アラサーともなると、女友達との長期休暇もなかなか合わせづらくなるもの。さらに、行きたい場所や見たいものまで一致させるのは、至難のワザです。だったら、せっかくの夏休み、思い切って“おひとりさま海外旅行”デビューしませんか。今回は、旅行情報誌『海外女子ひとり旅☆パーフェクトガイド 2016』から、この夏、女性がひとり旅を楽しむのにおすすめの3都市をご紹介します。流行の発信地「ブルックリン」でセンスを磨くひとつ目の都市は、「ニューヨーク」。想像以上にひとりで楽しめるスポットが多く、リピーターも多い街です。今、話題のブルックリンでは、流行の発信地となっているウィリアムズバーグを歩いてみましょう。感度の高いおしゃれなショップやカフェが集まっていて、センスを磨けること間違いなしです! 誰にも邪魔されずに自分のペースで歩けるのは、ひとり旅の特権です。ひとり旅のちょっと“いいこと”は、他にもたくさんあります。例えば、ミュージカルや予約の取りにくいレストランで、複数人では席がなくても、ひとりだったら良席ゲット! ということも。ひとりごはんが手軽に食べられるお店やテイクアウェイが充実しているのもニューヨークを旅しやすいポイントです。コスパ抜群の安全シティ「バンコク」でスパ&マッサージ三昧! ふたつ目の都市は、タイの首都「バンコク」。日本から直行便で約6時間半、最新スポットから歴史を感じられる寺院まであり、訪れる旅人を飽きさせません。特に「スパ&マッサージ天国」のこの街では、2500年の歴史あるタイ古式マッサージで日々の疲れを癒してもらいましょう。一緒に行く友達に気を遣うことなく、たっぷりと時間をかけてリフレッシュ。これも、ひとり旅の恩恵を感じられる瞬間です。ひとりごはんのハードルが低いのが東南アジアの良いところ。バンコクでは、名店だけを集めたフードコートやローカル食堂も充実しているので、いつでも気軽においしいごはんにありつけます。夜は、2012年オープンの新名所「アジアティック・ザ・リバーフロント」がおすすめ。チャオプラヤー川沿いに約1500軒のショップやレストランが軒を連ねています。流行に敏感なローカルでにぎわっていて、寂しくなる心配はまったくありません。アジアティック・ザ・リバーフロントAsiatique The Riverfront住所:2194 Charoen Krung Rd.電話:0-2108-4488営業時間:17:00~24:00定休日:なし 公式サイト 歩いているだけで気分が上がる「パリ」で美術館巡り3都市目は、花の都パリ。旅してみると、思った以上にコンパクトな街だと感じるはずです。たいていの場所には、メトロに乗れば行けちゃいます。日照時間が長い夏(5~8月)は、夜21時を過ぎても明るく、これがひとりで街歩きをするのに、とても安心。世界屈指の美術館が集まるパリでは、夜間開館している美術館も多いのでチェックしてみましょう。そのほかにも女性ひとり旅におすすめの海外都市は…? ご紹介した3都市以外にも、旅行情報誌『海外女子ひとり旅☆パーフェクトガイド 2016』によると、ホノルル、シドニー、バリ島、ソウル、台北、アンコール・ワット、スリランカ、ホーチミン、フィレンツェ、バルセロナ、ロンドン、ヘルシンキがおすすめだそう。そのほか、それぞれの都市を“ひとりで楽しむコツ”や“女子ひとり旅に使えるテクニック”も紹介されているので、海外でのひとり旅が初めてという方は、事前にチェックしておくと不安が解消されるかも。とくに心配な食事についても、“ひとりごはんスポット”で行き先を決めておけば困ることはなさそうです。こちらのガイドブックはあの『地球の歩き方』から発行されているので信頼度も高く、海外旅行のプロがおすすめするプランなので、安心して行けますよ。 『海外女子ひとり旅☆パーフェクトガイド 2016』
2015年07月24日ACMEは8日、UR賃貸住宅を供給するUR都市機構九州支社とコラボレーションし、新しいモデルルームを大名団地にオープンした。○部屋の中にアトリエも! 新しい団地のスタイル今回の団地は、築35年の和室で構成された間取りの物件を、journal standard Furnitureがコーディネートし、新しい団地のスタイルを提案したものとなっている。狙いは、若い世代により関心を持ってもらうことだという。コンセプトは、「A little atelier of semi-Western style ~花と文字のある暮らし~」。海外のフラワーアーティストと、イラストレーターである日本人妻の二人の日常の物語が感じられる部屋を再現したものだという。住居には、作品製作ができるアトリエを備え、新しい生活スタイルとなっている。間取りは三構成となっており、ダイニング・リビングルーム(6.5+4.5畳)は、「クラフト感」や、ほど良い「インダストリアル感」を感じさせる部屋となっている。間仕切りを取り、1つの空間として使用している。ダイニングにはカフェセット、リビングには、畳の上にソファを置きつつも空間に配慮したロースタイルの提案をしている。ベッドルーム(4.5畳)には、余計なモノは置かず、お気に入りのベッドを中心にシンプルな構成としている。また、アトリエ(6畳)は、作品製作の為の作業用テーブルやツールが散りばめられ、実用的な夫婦の仕事場を演出している。同物件の所在地は、福岡県福岡市中央区大名2-6-20 大名第3団地703号室。公開期間は、6月27日~7月31日となっている。
2015年07月10日ラックは6月9日、6月1日に日本年金機構が発表した、基礎年金番号を含む個人情報が漏えいした事件に関して、背景や想定される原因を同社が知り得た範囲で整理し、対処方針などを提言する「日本年金機構の情報漏えい事件から得られる教訓」を公開した。このなかで、事件の原因を、公共団体は、国民の多くの個人情報を持っていることから、攻撃者に多くの動機をもたらしているが、公共団体のセキュリティ担当にとっては至極当たり前であると考えられているこの危機意識が、組織全員にまでは浸透せず、理解が進んでいなかったためだと推測。この事件から我々が取るべき行動として、事件・事故前提の組織体制構築社員や職員の意識改革と教育事故対応チームの組織化セキュリティ監視と不正通信の洗い出し事件発生を見越した演習を挙げた。
2015年06月11日ペンタセキュリティシステムズ(ペンタセキュリティ)は6月8日、「韓国から見た日本年金機構の個人情報漏えい事件を語る」と題するコラムを掲載。先日の日本年金機構の情報漏えい問題をセキュリティ企業の観点から解説した。この問題では、日本年金機構の年金情報の管理システムがハッキングを受け、125万人の個人情報が漏えいしており、日本の公共機関としては最大規模の流出となった。コラムでは、今回の事件を語る上で欠かせない「アンチウイルスソフト」「ネットワークセキュリティ」「データベースの暗号化」について以下のように解説している。○アンチウイルスソフトは対策にならない問題の発端となったウイルスが見つかった際、日本年金機構は外部の管理会社から「情報を漏えいできるようなウイルスではない」と報告を受けたため、ウイルス対策の更新以外に特別な対策をしなったという。その結果125万人に個人情報が流出する事態となった。今回の事件では、アンチウイルスソフトが役に立たなかったのが実情だ。アンチウイルスソフトに欠陥があったわけではなく、防ぐことができない攻撃手法であった。アンチウイルスソフトは、実行したプログラムを既存のウイルスの情報リストとマッチングさせ、リストに載っていればブロッグする。逆に考えれば、リストに載っていないプログラムは原則、ブロッグできない。コラムでもアンチウイルスソフトは「新米のハッカーによる攻撃に対する対策としては、十分有効だろう」と裏を返せば、高度な攻撃には即座に対応できないことを指摘している。○ネットワークのセキュリティ対策で済む問題ではない最初にウイルス感染した福岡支部のパソコンは、ネットワークから完全隔離したにも関わらず、まもなく東京本部でも感染が確認された。このことから攻撃手法は「ネットワークセキュリティにおける階層の脆弱性を利用した」と解説している。Web経由での代表的な攻撃は、1次攻撃と2次攻撃に分かれる。1次攻撃は、標的の内部ネットワークへの潜入を試み、一方の2次攻撃はネットワークおよびシステムの支配を試みる。1次と2次の攻撃が成功することで攻撃者が狙うデータを取得できる。今回の事件でいうなら攻撃者の目的は個人情報の取得である。今回の事件は1次攻撃の手段はEメールを利用し、添付ファイルを開封したときに感染したとされている。ネットワーク用のセキュリティ製品の多くは、Webを介して転送されるEメールやWebコンテンツを監視対象にすることができない。コラムでは、「コンテンツはネットワークのL7(OSI 7レイヤによる分類)にてその『正体』が分かるが、主にL4を管理するネットワークセキュリティ製品は当該コンテンツの悪意を判断できない」と指摘している。L7を監視するには「WAF(Web Application Firewall、Webアプリケーションファイアウォール)」の必要性があると訴えている。○単なるデータ暗号化では、十分ではないコラムでは、日本年金機構はなぜデータを暗号化していなかったのか疑問視している。「国民の個人情報を扱っている機関として恥を知るべく」と指摘しているように、国家機関の対応として簡単に許されることではない。個人情報におけるセキュリティ対策として暗号化に関するコンプライアンスを定め、社会インフラを整備し、具体的な方法論を官公署のみならず民間にも浸透させていくなどの特段の措置を取る必要があるという。今後、これと類似した事件がどれだけ発生するかによっては、既存の個人識別番号を別な番号に「変換」することも考えられる。番号を扱うシステム自体が「番号」の形式や属性に依存しているのであれば、「FPE (Format Preserving Encryption, 形態維持暗号化)」といった、より高度な暗号化技術が求められる場合が出てくる。まず、なりすまし防止への対応と、多様な環境への対応にも備えるべきだ。セキュリティを強調すると、その使用環境は狭まる傾向がある。しかし、セキュリティのためだといって、今更ながら特定の指定されたパソコンのみ使うことを強要することはできない。モバイル環境にも、個人情報が流れているPOS(Point Of Sale, 販売時点情報管理)システムなどにも、対応しなければならないのだ。システムを安全に守るためには、「データ暗号化プラットフォーム」が重要であると述べている。暗号化技術は、個別のシステムだけでなく、ICTシステム全体に適用する必要があるためだ。プラットフォームの導入は、暗号化のコア技術を保有する専門会社に相談することを推奨している。
2015年06月09日カスペルスキーは6月4日、年金情報流出で大きな騒ぎとなっている日本年金機構の情報流出の原因と見られる、日本を標的としたAPT攻撃「BlueTermite(ブルー・ターマイト)」に関する緊急会見を行った。会見の冒頭、カスペルスキーの代表取締役社長 川合 林太郎氏は、「今回の会見は特定の団体をやり玉に挙げ、大きな騒ぎになっている事件に火に油を注ぐことが目的ではない」と説明。「今回、ニュースになっているもの以外にも、日本を標的としたAPT攻撃、BlueTermiteが起こっていることが明らかになったことから、これに関して説明を行うとともに、どんなことが起こっているのか、どう対策をとるべきかをお話したいと考えた」と続けた。同社では2013年から日本を標的とした攻撃が行われていること、日本人にとってAPT攻撃が他人事ではないことをアピールしてきたが、「BlueTermiteは100%日本が攻撃対象となっている。三度目の正直で、標的型攻撃は他人事ではなく、日本の企業、団体全てが対策を取るべき事案」(川合社長)と訴えた。BlueTermiteは2014年9月に指令サーバーへの通信を行っていることが確認されている。それ以降、10月~12月にかけては、日によっては百件を超す通信数となっていたが、その後は通信数が減っていた。しかし「今年4月以降、活動が活発化していることが明らかになっている」(カスペルスキー 情報セキュリティラボ セキュリティリサーチャー 石丸 傑氏)としており、再び攻撃者が目的をもって動き出した様子が伺える。マルウェアとしての特徴は、送られている添付ファイル付きメールの文面、添付ファイルのタイトルにはさまざまな種類があり、健康保険を装ったものや、季節の挨拶が書かれたものなどがある。添付されているファイルは自己解凍実行型の.exeファイルが添付されているので、そこに気がつけばファイルを開かずに削除する人が多いと思われるが、「添付ファイルの拡張子を表示しない設定になっている人が多いので、ファイル拡張子を意識することなく、ファイルを開く人が多いのではない」(石丸氏)という。開いた添付ファイルに書かれているテキストは通常のものだが、そのバックエンドで攻撃者のサーバーと通信が行われる。その結果、外部通信用バイパスツールが設置され、マルウェアへの感染、内部ネットワーク管理者権限の取得、他の端末への感染拡大などが行われる。指令サーバー、感染後の挙動、マルウェアという一連の攻撃が行われ、指令サーバーの機能、ファイル名、構成などが同種であるものが多数発見されている。日本年金機構への攻撃についても、この特徴が合致することから、BlueTermiteによる攻撃と推定された。「我々のような対策者側には指令サーバーへの通信を見せない仕組みとなっているため、すぐには気がつきにくい」(石丸氏)標的型攻撃であることから、攻撃対象を確認し、その組織が持っている重要な情報を取得している。2015年5月時点で国内数千ドメインが攻撃者の手中にある模様で、報道機関の例を取ると、メールアドレスやパスワード、IDが、エネルギー関連企業の場合には、保有する施設情報、製造業の場合にはIT資産リストなど、取得している情報に違いがある。「最も被害が大きいと見られる情報通信業では、WindowsSystemファイルへのアクセスが確認された。クラウドサーバー本体へのアクセスがあった模様で、管理者権限まで乗っ取られていた場合には、他社への攻撃、情報収集などが行われている可能性がある」(石丸氏)こうした事態に対し川合社長は、「テクノロジー、教育、環境、情報の取り扱いという4つの柱に則って対策を作るべき」とアドバイスする。「うちは小さい会社だから、狙われている業界ではないといった、根拠のない『うちは大丈夫』という過信を止める。誰もが標的となる可能性があり、送られてくるメールの内容も巧妙化している。被害に遭うことは決して恥ではない。万が一、攻撃にあった場合には警察に連絡し、他の企業が攻撃にあうことがないよう、重要な情報として共有していくべき」(川合社長)セキュリティ製品を提供する企業としてテクノロジーの観点から、エンドポイント対策の見直し、脆弱性対策の導入、.exeはデフォルトで削除ないし、隔離するといったメール設定の見直し、セキュリティコンサルティングの実施により現状の確認と評価を行うことを提言する。また、BlueTermiteへの感染の有無を確認するため、タスクリスト、スタートアップに登録されているかを確認すべきMalware、Toolsのプロセス名を紹介。確認の必要性をアピールした。
2015年06月04日日本年金機構は1日、職員の端末に外部からのウイルスメールによる不正アクセスを受け、年金加入者の氏名など約125万件の個人情報が外部に流出したことが5月28日に判明したと発表した。電子メールのウイルスが入った添付ファイルを職員が開封したことで不正アクセスが行われ、情報が流出。流出した情報は、「基礎年金番号、氏名の2項目」が約3万1,000件、「基礎年金番号、氏名、生年月日の3項目」が約116万7,000件、「基礎年金番号、氏名、生年月日、住所の4項目」が約5万2,000件となっている。同機構は、不正アクセスが発見された時点で直ちにウイルスが感染したパソコンを隔離し、ウイルス対策ソフト会社に解析を依頼するとともに、検知したウイルスの除去を進めている。また、警察にも通報して捜査を依頼しているほか、外部への情報流出を防ぐため、全拠点でインターネットへの接続を遮断している。なお、 現在のところ、 基幹システム(社会保険オンラインシステム)への不正アクセスは確認されていないが、さらに精査を行っているという。情報が流出した人については、基礎年金番号を変更し、年金の手続きがあった際には本人確認をした上で手続きを行う。併せて、専用電話窓口を設置して問い合わせなどに対応する。今後は、再発防止のための委員会を設置し、情報セキュリティ対策の強化に取り組むとしている。
2015年06月02日NECは4月8日、国際刑事警察機構(インターポール)がシンガポールに開設したThe INTERPOL Global Complex for Innovation(IGCI)の中に設置された「インターポール・デジタル犯罪捜査支援センター(The INTERPOL Digital Crime Centre)」に中核システムの納入を完了したと発表した。センターは、IGCIの原動力となる施設で、その活動は、サイバー犯罪の捜査支援、デジタル犯罪やデジタルセキュリティの研究など、各国当局に必要な様々な領域に及んでいる。センターのフル稼働はこの4月からを予定している。NECは、インターポールの新施設の立ち上げに向け、デジタル犯罪捜査のために様々なシステムや要員を提供する。
2015年04月09日デンマークに本社を置くUniversal Robotsは3月18日、協働ロボット「UR3」を発表した。UR3は部品の拾い上げと設置、組み立て、磨き、接着、ネジ締めなどを行うことができる卓上ロボットアーム。例えば、ロボットがネジを取り上げ、ネジ穴にはめ、適切なトルクを加えながら締め付けることができるという。また力検出機能をはじめとする15種類の調整可能な安全設定が備わっており、人間が近くで安心して作業をすることができる。可搬重量は3kgで、本体重量は11kg。動作可能範囲が500mm、繰返し精度は±0.1mmとなっている。同社は、APACの販売代理店とエンドユーザを対象に、まず中国の上海でUR3の発表展示会を開催し、APACのそれ以外の地域でも順次、発表展示会を行うとしている。
2015年03月20日中小企業基盤整備機構(中小機構)は3月4日、長野県佐久市の岩村田本町商店街振興組合と共同で3月7日(土)に「ロボット体験イベント(仮称)」を開催すると発表した。中小機構はeコマースの活性化を目的とし、2014年4月以降、eコマースに関するセミナーを47都道府県で300回以上開催して1万人を超える人が参加。岩村田本町商店街は、様々な日本一にチャレンジする「日本一に挑戦シリーズ」や全国初の「商店街立高校(通信制サポート校)」を運営するなど、「日本一元気な商店街」と評価されている。今回、同商店街では、商店街のシンボルとして感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」の導入を目指すため、実際にロボットと触れ合いながら、同商店街における今後のロボット活用の展望やロボットを活用したコミュニティ形成、eコマースの展開などについて紹介するイベントを開催することにした。開催日は2015年3月7日(土)、時間は、第1部が10:30~、第2部が13:00~、第3部が14:30~、第4部が16:00~。開催場所は、岩村田本町商店街の岩村田寺子屋塾で、対象者は主に小学生とその保護者100名。第1部に入場できない人に第2部以降の整理券を発行する。
2015年03月05日ZOOMは、ショックマウント機構を備え、同社のハンディレコーダーであるH5/H6/Q8に対応するXYステレオマイク・カプセル「XYH-5」を発売した。価格は税抜9,000円。同製品は、マッチング済みの単一指向性コンデンサーマイク2基を90度のアングルでクロスさせ、最大140dB SPLという耐音圧を実現した本格仕様のXYステレオマイク。左右の正確な音像定位だけでなく、前後の奥行き感まで忠実に再現した、自然で立体的なステレオイメージを収録することができる。また、防振ゴムを使用した新開発のショックマウント機構を装備しており、マイクケースが直接ダイキャスト製の台座に接触しないフローティング構造を採用。レコーダー本体やDSLRなどのハンドリングノイズを最小限に抑えられるとのこと。なお、H5には標準で同製品が付属している。
2015年03月04日独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)とイケア・ジャパンは2月13日より、これまで神奈川県や埼玉県の一部団地で実施していた「イケアとURに住もう。」について、愛知、福岡を加え募集を開始した。○「サステナブル・リビング」をコンセプトに、"気軽に変化を楽しむ暮らし"を提案これまで両社は「イケアとURに住もう。」の取組みにおいて、UR賃貸住宅におけるイケアキッチンの導入やイケアのカラーコーディネートを通じて、住まいの「リデザイン(リノベーション)」を行なってきた。エリア拡大にあたって、両社はコンセプトに「サステナブル・リビング」を掲げた。UR賃貸住宅の多彩な住戸バリエーションとイケアの多彩な商品バリエーションを使用し、幅広いユーザーが気軽に、季節や多様化するライフスタイル、ライフステージの変化を楽しみながら住み続けていけるような暮らしを提案していく、としている。リデザイン住宅では通常の改修に加え、今回新たに設置するイケアキッチンを通じて、両社のサステナビリティに触れられるほか、イケア監修による快適な暮らしを実現する空間のコーディネートを提案する。各団地では、リデザイン住宅を実際に見られるようモデルルームを設置する。今回募集開始となるのは、首都圏が「虹ヶ丘」(神奈川県川崎市麻生区/7戸)、「港北ニュータウン コンフォール東山田」(神奈川県横浜市都筑区/6戸)、「グリーンアベニュー谷塚」(埼玉県草加市/6戸)で、2月13日より先着順。中部は、「豊明」(愛知県豊明市/2戸)、「アーバンラフレ志賀」(愛知県名古屋市北区/5戸)で、2月14日の初日AMに抽選。以後、先着順。九州は、「アーベインルネス香椎」(福岡県福岡市東区/2戸)、「アーベインルネス貝塚」(福岡県福岡市東区/1戸)で、2月14日より先着順となる。
2015年02月17日三井住友銀行はこのたび、日本の魅力ある商品・サービスの海外展開を推進するクールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)へ出資したと発表した。日本の魅力ある商品・コンテンツ・サービスを世界に向けて発信し、海外における新たな需要を開拓する取組みは大きな成長分野であり、官民連携によるオールジャパン体制での取組みが期待されているという。2013年11月に設立されたクールジャパン機構は、企業による海外進出の取組みをリスク資金の供給、その他活動により支援しているという。同行はクールジャパン機構と連携し、資金調達の支援、外国為替、海外進出アドバイスなどを通じて、メディア・コンテンツ、食・サービス、ファッション・ライフスタイルなどの分野で魅力ある商品・サービスを提供する企業の国際展開を、より一層支援していくという。クールジャパン機構についてクールジャパン機構は、日本文化の特色を生かした商品・サービスの海外需要開拓を行う事業に対し、資金供給、その他の支援などを行い、海外ビジネスの拡大による日本経済の持続的な成長に資することを目的として2013年11月に設立された。クールジャパン機構のスキーム、同行との連携イメージ
2014年12月11日NPO法人である日本ユニバーサルデザイン研究機構は11月7日、同日付で組織名を「実利用者研究機構」へ変更すると発表した。同機構は2003年に法人化して以来、通称「ユニ研」として活動を行ってきたが、「活動の中心が『実際の利用者(リアルユーザー)』であることを明確にするため」、組織名の変更を決めたという。8月の社員総会で名称変更を決定しており、10月に所轄官庁へ届け出、2015年2月までに登記も完了する予定としている。新しい略称は、「JITSUKEN(実研)」で、コンセプトコピーは「マジョリティ+マイノリティ。つかう人、ぜんいん。」。なお、組織名の変更にともなって「使いやすさ検証済」の認証マークも変更される。UDコーディネータ資格の認定カードについては、古い認定カードであってもそのまま利用できるとしている。
2014年11月10日りそなグループのりそな銀行は27日、独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下中小機構)との間で「業務連携・協力に関する覚書」を締結した。この業務連携は、中小企業への「販路開拓支援」・「海外進出支援」などを目的に契約したもので、中小機構との業務連携は、大手行としては初めてだという。同社は従来より、中小企業庁から「経営革新等支援機関」の認定を受け、取引先企業に対し金融サービスにとどまらず幅広い分野での支援事業を行ってきた。また、大手企業と中小企業が接点を持つ場を提供する「りそなものづくりネットワーク」の取組みを行うなど、取引先企業の経営課題解決にも注力しているという。同連携はこうした取組みを強化する目的で行うもの。今後も、同社のネットワークと中小機構の持つ高度な課題解決力を融合させることで、より充実したソリューションを提供していくとしている。○業務連携による取組み事例販路開拓支援を目的にビジネスマッチング情報の連携「りそなものづくりネットワーク」が保有するビジネスマッチング情報と、中小機構の「J-GoodTech(ジェグテック)」(中小機構が運営する、優れた技術や製品を有する日本の中小企業と大手メーカーとの引き合わせを行うウェブマッチングサイト)が保有するビジネスマッチング情報を連携させることで、取引先企業の新たな顧客の開拓や技術提携を促進する
2014年10月28日ミスミは4月15日、工場の設備や装置の機械設計を支援する自動化機構事例ライブラリーサイト「IDEA NOTE (アイデアノート)」を、4月7日に公開したことを発表した。自動化機構事例ライブラリーサイトは、業界としては初の試みだ。ミスミは第1弾として100事例を掲載し、5月末までに300事例の拡充を目指すとした。製造業の最前線で使用される工場設備・装置の分野では、機械設計の効率化のために、2次元や3次元CADソフトが普及し、装置部品メーカーによるCADデータの提供が進んでいる。しかし、装置への要求仕様を元に、機構やコスト、品質を検討する構想設計は、個人の経験・アイデアや過去図面の参照に依存しており、時間や手間がかかっているのが現状だ。こうした問題を解決するのが、装置などの自動化機構事例を多く集めたライブラリーサイト『IDEA NOTE』だ。各事例に対して、技術情報や CAD データも付加し、若手設計者の教育ツールとしてもご活用できる。ミスミは今後、中国版などへの海外展開も予定しており、取り組みがより多くの機械設計者の業務効率化や若手技術者の育成に貢献できることを、目指していくという。
2014年04月16日東京大学は4月3日、運動による脂質代謝改善に関わる新たな分子機構を明らかにしたと発表した。成果は、東大大学院 農学生命科学研究科の佐藤隆一郎教授らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、3月18日付けで「American Journal of Physiology Endocrinology and Metabolism」に掲載された。メタボリックシンドロームの発症には、影響として運動習慣の有無が大きい。特に運動による脂質代謝改善においては、骨格筋で「リポタンパク質リパーゼ(LPL:Lipoprotein lipase)」発現が上昇することが重要だとされる。LPLは運動により発現上昇した後に血中に分泌され、「キロミクロン」や「VLDL」などのリポタンパク質中に含まれる「トリグリセリド」を分解。その後、分解産物である脂肪酸を骨格筋細胞が積極的に取り込むことで脂質代謝が改善する仕組みだ。しかし運動後の骨格筋でなぜLPL発現が上昇するのか、分子レベルで明確にはわかっていなかった。そうした中、近年、運動による代謝改善効果を担う因子として「エネルギーセンサタンパク質(AMPK:AMP-activated protein kinase)」が注目されている。AMPKは運動によって生じる細胞内エネルギー枯渇を感知し、その回復に努める機能分子だ。今回の研究では、AMPKが核内受容体「PPAR(peroxisome proliferator-activated receptor)γ1」の発現亢進を介してLPLの発現上昇を誘導することが新たに見出され、さらにAMPKによるPPARγ1の発現亢進の一部は、mRNAの安定化という一風変わった機構により調節されていることが明らかにされた(画像1・2)。今回の研究では、斜度10°のトレッドミルを用い、マウスに対して毎分15mの速度で30分の走行運動を週5回、4週間にわたる負荷がかけられた。その結果、非運動群のマウスに比べ、運動群マウスでは骨格筋におけるPPARγ1およびLPLのメッセンジャーRNA(mRNA)量が有意に上昇することが認められたという。核内受容体であるPPARファミリーはα、β/δ、γの3種類のサブタイプが存在し、さまざまなエネルギー代謝に関わることが知られている。骨格筋においてはPPARファミリー中のPPARα、およびPPARβ/δが脂肪酸代謝関連遺伝子の発現を調節する機能を持つ。一方、PPARγは脂肪細胞において重要な働きをしているが、骨格筋における発現量は脂肪組織の10%以下であることから、その機能については不明な点が多く残されていた。そこで筋細胞におけるPPARγ1の機能を明らかにするため、培養筋管細胞「C2C12」にPPARγ1を過剰発現させ、種々の遺伝子発現応答の追跡が実施されたのである。その結果、LPL mRNAおよびタンパク質の突出した上昇が確認されたことから、PPARγ1がLPL発現を調節する因子であることが明らかになった。さらに研究チームは、運動時にPPARγ1発現を上昇させる上流因子の同定を試みることにし、そこで着目した因子が運動により活性化するAMPKというわけだ。C2C12をAMPK活性化剤である「AICAR」や「メトフォルミン」、AMPKを間接的に活性化する「H2O2」を含む培地で培養すると、PPARγ1mRNAならびにタンパク質の上昇が確認された。この上昇は、同時にAMPK阻害剤を培地に加えると解除されたことから、AMPK活性化によりPPARγ1mRNAが上昇することが明らかになったのである。さらにマウスに対して3日間にわたるAICARの投与が行われたところ、やはり骨格筋においてPPARγ1、LPL mRNAの有意な上昇が確認された。以上の結果より、運動→AMPK活性化→PPARγ1増加→LPL上昇の分子機構が明らかにされたのである。運動刺激により骨格筋はLPL分泌を上昇させ、エネルギー源となる遊離脂肪酸を細胞内に積極的に取り込む適応をしていると考えることができるという。続いて、AMPK活性化によるPPARγ1発現上昇の分子機構の解析が行われた。その結果として興味深いことに、PPARγ1mRNAは通常およそ4時間の半減期で分解するのに対し、AMPKを活性化することで半減期が12時間程度まで延伸することが判明。ここで見られたmRNA安定化は、AMPK阻害剤により抑制された形だ。PPARγ1mRNAの「3’非翻訳領域」には、半減期の短いmRNAに特徴的な「AU-rich配列」が5カ所存在し、いずれもヒト、マウス、ラットで保存されている。この結果は、AMPKがAU-rich配列を介したmRNAの分解機構を抑制する作用を持つことを示唆しているという。今回の成果により、骨格筋における、運動→AMPK活性化→PPARγ1増加→LPL上昇の分子機構が明らかとなった。AMPKは、運動のみならず食品に含まれる種々のポリフェノールなどによっても活性化されることが知られている。来るべき高齢社会において、運動が十分にできない高齢者の健康維持に、AMPK活性化能を持つ食品が活用されることが期待されるとした。
2014年04月07日「恋愛の都市伝説」・・・・・・あなたは信じますか?信じるとまでいかなくても、ちょっと気になるという女子は多いのではないでしょうか?今回は、その「恋愛の都市伝説」に触れてみたいと思います。■1.「恋愛の都市伝説」は、恋する乙女の心をザワザワさせるたとえば、「カップルで、○○公園に行くと別れてしまう」とか、「○○すると告白が失敗する」など、いろいろな伝説がありますよね。そもそもジンクスは、“絶対そうなる”といえる確証も根拠もありません。そのため、いまいち信憑性に欠けがちです。とはいえ・・・・・・「そんなのただのジンクスじゃない!わたしには関係ない!」と完全に無視できるほど、割り切れない人も多いのではないでしょうか?だって、そんな「恋愛の都市伝説」を聞いたら、恋する乙女の心はザワザワしちゃう、でしょう?■2.伝説やジンクスには“言霊:ことだま”がある伝説やジンクスは、主に口承で伝えられているものがほとんどです。信じる・信じないは個人の自由ですが、年月を経ても語り継がれていることは、それだけその伝説に「言霊:ことだま」を含んでいるということ。“言葉には力がある”と言われているだけに、それが事実かどうかは別にしても、やはりある程度、影響があるのではないでしょうか?■3.マイナスな伝説やジンクスは実行しない影響があるとするならば、やはりマイナスな伝説やジンクスは、心理的な影響を考えると極力実行しないほうがいいような気がします。「カップルで、○○公園に行くと別れてしまう」と言われているのに、ビクビクしながら、わざわざ○○公園に行く必要はないでしょう?「わたしたちはそんなジンクスに負けないし、絶対別れない!」と言い切れるなら、いいのかもしれませんが・・・・・・もし別れるなんて事があったら、後悔しませんか?■4.恋愛を成就させるジンクスとはさて、プラスの伝説やジンクスならどうでしょうか?せっかくですから、進んで取り入れてみると、嬉しい効果があるかもしれません。たとえば、恋愛を成就させるジンクスにはこんなものがあります。「桜の花びらが木から散って地面に落ちるまでに3枚キャッチすることが出来たら、恋が叶う」「左足の小指にピンクのペティキュアを塗って告白するとうまくいく」「図書館で枕草子を借りると、好きな人との出会いがある」などなど。もちろんどれも真相は分かりません。でもきっと、伝説になっているということは、実際にそれを実行した後、願いが叶っている人がいるということ。その叶った人にあやかって行動してみるのは、決してマイナスにはならないと思うのです。■おわりに大事なのは、一歩前に踏み出すこと。実際に実行するかしないか、それは全てあなた次第。もちろん、恋愛都市伝説を信じるのも信じないのもあなた次第です。でもせっかくですから、あなたも恋を成就させるために、“伝説を証明するひとり”になってみませんか?(水谷奏音/ハウコレ)
2014年01月27日都市再生機構(UR都市機構)西日本支社とムジ・ネットは、「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」を、関西で合計5団地7プランに拡大展開し、合わせて首都圏での第1号の実施を決定した。この拡大に合わせて、暮らしを自分らしく編集するアイテム「MUJI×URリノベーションパーツ」を、無印良品の店舗にて春から販売する。昨年6月に関西圏で立ち上げた「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」は、現代の多様化した日本の暮らしに新たな賃貸リノベーションのスタンダードを発信すべく、両社が連携し立ち上げたもの。WEB上で展開するコラムなどを通したユーザーとのコミュニケーションを踏まえ、団地のもっている可能性を活かして、新しい暮らし方を賃貸住宅で実現しようと試みている。今回発表したプラン(は、千里青山台団地(大阪府吹田市)の「PLAN06(Re+ 006)15戸」、東豊中第2団地(大阪府豊中市)の「PLAN07(Re+ 007)7戸」など。募集期間は2014年1月25日~2月3日で、2014年1月中旬にモデルルーム見学の申し込みを開始する。なお、入居開始は2014年3月上旬以降とのこと。合わせて、両社が共同で開発した「MUJI×URリノベーションパーツ」の販売もスタートする。展開アイテムは、「麻畳」、「組合せキッチン」、「ダンボールふすま」。2014年春から全国各地の無印良品の家28店舗、無印良品大型店での販売を予定している。
2013年12月18日ネオキャリアは、内閣府主催「若者・女性活躍推進フォーラム」の提言を受け、UR都市機構(都市再生機構)やそのほかの民間企業と連携し、地方学生が利用可能な住居を無料で提供する。施行実施期間は8月5日~9月30日まで。厚生労働省の調査によると、全世代の失業率4.6%に比べ、15~24歳の若年失業率は8.2%と高くなっている。また、就職活動で不安に思う要因として「交通費など金銭的負担が大きい」と答える学生が51.0%と半数を超えており(マイナビ調べ)、地方の就職活動生への支援体制が求められているという。今回実施するプロジェクトは、同社がUR都市機構からUR賃貸住宅の提供を受け、就職活動中の地方学生向け(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県を除く)に無料で貸し出すもの。提供する住宅には、生活に必要な家具・家電などを備え付けてあり、冷蔵庫、ベッド、机・いす、照明器具、清掃用具など一部を、無印良品の住空間商品の販売などを行なっているムジ・ネットが提供している。対象団地は、埼玉県所沢市の「プラザシティ新所沢けやき通り第二」。間取りは1LDKで、同サービス公式サイトから申し込むことができる。2週間以内を目安に利用可能。なお、今回の施行実施の結果を踏まえ協議を行い、本実施の方針を決定する予定とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月02日近年、アジア各国・地域では、高い経済成長を背景に、農村部から主要都市へと人口が流れ込む都市化の動きが加速しています。一般的に、都市化と経済成長の間には密接な関係性があるといわれています。これは、都市化が進む過程において創出される人・モノ・カネの大きな流れが、経済を活性化させると考えられるためです。都市部への人口集中は、経済成長に伴なう中間所得層の増加と相まって、消費市場の拡大を促進するほか、社会・生活の基盤となる電力・水道・道路や住宅などのインフラ整備に対する投資需要を急速に高めるなど、経済成長を様々な方面から後押しすると考えられます。また、人口の増加や生活水準の向上とともにサービス需要が喚起され、医療・教育・金融などのサービス産業が発達することで、新たな雇用機会の創出が期待される点なども都市化による効果のひとつと考えられます。実際に中国では、今月中旬にかけて開催された共産党大会において、今後、内需拡大を促す原動力のひとつとして都市化推進の重要性が強調されました。国連の予想によると、アジアにおける人口1,000万人以上の大都市は、2000年時点では7都市にとどまっていたものの、2025年には、19都市にまで増加する見通しです。また、中国やインドを中心にアジアの多くの都市で、2011年から2025年にかけて30%以上の人口増加が見込まれています。世界人口の約6割を擁する巨大人口圏であるアジアにおいて、今後、都市化の著しい進展が見込まれることは、同地域の経済成長の加速とともに、貿易量の増加などを通じて世界景気の下支えに寄与するものと考えられます。(※上記は過去のものおよび予想であり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)(2012年11月22日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日プライスウォーターハウスクーパースは米・Partnership for New York City と共同で、第5回目となる年次レポート「世界の都市力比較 2012」を発表した。同レポートは、世界の産業・金融・文化の中心となる主要27都市の「都市力」を調査。2011年および2012年に収集したデータをもとに、10の領域・60の変数を用いて分析している。全27都市の総合評価では、ニューヨークが1位となった。2位はロンドン、3位がトロント、4位がパリ。ロンドンとパリは、昨年よりランクアップした。ランクアップの理由として、今年より新しく用いた領域「都市の国際性」でそれぞれ1位、2位と高い評価を得ていることが挙げられる。東京の総合評価は、昨年から4ランク上昇して27都市中10位となった。アジアの都市の中では、1位のシンガポール、2位の香港に続いて、東京は3位。「交通・インフラ」(4位)および「テクノロジーの水準」(6位タイ)の領域が高い評価を得ており、それが3位にランクインした理由のようだ。また、「都市の国際性」、「ビジネスのしやすさ」、「知的資本・イノベーション」、「経済的影響力」という領域でも、東京はトップ10入りを果たしている。一方、「産業・生活のコスト」の領域は、最下位の27位。ビジネスおよび生活におけるコストが改善されていないことがうかがえる。また、「持続可能性と自然環境」の領域も下位。「自然災害のリスク」は、昨年に引き続き今年も最下位となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日最近では「都市伝説」という言葉も随分ポピュラーになりました。また、インターネットの発達によってその流布するスピードも高速になっています。でも、みなさんは都市伝説が学者の研究対象になり、そこから1つの「ジャンル」として一般に認知されるようになったのを知っていますか?■消えるヒッチハイカー最も初期に都市伝説についてまとめられた研究書はアメリカの民俗学者ジャン・ハロルド・ブルンヴァンによる『消えるヒッチハイカー』が有名です。都市伝説という言葉を最初に使ったのは、フランスのエドガール・モランという学者ですが、ブルンヴァンは「都市伝説の宝庫」であるアメリカの面白い話を採集し、解説を加えてこの本にまとめました。ブルンヴァンの著作によって「都市伝説」という言葉が広く知られるようになっていったと言ってもいいのです。タイトルにもなっている「消えるヒッチハイカー」はこんな話です。ある男性が深夜クルマを走らせていました。すると国道脇の非常に寂しい場所で女性がヒッチハイクをしています。男性はいぶかりながらも女性をクルマに乗せて家まで送ってやることにしました。家に着くと、後部座席に座った女性の姿がありません。おかしなこともあるものだと、男性は家の人を呼びます。家人は「またですか」と言います。実はヒッチハイカーはこの家の娘で、既に車の事故で死んでおり、今まで何人もがその幻の娘を車に乗せて、この家まで運んでいたのでした。この話はアメリカで流布された古典的な都市伝説で、幾つものバリエーションが確認されています。例えば、クルマに乗って来るのが「白いドレスの女」というバージョンもあります。その場合には、プロムの日に着飾ってでかけた女性が不幸にもその日に交通事故で死んでしまい、といったより効果的な因縁話にされていたりします。アメリカのSFドラマ『トワイライトゾーン』にも同じ題材をとったとしか思えない話があります。ただし、このドラマの場合には、実は幽霊だったのはクルマを運転していた女性その人で、自分の家に電話してみると「娘はもう死んでいます」と告げられるというオチが付いていました。つまり「消えるヒッチハイカー自分版」というわけです。■都市伝説は震源地を探れない!上の消えるヒッチハイカーを読んで「おや?」と思われた人がいるかもしれません。クルマをタクシーに変えれば、「到着した所で女性が消えた。シートはぐっしょりとぬれていた」といった、日本でも古典的な怪談話にそっくりであることがわかるでしょう。しかし、アメリカで流布された消えるヒッチハイカーが日本に到着し、それが改変されて、いわゆるタクシー話になったのかどうか? これは確認することができません。日本にも怪談話の素地があり、似た話が離れた土地で同じように作られ流布されたのかもしれません。それぞれの話の起源が特定できないのです。誰がいつ原形を作ったのか、また流布の経路、これをたぐることが極めて困難なのも都市伝説の特徴なのです。■ベッドの下に誰かいる!もうひとつ古典的な都市伝説を挙げてみましょう。ある女性の部屋に友達が泊まりに来ました。夜も遅くなり、もう寝ようかという時間になって、友達が突然外に出ようと言います。その女性はいぶかっていましたが、仕方がないので友達と一緒に部屋から出ました。すると友達が「実はベッドに下に男がいるのが見えた。警官を呼びに行こう」と言うのです。友達が「コンビニに行こう!」と突然言い出したり、また男が隠れているのがクローゼットだったりとさまざまなバリエーションが存在するのですが、実はこの話はアメリカ生まれの都市伝説なのです。部屋の中に誰かいる!という恐怖は普遍的なもので、例えば『暗闇にベルが鳴る』というスラッシャームービーの元祖と言われる映画がありますが、その中に「犯人はこの家の中だ!」と判明するというぞっとするシーンがあります。誰もが抱く恐怖をうまくお話にまとめているからこそ、この都市伝説はヒットしたのでしょう。■日本の好著『都市伝説の正体』最近のトレンドも取り入れて日本でまとめられた好著があります。祥伝社から刊行された宇佐和通氏の『都市伝説の正体-こんな話を聞いたことはありませんか?』です。インターネット上で流布された話や、(また最近ではCGで何でもできますから)驚くような画像も掲載されいます。中でも、9.11の時に偶然撮られたとされる、飛行機が今まさに突っ込んでこようとしている画像は迫真のできです。この本は新書サイズで読みやすく、都市伝説について手軽に知りたい人にはお薦めです。どこから来てどこへ流れていくか分からない都市伝説ですが、だからこその恐怖、面白みがそこにはあります。あなたはどんな「お話」を聞いたことがありますか?(高橋モータース@dcp)
2012年09月30日みなさんはUR賃貸住宅というのをご存じですか?UR賃貸住宅というのは、都市再生機構(旧称:日本住宅公団)が管理する賃貸型の住宅のことです。最近ではテレビCMなどでもその名前を見かけることがあると思います。さて、そんなUR賃貸住宅ですが、興味はあるものの、どういう風に借りればいいのかよくわからない、という人も多いはず。今回はそんな人のために、UR賃貸住宅の借り方や、メリット・デメリットを紹介します。先述のように、UR賃貸住宅というのは都市再生機構(旧称:日本住宅公団)が管理する賃貸型住宅のこと。この住宅は国の住宅政策のひとつとして、公的資金を使って建てられたものです。「良質な住宅を供給する」という目標のもとに建設された住居なので、ほかの賃貸物件と比べて良質な物件が多いのが特徴です。次にUR賃貸住宅のメリット、デメリットを見ていきましょう。■UR賃貸住宅のメリット・良質な物件が比較的安く借りられる前述の通り、国の政策で建設された建物なので、良質な物件が多くあります。一般の賃貸物件に比べて「格段に安い!」とまではいきませんが、物件のレベルのわりには安価です。・礼金や仲介などの手数料がいらない賃貸業者を通すとなにかと手数料がいりますが、UR賃貸住宅の場合はそういった手数料はかかりません。契約更新の際の手数料も不要です。また、大家制度でないので、礼金もいりません。・保証人がいなくても大丈夫住居の賃貸契約を結ぶ際は、保証人は必要ありません。本人の身分さえしっかりしていれば大丈夫です。・周辺環境・施設が整っているUR賃貸住宅は国策で建設された建物なので、周辺に公共施設などがある場合や、商業施設が充実している地域に建設されているケースが多いです。■UR賃貸住宅のデメリット・必要になる敷金が家賃の3カ月分礼金や手数料は必要ありませんが、住居の修繕などに必要な敷金は払わなければいけません。それでも一般的な賃貸住宅でも敷金3カ月分が必要な所もあるので大差はないでしょう。・先着順なので人気物件はなかなか入れない全部ではありませんが、やはり人気物件は空き待ちの状態が多いです。気長に待つことができるなら、デメリットではないですが、即入居したい人には厳しいです。また、新築物件は"抽選"を行う場合もあるので注意。・入居審査がある。入居する条件が決められているため、だれでも入居の申し込みができるわけではない。その条件は後述。・3年ごとに家賃改正がある。上がる可能性も下がる可能性もありますが、とにかく3年周期で家賃の改正があります。また、そのほか注意しないといけないのが、物件の賃貸料です。比較的安価で上質な物件がある反面、周辺の一般賃貸物件と比べて少々割高な物件もあるのも事実。このあたりは周辺地域の住居の相場などをしっかりと確認することが大事です。さて、そんなUR賃貸住宅ですが、デメリットの項目で出てきた"入居条件"について説明しましょう。UR賃貸住宅はだれでも入居できるわけではなく、UR都市機構が定めた入居条件をクリアしている人だけが申し込みをすることができます。その条件とは、(1)日本国籍のある方、またはUR都市機構の定める資格のある外国人の方。(2)申込者本人の毎月の平均収入額がUR都市機構の定める基準額以上、または貯蓄額が一定金額以上の方。(1)の条件はほとんどの人がまず大丈夫でしょう。問題は(2)の条件。ここが壁となります。まずUR都市機構の定める月収基準ですが、申し込みを希望する物件家賃の4倍か、33万円。または申し込みを希望する物件家賃が20万を超える場合は一律40万円、という形で決められています。単身者の場合は25万円(希望する物件家賃が20万を超える場合は一律40万円)となっています。基準月収額の基準については、物件の賃料で左右される部分もあるので、申し込みをする際にはしっかりと確認するといいでしょう。上記の基準をクリアしていれば、晴れて賃貸申し込みができます。申し込みの際は都市再生機構の営業所に足を運ぶか、都市再生機構のホームページからインターネットで申し込みをしましょう。ここからは一般の住宅賃貸の手順とほぼ同じ。内覧をして、身分証や住民票を持って契約書に記入。指定された入居日以降に鍵をもらって、無事完了です。という順序でUR賃貸住宅を借りることができます。収入というハードルはありますが、そこをクリアさえすれば大丈夫。広い住居への引っ越しを考えている人は、一度UR賃貸住宅をチェックしてみるのもいいかもしれませんね。UR都市機構 住まいのご案内<関東エリア> UR賃貸住宅のよくある質問貫井康徳@dcp)
2012年09月16日JR北海道はこのほど、今年6~7月に実施していた「学園都市線フォトコンテスト」の受賞作品24点を発表した。このコンテストは学園都市線(札沼線)札幌~北海道医療大学間が6月1日に電化開業したのを記念して開催されたもので、「学園都市線って、いいね。」と感じる光景をテーマに作品を募集。列車の走る光景や沿線の風景などを収めた写真751作品が寄せられた。大賞は、幼いきょうだいがロングシートに後ろ向きに膝をつき、わずかに開いた車窓に顔を付けるようにして外の景色を眺めている光景をとらえた「風を感じて」。この他に優秀賞3作品、佳作20作品が審査によって選ばれた。受賞作品は「学園都市線フォトコンテスト」特設ページにて公開されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日都市再生機構西日本支社とムジ・ネットは、団地リノベーションの共同企画「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」を発足した。日本の暮らしのスタンダードを追求してきたUR西日本支社と「生活美学の専門店」を目指している無印良品が立ち上げた「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」は、WEB上で顧客とのコミュニケーションを行いながら、現代の多様化した日本の暮らしに新たな賃貸リノベーション(改築)のスタンダードを発信していくというもの。具体的には、「新千里西町」(大阪府豊中市)、「泉北茶山台二丁」(大阪府堺市)、「リバーサイドしろきた」(大阪府大阪市)の3団地において、2012年秋以降に5プランのリノベーションモデルを実際の住宅で公開する予定だ。3団地は昭和40年代から50年代に郊外ニュータウンや市街地で供給され、日本住宅のスタンダードのひとつとも言える住宅団地。今回のプロジェクトでは現代の壊して作るリノベーションから、壊し過ぎず作り過ぎないリノベーションを目指す。無印良品のサイト、UR西日本支社の団地リノベーションプロジェクトのサイトにて、詳細を公開している。
2012年06月29日自動車事故対策機構(以下、NASVA)はこのほど、自動車事故による重度後遺障害者への支援拡充を目的として、近畿・関東地区にて「委託先病院」を公募すると発表した。NASVAは、自動車事故による脳損傷が原因で重度後遺障害が残り、治療と常時介護を必要とする被害者のうち、特に重度の患者を対象とした専門病院として、国内4カ所(千葉、仙台、岡山および岐阜)に療護センターを設置運営している。また、2007年から札幌・福岡の2カ所にて、療護センターの一部機能(治療・看護)を一般病院の施設を活用して提供する「委託病床」の運営を開始。これらの療護施設は、順調に活動している一方、一部地域では自宅からの距離などを理由に、入院を断念する被害者家族が多数存在することが判明したという。このためNASVAは、2011年2月より「委託病床の拡充にかかる検討委員会」および「委託病床機能等審査委員会」を設置し、委託病床を拡充する方向で検討。その結果、「新たに大阪を中心とする近畿地区(16床)および関東南・西部地区(12床)に委託病床を開設し、2013年1月から患者の受入を開始すべき」などの結論を得たことから、今回、同病床の運営を委託する病院について、入札による公募を行うことを決定したとしている。今回の公募にあたり、NASVAは入札説明会を開催。日程・場所は、関東地区が3月9日15:00~、NASVA本部6階会議室、近畿地区が3月13日15:00~、NASVA大阪主管支所内会議室となる。申込み期限は3月8日正午。今後のスケジュールは、5月10日応募(入札参加表明)締切、6月29日開札、委託先病院決定、2013年1月(予定)入院患者受入開始となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月14日年金いくら戻るだろう?日本年金機構(旧社会保険庁)は10月8日、最新の「年金額回復の具体的事例」を発表した。対象期間は平成22年8月第1週。同機構は1週間で年金回復額が大きかった10ケースを、毎週公表している。1番は約95万円今回1番回復額が大きかったのは82歳の女性で、回復前が年額103万9,400円だったのが、回復後は199万2,500円となった。増加額は年額で95万3,100円。回復の理由は、突合せをしたところ、厚生年金加入期間が新たに216月増加したというもの。本人は「黄色便」の対象者であり、「加入もれがある」として相談窓口に確認。調査をしたところ、本人の申請と一致する記録が判明した。以下は「黄色便」についての同機構の説明。未統合記録約5000万件について、「ねんきん特別便」による記録確認の取組みと並行して、住民基本台帳ネットワークシステムや旧姓等の氏名変更履歴などとの突合せにより、未統合記録の持ち主である可能性がある方に20年6月から21年12月の間に「年金記録確認のお知らせ」を送付し、記録の確認作業を行っているもの。年金0円からの回復!!2位は69歳の男性で、増加額は年額で87万9,300円。この方は回復前は年額0円だった。厚生年金加入期間が新たに94月確認された。3位は75歳男性で年額767,600円の増加。この方も回復前は0円だった。厚生年金加入期間が127月追加された。なお10番目の方の回復額は80歳男性で44万1,600円。厚生年金加入期間が154月追加されたものだった。
2010年10月11日