関西に住むおでこの広い姉妹の母ちゃんです。 小学生の頃はマンガ家を目指していたのに、いつしか描かなくなり…アラフォーになって再び描き始めました。今は毎日楽しくお絵描きしています!
40歳で若年性認知症になった実父。変わりゆく父親に抱くやるせない思い、壮絶な認知症介護の現実。63歳で亡くなるまでの日々を娘目線で綴っています。
これまで健診でも発達に関して指摘されてこなかった長女が、療育手帳を取得することに。この日を迎えるまでどんな出来事があったのか、母である吉田いらこさんの記憶をたどります。
■前回のあらすじ 20年以上も在宅生活を送っていた父は知人はほとんどおらず、お葬式もとても小さなものでした。火葬が終わり、つぶれた父のメガネを見て、すべてなくなってしまったことを実感するのでした。 ■「まだ泣いてない」と話す母 ■母の原動力って…? 母のすごさにあらためて気付かされた私。 でも母のようにはできないけれど、今度は逃げずに向き合えるかもしれない。 そんなことを今は考えています。 今回で「若年性認知症の父親と私」は最終回を迎えました。 ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
2023年07月29日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 母からの連絡を受け、急いで実家に向かうも父の最期には間に合わず…。後悔にかられる私を見て、叔母は「いい亡くなり方したんだよ」とずっと背中をさすってくれたのでした。 ■小さな葬儀が執り行われ… ■視界に入った父のメガネ 私は病におかされた父の姿を通して、「大切な人を忘れてしまうなら生きたくない」と考えるようになっていました。 そして次回は最終回です。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月28日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 父が寝たきりになって3年後、医者から回復は見込めないと告げられる母。胃ろうはせず自然にまかせることを医者に伝えるのでした。そしてついに点滴も止められ、母から「もう危ない」と連絡が入ります。 ■動揺で足がガクガク、手は震え… ■頭の中が後悔でいっぱい… とめどなくあふれる涙と後悔の気持ち。 でも叔母の言葉を聞いて、父の苦痛が少しでも少なかったのなら良かったと、救われる思いでもありました。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月27日■前回のあらすじ 介護職に就く叔母に相談した母は、周りに頼りながら主体的に介護をする術を学びます。しかしそんな母を前に、介護を手伝わなかった私はひたすら罪悪感を感じるのでした。 ■寝たきりになって3年後… ■父の命が終わってしまう… ついに母から「父が危ない」と連絡が入り…。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月26日■前回のあらすじ 自分が納得する答えを探し続けた結果、「延命措置はしない」と決断した母。母がどんな思いで決断したのかと思うと、私は何も言えませんでした。 ■再び自宅での介護生活が始まり… ■叔母の助言が転機に… これまでは父を預けることに罪悪感を感じていた母。 しかし父が寝たきりになってからは、個人で頑張れるレベルを超えたことで、いろいろなサービスを使って暮らしをラクにさせてもらっていたと話します。 そんな母に私はずっと後ろめたさを感じていました。 そして入退院を繰り返しながら、父が寝たきりになって3年後、ついにそのときがおとずれます。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月25日■前回のあらすじ 医者からは「もしもの時のことを考えおいてくれ」と告げられたと話す母。延命措置をするのか、自然にまかせるか…。「あなたはどうしたい?」と母にたずねられた私は、自分の意見に責任を持つことが怖くて母に丸投げしてしまいます。 ■「胃ろう」で命をつなぐ…!? ■納得できる答えを探す母 「延命措置はしない」と決めた母。 母の気持ちを思うと、私は何も言えませんでした…。 その後、自宅での介護がスタートすることになり、さらに厳しい現実が待ち受けます。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月24日■前回のあらすじ 無事挙式の日を迎え、晴れて夫婦となった私たち。その後、2人の子どもに恵まれ、実家にお世話になりながら仕事と子育ての日々。そんな中、一度だけ物心ついた長女から父について素朴な疑問を投げかけられることに。 ■自力で歩けなくなった父 ■自分で答えが出せない… 考えることが怖くて、自分の意見に責任を持つことが怖くて、母に丸投げしてしまった私。 そして母が下した決断とは…!? 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月23日■前回のあらすじ 社会人になった私は職場の先輩だった今の夫と仲良くなり、交際することに…。付き合って2年、結婚にむけてやんわり動き出し頃、彼の母親が結婚に難色を示していることを知らされます。その後、私の母が父の病気について説明し、さらに彼の姉の応援もあり、無事結婚の承諾を得られたのでした。 ■かつての父の願いは… ■その後、2人の娘に恵まれ… その後、長女と次女を出産し、仕事を続けて忙しい毎日を送っていました。父も孫を可愛がってくれたり、機嫌の悪い時は怒ったりという毎日。 一度だけ、長女のゆいに父のことを聞かれたことがあります。幼い子にとっては純粋に疑問なんでしょうね。あんなにご飯をボロボロこぼしたり、よだれを垂らしたり、急にキレたりする大人は周りにいないから。 でもただ単に気になっただけで、説明をすると納得したようでした。 そんなある日、母から父について連絡があり…。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月22日■前回のあらすじ 高校2年の冬に初めてできた彼氏に、思い切って父のことを打ち明けた私。ためこんだ言葉を自分の外に出すと心がスッと軽くなったのを実感します。その後大学に合格した私は新しい生活を満喫し、父の介護は一切やることもなく。その4年後には就職が決まり、一人暮らしを始めることになるのでした。 ■社会人になり職場で出会ったのが… ■父の病気がわが子に遺伝するから…!? 初めはまさか自分自身以外のことが理由で、「結婚を反対されるなんて…!」とショックを受けたけれど…。 子どもを持ち、親になった今は実母と義母の気持ちがわかるようになりました。 あの頃の自分は子どもだったんだなと感じる。だけど、正しいのはあの頃の自分だな…とも。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月21日■前回のあらすじ 父のことは学校の誰にも話していなかった私。誰かに聞いてほしいと、ある日友達に話すけれど…。戸惑う友人の様子に、人に話すことは聞いてくれる人に負担をかけることじゃないかと感じるのでした。 ■この人になら話せるかな… ■キャンパスライフが始まり… 普通に学生時代を過ごして、普通に就職で家を出て。 普通に人生を楽しんだ私。 母は私の進路を応援してくれて、「介護があるから進学諦めて」とか「はやく就職して家にお金入れて」なんてことも言われませんでした。 若い頃は自分本位に生きてきたことを「これで良かったのかな」と後悔したこともあったけれど…。 今は自分が親になったから分かります。 「子どもには介護でやりたい事を諦めさせたくない」 母の心にはそんな気持ちがあったのかもしれません。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月20日■前回のあらすじ 頑張ってもすぐに忘れてしまう父。これ以上嫌いにならないために、父は死んで父の中には知らないおじさんが入っているんだと思うことに。すると、少し心がラクになったのでした。そして、父の脱走のことで困っていた私たちは、病院に相談して薬を処方してもらうことに…。効果はテキメンで、父はとても温厚になったけれど、一日中ボーッと過ごすようになっていました。いろいろなものと引き換えに私たちは暮らしやすさを手に入れたのでした。 ■父に残る記憶の謎 ■父のことは誰にも話せず… 父が病気になってからも、私は普通に高校に通い、普通の生活をしていました。父の介護でやりたいことがやれないと言うことはありませんでした。 それは全て母がひとりでやっていてくれたから。だから母には何も言えませんでした。 でもこのモヤモヤした泣きたくなるような気持ちを誰かに聞いてほしくて、突っ走っては後悔する日々を過ごしていました。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月19日■前回のあらすじ いつも家から出たがっていた父。ある雨の日、家からいなくなり…。捜索の末、発見した父は雨の中、自由のきかない身体で塀を乗り越え、父が言う「家」に帰ろうしていたのでした。 ■変わり果てた父を嫌いにならないために… ■父におとなしくなってもらうために… 主治医に現状では外出もできないことを相談すると、薬を処方してもらえました。 そして父はガラリと変わり…。 手がかからなくなったのは良かったのですが、そのかわり、一日中よだれをたらしてボーッとするようになりました。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月18日■前回のあらすじ 退院後、どこへ行っても何をしても忘れてしまう父。いつしか外出することさえやめてしまうことに…。そしていつものように父に「知らない」と言われた私は、思わず感情が爆発してしまうのでした。 ■明るくて前向きな家族が眩しすぎる… ■いつも家から出たがった父は… 玄関に内鍵も取り付けたのに、いつの間に姿を消していた父。 大雨の中探し回ると、近くの川沿いを歩いているのを発見しました。 父は、一体どこに帰りたかったのでしょうか。 ここが私たちの家なのに…。 父のお世話に困り果てた私たちは病院に相談した結果、状況が大きく変化することになるのでした。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月17日■前回のあらすじ 1年以上の入院生活を終え帰宅した父は、すっかり顔つきも変わり…。さらにおかしな言動は記憶の混乱などではなく、若年性認知症が理由であったことが判明するのでした。記憶が長く持たない父との暮らしは、想像を絶するもので…。 ■退院後は家族でお出かけしても… ■ついに感情が爆発した私は… 初めて父に拳を振り上げられた記憶。麻痺でプルプル震えてたし、もちろん筋力はないから、実際に殴られても痛くなかったでしょう。 だけどものすごくショックで…。 父にこんなことされるなんて想像もしていませんでした。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月16日■前回のあらすじ 脱走を繰り返す父が移された病院は、いわゆる認知症の患者さん専用の病棟でした。リバビリの甲斐もあり、伝い歩きができるようになった父は無事、退院することに。この時の私にはその後の父との暮らしがどんなものになるのか全く想像がつきませんでした。 ■顔つきまで変わってしまった父 ■壮絶な認知症介護の現実 同じことを何度も何度も聞かれて、本当のことを言ったらキレられたり…。元気な頃の父はいたって「普通」の大人だったので、脳に障害を負ってからの姿には絶望していました。 そして私たち家族は出かけることもやめてしまうようになり…。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月15日■前回のあらすじ 手術後はあきらかにおかしな言動が増えた父。しかし母は術後に起こる記憶の混乱かと思い、ただじっと耐えることに。その後、リハビリ専門の病院に転院した父は、不自由な体で病院を脱走したのでした。 ■異様な風景が広がる特別病棟 脱走を繰り返す父が移動になった病棟は、いわゆる認知症の患者さん専用の病棟でした。 ■リバビリの甲斐あって… 父が退院する前にちょっといい外食に連れて行ってくれたことは、強く記憶に残っています。きっと父と一緒の外出はいろいろ制限がつくだろうから…と母は考えていたのだと思います。 この時の私には父との暮らしがどんなものになるのか全く想像がつきませんでした。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月14日■前回のあらすじ 父の長い入院生活が始まり、母は毎日朝から夕方まで病院に通い続けることに。左前頭葉の4分の1を切除し、後遺症として「半身マヒ」や「失語症」の可能性があると医者から告げられていた父は、やはり文字が読めなくなっていたのでした。 ■不思議な行動が増えた父 ■リハビリ専門の病院に転院し… 脳に障害が残ったものの、リハビリの甲斐もあり身体はある程度元気になった父。 ベッドを抜け出し車椅子に乗り病院を出て…、近くの踏切前でじっとしていたそうです。 その結果、父はとある特別病棟に移ることになり…。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月13日■前回のあらすじ 頭の腫瘍が破裂し、緊急手術を受けた父。手術を終えた父はまるで別人のように小さく、その姿に私は呆然としたまま病室を出ることに…。すると、そこには泣き崩れる母の姿があったのでした。 ■左前頭葉の四分の一を切除した父 ■母方の祖父母が来てくれて… すっかり文字が読めなくなっていた父。 そしてその後、明らかにおかしな言動が増えていったのでした。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月12日■前回のあらすじ 良性の腫瘍が見つかり、入院することになった父。入院する直前には「顔の半分しか汗をかかない」と異変を感じていたものの、入院後のお見舞い時には元気な様子を見せていました。しかしこれが、元気な父との最後の会話になってしまったのでした。 ■緊急手術が必要だった父の病状とは ■手術後、初対面した父は… まるで別人のように小さくなった父。 その後、長い入院生活が始まります。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月11日■前回のあらすじ 普通のサラリーマンの父とどこにでもいる普通の家族だった私たち。しかし父の身に小さな異変が起こり…。病院を診察した結果、脳に腫瘍があることが発覚するのでした。 ■入院が決まった父に家族は… ■入院後もいたって元気だった父 まさかこれが元気な父との最後の会話だったなんて。 深夜に緊急手術をすることになった父。次に、私が目にした父の姿とは…。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月10日■何があっても愛は誓えるもの…!? ■父の身に起きていた小さな異変 頭が痛い、異常ないびき…、父の体に起きていた小さな異変。 検査の結果、父の脳に腫瘍が発見されたのでした。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月09日■前回のあらすじ 義父も義母もゆいの診断結果を受け入れてくれて、私は安心する。しかし、義母から「うちの家系にはそういう人はいなかった」と言われ、私は「全部自分のせいなんだ」と自分を責めてばかりいました。 ■私ができることは… ■よし、頑張っていこう これで療育手帳を取得した話は終わりです。 現実はいろんなことがスッキリしないし、感動的なことも何もない…。 これからもいろいろあると思いますがとりあえず次へ進んで行こうと思います。
2023年07月07日■前回のあらすじ ゆいのことを話すと、義父から「もっと早くわかってたらいろいろ対処できたんじゃないか」と言われ苦しくなる私。しかし、意外にも「できることをやっていかないと」と受け入れる姿勢を義父が示し…。 ■あの子は何も変わらない ■うちの家系にはいない!? 義両親の、ゆいへの想いに涙が出そうになる私だったが、そのあと義母が発した言葉に凍りつき…。 しかし、そのときの私は「全部私のせい」と、なんの知識も根拠もなく感じていました。 次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年07月06日■前回のあらすじ ゆいの成績が落ちてきた頃のことを思い出す私。義父に成績表を見せたら、「落ちこぼれるのは親のせいだ」と言われたことがあり…。そんな義父だから、ゆいのことを知ったらどう言われるだろうと思ってしまうのでした。 ■もっと早くわかっていたら… ■受け入れてくれた!? 「なんで今までわからなかったんだ?」「もっと早くわかってたらいろいろ対処できたんじゃないか」。 義父の言葉はごもっともで、高学年まで何もしなかった私が悪かったのだと改めて悔やむ私。 しかし、義父は「ワシらにできることをやっていかないとな」と言ってくれて…。 次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年07月05日■前回のあらすじ 夫の親族は有名大学を出ている人ばかり。義父は教育熱心で、ゆいの出産後、「絵本1万回読み聞かせのススメ」という資料を渡されたことも。しかし、私はここまで教育に熱心になろうとは思えず…。 ■成績が下がるのは誰のせい? ■義母からフォローを受け… 思い返せば、こんなこともありました。 ゆいの成績が下がった頃、成績表を見た義父から「もっとちゃんと勉強させた方がいい」「落ちこぼれるのは親のせいだ」と言われたのです。 義母は「気にすることはない」と言ってくれましたが、こんなエピソードがあったからこそ、義父にゆいが療育手帳を取得したことを話すのは不安で…。 次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年07月04日■前回のあらすじ 義両親にもゆいの発達検査の結果を報告しようと、私は義実家を訪問。私の話を聞いた義母は「ウソでしょ?」と驚きすぐには真実を受け入れることができない様子だったが、私が怖いのは義父の反応で…。 ■夫の家系は優秀で… ■特に義父とは温度差があり… 夫側の親族は優秀な人が多く、有名大学を出ている人ばかりでした。 中でも義父は教育熱心な人で、ゆいを出産後、私は義父から「絵本1万回読み聞かせのススメ」という資料を見せられたことがあり…。 私は義父との間に、子育てに対する考え方について温度差を感じ、苦手意識を持っていたのでした。 次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年07月03日■前回のあらすじ ゆいのことが心配でたまらない私に、母は「子どもって大切に守るだけじゃダメかも」とアドバイスした上で、「何があっても大丈夫」と言ってくれる。私はこの「大丈夫」の言葉がうれしくて、肩の力が抜けるのだった。 ■義両親に話してみると…!? ■怖いのは義母ではなく… ゆいのことを義両親にも報告。 「ウソでしょ?」と信じられない様子の義母だが、義父は…!? 次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年07月02日■前回のあらすじ ゆいの発達検査結果について母と妹に報告すると、妹が自分がかつて0点を取ったときの話をする。そのとき母は何も気にしなかったそうで、「あのとき大切に守られてたら、今の私はいないかも」と妹は言うのだった。 ■守るだけじゃダメ!? ■母の言葉に… 悩む私に母が掛けてくれたのは、「絶対に大丈夫」という言葉。 私はなんだか肩の力が抜けた気がして…、心が軽くなったのでした。 次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年07月01日■前回のあらすじ 療育手帳を取得しようとする私に夫は、「普通のルートから外れて将来どうなる?」と反対。共にゆいの将来を心配しているからこその議論だが、結果が出た以上「今のゆいのためになる」と私は意見を押し通すのだった。 ■実家に報告すると… ■0点を取った妹に母は…? 妹が0点を取ったときの話。 「あの時お母さんに“あなたのためを思って”って大切に守られてたら、今の私はいないかもね」という妹の言葉に、私は考え込んでしまう…。 次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年06月30日■前回のあらすじ 療育手帳のメリットを夫に話すが、「もう少ししたら周りに追いつくかも」という夫。我が子の障がいを認めなくてはならないつらさはあるけれど、ゆいのために行動することが大事だと強い想いを伝えるが…。 ■長女のことを思う気持ちは同じ ■普通って何!? 夫から出た「普通のルートから外れて将来どうなる?」の言葉。普通のルートって何なの!? 長女の将来を思う気持ちは一緒だけど、私は今のこの時期だって大事だと思う。 だから「絶対今のあの子のためになるから手帳の申請をする」と、押し通すのでした。 次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年06月29日