企画制作会社カピィのプランナー。女性クリエイター集団「Punto」を率い、女性向け商品のWebや販促ツール、動画制作などを手がける。仕事柄トレンドチェックは欠かさず、日々東京の街をウォッチ。目と舌の肥えたキビシイ女性たちに囲まれ、手みやげセンスを磨く毎日を送っている。
食事をしたり、買い物をしたり。女友達と会う時に訪れることの多い青山。特に表参道駅は地下鉄の乗り換え駅なので、友人宅やクライアント先を訪問する時に寄りやすく、手みやげを買う機会の多い街です。 今回オススメするのは、表参道の裏通りにある一軒家風のお店「ソルレヴァンテ」。エスプレッソのいい香りが漂う入口に、イタリアの郷土菓子がズラリと並ぶショーケースがあります。 気どらない素朴なお菓子から繊細に仕上がった生菓子まで、その時々で色んな手みやげを選べるのが魅力! その中でひときわ存在感を放つのが、今回オススメする「モンテビアンコ」。茶色いマロンペーストに真っ白の生クリームを添えた、まさに「白い山(Monte Bianco)」! 日本では茶色や黄色の「モンブラン(仏語)」が一般的ですが、こちらはスタイリッシュで印象的なビジュアル。普通のケーキを想像しながら箱を開けると、真っ白な山頂とマロンの裾野が出現! ちょっとしたサプライズにもなりそうです。 よく見るとマロンペーストの“巻き巻き”がこま切れに! モンブランといえば濃厚なお味を想像しますよね。ともすれば甘すぎる場合すら…。でも、こちらは白山部分が軽く、そのぶん濃茶色のベース部分が濃厚で、絶妙な全体バランスの食べやすいお味になっています。 モンブラン好きの方へ手みやげにした際も「こ、これは…自分史上、最高に“深い”モンブランだ…! 」と、その絶妙さに大興奮していました。(モンブランじゃなくてモンテビアンコなんですけど…) お店の奥にはレストランスペースもあり、ここのランチもオススメです。食事とデザートをゆったり楽しめて、いつも女性客でいっぱい。お買い物をした帰りや、待ち合わせの前など、ちょっと立ち寄るのにちょうどいい場所。 青山で何か手みやげを…という時、ここのおしゃれなモンテビアンコをおぼえておくと便利ですよ! お問い合わせ:ソルレヴァンテ tel. 03-5464-1155 ・ 公式HP ・ オンラインショップ
2013年05月19日手みやげを渡した相手に「こないだのおみやげ美味しかった~。あの後自分でまた買っちゃった! 」と言われる。これって、手みやげをセレクトした側にとっては最高の賛辞ですよね。 OGGIのショコラ・デ・ショコラ。ご多聞にもれず、私もこれにハマったクチです。「これ美味しいよ!」と教えてくれた友人も、初めは手みやげでもらってハマり、その後自分でリピート購入し続けているのだとか。私の周りだけでも相当なリピート率! 食感は「チョコレートのフォアグラ」と評されるだけあり、独特です。上質のクーヴェルチュールを用いたチョコレートがぎっしり、どっしり詰まっていますが、かろやかな口どけで、しっとり柔らかくて食べやすい! シナモンとハーブの香りがほどよく広がる、スパイシーな風味もならでは。 珈琲や紅茶はもちろん、意外とお酒にも合いそうな大人の味なので、ワイン好きな方への手みやげとしても喜ばれるかもしれません。お子さんにはミルクとあわせておやつにしてもよさそうですね。 今回はプレーンとオレンジが1本ずつ入ったギフトセット(¥3,150/箱)を選びました。 もちろん単品(¥1,550/本)でも購入可能。プチギフトや小分けされているものがよい場合は、ミニサイズの「プティ ショコラ」(¥1,050/本)がオススメです。仕事関係でオフィスに差し入れをする時などにも喜ばれそうですね。 東京都内では目黒本店のほか、三越伊勢丹や東急などの百貨店、羽田空港などでも購入可能。オンラインショップもあり、リクエストすれば手みやげ用にギフト包装や紙袋の同梱も。 リボンのラッピングも品があって素敵です。かさばらず崩れにくいので、持ち歩きにもばっちり。 90日間も保存可能なので、急な手みやげ用に数セット常備しておく手も。誰かにあげる前につい自分で食べ切ってしまった…なんてことがないよう、くれぐれもご注意を! お問い合わせ:株式会社オッジ tel. 03-3495-1808 ・ 公式HP/オンラインショップ
2013年05月02日可愛い紙袋や包装紙が大好きです。おしゃれなパッケージを見るとついテンションがアガる…これって女子の本能ではないかと思うのですが皆さんどうですか? お味も重要ですが、手みやげは見た目もかなり重要ですよね。パッと包みを開けた時の「可愛い~!」という歓声が大きいほど誇らしい気持ちになるものです。 そこで今回ご紹介するのが「maison_romi-unie(メゾン ロミ・ユニ)」のシンプルなブリキ缶に入ったサブレです。 シャビーだけどノスタルジックな雰囲気で、箱マニアの女子にもウケること間違いなし!雑貨好きな友達へ、小物入れ代わりにプレゼントしても喜ばれそうです。 写真の内容で合計1160円。手みやげやプチプレにちょうどいいお値段なのも嬉しい! お店があるのは、東急東横線・学芸大学から徒歩3分ほどの場所。 鎌倉のジャム専門店「Romi-Unie Confiture」や東京駅のエキナカ商業施設「グランスタ」内のカップケーキ専門店「Fairycake Fair」など、話題のお店を次々とプロデュースしているお菓子研究家・いがらしろみさんが開いた可愛いお店です。 有名なジャムはもちろん、ひとつひとつ丁寧に手作りされた焼き菓子やスコーンも人気で、3ヶ月ごとに入れ替わる限定商品も。 今回は定番商品を組み合わせてブリキ缶(600円)に詰めてもらいました。 選んだのは、新潟県佐渡ヶ島の佐渡バターを使ったバター・ガレット(60円)、町村農場の発酵バターを使ってじっくり焼き上げたショートブレッド(120円)、バター味の生地にレモンアイシングの酸味が効いたレモン・クッキー(100円)をそれぞれ2枚ずつ、計6枚。 どれも素朴で優しい味で、それぞれに違ったバターの風味がふわぁっと広がり、珈琲党の私も紅茶が飲みたい気分になりました。 なお、このブリキ缶は店頭のみの販売。Webショップではおうち型の紙製ギフトBOX「メゾンセット」が購入できます。(ギフト用紙袋を購入できるのもオススメ!) どれにしようかなと楽しく選びながら、自分だけのギフトBOXを作ってプレゼントしてみてはいかがでしょうか。 お問い合わせ:メゾン ロミ・ユニ tel. 03-6666-5131(代) ・ 公式サイト ・ オンラインショップ
2013年04月25日皆さんが手みやげに求める要素って何ですか?私は「美味しい」「パッケージが可愛い」そして、「ちょっと珍しい(ありきたりでない)」の3つ。今回はこの3大要素を全てクリアするスイーツをご紹介します。 「GRANNY SMITH」は珍しいアップルパイのテイクアウト専門店。昔からアップルパイが大好きで数々食べてきましたが、専門店には初めて出会いました。 皆「ありそうでなかった!その手があったか!」と膝を打ったようで、去年のオープン以来メディアがこぞって取り上げています。 コンセプトは「おばあちゃんの味」。アメリカのスミスおばあちゃんが作る魔法のパイ…とのことで、パッケージや紙袋もアメリカンテイストのデザインも素敵です。(ステラおばさんのクッキー的な設定?と思い調べると、あちらは実在の方でした。へぇ~…。) 今回チョイスしたのは、4種類の味が楽しめる「ASSORTED APPLEPIES BOX」(合計8ピース/¥2,800)。 詰め合わせなので、大人数ならお好みを選んでもらいやすく、少人数でも飽きずに色んな味を楽しんでもらえるところがGood。初めての方には断然これをオススメします! ・ダッチ クランブル…サクサクのクランブルに糖蜜とバーボンの隠し味がオトナを演出 ・クラシック ラムレーズン…たっぷりのリンゴとラムレーズンの黄金コンビ ・フレンチ ダマンド…アーモンドクリームとリンゴ、シナモンが絶妙なハーモニー ・イングランド カスタード…お酒やシナモン抜きでお子さんにもオススメ (個人的にはフレンチ ダマンド推しです!) 青森や長野の契約農家から届く良質なリンゴの中から最適な品種を使い、焼き方やトッピングを組み合わせることで、バリエーションを楽しめるように工夫されています。ひとつずつ手作りされるため、夕方には売り切れてしまうこともあるのだとか。 どれも甘すぎず素朴な味。少しあたためて、バニラアイスを添えると美味しさが格段にアップ!ぎっしり詰まったリンゴもあっさり味でペロリといけちゃいます。 ちなみに、一見ホール状でどっしり感があるのにピースで分かれているので包丁要らず。勇んでホールケーキを持参したものの、切り分け役を任され大失敗…という惨事を防げるのも地味ながら高ポイントではないでしょうか。 現在、実店舗は三軒茶屋の外れにある本店のみ。たまに期間限定での都内出店もあるようですが、まだまだ希少価値がありそうです。遠方にお住まいの方はオンラインショップもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。 お問い合わせ:GRANNY SMITH tel. 03-6805-3353 ・ 公式サイト ・ オンラインショップ
2013年04月21日手みやげを買うのに、訪問当日は時間がないとか、ルート的に寄り道しにくい…なんてこと、ありますよね。そんな時は、日持ちして、かつお取り寄せもできる手みやげに限ります。 今回ご紹介するのは「冶一郎のバウムクーヘン」。雑誌の手みやげ特集でも常連の商品です!約14日間賞味でき、ネットでのお取り寄せも可能。 バウムクーヘンってここだけの話、生菓子の輝きには負けるというか、ちょっと地味な扱いじゃないですか? 「ふうん、ケーキじゃないんだ…」みたいな。でもこれを食べれば、バウムを見る目がきっと変わります。手みやげとしても喜ばれること間違いなし! パッケージには「冶一郎」と毛筆で書かれた立派なネーム。ちょっと焼酎チックです。 ちなみに「バーム」じゃなくて「バウム」。「ウ」が入るところに、職人のこだわり、主張を感じます。 直径14.5センチ、高さ8センチ。10人ぐらいで取り分けてもたっぷり食べられる大きさなのが嬉しいです。側面は薄いチョコレートでコーティングされていて、ぼこぼこした表面が木肌みたい!まさに丸太のような存在感で、箱から取り出した時のインパクトと期待感は結構なもの。 お味は「スペシャルしっとり濃厚バウムクーヘン」と謳うだけあって、ひと口食べるとジュワッと肉汁…じゃなくてバウム汁が広がります。口の中の水分を全部奪い取る「ぱさぱさバウム」とは一線を画すしっとり感! この食感を出すために、卵黄と卵白を別立てて卵黄のコクとメレンゲのきめ細かさを引き出しているのだそうです。そして、一般的なバウムは、焼き目(焦げ目)が年輪のようになりますが、このバウムは年輪が見えないぐらいギリギリの火加減で「薄く」「レア」に焼き上げているのが特徴なんだとか。 ちなみに冶一郎さんは実在の人物。開発当時の職人さんのお名前だそうです。 お問い合わせ:株式会社ヤタロー tel. 053-461-8159(代) ・ 公式サイト ・ オンラインショップ
2012年10月15日手みやげ。どんなものを選ぶかで、その人の生活やセンスが透けて見えるもの。ミーハーすぎず、コンサバすぎず、絶妙なチョイスで相手に喜んでもらえたら…。今回は伝統と風格を兼ね備えた、ザ・キャピトルホテル 東急 ラウンジ「ORIGAMI」(永田町)のバナナブレッドをご紹介します。 バナナブレッド Sサイズ ¥735/Lサイズ ¥945(写真はLサイズ)コスパ抜群。断然Lをオススメします! どーん! 一見パウンドケーキのようですが、違うんです。正しくは、バターを一切使っていない「バナナブレッド」。パウンドケーキはずっしり重くて濃厚ですが、こちらはふんわりとした口あたりで、バナナの風味が軽やかに広がるあっさりしたお味。そこがブレッドならでは! 生地はしっとり柔らかく、中には完熟バナナが2本も使われているのだとか。包みを開けた瞬間から甘い香りがふわぁ~っと広がり、シアワセ気分に浸れます。 ORIGAMIは首相官邸の裏手にあり、もともとは1963年に東京ヒルトンホテルのロビーラウンジとして誕生。キャピトル東急ホテル時代はコーヒーハウスとして、そして2010年にザ・キャピトルホテル東急のラウンジ・レストランとして新しく生まれ変わりました。 バナナブレッドの製法は創業以来変わっておらず、ホテルのある赤坂見附周辺では当時から知る人ぞ知る存在だったそう。長年伝統の味を守り続けてきただけあり、見た目もお味もパッケージも、シンプルながら上品なたたずまい。甘いものが苦手な人やケーキだとちょっと重すぎる…といった時にも喜ばれそうですね。 ちなみにこれ、冷蔵庫で寝かせるとしっとり感がグンと増します。その場で皆と食べるのもいいですが、「明日の朝食にどうぞ」と手渡すのもオススメ。 夕方には売り切れてしまうこともありますが、事前に電話しておけばお取り置きしてくれます。ぜひお試しあれ! お問い合わせ:ザ・キャピトルホテル 東急 ラウンジ「ORIGAMI」 tel.03-3503-0872
2012年09月14日舌の肥えた女友達のおうちへお呼ばれ。お世話になっているクライアントを訪問。 そんな時に気の利いた手みやげを選ぶのは意外と難しいもの。 そこで最近話題の商品や鉄板スイーツなど、実際に食べて・あげて評判のよかった手みやげを紹介します! 今回紹介するのは、くだものと野菜のスイーツ店「ゆりい菓」の手みやげ。話題の渋谷ヒカリエに登場したゆりい菓は、「安心して食べられる美味しい農産物」を手がける「りょくけん」が初プロデュースするスイーツレーベル。契約農家さんが育てた旬のくだもの・野菜を使った和菓子が人気です。 その中でも異彩を放つのが「ゆりい菓玉」! 手作り求肥を白あんに混ぜ、旬のくだものや野菜で包んで寒天と葛でコーティングした鹿の子。まんまるなフォルムも可愛らしいのですが、驚くのはそのお味と食感! 野菜やくだものの味がストレートに伝わるので、砂糖をほとんど使っていないのに、自然な甘みが優しく口に広がります。まるで素材をそのまま食べているかのよう。青大豆やにんじん、とうもろこし…といった野菜たちが、しっかり和菓子としていただけるなんて新鮮ですよね。これなら野菜が苦手なお子さんや男性にも喜ばれそう! そして、求肥の絶妙なもっちり感が全体を上品にまとめ上げていて、これまでにない食感も楽しめます。ゼリーのようなお餅のような…でもそのどちらでもない新食感。初めて食べる方にちょっとしたサプライズを届けられそうです。 涼しげな透明感あふれるビジュアルで、暑い夏の手みやげにピッタリ。大人数で集まるホームパーティなどで、ひときわセンスの光る存在になることでしょう! ちなみにこちら、渋谷ヒカリエのみでの取り扱いだそうです。 この夏、手みやげに迷った時に思い出してみてくださいね! お問い合わせ:渋谷ヒカリエShinQs店 tel. 03-6434-1819
2012年08月23日