はじめての私でも、籐編みってできるの!? 「YOSHIKO」といえば、セレクトショップなどで取り扱われているかごバッグが大人気!バッグだけでなく、アクセサリー、小物入れ、ミラーフレームまで!?あらゆるものを籐を使って編んでしまう、その技術力に驚かされるブランドです。さらに、籐といえば「ナチュラルカラー」であるベージュのイメージが定着していますが、「YOSHIKO」のアイテムは籐を染めたり、ときにはビビットなカラーでペイントしたりと、今まで見たことない!というような可愛らしさも兼ね備えています。そんなすばらしい技術を持つ、デザイナーの齊藤美子さんが自ら教えてくれるワークショップが開催されるということで、ぜひ取材を!とお願いしました。 ワークショップの開催場所「cocca」もすてき! ワークショップの開催場所「cocca代官山」は、ファッションテキスタイルメーカーのcoccaが運営するショップ。生地だけでなく、オリジナルのテキスタイルで作られたファッションアイテムやインテリア、ステーショナリーまで幅広く提案しています。YOSHIKO初となる書籍「YOSHIKOのかごレッスンはじめての籐編み」(日本ヴォーグ社)の発売を記念した出版記念イベント&ワークショップを各地で開催していくそうで、そのスタートがこちらのcocca。今回取材したcoccaでのワークショップは終了していますが、そのあともワークショップは続くので、記事の後半でお知らせいたします。 籐編みアイテムが展示された空間で、ワークショップスタート! coccaでのワークショップは、書籍に掲載しているかごバッグの作り方をもとに「すぐに使えるかごバッグ」をテーマにしたそう。今後も続く出版イベントの開催地では、籐で作るアクセサリーやミラーフレームなどさまざまなアイテムが予定されているそうで、こちらも楽しみです。(すでに満席になっている可能性もあるので、HPなどで確認が必要となります) 人数分用意された籐を目の前にして&一から籐を編み始めるといことで、参加者の皆さんのわくわく度が高まります。作り方の大きな流れは、かごの底の部分から編み始める→持ち手の部分を作る→両脇の部分を乱編みする(くねくねと編む)。そのあと、水引でモチーフを作り(後半に出てきます)、飾り付けとなります。最後には、coccaで販売しているフレンチリネンの生地で作った内袋が渡されて完成!となります。 まずは、基本となる底を編みます。みんな真剣です! 持ち手部分を作って、両脇の乱編みもきれいにできました! 参加者の完成品がこちら! それぞれのオリジナリティーが際立ちます。 同じ材料を使って作っているのに、かごのフォルムや装飾などそれぞれの個性が引き立つ仕上がりです。完成品にも大満足ですが、それまでのプロセスを参加者同士で楽しむ時間というのが、ワークショップの魅力でもありますね。 展覧会では、ほかにもユニークな籐アイテムがラインナップ! ワークショップのプロセスの途中に出てきた「水引でモチーフを作り」という一文。これは、写真のような籐で作った水引のこと。取り付ける金具やパーツによって、ブローチ、バレッタ、コーム、ネックレスなどになります。さらにペイントしたりすることで、ますます可愛さアップ! こちらは、水引を筒状に編んだバングル。展示の仕方もアーティステックで、格好いいです。どんぐり形の小物入れ。キャンディポットにしても可愛い。紅藤を使って、ランダムに編む「乱編み」のかごバッグ。皮をむいていない紅藤は硬さも太さもまちまち。だからこそ、自然素材を編んでる感じがするのだそう。レセプションパーティーでは、可愛くて美味しいスイーツがふるまわれました。よく見ると、お菓子が入っている持ち手つきトレイなどのかごも、YOSHIKO作品です! 今後のイベント&ワークショップ開催はこちら! YOSHIKOワークショップは人気のため、すでに満席になっている可能性もあります。気になったらこれから開催されるお店のHPをこまめにチェックしてみて! 「カフェ&ブックス ビブリオテーク自由が丘店」東京都目黒区自由が丘1-11-7 エトモ自由が丘6/1(金)~6/17(日)ワークショップは6/9(土)開催 「リネンバードハバーダッシェリー」東京都世田谷区玉川3-12-11 B16/21(木)~7/3(火)ワークショップは6/23(土)開催 今回紹介したすべての作り方は、YOSHIKO 初の書籍で掲載! 今回の展示会で紹介しているかごアイテムは、こちらのYOSHIKO初の書籍に作り方が掲載されています。定番のかごバックから、アクセサリー、インテリアアイテムまでさまざまな「籐編み」を楽しめる1冊です。ぜひ、チェックしてみて! YOSHIKOのかごレッスンはじめての籐編み\1,600+税(日本ヴォーグ社)発売中 YOSHIKO
2018年05月24日