ウーマンエキサイト編集部のメンバーが、“愛あるセレクトをしたいママのみかた”をコンセプトに、くらしや子育て、ビューティ情報をお届けします。
学校、保育園、幼稚園などで発生する「ママ友」付き合い。決して悪いことばかりではないけど、時にはあんなことやこんなことも。ウーマンエキサイトに集まったエピソードを漫画化する連載です。
「こんな人いるの!?」時折、目の前に現れる非常識な人。他人であれば距離を置いておしまいで済みますが、近しい人とだとそうはいきません。夫や義父母・ママ友など、身近な人との間で起こりやすいトラブルを実例で紹介する連載です。
ウーマンエキサイトの読者から投稿があった本当にあった義実家トラブルを漫画化。読者の実体験をもとにお届けします。
普通に幸せになりたいと願ったはずが、どこかで人生の歯車を狂わせてしまうことがある。自分が信じた道は本当に正義だったのか? それとも彼女にしか見えてなかった歪んだ正義なのか…!?
結婚後、夫はスマホゲームにのめり込み、イクメンを気取りながらも育児を放棄。ギルドマスターとなり、依存度も課金額も増え続けていました。悩んだ妻がゲーム内で夫の動向を探ると、思いもよらぬ衝撃の事実が発覚してしまうのでした。
■前回のあらすじ 育児の仕方も容姿も暴言を吐き続ける夫。妻は離婚を考え始めたのだが…。 【夫side STORY】 俺は、けいた。妻のかおりにはいつまでも綺麗でいて欲しいと思っている。 それなのに子どもが生まれてからのかおりは、いつでも同じような洋服ばかりで、オシャレすることを放棄してしまっている。 昔のかおりに戻ってほしい。そのために俺にできることは… かおりが仕事をやめたのは、俺が家庭に入ってほしいと言ったからだ。かおりは当時嫌がったが、俺の両親も「妻は家庭を守るべき」とかおりを説得し、かおりは仕事を辞めた。しかし専業主婦になったかおりは…この有様だ。 俺が稼いだ金なのに、かおりは足りないという。 かおりだって生き生きと輝いていた頃に戻りたいはずだ。それなのに俺のアドバイスを聞き流し続け、さらには小言まで言うなんて、そんな女性を妻にしたはずではなかった…。 妻という立場を放棄したかおりを目覚めさせようと、俺は必死になって「かおりのため」を考え続けた。 最近のかおりの泣きそうな顔を見ると、厳しすぎるかなと少し思うことがある。それでも今のかおりの状況は、結婚詐欺と同じレベル。 だからといって俺はかおりを見放したりはしない。かおりのためにも、「理想の妻」を追い求めることが正しいことだと信じていた。 次回【妻side STORY】に続く! ▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載 Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ モグ /イラスト・ もちふわ
2020年11月07日私は美穂。あきさんと私は保育園で知り合ったママ友です。 年も近く気も合い、一緒にいて楽しかったので、保育園終わりに子どもたちを連れてお茶など、よく一緒に過ごしていました。 私と同じ靴とカバン…。 少し違和感を感じましたが、このときはまだ私を慕ってくれているんだということに嬉しささえ感じていました。 しかし、このあとこのお揃い行動にあんなに苦しむことになるとは思いもよらず… 次に続きます。 ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ べるこ
2020年11月07日<登場人物> 私は葵。2歳年下の夫と4歳の息子の3人家族です。 5年前に結婚し、息子が生まれた後も仕事を続けています。 夫には姉が2人がいるので、女性に幻想を抱かないところが一緒に居て心地よかったこともあり、結婚にまで至ったのですが…。 息子の旬が生まれてからというものの、夫の言動で気になる点が増えてきたのです…。 夫は姉が2人いて、女性に囲まれて育ったせいかマイペースで優しい性格。小さい頃から姉たちに面倒をみてもらってきたうえに、お義母さんも専業主婦として手厚く子育てをしてきたのもあってか…何かと「女性にやってもらうのが当たり前」になっているのです。 仕事を終え、旬を保育園までお迎えに行き、やっとの思いで帰宅し作った夕食に対しても… 義母は料理が得意なこともあり、自然と比べられることもしばしば。 働いているから夕食の支度に時間を割けるわけでもなく…、家事と息子の世話をする私だけが忙しい毎日。もう限界に達していました。 そんなある日、夕食中に旬がお味噌汁をこぼすと… 旬が汚したテーブルを私が拭いているのに、夫は片付けを手伝う素振りもありません。さらに… 「夕食だけじゃ物足りない」と無意識に言い放ち、食後にお菓子を食べ始めました。しまいには、部屋を見渡した後に「ゴミがいっぱいだ」と言ってきました。 こんなことは日常茶飯事でした。 悪気はないから仕方ないと思っていたのですが、夫が育ってきた環境の家事クオリティを求められても困るし…自分の気持ちをどう説明すればいいのかモヤモヤしていました。 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ まるこ /イラスト・ ふくみみ
2020年11月07日前回のあらすじ(全3回) 流産のショックから立ち直ることができず、夫にもキツイ言葉を浴びせてしまう日々。そして母親学級で一緒だった人から出産報告を受けて…。 ※流産を体験された方の話を基にしたフィクションです。同じような体験をされた方、今まさにつらい渦中の方へ。読んでいる最中につらくなりましたら、閲覧をお控えください 流産後につらかったのは、周りの人たちからの気遣い。私のことを思ってくれているのはわかるけど、毎回、胸が締め付けられる思いでした。 変な気遣いをされるのも嫌だけど…、子どもの話を聞くのもツラい…。 会社のトイレで1人泣いたこともありました… 妊娠を知らせていた学生時代の友人には、「出産祝い何がいい~?」という連絡がきたことで、流産したことを報告しました。すぐに友人からは「大丈夫?」「気持ちわかるよ」とメッセージがたくさん届きました。でも、それすらも恨めしく、すべてに返信ができずにいました。それから、友人から連絡がくることはなかったのですが… 久々に届いたメッセージは、大親友の理沙からの短いメッセージでした。流産をする前までは毎週のように連絡をとっていたのに、理沙に流産をしたと伝えて短いやり取りをしてから、4ヶ月間理沙から連絡がなかったこと、そして「心配してたよ」の一言に、どう連絡すればいいのかわからなかった彼女の気持ちが、ひしひしと伝わってきました。 「もう私には笑う日は二度と来ないのかもしれない…」、そう思った時、夫が差し出してきた1つのパンフレット…。その時の夫の顔を私は生涯忘れないだろうと思っています。 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案:ウーマンエキサイト/作画・ みちこ
2020年11月06日【妻side STORY】 2歳になる息子・はやとはイヤイヤ期まっさかり。やんちゃで机や壁に落書きをしてしまったり、物を投げて癇癪を起してギャン泣きをしたり。正直、育児は毎日が戦争状態でした。 しかし、夫のけいたは… 私の容姿については、「年齢に比べて老けすぎている」、「服が安っぽくてみすぼらしい」、「おばさん体型で俺が恥ずかしい」などと言われ、どんどん自分がみじめに感じるようになっていきました。 容姿も育児もダメ出しが続き、次第に私は夫との離婚を考えるようになっていったのです。そのときに、まず始めたがの録音。夫がいつ、どんな風に怒り出すのかわかるように、できるだけ夫との会話が始まった時から録音をするようにしていました。 そして夫が私の容姿を貶める次に始めたことが、お金の管理でした…。 夫からもらった5万円で、食費、お酒代、日用品、子どもの服、オムツ代を賄わねばならず、自分の化粧品、服、美容院代はとても出すことができませんでした。そのなかでなんとかやりくりをしようとするのですが、なかなか収まらず、結果的に食事が貧相になっていってしまったのです。 夫には家計簿を見せましたが、ろくに目を通さず、「あれが高い」「これはいらない」などと指摘をされて。しかし、最も安いオムツを使っているのに、そのオムツ代すら高いと言う夫。市場価格を確認もせずに、自分のモノサシだけで文句をつけていたのです。 夫の暴言の録音データと日記は日々溜まる一方。そこで前に進むために、市がやっている弁護士の無料相談に行くことに。 弁護士の先生からは、次のようにアドバイスを受けました。 ●録音などの証拠を集めるのは離婚を有利にする ●殴られるなどのDVがあった場合は痣の写真や病院での診断書を取る ただ、夫は直接殴ることはないので、暴言だけで離婚できるかは不安だったのですが…。 次回【夫side STORY】に続く! ▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載 Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ モグ /イラスト・ もちふわ
2020年11月06日※流産を体験された方の話を基にしたフィクションです。同じような体験をされた方、今まさにつらい渦中の方へ。読んでいる最中につらくなりましたら、閲覧をお控えください お腹も大きくなってきて、母親学級でたくさんお友だちもできました。それなのに…… その日から、私は悲しみを乗り越えることができず、無気力になる一方、少しのことでイライラするようになってしまいました…。 私が流産した時に、夫は趣味の釣りに出かけていて、その場にはいませんでした。たとえ夫がそばにいたとしても子どもは助からなかった…心ではわかっていても、流産直後には夫をひどく責め立ててしまいました。 夫は何も言わず、私の怒りと悲しみを受け止めてくれました。ただ、それから夫から優しい言葉をかけられると、なぜだか罪悪感にとらわれて、イライラしてしまうことが増えてきました。 そして私は今も自分を責め続け、前を向くことができないままでした 出産予定日が近づくと、私が流産をしたことを知らない母親学級で知り合った人たちから出産報告が届くようになりました。そのたび「私も子どもが元気に生まれていたら…」と考え、絶望的な気分に陥るのでした。 次回に続く! 原案:ウーマンエキサイト/作画・ みちこ
2020年11月05日前回のあらすじ(全6回) 夫の様子がおかしいと思った妻が急いで家に帰ると、PCには夫が離婚に関するサイトを調べた跡が…。 【妻side STORY】 2人目が欲しかったこと、お義母さんに言われたことをプレッシャーに感じていたこと、それを大輔に言えなかったこと…私は泣きながら説明しました。 【夫side STORY】 智美はお金の心配や子どものこと、私の母親からの言葉などいろいろ重なって、気持ちが不安定になっていたようです。智美は、「あんなに暴言ばかり吐いて、本当にごめんなさい」と謝ってくれました。 私は、なぜ智美がイライラしているのかが理解できず、いつの間にか夫婦の溝は深くなっていました。そして態度の悪い智美との離婚を考えました。ですが、そもそも話し合いができていなかったという本質的な問題から目を背けていたのかもしれません。 今回話し合ったことで、智美の働きたいという思いが実は強かったことも知りました。智美が働けるように環境を整えるつもりです。 今後もお互い不機嫌になることも、喧嘩になることもあるだろうなと思っています。でも諦めずに話し合って理解しようとする努力を忘れないようにしようと思います。 ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案:ウーマンエキサイト/作画・ タキノユキ
2020年11月04日前回のあらすじ(全6回) ムッとして夫に「結婚間違ったな」と言ってしまったが、心の中では「こんなこと言いたいんじゃない」とすぐに取り消そうとしたのだが…。 【夫side STORY③】 妻のイライラの原因は、どこにあるんだろう…ずっと悩んできました。しかし、昨日妻が口にした「結婚間違った」という発言によって、私の中で何かハッキリと見えたような気がしました。 妻との結婚は終わらせる方がお互いのためになる、そうすればきっと二人とも楽になれる…。 私は妻との離婚について考え始めました。しかし離婚に関するサイトを見ていると、面倒な手続きやら決めなければいけないことが多く、それだけでうんざりしてきました。 そして妻とのことばかりに気を取られて、娘のことを忘れていた自分自身にもうんざりしてしまい殴ってやりたい気持ちに。一度、自分を落ち着かそうと部屋から出て行ったときに… 【妻side STORY③】 夫の何か決意したような、そして私を拒絶したような表情…。私はやっぱりひどい過ちを犯してしまったんだ…そう思うと、一度は家から出たもののとても買い物どころではなく、急いで家に戻りました。 どこかでもしかしたら大輔は私に愛想をつかしてしまったのかも…と思いながらも、それでも大輔はけっして私から離れてはいかないと勝手に思い込んでいました。 しかし大輔が考えていたのは、離婚。一体どうすれば…! 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案:ウーマンエキサイト/作画・ タキノユキ
2020年11月03日前回のあらすじ(全6回) ママ友のマウントにも気づかず、家事も満足にできない夫。しかも家計は大変なのに、何も考えずに外食をしようとする夫にイライラして…。 【妻side STORY②】 我が家は娘の莉子が病弱で私がつきっきりで過ごしていたために、子どもは一人というのがなんとなく私と夫の大輔との間で暗黙の了承となっていました。 大輔からは一度も「子どももう一人作ろうか?」と聞かれたこともなければ、「子ども2人いれば楽しいだろうな―」とも言われたことがありません。 でも…私は本当は莉子に兄弟を作ってあげたかった。そして、大輔はどう思っているのか、そのことについて何も話せていないことにもイライラしていました。 義母は、訪問したときや電話で何度か「もう一人作った方がいい」「年を取る前に急いで」と、夫がいない時を狙って何度か私に言ってくることがありました。その度に心に重しが追加されていくように感じながら、笑ってごまかし続けてきたのです。 そして病弱な娘、仕事で忙しい夫との毎日はとても忙しくて、「子どもがもう一人欲しい」というのは言葉は、結局夫に一度も口にすることがなく月日が経っていました。 こんな毎日を変えたい。 家計のことで夫に嫌味を言ってしまったことも謝罪したい。そこでずっと我慢してきた旅行で、家族で楽しく暮らしたいと大輔にある提案をしたのですが…。 これまで私がひどいことを言ってしまっても、のほほんと受け流してくれていた大輔の初めての大きな声。何か大きな間違いを犯してしまったのではないか…そんなどうしようもなく不安な気持ちに飲み込まれそうになっていったのです。 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案:ウーマンエキサイト/作画・ タキノユキ
2020年11月02日前回のあらすじ(全6回) いきなりボーナスでスキーウェアを買うと言い出す妻。それに意見を言うと、「結婚間違った」と言われて…。 【妻side STORY①】 夫の大輔と結婚して10年。ずっと対等で同じ方向を見ながら一緒に生きていくと信じていました。 それなのに、最近私は自分の感情を持て余すようになっていて…。 娘の莉子が病弱で何度も入退院を繰り返したとき、私は迷いながらも復職することを断念。それは今も後悔していないはずなのに、ママ友の誰かが仕事を開始したと聞けばモヤモヤし、生き生きと働いているのを見るとどうしようもなく焦燥感に駆られてしまいます。 それでも莉子が小学校に入るまでは「子どものためには家にいると決めたんだから」と自分を納得させていたのですが…。小学校入学と同時に、これまでのことが嘘のように元気になっていき、最近では風邪すらひかなくなっていきました。 だから一歩私が前に踏み出しさえすればいいはずが、求人情報を見ても「ブランクあるし…」「何も資格ないし…」「強みもないしなぁ…」とできない理由だけを探してしまい、前に進むことができずにいました。 私にその焦燥感があるせいか、ママ友が発する「仕事で忙しい」にもついモヤモヤしたり、呑気な夫にイライラをぶつけてしまったり…。 幼稚園時代のママ友たちが海外旅行に行ったり、戸建てを買ったりといった噂を耳にすると、最初のうちは純粋に「いいなー」と思い、そういった返信をしていました。でもママ友のグループLINEで私は誰からも一度も「いいなー」と言ってもらったことがありませんでした。 普通に暮らしている我が家は、他人からは何も羨むことがない家庭なの…? そんな風に思うようになってからは、なぜだかそれがすべて夫に原因があるような気になっていました。 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案:ウーマンエキサイト/作画・ タキノユキ
2020年11月01日前回のあらすじ(全6回) 買い物に一緒に行くと急に怒り出し、お出かけを誘っても「あなたはのんきね」と言われたり。最近、ずっと妻がイライラしていて…。 【夫side STORY②】 妻の智美は去年ぐらいから言い方がきつくなり、最近では夫の私を見下すような発言も増えてきました。 昔から他人と争うことが苦手で、妻と争うのは嫌だったので、できるだけスルーするようにしてきたのですが、棘のある言葉を受け続けるうちに自分の中にも沸々と怒りが溜まっていくように感じていて。それでも妻の気持ちを知りたいと話しかけるのですが…。 私が話しかけても、成功率が極めて低い会話。いきなり「二人目」の話が出ても、そもそも最近の私たちには夜の生活すら満足にはなかったのです。 昨日いきなり怒り出したと思ったら、翌日にはいきなり機嫌よく話しかけてくる妻。この前は、「家のローンがある」と外食を断ったくせに、妻が提案してきたのは…。 身体の弱かった娘のために、妻に仕事を辞めてもらったという負い目もあり、普段の会話で差しはさまれる小バカにしたような言葉もできるだけスルーしてきたのです。 しかしこの結婚は失敗だった――初めて妻に突き付けられた言葉に夫婦としての将来がまったく見えなくなってしまったのです。 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案:ウーマンエキサイト/作画・ タキノユキ
2020年10月31日前回 からのあらすじ(全3回) 親友に「男の子らしくと子どもに言うのは親の押し付けだ」と言われたけれど、夫は根っからの体育会系ノリで…。 「男の子なんだから泣いちゃダメ」「女の子なんだから料理ぐらいできないと…」こんな言葉を、何気なく日々使っていた私。そのことに最近まで疑問も持っていなかったのですが、友人の「らしさよりも個性を大事にした方がいい」の言葉で、これまで持っていた思い込みから少しずつ脱却し始めていました。 しかし「男らしくありたい」と考える夫には言い出せずにいて…。そんなある日 夫が珍しく早く帰ってきたので一緒に夕食を食べていると…。 親が思い込みをなかなか脱却できなかったのとは違い、息子はすでに性差で型にはめようとする違和感からいち早く抜け出していたのです。 この食卓での会話をキッカケに 夫婦でも「男らしさ」と「女らしさ」について考え直すことができました 改めてテルキが何をやりたいのか家族で話し合った末に…。 私も夫もすぐには変われないけれど…。よくテレビでも言われている「多様性」について身近に考える良い機会になりました。 子どもたちには、自分の個性を大事にして欲しいと思っていました。でも、無意識に古い価値観を押し付けてしまっていたことに気がつけて良かったと思っています。 ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/作画・マスハタ
2020年10月31日【夫side STORY①】 私は大輔。妻の智美と結婚して10年です。私は自分の評価も他人からの評価も、いつもずっと「可」といった感じで、すごく評価も受けない代わりに、マイナス評価もないという人生でした。 仕事で注目される企画を出したり、スーパー営業マンにはなれなくても、コツコツと実績を積み上げそこそこ評価されるといった地位を確保。それは家庭でも同じでリーダーシップは取れないけれど、家族をしっかり支えていると思っていたのです。しかし、最近の妻の智美がいつもイライラしていて、家での時間を窮屈に感じ始めています。 毎週、休みには買い物に一緒に行くのですが、そこで会うママ友の前では愛想がいい妻なのですが…。 さっきまで普通にママ友と会話していたかと思ったら、私が話しかけると突然不機嫌になる妻。どこに地雷のポイントがあったかすら私にはわからなくて…。 家事しても文句ばかり言われて…。それでも気を取り直して話しかけると、撃沈するという毎日…。 子どもができても仕事をしたいと話していた智美ですが、生まれた娘が入退院を繰り返すことが多く、結局会社を退職せざるを得ませんでした。しかしそんな娘も大きくなるにしたがい丈夫になり、小学校に入学すると休むこともなくなりました。 そんな不安がひとつ減ったと思ったら、今度は智美の様子がおかしくなっていったのです。 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案:ウーマンエキサイト/作画・ タキノユキ
2020年10月30日前回 からのあらすじ(全3回) 競争心がなく穏やかな息子。男の子らしくなってほしいと思っていたのだが… そんなある日、高校時代からの親友で、大きな企業でプロジェクトを率いるほど活躍するマコと会う機会がありました。マコのような活躍できる人に子どもたちもなってほしくて、息子のテルキのことを相談したところ…。 どうやったらテルキが強くたくましくなるかを相談したはずが、マコから出た言葉は思ってもみなかった内容でした。 マコの話を聞いているうちに、「『女の子らしい』『男の子らしい』って何だろう?」と思い始めていました。 親友のマコは女性だけれど、バリバリ仕事して、その姿は素直にカッコいいと思えます。「女性なんだから、そんなに仕事しなくても…」とは思わないのに、どうして息子にはそんな風に思ってしまったのか。 私があまり考えもせずに言っていた「男の子らしく、女の子らしく」は、子どもたちを傷つけていたのかも…そう思いながら帰路につくと…。 これまでは夫と同じように男は強くたくましくという考えを持ってきた私。マコの言葉で、私たち夫婦は子どもたちの可能性を狭めているかもしれないことに気が付きました。 しかし夫は根っからの体育会系で「昭和の男らしさ」を信条に掲げるようなタイプ。さて、夫にどうやって理解してもらえばいいのか…。 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/作画・マスハタ
2020年10月30日私の名前はアスカ 37歳の専業主婦です 11歳の息子と9歳の娘がひとりずついて 夫は大手銀行に勤める会社員です。 夫のリキヤは、体育会系で、「男は男らしく! 女は女らしく!」という昔ながらの価値観を持っています。私も、わかりやすく男らしい人が好きだったため、何も疑問を持たずに結婚しました。 息子はあまり運動が得意ではなく、また「負けないぞ!」といった闘争心もあまりありません。夫の強い要望もあってサッカーチームに入れたのですが、あまり試合には絡めず、かといってボールを取られても悔しさを爆発させることもありません。 そんな夫とは異なる息子に、私は少しヤキモキすることもありました。 ママ友にも「テルキ君は優しい」「穏やかだね」と言われると、遠回しに「弱い男の子」と言われている気がしてしまい…。 コーチに怒られると、泣いてしまう息子。競争が嫌いな優しい性格のテルキを好ましく思いながらも、「このままで大丈夫かな」と心配もしてきました。 娘と一緒にクッキーを焼いていると…。 私はお菓子作りが趣味で、よく子どもたちとクッキーなどを焼くのですが、娘を褒めていると、そこには不服そうな顔をした息子が立っていました…。 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/作画・マスハタ
2020年10月29日前回のあらすじ(全3回) 私が料理をしないことが会社で広まっていた…ショックで夫に嫌な態度をとってしまったのだが… 親友から「嫌な女になるなよ」というアドバイスは、私の胸深く突き刺さりました。夫は今の生活をどう思っているのか話をしようと、普段より少しだけ豪華な料理を用意しました。 ただそれでも手作り料理ではなく、デパ地下グルメにするあたり、私も少し意固地になっている気もしたのですが…。 おおらかで裏表がない拓也。 会社では真面目でしっかり者だけど、家では手を抜きまくっている私。仕事しながらソファで寝落ちしているような私だけど、そんな私を認めて好きと言ってくれる拓也に感謝です。 夫婦で大切にしたいことは、それぞれの夫婦で異なるもの。例えば、「いつも相手に感謝の気持ちを持つ」、「お互いの自由な時間を持つ」など…。そのなかで私たちは、「お互いの仕事を尊重する、そして一緒にご飯を食べる時間を大切にする」が基準なんだと、お互い再認識しました。 これから子どもができれば、その大切な基準も変化していくかもしれません。でもその時は、夫と一緒にまた気持ちを伝えあいながら、新たな家族のあり方を探していかれればと思っています。 ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案:ウーマンエキサイト/脚本・高尾/作画・ 山口しずか
2020年10月28日前回のあらすじ(全3回) 社内結婚した私たち。会社で同僚が私たちのことを噂していて… 給湯室にいるときに、たまたま聞こえてきたのは、私と夫・拓也のこと。夫にずっとつきまとっていた新入社員の女性が、私と拓也が結婚していると聞いてショックを受けているようす…。 私が家で料理をしないことは、夫が言わない限り誰も知らないはず。たしかに、私は家でも仕事しているので惣菜や外食が多いのですが…心のどこかで「奥さんらしいこと何もしていない…」という引け目は感じていました。 でもそのことを夫が不満に思っていて、他の誰かに言っている…ということが私はショックでした 私は、不満があるなら、直接言って欲しかった。会社で私の愚痴を言っていることが悲しかったのです。 でも、麻子に「嫌な女になるなよ」と言われたことで、ハッとしました。このまま拓也に対して嫌な女になりたいわけじゃない…そこで… 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案:ウーマンエキサイト/脚本・高尾/作画・ 山口しずか
2020年10月27日■前回のあらすじ よく私を無視してくる夫。これまでは悩んでいたけれど、今回は強気で立ち向かうと… 今回は夫が吹き出してしまったのをきっかけに無視はいつもよりも早く終了。夫の不機嫌に巻き込まれず、こちらのペースで声をかけ続けたのが効いた…! そもそも今回どうして無視したのか聞いてみると… どうやら家族で行こうねと約束していた(らしい)映画に、私が娘と3人で行ったことが悲しかった様子… 話し合った結果、今後は私に事前にいじける理由を説明してもらうこと、早く終わらす努力をすること、夫の気持ちの整理期間中は夫の世話は何もしないことを条件に、存分にいじけてもらうことにしました…(笑) 私だけでなく子どもたちからも注意された夫は、それ以降いじけモード期間がだいぶ短くなり、改善がみられるようになりました。 何か理由があったとしても、あからさまな拒絶をされた側は傷つきますし、こちらも相手に「なにかしてあげたい」と思う気持ちがなくなります。 不満があるなら溜め込む前に話し合って、解決していきたいもの。 夫と同じ土俵に立っても良いことはないので、たとえまた無視が始まっても、あまり気にせずにいつもどおりの自分で過ごそうと思います。 ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ エイデザイン
2020年10月26日私の名前は美鈴。同じ会社で同期の拓也とは結婚して3年。今もお互いに同じ会社で働いていますが、拓也は課長に出世し、私は主任。これまで一緒に切磋琢磨してきたのに、なんとなく置いて行かれたような気持ちもありモヤモヤしていました。 そんな拓也とは別部署のため、職場ではあまり関わることが少なく、新入社員の中には私たちが夫婦だということを知らない人もいます。それもあるのか、実は私にはもうひとつモヤモヤしていることがあったのです…。 私は会社ではどちらかというと、冗談も言わず愛嬌もなく、ただ真面目で堅い女性で通っています。しかし家では、だぼだぼのトレーナー、髪の毛もバレッタで止めただけのすっぴん姿というぐうたらな姿をさらしています…。 そんな姿でいながらも、昼間会社で見た新入社員のカワイイ姿が忘れられず、親友に愚痴っていたのですが…。 先に出世した夫に少しでも近づきたくて、家でも企画書を作ったり、資料を読んだりする日々。 そして料理は、元々得意ではなく拓也も遅いので、我が家の夕食はほとんどお惣菜かミールキット中心となっていました。 そんな食生活ですが、お互い特に文句もないと思っていたのです。でも会社で聞いてしまった話に私はショックを受けることに… 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案:ウーマンエキサイト/脚本・高尾/作画・ 山口しずか
2020年10月26日■前回のあらすじ なにか気に障ることがあると、よく私を無視してくる夫。会話にならずイライラした私は… とにかく、早く夫に無視を終わらせてもらいたい…! そう思った私は、いままでのように顔色をうかがったり考え込むのではなく、「いじけモード」の夫に自分がいかにくだらないことをしているかをわかってもらうため、あえて強気で声かけをすることにしました。 夫の無視はそれからも続いたのですが、部屋から出てくるたびすかさず声をかけ… ついに、夫にある日変化が! 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ エイデザイン
2020年10月25日■前回のあらすじ 他人の物を勝手に使ってしまう義母、その行動はエスカレートしてしまい… 義母が家族の物を使う状況は日に日にエスカレートしました。ある日夫が晩酌用のお酒を見ると、 夫に聞いたところ、お義母さんは前から他人のものを勝手に使ってしまう傾向があったようです。今回その感覚のズレは、一緒に住むのは難しいことがわかりました。お試し同居でわかってよかったです…今後は適度な距離感で付き合っていけたらと思います。 ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ エェコ
2020年10月25日前回 からのあらすじ(全3回) 子どもの顔に一生残り傷を負ってしまった…さらに相手の親は謝罪もなくて… 息子の顔に一生残ってしまう傷というショックも冷めないうちに、その事に対して怪我させた太一くんのママがあまり重大にとらえていないことも大きな衝撃でした。 夫も息子の悠真のことを心配して急ぎ帰ってきて相談したのですが…。 メッセージは同じクラスで仲良くしているママさんからでした。去年、太一君と同じクラスだったそのママさんからいただいた情報では、以前から太一君の行動は保護者間でも危ないと認識されているにも関わらず、学校がその対応を何もしていなかったという驚くものでした。 小澤弁護士からは、学校での怪我について損害賠償請求について次のように教えてもらいました。 「子どもが学校で怪我をした場合には、怪我をした被害児本人が請求することができます。その上で、被害児の親は、被害児の法定代理人として、請求することになります。 もし加害児が小学生の場合には、責任能力(自己の行為の責任を弁識するに足りる知能)は認められない場合が多いでしょう。その場合、加害児本人に請求することはできませんが、加害児の親に対しては、監督義務者として、請求をすることができます」 弁護士の方によると、請求できるものは次のものが考えられるそうです。 ●ケガの治療費 ●ケガによって壊れた物の修理代 ●慰謝料 ●もし後遺障害が残った場合には後遺障害による逸失利益等 私たちはこれまで学校で起こったことについて、どう関わっていいかわかりませんでした。これからは私たちの生活の中に学校という存在があって、親や地域も含めて関心をもって関わっていければと思っています。 ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 【監修弁護士】小澤 亜季子(おざわ・あきこ)弁護士 事業再生・倒産を主力業務とする法律事務所に入所。実弟の突然死や自身の出産・育児などを経て、2018年退職代行サービスを開始。労使双方の立場から、労働トラブルを取り扱っている。育休プチMBA認定ファシリテーターとして、育休取得者の支援も行う。 離婚・男女トラブルのお悩みをオンラインで相談・解決! 弁護士ドットコムの法律相談サービス 「みんなの法律相談」 原案: 文房具振り回す「危ないお友達」からのケガ 「謝罪じゃ気が済まない」親ができること (弁護士ドットコム) 脚本:ウーマンエキサイト編集部 イラスト: 小夏ゆり
2020年10月24日我が家は共働きの4人家族。子どもは6歳の娘が2人、双子です。 夫は子育ても家事も上手くこなすし、困ったときはお互い助け合えるありがたい存在。 ですが、夫にはひとつ、すごく困ったクセがあって… 夫は何かをきっかけに突然、話しかけても無視したり、部屋にこもって出てこなくなることがあるのです。 私と距離を置くことで、気持ちを整理したり感情的にケンカにならないようにしてくれているんでしょうが… 私はこういう不毛な時間がハッキリ言ってすごく嫌いです。 そのくせ、ほっとかれるのは嫌なのか… 気を遣って声をかけてみても… 何も言わずに去るだけ…。 夫の無視やひきこもりが始まってしまうと、家事や子どもの相手などにも協力してもらえなくなるので、すべてを私が請け負うことになります。 いままでは、私がどうしようかと悩んだり顔色をうかがったりしているうちに、数日経っていつの間にか機嫌を直すことが多かったのですが、今回は私も仕事が忙しいタイミングでかまっていられません。 そこで今回は夫への態度を変えることにしました。 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ エイデザイン
2020年10月24日■前回のあらすじ 義母とお試し同居をすることになった私。しかし、どうしても許せない義母の許せない一面があり・・・ 義母とのお試し同居は継続していましたが、私が気になる「義母が私のものを勝手に使う」と言う状況はひどくなる一方でした。夫は気にするどころか「考えすぎだろ!」っと笑い飛ばすのです。 その影響は息子にまで及び・・・・ 息子が楽しみにしていたお気に入りのプリンも食べられてしまいました。確かに名前は書いていなかったのですが、息子の悲しそうな顔は忘れられません・・・・ さらにはこんなことも! 私の大事にしていたヨガマットがレジャーシートにされてしまいました。染み込んだ泥汚れが落ちず悲しい思いをしました。 →次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ エェコ
2020年10月24日前回 からのあらすじ(全3回) 学校から息子が怪我をしたので「病院に連れていっていいか?」と連絡があり… 学校からの連絡で、子どもが怪我をした病院に駆け付けました。すると、先生と息子が病院の通路で私を待っていました。 息子の口元にはガーゼが貼られていて…。 息子は顔を少し縫い、そこまで大きくはないけれど傷は残ってしまうと言われました。もしかしたら子どもよりも私の方がショックを受けてしまったのかもしれません。それでもあまり私が心配しすぎた顔をしないように、状況を聞いたのですが…。 太一くんママは、「男の子なんだから怪我くらいする」「先生に言われたから電話をしたけど、大事にする必要ない」といった話をされ、謝罪のために連絡したとは受け取れませんでした。 子どもが傷つけられても学校で起こったことは、「喧嘩両成敗」で終わってしまうの…? 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 【監修弁護士】小澤 亜季子(おざわ・あきこ)弁護士 事業再生・倒産を主力業務とする法律事務所に入所。実弟の突然死や自身の出産・育児などを経て、2018年退職代行サービスを開始。労使双方の立場から、労働トラブルを取り扱っている。育休プチMBA認定ファシリテーターとして、育休取得者の支援も行う。 原案: 文房具振り回す「危ないお友達」からのケガ 「謝罪じゃ気が済まない」親ができること (弁護士ドットコム) 脚本:ウーマンエキサイト編集部/イラスト: 小夏ゆり
2020年10月23日私は奈美といいます。現在、1人暮らし中の義母との同居を考えています。義母がいると家事分担も出来るし自分の時間も出来るかもしれない、そんなことがきっかけで”お試し同居”をすることになりました。 お試し同居がスタートして数週間が経ちました。毎日、家事も子どもの面倒も見てくれる義母なのですが、どうしても気になることがありました。それは… 義母は服だけでなく、私の化粧品や消耗品なども使っているようでした。同じ屋根の下に住む家族なので、これぐらいのことを気にする私の心が狭いのか? っとも思ったのですが… さすがに、私のワンピースを着る義母に驚いて夫に相談したところ、 次に続きます。 ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ エェコ
2020年10月23日いつも通り、血眼でSNSを見る私。 無邪気に話しかけてくる娘の声も耳に入らず、夫との会話ももちろんなし。チェックしてもチェックしても続く「私かもしれない」投稿に、気が狂いそうになっていました。 そんなある日、私がSNSを見ていると…。 もうダメだ…、私はSNS投稿しかみえなくなっている…。 あおいの火傷の一件から、私はSNSから離れることを決意しました。私は知らず知らずのうちにママ友とマウンティング合戦をしていたのです。 ママ友たちの投稿が「私のことかもしれない」ということばかりに気がとられて、自分自身を見失っていたこと、さらには何にも代えられない大事な娘や夫の存在が目に入らなくなっていたことに気付きました。 ママ友によると、詩織さんはここ2年ほど義母の介護をしているそう。保育園の送迎以外自宅から離れることができず、海外旅行やエステの投稿は架空の物語だったようです。詩織さんのご主人が保育園の送迎に来た際に、介護の話をされていたとか…。 そんな風に外に出られなかった詩織さんは、SNSの中で自分の世界を作り上げ、現実世界で詩織さんが叶えられないことを投稿する人にマウントしていたようでした。 毎日孤独に介護する詩織さんにとって、SNSは唯一現実逃避でき、かつ自分の価値を感じられる場所だったのかもしれない…。そんなふうに考えると、なんだか詩織さんが気の毒に感じられました。 私はSNSのキラキラした投稿を見て、その人が常にまぶしい生活をしているように思ってしまいました。でも、SNSの投稿はある一部分だけを切り取ったものでリアルな現実とは違うと気がついたのです。やっと目が覚めた私は、現実の家族との時間を大切にしつつ、息抜きとしてたまにSNSを眺めています。 ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春奈 /イラスト・ べるこ
2020年10月23日幼稚園時代は、毎日の送迎で先生と話したり、1日の様子が書かれた連絡帳などで、離れていても子どもの様子がうかがい知れました。しかし小学校になると一転、プリントと子どもの話、たまにある授業参観だけが様子を知ることができる最大の機会になります。 子どもがトラブルを抱えたとしても、「モンスターペアレンツ」と思われてしまうのではないかと、先生にすぐに相談するハードルは正直とても高く感じています。 しかし、息子が学校で怪我をしたことで、私たちも対応を考えざるをえませんでした。 文房具を振り回したりするぐらいは、子どもだったらするだろうな…という思いと、それでもこれ以上怪我しないように注意してもらった方がいいのか…。と、モヤモヤしながらも、この時は学校には何も連絡せずにいました。 しかし、私はこのことを後悔することになるのです。ある日、学校でもっと大きなトラブルが起こってしまったのです。 息子は元気なタイプでこれまでも転んだり、すりむいたりして帰ってくることはしょっちゅうありました。学校には病院に連れていくことに承諾し、取るものもとりあえず私も駆け付けました。 そこで衝撃的なことを聞かされたのです…! 次回に続く! ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 【監修弁護士】小澤 亜季子(おざわ・あきこ)弁護士 事業再生・倒産を主力業務とする法律事務所に入所。実弟の突然死や自身の出産・育児などを経て、2018年退職代行サービスを開始。労使双方の立場から、労働トラブルを取り扱っている。育休プチMBA認定ファシリテーターとして、育休取得者の支援も行う。 原案: 文房具振り回す「危ないお友達」からのケガ 「謝罪じゃ気が済まない」親ができること (弁護士ドットコム) 脚本:ウーマンエキサイト編集部/イラスト: 小夏ゆり
2020年10月22日■前回のあらすじ リモートワークでモラハラな言動が増えた夫に耐えられず、家を出たゆいは… 幸か不幸か実家は自宅からわりと近く、パートに行くときは親に子どもを見ててもらいました。 実家に戻って1ヶ月たった頃、話をしたいことを夫に伝えました。 パートの帰りに役所に立ち寄り、離婚届を貰いそのまま自宅に向かいました。 夫には…私に対し悪いことをしたという自覚がありませんでした。 「自分は正社員で仕事をしている」「俺が家族を食わせてやっているんだから、お前が仕事をやめるのは当たり前」「仕事を邪魔する子どもが悪い」「躾ができていないお前が悪い」 何を話すにも自分、自分…でした。 私をバカ女と言ったり、パートだからと貶したり、子どもに暴言を吐いたり… 思い付きで言ったならそれはそれで最低だけど、普段から私を見下しているからそういう言葉が次々に出てきたんだろうと思います。 夫は悪びれもないような謝り方をしてきました。 離婚届はその場で書いてもらう事はできず、離婚に応じる気もないようでした。 それからしばらく、メッセージアプリで絵文字入りの謝罪文が来たり、どうしても本気で謝っているようには思えませんでした。 この感覚のズレも含めて、話せば話すほどあつしとの再構築は無理だとわかり、私の離婚の決意はどんどん固くなっていきました。離婚に合意してもらないのなら離婚調停を申し立てる事も伝えました。 一方、パート先に事情を話すと、これまで意欲的に働いてきた姿勢を評価してくれた社員さんがとりあってくれて、正社員試験を受けさせてもらえることになりました。 それに合格し…私はしばらくして、正社員になりました。 不思議と夫と暮らしているときより、気持ちが軽くなった気がします。 はたから見たらリモートワークで在宅中のこれだけで…? と思われるかもしれません。 しかし、私にとっては夫と暮らしたたった数ヶ月が地獄のような日々でした。 夫の暴言で初めてモラハラについて調べたら、日頃から当てはまる事が沢山ありました。 そのとき初めて夫はモラハラ気質なのでは? と気付き、日を重ねるごとに確信に変わっていったのです。 離婚を決意してスピード別居でしたが、後悔はしていません。 モラハラからは離れるのが一番の解決策だと改めて思いました。 離婚への道のりはまだ長いかもしれませんが、仕事も思う存分楽しみながら、子どもたちと一緒に前を向いて過ごしていきたいと思います! 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2020年10月22日■前回のあらすじ 保護者会で知り合ったママ友にSNSを教えてもらい、私も始めることに。誰かが注目してくれることの楽しさに気づいた私は完全に浮かれてしまい… すっかりSNSの虜になった私。ステキな投稿を見つけるたびに、私もこんなふうに褒めらえるような投稿をしたい…。そう強く思うようになっていきました。 やがて、土日はひたすらSNS投稿のためだけにお出かけ。そんな様子を見て、夫は心配している様子でした。そしてその頃から、詩織さんが気になるつぶやきをするようになって…。 私の投稿直後、タイミングよくつぶやかれる詩織さんの言葉を見て、「私のことかもしれない」と血の気が引いた私。でも、ほぼ毎朝詩織さんとは保育園で会っていつも通り仲良く話していたし、「私の勘違いだ」と思うことにしました。 しかし数日後、私がインタスに娘の何気ない写真をのせた直後、詩織さんはこんなつぶやきを投稿したのです…。 詩織さんのつぶやきだけでなく、ほかのママ友のつぶやきも見てみると、「私のことかも?」と思えるつぶやきが…。 私のことかもしれない、でも、私のことじゃないかもしれない…。 もしかしたら、みんな私のことを陰で笑っているのかも…。 そんなふうに思いはじめたら気が気じゃなく、3分に一度はみんなの投稿をチェックせずにいられなくなりました。そして、イライラで夫に八つ当たりする日が増え、娘との時間は減っていきました。、次第に家事も育児もままならなくなっていったのです…。 次に続きます。 ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春奈 /イラスト・ べるこ
2020年10月22日