女の子のママです。普段はInstagramで妊娠、出産、育児に関するエッセイ漫画を描いています。
■これまでのあらすじ 娘のメメを産んだばかりのまろは歯に痛みを覚えて歯医者へ行くが、知覚過敏と診断されて肩透かし。ちょうどその頃、メメが3ヶ月健診で痩せすぎと指摘された上に栄養失調を心配された時期だったため、自分の不調よりも娘に割く時間を優先させるのだった。しかし、その痛みが2ヶ月後には悪化。我慢できないほどの痛みに四六時中支配されてしまう。そこで大きな総合病院で検査を受けたまろは、「左顔面非定型歯痛」だと発覚。強い痛み止めによって症状は落ち着くが、ある日メメがベッドから落ちた瞬間、激痛が発生。まろはこのことから、自分がメメの人生をひとりで背負っている気持ちになって苦しんでいたことがこの病気を起こしたのだと気づく。それと同時に「ひとりじゃない」ことを身を持って感じたことで、体調が回復。つらい経験をしたけれど、当時の自分に感謝するのだった。 ■あの頃の私たちがあってこそ ■今が最高に… ■私が伝えたかったこと 赤ちゃんの頃のメメがかわいくなかったとかではなくて、あの頃は不安や恐怖が強くて「かわいい」は二の次三の次という感じだったし、今の自分でもあの頃を上手くやれるか正直わからないので、まろは写真に残してある赤ちゃんの頃のメメを拝むのだけで十分かなと思うのでした。 それでも自分の中では絶対に欠けてはいけない経験だったことは確かなので、今のありがたみを忘れそうになったときは、当時のことを思い出すようにしているそう。 完璧ではないけれど、あの頃の自分よりもずっと今の自分が好き…。 あの頃と変わらず手探りで子育てをしているけれど、あの日々があったからこそ強く思うのです。 「今が最高に幸せなんだ」だと…。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 こちらもおすすめ! 我が子の耳が、聞こえてない…? 生後3日以内に行われる耳の検査。うまく検査ができず「耳が聞こえない」可能性を示唆された主人公・わさびは、頭が真っ白に…。 「耳がきこえないかもしれないと思っていた6ヶ月間」1話目はこちら>>
2024年11月02日■これまでのあらすじ ミルクを飲みたがらず、3ヶ月健診で栄養失調を心配されるなど、娘のメメの発育に不安を抱えるまろは、ある日歯の痛みを覚え歯医者へ。しかし診断は知覚過敏。大した症状ではなかったために痛みを放っておくと、2ヶ月後、激痛に見舞われる。その痛みは日に日に悪化し、ついに眠ることも食べることもできず、授乳もままならなくなり…。そこで救急外来へ駆け込み検査を受けると「左顔面非定型歯痛」だと発覚。強い痛み止めを服用することで痛みは落ち着くが、メメがベッドから落ちたときに痛みが再び起きる。この出来事から、まろは自分が娘を育てることに重圧を感じ、それが疾患を起こしたのだと理解。すると心の持ち方が変わり、痛みが起こることもなくなるのだった。その後、メメは偏食はあるものの良く食べる女の子に。まろは、そんなメメの姿をその頃の自分に見せたいと思うのだが…。 ■あの頃の私に伝えるなら… ■頑張ってくれてありがとう ■あの時のあなたがいなかったら… なんとなく昔の自分に「大丈夫」とか「もっと気楽でいい」などと言うのは、なんだか違う気がして…。1番しんどいときに「大丈夫」って言われても、「えっどこが大丈夫なん?」てなっちゃうかもと思うのでした。 まろの性格上、結局は自分で全部経験して、たくさん悩んで、助けてもらって、自分と向きあって…。 そうしないと気づけないし納得できないと思うから、自分がやってきたことを全部受け止めた上で、感謝の言葉を伝えたいと、そう強く思うのでした。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年11月01日■これまでのあらすじ 生まれて間もない娘のメメのお世話で毎日精一杯の母・まろは、ある日歯に痛みを覚え歯医者に診てもらう。すると知覚過敏と言われ拍子抜け。ちょうどその頃メメが3ヶ月健診で痩せすぎと指摘されどうにかしなければと悩んでいた時期であったこともあり、その痛みを放置してしまう。数ヶ月後、その痛みは激痛となって再び現れ、まろは眠ることも食べることすらできなくなる。そこで総合病院の救急外来で検査をしてもらうと、「左顔面非定型歯痛」という診断が。医師から原因を探るため自身を見つめ直すよう言われたまろは、メメがベッドから落ちた事故をキッカケに、自分が娘を育てることに大きなプレッシャーを感じていて、それが原因だと思い至る。やがて自分の心の持ち方を変えることで、痛みが発生することもなくなり、薬の服用も終えることができるのだった。 ■好きな食べ物もできて… ■「お腹すいた」なんて… ■あのときの私に今の娘を見せたい… 昔あれだけ栄養失調を心配していたメメですが、今ではご飯もたくさん食べるようになり(と言っても前のメメと比べてではありますが)、まろはもう栄養失調や痩せ過ぎの心配もしなくなりました。 カウプ指数はまだ13台のままではあるので健診で指摘されることはあるものの(15くらいほしいと言われました)徐々に数値が上がってきてはいるため、「そのまま様子を見ましょう」と言う感じで、栄養士さんとの話も終わるようになりました。 偏食ではあるので、客観的に見たら「いやいやもっとバランスよく食べさせなさいよ」って思われるかもしれませんが、「このままじゃ死んじゃうんじゃないか」と毎日心配していた時期を思うと、今これだけいろいろ食べてくれて、「これが好き」「これが美味しい」と言ってくれることが、本当に嬉しいそう。 「あのときの自分に、今のメメを見せたい」 でももし…、もし今のメメの姿を知ることができたとして、まろは気楽になれるのでしょうか? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月31日■これまでのあらすじ 娘のメメが3ヶ月健診で「痩せすぎ」と言われたことで悩む母のまろは、メメにミルクを飲ませなければと必死になっていた。そんなある日、歯痛を感じ歯医者へ行くと、理由は知覚過敏だと言われる。おかしいなと思うまろだったが、メメのことで頭はいっぱいでそれ以降痛みのことを忘れてしまう。しかしそれから2ヶ月たつと、まろを激痛が襲う。しかもそのせいで寝ることも食べることもできなくなり…。そこで心配した実母が救急外来へ連れて行くと、検査の結果「左顔面非定型歯痛」と判明。医師は子育てで起きたストレスが原因ではないかと言うが、まろにはピンと来ない。しかしメメがベッドから落ちる事件があり、まろは病気の原因を確信。自分ひとりで子育てしているつもりになっていて、その責任に押しつぶされそうになっていたのだと気づく。やがて痛みがなくなり、薬を減らすこともできたまろは、自宅で3人の暮らしに戻るのだった。 ■心に余裕ができて… ■娘のかわいさを堪能! ■半年の服用が終了 この頃のメメは「順調に離乳食が進んでいる!」というわけではありませんでしたが、バナナ・ヨーグルト・豆腐だけはばくばく食べてくれたので、当時よく食べさせていたそうです。 好んで食べてくれるものがあるというだけで、まろの心はかなり救われるのでした。 食べてくれるものがあって、風邪も引かず元気に過ごしてくれていたおかげで、前はあれほど気になっていたメメの体形に関しても、まろはこの頃になると「メメの個性」として受け入れられるようになります。 さらに心の余裕が出たことで、メメのかわいさを存分に楽しむことができるようになるのでした。 そして治療の方は、最短で終わることができました。 薬を飲む必要がなくなって開放感でいっぱいだったまろですが、薬を飲まなくなってからの生活が予想外に怠くて…。 すぐ疲れるし、体は重いし、日中横になることも少なくなく、あんなに目がバキバキだった夜間授乳も眠くて、自分が服用していた薬が「本当に強い薬だったんだな…」と改めて感じたそうです。(もしかしたら薬が原因じゃない可能性もありますが…) 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月30日■これまでのあらすじ 娘のメメがミルクを飲みたがらず、3ヶ月健診では栄養失調も心配されてしまった母のまろは、自分のことよりも娘のことが心配。ある日、歯に痛みがあり歯医者に行くと知覚過敏と言われる。しかししばらくして常に激痛が走っている状態となったまろは、救急外来へ駆け込むことに。すると「左顔面非定型歯痛」と診断され、医師からは子育てのストレスと関係しているのではないかと言われる。確かに大変さを感じていたが、周りに「育てやすい子」と言われたこともあり、病気の原因とは思えないのだった。しかしその後、メメがベッドから落ちてしまう事件が起き、まろは自分が大きな重圧を感じていることに気づき、さらにそれが病気の原因だと確信。そして、ひとりで娘を育てていると思って自身を追い詰めていたこと、でも実際は「ひとりではない」ことに気づいたのだと、医師に伝えるのだった。 ■自分らしくなかった ■「大丈夫」と思えたことが大きい ■その後… 夫と実母に対して、「私と一緒にこの子の人生を背負ってくれてる」と思えたまろは、そのことで気持ちが軽くなるのを感じたそうです。 そして、「もっと気楽でいいじゃん」「いいお母さんでいなきゃとか、自分らしくないことばっかり考えていたな」と思えたのだとか。 そんな様子を見て、医師は「もう大丈夫かもと思えたことが大きい」と言います。「この病気や痛みに対するストレスが次の非定型歯痛に繋がるケースも少なくありませんから」と…。 この日から薬を減らしたことで、副作用から解放されたまろは自宅で家族3人での生活に戻ることができるのでした…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月29日■これまでのあらすじ 出産したばかりのまろは、娘のメメが3ヶ月健診で「痩せすぎ」と言われたことでミルクをなんとしても飲ませなければと思い詰めてしまう。そんな中、歯の痛みを感じ歯医者へ行くと知覚過敏と診断されるが、約2ヶ月後、その痛みは知覚過敏とは考えられないほど強くなり、四六時中激痛に襲われ何もできなくなってしまう。そこで救急外来へ行くと、検査の末、「左顔面非定型歯痛」だと言われる。強い痛み止めが効き痛みがなくなっていたある日、薬のせいでウトウトしてしまったまろはメメの動きに注意がいかず、メメがベッドから落ちてしまう。そのとき再び激痛が走ったことで、まろは病気の原因が自分の心の持ち方に関係していると確信。次の診察の際、医師に娘が生まれてから子どもの命の重さと母としての責任の重さから、自分が責められるような気がして怖かったと話し始め…。 ■みんなが私を責めるはず… ■でも実際は…? ■ひとりじゃなかった…! 今までずっと物理的にはひとりではなかったけれど、自分だけ必死になっているように感じていたというか、自分以外はメメの育児に関して主観的ではないような気がして、そこからくる「自分ひとりで育てている」「この子の人生は自分の行動にかかっている」「何かあったら全部自分のせい」というような感覚があったのです…。 しかしメメがベッドから転落した件で、実際はまろの周りの人たちもメメのことを自分事として考えてくれていたし、まろのことも気にかけてくれていたということに気づくことができたのでした。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月28日■これまでのあらすじ ミルクを飲みたがらない娘のメメの発育に頭を悩ます母のまろは、歯に痛みを感じ歯医者へ。知覚過敏と診断されると痛みを放置してしまう。しかしメメが生後5ヶ月を迎える頃その痛みは激痛に変わり、まろは何もできなくなってしまう。駆け込んだ救急外来で検査をすると、「左顔面非定型歯痛」であると言われる。体に異常はないのに激痛を感じる疾患だった。医師は原因は不明だが、過去の患者データから育児のストレスが関係があるのではないかと、まろに話す。そのときはピンと来ないまろだったが、痛み止めを服用しながら生活していたある日、メメがベッドから落ちたことをキッカケにその原因が自分の心の持ち方にあるのではないかと思い…。医師にメメを産んでその命の重さに打ちのめされたこと、「この子の人生は自分にかかっている」と感じたことを話すのだった。 ■自分がなんとかしなきゃ… ■責められることが怖かった ■必死すぎて限界だった…! 3ヶ月健診で「痩せすぎ」と言われたとき、まろは自分を責めていました。「私の母乳が出ないせい」「私が娘の痩せすぎに気づかなかったせい」だと…。 だから必死にミルクをあげようとしました。「このまま痩せ細って死んでしまったらどうしよう」と毎日怖い思いをしながら…。 しかし周りには「育てやすい子だね」と言われ、そんな娘をちゃんと育てられていないと、責められているように感じて…。 十月十日お腹の中で子どもを育てて、出産を経験したからといって急に頼もしくなるわけでも強くなれるわけでも理想の母親になれるわけでもないのに…。 自分の中でのこうありたいと思う「母親像」みたいなものも、強くてたくましすぎたのかもしれない…。そうまろは思うのでした。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月27日■これまでのあらすじ 小柄でミルクを飲みたがらないため、3ヶ月健診で「痩せすぎ」と言われてしまった娘のメメをしっかり育てようと母のまろは必死だった。しかし、思うようにいかないばかりか、歯の痛みが出てしまう。そこで歯科医に診てもらうと、診断は知覚過敏。拍子抜けしたまろだったが、約2ヶ月後、その痛みは移動し激しいものに変化。眠れず食べられずになってしまったため、救急外来へ。検査をすると、原因不明の「左顔面非定型歯痛」だと発覚。しかし医師は過去の患者の例を見て、子育ての負担が原因ではないかと推測する。その後、強い痛み止めのおかげで痛みが消えてきたまろだったが、ある日、自分が薬の副作用でウトウトしてしまった間に、メメがベッドから落ちてしまう。すると激痛が久しぶりに走り、メメの無事が確認できると痛みは消えていた。その経験から、まろは自分の痛みの原因がわかった気がして…。 ■自分の気持ちに原因が… ■いろいろなことが怖かった… ■当たり前になってしまったこと まろの場合ですが、自分が親になるということに対してかなりの心の準備が必要で、「もう少し自分がしっかりしてから…」などと思い、結婚してから3年くらい妊活はしなかったそうです。 「子どもが親にしてくれるからそんなこと気にするな」と言われたこともありましたが、そうは思えませんでした。 その後、ある程度心の準備もでき、赤ちゃんを迎えることに。 しかし娘を産んでいざ育てるとなったとき、当たり前ですが小さくてか弱すぎて命の重さや娘の人生を背負う責任などがズドンと来てしまったそうです。 「何かあったら全部自分のせい、みんなそういう目で見る」 そういう意識がいつの間にかまろの中で深く根付いていたのです…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月26日■これまでのあらすじ ミルクを飲みたがらず3ヶ月健診で「痩せすぎ」と言われた娘・メメの発育に悩む母のまろは、ある日歯の痛みを感じるようになる。歯医者へ行くと知覚過敏と診断されるが約2ヶ月後痛みは激痛に変わり、何もできなくなってしまう。そこで救急外来へ駆け込むと、検査で「左顔面非定型歯痛」だと発覚。原因不明の疾患だが、医師は過去の患者データから子育てのストレスが原因なのではないかと言う。強い痛み止めによって痛みも落ち着き、服用初期は眠くて仕方なかったのだがそれも落ち着いたため、実母が買い物に出かけることに。しかし、メメを見ながらスキンケアをしていたまろが一瞬ウトウトすると、その間にメメがベッドから落ちてしまう。パニックになったまろを、久しぶりに激痛が襲う。その後、メメがケガもなく無事だとわかってホッとするが…。 ■痛みが消えてる!? ■薬が減った…! ■もう痛くならない気がする メメがベッドから落下した後に痛みが起きたこと、そしてその痛みがすぐに引いたことが、まろの中でもう一度しっかりとこの痛みについて、自分自身のことについて考えるきっかけになりました。 そこで次の診察の際、まろはこのときの体験を医師に話すことにしました。 「もう痛くなることはないような気がするんですよね」と、そして自分の非定型歯痛の原因がわかった気がすると…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月25日■これまでのあらすじ 娘のメメが生後2ヶ月頃からミルクを拒否、かといって出が悪いため母乳だけに頼ることもできず、悩んでいた母のまろ。3ヶ月健診で痩せすぎと言われたことから、知らぬ間に追い込まれていく。そんな中、歯痛が起きたまろは歯医者で知覚過敏と診断される。しかし痛みはその後、激しく悪化。そこで救急外来で診てもらうと「左顔面非定型歯痛」と診断される。医師からは再発防止のためにも原因を見つけるため自分を見つめ直すよう言われるのだった。痛み止めを服用し始めて1ヶ月後、まろの痛みはなくなり、薬の強さから常に眠かったのが体が慣れてきたようで調子も良い。そこで実母が買い物に出ることに。まろはメメをベッドに置いてスキンケアを始めるがウトウトしてしまい、その間にメメはベッドから転落。パニックになったまろに再び激痛が走るが…!? ■メメは大丈夫だった…! ■本当によかった… ■あれ? 痛みは!? 病院に連れて行くにしても今の自分ではどうにもできないし、そもそも病院に連れて行くほどなのかもわからない…。 パニックになって、出かけていた母に電話をしたまろ。 今考えたらどこかの病院に電話して指示もらうとか、タクシーを呼ぶとかあったなぁと思うけれど、当時は頭がこんがらがってしまい、これが自分ができる精一杯だったと言います。 メメはというとベッドから落ちた後、ものすごい大泣きしていたけれど抱っこしていたら落ち着いて、実母が帰ってきたときにはもう泣き止んでいました。 大きな音がしたので「これ絶対ヤバいやつだ」と青くなったそうですが、たんこぶもアザもできておらず、その後も異変が出ることもなかったそうです。本当によかった! そして実母が気づきます。まろの痛みはもう大丈夫なのか、と…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月24日■これまでのあらすじ 娘のメメは小さく生まれ、ミルクを飲みたがらない。さらに自分の母乳量が少なく、3ヶ月健診では痩せすぎと指摘されたため、母のまろはメメにミルクを飲ませようと必死になっていた。そんな中、まろに歯の痛みが発生。歯科医から知覚過敏と診断されるが、しばらくするとそうとは思えないほどの激痛に襲われてしまう。ただでさえ大変な乳幼児の子育て中、眠れず食事すらできないほどの痛みで、救急外来に駆け込むのだった。検査の結果、「左顔面非定型歯痛」と診断されるが原因は不明。医師は子育てのストレスではないかと言うが、まろにはしっくりこない。診断から約1ヶ月、強い痛み止めによって痛みはなくなり薬にも慣れてきたため、実母が買い物に出ることに。まろはメメを見ていたのだが、薬のせいでウトウトしてしまい、その間にメメがベッドから落ちてしまう…。 ■どうすればいい!? ■私のせいだ…! ■薬を飲んでるのに痛みが! メメがベッドから落ちてしまった…! 泣くメメにすぐに駆け寄りますが、ベッドの反対側に落ちたためどこを打ったか、まろにはわかりません。 メメを抱き上げながら、こういうときにどうすべきか思い出そうとするまろ。しかし、あまりにも動揺していて考えがまとまらず…。 「私のせいだ…! 私のせいで、もしメメが…」 パニックになりながら、そう思ったとき激しい痛みが走ります。 「なぜ痛み止めを飲んでいるのに、痛いの…?」 そう思いながら、電話で助けを呼ぼうとするのですが…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月23日■これまでのあらすじ まろは、娘のメメが生後2ヶ月頃からミルクを飲みたがらず、しかし自分の母乳の出が悪いため、栄養が足りているのか心配していた。案の定娘は3ヶ月健診で痩せすぎと言われ、ミルクを飲ませなければという強迫観念にかられるようになる。同じ頃、歯の痛みを感じたまろは歯医者へ。知覚過敏と言われたことで拍子抜けし、その痛みを忘れてしまう。しかしその約2ヶ月後、激しい痛みが発生。寝ることも食べることも、さらに何もできなくなったため救急外来へ。検査をした結果、「左顔面非定型歯痛」と発覚するが、医師の推測によるとその原因は子育てのストレスではないかと言うのだが…。痛み止め服用から1ヶ月後、まろの痛みがなくなっていたため実母が買い物へ。メメを見ながらまろはスキンケアをしていたが、一瞬、薬のせいでウトウトしてしまい…!? ■寝てた!? ■待って…! ■大きな音が…! もう体が薬に完全に慣れたと思っていたのに、気がついたら眠ってしまっていたのです…。 目が覚めて状況を理解して、鏡越しにベッドを確認したときには、寝かせていたはずの場所にメメがいなくて、振り返るとメメを置いた場所とは反対側のベッドの端でメメが寝返りを打とうとしていました。 多分足でバタバタしているうちにそっちの方に移動してしまったのだと…。 急いで駆け寄りましたが間に合わず…。 大きな音を聞いた瞬間、まろは心臓が止まりそうになるのでした…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月22日■これまでのあらすじ 生後2ヶ月頃からミルクを拒否し始めた娘のメメ。しかし、まろの母乳量は少なく、案の定3ヶ月健診で「痩せすぎ」と指摘されてしまう。必死でミルクを飲ませようとするまろだったが、うまくいかず…。そんな中、まろの体に異変が。最初は歯の痛みを感じ、歯医者では知覚過敏と診断される。しかしその後、知覚過敏とは思えない激痛が起こり、まろは寝ることも食べることもできなくなり、最終的には常に激痛に襲われ、何もできなくなってしまうのだった。そこで救急外来で診てもらったまろは、強い痛み止めを投与してもらう。いくつもの検査をへて、原因不明の「左顔面非定型歯痛」と診断される。医師は過去の例から、育児の負担が原因となっているのではないかと指摘するが、まろには何か違うように感じられて…。 ■体が慣れてきて… ■実母が買い物に出た後… ■事件は起こった…!? この頃、洗面台がいっぱいで自分のスキンケア用品を置くスペースがなかったので、まろは昔自分が使っていた部屋でスキンケアをしていました。 洗面台はリビングのすぐ横にあるので、メメの様子を気にしながら顔を洗うことができたけど、自分の部屋はリビングから少し離れたところにあるので、スキンケアする間だけメメも自分の部屋に連れて行こうと思ったのでした。 しかし、この後事件が…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月21日■これまでのあらすじ 娘のメメは小さめに生まれた上にミルクを飲みたがらず、自分の母乳は出が悪い。しかも3ヶ月健診で「痩せすぎ」と言われて…。そんな状況から育児に追い詰められていった母のまろは、ある日歯の痛みを感じ歯医者へ。しかし知覚過敏と言われ安心してしまう。その約2ヶ月後、激しい痛みとなって再び発生した歯痛のせいで、まろは眠ることも食べることも授乳することも困難になってしまう。ついに常に激痛を感じるようになり救急外来に駆け込み、強い痛み止めによってなんとか痛みを和らげるが、痛みの原因は不明。「左顔面非定型歯痛」と診断され、医師からは子育てのストレスが原因ではないかと言われるが、まろは何かが違うように感じる。そして痛み止めを服用し1ヶ月、医師から断乳した娘のことを聞かれて…。 ■何かを悟った!? ■医師の言葉にほっこり ■原因はまだわからない… 1回のミルクで多くて130ml、少なくて40mlくらいは飲めるようになったメメ。 これでも少ないと思われるかもしれませんが、今までのメメが飲む量を考えるとかなり良くなった方でした。 離乳食も始まったばかりだから栄養面では全然足しにならないけれど、とりあえずでもミルクのほかにも口にできるものができたこと、これからほかにも食べられる物が増えていくと考えると、少しは安心できたのです。 薬で症状が治ってくると、メメのお世話でいっぱいいっぱいなのもあり、「別に原因がわからなくてももういいかな…」なんて考えたりもしていました。 しかしそんな矢先、まろに衝撃的な出来事が起きて…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月20日■これまでのあらすじ 3ヶ月健診で娘のメメが痩せすぎと言われ、娘の発育に神経質になっていたまろはある日、歯の痛みを感じる。そこで歯医者に行くが、診断が知覚過敏で拍子抜け。痛みを放置するのだった。しかし、その後しばらくしてまろの歯に激しい痛みが…。さらに痛みの場所が歯から顎、こめかみへと移動。寝ることも食べることもできなくなり、会話することも難しくなってしまう。そこで救急外来に駆け込んだまろは強い痛み止めを投与してもらい、さらに詳しい検査を受けることに。しかし原因は不明。「左顔面非定型歯痛」という診断名が下され、医師から子育てのストレスが関係しているのではないかと問われるが、まろには思い当たる節はあるものの、しっくりこなくて…。 ■薬のせいで眠くなる日々 ■痛みを感じなくなった…! ■医師から娘について質問が… 薬に慣れるまでは本当に毎日が眠いというかだるいというか…、考え事をしていたりすると気づいたら寝ていたそうです。 夜も泥のように寝ちゃうけれど、なぜか夜間授乳のアラームはバッと起きられて、ミルクをあげているときも目がギンギンで寝かしつけまで元気…! その後メメが寝たら、また気絶するように眠るという感じだったとか。 それ以外にも「なんで自分はこんなことしてるんだっけ?」「この部屋に何しに来たんだっけ?」「こういうとき、どうするんだったっけ?」みたいなことの連続だったそうで…。 痛みが引いて良かったけれど、強い薬ってやっぱりそれなりに代償があるんですね…。 そして診察の日。医師から断乳したメメの様子を聞かれたまろは…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月19日■これまでのあらすじ 生後5ヶ月の娘・メメの子育てに追われる母のまろは、原因不明の激しい痛みに苦しんでいた。最初の痛みが現れたのは、ミルクを飲みたがらない娘が3ヶ月健診で痩せすぎと言われ焦っていた頃。歯が痛いので歯医者へ行くと、知覚過敏と言われ、娘のことで頭がいっぱいになっていたのもあり、痛みを放置してしまうのだった。その約2ヶ月後、今度は激痛がまろを襲う。横になったときだけだった激痛が食事をするとき、寝るとき、授乳するとき、そして最後には常に感じるようになってしまった。そこで母が救急外来に連絡、かなり強い痛み止めで痛みは落ち着くが、検査をしても原因は不明。「左顔面非定型歯痛」という診断がつき、医師は子育てのストレスが原因ではないかと推測するが、まろは否定してしまう。そこで医師から「自身を見つめ直して」と言われ…。 ■ストレスを感じないと言ったら… ■何かが違う… ■考えがまとまらない… 周りの人たちはただメメのことを褒めてくれただけで、決して「あなたの赤ちゃんは楽でいいですね」という意味で言っているわけじゃないと思うけれど…。 「お利口だね」「おとなしいね」「親孝行な子だね」 そういう言葉がまろの中でずっとぐるぐる渦巻いて、「みんなの方が大変なんだから、こんなんでツラいとか思っちゃいけない」みたいな思考回路にまろはなっていたのです。 しかし、それと同時に「娘のお世話が大変でツラくて、それが大きなストレスなのではないか」と問われても、しっくりこない…。 仮に育児が自分のストレスだとして、「じゃあ再発防止のために子育てをやめましょう」なんてことはできないし、そもそも睡眠時間が短くても、メメがミルクを飲ままくても、全然泣き止まなくてずっと抱っこをしなきゃいけなくても、当時メメと離れたいと思ったことはなかったし、そんなの自分でも絶対に嫌だとまろは思っていました。 だからこのとき、まろは自分でも何がキッカケでこの病気が発症したのか全然わからなかったのです…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月18日■これまでのあらすじ 娘のメメが3ヶ月健診で痩せすぎと指摘され、栄養失調の可能性もちらつかされた母のまろは、とにかくミルクを飲ませようと必死になっていた。ある日歯が痛くなり歯医者へ行くと、知覚過敏と言われてしまう。おかしいとは思いつつも、ひどくはないので痛みをそのままにしてしまうまろ。すると約2ヶ月後、歯の痛みは激化。歯医者では歯ぎしりが原因と言われるが、まろはこの診断に不服で大きな総合病院の診察予約を取る。しかし、その診察日を前に痛みはさらに悪化。四六時中、眠れない食べられない授乳できない、さらに話すこともできなくなったため、まろの実母が救急外来へ連絡。いくつもの検査を受けると、ようやく「左顔面非定型歯痛」という診断名がつくが原因は不明。そこで過去にこの疾患に悩んだ人の生活を頼りに、医師はまろに思い当たることはないかと尋ねるが…。 ■勝手に言葉が… ■薬の服用は半年以上? ■自分を見つめ直す…? 医師から、子育てで強いストレスを感じたなど、痛みの原因になるような心当たりはないか問われた、まろ。 しかしなぜかこのとき思い出したのは友人が放った「メメちゃんはすごく育てやすい子だと思うよ」の言葉で…。 まろは心当たりは「ありません」と答え、さらにいつか誰かに言われたような言葉が口から勝手に出てきて、これまで苦しんできたことを言えず…。 原因の心当たりがないということは再発の可能性もあると言う医師。そこで、これを機に「ご自身のことを見つめ直してみてください」とまろに言うのでした…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月17日■これまでのあらすじ 5ヶ月の娘・メメの発育に悩みを抱える母のまろは、原因不明の痛みに苦しんでいた。メメがミルクを飲みたがらず、3ヶ月健診で痩せすぎと言われてしまった頃その歯の痛みは始まり、歯医者へ行くと知覚過敏と言われる。まろはその診断に違和感を持つが、メメのミルク問題に囚われ、痛みを一時的に放っておいてしまうのだった。その後メメが母乳を飲む量が増えると、今度はまろの歯痛が悪化。しかも痛みの場所が歯から顎、こめかみへと移り、痛みが出るのが寝る時だけだったのが常時激痛が走るように。結果、まろは寝ることも食べることもできなくなり、大きな病院の救急外来を受診。検査では何も異常がなく、「左顔面非定型歯痛」だと判明。医師は原因不明の疾患だが何か再発防止のヒントを探せないかと、過去に同じ診断を受けた男性の話をし始めて…。 ■共通点は子ども? ■何かがストレスに… ■思い当たること 医師が言うには、かつてまろと同じ症状が出た元患者の男性とまろに大きな共通点はなく、しかし強いて言えば「小さい子どもがいる」ということは同じだったと言います。 そして、男性の子どもはある病気を患っていて、体力的にも精神的にもつらい状況だったのではないかと医師は推測。それは、生後間もない娘を育てるまろにも共通していることではないかと言い出し…。 「何か思い当たることはありませんか」と、まろに問うのでした。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月16日■これまでのあらすじ まろは、3ヶ月健診で痩せすぎと言われてしまった娘・メメの発育に悩んでいた。そんな中、歯の痛みに気づき歯医者へ行くが診断は知覚過敏。拍子抜けしたのと、メメのことでいっぱいいっぱいになっていたのもあり、この歯痛を放っておくようになる。しかししばらくすると、その痛みが激痛に変化。最初は寝るときだけだったが、徐々に食事や授乳するときまで激痛が走るように。そこで大きな病院の診察を3日後に予約するが、その夜、まろの痛みは限界を迎えてしまう。四六時中激痛で、話すことすらままならなくなってしまったのだ。救急外来で検査を受け、麻薬に近いという強い痛み止めによってまろはやっと休むことができる。しかしこの薬を服用する以上、断乳をしてほしいと医師から言われるのだった。週明け、さらに検査を受けるまろ。しかし体に異常は見つからず、「左顔面非定型歯痛」と診断され…。 ■なぜ病名がつく? ■原因は不明 ■かつて同症状の人が… この疾患についての説明は、まろが当時医師から聞いたことを思い出して書いているので、おかしいこともあるかもしれないとのこと。 医師が指す「まろさんのような症状」というのは、痛みで眠ることができない、食事がとれない、会話が困難になるという症状のこと。そして慢性的な痛みや一般的な鎮痛剤が効かないことは、非定型歯痛ではよくある症状のようでした。 ちなみにまろのこの診断名ですが、左顔面に集中して症状が現れていたので、医師が「左顔面非定型歯痛」という診断名にしたそうです。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月15日■これまでのあらすじ まろは、娘のメメが3ヶ月健診で痩せすぎと言われたことから「ミルクを飲ませなきゃ」と必死になってしまう。そのため、同じ頃に発生した歯の痛みを歯医者に知覚過敏と診断され安心したこともあり、放置してしまう。それから約2ヶ月たつと、今度はその痛みが激痛に変わって現れる。横になったときだけだったのが、食事や授乳のときも、さらに常に痛むようになって寝ることも食べることも話すことすらできなくなり…。そこでまろの母親が救急外来へ連絡し、検査を受けることに。その日は原因がわからないが、痛み止めによって眠ることができるのだった。しかし、この痛み止めは麻薬のような強い薬のため、今後一切授乳をしないでほしいと医師から言われてしまう。3日後、改めて検査へ。すると医師から検査結果を話す前にメメについて質問をされる。まろは自分が産後鬱だと思われているのだと思うが…!? ■早とちりだった… ■異常が見つからなかった!? ■診断名は…? 「産後鬱かもしれないってことですか?」 ストレートに質問するまろ。しかし、医師はそれはきっぱり否定します。加えて、統合失調症などの可能性も疑ったけれど精神科の先生は「あてはまらない」と判断したのだとか。 この日の検査では、歯や顔の骨、脳・神経・皮膚などさまざまな角度から、まろの体を調べたと言う医師。 その結果、どこにも異常が見つからなかったと言うのです…! そこで出た診断は、「左顔面非定型歯痛」というもので…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月14日■これまでのあらすじ 娘のメメを産んだばかりの母・まろは、3ヶ月健診で娘が痩せすぎと指摘されたことで、娘の成長に神経質になっていた。そんな中、歯に痛みが発生したまろは歯医者へ。すると知覚過敏と言われ拍子抜けし、痛みを放置してしまう。しかししばらくすると、この痛みが激しいものに。最初は横になるときだけだったのが、食事や授乳のとき、さらには常に激痛が走り、言葉も発することができなくなる。そんなまろを見たまろの母親が救急外来に連絡。メメを叔母に任せ病院へ行くが、検査で原因はわからず…。強い痛み止めの点滴をしてもらいやっと眠れるまろだったが、治療にあたり医師から断乳をするよう言われてしまう。週明け、詳しい検査をすべく再度病院へ。検査が終わると、医師から検査結果の前に聞きたいことがあると言われ…。 ■予想外すぎる質問 ■もしかして…!? ■医師は疑っている!? 医師から、自分のことではなく、いきなり娘のメメについて聞かれて驚くまろ。 「お子さんは何か病気を患っていますか」 「育てにくい子だなと思ったことはありますか」 次第に医師の質問が子どもの1ヶ月検診のときに聞かれたような内容になってきたため(お母さんの精神状態を判断するような)、「もしかして私が育児に追い込まれているかを知りたいってこと…?」と思ってしまうのでした。 そこで医師に質問します。 「もしかして私、産後鬱かもしれないってことですか?」 そして次回、ついに診断結果が…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月13日■これまでのあらすじ 娘のメメを子育て中の母・まろは、3ヶ月健診でメメが「痩せすぎ」と言われたことから娘の発育に対して神経質になってしまう。そんな中、まろの歯に異変が。痛みを感じたので歯科医に診てもらうと、知覚過敏と診断される。診断に違和感があったが、大したことがないと知って安心するまろ。その痛みを放っておいたところ、約2ヶ月後激痛に襲われ何もできなくなってしまい、救急外来へ駆け込むのだった。痛み止めによって痛みは一旦おさまるが、医師からは詳しい検査を週明けに受けること、痛み止めがとても強いので断乳してほしいと言われてしまう。実家に戻ってきたまろだったが、出が悪かった母乳の量を増やすため努力したこと、最後の授乳が激痛できちんとあげられなかったことを思い出し、泣いてしまうのだった。 ■眠すぎる… ■1日かけての検査 ■医師からの質問は…? やっと月曜日が来て、大きい病院でいろいろな検査を受けるまろ。 しかし、薬のおかげで眠すぎて眠すぎて、待ち時間は意識が飛んでいました…。 1日かけてやっと検査が終了。診察室に呼ばれると、医師から「検査結果の前に少し… 聞きたいことがあるんです」と言われ…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月12日■これまでのあらすじ 5ヶ月前に娘のメメを産んだ母のまろは、激しい痛みに悩まされている。メメの3ヶ月健診で「痩せすぎ」と指摘され、ミルクを必死に飲ませようとしていた頃、初めて歯の痛みを感じた。しかし歯医者へ行くと知覚過敏だと言われたことから放っておいてしまう。その約2ヶ月後、痛みはひどいものになり、食事や睡眠、授乳すらもできなくなってしまう。総合病院への診察を3日後に予約するまろだったが、それを前に症状が最悪なものに。四六時中激しい痛みに襲われ、話すこともできなくなったのだ。そこで救急外来へ行ったまろは検査を受け、痛み止めの点滴をしてもらう。そのおかげで眠れたまろだったが、目覚めると医師から痛みの原因がまだわからないこと、痛み止めが強い薬なので断乳をしてほしいと言われる。いったん実家に帰ったまろは処方された薬を飲んで就寝。しかし起きると、薬のせいで目がぐるぐる回ってしまい…。 ■胸が張ってる… ■やっと出るようになったのに… ■あれが最後だなんて… まろは、この時のことを今でもたまに思い出すそうです。 「あれが最後だってわかっていたら、もう少しあげられたかな?」とか、「笑っておしまいにできたかな?」と思ったり…。 あんなふうに無理やり授乳をやめて泣かせちゃったのが最後だなんて、あまりにもメメがかわいそうで申し訳なかったこと、そして悩んでたくさん時間をかけて授乳と向き合ってきたのとは裏腹に、こんなにもあっけなく断乳をせざるを得ない状況になってしまったことが悔しかったのだと…。 もともと母乳がたくさん出せる体質ではなかったからなのか、急に断乳をしても乳腺炎になることはなかったそうです。3日たった頃には胸が張ることもなくなり、1週間後にはもう母乳が出なくなったそうで、それもまた虚しかったのだとか。 そしてこのお話の中で、このエピソードが1番つらかったと言います…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月11日■これまでのあらすじ 生後5ヶ月の娘・メメを育てる母のまろは、2ヶ月前くらいから歯に痛みがある。歯医者には最初知覚過敏と言われるが、その後痛みが強くなり、再度診察してもらうと原因は歯ぎしりだと言われてしまう。診断に納得がいかなかったまろは、総合病院で診察を3日後に予約。しかしその日、痛みが悪化しついに話もできない状態になってしまった。そこでまろの母親が救急外来に連絡。叔母にメメを見てもらい、まろは救急外来へ向かうのだった。検査を受けた後、痛み止めの点滴をすると、まろは寝てしまう。そして目覚めると、夫も駆けつけていて、一緒に医師の話を聞くことに。医師からは、痛みの原因がまだわからないので詳しい検査を週明けにすること、今服用している痛み止めは強い薬のため今後母乳をあげないでほしいと言われてしまう。いったん実家に戻るまろだったが、処方された薬を飲むと…!? ■ミルクあげなきゃ! ■何が起きた!? ■目の前がぐるぐる… 早朝起きたまろは、メメにミルクを飲ませなきゃと思って立ち上がります。しかし、すぐに転んでしまって…!? 薬のおかげで眠れはしたけれど、その作用の大きさに体が着いて行かないようで目の前がぐるぐるしてしまったのです。 バランスも取れず、手をつくこともできずに顔から転んでしまったまろ。メメをつぶさなくてよかった…と思います。 そして、母がメメにミルクをあげてくれるのでした。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月10日■これまでのあらすじ 3ヶ月健診で娘のメメが「痩せすぎ」と指摘されたことから、母のまろはミルクを飲ませることに必死になる。そんな中、歯が痛くなったまろは歯科で知覚過敏と診断されるが、その後も痛みが引かない。しかもそれから2ヶ月を過ぎた頃、痛みが急に激しくなってしまう。再度歯科に行くと歯ぎしりが原因と言われ、「絶対違う」と思ったまろは総合病院での診察を希望。3日後に予約が取れるが悪化していき、ついには何もできないほどに。そこで救急外来で検査を受け、痛み止めの点滴をしてもらうと眠ってしまう。目が覚めたまろは夫とともに医師の話を聞くことに。医師は痛みは原因不明で週明けに詳しい検査をすること、痛み止めが強い薬なので娘には今後一切母乳を与えないでほしいと言う。納得したまろは実家へ戻り、母親と今後の相談をすることになるが…。 ■母の言葉に助かって… ■痛み止めを飲む ■強い薬を飲むとどうなる? 実家に到着すると、母から今後について話をしようと声をかけられました。 薬に慣れるまでは車の運転も運転できず、体調も良くない、夫も仕事で家にいない。そういう現状を知る母親が、「当分このままウチにいるのはどう?」と声をかけてくれて…。 そう決まれば、夫は明日朝の出勤のためにも早く自宅に戻った方がいいということで帰宅。 まろは痛みがまた少し出てきたので、薬を服用することに。 しかし「強い薬」と言われたものを飲むのは怖く、実際に何もないわけではなくて…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月09日■これまでのあらすじ 5ヶ月の娘・メメを育てるまろは、娘がミルクを飲みたがらず体が小さいことを気にしている。3ヶ月健診でも「痩せすぎ」と言われてしまい、母乳量が少ないこともあって「ミルクを飲ませなきゃ」という強迫観念に囚われてしまうのだった。そんな中、まろは歯の痛みを感じ、歯医者へ。知覚過敏の診断を受けるが、その2ヶ月後には我慢できないほどの強い痛みになり、眠れず食事も授乳もできず、四六時中苦しむように。まろは3日後に総合病院の診察予約をしていたが、苦しむまろの姿を見た母親が救急外来に連絡。叔母にメメを預け母親と向かうのだった。検査をして痛み止めの点滴をしてもらったまろが目を覚ますと、医師から痛みの原因はまだわからないこと、投与した痛み止めは麻薬に近いものであることから断乳をしてほしいと言われるのだが…。 ■メメと自分のために ■いったん帰宅 ■自分が不在の時、娘は… この日は、今回使用した強い痛み止め、副作用の吐き気を抑える薬、夜に痛みで眠れないときのための睡眠剤を処方されて、まろは夫と実家に帰ることに。 実家に戻った頃はもうかなり遅い時間で、まろはメメがどうしてるか心配でした。しかし、メメは叔母がミルクを少しだけど飲ませてくれて、眠ったそうで…。 メメを見てくれる大人がいたから病院に行くことができたのです。まろは叔母に深く感謝するのでした。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月08日■これまでのあらすじ ミルクを飲みたがらず、3ヶ月健診で痩せすぎと言われてしまった生後5ヶ月の娘・メメを育てる母のまろは、このところ謎の痛みに苦しんでいた。最初は歯の痛みから始まり、歯医者で診てもらうと「知覚過敏」と言われる。大したことがなくてよかったと少し安心するが、その約2ヶ月後痛みが激しくなり再度歯医者へ行くと歯ぎしりが原因と言われるが、納得が行かず実家近くの総合病院を3日後に予約。しかし、最初は横になったときだけ感じていたのが、四六時中痛くなってしまい話すこともできなくなったことから、叔母にメメを預け救急外来で診てもらうことに。痛み止めの点滴を打ってもらい、やっと眠れたまろが目を覚ます。すると医師から、「お子さんには可哀想なことをするけれど、今後一切母乳はあげないでください」と言われ…。 ■なぜあげちゃいけないの? ■強い痛み止め!? ■それでも母乳を優先しますか? まろは医師の話を聞き、自分に投与された薬がそんなに強い薬だということ、そのような薬を使わないといけないレベルの症状だったということに、衝撃を受けました。 そんな「強い薬」を服用した自分の母乳をメメにあげるなんて、もちろんできません。 だからといってこの薬を服用しなければ、また自分はあのときのような状態になってしまい、育児もできなくなります。 でも…。メメは、ミルクが飲めない。 断乳しなければいけないとわかっているけれど、心の中はメメのことが心配ですぐに言葉を発することができないのでした…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月07日■これまでのあらすじ 5ヶ月前に娘のメメを出産した母のまろは、育児に奮闘中。メメがミルクを飲みたがらず、自身の母乳の出が悪いのもあって体重が伸びず、3ヶ月健診で痩せすぎと言われたことから精神的に追い詰められていた。その頃、まろには歯の痛みが現れるようになるが、歯医者には知覚過敏と診断されたことから痛みを放置してしまう。しかしメメが生後5ヶ月を迎えた時期に、この痛みが激しくなっていく。最初は寝るときだけだったのが、食べるときや授乳するときも激痛が走るようになったため、再度歯医者へ。歯ぎしりが原因だと見当違いな診断をされたことから、まろは総合病院へ診察を予約。しかし診察日を前に痛みはさらに悪化してしまう。不安を抱えながらも叔母にメメを預け、救急外来へ。検査を受けると痛み止めの点滴を打ってもらい、やっと眠りにつくのだった。 ■なんでいるの? ■忘れていた夫への連絡 ■どういう意味…!? 痛みが悪化してからずっと眠れなかったまろは、痛み止めの点滴によって久しぶりに睡眠をとることができました。 目が覚めると…、夫の姿が! この病院は実家の近くにあり、まろ夫婦が住む場所とは離れたところにあったので、夫がいることに驚くまろ。そして、自分の痛みのことでいっぱいいっぱいになっていて、夫に連絡するのを忘れていていたことに気づきます。 まろの母から連絡があり、高速道路を飛ばして来てくれた夫。まろが寝ている間に付き添いをバトンタッチ、母はメメのことを見てくれていることを知らされるのでした。 そして、まろは診察室に呼ばれます。医師は「さっきより顔色良くなりましたね」とにこやかに話し始めたのですが、「お子さんには可哀想なことをするけれど」と前置きをして、「今後一切母乳はあげないでください」と言い…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月06日■これまでのあらすじ 生後5ヶ月の娘・メメを育てる母のまろは、3ヶ月健診で痩せすぎと指摘されたメメの発育に神経質になっている。ミルクを飲ませようとするのだが、メメは拒否。母乳は飲むが、まろの母乳の出が良くなくて…。そんな中、歯に痛みを感じたまろが歯医者へ行くと、知覚過敏と診断される。しかし約2ヶ月後、その痛みはもっと激しいものになってしまう。そこで再び歯医者へ行くと、痛みは歯ぎしりのせいと言われ…。それは絶対違うと確信したまろは総合病院に週明けに予約を取るのだが、その間さらに痛みは強くなり、眠れない食べられない座れない、そして話すことすらできなくなってしまう。そんなまろの様子を見て、母と元看護師の叔母が話し合い、救急外来へ連絡。しかしまろはメメのことが心配で決心できない。すると叔母が「私が見てるから」と言ってくれて…。 ■第一声がそれ…!? ■まずは検査 ■やっとラクになれる…!? 救急外来に到着し医師に診てもらうと、第一声が「ひどい顔色ですね!?」で…。 早速検査をしてもらうまろ。 MRI検査のほかに何の検査をしたか覚えておらず、ただ「もう検査とかどうでもいいから早くなんとかして~」と思ったのは記憶に残っているのだとか。 それだけ激痛で意識がもうろうとしていたのでしょう。 検査の後、痛み止めの点滴を打ってもらったまろ。 強烈な眠気に誘われて、やっと眠ることができるのでした…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月05日■これまでのあらすじ まろは生後5ヶ月の娘メメの発育を心配しながら、日々メメにミルクを少しでも多く飲ませようと必死になっていた。3ヶ月健診でメメのカウプ指数が栄養失調の値に近いと言われてしまったからだ。そんな中、歯の痛みを感じるようになったまろが歯医者へ。知覚過敏だと診断されるが、まろにはそれよりも娘のミルクの量の方が問題で…。しばらくして、助産師の母乳外来のおかげでまろは母乳が増えて、メメの飲む量も増加。やっと安心できると思っていると、歯に激しい痛みが起きてしまう。歯医者で再度診察してみた歯科医は、歯ぎしりが原因だと言い切る。しかしまろは納得できず、総合病院に3日後予約を入れるのだった。その後、さらに痛みは悪化。母が元看護師の妹を呼び診てもらうが、強い痛み止めを飲んでも効果はなし。話すこともできなくなったまろを見て、母と叔母は救急外来に連絡しようと話すが…。 ■メメはどうするの? ■叔母さんが…!? ■救急外来に行くしかない… まろはこのとき、自分にかけられた言葉は聞こえるけど(と言っても痛くてワケがわからない状態だったので曖昧な部分もあったそう)、それ以外の音がよく聞こえない状態でした。 これは陣痛に苦しんで、メメを出産する際も同じでした。分娩室で音楽がかかっていたのに、出産するまでそのことにまったく気がつかなかったのです。 さすがに子宮口全開の痛みには負けるし、痛みのベクトルも違うけれど、陣痛並みに痛かったと振り返ります。 母が連絡してくれて、救急外来に行くことが決まったまろ。しかし、メメのことが心配で…。なぜならメメはまろがいないとミルクも飲めないし、寝かしつけもほかの人では無理だから。 しかし叔母が「私が見てるから」と言ってくれて…。 もちろん心配ではあるけれど叔母に見てもらえるという安心感もあり、そして自分でもこの痛みは我慢していてはいけないものだと悟ったまろ。 救急外来に向かうのでした。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月04日