2005年生まれのマイペースな長女と2008年生まれの猪突猛進な次女、2017年生まれの元気いっぱいの三女の年の差三姉妹のアラフォーママです。 長女が小学6年生の時に三女を出産! 一回り離れた年の差姉妹ってどんな姉妹関係になるのか、どんな生活スタイルを送ることになるのだろうか、長女が成人しても三女はまだ小学生。育児は続くよどこまでも。そんな事を産むまで考えていました。 でも出産したらそんな不安もぶっ飛ぶくらい年の差姉妹ってすっごく幸せ! そんな毎日の何気ない日常を綴っています。
我が子に蕁麻疹が起きたことから、性教育の必要性を改めて感じた私。実は私には保育園で性被害に遭った経験があり…。
我が家は年の差三姉妹。長女と三女は12歳差で干支が同じです。時に、ミジンコレベルのしょうもない理由で、お姉ちゃん二人の激しい喧嘩が勃発!まだ半分赤ん坊の三女が宇宙語で仲裁します。
2人の子どもを出産し、その後始まった原因不明の不正出血。数年にわたる私の子宮筋腫に悩まされたお話です。
こんにちは! あん子です。 今回は、私と義両親との関わり方について書こうと思います。 義両親はとても良い方で、孫をすごくかわいがってくれます。 私たちが帰省するとすごく喜んでくれて、みんなでBBQをするのが毎回の恒例行事となっています。 いつも優しくて本当の両親と同じように慕っている義両親なのですが、私が長女を出産した頃、少し違和感を感じた出来事があったんです。 ■義母との子育て方法の違いに戸惑い それは生後3ヶ月の長女を連れて帰省した時のことでした。 沐浴をすませ、着替えをさせようとしていると から始まり、 「離乳食はまだ始めないの? 私のときは、2ヶ月から果汁を飲ませていたものよ。もう果汁や重湯やおみそ汁の上澄みを飲ませていいんじゃない? 息子が生後6ヶ月を過ぎた頃には、多くの食材を食べさせていたわ」 と言われました。 他にも、お義母さんの時代は、早くから離乳食を与えることが当たり前だったそうで、 「離乳食は、親が一度口にいれて噛んで柔らかくしたものを子どもに与える家庭も多かったのよ。」 と言われた時には、 と、恐ろしい怪談話を聞かされてるのか思うくらい背筋がゾワ~となったこともありました。 いろいろアドバイスをくれたのは、まだ離乳食を始めていないことが、お義母さんにとっては非常識なことだったからかもしれません。 当時の私は、お義母さんのアドバイスを 「う~ん、今の時代じゃそんなこと、しなくてもいいって言われてるしな~」 「アレルギーの心配もあるから急いで与えなくていいと思ってたんだけどな 」 と子育て方法の違いに戸惑っていました。産後のホルモンの影響もあったのか、何気ない一言にもモヤモヤしていて…。でもお義母さんの子育てを否定したいわけではないんです。 お義母さんにどう伝えればいいか戸惑っていたときに、 「今と昔では子育ての考え方も変わってるんだよ。私たちが口出しするのはやめよう」 と助け舟を出してくれたのは、お義父さんでした。お義父さんのおかげで、私の気持ちを素直にお義母さんに伝えることができ、 「そうね…、昔と今じゃ、だいぶ違ってるのね。」 とお義母さんも理解を示してくれるようになりました。 ■今ではお義母さんの気持ちが良くわかる 当時は言われたことに違和感を感じていましたが、現在ではお義母さんの気持ちがよくわかります。 なぜなら我が家の 三女を妊娠してから、年の差姉妹ならではのギャップを感じることが多々ありました。 たとえば、1度に複数の予防接種を受けることができるようになっていたり 12年でこんなにも子育てに関して世の中が変化していたのかと衝撃でした。 そう考えると、今の私たちの子育て世代と親世代とでは意見が食い違うことは当たり前なのかもしれません。 自分だけの一方的な考えに固執せず、他の意見に耳を傾けることが大切なことだと感じています。 ■我が家の義実家とのちょうどいい距離感とは お義父さん、お義母さんが娘たちをかわいがってくださるおかげで、娘たちもおじいちゃんおばあちゃんが大好きです。 義両親とは遠方なので頻繁に会うことは難しいのですが、できるだけ顔を見に行こうと思っています。近づき過ぎず、でも離れすぎない。 お互い踏み込みすぎない、つかず離れずぐらいの距離感が私にとってベストな関係だと思っています。 私もいつか娘が結婚し、孫が生まれておばあちゃんになったとき、今の当たり前が通用しない時代になっているのかもしれません。 その時がきたら自分の意見を押しつけずにいたい! だけど…、もしかしたら「お母さんの時代はね~」って未来の私が言っちゃうかも(汗) その時は、 「お母さん、それはもう今の非常識だから。今の常識はね…」 と教えてね! と娘たちに伝えています。
2020年05月27日こんにちは! あん子です。 子どもって好奇心旺盛ですよね。 ちょっと親が目を離した隙に予想もしない危険な行動をしていた! なんて経験をされた親御さんも多いのではないでしょうか。 今回は「こんな怖い思い、2度としたくない…!」という娘が誤飲した時のお話をご紹介します。 ■娘に突然の異変、一体何が…! それは、ある日の夕食中の出来事でした。当時、1歳の娘は、食事を一足先に終わり、ダイニングテーブルのすぐそばで座って遊んでいました。 すると突如、 と娘が苦しみだしたのです。 「どうしたの!? 」 異変に気づき、慌てて娘の元に駆け寄りました。 娘は必死に喉を押さえ、声が出せない状態。自分の指を必死に口に入れる姿を見て、何かを喉に詰まらせたのだと分かりました。 これは危険!! 口の中を確認しましたが、何を詰まらせたのか分からない。 涙を流し、みるみる顔色が青くなっていく娘…。 窒息っ…! 最悪の状況が目に浮かびました。 私がテンパったらダメだ! 冷静に…冷静に…! そう思っても心臓がバクバクして、手が震えるんです。 その時ふと、母子手帳に書いてあった「背部叩打法」を思い出し、 (片手で子どもを支え、もう一方の手のひらの付け根で子どもの背中をたたく方法です) 何度も背中をたたきましたが、 まだつまりは取れていないようで苦しんでいる娘。 このままじゃ…! 一刻を争う事態でした。 救急要請しようとしたその直後です。 喉に詰まらせた異物を飲み込んだようで呼吸ができるようになりました。 ホッと安心したものの、一体何を飲み込んだのか…。 ■2度と同じことがないように…家族で話し合ったこと 昼間掃除をした時は、テーブル周辺には何も置いていなかったはず。 一体何を食べたのか分かりませんでした。 ただその時、食べていた食事で納豆のたれの切れ端がなくなっていたので、おそらくそれを食べて詰まらせたのではないのかと思いました。 その後、念のため病院に行きました。 先生に経緯を伝えると、 「今、お子さんの状態が安定しているため、このまま経過観察し後日、便として出てくるので確認をしてください」 と言われました。プラスチックはレントゲンに写ることはないらしいのです。 小さい子どもの口の大きさは長径約4cm、トイレットペーパーの筒の大きさぐらいです。子どもの口の中に入るものは何でも誤嚥(ごえん)や窒息の原因になる可能性があるとのこと。 今回のような場合、子どもの窒息事故に気づいたらすぐに救急車を呼び、救急車が到着するまでの間は、詰まったものをはき出させる応急措置を行うことが必要だそうです。 後日、便とともに申し訳なさそうにひょっこり納豆のタレの切れ端が出てきました。飲み込んだものがはっきりして、ようやくこの時安心できました。 日頃から、誤飲すると大変なことになるもの(ボタン電池や漂白剤など)は、子どもの手の届かない場所に置くなど気をつけてはいましたが、まさかタレの切れ端を口に入れて詰まらせるなんて思いもしませんでした。 これがあってから、 ・ごみはすぐに捨てること ・小さい子どもは、誰かがそばで見守ること(目を離さない) を徹底するようにしようと家族全員で話し合いました。 こんな事態になってしまったことを深く反省し、2度と同じことをさせないようにしたいと思います。 最後までお付き合いいただきありがとうございました。 参考: 「えっ?そんな小さいもので?」子供の窒息事故を防ぐ!/政府広報オンライン
2020年05月12日こんにちは!あん子です。 おうちにいることが増えた今、気になるところといえばやっぱりお部屋の中! 掃除終わったー! と思っても、 次から次へとおもちゃを取り出し…、遊んでるかと思えば、大量の服を引っ張り出し突然のファッションショーを開催する絶賛イヤイヤ期の2歳の娘。 カオスな汚部屋状態になる毎日を送っています…(遠い目) 数年前から断捨離やミニマリストという言葉をよく聞くようになりました。ミニマリストまで徹底することは厳しいけれどシンプルなおうちに憧れがある私。 まずは自分の身の回りのものを整理しよう! と思っても、断捨離をする際に立ちはだかるものって「思い入れがあるものが捨てられない」ではないでしょうか。 そこで、私なりの「断捨離の際の捨てる基準」をご紹介します。 ■我が家の断捨離の基準は… いざ、片付けようとすると 頂いたものだし… これは好きなブランドで高かったし… まだ使えるかもしれない… という考えが浮かんできますよね。 でもこれを考え始めたら、なかなか物は捨てられない。 ずばり、私の捨てる基準は、 この2年で使わなかった(着なかった)もの です。 「まだ使う機会があるかも!」と捨てることを保留にしたまま、 使うことさえ忘れてしまって、そのまま押し入れや引き出しの奥に「さようなら~」となっていたことが、私の人生で何度あったことか(汗) この「いつか使うかも‥」が難敵なんですよね。 1年ではまだ思い入れがあり、捨てることに抵抗をもってしまう私。 だからもう1年スパンを開けるんです。 そして2年経ったら、思いきって捨てちゃいます! 子ども用品もサイズアウトしたものは、人に譲るか、それが無理なら思い切って捨てます。 売ることもいいと思います。でも売るなら その日のうちに実行 します。私の場合、次の日に売ろうと先延ばしにするとまた、押入に「さようなら~」となるからです。 ■なかなか片付けられないときは… 片付けがスムーズに開始できるときはいいのですが、この片付けをするその前に、大きな壁が立ちはだかる日も。それは…、 片付けたいのに「片付けること自体が面倒で行動しない」ではないですか? そんな時私は、「今すぐ片付けよう!」という気持ちになるため実践していることがあります。 それは、テレビ番組の汚部屋特集や掃除特集を見たり、SNSなどで掃除をする動画を見ることです。 ものすご~く汚かったところが、掃除をしてものすご~くキレイになった様子を見ると、 と一気にヤル気がでるんです。 「あんなに汚かったところがあんなにキレイに…、我が家もキレイできるはず!」と、その熱量が冷めないうちに家庭用ごみ袋を用意し、この袋がパンパンになるまでいらないごみを捨てよう! と決めて取りかかります。 動画を見てすぐに影響を受け、 さらに「袋をパンパンにして捨てないともったいない」と思う私は…、 単純でケチ…、いや倹約家です(苦笑) 在宅時間が長く、ストレスがたまりがちなこの時期。 家の中の全てとはいかないけれど、一部だけでも整理することができると気分的にも晴れやかになりました。
2020年05月01日こんにちは! あん子です。 朝は何かとせわしないですよね~。 そんな慌ただしい朝にお弁当を作るって大変ですよね(白目)。 私、独自の方法のため参考になるかわかりませんが…、 「早起きが苦手な私の家事時短術」 をご紹介します! 最後までお付き合いしていただけると嬉しいです。 ■朝のお弁当作りの時短術 我が家のお弁当の調理時間は 20分 と自分で決めています。 これは、子どもが成長してキャラ弁を作っていないからできる時間なのですが、20分で収めるためにしていることが2つあります。 ●朝はご飯を炊かない 私は、朝は炊飯器でご飯を炊きません。 予約をしていてもいいのかもしれませんが、とにかく朝は 洗い物を少なくしたい のです。 そのため前日のうちにご飯を炊いて冷凍保存をします。冷凍保存したご飯は意外と美味しいですよ~! ●まな板を使わない お弁当を作る際、 まな板を使う必要のあるお肉や野菜は、前日の夜ご飯を作るついでに切っておきます。朝は焼くだけになるよう下ごしらえしたり、余裕がある時は、おかずの作り置きを作っておいてあらかじめ冷凍保存します。 あと、ウィンナーの飾り切りなどは、簡単なものは手で持って切ったり、少し細かい飾り切りのときはフライパンの上で切っちゃいます。(フライパンを傷つけないように注意しながら) 卵焼きも焼き終わったらそのままフライパンで切っちゃいます。 これも、まな板を洗う手間を減らしたいからなんです。 ※包丁に慣れていない方は真似しないでください。 ※ケガする可能性がありますので十分ご注意ください。 旦那が見ていたら、 と言われそうですが、 見られなければそれは分かりませんから。←おいっ! ■トイレ・お風呂の掃除編 トイレ掃除、お風呂掃除は ついで戦法 を使います。 毎日掃除しなければならない場所。 あぁ、面倒だな…、 そんな時、トイレに行ったついでにです。 用を足す前にささっとトイレ掃除しちゃいます。 「漏らす~!限界よ!」という時はさすがにできませんが(笑) お風呂も、自分のからだは洗った! よし上がろう! ではなく、お風呂に入ったついでに床と壁をさささっと掃除しちゃいます。 頑張りすぎるとあとから「もぅ! 面倒くさい! 」とボイコットしがちな性格の私。きれい好きでしっかりされてる方からみたら「おいおいっ!」というところもあると思いますが、どうかお許しください。 家庭内の 見えない家事労働 って本当に多いと思うんです。 とくに今は、お子様の休校や旦那様の在宅ワークでいつもより家事労働の比率が上がったわ~と感じている方も多いと思います。 そんな時こそ、ストレスをためず、 ゆる~く、無理しない程度に家事をこなしていきたいですね。 次回は、家族で家にいることが増えた今こそ目につく部屋の中のこと。 私が決めている 「捨てる基準」 をご紹介します。
2020年04月22日こんにちは!あん子です。 今回は、 産後クライシス に陥った我が家がそれを乗りこえた話です。 まだ産後クラスシスという言葉も浸透していなかった時のこと…。 出産を機に、こんなにも夫婦の関係が大きく変わるとは思いもしませんでした。 ■出産後、私の生活は激変 14年前のことです。 産婦人科の診察でエコーを確認するたびに、喜びと不安が入り混じった不思議な感覚を今でも覚えています。 妊娠中、育児書を買い込み読み漁っていたのですが、当時、私が読んだ育児書には「赤ちゃんは1日の多くを寝て過ごします。授乳間隔は3時間ごと」と書かれていました。 なるほど~! 3時間空くんだったらその間に家事やって~…! なんて悠長に考えていました。 そしていざ出産! 退院して赤ちゃんとの生活が始まると…、 想像してたのと全然違う! 娘、寝ないんです(泣) 私も寝たい! のに寝れない生活。 手探り状態でひたすら目の前の赤ちゃんの子育てに奮闘する毎日。振り返れば授乳のため一日中どちらかの胸を出していたように思います。 恥ずかしくて人には到底お見せできない、つるの恩返しのように閉じこもった生活をしていました。 そして、当たり前に出るものだと思っていた母乳が出ないことの戸惑い。 3時間おきの授乳なんて…、もはや都市伝説では? 育児書で書いてあることが正しい赤ちゃんの生活リズムだとすると、私は全然できていない…。寝ないのは、母乳が足りてないから…? そうだったら、 涙が勝手に出てしまう精神的に不安定な状態でした。 振り返ればあの頃、ちょっと 産後うつ 状態だったと思います。 ■夫との温度差に孤独を感じる日々 そんな中、夫は独身時代と変わらず友達と毎晩のように飲みに行き、帰ってきたと思ったらすぐに自分の寝室へと直行する毎日。 結婚前より遊びに行く頻度は、ひどくなりました。 知らない土地での初めての子育て。右も左も分からなくて不安で、頼れる人もいない。 沐浴もオムツを替えることも夜泣きの対応も全て1人で背負い込んだ子育てでした。 当時の私は、すごく孤独でした。 これは妻目線だけなので、夫にも私に対して不満があったと思います。 私だけが大変なわけではないし、夫だけが大変なわけでもない。 お互いさまなのに…。 当時の私たちは、顔を合わせると火花を散らす日々。 ケンカをしたあと3ヶ月月ぐらい口を聞かなかったこともあります。 お互い意固地になって、仲直りのタイミングを逃してしまっていました。 離婚… この二文字が頭をよぎりました。 それでも離婚を踏み止まったのは、やはり子どもがいたからでした。 あとから考えれば、あんなしょうもないことがケンカの原因だったのかと笑ってしまうような内容がほとんどなんですけどね。 ■我が家の産後クライシスの乗り越え方 産後クライシスの乗りこえ方は? と聞かれたら、我が家の場合、夢のような一言で劇的に夫婦関係が良好になる特効薬というものはありませんでしたが、お互いの意識が変わるきっかけを作った方法がありました。 それは、 ケンカしてお互いにクールダウンしたあと、 あの時、こう言ってほしかったということをメールで一言でいいので送り合おう というものです。 親しい間柄だからこそ、人を傷つけるような言い方をしてしまいがちなもの。 この方法をとることで、 「あれはないよ! ひどい!」という腹が立った言動を、逆にあの時、自分はどう言ってほしかったのか、を自分自身冷静に考えることができ、相手がどう思っていたのか胸の内を知ることができるようになりました。 そして、お互い次から気をつけよう、という建設的な考えに変わっていったのです。 本当にゆっくりですが、お互いが子どもの成長を共有し、同じ方向をみて子育てに向き合ううちに、夫も少しずつですが育児に理解を示してくれるようになりました。 今では、以前より育児や家事に協力的になってくれ、友達と飲みにいくことも少なくなり、「今は家が1番落ち着くんだ」と言うようになりました。 時間はかかりましたけど(苦笑) 長女が自立するのも、もうそんなに遠い未来ではない我が家、子どもと一緒に過ごせる時間は限られているんだと痛感する日々です。 後悔がない子育てというものはないのかもしれないけれど、親が子どもにしてあげられることを今、全力で応援していこう! と言うのが、ここ最近の私たちの夫婦の会話になりました。
2020年04月15日こんにちは! あん子です。 今回は三女に対して、夫がやらかしてしまったエピソードについてご紹介します。 ■三女の育児を引き受けてくれた夫、しかし… 中学生の長女は塾に通っています。 その送迎をしているのですが、 ただでさえチャイルドシート乗車拒否する2歳の三女。 この雨の中、三女を連れていくのは大変だ…、と思い、 夫に「長女を送る間、三女の面倒をみてほしいの」とお願いすると…、 快く「任せて!」と言ってくれました。 くぅう! 頼もしい! 「ありがとう! お願いね!」 と伝え、長女と家をでました。 無事、塾に長女を送って自宅に戻ると、いつも「おかぁり!」と出迎えてくれる三女の姿が見えない。声も聞こえない。 寝てるのかな? と思いながらリビングに入ると…、 夫のスマホで動画を見ている三女。 そしてソファーに座ってお酒を飲んで悠長にテレビ鑑賞している夫がいました。 この光景に私は、 ふつふつと怒りが込み上げてきました。 娘が生まれて自分の時間より娘を優先した生活を送ってきている私にとって、夫の行動に共感できませんでした。 娘との時間を大切にしてほしいと思ってしまったのです。 「なんで動画を見せてるの?」 と夫に聞くと、 「え?だってさ、お母さんが出かけたあと、ギャアギャア泣くから。これを見せたら大人しくなったよ。」 という夫。 動画を見せること自体は、決して反対ではないんです。 育児をやる姿勢を見せておいて、泣き出したらスマホを与えてあとは勝手にやってという姿勢にイラっとしたんです。 夫はそんなつもりではなかったのかもしれませんが、私にはそう見えてしまったのです。 ■動画を催促するようになった娘 それからです。 昼間は見せてもらえないことが分かっている娘は、仕事から帰宅した夫にことあるごとにスマホを催促するようになりました。 たしかに動画は魅力的ですもんね。 そして放っておくと2時間くらい余裕で見るようになりました。 休日はもっと長く見ようとします。 「もう寝る時間だよ。」と何度言っても 「やだ!」と言って聞きません。 しかたなく取り上げると、この世の終わりだと言わんばかりに泣き崩れます。 そしてある日、とうとう夫が動画を見せることをやめようと思うきっかけが起きたのです。 ■夫に起きたせつない悲劇 娘はいつも夫が仕事から帰ってくると玄関までお迎えをしているのですが、 以前は… 「お父さん、おかえり!」 と言っていました。 しかし今では、第一声が…、 「バナナ! バナナ! バナナみるの!」 に変化したのです。 お父さん「お」の字も呼ばれないという悲劇。 「バナナ」とは娘のお気に入りの動画です。 「俺は、もうお父さんではなく動画を見る道具を持ったバナナおじさんと娘に思われてるかも…」と落胆する夫。 まだ2歳の娘。時間を守って使おうと言ってもわからない様子。 夫婦で話し合い、動画を見ていた時間を別のことをさせる時間にしようという結論にいたりました。 「もうバナナは、見れなくなったの」 と娘に伝えると、最初は大号泣でしたが今は見なくても平気なようです。 動画を見せるか見せないかは個々の家庭の教育方針で違うと思いますし、見せたから悪いものでもないと思うんです。 我が家の場合は2歳の娘がもう少し大きくなるまでは動画は封印することにしました。 その代わり昼間、外で鬼ごっこをしたり、鉄棒をしたりと体を使った遊びをするようにして、夜は家族で話す機会を作るようにしました。 なんだかんだ言っても、いざと言うときにはビシッと家族をまとめてくれる頼りになる夫。 これを機に2歳の娘とおままごとを一緒にしたり、休日は外遊びをしてくれたりと以前より積極的に育児に参加してくれるようになりました。
2020年04月02日こんにちは!あん子です。 感染拡大防止のため、全国の小中学校、高校と臨時休校すると要請があったとママ友が電話で教えてくれたときは突然のことで本当にビックリしました。 子どもの預け先の心配や仕事など戸惑うママも多くいたと思います。 我が家も例外ではなく小学生、中学生の娘も休校となりました。 休校になって小学生の次女から出た言葉は でした。 ですよね~。 ずっと家にいるとひまですよね。今回のお休みは、感染拡大防止のためであって、不要不急の外出は控えるように言われています。 我が家の場合、上2人のお姉ちゃんは中学生、小学5年生と大きいので私が何か提案しなくても自分の時間を楽しんでいるようです。 今回は、次女の休校の過ごし方をご紹介します。 ■小学5年生の次女の過ごし方 次女は昔から読書が好きでした。 休みになっても1日3冊は本を読んでいるようです。 今、ハマっているのは、歴史と科学の本。 宿題以外に「影がなぜ黒いのか」や「桜の木の周辺に雑草が生えにくいのはなぜなのか」など、日常で気になったささいなことを本で調べてまとめたりしているようです。 ほんの数年前までは、ゲームや動画をみたりもしていたのですが今はほとんど見ません。 そのかわり、休みになって見だしたものは、 えーーーっ! そこーーー?! おばあちゃん家にでも来たのかと思うような懐かしさ。 次女の場合、一度みたらおしまいではなく、録画して何度もエンドレス再生しようとするんです。 ひぃい!勘弁して~(白目) ほかには…、 2歳の妹のためにレンジや冷蔵庫、コンロやシンクなど、おままごとの小道具を段ボールで作ったりしています。 姉妹で年の差がある我が家ですが、次女が工作をし、その助手としてシールを貼り付けたりと手伝う三女。 いつも昼間いないお姉ちゃんがいる! 休校で一番喜んだのは、三女でした。 作ったあとは、おままごとを早速していました。妹想いの次女に感謝です。 工作や読書など、本人が興味があることをやっていると意外と時間もあっという間に過ぎるみたいです。 遊ぶことも大事ですが、休みになって一気に気がゆるんで夜更かししてしまっている娘たち。 新学期始まってから本人が大変な思いをするので、早寝早起きを徹底して規則正しい生活を送ることが休みの中で何より大切だよと娘たちには伝えてたところ、 「そうだよね。早く寝て早く起きるようにしよう」 と娘たちも素直に受け入れてくれました。 こんな休みは、滅多にないこと。 新学期が始まった時、振り返ってみて有意義なお休みだったと思える毎日を過ごしてくれたらと思います。
2020年03月25日こんにちは! あん子です。 風邪をひいたから病院に行きたいと思っても、幼い子どもがいるとなかなか病院には行きにくいものです。子連れで病院へ行くと、子どもが風邪をもらってしまうのではないか、と心配になります。 そんな中、私が風邪をひいてしまいました。我が家は夫は多忙、両親は遠方で頼れない状況です。一人で病院に行くにも行けません。 まだ2歳の娘は、母親のそばから離れません。 ■2歳の娘の看病が本格的?! 本当は布団でゆっくり寝ていたいけど、私が寝ると「起きて、起きて」と娘が叩き起こすんです…(泣) 娘の顔をみると寂しそうな顔をしてるんですよね。昼間、遊び相手が私しかいないもんな…。体調が悪いからといって子どもの世話をストップするわけにはいきませんよね。 仕方ない! このまま、家で大人しくしてなんとか回復するのを待とう! と決意。しかしなんだかフラフラするし頭がズキンズキンと脈打つような痛みがする。 「うぅ、頭痛い」と呟いたら、 2歳の娘が… 「大丈夫?」 と小さい手で私の頭をヨシヨシしてくれました。 あぁ、なんて優しいんだろう。この子は天使なのかな(親バカ)。 子どもからヨシヨシされたら嬉しいものですね。 すると突然、 「ないしんき!」 と言い出し、何やら探し始めました。 そして「あっ!」と何か思い出したようで、 毎日のように家の中でも背負っている、娘のお気に入りのリュックをがさごそ探し出しました。 「あったよ!」と私におもちゃの聴診器を見せる娘。 何するのかなと思っていたら、私の頭におもちゃの聴診器をあてて と聞いてくる娘。 「大丈夫だよ。ありがとう。」と言うと、今度はおもちゃの注射器で… 「注射するね。痛くない?」と言いながら頭に注射をする娘。 頭に注射をぶっ刺されるシーンなんて漫画や映画でしか見ないシュールな光景ですが、2歳の娘はいたって真剣です。 注射を打てばすぐに痛みが取れると信じて疑わない様子。娘なりに治ってほしいと一生懸命看病してくれました。 ほんの2年前まで喋ることもできない赤ちゃんだったのに…、今はつたないけれど一生懸命話す小さなお医者さんとしてそばにいてくれる。 娘の行動を通して、これまで気づかなかった小さな幸せと癒しを与えてもらいました。娘の優しさが嬉しくて、少しだけ痛みも和らいだような気がします。 そして、診察と注射を終えたあと…、 「保険証ちょうだい」とおもちゃの保険証を要求。 リアリティある設定に「2歳児でもそんな細かい設定するんだ…」と少し感心しました。 病院でのやりとりをよく見てるんでしょうね。娘が持っているおもちゃの保険証を受け取り、また娘に再度差し出して、娘の看病は終わりました。 ■家庭内感染をなんとか回避! 解熱剤を飲んで薬が効いているうちに必要最低限の家事だけ行い、リビングで休みながら子どもと過ごし、食事などは手抜きでどうにか乗り越えました。 本当は子どもたちにうつらないように、部屋を別々にして過ごすのが一番良いのですが、そんなわけにもいかなかった我が家。 「どうか娘たちにうつりませんように…!」と願いながら、四六時中マスクをはめ、手洗いをこまめにし、ちょくちょく換気し、加湿器で部屋の湿度を保つようにしていました。 それが功を奏したのかは分かりませんが、私の風邪は家族にうつることなく無事完治! なんとか乗り切りましたが、頼める人がいる状態ならできるだけ無理せず人に頼ることも大切だなと思った出来事でした。 3月になりましたがまだまだ気温の寒暖差があります。みなさんもくれぐれもご自愛くださいませ。
2020年03月18日こんにちは! あん子です。 いくつになってもおやつの時間は至福のひとときですよね。 長女が小さい頃は、よく娘と一緒に手作りおやつを作っていました。手作りといってもレンジやフライパンでできる簡単なものばかり。 今回はそのときのエピソードをご紹介しましょう。 ■娘と楽しいパン作り! のはずが娘の様子が変? 「今日は何作るの?」 と目をキラキラさせながら聞いてくる長女に 「今日はね、蒸しパンを作るよ!」 と言うと 「えっ…」 と驚いた顔をした後、なんだか浮かない顔をする長女。 「むしパンは今はちょっと食べられない。大人になったら食べれるかもしれないけど」 と言う長女。 もしかして、蒸しパンを初めて手作りするからどんな味が分からないのかも…。 「大丈夫だよ! 蒸しパンってほんのり甘くておいしいんだよ。お母さんも小さい頃よく食べてたんだよ」 となぜかすごく驚く娘。 「うん、食べたけど…」 何か変なこと言ったかなと不思議に思いました。 すると… 「虫さんってほんのり甘いのか。苦いと思ってた。」 とボソッと呟いた娘。 どうやら蒸しパンを虫が入ったパンと勘違いしていた長女。 蒸しパンは蒸して作るパンのことで虫は入ってないことを娘に伝えると 「えーー!! そうなんだ!」 とびっくりした表情をしたあと といつもの笑顔になりました。 この後、蒸しパンを作って美味しくいただきました。 今しか聞けない子どもの素直な発言にほのぼのした出来事でした。 ■想像したのは、どんな「虫パン」…? 「ちなみにどんな虫が入ってると思った?」 と好奇心で聞いてみたら… え… 暖かい季節になるとどこからともなく出現する、あの カメムシ!? ついこの前も庭にいてすごい異臭を放っていた… あのくっっさい悪臭を放つヤツ!! そのカメムシ入りのパン…、それはそれは恐ろしいパンだと勘違いしちゃいますよね。 私も背筋がゾワッとしました。 今、当時の話を長女にしてみましたが全く覚えてないとのこと(笑)。 長女は今でも我が家の中で一番の癒しと笑いを与えてくれる存在です。
2020年03月03日次女が幼稚園の頃のお話です。 あまり行ったことがないお店での買い物中、 急いで店内のトイレを探し、ようやく見つけました。「ここで待ってるからいっておいで」と言うと次女は急いでトイレの中に入っていきました。 見つかってよかった〜、と安堵したのも束の間… と娘が困惑した顔をしながら戻ってきました。 「どうした?」 嫌いな虫でもいたのかとトイレに一緒に入ってみると、 なんのへんてつもない和式トイレでした。 そうか、次女は初の和式トイレか…、と思い、 その場でレクチャーしました。 トイレの前でしゃがんでいる最中、ふと我に返り、この姿を人に見られていなくてよかった…と急に恥じらいを覚える私をよそに、 「ヤンキー?お肉の名前?」 不思議そうに私を見る娘。 そうでした。次女はまだ幼稚園児、ヤンキー座りという用語もまだ知らないハズ…。 気を取り直して、 「このままじゃ漏らしちゃうからトイレにまたいでしゃがんでみて」 と言うと 「ええ!こわいよぉ」 と言いながらおそるおそるトイレをまたぎました。 「このまましゃがめばいいの?」 と言う娘。すると… 逆…!! 家でも幼稚園でも洋式トイレが主流になっている時代。テレビで見たことはあるけど、実際に和式トイレを利用するのはこれが初めての次女。 私が幼い頃は学校のトイレは和式でした。私にとっては当たり前にできるトイレでも次女にとっては未知の世界。大人でも初めてのことは怖いですよね…、結局私が手伝いながら用をたすことができました。 次女によると、和式トイレは落ちてしまう恐怖があるとのこと。私も娘と同じくらいの歳だった頃、同じ理由で和式トイレですることが怖かったことを思い出しました。娘の気持ちは痛いほどわかる。 次女はその後も和式トイレだと我慢してしまうことがありました。我慢することは身体にもよくないし、このままじゃよくない。 これを機会に、最初はまたぐだけ、次はしゃがんでみる、次はしゃがんだ時に体制を少し前かがみにしてみる…など、次女が怖くないと思えるように、そして「できた」という達成感を感じてもらえるように、少しずつ練習していきました。 実践するうちに落ちないと分かるようになった次女、恐怖心も薄れついに和式トイレを克服できました! 公園のトイレや昔ながらののお店など、今でも和式トイレしかない場所はたくさんあります。 今後のことを考えると練習させてよかったなと思った出来事でした。
2020年02月21日こんにちは! あん子です。 今回は、ふと言われたの夫の言葉で気づかされたことについてのエピソードです。 ■夫から突然の「俺のどこが好き?」、どう答える!? お姉ちゃんが来年受験する影響か、次女が自分のお年玉で買った問題集を一人でこつこつとリビングで勉強していた時のことです。 「次女のコツコツと頑張るところ好きだな」 と私が呟いたら、 「じゃあ、俺の好きなところはどこ?」 と夫がすかさず聞いてきました。 皆様は、旦那様に言われたらなんと答えますか? 絶賛イヤイヤ期の末っ子のお世話や、お姉ちゃんの習い事の送迎、炊事・洗濯、夫の仕事の手伝いなど、慌ただしく過ぎる毎日。 夫にイライラすることはあっても好きなところを改めて考えたことは、長らくありませんでした。 そんな夫の突拍子もない質問に次女は…、 負けずと突拍子のない返答。 「胸毛があった方が人より身体を暖めることができる」と言う夫のポジティブ発言。とは言うものの、すごい寒がりな夫。胸毛効果はたいして発揮されてないみたいです。 とまだ私にしつこくきいてくる夫…。 ■長年連れ添って思うこと 新婚さんでもない私たち。 飲みかけのペットボトルや、食べ終えたお皿もテーブルに置きっぱなし。 洋服は脱いだままソファーに放置。 仕事から帰ってきたと思ったらスマホゲームばかり。 お昼まで寝ていられる優雅な夫の休日。 仕事で疲れてるのだからたまの休日くらいゆっくりしないとね…とは思うものの、心のどこかで「私だって休日がほしい…」と思ってしまう。 好きなところより嫌なところが目につく んです。 結婚生活も10年以上経つと、ふと「なんでこの人のこと好きになったんだろう? 」と思うことがありますし、喧嘩すると「本当に大嫌い! 」と思う時もあります。 生まれ育った環境や価値観が違う者同士が一つ屋根の下で暮らすのだから、嫌なところが見えるのは、当たり前かもしれません。でもそれは、お互いさまですよね。 ■夫の好きなところを改めて考えてみると… 改めて、夫の好きなところを思い浮かべてみると…、 私の料理をいつも美味しいと言って食べてくれる 私の両親を大切にしてくれる 私が用事で外出した際、一人で帰って来るのは心配だからと迎えに来てくれる 悩みを共感してくれていつも私の味方になってくれる 家族のことになるとものすごく涙もろくなる つい先日も…、 その姿を見て思い出したことがありました。 夏の日の夕方、長女が産まれた日のこと。出産に立ち会ってくれた夫が、我が子を見て泣いて喜んでくれたんです。それは、夫が初めて私の前で泣いた日でもありました。 動画を見て泣いている姿が、そのときの彼と重なって見えたんです。 そう考えると今も昔も変わらず家族に愛情を注いでくれている人なんだなぁと。 思い返せば意外と好きなところはたくさんあって…、夫が大好きな妻の、のろけのようになってしまいましたが(照)。 夫には照れ臭くて全部は言えず…。言ったら言ったで調子に乗って「毎日好きなところを言ってよ」となるので言いたくないのもあり…、一つだけ夫の好きなところを伝えました。 ■「当たり前」が見えなくさせるもの 「え? それ好きなところじゃなくて当たり前のことじゃん!」 と夫はまたまた納得いかなかったみたいです。 「当たり前と思うことは当たり前じゃないと私は思うな。例えば、クローゼットの中にいつも服が収納されているのも、帰ってきたらご飯があるのも、それは当たり前じゃないんだよ。私、手抜きすることも結構あるし、偉そうに聞こえたらごめんねって感じなんだけど…。 仕事も全て順調なことばかりじゃなくて嫌になる日もあると思うんだ。それでも毎日仕事を頑張ってくれる夫には、感謝しかないよ。」 と伝えると夫は、まだモヤモヤしている感じでしたが納得はしてもらえたようです。 「付き合うときは両目を開き、結婚したら片目で見ろ」 という言葉があるように、一緒に暮らしているといろいろあるけれど、少しのことには目をつむり、死ぬまで添い遂げるつもりで夫と暮らしています。 あぁ、なんでこの人と私、結婚したのだろうと思った時、あえて、夫の好きなところを思い浮かべて箇条書きにしてみると、なぜこの人と一緒になろうと思ったのか、再認識できるかもしれません。 良い所もいっぱいあるのに一緒にいることが当たり前になって、日頃の感謝を伝えることがあまりなかった自分を反省…。今回気持ちを改め、夫に感謝と尊敬を込めてバレンタインのチョコを渡そうと思います。
2020年02月14日こんにちは! まだまだ寒い日が続きますね。そんな日は、温泉が恋しくなるあん子です。 子どもとのお風呂タイムは、小さい頃はてんやわんやで大変ですが、少し大きくなるとおもちゃを持ち込んで一緒に遊んだり、ひらがなや九九を覚える練習をしたり、娘の話をいろいろと聞けたり、と楽しい空間でもあります。 今回は、長女が3歳だった頃につけていた日記の中から、ある日のお風呂でのひとコマを振り返りたいと思います。 ■娘から突然の難題、母の回答は… 娘から突然、 と真顔で言われました。 そ、そうだな。この場合、なんて伝えればいいのだろう。 生きるとは…、何なのだろう。人は、何のために生まれて、何のために生きるのだろうか。長女からの質問がもはや哲学の域なのだが…。 なぜ空は青いの? とか、なぜ風がふくの? とかだったら調べたりして答えが出せそうなものなのに…。 私の人生で深く考えたことはなかった質問。頭の中の薄っぺらい辞書からひねり出した私の答えは… そうですか。違いますか。 これは、質問ではなく問題だったみたいです。 「う~ん…、ごはん食べたり、お仕事したりすることかな?」 「違うよ」 これも違うようです。 娘が納得いく模範解答があれば…、きっと買う。 「じゃあ、生きるってどういうことだと思う?」 と逆に質問をしてみました。 娘の答えは…、 ■娘の答えは… そうそう、呼吸しないと人間は、生きていけないもの…って、 娘の答えは、人間の身体の仕組みを問うものでした。 私が難しく考え過ぎていたみたいです。 「なるほどね~」と頷いていたとき、 あれ? 今、息をするって言ったあと、good!って言ってなかった? 最近、英語教室に通い出した娘。 そこの教室が「日本語を一切使わず英語のみで会話しましょう」という教室なんです。 もう英語の単語を覚えたのかと、子どもの吸収力はすごいな~なんて感心していたら、 …英語、全く関係なかったみたいです。 生きる意味を問われたかと思いきや、唐突にじゃんけんの話。 子どもとの会話は予測不能ですよね(笑) そんな長女も現在中学生です。一緒にお風呂に入ることはなくなりました。 子育ては一筋縄にはいきませんが、このような些細な日常のひとコマが、忘れがたい楽しい時間でもあります。 現在、三女が2歳になるのですが、いつ長女のような質問をしてくるようになるのか…。今まで出された難題を改めて考えつつ、今から楽しみに待ちたいと思います。
2020年02月04日こんにちは! あん子です。 今回は私が人生で初めて経験した奇妙な出来事の話です。 長女がまだ幼稚園児だった頃。 今から10年ぐらい前だったと思います。 娘が幼稚園から帰宅した直後のことです。 ピンポーンと玄関のチャイムの音がなり、 娘が走って玄関のドアを開けてしまいました。 すぐに娘を追いかけましたが、 娘は玄関先で訪問者の話を聞いてしまっているようでした。 ゆうべ来た? 夕べは誰も来てないよ… 誰だろう…、と思いながらすぐに娘と代わると そこには「郵便局の者です」と名乗る2人の男性が玄関の前に立っていました。 娘の聞き間違い! 「ゆう」しか合ってない。 直接郵便局員さんが2人で自宅に訪れることは初めてのことでした。 そして、この郵便局員さんとなんとも奇妙なやりとりが始まります。 「はじめまして! 私どもはここを管轄している郵便局員です。このたび、ご主人の定期預金の満期を迎えておりましたので、通帳を預けていただければお手続きしたいと思い訪問させていただきました」 というようなことを言われたと思います。 うぅん? どういうことだろう。 こんなことってあるものなの? と思ったものの、 もしかしたら夫が独身時代、定期預金をかけていたのかもしれない。 わざわざ自宅まで来ていただいて、こんな丁寧なサービスするのか、郵便局! すごい! と能天気に思った当時の私を殴ってやりたい。 「そうなんですね!わざわざありがとうございます。夫の通帳を持ってきますね」 と伝え、部屋に戻り、夫の通帳を探すけれど、どこにあるのか分からない。 玄関に戻り「すいません。探してもよくわかりませんでした」と伝えました。 ただここで少し違和感を覚えたんです。 この人達、いっこうに名刺も渡さない。 よく見ると名札もしていない。 こんなことってあるのかな。 あっれぇぇ? なんか…怪しくない? とは思ったものの、 「見つけ次第、直接、郵便局に通帳を持っていきますので。わざわざお越しいただいたのに申し訳ありません。ありがとうございます」 と伝えました。 ここで素直に帰っていただけると思いきや… 「ではお持ちのキャッシュカードを預かりましょう! 最近、システム変更したんですよ」 と今度はキャッシュカードを要求されました。 んんん? 通帳が見つからなければ次はキャッシュカード? システム変更なら最初にそう伝えるよね? 私と子どもしかいない平日の昼間。男性2人に力で勝てるはずもない…。ドアを開けての対面は何かされると怖いので、強い口調で言うこともできずにいました。 結局「通帳、カードは直接私が持って行きます」と何度も伝え、 男性2人は、渋々といった表情を浮かべながら諦めて帰っていきました。 後日、郵便局にその旨を話すと、 「私どもがそのような件でご自宅に伺うことはありません」 ときっぱり否定されました。 あの2人組の男性は郵便局員を装った 詐欺 だったんです。 結婚式のスピーチで、 「人生、上り坂、下り坂、そしてまさかあり!」 なんて昔よく聞いていた三つの坂の話。 まさか自分が詐欺に遭遇するなんて! 自分は被害にあわないと思っていましたが、誰しも日常で身近に起こる事件なんだと痛感しました。 「郵便局の者です」 なんて言われたら大人でも「書留かな?」「配達かな?」と素直に玄関の鍵を開けてしまうと思うんです。 今でもこの手の詐欺はなくなっておらず、むしろ進化し巧妙になっているようで…。 物騒な事件も多くあるので、すぐに娘とは ・訪問者が来たときは勝手に対応しない ・玄関の鍵は子どもは開けない、大人が開ける ということを約束。 そしてこのことを教訓に、少しでも違和感をおぼえたら、 ・名刺をもらう ・すぐにその場で結論を出さない ・必ず誰かに相談・確認 を心掛けようと思いました。
2020年01月28日こんにちは! あん子です。今回は イヤイヤ期 のお話です。 我が家の3姉妹、上の2人のお姉ちゃんはイヤイヤ期というものがあまりなかったのですが、三女は違いました。 ■三女、イヤイヤ期発動 はじまりは、妙にぐずるなぁ、眠いのかな? お腹空いていて不機嫌なのかな? から始まり、 ある日を境に「イヤ!」と全てのことを拒絶し始めました。 「アイドルはう○ちしないの」 と昭和のアイドルさながらの決め台詞を言う、絶賛イヤイヤ中の娘。 大好きな外遊びまでイヤイヤ言うようになりました。 でも行かなかったら怒るんです。だから結局行くんですけどね。 公園に行ったら行ったで 「イヤー!」 と帰宅拒否発動しちゃうんです。 帰宅拒否症の中年のサラリーマンか。 なんとかなだめて帰宅。 「お昼ご飯食べる?」と聞くと イヤって言わないものもあるみたいです。 野菜は食べたがらないんですけど。トホホ そして最大の難関は… ■最大の難関で、娘のイライラ爆発! そう、彼女は歯磨きが嫌いなんです。 でも磨かないと、虫歯になり歯医者さんに行って押さえ付けられながらの治療になることは目に見えている。 「ダメだよ! 磨かないと! 虫歯になったら痛いよ〜! 辛い思いをするよ」 と私が伝えると… 無言で攻撃! 語彙力があまりない彼女なりの必死の抵抗です。 全然痛くない。 (いや実は、少し痛い。ちょっと強がってみた) まだまだ許容範囲。 所詮はまだ二歳児。かわいいものです。 と甘く見ていたら 痛たたたたっ!! キッズ悪役レスラー降臨。 2歳児あなどるべからず。 髪だけは! 髪だけは、勘弁してくれー! ただでさえ産後、抜け毛が酷かったのに… 人を傷つけるようなことなど社会的ルールは都度教えていかなければならないと思い、「髪をひっぱったら痛いんだよ? もうしないで」と強めに伝えると、 涙をいっぱい浮かべながら… からの 大号泣…! お互いイライラしてうまくいかなくて…。こんな時、私にも娘にも逃げ場があればいいのに、といつも思います。ワンオペ育児の行き詰まりを感じる心理的盲点はここなのかも…。 そんなことを悶々と考えていると…、 あれ?やけに静かだな? なんかさっきより少しずつ近づいてきているような… 目が合うとまた大号泣。 どうやら私が見てない間に、少しずつ、ずりばいしながら私のもとへ進んできている様子(笑) イヤイヤ期だけど甘えたい、ツンデレさん。こう言う姿を見るとやっぱり可愛くて憎めないんですよねぇ。 ■我が家のイヤイヤ期の対処法 大人でも頭ごなしに命令形で言われるのは嫌ですよね。イライラしたら感情的に言うのではなく、共感し冷静にやめてほしいと伝えるだけで子どもには伝わる気がします。実際、娘の反応も変わり、叩かれることが少なくなりました。 とはいえ、冷静に言っても聞いてくれないときも…。そんなとき私が実践している怒らないイヤイヤ期の対処法もご紹介します! ●本人に主導権を持たせる 二択にすることで意外とすんなり選んでくれて素直に服を着てくれます。 ●気を紛らわす スーパーなどで帰りたくない発動した場合などによく使っているのですが、何度言っても「イヤイヤ! 帰らない! 遊ぶ! 」寝転んで意地でもここから動かないとなったとき、「よし!わかった!じゃあ行くよ!3.2.1ジャーンプ!」と高い高いをする。 気を紛らわした瞬間、活きた鮮魚を抱えるように娘を抱えてダッシュでお店を出ます。お店を出ると意外にケロッとしていることが多いです。 ●ハグをする 嬉しい時、悲しい時、怒った時、 いつでも何度でも 「大好きだよ!」と言いながらギュッと抱きしめる。 たかがハグ、されどハグ。 ハグをすると、とっても気持ちが落ちつくんです。娘もイライラとしている時、しばらくよしよしとしながら抱きしめていると気持ちが落ち着くみたいで笑顔になるんです。 イヤイヤ期は、成長の証。 我が家は歳の差三姉妹、だからこそ分かることなのですが、不思議なもので振り返れば手がかかって大変だった時期が一番かわいかったなぁと思うんです。もうあの頃には戻れない寂しさを感じる日が来るんですよね。 だからこそ娘の今、この瞬間、この時の成長をしっかり受け止めていこうと思います。将来、娘がもっと成長した時、こんなことがあったんだよって笑って話せる日が来ることを楽しみにしながら。
2020年01月24日こんにちは、あん子です! 10月から幼児教育・保育の無償化が始まりましたね。 現在2歳になる娘がいる我が家。 幼稚園入園を意識するようになると “どこに通わせるか” がいちばん悩ましいところです。 幼稚園によって様々な教育方針や特色があります。 実際に足を運んで園の雰囲気や先生や園児達の様子を直接見てみたくなり、気になっていた幼稚園のプレに早速参加してみました。 ■既に出来上がっているクラス 教室に入るとすでにママさん同士で仲良しグループが出来ていました。 「うちのお姉ちゃんは◯◯組で〜」と どうやらこの幼稚園にお兄ちゃん、お姉ちゃんが通われていてお互い顔見知り同士みたいでした。 我が家は、中学2年生と小学5年生のお姉ちゃんがいます。 お姉ちゃん達と同学年のママ友はいますが 年の差姉妹だと三女は一人っ子状態で幼稚園には、知り合いはいません。 みんなが和気あいあいと話しをしているなか、 2人ぼっちな娘と私。 あぁ、人見知りな私にとってはハードル高すぎだな。 本当は家でポテチでも食べて好きなテレビみてゴロゴロしていたい。 自分だけならなんてことなかったのに。 コミュ力が高いお母さんなら機敏にみんなの輪の中に入っていけるのだろうな。 ・・・ついついネガティブモードになります。 そんなことを1人で思っていた矢先、娘から たくさんのおもちゃがある幼稚園に 目をキラキラ輝かせ 「幼稚園好き!」と屈託のない笑顔を見せる娘。 ママ友がいた方が確かに楽しいし情報交換もできるメリットがある。 だけどママ友が全てじゃない。 大切なことは、 “目の前にいる娘が楽しめていること” ではないのか。 私の中で何かのスイッチが入りました。 ■体操を全力で楽しむ母 参加したクラスでは、手遊びや絵本の読み聞かせ、そして体操を行いました。 暗い気持ちで1日を終わらせることも楽しい気持ちで1日を終わらせることも自分次第。 どうせなら 人一倍楽しもう! と全力で娘と親子体操をしました。 体操をしている最中、受付で娘の胸に貼ってもらった厚紙に両面テープで貼り付けた名札がなくなっていることに気がつきました。 どこに落ちたのかな?と床を見ましたがありませんでした。 まぁ名札くらいなくてもいいかとその時は、気にもとめませんでした。 体操が終わり帰ろうとしていたら 誰かが私の肩を叩きました。 もしかして 「これからよかったらお話ししませんか?」と嬉しいお誘いかな? 私にも早速ママ友ができちゃう? こみ上げる高揚感と共に振り返ると 私、お尻に娘の名札つけながら能天気に体操を踊っていました。 ああぁ!恥ずかしい…。 名札を教えてくださったママさんには丁重にお礼を言って帰りました。 プレ幼稚園の良いところは、園の雰囲気がじかに分かること。入園の際、優先される場合があること。 集団生活を通して子ども同士の付き合いを早めに経験することになるため、 幼稚園に入園した際、スムーズに送ることができるのではと思います。 まだ幼稚園入園まで時間があるので娘と楽しくプレ幼稚園生活を過ごせたらいいなと思っています。
2020年01月02日はじめまして! あん子 と申します。 この度、ウーマンエキサイトさんで連載させていただくことになりました! 我が家は、のんびり夢みがちな長女14歳、思い立ったら猪突猛進!ゴーイングマイウェイな次女11歳、夏の暑さにも、冬の寒さにも負けず毎日外遊びに全力!な三女2歳の年の差三姉妹と、楽天家の夫の五人家族です。どうぞよろしくお願いします。 今回は、 2歳を迎えたばかりの三女の話 をしたいと思います。 先日、お姉ちゃんの次女が部屋の中でつまずいて転んでしまい、泣いていました。 普段滅多に泣かない次女が泣いていたこともあってか 三女がお姉ちゃんの頭をよしよしして 心配そうに何度も「大丈夫?」と声をかけていました。 すると三女は何かに気づいたようで 一目散に走り出しました! どうしたのかな?とキッチンで洗い物をしながらその様子を見ていると 「こぉり!あれぇ!」とキッチンのベビーガードの前で冷蔵庫を指差しながら私に何か伝えたいようでした。 「どうした?氷はないよ」と私は言ったのですが…。あっ!待てよ。 そう言えば氷と娘が呼んでいるものを思い出しました。 保冷剤 です。 見せると「それぇ!」と満面の笑みを浮かべた三女は 次女の元へ戻り保冷剤を渡していました。 ぶつけた時や高熱がでたときは、必ずお姉ちゃん達が同じように保冷剤を持ってきて冷やしてくれていたことを三女は、覚えていたみたいです。 あぁ、思いやりのある子に成長してくれて嬉しいなぁとしみじみ感じました。 子どもは見てないようでちゃんと見ているんだ。気づかないだけでちゃんと成長しているんだと改めて気づかされた日でもありました。 こんな優しい子に育ってくれてありがとう! 二人を思いっきり抱きしめたい! 二人のもとへ早く駆け寄りたい…!! 足が勝手に動き出しました。 廊下は走っちゃダメだよ。小学校の頃、先生に言われた言葉を思い出しました。 どんな時でも焦りは禁物ですね。 子どもを育てるということは自分を育てるということ。 親は親として子どもとともに学び成長していくのだと思います。 そんな毎日の慌ただしさで忘れてしまいそうな日々の日常を綴っていけたらと思います。今後ともよろしくお願いします!
2019年12月17日