2016年6月にムスメを出産。生後2か月ごろからインスタグラムでちょこちょこ育児絵日記をつけ始める。ムスメの寝顔を見ながら一緒に寝落ちするお昼寝タイムが至福。 インスタグラム:@kita.acari
イラスト育児日記が人気のインスタグラマーきたあかりさんの書下ろしコミックエッセイを日曜日に公開! インスタでは見られないムスメさんとの微笑ましいエピソードをお楽しみください。
こんにちは、きたあかりです。 ちょっと前、台風ほどでないにしろ嵐の日がありました。 夕方から本格的に降り始めた雨は勢いを増していき… 雷も落ち始めましたが、別に怖がっている風ではありませんでした。 あれはカミナリといって、雷様と呼ばれるまっこと恐ろしい鬼がドンドコ太鼓を連打してはいたずらに雷を落としまくっているんだと教えても、全く怖がるそぶりを見せないムスメ。 「窓光る!光るよ!」と喜んでるくらいのものでした。 雷と雨の音をBGMに平和に過ごし、8時ごろ消灯。 本能的にちょっとは泣くかと思いきや、案外平気なもんだなと思っていると…特大のやつが落下! がっちりホールドしてきてました。 掃除機(>>第3話 「ムスメとそうじき」 参照)とか、おじいさん(>>第12話 「ムスメとたにん」 参照)相手の時もそうなんですけど、怖い時抱きついてきてくれるとニヤニヤしてしまいます。本気で怖がってるところ悪いなとは思いつつニヤニヤ。ニヤニヤ。 後追いも終わって昼間も割と1人遊びの時間が増えてきて、0歳の頃よりだいぶ楽になってきてはいるんですがちょっと寂しいのもまた事実なわけで。 頼ってくれているうちは、満喫させてもらおうと思います。
2017年10月22日こんにちは、きたあかりです。 車のない我が家ですが、時々レンタカーを借りてドライブに出かけます。 そこに存在する様々な壁についてご紹介したいと思います。 第1の壁:ベビーシート まずぶちあたるのは、ベビーシートの壁。 個人的にはこれが一番きつかったです。 走り出せばそうでもないのですが、信号待ちで止まったりする度に全身全霊で拒否。 「ここに座っても置いていかれたり不遇な扱いを受ける事はない」と認識してもらうまで半年かかりました。ちなみに慣れた今ではドヤ顔で待ってくれます。 第2の壁:おっぱい 離乳食(完了期)をガッツリ食べるようになってもまだガッツリおっぱいを飲んでいるムスメ。よく食べよく飲むお年頃です。 普段はひと泣きすればすぐもらえるおっぱいが、ドライブ中はもらえません。 駐車場までお互いガマン…! 第3の壁:後部座席の孤独 ドライバーには頼れないので、後部座席にいる人があやし続ける覚悟が必要です。 最初の頃は信号待ちで止まるたびに泣いてたので、高速に入るまで超頻回であやし続けなければならず大変でした…。 第4の壁:ドライバーの気まぐれ 富良野に行くと言って向かった先は積丹、なんてことがありました。 なんでもウニ丼が急に食べたくなったとかで… ちなみに積丹は富良野とは逆方向です。 それでも、なんだかんだで「来れて良かったね」と思えるくらいには毎回楽しいドライブなのでした。
2017年10月15日こんにちは、きたあかりです。 赤ちゃんのお洋服って楽しいですよね。 大人の服のミニチュアのようなものからザ・ベビーなものまで、見てるだけで顔も財布の紐も緩みがちです。 合いそうな柄があった時はなんちゃってリンクコーデにしてみたり。 まあ抱っこ紐で9割型見えないんですけど…そんなムスメのコーデについてですが、ある時事件が起こりました。 あれは6月に帰省した時、飛行機から降りた後最寄りの駅ビルでオムツ替えをしていた時のことです。 やられました。オムツとオムツの一瞬の隙を突かれました。 どうしようこれ…お尻拭きじゃ拭ききれない…とその量におののいていると、夫がひらめきの一言。 オムツや! オムツを破って使うんや! なるほど! 頭いい! 迅速にオムツを破り、オムツ替え台を拭くとスイスイ綺麗になっていきます。 ああ良かった、キレイになった…… その一枚がラストオムツだったのに気付いた時の絶望感は忘れられません。 帰省の大移動中って、念入りになるんです。空港に着いた時、フライト前、飛行中…思い返せばいつもより頻繁に変えていたという…。 とりあえずムスメも私も大惨事なので持って来た服に着替えることにしました。 私たちが住んでいるのは雪国なのですが、帰省先はかなり暑いので着替えを全て半袖で持ってきていたのが災いしました。 授乳しやすいよう普段からぴったりしたヒートテックを愛用していてその上にゆったりしたトップスを着ていたのですが、上に着れるのは半袖しかなかったのです…。 しかもこの駅ビル、めっちゃ新しくてオシャレなファッションビルだったんです。 行き交う人みんなオシャレで、なおさらもう… 落ち込む私に、夫がフォローを入れてくれました。 結局この後オムツは夫に買いに走ってもらい、 待つ間は使用済みのあまり濡れてなかったオムツを当てながら授乳してやり過ごし、 (その頼りないオムツで新たなる大…おかわりを受け止め) ムスメも私もピッチャールックのまま帰省したのでした。 大移動にはオムツと大人の着替えを多めに持っていくことをオススメします。
2017年10月08日こんにちは、きたあかりです。 ムスメが1歳2ヶ月になったころ、手をつないでお出かけできるようになりました。 小さな子を連れて歩いていると、色んな人が声をかけてくれます。 家族以外の、他人だけど優しい人たち。 今回はその人たちに対するムスメの反応についてご紹介します。 おばあさん 大好き。 世の年配の女性は総じて自分に優しくしてくれると思っている。 (実際かなりの方が優しくしてくれる) 出会い頭から無限バイバイが始まる。 子ども まあまあ好き。 一緒に遊びたくて声を上げながら近づいて行くものの、どう遊んでいいか分からず近くで一人遊びを始める。 気まずくて(母の)人見知りが存分に発揮される。 育児サロンの先生 おばあさんズを超える大好き。 会えると嬉しそうに"へへっへへっ"と笑い、後追いを始める。 母は放置。 おじいさん(またはおじさん) ルンバ(家のルンバではない掃除機>>第3話 「ムスメとそうじき」 を参照)に対するそれに近い。 基本的にほとんどの人に好意的なのですが、最後のおじいさんに関しては本当にダメです。 なんていうか、天敵扱いです。 遺伝子に「じいさんには心を開くな」と刻まれているのかってくらい、本能レベルでムリな感じ。 基本的に警戒を解くことはないのですが…。 しばらくの間優しく話しかけられていると、じわじわと心を開いてしまうムスメなのでした。
2017年10月01日こんにちは、きたあかりです。 ムスメが歩くようになってから、よく公園に行くようになりました。 最初は歩くことだけが目的で通っていた公園。 よちよちと芝を踏みしめ、 野に咲く花をちぎり、 ちぎっては捨てちぎっては捨て(たまに食べ)、 「花かわいそうでしょ」と別の場所に移されれば、足もとに落ちていた枝を歯がために使い、 回収しようとこちらを向かせると、口もとにジャリが米粒さながらに残っていて…… どちらかというとムスメにとって公園は遊ぶ場所ではなく立食形式のバイキングみたいな存在でしたが、 小走りできるくらいになってくるとだんだん草花だけでなく遊具にも興味が出始めたようで、 ようやく「公園で遊ぶ子供」らしくなってきました。 そして何より、最も大きな変化は他のお友達に興味が出てきたこと。 特に動いている子やものが好きで、即ガン見が始まります。 その日はムスメの熱い視線の先に小学2年くらいの女の子が自転車で走っていたので、 と教えたところ か… 完全に見せびらかしにきてる…! でもおかげでムスメは大喜び。 他の子とのふれ合いも、公園での醍醐味なのでした。
2017年09月24日こんにちは、きたあかりです。 掃除機がけをしていた時のこと 試しにおんぶしてみたら 大好評! それからというもの… 常に背後を取ってくるようになり 思うように家事も進まない事態に。 無視して作業してても、ずーーーーーーっとうしろにいるんです…。 背中に全体重を預けて首もとをカリカリ。カリカリカリカリ。 くすぐったい! あと痛い! 仕方なくおんぶ → ヒャッハー → おろす → カリカリ → 繰り返し。 甘えっ子のムスメ、普段も抱っこされまくりなのですがおんぶは別腹らしく全然飽きないようです。 抱っこにはない不安定さがいいのか、視界が開ける感じが面白いのか、ちょっとでも私が膝をつくとシュッと背後に回りよじよじ…よじよじ…。 おかげで一時期背中が傷だらけになりましたが、鏡に映ったムスメがめちゃくちゃ楽しそうでなかなか断れないのでした。
2017年09月17日こんにちは、きたあかりです。 ムスメが生まれたばかりの頃、「赤ちゃんって最初は寝返りも打てないんだ」とその非力さに驚いていたものですが、今は「寝返りでどこまで行くんだ」と驚いています。 クイーンサイズのすのこベッドに川の字で寝ている我が家。 買ったばかりの頃はちょっと広めのベッドだな、贅沢しちゃったぜ…くらいに思っていましたが、新入りと一緒に寝るようになってからというもの決してそんな事はなく、様々なフォーメーションで陣地を取り合っています。 今回はその一部をご紹介します。 川の字型 三の字型 さんかく ちなみに最後のてつぼう型は添い乳したりすると時々なるやつで、夫が朝まで蹴られる以外は比較的平和なほうです。 これらのフォーメーションを数時間ごとに組み替えながら夜を明かしているわけですが、悪いことばかりではありません。 熟睡していても、人のいる方に転がってぴたりと体の一部をくっつけて寝るムスメ。 その小さな面積のぬくもりが、ちょっとしたご褒美なのでした。
2017年09月10日こんにちは、きたあかりです。 ムスメが歩き始めた頃、帽子と靴を買いました。 手のひらにちょこんと乗る靴、夫のひざくらいしか入らない帽子…サイズ感がかわいくて、それはそれはニヤニヤしながら選んだものです。 普段からかぶり物大好きなムスメ。帽子もさぞかし気に入ってくれることだろうと踏んでいました。 ドキドキしながら帽子を手渡すと… 案の定スポリ! よほど気に入ったのか、ニコニコしながら色んな向きでかぶります。 いやあ、ここまでとは。お母さん嬉しいよ。 さ、お散歩行こっか! とあらためてかぶせると、 え? ああ、ちょっとかぶせ方が気に入らなかったかな。 ほらいつものお帽子だよ? かぶってみ? その後も何度か自分でかぶれるよう手渡したり、かぶった一瞬の間に褒めちぎったりと色々トライしてみましたが、その度に地面に打ち付けられる帽子。 どんどん拒否は強くなり、最後の方はしゃくれてました。 結局存分にお天道様の光を浴びてお散歩を終え家に帰り、本来の役割を一切果たせなかった帽子をリビングに置くと… なんということでしょう、意気揚々とかぶるではありませんか! これはアレか。まさかとは思うけど… 今日も家の中では帽子大好きなムスメなのでした。
2017年09月03日こんにちは、きたあかりです。 ムスメと絵本の初めての出会いは、生後1ヶ月のころ。 まだ目の焦点も曖昧だったムスメに、添い寝して一方的に語りかけるスタイルでした。 最初は絵本を読むこと自体がなんだか気恥ずかしくて、定期的に中年男性ボイスを交えたり絵本をグリグリ動かしたり、ハイテンションに読み聞かせていました。 ムスメも 「どうしたんだろこの人…」 くらいに思っていたかもしれません。 それでも絵本って、自分が読んでもらった時のことを思い出したり、大人向けの本にはない奇想天外さがあったりして面白いんですよね。 何よりムスメの反応の変化で成長が分かるのが嬉しかったです。 最初は宙を眺めていても、次第に絵を目で追うようになり、笑うようになり、拳で感想を語るようになり… 絵本を奪い取るようになり、折り、曲げ、かじるようになり…。 今思うと、リビングに絵本を置いてたのが良くなかったです。 一応上にものを置いたり手に取りにくい所に置いたりと防御策も取ってはいたのですが、完全にいたちごっこでことごとく突破されていました。 そしてある日、ついに恐れていた事態がおこります。 デストロイ欲旺盛なムスメも、一応何かしてはいけないことをやっちゃった感は感じ取っていたみたいです。 しばし散り散りになったページを無言で眺めたのち、そ…っと寄せ集めていました。 まさか初めてのパズルが絵本になるとは…。 その後もしばらく破る以外の破壊工作は続きましたが、一歳になった頃ついに1人でも絵本を読むようになりました。 ああ、あんなにひたすらかじってた絵本が…! 歯がためじゃなく! 読む対象になってる…! うん…よく見たらちょいちょいかじってるけど… でも読んでるー! 今では絵本読むよー、と本を見せて呼ぶとぱぁっと笑顔になり、小走りで近付いてきてヤンキー座りした上で聴いてくれるようになりました。(三回に一回くらい) 先のページのセリフを言ったり、読んでる最中に次のページをめくったりしてくれます。 乱暴されて日に日にボロボロになっていく絵本ですが、私もムスメもいつも楽しませてもらっています。
2017年08月27日こんにちは、きたあかりです。 米大好きっ子のムスメですが、パンも好きで朝ごはんの主食はパンです。といってもどのパンでもいいわけではなく、食べやすさや味にそれなりのこだわりがあるようです。 ■スーパーのメロンパンのあんまり甘くない部分: 好きだけど瞬時にパン粉化する。食べにくくて苛立ちを隠せない様子。 ■食パン: ふつう。可もなく不可もなく勧められれば食べる。 ■スーパーのロールパン: そこそこ。ハムスターよろしく限界まで詰め込みはするものの、口の中で固まりやすいらしく大きな塊となってただいまする。 ■パン屋さんのロールパン: 大好き。丸ごと一個よこせと奪い取ってくる。しかし2分後には床に落とされるため、ちぎってから渡すのが重要。 そんなムスメの一番のお気に入りは… ライ麦ボール! こんがりとした焼き目、蠱惑的な色つや、程よい甘み…ライ麦の芳ばしい香り。自分でちぎれる柔らかさでありながらも口の中で固まらず、粉も散乱しないやさしい設計…!(と勝手に思ってます) ただこのパン屋さん、ちょっぴり家から遠いんです。10キロ超のムスメを抱っこして行くのちょっぴりしんどいんです。あとスーパーより割高。 そこでスーパーで売ってた類似品を試してみたところ これじゃない感がすごい…! 実際食べてみると、確かにパン屋さんのより粉っぽいし見た目もしわしわ。 それでも大人なら「まあ普通に美味しいかな」と思える範囲だと思うのですが、赤ちゃんて食に関しては一切の妥協を許してくれないんですよね。親の都合など知ったこっちゃありません。 なので週1、2回ほどだけそのライ麦ボール目指してパン屋さんに通っているのですが、その…パン屋さんて…パン剥き出しなので…… ・棚のパン ・トレイに載せたパン ・近くに並んでる人のパン その他トング、トレイ、財布などなど守らなきゃならないものがいっぱいなんです。 一度ムスメがお店のパンをひとつ落としてしまい、弁償しようとレジに持って行ったこともありました。レジの方が優しい方だったので大目に見て下さったんですけど…。 ここバイキングじゃないから! 食べ放題じゃないからね! それでもたまにパン屋さんの美味しいパンを食べるのが、親の私達にとっても楽しみになったのでした。
2017年08月20日こんにちは、きたあかりです。 私たちの実家は、両家とも日本を半分とかまるごと縦断する距離にあります。正直言ってやや大変めです。 でも両家ともにとって初孫になるムスメ。直接会えるのを心待ちにしてくれています。ムスメにとっても私達にとってもありがたいことです。 いざ乗りましょう、赤子連れフライト…! なるべく余裕を持っていこうと、離陸時間の1時間前には手荷物検査場を通過しました。 これだけ時間があればちょっとお茶でもしていけるかも?と思いきやそんな事はなく、オムツ替えと授乳であっという間。 優先搭乗で早めに入り、手荷物を置いてムスメを抱っこしたまま座席に座ります。 さあこれでひとまず安心し… 近! ふだんも膝の上で立たれることはありますが、床に下ろしたり抱き上げたり体勢を変えられるのでそんなに苦じゃないんですよね。 でも機内ではそうするわけにもいきません。ムスメも同じ体勢に飽きてきて色々と動き始めるわけですが… 近! 顔近!! この距離感で2時間か…とげんなりしたのもつかの間、ムスメがおっぱいを欲しがり始めます。気圧の変化で泣くかもしれないので離着陸の時まで取っておきたかったおっぱい。 限りあるおっぱい…でもあげるしかありません。 夫に隠してもらいつつシートの上でなんとかポジションを確保しおっぱいをあげると、すんなり大人しくなるムスメ。機内に平和が訪れます。ああよかった、静かになった… ポーン「ただいま、滑走路の順番待ちのため待機中です」 …。 ポーン「シートベルトをお締めになり、お座席にてお待ちください」 ……。 おっぱい終わっちゃったよ! しかし意外とおっぱいなしでもムスメは終始ごきげんで、残りのフライト中は後ろの席の人をナンパしたり無限屈伸運動に励んだりしていただけでした。 ノーギャン泣きなので、どちらかというと無事なほうの赤子連れフライトだったと思います。それでも…それでもね… 夫と私の顔面は無事ではすみませんでした…。 赤子連れフライト前には、入念に爪切りをしていくことをオススメいたします。
2017年08月13日こんにちは、きたあかりです。 産休に入りそれまでになかった膨大な自由時間を持て余していたころ、最もハマった趣味はお散歩でした。 元々は安産のためと思って始めたのですが、それまで景色ゼロの地下鉄で年がら年中通勤していた反動もあり気がつけば毎日片道1時間お散歩するように。 時間を気にせずフラッと気になったお店に入ったり、お庭に植えられた花を眺めたり…。楽しい、楽しいよお散歩! そのせいか生まれたムスメもお散歩が大好きです。 前向き抱っこだとムスメの表情は分かりませんが、喜んでくれているのはつむじからでも伝わってきます。 そんなムスメも一歳になり、セルフお散歩デビューを果たしました。 初めて靴をはいて地上に降り立たされるムスメ。 ほら、これが地面だよ。 おうちよりずっと広いね。 さあ、自分の足で第一歩を… ぜんっぜん踏み出しません。 ふだん家の中でぐるぐる駆け回っているので広い場所に来ればさぞかし喜ぶだろうと思っていたのですが、ふかふかの芝生の上でずーーーっとじーーーっとしているムスメ。 表情は笑顔なものの、けしてそこから動く気配はありません。時折足元に咲く草花をちぎって食べようとするくらいです。なんていうか…座り方も相まってなんていうか… 今思うと、ふかふかだったからこそいつもと違う感触が怖かったのかもしれません。それでも5分ほど手をひいて促していると…すっかりあんよが上手状態に! 覚えたての小走りでよちよち。 駆け回ったら駆け回ったでこけないようについていくのが大変ですが、今や公園大好きなムスメなのでした。
2017年08月06日こんにちは、きたあかりです。 ムスメを虜にしてやまない家電No. 1、掃除機。我が家には2つの掃除機がいます。 1つはスティックタイプのやつ。通称ハンディ。 結婚前、ホコリまみれの部屋で暮らしていた夫に掃除しろという念を込めて誕生日にプレゼントしたものです。 一部を取り外すとハンディタイプとしても使える代物だったのですが長年の重責に耐えかね、ハンディタイプとしてしか使えなくなりました。 もはやスティック部分は大きな充電器と化しているのですが、愛着があって捨てられないでいる可愛いやつです。 もう1つはロボット掃除機。通称ルンバ。(ではない) 結婚祝いで我が家にやってきた、黒光りがチャーミングな子です。ハンディに比べるとまだうら若く元気のありあまっている彼女はよくソファーの下へ果敢に挑み、その度に返り討ちに遭って帰宅できないでいます。 仕方ないので一室を締め切ってその部屋専属のクリーンスタッフとして活躍してもらっています。 まず、ハンディの場合。雑巾掛けよろしく、膝をついてルンバ担当以外すべての部屋を吸っていきます。 え?効率が悪すぎる?まあそうなんですけど、ムスメが口に入れちゃいけないものとかに気付きやすいし…途中でバッテリー切れしてまでハンディ頑張ってくれてるし…。 ハンディが老体に鞭打って米つぶやら髪の毛やらを吸っている間、ムスメの視線はハンディに釘付けです。触りたくて仕方ないようで、掃除中ずーーーっとコバンザメのように私の尻にしがみついてきます。 とはいえハンディは掃除機なので、色々とムスメが食べたらやばいものしかついてないわけです。けして結ばれる事は許されないのです。しかしそんな事情を意に介するわけもなく、時々ムスメにひったくられるハンディ。 ニコニコ顔で貴重な逢瀬を楽しむムスメ。 と思いきや、スイッチに指が触れてハンディが雄叫びを上げた瞬間…! ドン引きです。汚いものを振り払うかのような手つきで(汚いんですけど)ハンディを投げ捨て、わき目もふらず私にしがみついてきます。 さっきまで散々ハンディのシャウトは聴いていたはずなのに、2人っきりだと拒否してしまうムスメなのでした。 次に、ルンバ(ではない)の場合。 ハンディとは対照的に、基本ドン引きです。彼女が来たるべき時に備えて力を蓄えている間は、視線が合わないよう細心の注意を払いながら接しています。 ひとたび予約時刻になり目覚めようものなら全力でしがみついてきます。あと泣きます。 抱き上げると泣き止みますが、ルンバ(ではない)が無事帰宅するまでの5~10分間かなりの握力でしがみついたままで不便だし痛いのでムスメが起きている時間はなるべく目覚めないように設定しました。 こうして束の間の平和が訪れ、ムスメも次第に彼女を見ても怖がらなくなっていき… 「最近おとなしいわね」「あんたなんかもう怖くないのよ」と言わんばかりにちょんちょん触るまでになりました。このようにして3日に一回くらいの頻度で自爆しています。 私もびっくりするからやめて! くっつきそうでくっつけない、ムスメと掃除機たちなのでした。
2017年07月30日こんにちは、きたあかりです。 ムスメのお気に入りの場所の一つに、ソファがあります。 フカフカで時に弾力性をもって包んでくれる彼(?)に一目惚れしてからというもの、ムスメの一方的な猛アタックはやむことがなく、最初はそっけなかった彼との距離感も刻々と縮んでいったのでした。今回はその変遷についてご紹介します。 出逢い… 片想い… アプローチ! 付き合い始め… かけひき! 倦怠期。 あんた達いつのまにそんな熟年夫婦みたいな仲に…! ムスメの世界はいつも展開が速くて驚かされっぱなしです。
2017年07月23日はじめまして、きたあかりです。 若干大きめの小さな荒くれ者が我が家に仲間入りして1年が経ちました。 若干大きめのため「ごはんよく食べますか?」と聞かれることの多いムスメですが、かなり食べムラのある方で、本当に毎食毎食が闘いです…(震え声)。 まず手づかみ食べが始まった8ヶ月頃から、スタイストライキとの闘いが始まりました。 最初は根気よくつけ直していましたが、3日くらいでまき散らしスタイルに移行します。 その後は ・トレイ上の芋をぶん投げる ・おにぎりをトレイにじっくりとなじませたのち剥がしてぶん投げる ・コップのお茶をフィンガーボウル代わりに使ったのちぶん投げる などの破壊工作に励み、一通り気が済んだら別の闘いが始まります。 根負けして膝に乗せて手渡しでごはんをあげると、モショモショ食べはじめるムスメ。 この時点で私の膝やら腕やらはすでに色々な事になっているわけですが、「お母さんの膝がいいのね愛いやつめ」なんて思っていました。 片手でムスメが掴みやすい位置にご飯を差し出し、もう片方の手で食べこぼしをキャッチ、時々振り向いたかと思うとおやつにパイパイを飲まれ…。 ふと、窓ガラスに映る自分の姿を見て思いました。 いいんだよ、キミが大きくなってくれるなら! 今日も米粒まみれで奮闘しています。
2017年07月09日