大学卒業後、出版社に入社。女性誌編集部に配属されて以来約15年間、取材&執筆の多忙な日々を送る。独立後は、雑誌やwebで原稿を書きつつ、書籍の編集にも携わる。実用、心理&スピリチュアルが得意分野。大学では美術史を学び、現在は音楽とスポーツに熱中。隙間時間をやり繰りして、趣味に生きる一児の母。(OFFICE-SANGA)
「難しそう」「ハードルが高そう」などと、なぜか一歩引いちゃうクラシックコンサート。でも食わず嫌いはもったいない! 最近は、 子どもと楽しめるプログラム もたくさんあります。あなたも思いきって、我が子とホールに出かけてみませんか? ■子連れの今こそ、クラシックコンサートデビュー リラックスしたり、集中力を高めるのによいといわれるクラシック音楽。「胎教によい」と聞きつけて、妊娠中に聴いていたママも少なくないでしょう。 たしかに、さまざまな楽器が織りなす美しいハーモニーは、心のすみずみまで染み渡るかのよう。 子どもの情操教育 にもよさそうです。 ただ、クラシックコンサートに行くとなると、なんだか堅苦しくて息が詰まりそうなイメージも。実際、ちょっとした物音もタブー、自由に出入りはできないし、拍手のタイミングも難しい…という現実があります。そうした緊張感に怖気づき、どうしても足が向かないというママも少なくないのではないでしょうか。 しかし、 未就学児OK、子どものためのコンサート なら大丈夫。なじみのあるポピュラーな曲がメインだったり、指揮者体験や楽器紹介コーナーなどがあったりして、普段着のまま肩肘張らずに堪能できるはず。多少の物音にも寛容だし、短いプログラムには変化がいっぱい! 子どもも飽きたり騒いだりせずに過ごせるはずです。 そうした催しは値段もお手頃だったり、無料ということも。あちこちで開催しているので、こまめにチェックしてみては? ■子どもを成長させる非日常空間 メロディーに感動したり、演奏者の動きにくぎづけになったり、楽器そのものに興味を抱いたり…。 コンサートの楽しみ方は自由。五感をフル稼働させ、難しいことなど一切考えずに心のままに味わおうとする子どもと一緒なら、ママだって気負うことなく、純粋に音楽を楽しめるでしょう。 中には、最初から最後まで寝たまま、グズッてしまって途中退出…なんていうケースも。しかしそれすらも母子コンサートの醍醐味。一緒に経験したすべてが、大事な思い出になります。 また、コンサート会場の非日常感にもさまざまなメリットが! 実際に参加したママの声を紹介します。 「私の趣味で、あちこちの演奏会へ子どもを同伴。そうした経験を重ねたからか、大人がたくさんいたり静かだったり、緊張を強いられるような場所に連れて行かれてもへっちゃらに。子どもながらに、空気を読むようになった気が…」(40代前半) どこへ行っても堂々としていられるよう、幼い頃からいろいろなシチュエーションに慣らしておくのは大事なこと。コンサートの空気は、子どもを成長させるきっかけにもなるようです。 ■隠れた才能が花開く可能性も 子どもたちの可能性は無限大! 幼い頃からいろいろなことを経験させてあげれば、選択の幅はグンと広がるというもの。クラシックのコンサートもそのなかのひとつです。 「演奏会で興味をもち、バイオリンを習うことに。いざ始めてみると、音感もよくて上達も速いほう。何より、本人が楽しそうにレッスンしていることにびっくり。私も夫も、クラシックとは無縁。コンサートに連れて行かなかったら、我が子の才能に気づけなかった」(30代前半) ママと一緒に出かけたコンサートがきっかけとなって、我が子の未来に道が開ける…なんてことも夢ではないかもしれません。
2016年11月30日幅広い年齢層で構成され、ひと筋縄ではいかないのがママ友という関係。若いママが心の中で何を思い、年上ママがどんなところでカチンときているのか? 互いにイヤな思いをすることなく、気持ちよく交流できるように、年代別・ママ友とのつき合い方をリアルな声とともに考えます。 ■年上ママは上から目線!? 妊娠・出産・子育てと、同じのプロセスを経験したことで強く結ばれ合うママ友という存在。夫にすらわかってもらえない育児の苦悩をわかちあい、ときに励まし慰めあうさまは、いうなれば同志。育児期において、なくてはならない大切な存在です。 とはいえ、育児という太い絆で結ばれているといっても、互いをつないでいるのはたったそれだけの要素。これまで歩んできた道のりはバラバラ、年齢もまちまち。よくよく考えてみると、いつすれ違ってもおかしくない、もろくて危うい綱渡りの関係でもあるのです。 実際、ママ友が思っているひそやかな感情を調査してみると、さまざまなモヤモヤがあきらかに! まずは、自分より年上のママに対する思いを聞いてみると…。 ・「ママ歴では自分のほうが長いのに、 先輩風吹かせてくる年上ママ がムカつく。知識が豊富なのかもしれないけれど、『○○したほうがいいよ』とか『××は絶対にダメ』などと押しつけがましい」(30代) ・「『若い人はいいよね』『若いんだから頑張りなよ』など、『若い』と突き放すのはやめて。あと何かにつけて、『私は年だから』と言わないで。返す言葉がないから」(20代) ・「年齢差を埋めようとしているのか、年上ママにキャピキャピされると、とまどってしまう。こちらのノリにあわせようとしなくていいのに」(20代) もしもあなたが年上ママの立場なら…。くれぐれも、 上から目線にはご用心 。ちょっとした違和感や、相手の間違いには完全スルースキルを身につけた方がいいかもしれません。細かいことにつっかかるのはやめて、できるかぎり聞き役に徹してみませんか? ■年下ママは馴れ馴れしい!? そして次に、年下ママに対する気持ちを聞いてみると…。 ・「気さくに話しかけてくれるのはうれしいけれど、 タメ口すぎて とまどうことが…。どう返していいかわからない」(30代) ・「他のママとはタメ口なのに、私にだけはかたくなに敬語。私をたててくれているのか、それともババア扱いなのか…。ひそかにモンモンとしてる」(40代) ・「世代が違えば、子どもの頃にはやっていたものやことが違うのは当然のこと。それをいちいち『それ、知らない!』『そんなことがあったんだ』と、過剰反応されるのがイヤ。同じママなのに、 昔の人扱いはやめて… 」(40代) あなたが年下ママのポジションなら、とにかく年齢差を浮き彫りにするようなネタは避けた方がいいかもしれません。くだけすぎず、かしこまりすぎず…。つねに緊張感を忘れずに、 一定の距離を保つ! こんな対応ができるようになると、どんなシーンでも役立ちます。 年上ママとつきあうときには、対等なママ友を目指すより、いち個人としては経験も豊富な女性として、悩み事があるときなどは頼ってみたりすると、うまくいく場合もありますよ。 ■すべての年齢のママ友対応! 万能社交術とは? イキのいい20代、活気に満ちた30代、品格の40代。ひとくくりに「ママ」といっても、年が違えば考え方や振る舞いが違ってくるのは当たり前のこと。まずは、こうしたどうしようもないズレが存在することを認めちゃいましょう。 年代を問わず友好関係を築くには、仲良くなろうと積極的に踏み込むだけではなく、譲り合う精神も大切となってきます。相手が年上だろうと年下だろうと、節度をもって接していれば、しくじることは少なくなるかもしれませんね。そしてその年齢差があるからこそ、刺激されること、新しく知ることなどを楽しみに変えちゃいましょう。
2016年11月25日理解しがたい言動、不思議な習慣…、妻にとって夫の実家は、何年たっても違和感だらけの異次元空間。なんとか義実家に溶け込もうと、がんばるけなげなママたちへ! 今年の年末年始を 義実家とうまく過ごすため のとっておきの方法を、先輩ママたちに聞いてみました。 ■ついていけない義実家の風習 ママたちにとって、夫の実家はたいてい、鬼門。緊張をしいられたり、厄介なことに巻き込まれたり…。一瞬たりとも気を抜くことができません。 ・「家族が集まったら、倒れるまで飲むのが習わし。男性陣はもちろん、義姉も義母も最後はべろんべろん…。あられもない姿で寝転ぶ夫の家族をひとりずつ、寝床に運ぶのが嫁である私の役割。翌朝は、みんなすべてを忘れてスッキリ! 私ひとりモヤモヤ…」(30代後半) ・「寝るときは、広間でみんな一緒にワイワイ雑魚寝。でも、私にはいつも別室が用意されていて…。これは、義母の気づかいみたいだけれど、夫や子どもと離ればなれはさびしいし、なんとなく仲間はずれというのは気分が悪い!」(30代後半) ママたちが感じる、違和感の原因のひとつは「孤独感」。 嫁はしょせん、赤の他人 。ひとりだけぽつんと置いてきぼりにされた感じがして、イラッとするやらさびしいやら…。複雑な思いに駆られているママは少なくありません。 ■距離感が近い義両親 義両親とは適度な距離感を保ってつきあいたいと考えていても、やたらと 仲良くしたいアピール が強い義両親とのつきあいも大変みたいです。 ・「『女同士、仲良くしましょう』が義母の口癖。だからといって、義父の悪口や離婚願望などは聞きたくない。義父をフォローしようものなら激怒して、『あなたならわかってくれると思ったのに!』って…。私はあなたの味方じゃない!」(40代前半) ・「思ったことを正直に言うのが、家族の証らしい。そのため、『また太った?』『ふたりめの孫は女の子にしてね』など、普通だったら遠慮すべき言葉もはっきりきっぱり。それが親愛の情だと思っているみたいだけど、こちらはその言葉に不快になったり傷ついたり…。けっこうダメージ大です」(30代前半) 距離を置かれても踏み込まれても、いずれにしてもスッキリしないのが夫の実家。どこまでいっても平行線…。まずはこうした現実を、しっかり受け止めることこそが重要です。 ■ストレス軽減の3ヶ条 子どもの祖父母でもあり、夫にとっては大切な親。そして今後も行かなくてはいけないのが義実家というもの。だったら少しでも居心地よく過ごしたい…。 そんなママのために、先輩たちがアドバイス! 大事なのは次の3つ。これらを肝に銘じておけば、ストレスもかなり軽減するそうです。 ●期待しない 「きっと気に入ってくれるはず」と手土産を吟味したり、「孫の顔を見たら喜ぶはず」と期待を込めて訪問したりしないこと。「たまたま時間ができたから顔を出すだけ」といったラフな感じで訪ねたほうが、気持ちの空回りが少なくてすみます。 ●がんばりすぎない 気に入られようとか、よく思われようなどと力まないこと。気づいたこと、できることは率先して行動したとしても、必要以上には気を回さないように。「いたらぬ嫁ですみません!」と、甘えてしまうとラクになります。 ●考えない 実家での出来事は、深く考えたり、いい・悪いなどでジャッジしたりしないこと。ただ淡々と受け止め流していると、心がざわつくこともなくなるはずです。 それでも義実家でイライラをためこんでしまったら、誰かに話してスカッとしてしまいましょう。そのときの注意点は、夫には言わないこと、悪口ではなくおもしろエピソードに仕上げること。負の感情を強めるのではなく、すべてを笑いに変えてしまいましょう。 義実家はネタの宝庫 。そうとらえれば、楽しく過ごせるようになるはずです。
2016年11月17日バタバタとした足音やはしゃぎ声など、子ども絡みの騒音で、ご近所と揉めるのはよく聞く話。しかしそれ以外にも、こじれる原因はあちこちに…。ママたちが抱えるトラブル実例から、よりよい暮らし方を考えます。 ■我が家はコレで、トラブりました… 平穏な日常に、ある日、思いがけなく勃発するのがご近所問題。それはまさに、晴天の霹靂(へきれき)! そのきっかけは一体何だったのか、経験者に聞いてみると…。 ・「我が子は人見知りが激しく、積極的に近寄ってくる近所のおばちゃんが大の苦手。ほかの人にはあいさつできてもその人の前では硬直…。ニコリともできずにいつも緊張していたらある日、『私のことが嫌いなの!? せっかくかわいがってあげてるのに!』と、ブチギレ。以来、何かと目の敵にされている」(20代後半) ・「旅行のお土産を近隣に配ったときのこと。好みや家族構成を考慮し、それぞれの家庭に合わせて品物をチョイスしたら、『○○さん家のほうがいい物をもらっていた』などと陰口をたたかれ、数人からよそよそしくされるように…」(30代前半) ・「ご近所さんの子どもは我が子と同級。そんなこともあり、たいていのことはお互いさま。いろいろわかり合えていると思っていたのに、息子がピアノを習い始めてから一変! 『音が耳障り!』から始まって、どうでもいいことにまでケチをつけてくるようになって…なぜ!?」(30代前半) 自分だけあいさつされなかった、よその家のほうがいいものをもらっていた、抜けがけして習い事を始めた…。 世の中には、「差をつけられる」ことに敏感な人がわんさか。これがうらみに転じて、トラブルに発展することはよくあること。自分では些細なことと気にならなくても、相手がどう感じているかは別の話です。今後問題を抱えたくなかったら、細心の注意を払わなければなりません。 ■巻き込まれやすいタイプは? 円満なご近所づき合いのため、「差」を作らないよう意識することは大事だけど、それだけでは不十分。人は誰しも、相手を見てつき合い方を決めるもの。ちょっかいを出されるか出されないかはあなたの雰囲気次第です。 ターゲットにされたくなかったら、振る舞いを改める必要も…。次のような傾向がある場合は要注意です! ●他人に期待をかけやすい 「あの人はいい人に違いない」「話せば必ずわかり合える」「どんな状況も理解してくれるはず」などと、他人を過大評価しやすい人は要注意。信じるのは悪いことではないけれど、期待は甘えになりやすく、それが相手の負担となって揉める原因に。 ●仲良し願望が強い 「みんなとうまくやらなきゃ!」と考える人は、距離を詰めすぎてしまう傾向あり。相手のテリトリーに不用意に立ち入ると、目をつけられやすいのでご用心。また、気を回しすぎてそれが裏目に出ることも。特に、よかれと思ってやったことほど思いもよらぬ結果になりやすい。 ●何でも鵜呑みにする うわさ話や悪口など、他人の言うことを信じすぎてしまうと、振り回されたり利用されたり…いいことなし。また、自分のことをペラペラしゃべってしまうのもNG。嫉妬や非難の対象になる危険性大。 あなたがもしも誰かに目をつけられてしまったら…。無視や放置はいけません。 偏屈で厄介な人ほど、避けられることでエスカレートする可能性が高く、問題が思わぬ方向にまで広がって、取り返しがつかなくなってしまうのです。 大事なのは、オトナの対応。何があってもあいさつは欠かさず、何をされても冷静に、常に礼儀は忘れないこと。 また顔を合わせるたびに、「いつもご迷惑ばかりですみません」と先手を打つのも大事。腹の中はグツグツ煮えくり返っていても、外ヅラだけは常に、ピッカピカに磨き上げておきましょう。 ご近所さんは、たまたま近くに住んでいる赤の他人。仲良くなる必要はないけれど、コミュニケーションを諦めてはいけません。
2016年11月13日地震や洪水、土砂崩れ…。災害列島・日本で、生きていくためには、危機感とサバイバル能力が不可欠と思い知らされる日々。子どものためにも、どんなときでもへこたれない、気持ちの強さとスキルを身につけたいと考えるママたちも多いことだろう。そんな 「もしも」を生き抜くためのシミュレーション を実行している先輩ママが、日ごろ行っている訓練を教えてくれました。 ■家族で実行! 休日サバイバル 本を読んだりネットで調べたりして知識を詰め込むことも大事ですが、なによりも行動してみることが大切。災害訓練を行っているママは、家族のそろう休日などを利用し、「もしも」に思いをはせるようにしているのだとか。 <先輩ママが実施している災害訓練> ・大地震を想定して、家の中でどう身を守るべきかシミュレーション ・家から最寄りの指定避難場所まで、歩いてルート確認 ・もしものときの連絡手段や集合場所などをこまめに相談 ・テントを張ったり火をおこしたり、野外生活を体験 ・電気・ガス・水道を使わない日を体験 安心快適、何でもそろう便利な日常から一歩離れると、そこは戸惑うばかりの未知の世界。日頃から、日常と災害時とのギャップを少しでも埋めるよう訓練しておけば、いざというとき必ず、大きな支えとなるはずです。 ■もしも水が出なかったら… 私たちの生活の中で重要なポジションをしめるのが、電気・ガス・水道の三大ライフライン。光熱関係をすべて遮断してしまうと、できなくなることのあまりの多さに、あらためてびっくりするはず。 それでも、ガスや電気がない生活は、カセットコンロや懐中電灯を使う、缶詰やレトルトを代用する、着るものをコントロールするなどすれば、どうにかしのげるものです。 しかし水は、かなり深刻。風呂やトイレに支障が出るのはもちろんのこと、ちょっとした手洗いすらままならない状況は、かなりの不快感をともないます。 だからママたちが「超重要!」と口をそろえるのが、 「水ナシ生活」 の訓練。汗を流せずカラダ全体がベタベタ、洗い物はたまり、顔も洗えず歯も磨けず、トイレに汚物がそのまま…。 そんな事態を一日でも経験すると、どんな人でも意識はガラリと変わります。子どもにも、自然と危機感と行動力が備わるそうです。 ■水ナシに備える4つのグッズ 水ナシ生活を体験すると、意外な必需品が見えてくるというメリットも。水、食料、ラジオ、懐中電灯、ライター、毛布…。よくいわれるメジャーな災害用備品のほかに、先輩ママたちがおすすめするグッズが4つありました! <先輩ママが教える災害用備品> ●ポリタンク 大事な水を確保・保存するためには、フタがしまってこぼれない、持ち運び可能な大きめの容器が不可欠。 ●ウエットティッシュ・お尻拭き 水がなくても、サッと拭いただけで汚れを落とせる。乾燥しやすいので、定期的に備品の入れ替えを。 ●おむつ おむつの取れた大きな子どもにも、非常時ははかせておくと安心。生理の対応にも役立つ。 ●ラップ 洗えない食器に敷く、包帯の代わり、割れたガラス窓の応急処置など、保護や防御のためにいろいろな使い勝手がある。災害グッズとしてかなり用途は広い。 いつか来るかもしれない「もしも」。ママが率先して、しっかり準備しておきたいですね。
2016年11月11日犬猫だけでなく、鳥や魚、は虫類とペットの種類はさまざまですが、 子どもの情操教育 に良いという話はよく聞きます。いきものがいる日常生活は、子どもやママ、そして家族全体をどのように変えていくのでしょうか? ペットと過ごした経験のあるママたちがみた実際の経験と感想を紹介します。 ■初めてペットが我が家にやってきた! 初めてのペットはまさに、未知との遭遇。触ったり観察したり、とにかく興味が尽きません。 「おいしそうにごはんを食べてる!」「がんばってウンチしてる!」「寝顔がかわいい!」などなど、すべてが驚きであり、感動です。やることなすこと全部がうれしくて、いとおしくて、ずっと一緒にいたい、大事にしたいという、強い愛情が生まれます。 しかし、子どもは、えてして飽きっぽいもの。最初のときこそ強い執着を見せても、やがてはそれもひと段落。ガクンと興味が薄れることも珍しくありません。それどこかろか邪魔者扱いし始める場合も…。そんな子どもを持つママたちの体験談がコチラ。 ・「最初は、『言葉を教えてあげる!』と、インコにひんぱんに話しかけていたのに、しばらくしたら、カゴの前を通っても知らんぷり。挙句の果てには、『リビングが鳥臭い!』とブチブチ文句まで言うように…」(20代後半) ・「子犬がひどい下痢に。心配したり片づけしたり、病院に連れて行ったり…。私が丸一日子犬にかかりっきりになっていたら、4歳の我が子がまさかの赤ちゃん返り! 私にべったりになってしまい、弟のようにかわいがっていた子犬にキツく当たるように…」(30代後半) ■飼育の本番とは いきものたちのリアルな姿に、恐怖心や嫌悪感を抱いてしまうこともあるそう。 ・「娘のしつこい態度に猫が怒って爪で一撃。初めて見せた獣の顔に、大ショック。すぐには状況を把握できず、しばらく硬直していた」(20代後半) ・「魚の共食い現場にあ然。死んで仰向けに浮かぶ姿にぼう然。『気持ち悪い』と、しばらく水槽に近づかなかった」(30代前半) 飽きたり面倒くさがったり、怖がったり…。でも、子どもといきものとの間に、距離ができてからが飼育の本番です。 ペットはかわいいだけじゃない…。そう気づくことこそがもっとも大きな学びであり、揺るぎない愛情への第一歩となります。 ■責任と義務が子どもを大きく成長させる! 興味や愛情が薄れても、相手はいのちある存在。放置できません。 「一度受け入れた以上は、何があっても世話をする。」 ペットを飼う上で課せられる義務に葛藤するなかで、子どもは大きく成長できると思います。 ・「梅雨時、犬が皮膚病にかかってしまい脱毛に。手入れを任されていた子どもは『ぼくがブラッシングをサボったからだ』と勝手に反省。それ以来、『自分がやらないと犬が大変なことになってしまう!』と、イヤイヤだった作業を率先して行うように」(30代後半) ・「2、3日留守にして家に戻ったら、水槽の中でメダカが死んでいた。もともと弱っていたメダカだったのだけど、子どもはその出来事に衝撃を受けたようで、以来、泊りがけで出かけたがらなくなった」(30代前半) 自分がいなければ、自分がやらなければ…。どんなに幼くても、いのちを意識したら責任感が湧いてきます。ペットを育てるのはとかく面倒なことも伴いますが、でもそこに、思いやりや心からの愛を育むきっかけがあるのです。 ■ペットの存在は家庭円満に! ペットの存在は、子どもだけでなくママにとってもメリット大。ペットの世話の大半を担い、一番大変ではあるからこそ、ママが得るものも大きいのだそう。 ・「ごはんを準備したり身の回りの世話をしたりする私を、誰よりも一番信頼してくれている。なついたり甘えられたりすると、すごくうれしくて、こころ癒やされる」(30代後半) ・「わかりやすく叱らないと伝わらない、こちらがブレるとナメられる。犬のしつけで苦労したことで、我が子に対しても一貫した言動をとれるようになった!」(40代前半) ・「ペットの日々の様子や世話など、母子の話題が尽きない。家族で一致団結することもふえた」(30代後半) ペットは親子の絆を結ぶ存在 。どんなに小さないきものでも、大きな幸福をもたらしてくれます。そんなペットに感謝しつつ、家族で大切に育てていきたいですね。
2016年11月10日産休・育休が明けて、いよいよ仕事再開! それまでに、どのようなことを準備したり根回ししておくといいのでしょうか? また、職場復帰に際しての心構えは? 先輩ママに、「覚悟しておくこと」と「やっておけばよかったこと」を聞きました! ■想像以上に「時間の経過」を感じる 通いなれた通勤路、なつかしい社内の空気、変わらない仲間たちの笑顔…。とはいえ、変化に気づいていないのは自分だけ。目に映る風景は同じでも、時間は確実に経過。たとえ古巣に戻っても、復帰してしばらくは、さまざまなギャップに苦しめられるようです。 ・「職場の顔ぶれは復帰前とまったく同じ。そのため、昔と変わらぬ気分でリスタートしてしまったけれど、同僚たちは私が休んでいる間、スキルも意識もレベルアップ! 正直、ここまで差ができているとは思わなかった…」(30代前半) すんなりなじんだかのように見えるママも、聞けば、こころの中はいつもザワザワ。周囲に弱音や隙を見せないよう、常に身を硬くしているのだそう。 ・「ちょっとでもミスしようものなら、『まったくママはしょうがないな』ってムードに。いじめられているわけではないけれど、一線画されているのはたしか」(30代前半) ・「周囲がやたら気を使ってくれて、まるでお客さん扱い。どことなくぎくしゃくしていて、緊張感と疎外感がハンパない」(20代後半) ・「勘が鈍ってしまったのか、以前のようにサクサク進めることができない。しかも時短勤務中…。お昼は食べたフリで休憩ナシ!」(40代前半) たかが一年、されど一年。社会における時間の流れは想像以上に速く、育休ママは浦島太郎状態で、油断や楽観は厳禁です。どんなに心していても、現実は常に想定以上であることを、まずはしっかり肝に銘じておきましょう。 ■復帰までにやっておくこと10 このように、仕事が始まってしまったら待ったなし! 気苦労だらけの多忙な日々を少しでもスムーズにこなすためには、スタート前にしっかり準備しておくしかありません。 そこで先輩ママたちに、やっておけばよかったことをリサーチ。今後復帰予定のママは、次の10項を心がけるといいそうです。 1.同僚たちと事前に会って、さりげなく社内現状をチェック&親睦を深めておく 2.上司と、できること・できないことを正直に事前相談 3.復帰後のタイムスケジュールで、数か月前から生活を変えてカラダをならしておく 4.3か月くらい先まで予定を明確にし、事前準備のクセをつけておく 5.お試し保育などで、子どもを徐々にならしておく 6.万が一のためあちこちに助っ人を確保、しっかり子どものことをお願いしておく 7.いつ誰に頼んでもいいよう家の中を簡潔に、特に子どものものをわかりやすくしておく 8.急な残業や子どもの病気など、有事に備えて夫とシミュレーションを何度も繰り返す 9.常備菜のレパートリーを増やすなど、家事ラクテクニックを身につけておく 10.カラダが資本! しっかり体調を整え体力も蓄えておく 復帰後、あらゆるシーンでネックになるのが子どものこと。これを乗り越えるには周囲の協力が不可欠です。夫、親きょうだい、保育士、ご近所さんなどなど…たくさんの味方を作り、なおかつお願い上手になっておくことが、一番大切なことかもしれません。 ■再開までは「子どもファースト」で 復帰までの残り時間、さまざまな準備で忙しくなってはいくけれど、何より大切にしたいのが子どもとのふれあい。ずっと一緒だったのに、日中離ればなれになるのはママも子どももつらいところ。 一緒に乗り越えるためにも、とことん愛情を注ぎこみましょう。 ・「我が子は引っ込み思案の甘えん坊。そのため復帰までずっと、『これからママ、お仕事頑張るからね』『いろいろ協力してくれてありがとう』『これからもよろしくね』などと繰り返しお願い。そうしたら、案外すんなり保育園に行ってくれた」(30代前半) 子どもにだって心の準備が必要。たっぷりコミュニケーションしておきましょう。
2016年11月08日「本当はもっといい子のはず」「やれば必ずデキる子なのに…」などと、なかなか思うようにいかない我が子のふるまいを、歯がゆく思うことはありませんか? そのイライラやあせりから、怒ったり、必要以上に厳しくしてしまったりすることも…。 今回は、大人の言葉選びで変わる、子どもの伸ばし方を紹介します。 ■人は誰しも言葉しだい 「まったくだらしないんだから!」 「どうせ失敗するんだから、やめておきなさい!」 「あなたは本当にビビリね」 …などなど、知らず知らず、我が子に浴びせているネガティブな言葉。たとえ真実でも、あえて言葉にするのはやめましょう。ママが発するネガティブな言葉によって、子どもはさらにダメなほうへと進まざるを得なくなってしまうからです。 「親子教室に参加したときのこと。その日の課題が絵画だとわかり、『私の子だからうまく描けるはずがないね、きっと』となにげなく言ったら、『僕は絵が下手なんだね…』としょんぼり。完全にやる気を失ってしまった」(30代前半) 言葉が与える影響は相当なもの。大人だって、ささいなひとことに落ちこむこともあります。そのことを考えると、ネガティブな言葉で子どもが受けるダメージがどれほどか、想像に難くありません。 我が子に声がけするときは、できる限りポジティブな言葉で! 実際に子どもにもいい影響があるようです。 「落ちつきのない長男を『好奇心旺盛な冒険家』と言い、やることなすこと何でもトロい次男を『思慮深い慎重派』と言う義母。子どもたちは、そんな義母が大好き。夫の実家から帰ってくると、いつも自信に満ちたいい顔になっているような…」(20代後半) このように、前向きな言葉で励まし、その人のいい面を引きだす行為を「ラベリング」というのだそう。 「あなただったら○○できるはず!」「あなたは□□な人!」などと、肯定的な言葉をかけ続けていると、その人に備わるプラス面がどんどん表に出てくるのだとか。 ■ママの願望は押しつけない! ラベリングは言葉の魔法。これを実践することで、子どもたちがイキイキ変わります! ポジティブな言葉をかけることで、どんどん変わっていく子どもたち。誰だって、ほめられるのは大好き! 幼い子はこころがやわらかく素直なため、ちょっとした励ましもすみずみまでしっかりと染みわたり、どんどんいい方向へと、自分を変化させられるのです。 ただし、いくら効果があるといっても、ママの理想や願望を押しつけるのはNGです。 「我が子はどちらかというとおとなしいタイプ。でも、私も夫も、先頭に立ってグイグイひっぱっていく感じ。息子にもそうなって欲しくて、『あなたにはリーダーの素質がある』みたいなことを言っていたら、それがプレッシャーになったのか、幼稚園に行きたくないと言いだした…」(30代前半) ラベルは、本人のプラス面を引きだすためのもの。その子にまったくない要素や本人が望んでいない方向のラベルは、負担をかけるだけで、まったく効果はないそうです。 また、ラベルの貼りすぎにも要注意! たくさんほめられるのはうれしいけれど、一気に貼られるとそれが重荷になり、結局、何ひとつこころに響かない可能性が…。ママの言葉を信用できなくなるというケースもあるようです。 ラベリングをする際、まずやるべきことは、我が子のなかに眠っている“いいところ探し”。日ごろからしっかり観察して、見つけた可能性の芽を大切に育むべく、ひとつひとつていねいに、ラベルを貼ってあげましょう。
2016年10月30日いざというとき、心強いのが実家の存在。子どもの面倒を見てもらったり、家事や育児の相談にのってもらったり、グチやイライラを聞いてもらったり…。そこはママたちのオアシス! ただ、ついつい遠慮を忘れて、トラブることも少なくないのだそう。 実家とはどうつき合うべきか? 実の親の本音と先輩ママの反省から、その極意を探ります! ■実の親に聞いた、「嫁いだ娘」への本音 合わない、好かない、気に食わない…などと、嫁と義父母との確執は世の常。あちこちで耳にするポピュラーな話題ですが、実の親とだって、うまくやれているかは怪しいかも? 実は実家の面々も、嫁いだ娘に対して思うことあり。はっきり言葉にしないだけで、その胸中はモヤモヤしているようなのです。 「子連れで遊びに来てくれるのはうれしいけれど、ごはんを食べてお風呂に入って…と、あまりにも頻繁すぎるのはイヤ。たまには遠慮してほしい」(50代) 「子守りを親孝行にすりかえるのはやめて。たしかに孫には会いたいけれど、『一緒にいたいんでしょ?』『孫はかわいいんでしょ?』と、こちらの都合おかまいなしに一方的に押しつけられるとイライラしちゃう」(60代) 「帰ってきてはダンナのグチや悩み相談ばかり。反対を押し切って結婚したんだから、もうちょっと耐えなさい!」(50代) 「出産で3カ月間の里帰り。その間、上げ膳据え膳のもてなしと、新生児のお世話でおおわらわ。楽しかったけど、『また来るね!』のひと言だけってどうなのよ!?」(50代) 孫は心底かわいいけれど、子育てしたいわけじゃなし。親たちの意識は「育児の傍観者」で、頻繁かつ当然のように子守をさせてしまうと、いつか本気でキレられるかも…。また、実家とはいえ、我が家のごとく遠慮なく行き来するのも控えたほうがよさそうです。 ■実の親にも、お金のことは節度を持って! ほかにも、お金がらみのグチも多数。面と向かって言いにくいからこそ、根深い問題に発展しやすいので要注意! 「孫へのおこづかいやら各種お祝いなど、催促されるとムカッときちゃう。出してもらって当たり前という考えはそろそろやめにしてほしい」(50代) 「義父母にはあれこれ気を使って贈り物とかするくせに、こちらに対しては適当。家を出たんだから、もうちょっとちゃんとしたつき合いをしてほしい」(70代) 実の親から次々あふれ出す、娘に対するグチや不満。味方だと思っていい気になっていると、いつか手痛い仕打ちにあいそうです…。 ■実の親子関係でも忘れちゃいけない、心得5か条とは? 自分のことをわかってくれるはず、何があっても受け入れてくれるはず…。実の親子間には、信頼という名の期待がいっぱい。 そのため、遠慮を忘れてズカズカ入り込みやすく、しかも相手に対する期待が大きいぶん、些細な食い違いで裏切られた感も大。実はかなりこじれやすく、義両親との関係以上に、修復も難しいのです。 そんな繊細な親子関係だからこそ、忘れてはいけない「5つの心得」。これらは、先輩ママたちの失敗や反省から導き出されたもの。大事に至らないよう、しっかり肝に銘じておきましょう。 1. どんなに些細なことにも「ありがとう」と感謝の言葉を忘れず、場合によってはお金や品物でお礼を。よその家の人間として、ケジメをつける。 2. 夫に対するグチや嫁ぎ先の悪口はNG。実家といえどもよその家。節度をもって。 3. 「してもらえる」から「してあげる」にシフト。親を頼るのではなく、支えることを心がける。 4. 近くに住んでいても、いきなり行かない。しっかりアポを入れてから訪ねる。 5. 気やすく子守りを頼まない。 親しき仲にも礼儀あり。とはいえ、遠慮のしすぎもまた、実家との距離を広げてしまうものです。「娘が本当に頼れるのは自分たちだけ」という親の面子をつぶさないよう、ひとりで頑張りすぎず、適度に甘えることも忘れずに!
2016年10月29日一冊の絵本を真ん中に、抱っこしたり寄り添ったり…。互いのぬくもりを感じながら、ママと子がしあわせを分かち合う、読み聞かせの時間。このひとときをもっと幸福に過ごせたら最高ですよね。 ほかの家庭ではどのように過ごしているのか、先輩ママたちのひと工夫を聞いてみました! ■読んで聞かせて、こころ穏やか! 想像力や創造力が育まれる、注意力や集中力が身につく、スキンシップで絆が深まる、ママの優しい声で精神が安定する…などなど、誰にでも気軽にできる絵本の読み聞かせは、究極かつ最高の幼児教育かもしれません。 もちろん、ママにだってメリットがいっぱい! 読んであげることで脳が活性化するのはもちろん、感情のコントロールにも役立つのだそうです。先輩ママの声を紹介します。 「ひとり遊びができるようになると、毎日一緒にいるのにスキンシップは激減。唯一べったりできるのが読み聞かせで、そのときは子どももうれしそう。ずいぶん大きくなったなとか、まだまだかわいいところがあるなとか…。腕の中の我が子に愛しさがあふれ、『もっと大切にしてあげなくちゃ』という、やさしく穏やかな気持ちになります」(40代前半) 絵本の時間を楽しんでいれば、子どもに対するイライラやガミガミも激減!? ストレスフルな暮らしの中でも、やさしく穏やかな、天使のこころを取り戻せるみたいです。 ■物語をとことん味わって! 絵本を読んでもらったときの情景、やさしいママの声、そのとき感じたぬくもりなど、絵本にまつわる記憶は、こころの奥底で永遠に生きるもの。つらいときや悲しいとき、ふいにそれらがよみがえってきて自身を癒し、勇気や活力をくれるのだそう。 先輩ママたちは、どのように読み聞かせをしているのでしょうか。 「ダンボールで仕切った一角を絵本の小部屋と呼び、読み聞かせはそのスペース内で。狭い空間で身を寄せ合っていると集中できるみたい。何だか秘密のことをしているみたいでワクワクドキドキ。完全に、絵本の世界に入っちゃいます」(30代後半) 「自分が読んでいると、字を追うことに集中して子どもの反応に無頓着になってしまうから、読み聞かせ係はパパ。それを子どもとふたり、楽しみます。一緒に笑ったり驚いたり、意見を言い合ったり…。ママと子どもというよりは、共感し合う親友のような感覚に」(30代前半) 子どもをひざにのせ、ゆっくりとページをめくるシンプルなスタイルもいいけれど、せっかくのラブラブ母子時間、シチュエーションをいろいろ工夫しても楽しそうですね。 ■「読み終わった後」の親子時間も楽しもう! また、読み聞かせの記憶をより鮮明にするのが、実体験。読んで終わりではなく、そこからさらなる広がりを工夫することで、ママとの思い出が、より楽しく豊かになるのです。 「我が家の読み聞かせは、読み終わったあとが本番。物語の舞台のような森へ探険に出かけたり、主人公が挑戦していたお菓子を作ってみたり…。子どもとふたり、絵本の世界を再現するのにハマり中」(20代後半) 「読んだ絵本を脚本にして、ごっこ遊び。うちの子はとても几帳面なので、セリフは一言一句正確に言いたい派。そのため、読み聞かせの最中は超真剣。話の流れや言葉を完璧に覚えるべく、食い入るように集中している」(30代後半) 絵本がもたらす効果は計り知れないもの。とことん追究&味わいつくすつもりで本に向き合うと、その一冊から、多くのよろこびを共有できるはずです。
2016年10月28日多忙な日々をやりくりするためには、他人にお願いせざるを得ないことがたくさんあります。そんなときはどのように頼めばスムーズにいくか、先輩ママたちの交渉術をご紹介。まわりとうまく連携できるようになれば、毎日がもっとラクで楽しくなるはず! ■些細なことからトラブルになりがち!? 子守りなど負担の大きなお願いはもちろんのこと、ほんの些細なことでも、他人を頼るのは勇気がいるもの。思いがけなくトラブルに発展することもあります。 「いつもニコニコ笑顔で『やっておいてあげる』『私に任せておいて!』なんて言ってくれていたママ友が、陰では悪口三昧。私のことを『ジコチュー』『人使いが荒い』と言っていた」(20代後半) 「急用ができ、近所に住む義母に子どものお迎えを頼んだら、その道中、何かの拍子に転倒し、足首を捻挫。私のせいではないけれど、しばらく気まずいムードに…」(30代後半) 「迷惑になってしまうかも」「本当はイヤなのでは?」と思うと、いくら気心知れた相手であってもビクビク。結局頼めず、一人で抱え込んでしまうママも少なくないでしょう。 しかし人間には、助けた相手に好意を抱くという心理があるそう。しかも、自分が助けてもらったときよりも、助けてあげたときのほうが、相手に対する思いが強化されるというから驚きです。 これはつまり、お願い上手が対人上手ということ。下手に遠慮したりためらったりせず、思いきって頼れる人のほうが、周囲から愛されるというわけなのです。 ■気分よく引き受けてもらうためのテクニック とはいえ、ただお願いすればいいわけじゃないのが難しいところ。相手をうまく動かすテクニックは3つ。これらを駆使できればきっと、しこりを残さずスッキリと、関係を維持することができるでしょう。 1. へりくだらない 「こんなことを頼んじゃって本当にゴメンね」と何度も謝ったり、「後生だからお願い!」といった哀願はNG。相手の心を動かすどころか、「どうして私がやらなきゃならないの?」と、疑問を生じさせてしまうことに…。「○○なので××してください」と、お願いはシンプルかつストレートに! 2. 日頃からこまめに頼っておく 普段から軽い頼み事を繰り返してならしておくと、いざ本格的なお願いをする際、スムーズに。これは、義母などの目上に効果的。「○○を教えてください」「××はどうしたらいいですか?」と日常的に甘えていたほうが、「都合のいいときだけ頼って…」「まったくずうずうしい」などと、嫌味を言われることもなくなるはず。 3. 何度か断られておく わざと大きなお願いをし、何度か断られておくと、それ以降のお願い事はすんなり受けてくれるように。やってあげられなかったという申し訳なさから、親身になってくれるはず。 ただし、これらのテクニックを使うには、自分自身、八方手を尽くしておくのが大前提。ここまではやれたけれどこれ以上はどうしても無理…という努力のあとを見せなければ、誰も動いてはくれません。 ■「また何かあったら言ってほしい」と思ってもらうには? そして最後に、絶対に忘れてはならないのが感謝。「ありがとう、本当に助かりました」「あなたがいなかったらどうなっていたことか」「今あるのはあなたのおかげ」と、言葉を尽くして伝えましょう。 その際に手土産を持参するなど、心をカタチにするのもお忘れなく。ただし、大げさなプレゼントは相手の負担になりかねないので要注意です。 話題になっていたり、なかなか手に入らないおいしいスイーツを、おすそ分け程度に渡すのがおすすめ。重要なのは量より質で、高価すぎないこと。ささやかだけど引きのある贈りものを心がけましょう。 そうやって相手に、「助けてあげた」「感謝された」としみじみ実感させてあげると、あなたに対する好意が急上昇。「また何かあったら言ってほしい」「この人のために何かしてあげたい」と、どんどん次につながっていくのです。
2016年10月24日わが子が年長になると、入学準備のために「あれもやらなきゃ、これも必須」と、いそしむママも多いはず。ただやりすぎてしまうと、あとでかえって大変なめにあうことも…。幼稚園や保育園のうちに本当にやっておくべきことはなんでしょうか。先輩ママや先生たちに聞いてみました! ■やりすぎ注意報発令! 入学準備で失敗しちゃったケースとは 園児から児童へ…。そのステップを前にママたちは、緊張感でいっぱい。かわいいわが子が周囲からおいていかれないように、毎日楽しく学校生活を送れるように、いまからできる限りのことをやってあげたいと思うのがママ心。ピカピカの一年生となるべく磨き上げる気合いで十分です。 いろいろなことを先んじて学んでおけば、余裕ができて気分的にラク。新しい環境でも臆することなく、のびのび楽しく過ごせると思いがちなママたち。ちょっと待ってください! がんばりすぎると空回りしてしまったり、やりすぎてしまったりして、入学後、かえって苦労したケースも少なからずあるようですよ。 ・「字の読み書きや簡単な計算は完璧! そのため授業が退屈で、周囲にちょっかいを出すように…。『なんでこんな簡単なことを間違うの?』と、できない子を傷つけてしまったことも。先生にも疎まれちゃったみたい」(30代前半) ・「入学前にビシビシやらせすぎたせいか、勉強そのものに興味を失っちゃった。授業中はボケーと気が抜けた感じに…」(30代後半) また、先生からはこんな指摘が…。 「何事も最初が肝心! たとえば文字。いい加減な書き順で覚えてしまうと、のちのち修正が大変です。不正確な学習をするくらいなら、書けないほうがマシ。とりあえず覚えさせるだけという学習方法はやめたほうがいいでしょう」(40代前半/先生) わが子のことが心配とはいえ、なんでもかんでも詰めこめばいいというわけではなさそうです。 ■できるようになることは5つ。でもそれ以上に大切なこととは それでは本当に必要なこと、やっておくべきことは何なのか? 入学までにクリアしておくべきことを、一年生の担任経験がある先生たちに聞いてみました。そうすると、「これをできるようになってほしい」とあげた必須事項は全部で5つありました。 整理整頓や服の脱ぎ着など、身の回りのことができる 字を読むことができる 自分の名前を書くことができる 数の概念がある 親子の時間を楽しんでいる 小学生ともなると、「自分のことは自分でする」が基本。これができないと、周囲にからかわれたり遅れをとったりして、自分に自信がなくなってしまうことも。面倒だからと親が全部やってしまうのではなく、基本的なことはたとえ時間がかかっても子ども自身にやらせ、しっかり習慣化しておくとよいそうです。 文字は書けなくても大丈夫。ただし名前だけは記入する機会が多いため、しっかり訓練しておくべき。その際、書き順などもしっかり教えてあげましょう。 反対に文字が読めないと、教科書や黒板に書かれた内容を理解できない、教室に貼ってある紙が理解できないと、授業だけでなく、生活面でも支障が出てしまいます。 そして、数。足し算・引き算ができなくても問題ないけれど、頭の中に、数を思い浮かべられるようにしておくことは大事です。 「お皿を5枚用意してね。そのうち2枚にお菓子をのせておいて」 「ミカンを6個もらったけど、3個食べたらあと何個、残ってる?」 このように、日常的に数を実感させると、算数力が鍛えられるといいます。こうした経験がたくさんあれば、難しい計算でつまずくことが少なくなるそうです。 もっとも重要なのが、会話やスキンシップなどのコミュニケーション。たくさん話して、たくさん笑って…。そうやって、子どもに安心感を与えてあげれば、自立もすんなり。環境の変化にも負けない強い心を備えることができるようになります。 小学校に入ったら、自分のことで忙しくなる子どもたち。母と子が、濃密に過ごせるのは、もしかしたら今だけかも…。一緒の時間を過ごすことが、何よりの入学準備となりそうです。
2016年10月21日毎日、子どもたちの世話に追われるママたち。そんな中、みるみるたまっていくのが育児ストレス。これを発散するにはどうしたらいいのでしょうか? みんなが密かにやっている、とっておきの秘策を紹介します。 ■ママはとにかく健康第一! どうでもいいことにもイライラする、ちょっとしたことでキレやすい、物事をすぐ後ろ向きにとらえてしまう、何をやるにも身が入らない…。 このような自覚症状があったなら、相当ストレスがたまっている証拠。早急に、デトックスを行いましょう。 とはいえ、やることがいっぱいで、毎日フル稼働のママたち。のんびり旅行したり、時間を忘れておしゃべりしたり、心ゆくまで飲んだり…なんて悠長なことはできないものです。 仮にゆっくりできたとしても、「子どもたちは大丈夫かしら?」「早く帰ってあげなくちゃ」と気が気じゃないはず。そうした心配とあせりによって、さらなるストレスを溜めるくらいなら、我慢していたほうがマシ…、なんてママも少なくないでしょう。 でも、発散されずに蓄積されたストレスは、カラダをむしばむこともあるので要注意。ママの健康こそが家族のしあわせ。定期的なストレス解消だって、立派なママの仕事と心得ましょう! ■こころとカラダはつながっている! 多くのママたちが望むのは、時間もお金もかけることなく、パッとリセットできる簡単な方法。実際、多忙な先輩ママたちがどうやって気持ちを切り替えているのか、その方法を聞いてみました。 「犬の散歩がてら公園に立ち寄り、鉄棒などの遊具にぶら下がってカラダを伸ばす。イライラすると、余計なところに力が入ったり、カラダが縮こまったり。そんな凝り固まった背中をビヨーンと伸ばすだけで、気持ちもスーッとなるから不思議」(30代前半) 「逆立ちをする。血流がよくなりあらゆる滞りが解消されて、一気にスッキリ。運の巡りもよくなる感じ。ただ、何度か失敗してふすまに穴が…」(30代前半) ストレスがたまるとカラダが硬くなってしまいます。肉体がカチカチになるとさらに気持ちが落ち込み、悪循環。このように、こころとカラダは連動しているもの。カラダをほぐせばこころもやわらか。ストレッチやちょっとした運動は、ストレス解消の王道です。 また、一心不乱に単純作業をするのも有効なのだとか! 「野菜をひたすら刻む。私のおすすめは、長ネギ。これを数本買ってきて、気が済むまでトントンやり続ける。これをしたあとの夕飯には、みそ汁にもおかずにも長ネギがどっさり。それを見て夫が、『スッキリした?』と聞くのがいつものならわし。残ったネギは、袋に入れて冷凍室へ。必要なときにすぐに使えるので、とても便利!」(40代前半) 家事は、イヤイヤやればストレスのもとだけど、イキイキと取り組めば気分転換に最適。トントン刻んだり、ゴシゴシこすったり…。料理や掃除など、一定の動きを無心に続けていると、充実感に満たされるはず。 ■ひとりになれる、なじみの店を見つけておこう 家族に内緒の癒やしスポットを作っておくことも大事。「私にはあの場所がある!」という希望が、ママをサポートしてくれます。 「買い物ついでにペットショップに立ち寄り、かわいい動物たちを見て癒やされる。私の行きつけの店には看板犬がいて、その子を触ることもできるので、なでたり抱っこしながら、こっそりグチをこぼしている」(30代前半) 「幼稚園に子どもを預けたあと、車で1時間行ったところにある、スーパー銭湯で昼風呂を堪能。近場だと知り合いとバッタリ遭遇する可能性があるので、離れたところまでわざわざ足を運ぶのがポイント。お迎えの時間までまったりして、その日は帰宅後、子どもと昼寝!」(30代後半) 家族とは一緒に行かない、「自分だけの場所」があると、ちょっとだけ「ママ」の重荷から解放されるかもしれません。忙しい日常から逃れたいときにもおすすめですね。 特別なことをしなくても、日々のちょっとしたことでストレスを解消できます。溜め込みすぎる前に、少しずつ発散していきましょう!
2016年10月20日大切なものを壊されたり、人前で赤っ恥をかかされたり、ケガを負わされたり…。ママたちは、思いがけない被害を我が子から受けてしまうようです。日々、どんなことに注意したらいいのか? 子どもと過ごす際の警戒ポイントを紹介します! ■注意すべき部位は… ママたちが意識して守りたいデンジャラスゾーンは、なんといっても「歯」。ふいの頭突きや、睡眠中の蹴りやかかと落としなどで、歯が欠けたりヒビが入ったり、あまりの痛みに神経を抜くハメとなって無残にも変色してしまったり…。 歯に何らかのダメージを受けているママは少なくないよう。歯は財産。普段からガードは忘れずにしたいもの。ここでは、実際にあったエピソードをご紹介しましょう。 「ソファに座り、子どもをひざに抱っこしてテレビを観ていたときのこと。何かの拍子に、我が子の頭がガツンと私の前歯を直撃。そのときの痛みはすぐに治まったけど、それから計2回、同じことが…。3回目のあと、しばらくすると猛烈な歯痛に襲われ、歯科医院へ。レントゲンを撮ったら、はっきりとヒビが入っていた」(40代前半) 「真夏なのにマスクをしていたママ友。理由を聞いてみると、抱っこを嫌がる子どもの腕がぶつかり、差し歯が取れてしまったのだとか」(20代後半) 前歯と同じくらい「鼻」をやられる人も多数。起きたら布団が鼻血まみれだった…なんてこともよくあるようです。特に、子どもの寝相には要注意です。 「縦になったり横になったり、くるっと回転したり…。子どもの寝相は縦横無尽。顔面をやられないようにするには、頭を高い位置にするのが一番。大きいクッションを重ね、子どもの手足が届かないようにしている」(30代後半) 歯と鼻を損傷し、美まで失わないよう、くれぐれも気をつけなければなりません。 ■大好物は鍵とスマホ!? 子どもは、鍵の開け閉めが大好き。ベランダに出たときに、子どもから閉め出されてしまうママは少なくないようです。 ただ、子どもは自分が何をやっているのか、理解できていないことがほとんど。閉め出されたときに「開けて~!」と大声を出したり、ドンドン扉をたたいてしまうと、何が起こったのかわからず、怖くなってパニックに。そうなるともう、開錠どころではありません。 鍵をかけられたときはつとめて冷静に。びっくりさせない、泣かせないことが解決の近道です。 「ベランダで洗濯物を干していたら内側からカギをかけられてしまった。開ける術を知らない我が子はただただ、号泣。夫が帰ってくるまで、ふたりして途方に暮れていた」(40代後半) 「ゴミ出しで家を出たとき、内側からカチャリと鍵の音。ラフな部屋着で外に放り出され、子どもの心配よりも、自分の格好が気になってパニックに。結局、リビングの窓を割って中に入ったんだけど…。ガラスで切ったのか、手が血だらけ! 以来、何をするにもどこへ行くにも鍵持参」(30代前半) また、子どもの興味を引くものといえば「スマホ」。これも、うっかり出しっぱなしにしていると、思いもよらない災難が…。 「カシャッと音がしたほうを見ると、我が子が、風呂上りで裸同然の私を撮影中。しかもそれが、偶然の操作で友人に送られてしまった…。幸いにも、写真はブレブレ。大事なところも隠れてはいたけれど、『ここまでできるのか!』と、戦慄。暗証番号を知っていたことにも驚き。それからは、子どものいないところでスマホいじり。指紋認証に即、変更!」(20代後半) 「知らない間に、大事な写真がたくさん消去されていた。気づくのが遅く、大半が完全削除に…。毎日ちょっとずつ、スマホをいじっては消していたらしい」(30代後半) 子どもは常に周囲を観察し、それをマネしながら大きくなっていくもの。ママをはじめとするオトナたちがやっていることはたいてい、学習済み。どんなに幼く小さくても、決してあなどってはいけません。 このように日々、家庭内で事件(?)が起きているわけですが、それも子どもが成長している証ともいえます。子どもの行動に注意を払いつつも、あたたかく見守りたいですね。
2016年10月17日昼と朝晩の気温差が激しい季節。朝晩は気温がぐっと下がるため、体を冷やしやすい季節とも言えます。風邪にも注意が必要ですが、いまの時期に気をつけたいのは、「腰」のトラブルです。 ある日突然ギックリこないように…。腰痛防止の日常ケアをご紹介します。 ■あなたにも来る!? 腰痛Xデー 「たまに痛みを感じる」 「何となく違和感がある」 「曲がったまま元に戻らないことがある」 このように、腰に悩みを抱えるママはたくさんいます。家事も育児も、カラダを酷使する肉体労働。その無理が腰にきて、ついにはギックリ! 病院のお世話になったママは少なくありません。 重力に反して二足歩行する人間が、腰を患う可能性はそもそも高め。そのうえ、日々の無理が積み重なれば…。いつ何時、症状が現れてもおかしくない状態、まったく自覚がない人だって、決して油断してはならないのです。 そんな、「腰痛予備軍」の私たちが心がけるべきことは、日々の負荷を最小限にとどめること。そしてそれらを、可能な限り解消すること。症状が出ないよう、たとえ出ても軽く済むよう、今日からメンテナンスを始めましょう。 ■腰痛を呼ぶ、5つの「ない」とは? 腰痛予防のためまずやるべきことは、毎日どれほど負担をかけているのか、自身の現状を把握すること。腰によくない5つのシチュエーションをリストアップしました。一つでも当てはまれば要注意、該当数が多いほど、腰痛になる可能性が高いことを意味します。 <チェックリスト> □ 腹、尻、足首…カラダが冷えていても気にしない □ サイズの合わない靴や高いヒールのせいでグラグラ、足首が安定していない □ どちらか一方の脚に体重をのせるなど、立つときに両脚を使っていない □ 長時間立ちっぱなし、もしくは座りっぱなし、同じ姿勢のまま動かない □ 睡眠時、子どもが横にいたりして、手足を伸ばしたり寝返りが打てない 適度にカラダを温める、無理な姿勢を続けない、全身をバランスよく使う…。これが、基本的な腰の守り方。よくないクセをあらためて、少しでも負担を減らしましょう。 ■ちょこっとケアで不安解消! 大事な腰のため、あれこれ試行錯誤するママたち。試したことのある方法を聞いてみました。 「痛みや違和感をちょっとでも覚えたら、産後に使っていた骨盤ベルトを装着。腰が安定するせいか、すぐラクに。ただ、長時間の着用は、ムレたりトイレで手間取ったりと不便」(30代前半) 「筋肉を鍛えれば腰痛対策になると聞いて、腹筋&背筋にチャレンジ。しかし、思ったよりもキツくて即、断念。無理して続けても、かえって腰を痛めそう」(40代前半) 忙しい合間を縫って取り組むには、簡単かつ心地いい方法じゃないとムリ! そこで提案したいのが、目覚めてすぐに行う簡単ストレッチと、隙間時間で楽しむ足湯。どちらも多忙なママにおすすめです。 ●寝起き体操 仰向けに寝たまま両ひざを立てます。両ひざをそろえたまま、左右交互に倒して腰をねじりましょう。その際、上体は動かさないでください。数回行い、腰の動きがなめらかになったと感じたら終了です。 ●ながら足首浴 洗面器にお湯を張って足を浸し、足首を回したりふくらはぎをもんだりして温め&マッサージ。お茶をしながら、テレビを観ながらと、片手間に行ってもいいでしょう。「足浴をする時間が取れない」という人は、入浴時に湯船でやるのもOKです。足首の動きがしなやかになれば、腰への負担が減り、コリやゆがみの解消にもつながります。 この2つを日課にして、日々蓄積されるゆがみをこまめにリセットしましょう。継続は力なり。毎日のちょこっとケアで、大事な腰をトラブルから守りたいですね。
2016年10月15日子どものこと、幼稚園のこと、ママ友のこと…。うわさ話は、日常に飛びかっています。ささいなできごとをおもしろおかしく脚色したり、どうでもいいことをあげつらったり。 そんな、ネガティブな話題はどうかわしたらいいのか? また、うわさ話のターゲットにされないためにはどう振るまうといいのか? 賢いママの対処法を紹介します! ■うわさ話を聞いたら… 社会に身を置いている以上、避けて通れないのがうわさ話。「○○さんて××なんだって」「△△さんの夫は□□らしい…」など、聞くとはなしに聞えてくる会話のなかには、知っておくべき貴重な情報もなきにしもあらず。 すべてをゲスなゴシップと敬遠する必要はないけれど、真正面から受けとめるのはやめたほうがいいでしょう。 「仲のいいママ友の不倫のうわさを聞いて、ドン引き。以来、完全無視していたのですが、しばらくたったころにガセだったとわかり…。申し訳ない気持ちでいっぱいでした」(20代後半) たとえ限りなく事実に近くても、うわさである以上、媒介者の独自見解や悪意がまじるのは必至。多少の尾ひれは当たり前です。まったくのホラ話になっていることも少なくないので、丸ごとうのみにしないようにしましょう。 また、聞いてもほかの人には言わないのがルールです。ネタ元にならなければ非はないと思いがちだけれど、媒介者だって同じです。 うわさ話を広めることで誰かを傷つける可能性もあるのはもちろん、「口が軽い」「信用ならない」など、自分の評判まで落としかねないので要注意です。 「知りあいのママ友が夫婦仲で悩んでいると聞き、何か手立てはないかとある人に相談しました。すると、その人から話がバーッと広がってしまい、期せずして私がネタ元ということに…。 最終的には、『どうやら離婚するらしい』という内容にまで変化していました。当のママ友からは『そこまでこじれていない!』と絶交されちゃうし、周囲からもウソつき呼ばわりされて…。もう、こりごり」(30代前半) さわらぬ神にたたりなし。うわさ話は、人間関係をめちゃくちゃにしかねない地雷のようなもの。どんな理由があれども、他人のプライバシーには触れないことです。 ■ターゲットにならないための3ヶ条 うわさ話には、仲間の結束を強めるコミュニケーションツールとしての機能もあります。そのため、「もう、このへんでやめにしたら?」とたしなめたり、「実際はそんなことないよ」とうわさのターゲットをフォローしたり、内容そのものを否定してしまったりするのはやめた方がいいでしょう。 「つまらない人!」「いい人ぶっちゃって」などと、今度はあなた自身が目をつけられるハメに…。知らないうちに、ターゲットにされてしまうこともあり得るのです。 そんな状況を避けるには、次の3つが重要です。 ・「へー」「そう」と、真剣には聞くけど感想は述べない ・「それで?」「そのあとどうなったの?」などと、合いの手を入れない ・話をすりかえる。たとえばママ友の不倫話をしていたら、「不倫といえば芸能人の○○が…」と、当たりさわりのないネタへと移行させてしまう 大事なのは、“ノリよく聞いているてい”で、流してしまうこと。そうやってニュートラルなポジションをキープしていれば、誰からも反感を買うことなく、うわさ話から距離を置くことができるでしょう。 ■注目されるうちが華!? それでも、あなたがうわさの的になってしまったら…。そのときは、ドーンと受けとめるしかありません。 ただ、放っておくと誤解が誤解を呼び、逃れようのない窮地に追いつめられてしまうこともあるので、数人の味方はキープしておくこと。 「私、周囲からこんなことを言われているみたいなの…」と、信頼できる人に真実をわかっておいてもらえば、人のうわさも七十五日。あっけなく消えていくはずです。 うわさ話の奥底には、ターゲットに対する嫉妬ややっかみ、憧れなどが少なからず存在するもの。うわさをされるということはつまり、周囲をひきつける何かしらの魅力があるということでもあります。 話題にならないよりは、もしかしたら名誉なことなのかも!? そうした開きなおりができれば、怖いものはありません。
2016年10月09日子どものうちに、自転車に乗れるようにしてあげたい。でも、いつごろからはじめたらいいのか、迷っているママは少なくないはず。 どのタイミングでどのような自転車を買いあたえればいいのか…。自転車トレーニングについて、先輩ママにあれこれ聞いてみました。 ■早すぎても遅すぎてもダメ? 年中さんごろになると「我が子もそろそろ…」と自転車デビューを考えはじめるケースが多いようです。一方、スタートが早すぎたり遅すぎたりすると、つまずきやすくなってしまうこともあるのだとか。 「カラダが大きかったので、年少からチャレンジしました。でも、勢いあまって転倒してしまって…。それがよっぽど怖かったらしく、その後の数年間、まったく乗ろうとしませんでした」(30代前半) 「うっかりしていて、自転車を買いあたえるのが遅れた我が家。周囲にはすでに、補助輪なしの子が…。そんななかでヨタヨタと練習するのがイヤだったらしく、しばらくは乗るのを渋っていました」(30代後半) 「5歳くらいになると、お友だちが自転車に乗りはじめるので、本人もその気になりやすい。何に対しても飽きっぽい子だったけれど、ひとりだけ乗れないのは悔しいらしく、毎日必死で練習していました」(30代後半) 集中する、バランスをとる、体重をのせてこぐ、コントロールする…。自転車を乗りこなすためには、さまざまな要素が必要です。心身ともにしっかりしてくる5歳くらいがデビュー適齢期のようです。 「道路に飛び出さないか、転んでケガをしないか…。子どもが自転車に乗りはじめたら、一瞬たりとも目を離すわけにはいかないもの。思いのほか時間をとられるので、購入する際は覚悟が必要!」(30代前半) 誕生日やクリスマスのプレゼントとして、自転車を贈る家庭も多いことでしょう。ただ、自転車を買うということは、親がつきっきりで面倒を見るということ。しっかり乗りこなせるようになるには、子どもの意志はもちろん、親の気合も大切といえます。 ■成功のカギはイメージ! 子どももママも、やる気満々!「自転車も買って、いざチャレンジ!」と気合十分に取りくんでも、そこからは個人差があります。あっという間に乗りこなせちゃう子、なかなかうまくいかない子と、さまざまなパターンがあるようです。 「補助輪つきの自転車にいきなりチャレンジしたら、まともにペダルをこげずに挫折。いくら言ってもカラカラと反対に回してしまい、お手あげ状態でした。 我が家では誰も自転車に乗らないし、小さいころ、ペダル系の乗り物にまったく乗せたことがなかったことを思い出しました。結局、手押しの三輪車からやりなおすことに…」(40代前半) 「小学生のきょうだいたちが毎日ガンガン乗りまわしているので、見よう見まねで即、成功。5歳を待たずして補助輪なし走行を達成しました」(30代後半) 「足を使って動かす、ペダルのない子ども用二輪車はおすすめ。2歳くらいからこれに乗っていたら、カラダの使い方を自然とマスターしたらしく、補助輪なしで自転車に乗れました」(30代前半) 難なくデビューを飾るには、多少なりともこいだ経験があって、誰かがスムーズに乗りこなす姿を見て学習していることがカギのようです。 これらがあると「自転車に乗っている自分」を想像しやすく、そのイメージが成功へと導いてくれるのです。 ■ジャストサイズではじめよう! 初めて購入する自転車。どうせなら長く使えるものをと、ちょっと大きめサイズで考えているママも少なくないはず。でも、先輩ママいわく、大は小を兼ねないのだとか…。 「ちょっとでも大きいと乗りこなせず挫折しやすいので、最初は、ジャストサイズのものを選んだほうがいいです。すぐに小さくなってしまうから、色や形などにこだわらず、安いのがいちばん!」(40代前半) 転んだりぶつかったりするので、高価な新品では思う存分練習できないとの声も。初めての自転車は、誰かのお下がりくらいがちょうどいいみたいです。 うまくいってもいかなくても、お子さんの自転車デビューは、振りかえれば家族のいい思い出になるというもの。まずは、お子さんの気持ちを確認してみるといいかもしれませんね。
2016年10月08日たっぷり遊ぶには時間も体力も足りない、絵本を読んであげる気力もない…。一緒に遊ぼうにもマンネリ化してしまったというママも多いのでは。そんなママにオススメしたいのが「おまじないあそび」。気軽にできるだけでなく、ママと子どもの距離が近くなり絆がグッと深まります。 ■おまじないが子どもの興味関心を倍増させる! おまじないは、神秘の力を借りて思いや願いを叶えようとするもの。漢字で書くと「お呪い」で、なんだかとってもおどろおどろしいけれど、「痛いの痛いのとんでいけ!」もおまじないの一つ。こういった願掛けを母子で共有するのです。 実はこれ、子どもの成長を促し、母子の信頼関係まで強化してくれる、最強のコミュニケーションツールなのです。 ■おまじない遊びで見えた子どもたちの変化 実際におまじないで遊ぶと、どんな変化がもたらされるのか…。実際に楽しんでいるママたちに聞いてみました。 「世界各国のおまじないを2人で調べては、実践しました。生まれ年の硬貨に願いをかけ、それをお守りとして持ち歩いたり、散歩がてら四葉のクローバーを探し、家族の幸せを願って押し花にしたり。それがきっかけとなって外国に興味を持ったり、お金をまじまじ見るようになったり、積極的に自然と触れ合うようになったり…。何気ない日常にもあちこち発見があり、会話も弾むようになりました」(30代後半) 「義母が骨折した際、『早くよくなりますように』と満月に願掛け。それ以来、何かあるごとにこれをやるように。私が体調を崩したときもメソメソせず、『ママ、満月にお願いするから大丈夫!』と。信じる力が養われて、強くなったかな」(30代後半) 「子どもと2人、夫の仕事がうまくいくようこっそりおまじない。それからというもの『あのことはパパには絶対、内緒だよ!』と。秘密ができると心がグッと近くなるというか、前にも増して、わが子と親密になった気がします」(40代前半) おまじないあそびは、単なる願掛けにあらず。誰かを思うやさしさが育まれたり、想像力が豊かになったり…。さまざまな要素がギュッと詰め込まれた情操教育なのです。 ■子どもにかけよう! オリジナルの魔法 おまじない遊びはとってもクリエイティブ。ママのオリジナルで子どものやる気スイッチをONにしたり、子どもに創作させるのがおもしろいものです。 「公園にあるお気に入りの木に2人してしがみついて、子どもが考案した謎の呪文を唱えて遊んでます。『もっと変なの作ろう!』と、まだまだやる気満々!」(30代前半) 「子どもがその気になれなかったり怖気づいちゃったとき、私考案のおまじないで背中を押してあげることも。それらしい言葉をつぶやきながら、ギュッギュッギュッと3回抱きしめるだけ。かなり効果あります」(20代後半) このように、ママと子どもの愛情確認。それが、おまじないあそびです。 特に、小さいころはママにべったりだった子どもも、ある程度大きくなると、おとなしく一緒に遊ぶのはなかなか難しい話。何をやるにも体力勝負になってくるし、知恵もついてくるので昔と同じという訳にはいかず、本気で関わらなければいけません。 ママは家事で忙しく、子どもはテレビを観たりオモチャでひとり遊び。手が離れてラクになるとはいえ、せっかく子どもといるのに、関わりが薄くなるのはなんだかもったいない気もします。そうなると自然に、母子バラバラの時間が増えてしまうのです。 そんな時はこのおまじない遊びで家族の時間を作ってみてはいかがでしょうか。
2016年09月30日「もっと自由にのびのび育ててあげたい」。子どもができると、考えはじめるのが家のこと。 リビングは大きく、収納もたっぷり、小さくても庭があって…と夢は無限に広がるけれど、本当に大切にすべきポイントはどこなのか? 住まいにまつわるあれこれを、先輩ママにリサーチしました! ■家を建てる際の心構えは? 家族の思いをぎっしりと詰めこんで、いざ憧れの新築一戸建て! 家は活力の源であり、やすらぎの場。家族みんなが笑顔になれる、幸福の拠点です。 でも、莫大な金額を払い、ローンまで抱えこむとなると、「失敗したくない」「妥協してはいけない」と、どんどん意固地になってしまうもの。あまりにも力が入りすぎて、ついには、なんのために家を建てているのかわからなくなってしまうことも…。 ・先輩ママの声1(30代前半) 「外観や内装、インテリアにいたるまで、互いに譲れず、ほぼ毎日夫とケンカ。家が完成するまでの約1年間、険悪な状態が続きました。もう家なんかいらないと何度思ったことか…」 熱くなりすぎると、周囲の提案にも耳を貸せなくなってしまうことがあります。とくに、プロの経験をないがしろにすると、結局、自分たちが後悔することに…。 ・先輩ママの声2(30代後半) 「おしゃれな雰囲気を重視したら、結果、使い勝手のイマイチな家に。工務店の意見をダサいと切りすてるんじゃなかった」 新築の肝は、こだわりすぎないこと。家族や建てる人々など、誰かとぶつかりそうになったら、即クールダウンしましょう。 ■先輩ママたちがやってよかったひと工夫 新築で大事なのは、素材や間取り、全体の雰囲気など構造部分。建ってからではどうにもできない箇所を徹底討論することが大事です。希望を出しあい、意見を交換し、時間をかけてすり合わせます。 家を建てたママたちに「やってよかったこと」を聞いたところ、意見が続々。 ・リビングの隣にちょっとした和室があると、赤ちゃんのオムツ替えや昼寝、子どもが病気になったときの看病など…何かと便利。 ・天井を高くすると、狭い部屋も広く感じられる。 ・寝室ではなく、脱衣所のそばにウォークインクローゼットを配置したら、子どもに着替えさせるのが楽に。たたんだ洗濯物もそのまま放置することなく、すぐに片づけられるようになった。 ・天井の梁をむきだしにしておくと、ハンモックをつるすことができる。これがあると、子どもが大喜び! 室内遊びが充実します。 ・建具をやたらと使わず、間取りは広めにしました。いざというときは、家具やおしゃれな布で仕切ればすむこと。そのほうが使い勝手もいいし、模様替えもしやすく便利です。 ・扉を開け放てば、家のなかを一周できる間取りに。雨の日は、子どもたちが追いかけっこしながらグルグル回っています。 一方、「やればよかったこと」といえば…。 ・各部屋に、小さくてもいいから収納をつくればよかった。すべて納戸に押しこんでいるけれど、必要なときにそこまで取りにいくのは億劫。その部屋で使う物は、その部屋にしまえるようにしたほうがいいですね。 細かいところはあとからでも修正可能。でも、基本的な家のあり方は、最初が肝心です。気を抜いてはいけません。 ■人生の一大イベントは楽しまなきゃ、損! 家を建てる際、つい考えてしまうのが、子どもが大きくなったときのことや、親と同居することになったときのこと。 将来やもしもに備えるのも必要ですが、そこにとらわれすぎては、考えがまとまらなくなってしまうこともあります。 大事なのは、いま現在から予測可能な近未来まで。いざとなったらリフォームという手もあるので、どうなるかわからない先々のことは、心配しないほうがいいでしょう。 最低でも3回建てないと、納得できないと言われている家づくり。だったら、あれこれがんばって完璧を目指すより、ノリと勢いで楽しく取りくんだほうがおトクかもしれません。 みんな笑顔の家づくりこそが、その後の暮らしを明るく幸せにしてくれるはずです。
2016年09月29日両親、義父母、友人、夫、子どもへ…。手書きの手紙は、誰もがよろこぶ究極の贈りものかもしれません。文字や文章を上手に書けなくても、きっちりマナーを守らなくても、やさしい気持ちさえあれば大丈夫! 思いを伝えたいとき、心通わせたいときに…。あなたも、大切なあの人に心を込めてみませんか? ■もらってうれしい、手書きレター メールやSNSが普及してから手紙やハガキとは縁遠くなり、出したとしても印刷メイン。昨今、文字を書く機会がグッと少なくなりました。 ただ、いまどきレアだからこそ、あえて送りたいのが手書きの手紙。受け取るほうは驚き、うれしいものです。相手のハートを瞬時に射抜くサプライズ手段として、手紙の利用価値はかなり高いのです。 「いつもはメールで済ますところ、友人に何気なくお礼状を出したら、『なんだかすごく感動した!』と、お返しの手紙が。以来、ポツポツではあるけれど、やり取りが続いている」(30代前半) 「夫に『誕生日プレゼントは何がいい?』と聞いたら、『ラブレター』と。前回、何をあげていいか迷いに迷い、苦肉の策で書いた手紙にいたく感動したらしい」(40代前半) 何気なく出した一通に、思いもよらない相手からのレスポンス。手紙には、人を動かすちからがあるようです。 ■文字だからこそ、心に響く 口では伝えづらい、思いがあふれてまとまらない…。そんなときはゆっくりじっくり、時間を作って便箋に向かい、言葉をつむいでみましょう。 相手を思い、一生懸命言葉を探す作業には、ごちゃごちゃした頭の中を整理し、乱れた心を静める効果が。自身を整え、癒やす…。手紙を書くことは、究極のセルフメンテナンスなのかもしれません。 また、手紙を受け取ることも、心の浄化につながる行為。相手の書いた心づくしの文字が、ハートを大きく揺さぶります。 「お酒は控えて、タバコはやめるべき、もう少し体重を落としなさい…と、父のことを思うあまり、会うとついつい、口うるさくなってしまう私。でも直接意見すると、父は聞く耳なし。しかも最終的には大ゲンカに…。 そんなことが何度も続き、最終手段として手紙を送ることに。最初は、心配やらムカつきやらで収拾がつかず、鋭く感情的な言葉のまま殴り書き。そしてそれを、冷静になって読み返しては推敲(すいこう)。そんな作業を何度も何度も繰り返し、思いや言葉がやさしく熟成され…。 なんと、ポストに投函できたのは1か月後。すると、それを読んだからなのか、父がなんとなく健康志向になって…。手紙のおかげで、ようやく心が通じ合いました」(30代前半) 「20年来の親友から、初めてもらった長めの手紙。その字は、思いのほかへたくそ(笑)。何でもそつなくこなせる優等生タイプだと思っていたけれど、実は不器用な人だったのかもと、なんだかほのぼの、愛しさが募りました」(30代前半) 「引き出しを開けてみると、いつ入れたのか、折り紙が一枚。それは、息子からのラブレター。一生懸命書いたであろう鏡文字の『すき』に、胸キュン! ひそかに涙しちゃいました」(30代後半) 書くもよし、読むもよし。手紙ほど、素敵なツールはありません。 ■心を動かすひと工夫 季節の便箋を選んだり、イメージに合わせて切手をチョイスしたり、ハンコやシールでデコったり…。あれこれ楽しめるのが手紙の醍醐味。工夫は無限大です。 おすすめは「香り」。便箋に好きなアロマを移しておいたり、小さな匂い袋・文香を封筒にしのばせたり…。五感が刺激され、いつまでたっても忘れることのない、記憶に残る一通となること間違いなし! 文字色も同様で、黒以外でしたためれば、インパクト大。あなたの思いがしっかりと、相手の心に刻まれるはずです。
2016年09月28日初めての子の育児が落ち着いてくると、気になりはじめるのが2人目のこと。でも、今でさえあれこれ大変なのに、さらにもう1人増えてしまったら、いったい生活はどうなっちゃうの? 本当に…決断しても大丈夫!? ■2人目の「壁」の向こう側、実際はどうなってるの? 人によっては、勢いで産むことができた1人目の子ども。でも、実際に出産を経験し、育児の渦中に身を置くと、責任の重さと大変さがひしひし…。そのために2人目は、悩んだりためらったり、どうしても慎重になってしまうものです。 実際、先輩ママにどのような日々を送っているのか聞いてみると、次のような回答が。その大変さは想像以上…とにかくハンパありません。 ・下の子を授乳しながら上の子のお世話。常にカラダをフル稼働! ・2人一緒にいるとすぐケンカ。一日中、仲裁に入っている感じ。 ・上の子が赤ちゃん返りをし、さらに手がかかるように。 ・一緒の保育園に預けられず、送迎が地獄! ・割引やサービスがあるとはいえ、どうしたって支出が増える。 ・重たい赤ちゃんと動き回る幼児…2人を連れての移動が大変! ・疲れがピーク! 自分の劣化が止まらない…。 ■それでもやっぱり、子どもはかわいい!? とはいえ、増えるのは労力だけでなく、当然、喜びや楽しみも格段にアップ。単純に我が子はかわいいし、1人目ではまったく持てなかった余裕も生まれ、適度に手を抜きながら、心から赤ちゃんとの時間を楽しむことができるのだそう。 さらに、上の子の目覚ましい成長をまの当たりにできるのも大きなメリット。下の子に嫉妬したり、いらぬちょっかいを出しつつも、一生懸命きょうだいの世話をしようとする我が子のけなげさには胸キュンです。 中には、大変そうなママを気遣って、パパ以上の働きを見せる子も。同志のような連帯感も生まれたりして、母子関係も大きく変化するそうです。 きょうだいとはいえ、似て非なるもの。性格も違えば育て方も違う。そうした違いを驚き、楽しめるのも、きょうだい子育ての醍醐味。家庭内も活気づきます。 ■先輩ママの決断の決め手 自分にできるのだろうか…。そんな不安を抱えつつも壁を乗り越え、きょうだい子育てにいそしむ多くの先輩ママたち。決断の決め手は、とにかくエイヤッと飛び込んでしまうこと。まだ始まってもいない苦労に心砕くのではなく、「2人目が欲しい!」という純粋な思いにだけフォーカスして、とにかく突っ走るのだそうです。 「1人目を乗り越えたら2人目からは楽勝!」(30代後半)、「子どもが増えるたび心身ともにパワーアップしていく感じ。だから、2人目だろうと3人目だろうとへこたれることはありません」(40代前半)なんていう心強い声も。 結局は、案ずるより産むが易し…ということみたいです。
2016年09月24日子どもは、親が思っている以上に賢い存在。簡単には言うことを聞いてくれないし、かと思えば、期待以上の行動をすることも! そんな我が子に認められるには、ガミガミ怒ってもダメ、やさしすぎてもダメ…。子どもの心に響く、親の振る舞いについて考えてみましょう。 ■こんなママにはがっかり!? リアルエピソード 誰よりも大好きで大切なママは、子どもにとっては絶対的な存在。ママ自身、我が子から愛されている自負はあるはず。 とはいえ、子どもの目は節穴にあらず。ママだって、理不尽なことをすればおかしいと疑うし、ウソがあれば子どもはそっぽを向いてしまうことも。 ママたちが子どもからの信頼を失ったと感じたエピソードを紹介します。 「散歩の約束をしていたけれど、何だか面倒くさくなって昼寝をしていました。しかも、そのことを子どもに責められ、『行くなんて言ってない!』と逆ギレ。シラをきりとおす私に、子どもは呆れ顔でした…」(30代後半) 「子どもの要求に対し、『あとで』『明日』『来週やろう』などと曖昧な返事を繰りかえしていた私。あるとき動物園に行こうと誘ったら、『どうせ行く気ないんでしょ』と言われてしまいました」(40代前半) 幼いからといって、わからないと思ったら大まちがい。まっすぐな眼差しで相手のことをしっかりとらえています。 また、子どもにたしなめられるケースもあるようです。 「いつのまにか自分の名前を書けるようになっていた娘。その字があまりに不格好だったので、『もっと上手に書けるよう練習しようね』と言ったら、『どうしてまず、すごいねって言ってくれないの?』と言われ、反省しました」(30代前半) 「生理でイライラ。どうでもいいことでギャーと怒ってしまい、ハッと我に返って子どもを見ると、納得のいっていない、冷めた目をしていました」(20代後半) 失った信頼を取りもどすのは大変なこと。子どもに対しては誠心誠意、真剣に向きあうといいでしょう。 ■できることからはじめる! 目指せ理想のオトナ像 利害や損得など一切関係ナシ。好きか嫌いか、快か不快か…。子どもの判断は、じつにシンプルです。 本能で生きる子どもにとって、信頼できるオトナは、必要なものは欠かさず与えてくれて、望みや欲求を叶えてくれる人物かもしれません。 とはいえ、欲しい物をなんでも買ってくれたり、何をされても叱ったりしない、単なる都合のいい人ではありません。自分のことを全力で守ってくれて、よろこびと安心感を授けてくれる人こそが理想なのです。 そんなオトナになるために、日々気をつけたいことをまとめました。 ・発言に一貫性を持ち、ブレない ・しかることはあっても、感情に任せて怒らない ・ダメなことはダメと、はっきり教える ・いいことはしっかりほめる ・遊ぶときは一生懸命、真剣に付きあう ・できない約束はしない ・いつでもどこでも温かく見守る すべて完ぺきしようとすると、ママの負担になってしまいます。上記を心に留めておいて、イライラしたときなどに、思い返すといいでしょう。 ■いつでも子どもに寄りそって 子どもが求めているもの、子どもにとって必要なものを与えてあげることが、信頼の基盤。でも、余計な押しつけは親のエゴにもなりかねないので、気をつけましょう。 毎日子どもを観察していれば、何をしようとしているのか、何を欲しているのかはっきりと見えてくるもの。何はなくともそばにいて、子どもに目をかけること。それができれば子どもは、ママを心から頼り、伸び伸び安心して暮らすことができるでしょう。
2016年09月17日子どもを持つ親の心配事のひとつに「いじめ」があります。いじめられるのはもちろんのこと、万が一いじめる側になってしまったらと思うと、気が気ではありません。人の気持ちのわかる、やさしい子どもになってほしい…。先輩ママの経験を踏まえて、思いやりの育み方を紹介します。 ■頭で理解するよりも、“見て”“感じて”思いやりを学ぶ 「思いやりって何?」と子どもに聞かれたら、なんと答えたらいいでしょうか。あるママが「自分以外の人や動物にやさしくすることだよ」と返したところ、子どもは理解できなかったそう。 「やさしくするってどういうこと?」「人の気持ちはどうやったらわかるの?」と延々と質問され続け、ママはお手上げ状態に。目に見えない気持ちを教えるのは大変だと痛感したそうです。 思いやりとは、他者に気を配ること。相手の気持ちになって行動すること。ただそう言われても、子どもには何のことやらさっぱり。まだまだ経験が乏しいため、抽象的な言葉ではきちんと理解できません。 思いやりの学習は、“見て”“感じて”学ぶもの。ママが具体的なお手本をたくさん見せ、そのつど子どもが実感することで、少しずつ理解できるようになるのです。 まさにこのことを実感したママたちのエピソードを紹介します。 「電車の中でお年寄りに席を譲ったり、あとから来る人のためドアを開けて待っていたり…。そんな私の振る舞いを見て、『何でママが立つの?』『どうして開けっぱなしにするの?』と、いちいち聞いてくる娘。きちんと説明すれば納得して、自分もマネしようとするのですが…。子どもって、わからないことだらけなのね」(30代前半) 「休日、たまにはのんびりしたいだろうと、夫を置いて外出。そうしたら息子に、『パパをひとりぼっちにしてかわいそう』と怒られてしまいました。パパをひとりにすることもやさしさなんだと息子に力説しました」(40代前半) ■思いやりの要は「想像力」 やさしさの実感とともに重要になるのが、想像力。どうしたら相手の役に立てるか、どうやったらよろこんでもらえるかなど、先々に思いを馳せるためには、普段から考える訓練が必要です。 「『お友だちを叩いたらどうなる?』『泣いていたらどうしたらいい?』などと、さまざまなシチュエーションを題材に、子どもに質問しています。とんちんかんな答えも多いけれど、訂正すれば理解してくれるし、このやり取りのおかげか、ちょっと立ち止まって考えてから行動できるように」(30代後半) 「絵を描いているときは『赤と青を混ぜたら何色になるのかな?』、宅配便が届いたときは『おばあちゃんから送られてきた箱の中身は何?』などと、いろいろなことをクイズにして楽しんでいる我が家。子どもは真剣になって、必死であれこれ考えます」(30代前半) このように日ごろから思考をフル稼働させていると、想像力はどんどん鍛えられるそうです。 ■母の愛で我が子を満たす! 他人を思いやるために重要になるのが、自分が満たされているかどうか。自身の心がすさんでいたら、とてもじゃないけれど、思いを馳せることなどできません。 それは、子どもだって同じこと。いくらママに口うるさく言われたって、自分のなかに温かな感情がなければ、人にやさしくなどできないでしょう。 ありったけの愛で我が子を包んであげること。それこそが、ママが果たすべき重要な役割といえます。 しっかりとやさしさで満たしてあげて、思いやりある人間へと成長してくれるといいですね。
2016年09月16日秋は旅行や帰省、レジャーなど、ママと子どもで外出する機会がいっぱい。聞き分けのない幼い子どもと、いかに効率よく行動するか…。ムダな動きでヘトヘトにならないための、準備と心構えを紹介します。 ■出発前の鉄則! 早めの荷づくりテクニック 子どもとガッツリお出かけするときは、数日前から準備を始めなければなりません。なぜなら、旅の成功も失敗も荷づくりにかかっているからです。 最初はアレもコレも必要と荷づくりをしますが、気がつけばとんでもない大荷物に。そこから、何日もかけて中身を吟味します。 これを旅の前日、たった一日でやろうとすると焦ってしまい、「もう全部持って行っちゃえ!」と開き直ってしまうので要注意。ムダを削ぐ作業が不十分だと、重くなりすぎて苦労したり、不要な物ばかりでイライラすることになります。そうならないよう、荷づくりは余裕のある状態で行いましょう。 選別した荷物は、旅先へ配送。もったいないと思うかもしれませんが、荷物と子どもを運ぶ労力を考えたなら…。激安といっても過言ではありません。こうやってラクをするためにも、準備は早いほうがいいのです。 荷物が用意できれば、元気に出発するだけ。そのために、前日の睡眠は重要です。子どもも、体調を崩さないよう、数日前からムリはさせないこと。親子の旅は、何といっても体力勝負。体調は万全にしておきましょう。 ■子連れママを助ける必需品リスト 移動の最中、ママにとって必要最小限の荷物は次の8つ。子どもをあやすオモチャや本などを、持っていきたくなりますが、なければないでどうにかなるものは、潔く諦めましょう。 ・お金や切符、スマホなどの貴重品 ・母子手帳&健康保険証 ・おむつや着替え ・薄手のバスタオル ・ビニール袋(数枚) ・ウエットティッシュ ・水 ・おやつ おむつは、すでに卒業した幼児のためにもあってよし。急なトイレはもちろん、吸水力が抜群なので、飲み物を派手にこぼしたときなどにも迅速に対応できるはず。 タオルは、汗拭きや汚れ拭き、冷房や日よけとして体にはおったり、昼寝用の枕になったり。 ビニール袋も、ゴミやエチケット袋として、汚れ物を扱う際は手袋として…と、大活躍します。この3つは、思いがけない事態に思わぬ力を発揮する、変幻自在の便利アイテムです。 ■最悪の状況にならないために… 荷物と体調さえ整えば、旅は成功したも同然です。とはいえママは、ケガや事故から子どもを守るため、一瞬たりとも気が抜けません。 見知らぬ土地での迷子も懸案事項。万が一うろちょろしても、すぐに追いかけられるよう、音の鳴る靴を履かせたり、グッズを身に着けさせたりするのがおすすめ。 ちなみに私は、つけはずしが簡単なクリップタイプの小さな熊鈴をホームセンターで購入し、子どもの背中に装着。一瞬の隙をついて姿をくらましたときも、音を頼りにすぐ見つけることができました! そんな子連れのプレッシャーのみならず、想像以上の暑さや混雑で、何度も心が折れそうになる子連れ旅。そんなときは、次のことを思い出すだけでも気持ちがラクになります。 ・何事も急がず焦らず、間に合わないときは諦めてよし! ・少しでもムリだと思ったら誰かに甘えてよし! ・どうしても大変なら引き返してよし! こんなふうに自分を許し、励ましながら、とにかく楽しんだモノ勝ち! 何事も行き当たりばったり、ハプニングをおもしろがり、イライラすらも思い出にして…。ママと子どもの大冒険、気をつけていってらっしゃい!
2016年09月15日毎日なんとなく過ごしてしまい、子どもとゆっくり向き合えていない気がする…。そう感じているママも多いのではないでしょうか。そんなときは、月に1回「わが子の日」を作るといいかもしれません。 いったいそれはどんな日で、どう過ごしたらいいのか? 先輩ママたちに聞きました! ■わが子に全力を注ぐ一日 「わが子の日」は読んで字のごとく、愛する子どものために時間と費やす日。ふだんはじっくり相手してあげられない罪悪感やマンネリを払拭するためのイベントです。 先輩ママたちが「わが子の日」を導入したきっかけを教えてもらいました。 「仕事を再開したら、当然ながら子どもとの時間が激減。そのおわびに…」(30代後半) 「いつも一緒にいるのに、ついついダラダラ。適当になりがちな毎日にハリが欲しくて、子どものためというよりも、自分に気合いを入れるためにスタート」(40代前半) 「わが子は双子。いついかなるときも2人まとめてが基本で、個別に関わることはほとんどなし。ある日ふと、たまには1人ずつ関わるのも新鮮かな、と」(40代後半) 月に一度の「○○くんの日」、2カ月に1回は「××ちゃんデー」と、その呼び名や頻度は家庭によってまちまち。しかし共通するのは、家事も仕事もすべて後回し、全精力を傾けて子どもと向き合う一日ということです。 「やりたいことを一つ挙げてもらい、それを家族で実行。とんでもない内容も、甘んじて受け入れます」(30代後半) 「モノより思い出の日。何かを買い与えるのではなく、子どもの夢を、一緒に実現してあげるのです」(40代後半) とはいえ、わが子の言いなりになって、一方的に尽くす日ではないのだそう。子ども主導ではあるけれど、言うなれば、親と子のチャレンジの日。オトナも"子ども目線"になって、ともに非日常を経験する「冒険の日」なのだそうです。 ■「わが子の日」には何をするの? そんな「わが子の日」、各家庭の「冒険」の中身を覗いてみましょう。 「小1の息子に希望を聞いたら『玄関に布団を敷いて、ママと2人きりで寝てみたい!』とのこと。何じゃそりゃと思ったけれど、いざやってみたら新鮮! そわそわ落ち着かず寝不足だったけど」(40代前半) 「年長の娘とカレー作り。買いものから調理に至るまで、リーダーは娘。当然、入れるのは子どもの好きな食材のみで、アメやチョコレートなどもイン。包丁や火を使うときはフォローするものの、あとはほぼお任せ」(30代前半) 「ママと家で2人きりというのが、年中の息子のリクエスト。夫と娘には終日外出してもらい、絵本を読んだり散歩をしたり、一緒に昼寝をしたり…。久々、ゆっくり食べるお昼ごはん、抱きついたりすり寄ってきたり…。息子のはしゃぎっぷりに、『いつも我慢してるんだなぁ』と、涙が出そうになりました」(30代前半) 子どものリクエストはなかなか斬新。想定外の発想に振り回されてスリリングだったり、子どもの本音に触れて胸がキュンとしたり…。母子ともども、感動的な一日を過ごせるようです。 ■母子関係、どう変わる? 「わが子の日」を行うことで、子どもは信頼を深め、ママは意外な感性に驚き…。「親子」という枠を超え、互いの心に、尊敬の念が生まれるかもしれません。 自分のために一生懸命になってくれる親を子どもは誇らしく思い、大はしゃぎのわが子を、親は心から愛しく感じるはず。 また、子どもが愛されている自信を得るからか、「聞き分けがよくなった」「何でも自分でやるようになった」など、自立心が強まったという声も。イラッとしたときなどは、「わが子の日」のことを思い出すようにすると、怒りを静めることもできるのだそうですよ。
2016年09月12日幼いとはいえ、どうにかしたい我が子の振る舞い…。言うことはまったく聞かないし、どこに行ってもNG行動ばかり。こうした、外出先における子どもの傍若無人ぶりに、頭を悩ませているママもいるかもしれませんね。 そこで今回は、子どもとのおでかけをもっと楽しくするための「子どもを変える家庭習慣」を紹介します。 ■我が子の行動を変えるには? 外出先ではしゃぐ子どもを制御しきれず、周囲から白い目で見られてしまったり、公衆の面前で思わず子どもを怒鳴ってしまったり。周囲の迷惑にならないようにとあれこれ気を使うも、空回り。そしてそのあせりが子どもに伝わって、さらに収拾のつかないことに…。 ほかの多くのママも、こうした苦い思いを経験済みです。 「私に怒られたショックで、子どもが泣き叫びながらジタバタ。抱きしめても収まらず、急遽家に引き返したことも」(30代前半) 「『もう知らない!』とそっぽを向いたら子どもはギャン泣き。周りには『虐待!?』とヒソヒソささやかれ、私まで泣きそうに」(30代後半) あれをやってはダメ、これはいけないと厳しく注意しても、即座に改められないのが子ども。わかってはいるけれど、ついその場でどうにかしようと躍起になってしまうものですよね。 子どもの行動を変えるには、日々の積み重ねが何より大事。何度も何度も同じことを繰り返し、カラダにしっかり染み込ませてあげれば、とっさのお出かけ時にも対応できるようになるでしょう。 ■今すぐ始めたい家庭習慣 子どもの行動を変えるうえで、重要になるのが家庭での日々の過ごし方。幼稚園や保育園での教育ももちろん重要ではありますが、習慣化という観点では、家庭に勝るしつけの場はなし。気持ちよく外出するために、まず家でのあり方を見直してみましょう。 先輩ママに聞いた、「おすすめの習慣」をまとめました。 ・テレビやDVDなど、夢中になりやすいものは、「5時までだよ」と、必ず終わり時間を決めてスタート。「もう少し!」とせがまれても、一切延長なし。潔く諦めるクセをつける。 ・幼稚園など外から帰ってきたら、何があろうともまず、うがい手洗いとお片づけ。おやつを食べたり遊んだり、そうした欲求の前にワンクッション置くレッスンを。 ・ペットのごはん、植物の水やりなど、簡単だけど絶対に欠かせない役割を与え、責任感を養う。 ・些細なことにも「ありがとう」と「ごめんなさい」は必須。この繰り返しで、いいことと悪いことの分別がつくように。 ・「あなたはどう思う?」と、あえて子どもの意見を聞くように。自分の意見を言いなれることで、泣いたりわめいたりが減っていく。 ・子どもの要望は後回し。待つことを覚えさせる。 我慢や忍耐を学習したり、責任感を身につけたりして、ブレない気持ちを訓練することが大事。そうした土台があれば、どこに行ってもすぐに自分を立て直せる、切り替えの早い子どもに変わるそうです。 ■お手本は、ママ! 子どもはモノマネ名人。日常の何気ない親の姿をモデルに、自身を構築しています。 子どもに守ってもらいたいことがあれば、まずママが率先して行うこと。子どもの行動を変えたいなら、「どう振る舞うべきか」を、ママが身をもって見せてあげましょう。 「○○をやりなさい」「××はダメよ」と言葉で促すことももちろん大切ですが、それ以上に、自身の振る舞いが重要。子どもは、いつだってママがお手本です!
2016年09月12日家庭も仕事もうまくいっている、子どものデキがいい、いつも幸せそう…。誰の心にもある、他人をうらやむじっとりとした気持ち。 どうしたらこの「嫉妬心」とうまく付き合えるのでしょうか? ママの心を支配する、しつこいモヤモヤを解決しましょう! ■適度な嫉妬は必要だけど… 他人をうらやむ気持ちは、誰の心にも少なからずあるものです。どちらかというとネガティブなイメージですが、嫉妬は重要なエネルギー。頑張ったり努力したり、これがあるからこそ人は、上を目指して頑張ることができるのです。 ただそれが強すぎる場合はかなり危険。見栄を張ったりウソをついたり。そのしっぺ返しで苦い経験をしたママも…。 「本人はキレイでダンナさんもステキ、おまけにお金もそこそこありそうなママ友。彼女のことが気に食わなくて、あちこちで悪口を吹聴。でも気がついたら、私のほうが仲間はずれにされていました」(30代後半) 「周囲に負けじとちょいちょいブランド品を買っていたら、当然ながら貯金が激減。夫に気づかれ、大ゲンカに!」(30代前半) 「仲良しのママ友たちにレベルを合わせるため、夫の学歴をちょこっと詐称。だんだん、話のつじつまが合わなくなってきた…」(40代前半) 嫉妬は、毒にも薬にもなる危うい感情。心をむしばまれないよう、気をつけなければなりません。 ■あなたのねたみレベルをチェック! 適度な嫉妬は糧になるとはいえ、それがグングン膨らんできたら要注意です。そうならないよう、まずは自分の嫉妬レベルをチェック。過度な嫉妬心にさいなまれていないか、しっかり確認しておきましょう。 【チェックリスト】 □人と同じ物が欲しくなる □物事を勝ち負けで判断しがち □他人のいいところよりも、ついついアラを探してしまう □自慢話をしがち □何をやるにも目標が高い □自分がうらやましがっていることを表に出さない □自分に足りない部分ばかりが気になる □ほめ言葉を素直に受け止められない □他人のSNSをこまめにチェック □夫のこと、子どものこと…相手の家族について知っておきたい 当てはまる項目が多いほど、嫉妬度数が高まっている状態。半分以上チェックが入ったら…クールダウンが必要です! ■嫉妬に支配されないための、とっておき3ステップ 嫉妬心をやわらげるには、自分の心としっかり向き合うこと。無理やり押さえ込んだり消し去ろうとするのではなく、段階を踏んで、しっかり解放してあげることが大切です。 1. 相手のどこに嫉妬しているのか…うらやましい部分をとことん追究! 2. 「私は○○さんに嫉妬している!」と自分にはっきり言い聞かせる! 3. 「いいな~」「スゴイ!」などと、口に出してとことんうらやましがる! この3ステップで嫉妬の存在をしっかり認めてあげれば、黒く渦巻くことはナシ。嫉妬を、ポジティブな感情へと昇華できるはずです!
2016年09月11日家事に育児に仕事にと、多忙なママは自分の時間を諦めがち。でも、その気になればできることはたくさんあります。どうすればプライベートを楽しむことができるのか…。 日々充実している先輩ママたちに、そのコツを聞いてみました! ■ママたちの充実度をわけるのは、罪悪感の有無!? 思うように時間がとれないと、余裕のない日々をなげくママたち。たしかに、やることだらけなのは紛れもない事実です。家事の段取りやら夕飯の献立やら、頭のなかだって、つねに考えることでいっぱいです。 でも、そもそも時間はひねり出すもの。ヒマができたら、育児がひと段落したら…なんて言っていたら、一生、自分の時間とは無縁の生活になってしまうかもしれません。 やりたいことを思う存分できているママと、できずにいるママをわけるのは、罪悪感の有無のようです。子どもがかわいそう、夫に申し訳ない…と自分で自分を悪者にし、気持ちをおさえてしまう方もいることでしょう。 何ごとも、思い立ったが吉日! はじめたいときに、とにかくはじめてしまいましょう。思いきって習いごとをはじめたママたちの声を紹介します。 「週に1回、1時間の習いごとは、行き帰りの時間を含めて全部で3時間。絶対に無理だと思っていたけれど、いざはじめてみたら、たいした支障もなくびっくり。 最近では、仲間とお茶を飲んでから帰ることもあります。自分の時間ができると手の抜きどころもわかってきて、時間の使い方もおのずと変わってくる。ダラダラせず、前よりムダのない毎日を送れているかも」(30代後半) 「応援してくれているわけではないけれど、思ったほど文句もなく…。しれっとはじめたのがよかったのかもしれません」(30代前半) やりたい、はじめたい、挑戦したい…。自分の時間を楽しみたいなら、前向きな気持ちを大切に。とにかく一歩踏みだしてしまえば、あとはなんとでもなるものです。 ■充実の理由は制約にあり! とはいえ、子どもをどうするか、夫にどう留守をお願いするかなど、クリアしなければならないこともあります。そうした問題を、先輩ママたちはどのように解決してきたのでしょうか。 「とにかくカラダを動かしたくて、地域で募集しているスポーツ講座の受講を決意。ただ、自由になるのは、子どもが幼稚園に行っている平日の午前中限定です。 スケジュールも考慮した結果、受講できるテニスと水泳のうち、まるで未経験のテニスに決定。何がやりたいかではなく、何ができるかで選んでしまったけれど、これもご縁かなと思います」(30代前半) 「夫が休みの土曜日が、私のプライベートデー。食事の用意などの事前準備は必須だけど、子守りをしてもらえるだけでもありがたい!」(30代後半) ママの自由には、無理や制限がつきもの。それを疎ましく思うのではなく、そのやりくりすらも楽しんでしまいましょう。 あれこれ限られているからこそ、集中して有意義かつ濃厚な時間を過ごせるというものです。子育て期の不自由さは、ハンデではありません! ■ママの「楽しい」が子どもの可能性を広げる ママ本人が趣味や習いごとに励んでいると、そのがんばる背中を見て、子どもの自主性や好奇心も育まれるそう。 「私がやっているのを見て、娘もバレエをスタート。母子でレッスンを受けるようになって、さらに絆が深まったような…」(30代前半) 「楽器をやらせようと教室見学に連れて行ったときはまるで興味なしだったのに、私が所属する吹奏楽のコンサートをみせたら一発! 『音楽やりたい!』だって」(30代前半) 「習字の課題を書いていたら、子どもが字に興味津々。そのせいか、かなり早い段階で、『あいうえお』が書けるようになりました」(30代後半) ママの生き方が、子の可能性を左右することも。楽しくアクティブに過ごしていれば、おのずと我が子の人生も広がっていくはずです。
2016年09月10日親はわが子の将来を思い、幼い頃からさまざまな機会を与え、いろいろなことにチャレンジさせようとします。その中でなにが、子どもにとっての財産になるのか? 先輩ママたちが今までの経験から「やらせてよかったこと」について聞いてみました! 先輩ママのオススメTOP7 子どもの可能性は無限大。凝り固まったオトナと違って柔軟性に富み、制限や限界とも無縁。その気になれば何でもできちゃう才能のかたまりです。 とはいえほったらかしでは、せっかくの芽も花開くまま。そんな子どもに、「経験」というチャンスを与えてあげるのがオトナの役目かもしれません。 ただ、情報や選択肢が多すぎて、「何をやらせたらいいのか?」と、わからなくなっているママも少なくないはず。そこで、先輩ママの経験から、オススメを選んでみました。 英語 「英語がしゃべれると人生が広がる。ものおじしないで、外の世界へと飛び出していける」 「人との関わり方が積極的かつ一生懸命になったような…」 水泳 「カラダが丈夫に。細マッチョのボディは、わが子ながらほれぼれ!」 「身を守るスキルとして必須」 「私自身、泳げなかったため苦労した過去が…。『泳げない』というコンプレックスだけは背負わせたくなかった」 ピアノ 「楽譜を読めるようになるのは大きな自信となる」 「気分転換によく弾いている。いい趣味ができたと思う」 アウトドア 「お風呂に入れない、ぐっすり眠れない…など、キャンプなどでちょっと不自由な思いをしておくと、災害など、いざという時にへこたれにくい」 「夜の暗闇や満点の星空など、普段経験できない自然の強大さに驚き!? 」 「枯れ枝を拾って火をおこしたり、川で魚を釣ったり…サバイバル能力が磨かれる」 農業体験 「いろいろな虫を怖がらなくなる」 「花や野菜の生育過程が学べる。世話の大変さと収穫の喜びも」 「汗水流して気分爽快。土いじりは心を安定させる」 ペットの飼育 「かわいがる、守るという意識が芽生えた」 「ごはんをあげたり散歩に出かけたり…。どんなに面倒でも、やらなければならないことがあると学んだ」 「病気の大変さや死の悲しみを知った」 海外旅行 「『違い』を受け入れ、楽しめるようになった」 「自分の中にあるいろいろな常識がくつがえされ、変なこだわりが少なくなった」 すべての経験にムダはなし! 「これまでいろいろ経験するチャンスをあたえてみたけど、そのすべてにたいした興味を示さず。実際やらせても、好きになることもなし。これって、ムダ骨!?」 せっかく機会をあたえても、見向きもしなかったり三日坊主で終わったり…。「ムダ」だと感じたママもいるようですが、たとえまったく成果を実感できなくても、落ち込む必要はありません。 何事も、経験することに意義あり。「合わない」「嫌い」も立派な学習です。ママが子どもにあたえたチャンスはすべて、血肉となって子どもの人生を支えていきます。 もっとも大切なことは…ママががっかりしたり、あきらめないことです!
2016年09月08日まじめで一生懸命なママは、できなかったことやうまくいかなかったこと、自分のダメな部分にこだわりがち。他人と比較し、落ち込み、自分を責める…。そんな負のスパイラルに陥らないよう、他のママたちのダメエピソードをご紹介。これらを読めば、「私だけじゃなかったんだ!」「ママだって人間だもの」と、一気に心がラクになるはずです。 ■ウソも方便!? ママの日常 子どもにとってママは、完璧なるオトナ。とにかく正しい絶対的な存在です。でもその正体は…かなりのウソつき!? 「ウソはダメ!」などと子どもには言い聞かせつつ、自分に都合よく振る舞っているママのなんと多いことか…。 「私の寝坊で幼稚園を連日遅刻。『子どもが行きたがらなくて困っている』と、先生には報告している」(30代・前半) 「子どもが大事に保管しているお菓子を、夜な夜なつまみぐい。『食べた?』と聞かれてすっとぼけるにとどまらず、『人のせいにしないで!』と逆ギレしてしまった」(30代・前半) 「大事にしていたアクセサリーが忽然と消え、『僕じゃない!』と言い張る我が子に事情聴取。『どこにやったの?』『早く出しなさい!』と散々責め立てたあと、別のところに保管していたことを思い出し…。結局、濡れ衣を着せたまま」(30代・前半) ウソをつくのはあくまで、母としての立場を守るため。子どもに申し訳なさを感じつつ…ママたちはこっそり、真実をねじ曲げているようです。 ■ママは現在修業中! また、完璧とは程遠い未熟な振る舞いも当たり前!? 手を抜いたり気が抜けたり、気が回らなかったりやりすぎたり…、絶賛修行中なのです。 「夫が出張で不在だと、夕食メニューがかなりいい加減に。お弁当だったり菓子パンだったり、時にはお菓子そのものだったり…。とても大きな声で言えないモノを、子どもにこっそり食べさせています」(30代・後半) 「外出時、あまりにも息子が言うことを聞かず、疲れと悔しさで泣けてきた…というか、普通に公衆の面前で泣いてしまった。息子もびっくり。あの光景がトラウマになっているようで、ちょっとでも泣き顔になるとビクビク…」(20代・後半) 「幼稚園の面談時、先生に子どものいいところを聞かれて言葉に詰まってしまった。短所や困っているところならどんどん言えるのに…。子どもを愛しているけれど、ちゃんと見ていなかったと反省」(30代・後半) 「幼稚園の参観日。一人言うことを聞かない我が子に対し、顔ではほほ笑みつつも、内心イライラ。私のもとに駆け寄ってきたとき、抱き止めるフリをしながら小声でお説教しちゃいました。他の親子にはわからないよう耳元で、『いい加減、先生の言うことを聞け!』とひと言。できるだけ低く、ドスをきかせてささやいたら、顔をこわばらせ、そのまま別人のようにシュン…」(40代・前半) 「我が子をその気にさせるため、『Aちゃんはとってもいい子!』『B君は何でもデキてスゴい!』などと、よその子をやたらベタほめしていたら、完全にスネてしまった。もっと他にやり方があったのかもしれない…」(30代・前半) 子どもを産んでママにはなったとはいえ、誰もが修業の身。初めから、何でもデキちゃうパーフェクトなママなど存在しません。 失敗と反省の繰り返しは、あるべきママの姿。そうやって情けない思いをしながら、母としての自信や貫禄が備わっていくのですから…。 ダメエピソードは、ママの肥やし。これを重ねて皆、本物になっていくのです!
2016年09月04日