB端子経由で約120分。電池残量を3段階表示するLED を備えるほか、充電用ケーブルが付属する。なお、10月7日から幕張メッセで開催される大型見本市「CEATEC JAPAN 2014 」のドコモブースでおサイフケータイ ジャケット01を展示する。
2014年10月06日Androidアプリ版の「Dropbox」で、Dropbox内のファイルをSDカードにエクスポートできるようになった。SDカードへのエクスポートは、10月1日にGoogle Playで配信開始になったDropboxアプリのv2.4.5.10の新機能。SDカードスロットを備えるAndroid端末で利用できる。エクスポートするには、ファイルごとにQuick Actionボタンをタップし、[詳細]の[エクスポート]からSDカードを選択する。Dropboxアプリでは[お気に入り]としてマークすることでファイルをオフラインで使えるが、内蔵ストレージを用いた「お気に入り」機能に保存できなくなっても、SDカードへのエクスポートを使ってオフラインでファイルにアクセスできるようになる。Dropboxによると、SDカードへのエクスポートはAndroid版のユーザーから強く要望されていた機能の1つだった。このほかv2.4.5.10では検索性能とAndroid Lサポートが改善されている。
2014年10月02日千葉銀行は10月1日、ジェーシービー(以下JCB)と提携し、国内で初めてというJCBブランドのブランドデビットカードである「ちばぎんスーパーカード<デビット>」の取扱いを開始した。「ちばぎんスーパーカード<デビット>」は、全世界のJCB加盟店でショッピングを利用すると、即時に口座から引落しになるデビットカードならではの機能に、JCB提携の海外ATMにて預金を現地通貨で引出せる海外預金引出機能を加えた新しいデビットカード。また、同行と預金取引がある15歳以上(中学生除く)の人であれば誰でも申込みが可能で、同行限定の「地域優待サービス」の対象カードでもあるので、顧客にとって大変使い勝手が良く、「おトク」である他、千葉県内の地域経済の活性化にも寄与するものと考えているという。○「ちばぎんスーパーカード<デビット>の主な特徴利用の都度口座から即時引落し、だから現金代わりに利用可能買い物と同時に普通預金口座から引き落としになるため、現金代わりに使うことができる。一部加盟店の利用分は、即時で引落しにならない場合がある15歳以上(中学生除く)から申込みが可能クレジットカードと異なり、15歳以上(中学生除く)で同行口座を保有する顧客は原則スーパーカード<デビット>を持つことができる。(満20歳までは年会費無料)JCB加盟店約2,700万店にて利用可能インターネットショッピングはもちろん、世界中のJCB加盟店にて利用できる。一部加盟店では利用できない場合がある海外預金引出サービスJCBが提携するCirrus(マスターカードが提供する国際的なATMのネットワーク)等の海外ATM・CDで預金を現地通貨で引き出せる利用特典(1)利用金額1,000円につき1ポイント(5円相当)を付与する(2)「地域優待サービス」の対象カードとなる県内を中心に35社、約2,850店舗の「ちばぎんパートナー」にてポイント優待や提示割引サービスなどを提供するとしている。
2014年10月01日全日本空輸(以下ANA)と三井住友カードは10月1日、ANAと三井住友カードが発行する「Visa」、「MasterCard」ブランドのANAカードに、従来の「楽天Edy」に加え、後払い電子マネー「iD」機能を標準搭載する。後払い型電子マネーと、プリペイド型電子マネーが1枚のカードで利用可能となるのは、航空系カードで初めてのことだという。従来、ANAカード会員が「iD」を利用したい場合、ANAカードとは別におサイフケータイ型もしくは専用カード型の「iD」を申込みしていた。このたびANAカードに「iD」を標準搭載することにより、ANAカード会員は別途申込みすることなく「iD」を利用できるようになるという。「iD」はコンビニや自動販売機などをはじめ、少額決済シーンでも幅広く使えるチャージ不要の後払い電子マネー。「iD」の利用金額に応じ、クレジットカードの利用分とあわせ三井住友カードのワールドプレゼントのポイントが貯まり、ANAマイルに交換できる。顧客にとっては、ANAマイルをより便利に貯められる機会の増加につながるとしている。ANAと三井住友カードは今後も協力し、ANAカード会員の人たちに満足してもらえる商品・サービスを展開していくとしている。
2014年10月01日りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行、りそなカードはこのたび、ジェーシービーと提携し、10月1日よりキャッシュカードとクレジットカードの2つの機能を搭載した「りそなクレジット一体型カード〈クラブポイントプラス〉」の取扱いを開始すると発表した。同カードは、顧客の多様なニーズに応えるべく、ジェーシービーの提携先であるウォルト・ディズニー・ジャパンの所有するディズニーコンテンツを使用したカード券面も選択可能とした。また、同時に、今年4月取扱開始の「りそなクレジットカード〈クラブポイントプラス〉JCB」も、ディズニー・デザインのカード券面を追加した。りそなグループでは、引き続き「今払いのデビット」「後払いのクレジット」の両軸にて、更なるサービスの向上を図っていくとしている。ジェーシービーは金融機関との提携により顧客の多様なニーズに応える商品ラインアップを拡大し、顧客満足の向上を図っていくとしている。○特徴りそなグループ各銀行のキャッシュカードとりそなカードのクレジットカードが1枚となったカード。カードデザインは通常デザインとディズニー・デザインの2種類となるショッピング利用1,000円毎にりそなクラブポイント5ポイント(=利用額の0.5%)がたまる。りそなクラブポイントは、りそな銀行との取引内容に応じてたまるポイントサービス。埼玉りそな銀行の取引は「埼玉りそなクラブポイント」、近畿大阪銀行の取引は「近畿大阪クラブポイント」となるカードの年会費は1,000円+消費税。但し、初年度無料、年間1回以上のショッピング利用にて2年目以降毎年1,000ポイント(1,000円相当)を還元する同カード及び「りそなクレジットカード〈クラブポイントプラス〉JCB」について、入会及び利用キャンペーンを実施する。
2014年09月30日スペックコンピュータは、ICカードの収納ポケットがついたiPhoneケース「iCash tough for iPhone5s/5」の販売を開始した。価格は、税込み2,700円。「iCash tough for iPhone5s/5」は、蓋側に1枚、ケース側に2枚のカードを収納できるiPhone 5/5s向けケース。蓋側のカード収納スペースは、3つのフックでカードをホールドする「落下防止構造」を採用している。電磁波干渉防止シートが内蔵されており、改札などでも使用可能となっている。「iCash tough for iPhone5s/5」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、高さ約130mm×幅約65mm×厚さ約15mm/約44g。素材はTPU(表面はラバーコーティング)、カバー部分は、ABS+PC。カラーバリエーションは、ゴールド、ブラック、シルバーの3色。
2014年08月24日CJビクターエンタテインメント、CJ E&M Japanおよび三井住友カードは提携し、15日、韓国のアイドルグループ「VIXX(ヴィックス)」とコラボレーションしたクレジットカード「VIXX VISAカード」の発行を開始した。「VIXX」は、韓国最大のエンターテインメント専門チャンネル「Mnet」のオーディション番組で選出され、2012年に韓国デビューしたアイドルグループ。日本では2013年、デビュー前にも関わらず開催されたライブはチケットが完売になり、公式サイトのメールマガジン登録会員は約1万5千人(7月時点)にも上るなど人気を集めているという。その中で待望の日本デビューをこの7月に果たした。このたび、日本デビュー後初の単独来日コンサート開催に合わせて「VIXX VISAカード」を発行。カードの利用に応じて貯まるポイント交換景品として、メンバーとトークできる権利やメンバー全員との写真撮影を始めとする他では手に入らないオリジナル特典を用意しているとしている。○カード特長ポイント交換でメンバーとのトーク、メンバー全員との写真撮影ができる!カードの利用金額に応じて貯まるワールドプレゼントのポイントを、同カード会員限定のオリジナル特典・グッズと交換できるメンバーとのトーク権+直筆サイン入りグッズプレゼント(先着3名)(メンバー1人)20,000ポイントメンバーとの写真撮影(メンバー全員)10,000ポイントオリジナルボイス入り目覚まし時計(メンバー全員)3,000ポイント直筆サイン入り写真(先着300名)(メンバー全員)1,600ポイントサイン入りオリジナルマグカップ 600ポイント入会特典としてクリアファイルをプレゼント!同カードに入会された人、先着2,000名に「VIXX VISAカード」と同デザインのクリアファイルをプレゼント3社は今後も協力し、「VIXX VISAカード」会員の人々に喜んでもらえる特典・サービスを順次展開し、カード会員層の拡充とカード利用拡大を図っていくとしている。
2014年08月19日全部で78枚あるタロットカード。その中には「大アルカナ」と呼ばれる名前のついたカードが22枚あります。今回大アルカナからピックアップするカードは「悪魔」。出てくると怖そうな印象の強いカードではありますが、意外と大切な役割を担っています。そんな「悪魔」のカードから恋と仕事に役立つアドバイスを読み解いていきましょう。■1. 「悪魔」ってどんなカード?悪魔のカードはタロットカードの15番目にあるカード。一番有名なライダー版タロットカードの絵柄には黒っぽくてコウモリのような羽根が生えた悪魔と、その手前には首に鎖がつながったふたりの人が描かれています。ぱっと見た印象からはどうもいいカードには見えない人が多いのではないでしょうか。■2. 悪魔のカードが意味するものは何?悪い意味がありそうな悪魔のカード。その象徴としては「拘束」という言葉が分かりやすいでしょう。理性と感情でいえば感情側。自分をとらえて離さない誘惑者。そんな意味を持っているのが悪魔のカードです。例えば利益につながらないのにどうしてものめり込んでしまう趣味や、特に意味が無いけれど自分にとってはどうしても大切に思えてしまう事物、周りが見えなくなって正しい判断ができない状況などを指し示します。■3. 悪魔のカードの良い面高い集中力は大きな成果をもたらします。悪魔のカードが出るぐらいの状況にある人は、他の物が見えないほどひとつのことにエネルギーを注ぐことができるので、予想以上の結果が出ることが多々あります。ある意味ものすごく純粋な力の発露である悪魔のカード。良く言えばピュアな、悪く言えばカオスなパワーに満ちているのです。その力を活かすことができれば、他の誰にも負けない成果を得ることができます。■4. 恋や仕事、日々の生活に活かすには?好きな人がいて悪魔のカードが出るのであれば、相手に対して大きな執着が生まれている場合が多いです。純粋に好きという感情があるのに、方向性がおかしなことになってしまっていないか注意してみましょう。相手が何を求め考えているかを見つめ直すだけで、意外といい恋へと発展させることができるはず。仕事においても同様に、あなたにとって大切で譲れない何かがあるからこそ出てくるのが悪魔。少しだけ落ち着けば良い方向へと進んでいけるはず。プライベートな部分においても、悪魔のカードが出るということは、あなたにとってそれだけの意味を持つ何かがあるはず。拘束から抜け出した先には他の何物にも代えられない幸せが見出せるでしょう。■おわりに悪魔のカードが示唆するのは「拘束」。自分をとらえて離さない強いエネルギーです。実は悪魔のカードは恋人のカードと構図や絵柄がかなり似通っています。恋人のカードが意味するのは「結びつき」。ふたつのカードは表裏一体で双子のような意味を持っているのです。つまり、悪魔のカードが出るぐらい好きな相手や仕事であれば、それはあなたにとって集中するだけの価値を持っている何かを内包しているもの。悪魔という呼称はおどろおどろしいけれど、どうしてもつかみ取りたい他の人には価値が分からない宝物を見つけるヒントが隠れているのです。(桜田ケイ/ハウコレ)
2014年08月15日NTT東日本は4月1日、オンラインストレージサービス「フレッツ・あずけ~る」の新ラインナップとして、従来プランよりセキュリティを強化し、スケジューラー等の法人向け機能を備えた有料プラン「フレッツ・あずけ~るPROプラン(以下、PROプラン)」を、6月24日より提供開始すると発表した。PROプランはフレッツ光契約者を対象に、写真や動画などのデータをインターネット経由でオンラインストレージに格納し、共有・閲覧を可能とするサービス「フレッツ・あずけ~る」の新たなラインナップで、回線認証による契約回線以外からの不正アクセス防止や端末認証キーによるログイン時のセキュリティ強化、および遠隔アクセスロックによる紛失時のリスク回避など、従来のプランと比べてよりセキュリティを強化している。また、同一契約者内にてスケジュールの共有・管理ができ、外出先にてスマートフォン等からもスケジュールの登録・確認が可能な「ケジューラー機能」、同一契約者内の管理者・利用者による掲示板の作成・閲覧・コメント投稿が可能な「掲示板機能」、「異なる契約者間において、大容量ファイルをインターネットを介さず、「フレッツ・あずけ~る」のサーバ内でセキュアに高速転送が可能な「契約者間高速転送機能」、フレッツ・あずけ~る全契約者に対して、コンテストの実施が可能な「コンテスト機能」が追加されている。利用料金は10GBから2TBの間で7段階で、例えば最低の「PRO 10GBプラン(利用可能容量10GB)」の場合、月額利用料は500円。最上位の2TBプランは月額7万円(いずれも税別)、なお、フレッツ光メンバーズクラブ、リモートサポートサービス、オフィスまるごとサポート(ITサポート)のいずれかを契約している場合、利用可能領域が無料で増量される。
2014年04月02日三井住友カードはこのたび、カード会員向けに、カード利用明細や各種情報が閲覧できるスマートフォン用無料アプリケーション(以下スマホアプリ)「Vpassアプリ」の提供を19日より順次開始したと発表した。Android版は19日、iOS版は3月下旬提供開始予定だという。三井住友カードでは、カード会員向けインターネットサービス「Vpass(ブイパス)」にて、カードの利用明細や支払い方法の変更、キャンペーン情報の提供などを行っている。昨今のスマートフォンの急速な普及により、顧客のインターネット接続環境が変化し、いつでもどこでも簡単にインターネットにアクセスしたいというニーズが増加しているという。三井住友カードではこのような顧客のニーズに応えるため、このたびスマートフォン用アプリケーション「Vpass アプリ」を提供するという。「Vpassアプリ」では、アプリに最適化したメニューの表示や、簡単ログイン機能を搭載し、スマートフォン利用の顧客へスピーディーで快適、簡単、便利な利用環境を提供するとしている。また、同アプリでは、請求金額の確定や口座お引き落とし日のお知らせのプッシュ通知を送る機能を搭載していて、希望に応じて通知を設定することで、口座への入金忘れ等の防止効果も見込めるという。さらに、キャンペーン情報や加盟店優待情報のお知らせにより、タイムリーな情報が入手できるようになるという。さらに、キャッシュバックなどの特典の当たるゲームや日替わり12星座占いなど、同アプリ限定のコンテンツも搭載し、毎日アクセスして楽しんでもらえる内容になっているという。今後は、スマートフォンの特性を生かし、顧客の位置情報等を活用した加盟店送客クーポンの提供や、三井住友カードが提供する他のアプリとの連携など順次検討していくとしている。
2014年03月24日普段気をつけていても、間違いはいつでも起こるもの。特にメディアカードのデータは、消去すると取り返しがつかないことがほとんどだ。間違ってメディアカード内だけに残していた大事なファイルを削除してしまった経験や、子供がデジカメを操作してお気に入りの写真を消去してしまった経験を持っている親御さんも多いだろう。最近は大容量のメディアが増えているので、全消去されたときのダメージは計り知れない。そこで必要になるのが、データの復旧ソフトだ。実はサンディスクのハイエンドメモリカード製品には、復旧ソフトの「レスキュープロ デラックス」を、1年間無料で利用できる特典が付いている。格安メディアに比べると、高価なイメージがあるサンディスクの製品だが、業界最速のメモリカードと復旧ソフトがセットで手に入ると考えれば、むしろお得に見えてくる。そこで今回は、特典の「レスキュープロ デラックス」がどの程度使えるのか実際に試してみた。○「レスキュープロ デラックス」ってどんなソフト?「レスキュープロ デラックス」は、米国に拠点を置くLC Technologyが開発したデータ復旧ソフトだ。対応メディアは、SD/SDHC/SDXC、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、MMC、メモリースティック、XDカード、マイクロドライブなど。復旧可能なファイルは、写真やビデオ、音楽に加え、スプレッドシートやプレゼンテーションファイルなどの文書ファイル、メールボックスやアドレス帳データ、アーカイブファイルなど多彩。もちろんカメラによっては、削除したファイルを復旧できないものもあるし、すべてのデータ復旧を約束するものではない。だが、削除したファイルだけでなく、フォーマットしたメディアや、読み取りエラーが起きているメディアの復旧にも対応しているので、メモリカード全般のトラブルに使えるのが心強い。○対象となるサンディスクのメモリカード製品リスト「レスキュープロ デラックス」の特典が付いてくるのは、サンディスクの一部の製品だ。対象となるのは、SDHC/SDXC、microSDHC/microSDXC、コンパクトフラッシュのうち、ハイエンドの「エクストリームプロ」と「エクストリーム」の2種類だ。特典の有無は、パッケージからも判別できる。対象製品のパッケージ表面には、「データ復旧ソフト『レスキュープロ デラックス』1年間利用可能」という記載がある(本記事一番上の画像をご参照頂きたい)。また裏面には「レスキュープロ デラックス」のアイコンもある。店頭で製品を購入するときは、パッケージの記載内容を確認してほしい。○レスキュープロ デラックスの入手方法とアクティベーションそれでは、「レスキュープロ デラックス」を入手し、特典を有効化するまでの方法を紹介しよう。対象の製品には、「レスキュープロ デラックス」を利用するためのクーポン券が同梱されている。特典を有効化するには、このクーポン券に記載されているシリアル番号が必要だ。まず、ブラウザでを開いて、「アクティベーションの手順」、「今すぐ特典をアクティベーションする」の順にクリックする。すると「レスキュープロ デラックス」のダウンロードページが表示されるので、Windows向けとOS X向けのうち必要なほうを選んでダウンロードする。アクティベーションは、ダウンロードした「レスキュープロ デラックス」の起動ウィザードに従って行う。「レスキュープロ デラックス」を起動したら、画面に表示されているURLリンクをクリックする。ブラウザが起動してフォームが開くので、氏名や住所、製品に同梱されるシリアル番号などの必要情報を入力して、「オンライン登録」ボタンをクリック。アクティベーションコードが表示されたら、先ほどのウィンドウ(ウィザード)に貼り付けて「有効にする」ボタンをクリックすると、アクティベーションが完了する。○データ復旧はメディアを選ぶだけアクティベーションが完了すると、「レスキュープロ デラックス」の画面が起動して、いつでも利用できるようになる。復旧手順はシンプルで迷うことがない。たとえば写真を復旧するなら、「写真画像を復旧」というボタンをクリックして、メディアを選択するだけ。「開始」ボタンをクリックすると、分析(スキャン)が始まり、同時に復旧データがローカルドライブに保存される。スキャン時間は16GB容量のSDカードの場合でおよそ15~30分程度。復旧が終わると、写真画像の一覧がリスト形式で表示され、プレビュー画像も確認できる。RAW画像があれば、それもまとめて復旧される。リスト形式での表示が分かりにくい場合は、一覧をサムネイル形式でも表示可能。そのほか、写真のプロパティを表示したり、関連付けられているアプリケーションで開いたり、「出力フォルダ」をクリックして保存先のフォルダを開いたりすることが可能だ。実際に試したところ、撮影中に削除した写真や、あとから一括消去した写真がすんなりと復旧できた。古い写真など新しい写真(やデータ)で上書きされたファイルは復旧できないが、削除した直後や、フォーマット直後などに実行すれば、高い確率でファイルを復旧できそうだ。ちなみに、サンディスクの製品以外のメディアを指定した場合でも、問題なく復旧できるのはうれしいポイントだ。写真以外の復旧では「動画/音楽の復旧」と「その他ファイルの復旧」というメニューが用意されている。それぞれ操作方法は、写真画像の復旧と同じで、メディアを選択して開始ボタンを実行するだけだ。なおメモリカードの中に写真とビデオがあるときは、それぞれ別にスキャンしなければならない(または「その他ファイルの復旧」を実行する)。そのため、復旧時間も少し長くなる点は注意したい。○「もしものとき」の保険に「レスキュープロ デラックス」の利用期間は1年間だ。アクティベーションから1年が経過すると、有効期間が切れる旨のメールが、アクティベーション時に登録したメールアドレスに届く。期限以降も利用したければ、有料版を購入するか、新しいクーポンを使って改めてアクティベーションすればよい。問題が起きてから、復旧手段をあれこれ探したりデータ復旧専門サービスにお金を余計に払ったりするくらいなら、いつでも「レスキュープロ デラックス」を利用できると思えるほうが安心だ。同じ写真や動画は、二度と撮れない。「レスキュープロ デラックス」なら、もしものときの保険として十分頼りになる存在といえるだろう。
2013年12月25日Phoronixに27個のグラフィックカードの性能を比較した記事が「27-Way NVIDIA & AMD Graphics Card Benchmarks On Linux」として掲載された。性能計測に使われたオペレーティングシステムはUbuntu 13.10 x86_64版とメインラインのLinux 3.12カーネル。それぞれベンダが提供しているドライバ「AMD Catalyst 13.11 Beta v9.4」および「NVIDIA 331.20」が使用されている。測定に使われたマシンのCPUはIntel Core i7 4770K "Haswell"(4.4GHz)との記載がある。性能計測対象となったグラフィックカードは次のとおり。Radeon HD 5750Radeon HD 5830Radeon HD 6770Radeon HD 6870Radeon HD 6950Radeon HD 7850Radeon HD 7950Radeon R9 270XRadeon R9 290GeForce 8500GTGeForce 8800GTGeForce 9500GTGeForce 9600GSOGeForce 9800GTGeForce 9800GTXGeForce GT 220GeForce GT 240GeForce GTX 460GeForce GT 520GeForce GTX 550 TiGeForce GT 610GeForce GTX 650GeForce GTX 680GeForce GTX 760GeForce GTX 770GeForce GTX TITANGeForce GTX 780 TiRadeon系では「Radeon R9 290」が、GeForce系では「GeForce GTX TITAN」と「GeForce GTX 780 Ti」が常に高いパフォーマンスを発揮している。全体でみると「GeForce GTX TITAN」と「GeForce GTX 780 Ti」が常に高い値をマークしている。このあたりの性能はデバイスドライバの性能に左右される傾向があり、NVIDIAのデバイスドライバは高い性能を持っていることがわかる。グラフィックカードはグラフィック処理に限らず、ビッグデータ処理系など特定の演算を実施するためのデバイスとしての活用が進んでいる。
2013年12月05日