M-51 TYPE COAT - HALFTEX ¥110,000/Nigel Cabourn ヴィンテージよりハイクオリティな『Nigel Cabourn』の服 『Nigel Cabourn』はヴィンテージを追求するナイジェル・ケーボン氏がつくるブランド。30年以上かけて収集した4000点以上にも及ぶ膨大なヴィンテージコレクションをベースに、現代の最新テクノロジーを駆使して、過去には作れなかった傑作を作り出しています。このブランドは、ナイジェル氏が自らのデザインをオーセンティックライン(UKコレクション)とメインライン(JAPANコレクション)の2つがあるのが特徴。メインラインでは、日本でしか作れない独特の生地、日本でしか実現できない染色や加工技術を駆使したアイテムが揃い、全体としてどこにもない独自のコレクションを生み出しています。 日本のハイテク素材が生んだ今までにない傑作ミリタリーコート 1950年代のフィールドジャケットをモチーフにした「M-51 TYPE COAT - HALFTEX」。東レと開発したNigel Cabournオリジナル素材「HALFTEX」は、コットンキャンバスの半分の重さしかない脅威のハイテク素材。この素材が軽い着心地のミリタリーコートの誕生を可能にしました。ナイロン100%でありながら、コットンキャンバスの100年の経年変化を再現した風合いを再現しています。そして、この名品が生まれた背景には、ヴィンテージの糸の繊維の再現まで追求してプロダクトづくりをする『Nigel Cabourn』の徹底したこだわりがあります。『Nigel Cabourn』にしかつくることができない傑作コートなのです。 M-51 TYPE COAT - HALFTEX ¥110,000/Nigel Cabourn タフな印象は残しつつ、女性らしく洗練されたシルエット ヴィンテージのフィールドパーカーの魅力を生かしながら、女性らしくモダンにアップデートされたデザイン。高めの位置に施されているドローコードでウェストシェイプできるので、スタイルが良く見えます。 M-51 TYPE COAT - HALFTEX ¥110,000/Nigel Cabourn 贅沢なボリュームのあるコヨーテファーのフード ふんわりボリューム感たっぷりのファーが女性らしい。顔まわりが華やかな印象になります。毛の密度が高い上質なコヨーテファーを贅沢に使用。ファーは取り外し可能で、取り外してスッキリ着こなすこともできます。 M-51 TYPE COAT - HALFTEX ¥110,000/Nigel Cabourn キルティングライナーは単品でも着こなせる3WAY仕様 ヴィンテージの生地の風合いが魅力のキルティングライナー。ボタンの留める位置がややサイドになったデザインが印象的です。キルティングライナーは取り外し可能で、単品でキルティングジャケットとして着こなすことができます。春先までの3シーズン使える、万能なコートです。 M-51 TYPE COAT - HALFTEX ¥110,000/Nigel Cabourn ヴィンテージの魅力を着心地良く楽しめる傑作ミリタリーコート 本物のヴィンテージのミリタリーコートはかなり重さがあり、着心地という点ではそこが弱点です。その風合いを見事に再現し、さらに着心地良さ、女性らしく洗練されたシルエットなど、過去には作れなかった傑作コートにアップデートした『Nigel Cabourn』の「M-51」は、一生もののコートになりそうです。それにミリタリーウェアのレディースは、ヴィンテージではなかなか見つからないのもの。ヴィンテージの風合いにこだわるなら、ぜひ『Nigel Cabourn』をチェックしてください。 Nigel Cabourn宮崎寛子
2018年11月15日時代に流されない普遍的なデザインに定評がある『Nigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)』。英国の伝統的な雰囲気を感じさせつつも女性らしい柔らかさも併せ持つ、そんなスタイルを支えているのが、オリジナルのファブリックです。これは、Lee社によって開発されたhickory striped denimがベース。縦縞の樹皮を持つ樹木のヒッコリーがその名の由来だとか。 1920 年代の開発以来、ブランドを問わず多くのヒッコリーストライプの生地が流通していましたが、その多くはコットンでした。それをリネンに置き換えることでこのスペシャルな素材が生まれました。 細部にまで徹底的に拘ることで生まれる美しさ その数字が大きいほど細くなるという糸。それを『ナイジェル・ケーボン』のワーカーズドレスでは、60番単糸という超細番の糸に撚りをかけて(=撚糸)にして使用しているのだそう。通常の細番の糸は30番から40番程度。つまりこの60番は、それよりさらに細いという事になります。とはいえ、「100番双糸のブロード」などがあるように細番に撚糸する事自体はそれほど特殊ではありません。ただし、これはコットンの場合です。このドレスの素材でもあるリネンの場合となると話は違ってきます。非常に困難なのだそう。それは、細番に撚糸すること自体が難しく、さらにそれを高密度に織り上げることがその理由であると言います。 ワーカーズドレスのファブリックは、超細番のリネン糸を限界まで本数を打ち込む事により織り上げられています。これが薄くてかつ頑丈なスペシャルな一着を支えているのです。 技術の粋を結集したスペシャルなドレス 今回、ピックアップしている『ナイジェル・ケーボン』のワーカーズドレスは、高い技術を要する度詰めでリネンを製作されています。リネンという素材には清涼感があり、ピンと張った素材感が特徴であり魅力です。その一方で、テンションをかけすぎると簡単に切れてしまうという面もあります。そんな素材の持つ特徴を考え、『ナイジェル・ケーボン』では、度を詰め、テンションを常にかけた状態で製織されています。これをプリントではなくヒッコリーに織るということを実現させるのは、大変に難しく、すべてを緻密に計算しなくてはなりません。そんな背景から生まれるワーカーズドレスは、スペシャルという言葉がしっくりくる一着なのです。 アイデア次第で楽しみ方が広がる 初夏の装いにぴったりの清涼感がある一着は、あらゆる着方を楽しめるドレス。一枚でシンプルに着るのはもちろん、ブラウスやワンピースの上にさらりと羽織ってコート代わりにしても素敵です。レイヤードで変わる表情を楽しめ、着続けることで自分だけの一着になる大人のためのワーカーズドレスです。 リネンヒッコリーのWorker’s Dress 各¥49,000ナイジェル・ケーボン03-5413-6957:Masatomo Murakamistyling:TAMAtext : Akira Watanabe
2018年05月11日