2016年6月にムスメを出産。生後2か月ごろからインスタグラムでちょこちょこ育児絵日記をつけ始める。ムスメの寝顔を見ながら一緒に寝落ちするお昼寝タイムが至福。 インスタグラム:@kita.acari
イラスト育児日記が人気のインスタグラマーきたあかりさんの書下ろしコミックエッセイを日曜日に公開! インスタでは見られないムスメさんとの微笑ましいエピソードをお楽しみください。
妊娠中から3年間暮らした北海道を離れる事になった、きたあかりさん。最初は寒すぎて震えていたのに、3年の間にすっかり好きになってしまった北海道での生活。ムスメちゃんと出会った、たくさんのキラキラの思い出とともに、今回が最終回となります。 ムスメとバイバイ 夫の出向期間の終わりと共に、妊娠中から3年間暮らした 北海道を離れる 事になりました。 ずーっと前から決まってた事なんですが、もうすっごくブルーです。 最初は寒すぎて「なぜこんな所にこんなたくさんの住民が…」とすら思っていたのですが、 3年の間にすっかり好きになってしまいました。 ジンギスカン…スープカレー… メロン…トウモロコシ…じゃがいも…ホッケ…米… ゴキブリにも花粉にも悩まされることのない環境…味のある路面電車。 程よい人口密度…都心までの交通の便の良さ…なぜかあちこちにいるクラーク像。 二重窓や二重扉などにより本州の冬よりずっと快適に保たれている屋内の居心地よさ。 先生が引っ張ってくれる巨大ソリに乗って公園に遊びに来る着ぶくれした園児たち。 「おっちゃんして」とかいう方言…(“座って”の意)なぜかハロウィン形式の七夕。 北海道そのものの魅力にやられてしまったのは言うまでもありませんが、 子どもの目線や速度でしか気付けないような、 日常にこっそり潜んでいるきれいなもの、笑えること を、たくさん思い出させてもらいました。 ムスメを介して出会えた友だち、 フツーの街中にこっそり潜んでいるきれいな風景、 冷たい雪にふれた時の不思議なあたたかさ。 いつか大きくなったムスメと一緒に、また会いに来たいと思います。 復職などの事情により、ここでの連載は今回で終了となりますが、こんな私に声をかけ支えてくださったウーマンエキサイト編集部の皆さま、読んでくださった皆さま、コメントをくださった皆さま、本当にありがとうございました。 「読んだ人がフフッと鼻で笑ったり、ちょっと元気になれるようなものを」と思いながら素人なりにずっと描いていたのですが、逆に自分が励まされ続ける2年間でした。 本当にありがとうございました。
2019年03月03日2歳も後半になって、じっと座っていられる時間が少し長くなったり、お友だちにおもちゃを譲ったり、少しずつお姉さんな一面も見えてきたなと思うこともあるにはあるのですが… 移動用にソリに乗る前など、いまだに 赤ちゃん返り をすることがあります。 赤ちゃん返りといってもそこは2歳後半。 地面にひっくり返ってのたうち回っていてもメチャメチャ饒舌(じょうぜつ)です。 そんなとき、「もう行くよ! 早く乗って!」や「もうお母さん行っちゃうよ!」などの 毅然スタンス も試してはみたのですが、一番効果的だったのは… 小芝居 です。 赤ちゃんであるという設定(?)に逆らう事なく小芝居を始めます。笑 最初は赤ちゃん扱いをすることで逆にムスメのプライドをゆさぶって、お姉さんぽく行動してもらえたら…という思惑で始めた小芝居スタイルでしたが、どれだけ赤ちゃん語で話しかけても甘やかしても「赤ちゃんじゃないよ!」と怒るようなことはなくむしろ 「そうでしょう、赤ちゃんなんですよ!」 と言わんばかりに盛り上がる一方。 怒る・叱る → ギャン泣き 普通になだめる → ギャン泣き 赤ちゃん扱い→ 盛り上がる なので、もう 「盛り上がりのち素直作戦」 に切り替えることにしました。 ひとしきり盛り上がると素直になるんです、うちの子。2回に1回くらいだけど…笑 きっと 甘えたい欲求 が満たされるからなのかな、と思ったりして。 もうどこからどう見ても赤ちゃんではないのですが、たまに赤ちゃん扱いするのも悪くないなと思うのでした。
2019年02月03日ある歌手の熱狂的ファンになってしまったムスメちゃん。その人の影響で、女の子らしく「ファッション命!」となるのですが…。最初は女の子らしい発言に感動していたきたあかりさんだったのですが、季節は真冬に…。風邪を引かせたくないママとムスメちゃんの攻防が巻き起こります。 ムスメとバトル 0歳の頃からずーーーーっとEテレ三昧だったムスメですが、お友だちと一緒に最近ある歌手のライブに行ってからというもの、ものすごく…ものすごーく好きになりまして… 朝から晩まで家にいるときは、その人の動画を再生しろとせがみ、 お散歩に出かければ動画で覚えた持ち歌をフンフンご機嫌で口ずさみ、 動画再生中は少しでもその人に近付くため、一番お気に入りのワンピースにわざわざ着替える始末。 ライブ映像は親も一緒に楽しめるし、ムスメも喜んでくれてるし、これはいい!と思っていたのですが、問題がひとつありました。それは… まったくズボンのたぐいを履かなくなってしまった事。 理由は「かわいくないから」「◯◯ちゃん(その歌手の方) も履いていないから」というものでした。 まぁ…あんたそんな女子みたいなこと言うようになって…!と最初は感動すら覚えたものですが、 外は氷点下。 素足とかもっての他! なんとしてもズボンのたぐいを履いてもらわねばなりません。 …なのですが、その寒さを持ってしても「ファッションのためなら寒くない」の一点張りなムスメに納得してもらうのは容易ではありませんでした。 たいてい最後は秘技・大人の腕力で、タイトなジーンズに戦うボディをねじ込ませていただいておりました。 でもなるべくなら腕力ではなく説得で本人の同意を得たいもの。 インスタのフォロワーさんからのアドバイスでその歌手の方のかわいいズボン姿を見せると、「あ、着るんだ」みたいな顔をしておりました。 それ以来、3回のうち2回くらいはすんなり着てくれるように! 北海道に住み始めてもう三年。 引っ越したての頃は布団にくるまって寝室でガタガタいっていた私も、今や0度くらいなら「今日あったかいな」と感じるくらいにまで麻痺(まひ)…寒さ慣れしてきたものですが、12月に入り最高気温ー4度くらいになってくると「あっこれ外で道に迷ったら死ぬやつだ」と感じるくらい底冷えしてきます。 とはいえずっと家にいるわけにもいかないので…外に出る時は、とにかく防寒が命! 肌着とセーターをタイツでシャツインしたらその上に裏起毛のズボン履いてもらって、その上にモコモコのワンピースを着た上で全身つなぎでくるんだ後、手袋とマフラーと帽子とフットカバーも忘れずに装備してもらいたいわけです。 今日も平和的解決を試みています。
2018年12月23日小児科は、大きな泣き声が聞こえてきて、それだけで子どもにとっては怖いところに思ってしまいます。ムスメちゃんは、意外にも優しい先生やおもちゃに心奪われて、ずっとニコニコしていたそう。しかし、注射されたとたん…。「病院が怖い~」と泣いて困っているママ必見のお話です。 ムスメとちゅうしゃ 近所の小児科に、0歳の頃からずっとお世話になっています。 初めて受診した時、ムスメは優しい看護師さんや先生、魅力的なおもちゃの数々にすっかり心奪われずーーっとニコニコしていました。診察が始まってもニコニコ、おなかを出して聴診器を当ててもらってもニコニコ。 しかしひとたび注射器の針が腕に刺さると 「だまされた!」 と言わんばかりの形相でギャン泣きでした。まあそりゃそうですよね… その後はすっかり病院が怖くなってしまったようで、何度も何度も予防接種に来るたびにその 恐怖は勢いを増し… 1歳の頃はもう病院に入っただけで泣くようになっていました。 当然診察中はさらに大暴れで、必殺大人の腕力で押さえつけてチクッとやってもらう日々。 隣で看護師さんがおもちゃの音を鳴らしてくれても、先生の優しい笑顔や声も、何もムスメに届く事はありませんでした…。 1歳半を過ぎて予防接種が終わると病院にかかる頻度はだいぶ減りましたが、それでも風邪をひいたりしたときに受診するとビクビク。 注射がなくても病院は怖い …うーん、わかるよ、わかる。 消毒液のニオイとか、なんか痛いことされそうな気がしてくるカチャカチャ音とか、ほかの子の阿鼻叫喚とかね…。 私自身病院大嫌いだったので、子どもを怖がらせないために「大丈夫だよ~」と努めて明るく振る舞っていても、内心は過去の恐怖がよみがえってきて一緒にビクビクしていました。笑 この頃には少しずつ言葉がわかるようになってきていたので、「病院怖いね、でも病院行くとバイキンやっつけてくれるお薬もらえるからね…あとシール(お薬の服用チェック用)ももらえるよ!」などと説得しながらときどき足を運んでいました。 そして今年も インフルエンザの予防接種 のシーズンがやってきました。 ああ嫌だなぁ…今年も泣くんだろうな…と思いきや、 スッと椅子座ってパッとおなか出してアーンするではありませんか。 え? 泣かなくていいの今日? 注射なしの期間が長かったせいか、看護師さんが注射器を出しても気付かず、なんなら刺されても数秒気づかず、3秒後くらいに少し痛がって終了でした。 アンタ…成長(?)したわね…! 先生と看護師さんの見事な連携にただただ感謝するのでした。
2018年11月25日2歳児のムスメちゃんは、なんでもママと一緒のことをやりたがるそう。しかしそこには強いこだわりがあり…。ちいさいうちはママがやってあげることばかりだったのに、少しずつ成長していく子ども。それでもたまにゆっくり見てみると…。ママの視線がとっても温かいエピソードです。 ムスメといっしょ 一緒にいると、たいていの事は 一緒にやりたがるムスメ 。 雑誌を読めば誌面をのぞき込み(そして時々破り)、テレビを見れば隣に座り、お茶を飲めばおそろいのコップを持ってきます。 この日もいつものようにお気に入りのコップを持ってきたので、お茶を注いであげると… 何か思い出した様子で駆け出しました。 なんだろうと待っていると、別の部屋から何やら… ガタゴトガタゴトと椅子を持ってきて、私が座っている椅子の隣にセッティングしてひと息。 どうやら「いっしょ」のクオリティにはこだわりがあるようで、備品(?)とポーズが同じになってようやく満足した様子でした。 2歳児のムスメは身長大きめなのでもう赤ちゃんじゃないねーと日頃から言っているのですが、こうやって同じポーズを取られると、あらためて 「まだまだ小さいな」 と思わずにはいられないのでした。
2018年09月30日食事中は「遊び食べ」で暴君ぶりを発揮していたムスメちゃん。しかし、いまでは自分で食べるようになり、その成長ぶりがカワイイです! しかし親がゆっくりご飯を食べることは難しく…。そんなときの強い味方とは!? ムスメとぶどう 0歳や1歳のころに比べると、だいぶ自分で食べてくれるようになったムスメ。 大人の食事もかなり楽になりました。 なりましたが基本甘えん坊将軍なので、自分で食べられるものでも食べさせて欲しがったり、遊び始めたりを制止したりと相手をしていると大人が完食するのはムスメのあと…という事が少なくありません。 だいたい昼食後にお昼寝する事が多いムスメは、まだ添い寝しないと寝られないので自分が食べ終わるや否やかまってモードに豹変(ひょうへん)します。 「ちょっと待って! あとちょっとで食べ終わるから!」 と言っても、ハイチェアからぐいぐいせり出して抱っこを要求してきたりします。 それなら床に降ろしておけば…と降ろすと、速攻で膝の上に乗っておっぱいをまさぐってくるという。 食えるか! しかし、そんな時の強い味方がいます。 ぶどう(デラウェア)!! 意外と二歳児でも(一歳児でも?)むけるんですよね。 つまんでぐっと押すとぷるんと出てくる快感に取りつかれればこちらのものです。 黙々と楽しそうにむいてる間にかっこむという戦法により、何とか完食できない日は減っていきました。 ただ、稼げる時間も減ってるという。 どんっどんうまくなるんです…皮むくの。 最初はひとつひとつ慈しむように、ぷるんぷるんむいて並べて愛でてからひとつひとつ食べるみたいな感じだったのが、もはや最短距離(直接口に入れて皮だけ出す)に。 アレだよ? もっとゆっくり食べてもいいんだよ…? もっと早く食べられるように精進したいと思います…。
2018年09月09日毎晩、寝る前に絵本を読んでいるご家庭は多いのではないでしょうか? お話を聞きながら、眠りについてくれたら…というのがママの理想。ムスメちゃんは寝る前に何度もの絵本アンコールをするので、とっても読書好きだと思ったいたあかりさんだったのですが…。 ムスメとうそ 毎晩、寝る前は絵本タイムです。 お風呂上がってお茶飲ませたら、ドライヤーして絵本読んで歯を磨いて、またちょっと絵本読んで就寝といった感じです。 この日も最後の絵本タイムを終えたところだったのですが… 「次で最後ね」と言うとすかさず「うん!」という気持ち良い返事が返って来るのですが、終わろうとするとすかさずアンコールが始まります。 「絵本を読みたがってくれるのは良いことかな」とお付き合いするのですが、何冊読んでもアンコールが止む気配がありません。 「やれやれ、なんて読書好きなのかしら」と思いきや… よく見ると読んでる間こっそり絵本と一緒に持ち込んだぬいぐるみでおままごとが始まってたりします。 さながら授業中サボってる学生のようです。 さては寝たくないだけだな…!? また絵本を取りに走り出そうとするムスメの首根っこを捕まえてもう終わりだと言うと、案の定じだんだを踏んで抗議してきたので 「じゃーうんって言ったのウソだったの?」と追及してみると… 「ウソだったヨ!!」 と即答。 す…清々しい…! 結局その日は暴れるムスメをひととおりくすぐり倒して、みんなで眠ったのでした。
2018年08月26日0歳からスイミングを始めたムスメちゃん。スイミングスクールのクラスではすっかり最古参の立場となったのですが、その実力は…。ムスメちゃんの見事な抵抗スキルは必見です! ムスメとプール 0~3歳児クラスなので、7ヶ月から始めた2歳児のムスメはいつのまにか最古参になってしまいました。 ベテランです。お局的存在です。 ただ、スイミングスキルもベテランかと言うとまったくそんなことはなく、年下の子ができることもできなかったりします。 というか、数少ない出来ることも気分次第でやらなかったりします。 基本的に自由…!笑 そしてビビりなので、体験で人数が増えたり、ときどき教室のポスター用のカメラマンさんが入ったりすると最初から最後までカブトムシよろしくずーっと親の背中に張り付いてることも珍しくありません。 そういう日も終わると「たのしかったねぇ」とニコニコ言ってくれるのでいいんですけどね。 この日もプールの縁に立って飛び込む練習をみんなでしていたのですが、向かい合わせで抱き上げて立たせると肩車的に足をからめて抵抗してくるので…。 それならばとくるりと反対側を向かせて抱き上げたところ… 同じ結果に! 気分が乗らない時の抵抗スキルは着実に成長しているなと実感するのでした。
2018年08月12日子どもって、ある日突然ロマンティックなことを言ったりしますよね。心も解けそうな甘いセリフをムスメちゃんに言われたきたあかりさん。おセンチな気分に浸ろうとしたその瞬間、事件が発生してしまいます。 ムスメとロマンチック ムスメが生まれて間もなくて家からあまり出られなかった頃、窓から一緒に夕焼けを眺めるのがちょっとした楽しみになっていました。 2歳になった今でもときどきやっているのですが、それが終わって抱っこしていた時のことです。 もう膝の上には全身が収まり切らず下半身はベッドに投げ出された状態のムスメが、じっ…と私の顔をのぞき込みました。 なんだいなんだい、そんなに見つめちゃってどうしたんだいと聞いてみるも、まだまだじーーーっと見つめてくるムスメ。 いつも長時間見つめてくる事はそんなにないので何だろうと思っていたら… 「おかあさんの」 「はいってるネ」 というセリフで気付きました。 私の顔でなく、目の中に映った自分の顔を見てたんですね。 夕焼けを見たあとでちょっとおセンチな気分になっていたのも相まって、なんだいそんな恋人みたいな事言っちゃってコイツめとほっぺたをプニプニ触り倒していたら… あやうく眼球ごと取り出されるところでした。 よく子どもは目に入れても痛くないほど可愛いと言いますが、痛いです。普通に痛いです。
2018年07月22日もうすぐ2歳のムスメちゃんに欲しがっていたトイレを購入したきたあかりさん。しかしなぜかスパルタ教育モードにスイッチが入ってしまった夫の愛の抱擁行為でトイレ拒否に…。そこで毎朝、夫がトイレへのお誘いをすることになったのですが…。 ムスメとトイレ(2) このお話は、 「ムスメとトイレ(1)」 の続きです。 トイトレを始めて1週間。 毎朝夫がムスメをトイレに誘うも、勝率(トイレにまたがってくれる)は1割程度でした。 まあそんなもんかなと考えていたのですが、ある昼下がりのこと… いきなりの トイレ行く宣言! ついて来るなとのお達しつき! ホントに恥ずかしい話なんですけど、ムスメが産まれてから我が家は夫も私もわりとトイレに入る時はドア開けっ放しでいた事が多かったので 「あんた…親が教えなくてもちゃんと羞恥心育ってたのね…!」 と心底感動しました。 そうして、1人でトイレにまたがるところまでは出来るようになり、ドア越しに見守る日が続き… 誕生日前日、 トイレ初成功! 不思議なもので、一緒に付き添ってるとしてくれないんですよね。。 転落の危険があるのでこっそり隙間からのぞいてはいるのですが、ひとりの空間の方が事がはかどるようです。 用を足してる間ひとりの方が落ち着くのって、本能レベルですり込まれてるものなのかもしれないなと思った出来事でした。
2018年07月08日子ども用便座の写真を見てはうっとりとしていたムスメちゃん。そこできたあかりさんは、満を持してトイレを購入しました。喜んだムスメちゃんもつかの間、なぜか夫にスイッチが入ってしまい…。 ムスメとトイレ(1) ムスメ、もうすぐ2歳。 以前から幼児向け雑誌の裏表紙に載っていた子ども用便座をうっとりと眺めては 「トイレだネ」 「これも、トイレだネ」 「トイレしてるネェ」 「トイレしたーいなぁー」 などとつぶやいていたので、満を持してトイレを購入しました。 自分の便座を目の前に 「わぁーー」 と歓声を上げ、しばらくの間あちこちいじくり回したり、部屋の中を犬よろしく散歩させたりしていました。 ひとしきり遊んだ翌朝、夫に付き添ってもらって初めてまたがってもらったところ… 「こわーい」とポツリ。 たぶん便座が高かったり、穴の中に水があったりが怖かったのかな?と思うのですが、 ここで夫の スパルタ教育モード が発動! よく聞く話ですが、トイトレって焦りは禁物なんですね。 夫の羽交い締…愛の抱擁の効果もむなしく、結局その日はそれ以降ぜんっぜん乗らなくなってしまいました。笑 誘っても 「のらないヨ」 「のらない。のらないヨ」 と真顔で拒否する始末。(なんか滑舌までいい) あんたそんな…あんなに欲しがってたのに… もしこれからトイトレを始められる方がこれを読んでくださっていたら、子どものペースでゆっくり始めるのをオススメします。 次回は、トイトレという役割ができた夫とムスメが毎朝がんばる姿「ムスメとトイレ(2)」をお届けします。
2018年06月24日普段、占いをまったくしたことがないきたあかりさんが、子どもの本質や叱り方をアドバイスしたり、パートナーとの関係性を占う「おやこ診断」を試してみることに…。そのまさかの診断結果に、引くぐらい驚ろいてしまいます。家族をちょっと見直せるアプリとは…。 ムスメとアプリ ウーマンエキサイトアプリに「おやこ診断」( iOS / Android )がリリースされたと聞いて、使ってみました。 「おやこ診断」は、子どもの本質や叱り方ほめ方、やる気を出す方法などをアドバイスしてくれる機能です。 夫と妻の関係性なんかについても、ズバズバ切り込んできます。 といっても、アプリに手動で入力しているのは家族の生年月日だけ…つまり診断=生年月日占いなわけです。 体験記を書きながら何なのですが…私、普段占いはまったくと言っていいほどやってなくて、ときどきニュースで「●●座のあなたは最下位!」とか言われても、 「朝からいちゃもん付けるのはやめてください!」 と内心思っちゃうタイプなのですが…。 引くぐらい当たってました。 いや…たぶん偶然なんですけど…たぶん他の人がやったら外れまくりな事も往々にしてあると思うんですけど…ホント引くぐらい思い当たる節があって…。 「そうかな?」と思う部分ももちろんありましたが、それも含めて自分たち家族をちょっと見直すきっかけになったのは良かったと思います。 良かったら家族で盛り上がってみてはいかがでしょうか。 ※ウーマンエキサイトアプリ内「おやこ診断」無料キャンペーンは2018年6月27日(水)をもって終了いたしました。 無料でも有料でも楽しめる!ウーマンエキサイトアプリ内「おやこ診断」 無料でダウンロードできるウーマンエキサイトのアプリ内診断サービス。家族の生年月日と性別を登録すると、以下の診断を 無料(一部有料) で楽しめます。 <無料> ■あなた(パートナー)の本質診断 ・基本正確 ・行動パターン ・感覚パターン ・同じ本質を持った有名人 ■子どもの本質診断 ・基本正確 ・行動パターン ・感覚パターン ・同じ本質を持った有名人 <有料> ■あなた(パートナー)の本質診断 ・あなたから見たパートナーの関係性 ・母親としての傾向 ・子どもから見たイメージ ■子どもの本質診断 ・やる気にさせる方法 ・思春期の行動と対処法 ・叱り方、褒め方 ・得意分野 ・才能 ・能力適正 <有料コンテンツ料金> ・大人: iOS/Android 600円 ・子ども: iOS 1,080円/Android 1,000円 ※アプリ内で一度ご購入いただいた診断結果はいつまでも閲覧できます。 ※診断結果は買い切りとなり、月額料金は発生しません。 >>iOSアプリのダウンロードはこちら iOS ウーマンエキサイトアプリ >>Androidアプリのダウンロードはこちら Android ウーマンエキサイトアプリ
2018年06月10日子どもの「遊び食べ」をどこまでママは叱るべきか。とっても悩ましい問題です。せっかく作ったのにテーブルや床をぐちゃぐちゃにされて、困っているママの話はよく聞きます。きたあかりさんも食事中に暴君に変身してしまうムスメちゃんに、こんな対策を実行! はたしてその効果とは? ムスメとかけひき ムスメ、もうすぐ2歳。 食事中の暴君ぶりがいまだおさまりません…。 声色を低くしたり、真剣な表情を作ったり、方言で怒鳴ってみたり。 いろいろとやってはみましたが、効果がかんばしくないので、作戦を変えてみる事にしました。 それは… 泣き落としです!笑 「○○しちゃダメ」でなく、お母さんがいかに悲しいか、なぜ悲しいかを身ぶり手ぶりを交えながら伝えてみました。 もうだいぶ言葉はわかっているので、何割かは伝わるはず…! 淡い期待を胸に、顔を覆っていた手をこっそり開いて見るとそこには…。 うそ泣き をするムスメの姿が!! うそ泣きだってバレてたんですね…。 結局このあと、ご飯を片付けてちゃんと「ごめんなさい」が言えるまで言い聞かせました。 完全に 遊び食べ がなくなりはしていませんが、根気よく向き合っていこうと思います。
2018年05月27日卒乳しようと思っても、子どもはおっぱい大好き! なかなかうまくいかないと悩むママも多いのでは? お水やお茶を飲んでくれれば少しは安心ですよね。そんなとき、きたあかりさんの家ではおばあちゃんのある魔法のアイテムによって、お茶を飲むことができちゃいます。そのアイテムとは? ムスメとジュース ムスメ、1歳10ヶ月。 いまだに おっぱい星人 です。 自然に卒乳するのを期待しているのですが、ドラ○エ風に言うなら「ガンガン飲もうぜ!」くらいの大好きっぷりで、一向にゴールが見える気配はありません。 なるべく他のもので水分を摂ってもらおうと、お風呂上がりや外遊びの後はおっぱいコールが始まる前にお茶を勧めるようにしているのですがひとたびおっぱいの事が頭に浮かぶと断固拒否。 コップをグイグイ押し返してきます。 そんな時、帰省先でおばあちゃんが 魔法のアイテム を使ってくれました。 そう、ストローです! ただのストローを割とぞんざいにコップに入れるだけであら不思議。 グイグイ飲んでくれるではありませんか…! 飲食における 見た目の重要さ をあらためて実感した出来事でした。
2018年05月13日小さなお花を見つけてカワイイ! と足を止めるお子さんも多いのではないでしょうか。子ども目線だから気づく発見も育児中にはたくさんあると思います。ハンバーグを握りつぶすムスメさんの次のターゲットはお花!? 人気インスタグラマー、きたあかりさんの書き下ろしコミックエッセイです。 ムスメとおはな つい先日あった、夫から聞いた出来事です。 すっかり暖かくなってきた公園にお散歩しに行った時、芝生に混ざって小さな花がたくさん咲いてたそうで。 普段から握力の試し斬りというか…餌食になっていたハンバーグや米同様、花も握りつぶそうとするムスメ。 普段は花を見つけると「きれーい。きれーいねー」とか可愛いことも言うのですが、それとこれとは別なようで本当に容赦ないです…。 それを見かねた夫が後ろからアテレコで花の断末魔を聞かせてみたところ、「ごめーんね」と呟いて握っていた手を離したそうで。 私はその場に居ませんでしたが、初めてムスメの思いやり的な行為を見られた気がして、小さなお花に感謝したのでした。
2018年04月29日暖かくなり、公園での外遊びが楽しい季節。子どもと公園に行くと、ママは疲れてしまう反面「あんなこともできるようになった」「こんなこともできるようになった」と日々発見があるのではないでしょうか。外遊びは脳育にもとてもよいようです。でも、変なこだわりに応えるのは一苦労かもしれませんね。 ムスメとブランコ 半年近く公園を覆っていた雪もようやく溶け、ついに解禁されたものがあります。 そう、ブランコです! 去年までムスメにとってブランコは「なんとなく揺らすもの」でしたが、遂に気付いてしまいました。 ブランコは乗るものだと…! といっても身長不足でそもそも自力では乗れないしすぐこけそうなので、抱っこしてお尻を乗せて前後から支えて揺らします。 お… おお! これは…なかなか…! と言わんばかりに顔がほころんでいくムスメ。 やあやあ良かった、楽しそうで何より…と思っていたら 「おかーしゃんも」と一言。 ん? いいよーお母さんここで支えてるから、と言うと 俊敏な動きでブランコから飛び降り、「おかーしゃん」「こっち!」とグイグイ隣のブランコに座らせてきます。 ありがとーーととりあえず座ると、満足げに自分の(つもり)ブランコに戻り座ろうとするムスメ。 しかし悲しいかな座面はムスメの背中を撫でるのみで、「のいたい」「のいたーーいネェーー」とジタバタ。 見かねてブランコから降りて手を貸そうとすると、「おかーしゃん」「こっち!」と怒られるという。 どうやら2人同時にブランコに乗っていないとイヤなようで、 私支える→ムスメ降りて母座らせる→ムスメ乗れない→私支える の無限ループに… ワガママなような優しいような、複雑な子供ごころなのでした。
2018年04月15日温泉に来た時くらいはママもゆっくりしたいものですが、お子さんと一緒に温泉旅行って何かと気を遣いますよね。家族旅行で温泉に出かけたきたあかりさんの場合、翌朝が…。 ムスメとおんせん 2018年3月現在、ムスメ1歳9ヶ月。体重13キロ。 お散歩は6割型抱っこです。 腰をやられています…。 そんな中、夫が結婚記念日に温泉を予約してくれました。 湯治です! バスに揺られて2時間、山奥の温泉へ。 温泉、大好きです。子供のころは「なぜ一日に何度も風呂に入らなければならないのか」くらいに思っていましたが、広い湯舟、非日常を味わえる宿、おいしい食事…何より肌にやさしくて関節痛その他もろもろをやさしく包み込んでくれるお湯!大好きです。子どもがいてもガンガン行きたいです。 でも子連れ温泉の何が大変って、脱衣場からの脱走なんですよね…。 慣れない場所に興奮して脱衣場から駆けだそうとするムスメ。ディフェンスをなんとかキープしつつ、じりじりと温泉へムスメを追いやります。ほぼバスケです。1on1です。 それでも元々ムスメはお風呂が大好きなので、お湯にいったん浸かると大人しくなり大人と同じようにリラックス。ああ、苦労して来た甲斐があった… 日頃の疲れも吹き飛ぶかのようでしたが、 お部屋がね、いい感じの和洋折衷でベッドだったんです。シングルふたつの。 落ちても怪我しないようにベッドの間に座布団を敷いて添い寝するわけですが… せまっ!シングルベッド二人で寝るとせっま!! せめてコンパクトに寝てくれれば寝られない事はないのですが、容赦なく大の字とかになられるともう涅槃みたいな姿勢じゃないとベッドからすぐ落ちるんですね。 せっかく吹き飛ばした日ごろの疲れでしたが、寝違えという関節痛が上塗りされた状態で帰路に就いたのでした。
2018年04月01日長く寒い冬から、ようやく春の兆しが見え始めてくると桜の花が恋しくなりますよね。慣れない雪国生活も2年目に突入のきたあかりさん、ムスメさんが教えてくれる「キレイ」に感激もひとしお。 ムスメとはる 雪国に引っ越してきて2回目の冬が終わろうとしています。 今年も、雪がたくさん降りました。 たっっっっくさん降りました。 どれくらいたくさんかというと、 ・除雪された雪が天然のガードレールになる ・ブランコの下半分が埋まってミニブランコになる ・小学生くらいのサイズのつららができる くらいです。 引っ越してきて最初の年はその迫力に気圧されていましたが、2回目になると目が慣れるだけでなく 「転ばなくなる」 という変化が起きました。 グングン地元のお年寄りに追い越されていた去年とはうって変わって、気が付けば追い越す側に! 赤ちゃんを抱っこしてのフラフラツルツル歩行が一番の冬ストレスだったので、防寒さえしっかりすれば雪がドシドシ降っても楽しめるということが分かり…(除雪のおかげですが) 冬の間全く引きこもることなく、出れる限り外へ出てムスメと遊び倒しました。 そんな冬もそろそろ終わりかなぁと思い始めていた2月末ごろのこと。 いつもより暖かい、よく晴れた朝でした。 いつもの散歩コースに、ほんの10メートルくらいの小さな並木道があります。 冬の間は丸裸の見るからに寒々しい並木道です。 が、街路樹の枝先に溜まった溶けかけの雪は小さな雪ぶくれみたいなものになり、それが無数に枝先につくと、丸裸の木は花がついたようになり、それが風で一斉にひらひらと舞い落ちてくると… まっしろな桜吹雪のできあがり! 実際雪なので「桜吹雪」というよりは「吹雪桜」に近いかもしれませんが… 本当の桜より一足先に、すぐそこまで来ている春を見せてくれたのでした。
2018年03月18日ペットを飼っていないと、小さいお子さんはなかなか本物の動物と触れ合うチャンスはありませんね。猫ちゃん大好きな1歳のムスメさん! 初のリアル猫ちゃんとのご対面は如何に!? ムスメとねこ ムスメは、猫が好きです。 おままごとをする時は猫のぬいぐるみが必ずキャスト入りし、絵本やテレビ、街角の看板でも猫を見つけるとすかさず「にゃんにゃん!」コールが始まります。 時には「それは猫じゃないよ」と言わざるを得ない動物もにゃんにゃん認定されるのですが、一度にゃんにゃん認定された動物は何度 「それは猫じゃないよ」 と教えても半永久的ににゃんにゃんです。 しかし私達が住んでいるのは雪国。 うちの近所だけかもしれませんが、野良猫がほとんどと言っていいほど居ません…。 ので、ムスメにとってにゃんにゃんはもはや二次元とぬいぐるみでしか出会えないファンタジーのようなものでした。 しかし、先日ついに公園から帰る途中で遭遇したのです。 猫… リアルにゃんにゃん に…! 目を輝かせ、「にゃんにゃーん!」と連呼しながらリアルにゃんにゃんに近付いていくムスメ。 当のリアルにゃんにゃんは、雪の積もる車のボンネットの上でのんびりとあくびをしているところでした。 眠そうな目でこちらを見てはいましたが、威嚇するでも怯えるでもない泰然とした様子だったので「ほら、リアルにゃんにゃんだよ」と手をつないでゆっくり近付いてみました。 「にゃんにゃん! 」 「にゃんにゃ…」 「にゃんにゃん…こわーい。にゃんにゃんこわいよー」 てちてちご機嫌だった足取りは次第にゆっくりになり、そのうち後ずさりとなり…立ち止まるとこう呟きました。 あんなに愛してやまなかった猫を目の前にしながら突然言い放たれた帰宅宣言に驚きましたが、本能的に親の私には分からなかったリアルにゃんにゃんの不機嫌オーラを感じ取ったのかもしれません。 可愛らしくデフォルメされた人形やイラストからは分からない、肉食獣としての恐ろしさを…。 結局その日はそのまま手をつないで、大人しくおうちに帰ったのでした。
2018年03月04日1歳の子は音楽が大好き! 音楽に合わせてダンスする姿ってとても可愛いですよね。人気インスタグラマーきたあかりさんのムスメさんもノリノリで踊ります♪…が…。 ムスメとノリノリ 「家事する間だけ遊び相手お休みしたい」 「けど1人遊びしてくれる雰囲気じゃない」 「けどテレビは見せたくない」 といった時、音楽をかけます。 最初は学生時代から使っていたコンポで懐メロを流していました。 親も楽しいしムスメも手拍子してノリノリです。 しかし、ムスメの手の届く所にしか置き場がなかったコンポは ・スピーカーのカバーを外される ・かじられる ・内側のコーンをボッコボコにされる ・ディスクトレイを無限開閉される ・ボリュームを最大にされる などありとあらゆる破壊工作を受けることとなります。ノリノリで。 仕方ないのでムスメの手の届かない場所に置けるタブレットで、下からは見えない角度に画面を調整した上で動画サイトから音楽を流すようにしました。 Eテレの「みんなのうた」を検索して再生してみると、体を左右に揺らしながら手拍子したり飛び跳ねたり、ちょっと歌ったりとっても楽しそうなムスメ。 これはいい! といくつかのミックスリストを交えつつ関連動画をどんどん流して台所仕事を済ませている時のこと。 ふと見るとムスメの動きが止まっていたので水を止めてそばに行ってみると… いつの間にか曲がハードロックに! そばに行くと、そっと手を握りしめてきました。 ごめんよ! と思いつつも、頼ってくれる姿が可愛くて親はちょっぴりニヤニヤしてしまうのでした。
2018年02月25日小さいうちから、お片付けが身についているとよいですよね。でも、1歳児のお片付け(ないない)は容赦なし! ムスメとないない こんにちは、きたあかりです。 そんなに広くない我が家の玄関。 外から帰って靴を脱いだままにしておくと、邪魔なだけでなく… 靴底についた雪でビッショビショになります。 ちなみに街では歩道にすべり止めの砂が撒かれているので、それも追加でトッピングされます。 そこへムスメが乱入して雫したたる靴を持ってくる、玄関に腹ばいになる、そのままリビングまで惨劇を拡大させるなどの被害が生じるため、こまめに靴は靴箱へ片付けてビッショビショは拭くようにしました。 毎日靴を脱ぐたび「ないないよ、くっくないないよー」と教えていると、そのうち自発的に「ないない! ないない!」と言いながら靴をしまってくれるように。 元々めんどくさがりなので正直めんどくさいのですが、これは良い習慣だわ…! と満足していました。 それでもちょっと遠出して朝から晩まで外遊びした日とか、サボりたくなる時もあります。 夕方ごろ帰って来て、大急ぎでお風呂に入れて歯ミガキして、ようやっと寝る準備ができたころ… 見つかってしまいました… 仕舞われていない靴が…! 靴を指差して「ないない!」と連呼しながら一直線に玄関へ走っていくムスメ。 やめて! ビッショビショだからやめて! すんでの所で捕獲します。 その日はホントに疲れてたので後ろから抱きしめながらそっと優しく「大丈夫。明日ないないするからね…?」と言うと はあ!? みたいな顔をしたのちクレームの嵐。 あ、ドン引きした時ってこんな顔するんだ…って思いました。 観念して片づけてキレイに拭くと、満足げに寝室へ走っていくという。 普段おもちゃのお片付けはそこまでしないムスメですが、玄関限定でものすごいキレイ好きになっていたことをこの日初めて知ったのでした。
2018年02月18日1歳を過ぎ、一人で歩けるようになると行動範囲が広がって一人遊びもだんだんできるように。そんなムスメさんの一人遊びに大活躍するのは、おもちゃではなく…。 ムスメとしいたけ こんにちは、きたあかりです。 一歳を過ぎた頃から1人遊びが増えたムスメ。0歳の頃に比べるとだいぶ料理などの家事が楽になって来ました。 それでもふと思い出したように抱っこ星人に変わることがあります。 特に料理中は相手にしてほしい欲が高まるようで、すぐ台所から引きはがそうとしてきます。 そんな時の強い味方が… しいたけ! 他の食材でもいいんですけど、しいたけのポテンシャルには光るものがあります。 まずは存分に見せびらかして… ほっぺたを一通りプレスして… 手渡しすると10分くらい遊んでくれるという。 たかが10分ですが、ハンバーグとか生肉を触る時には貴重な10分。 ほんとに頼もしい菌類です。 戻って来る頃にはかじられたり折れてたり満身創痍なしいたけですが、余すところなく念入りに洗ってみじん切りにして、ムスメのお味噌汁になるのでした。 ちなみに、ネギも傘に含まれるようです。
2018年02月11日雪国の子どもの移動にベビカーではなくてソリを使うこともあるのだとか! 雪国に引っ越してきたきたあかりさん。1歳のムスメさんにソリを買いますが…。 ムスメとソリ こんにちは、きたあかりです。 妊娠中に今住んでる街に引っ越して来た頃から、「子どもが生まれたらコレやりたい」と楽しみにしていたことがありました…そう、ソリ遊び! 0歳の時は小さすぎて出来なかった大願を今こそ果たす時!と、小さなソリを通販で購入。 届いた頃はまだ雪が積もっていなかったので家の中で遊ばせてみたところ… めちゃめちゃ喜んでくれました。意気揚々と自分からソリに乗り込み、引っ張ってもらえるのをニコニコと待ちます。 引っ張ると終始へへっへへっと笑い続け、「お降りの方いらっしゃいますか?」と聞くと爽やかな笑顔で首を横に振るのでした。 そのうち冬本番となって街が雪で埋もれた頃、外で乗せてみたところ 全然乗ってくれないという。 ソリのそばでゴロゴロのたうち回っては「だっこ」「だっこ」言うムスメ。見かねたおばさま(初対面)に説得される程でした。仕方ないので移動はそれまで通り抱っこひもにしたのですが…ムスメ、もう11キロ以上あるわけで…。 いくら抱っこしてあげたくても長距離だと腰がやられちゃうわけで…。そんな親心とは関係なく乗ってくれないワケで…。 泣く泣く抱っこひも+ソリで公園に通う日々が続き、もうソリしまおうかな…とあきらめかけたころ、一緒に滑っている親子を見て最後にやってみることに。 どうやら、大人と一緒なら安心して乗れるようで。というか親が楽しすぎて、その日は日が暮れるまで何度も何度も一緒に滑り倒したのでした。
2018年02月04日赤ちゃんや子どもの大好きなものの1つが…そう、メガネ! 抱っこをしていて、不意にガッと奪い取られそうになったことがあるパパ、ママ多数のことと思います。壊れやすいのもメガネ。きたあかりさんのムスメさん1歳に纏わるママのメガネあるあるエピソードです。 ムスメとメガネ こんにちは、きたあかりです。 ムスメが大好きなものといえば海苔、バナナ、りんご、サンマなどが挙げられますが、食べられないもの…まあなんでも食べるんですけど…の中でダントツはメガネです。 もうね、大好きすぎて。愛が深すぎて。すでに三本目です、メガネ。 普段コンタクトで過ごしている事が多いのですが、寝る前や朝メガネで過ごしているとてきめん奪われます。必死に顔を背けても無駄な抵抗です。かけていない間も机や棚の上に避難させていたはずが、いつの間にかイスやオモチャを踏み台にして取ってるという… 子どもを産んであらためて思いました。やっぱ裸眼っていいなあって…。 出先で天災などに見舞われた時も視界に困らない安心感はもちろんのこと、メガネだとかけたまま添い寝しにくいし、奪われるし、折られるし、逆さにかけさせられるし、裏っかえしでレンズをまぶたに押し付けてこられるし、得意げにかけてドヤ顔されるし、色々困るんです。何よりも一番イヤなのは… 隣で眠る子どもの顔がよく見えないんですよね。それが一番残念というか損してる気分になるので、 メチャメチャ至近距離で見ながら寝ます(笑) そして朝には、ムスメが持ってきてくれた指紋だらけのメガネをまたかけるのでした。
2018年01月14日乳歯が生えてくると歯磨きなど歯のケアは欠かせません。乳歯はとってもナイーブなので、毎日歯ブラシでケアしたいですね。それでも虫歯などになりやすい乳歯。歯医者デビューは避けたいところですが…。きたあかりさんのムスメさん1歳の歯医者さんデビューは…。 ムスメとハブラシ こんにちは、きたあかりです。 ムスメのハミガキデビューは、生後9ヶ月のころ。 指を甘噛みされるたび、全然甘くない刺すような痛みが指先に走るようになったので口の中をのぞくと、小さな小さな歯が生えていました。 早速近所のドラッグストアで赤ちゃん用の小さな歯ブラシを買ったところ… その佇まいの可愛らしさにやられました。 喉の奥までいかないようにするためのガードがついているのですが、どう見てもよだれかけにしか見えなくて…。 「歯ブラシも赤ちゃんかよ!」って、洗面台の前に立つたびキュンキュンしていたものです。 ムスメの反応も上々でした。笑って見せるとつられて笑ってくれるのでその隙にシャカシャカ。想像していたよりずっと平和な歯ブラシタイムが毎晩続きました。 しかしある日… ムスメの葉に小さな黄色いシミのようなものが見え、初めての歯医者さんに行くことに。 大人でもイヤな歯医者さん。大人でも怖い歯医者さん。これは泣くだろうなと思いきや… 案の定超大泣きでした。 当時確か一歳になったばかりだったはずですが、あまりの暴れように最終的には看護師さん2人+先生1人の3人がかりで取り押さえての診察に。申し訳なかったです… 結局シミはカルシウム形成不全とやらで、自宅でのフッ素ケアと定期検診で改善していく事が分かり、ひとまず一安心。 とはいえ、定期検診は毎回修羅場。 先日行ったら、先生も覚えてくださっていたようで待合室のキッズコーナーでムスメが遊んでいる隙に背後から忍び寄ってきて一瞬で取り押さえ一瞬で診察するというスニークキルみたいな手段で対応されていました。 えっここで!? と驚きましたが、断然暴れる時間も泣く時間も短いのでみんな幸せです。なるほど…。 毎回ギャン泣きなのは変わりませんが、虫歯になった時の治療の方がずっとずっと辛いので、今後もお世話になる予定です。
2017年12月17日1歳を過ぎるとできることが多くなってママパパとしても日々の成長を見守るのが楽しい時期です。「カンパ~イ」もそのひとつ。飽きるまで「乾杯」連発に付き合える時期は意外と短いかもしれません。 ムスメとカンパイ こんにちは、きたあかりです。 先日、実家に帰省しました。しょっちゅうテレビ電話してる祖父母相手なので別段ぐずることもなく、場所見知りも5分で克服しすんなり馴染んだムスメ。 ごはんの時、なかなか食の進まないムスメにばあばがいいことを教えました。 これが大層お気に召したようで、 絶え間なく続く乾杯の嵐! 最初は可愛くて付き合ってくれていたばあばも、乾杯したコップを置こうとする頃には次の乾杯が待ち構えている怒涛のペースについてこれなくなってきていました。 かといってカンパイしないと… なんか切なげ! 結局、数日で終わるブームだとは分かっていても「数日で終わるなら…」とご相伴にあずかったのでした。 この帰省から一週間経った現在、ブームが下火になる気配は微塵もありませんが、将来ムスメとお茶でなくお酒でカンパイする時の予行演習だと思って楽しんでいます。
2017年12月10日北国に住む人気インスタグラマーのきたあかりさん。いよいよ厳しい冬の到来ですが、その分他では経験のできないスペシャルな経験も。1歳のムスメさんと一緒だと、その経験も格別なものになりそうですね。 ムスメとゆき こんにちは、きたあかりです。 先日、もうけっこう前ですが、住んでいる街に初雪が降りました。 今の住まいに引っ越してきたのは、2016年の3月末のこと。ムスメはまだお腹にいて、妊娠7ヶ月でした。 夫も私も初めての雪国暮らしにワクワクしていたものです。 飛行機の中でやっぱり寒いんだろうなーとか雪すごいんだろうなーとか和気あいあいと話していると、さっそく洗礼を受けました。 着陸できないんです…吹雪で。 当時は3月。ファッ!? と突っ込みたくなりましたが、そんなに珍しい事でもないようで飛行機は悠然と上空へ戻っていきました。結局その日は何度も着陸しかけては上昇を繰り返し、4回目のトライで無事着陸したのでした。 街に出てみると、雪はまだ残っているものの歩きにくいという程ではありません。 でもなんだか違和感。なんだろう、何かが違う…と思ったら葉っぱが…緑がないんですね。 街路樹も植え込みもすっぽんぽん。少し茂っていても茶色く干からびた葉しかついていなくて、「ホントに寒いとこ来ちゃった…」と景色からも最初はダメージを受けていたものです。 追い打ちをかけるように、何回かまだ雪も降りました。…でも、雪が降ったあとの街って、ちょっと可愛いんです。屋根のてっぺんとかコンクリートの角とか、とんがったところが全部白くまんまるくなって、お菓子の家みたいに見えてくるというか。 あと、子どもが可愛いんです。 ミシュランマンも顔負けなくらいみんなプクプクモコモコ着ぶくれしてて…お母さんが引くソリに乗ってスーパーとかに普通にやって来ます。そのソリお店入る時どうするんだろうと見ていると、ショッピングカートの底に普通に乗せるんですね。あ、なるほど! 引っ越してきたばかりの妊婦にドシドシ不安を積もらせてくる雪でしたが、癒しをくれたのもまた雪でした。 とはいえ、ムスメが生まれて初めての冬は、戦々恐々でした。 生後半年くらいだったので基本抱っこひもで移動するわけですが…歩けないんです。私が。 雪が積もってそれが踏み固められると、街中がスケートリンクみたいで常に生まれたてみたいなよちよち歩きになるわけです。 ムスメを抱っこしていない時に何度かこけましたが、こけるところって大体雪が踏み固められてるから滑りやすくなってるわけでその…痛いんです。本当に痛いんです…。 地元の方々に追い越されながら牛歩ライフで越した一年目の冬…。 すべり止めの砂で真っ黒になっていく歩道…。 砂で油断するや否やこける歩道…。 正直、春が来た時の喜びは半端なかったです。笑 そして今年、ムスメにとって2度目の冬がやって来ました。 去年さんざん見たはずの雪ですが忘れていたようで、一瞬凝視した後キラキラした目で落ちていく雪を掴もうとするムスメ。 歩いたり走ったり投げたり、去年はできなかった事がたくさんあるなあと思うと、雪に埋もれる冬本番もちょっぴりだけ楽しみに思えてくるのでした。
2017年12月03日子ども用に買ったおもちゃやヌイグルミなのに、大人の方がドはまりしてしまうことってありますよね。人気インスタグラマーきたあかりさんに届いたのは、大きくて可愛い……。 こんにちは、きたあかりです。 先日夫の実家に帰省した時のこと。 妹さんが、クマのぬいぐるみをくれました。 小さな子がぬいぐるみを愛でる姿って、可愛いですよね。ハグしてる姿なんか思わず目尻が下がるものです。ただ、いかんせん…いかんせん大きいクマさんで。 我が家はそんなに広くないマンション暮らし。モノが増えるとムスメを抱っこしてる時に足元が見えなくてこけたりムスメが食べたり危ないので、オモチャに関してもなるべく増やさずに育児サロンの備品で遊ばせてもらうスタンスを取っています。 リビングで他の追随を許さない存在感を放つクマの子を見ながら、「一頭で良かった…」と胸を撫で下ろしていたのもつかの間、 お義母さんが畑で採れた果物を送ってくださった時にもれなくやってきました。二頭めです! やあキミも来たのかね。 新たな家族として迎え入れたその子は基本飽和状態のオモチャ箱には到底入らず、ソファに鎮座してもらう事に。 とはいえムスメが放っておくはずもなく、 ある時はリビングの床に、 ある時は玄関に二頭ともうつ伏せになっているのでした。 なんだか行き倒れみたいで不憫なので、ムスメのハイチェアに座らせてみました。 あら可愛い。 二頭めも食卓のイスに座らせてみました。 まあ可愛い。 ちゃんと座ってくれているクマ達を見ながら1人満足していると、ちょうどムスメがおっぱいを欲しがりました。 抱っこしてソファーに座ると… なんか囲まれてる…! 二頭とも今ではすっかり我が家の一員なのでした。
2017年11月26日こんにちは、きたあかりです。 今さらですが… ムスメは生まれた時からフサフサでした。 大人で言うならベリーショートみたいな感じで、「一度もカットしてないのになんか整って出てきた…!」と驚いたものです。 髪質もなんというか…うぶ毛じゃないんですよね。お腹の中でショートカットしてしまったようで、最初からコシのある太めのやつらが生え揃っていました。 特に寝起きがひどいんです…。ちょっとやそっと水で濡らしたくらいじゃへこたれないコシの強さ。 場末かつ徹夜明けのホストばりにとんがったヘアスタイルになって寝室からペタペタ出てきます。 仕方ないのでムスメもお風呂上がりにドライヤーをかける事にしたのですが… それでもやりがいはあります。 剛毛とはいえそれは1歳児にしてはの話。大人に比べればツルツルふわふわ、シャンプーのCMに自信を持って出せるクオリティです。 …後頭部を除いて! 手間ひまかかる髪の毛ですが、いつかムスメが自分でセット出来るようになるまではお付き合いさせて頂こうと思います。
2017年11月19日こんにちは、きたあかりです。 ムスメとほぼ丸一日一緒にいる生活になってからというもの、出かける用事のない日はなるべくおやつタイムを設けるようにしています。 ムスメとの日々は大好きです。まだまだ手がかかるとはいえ、一日中ハグし放題。外を歩けば季節のちょっとした移ろいや、人の優しさに気付くことができます。 湯たんぽのように温かな小さな体を抱いて一緒に眠ったり、起きた時ニヤリと笑う顔を見てへへっへへっと笑い合ったり。まだ1人目なのもあって、24時間振り回されながらも癒されっぱなしです。 とはいえ。 平和すぎるんです…いかんせん平和すぎるんです。 休憩なしの会話なし、ムスメと二人マンツーマンでひたすらずーーーっとほのぼの過ごし続けていると、なんか昼過ぎには全ての挙動がスローになってくるんです。 夕飯とか全く作る気力が湧かないわけであります……。 そんな状態をリセットしてくれる救世主がおやつタイム。 0歳の頃はムスメも頻繁に寝てたので、大人だけでほくほくティータイムを楽しんでいました。 ムスメが育ってお昼寝も減ってくると、録画を消化するほど優雅に過ごすわけにもいきませんがまだ大丈夫でした。 ムスメの手の届かないソファや椅子に座ってモグモグムシャムシャ。ムスメも特に欲しがる素振りもなく、包装でガサガサ楽しそうに遊んでくれていたものです。 しかし離乳食が始まった頃から… 見てるんです。じっ…と甘味を貪る様を観察しているんです…。 そんなわけでちょっとした軽食を用意して、一緒に楽しむようになりました。 今までおやつタイムは、「自分のためだけに何かする」ごほうびタイムというか貴重な時間だったのですが、美味しそうに手作りおやつを頬張ってくれるムスメを見ていると、これはこれで悪くないなと思えるのでした。
2017年11月05日