秋田出身。現在東京都在住。夫の転勤に伴いデザインの仕事を辞め、現在は育児の合間にイラストや漫画を描いている。育児ネタのほかにシュールなテイストのキャラクターを描き自らの心を癒す。好物は鶏皮の焼き鳥。
twitter:「@torikaworks」
instagram:「torikaworks」
SNSで大人気のふるえるとり(@torikaworks)さんが描くファンタジー作品。赤ちゃんの行動をつかさどる妖精バブくまの活躍にご期待ください!
秋田出身。現在東京都在住。夫の転勤に伴いデザインの仕事を辞め、現在は育児の合間にイラストや漫画を描いている。育児ネタのほかにシュールなテイストのキャラクターを描き自らの心を癒す。好物は鶏皮の焼き鳥。
前回 のお話 え…どういうタイミング…? バブくまの仕事は、赤ちゃんのタイミングで発生するんだよ! 大人の都合は関係ないんで…気にしないでね〜
2020年12月19日前回 のお話 ぼくたちに大人の都合は関係ないんだけど… 赤ちゃんが「なかなか寝ないこと」ってあるよね!? ぼくたちは赤ちゃんが上手に寝れるようになるお手伝いをしているよ! さて…次は何をしようかなぁ
2020年08月19日前回 のあらすじ ぼくたちがいることは内緒だったのにうっかりママにバレちゃった… 今なにをしたのかというと… ぼくたちは赤ちゃんが何を考えているかわかってるんだ ぼくたちの仕事は、ぼうやがどんどん成長するこれから忙しくなる…予定!
2020年05月20日赤ちゃんのそばに現れる妖精「バブくま」。 ぼくたちのことがうっかりママにバレちゃったから…誓約書を用意したよ ぼくたちは役目を終えると 他の人にはぼくたちのことを言わないって…誓約書にサインしてくれるかな… ぼくたちのお仕事はこれからなんだ!
2020年03月17日赤ちゃんのそばに現れる妖精「バブくま」。人間にはぼくたちのことナイショだったのに…あれれ、ママにバレちゃった…? ぼくらがいることはナイショだったんだけどな… 親分に相談したら、ぼくらでなんとかしてって… とりあえずママが他の人に言わないように…誓約書を準備したよ!
2020年02月26日赤ちゃんのそばに現れる妖精「バブくま」。あれ…もうひとり(もうひとくま)いるの…? ぼく(くろ)は赤ちゃんの気持ちを伝えるお手伝いをしているんだよ そう、ぼくらはふたり(ふたくま)いるんだ。 ぼくらがいることは、まだナイショだよ! …次回は、ぼくたちのナイショがバレちゃう?
2020年02月18日赤ちゃんのそばに現れる妖精「バブくま」。本日のお仕事は… 可愛いあのポーズを教えるよ! そう、ぼくは「赤ちゃん」に、この世界のいろいろなことを教える妖精なんだ。 ぼくがいることは、まだナイショだよ!
2020年02月07日赤ちゃんのそばに現れる妖精「バブくま」。赤ちゃんにそっと寄り添っているバブくま…ねぇあなたは何のために来たの…? 僕のお仕事はね… そう、ぼくはこの世界にきたばかりの「赤ちゃん」のお手伝いをしてるんだ。 ぼくがいることは、まだナイショだよ!
2020年01月20日去年のクリスマスは、娘のことりは2歳になりたてで、クリスマスというものがよくわかっていませんでした。でも今年のクリスマスは、いろんなことを理解しはじめていて… 「良い子にしているとサンタさんがプレゼントをくれるんだよ」と伝えてからサンタさんに興味津々で… サンタさんとは何か? 毎日毎日質問攻めされています。 サンタさんはどうやってくるの、どこから入ってくるの…なんで赤いの… なんで赤いんでしょうね? …80年ほど前のコカ・コーラ社のキャンペーンから赤い衣装になったという大人の事情の話もありますが、子どもにはできるだけ夢を壊さないように答えているつもりです。 …ですが、私も「なんでだろう?」と思うことばかりでタジタジしてしまいます。適当なことを言う訳にもいかないような気がして…助けてサンタさん! 3歳娘がサンタさんにお願いしたプレゼント そしてプレゼントは何が良いのか聞いてみると「トランポリン」との答えが。テレビで見かけて自分もやってみたくなっていたのだそうで、もともととてもアクティブなことりさん…大興奮で跳ねる姿が目に浮かびます。 てっきり女児向けアニメのおもちゃなんかを欲しがると思っていたのですが、体を動かすものを欲しがるなんて、健康的…!と感心してしまいました。「サンタさんからもらったらいっしょにやろうね」と誘ってくれるのですが、どうかな…私自身は運動音痴なため自信がありません…。 気が変わらないかが心配…! プレゼントのリクエストについては「希望が変わってしまわないようにサンタさんへのお手紙を書いておくといい」とネットで見ていたので、しっかりと代筆しておきました。今後何を言われても「トランポリンってサンタさんにお手紙出したでしょ」というつもりですが、泣かれてしまったらどうしよう…? トランポリン楽しみだね、とクリスマスまで言い続けるつもりでおります。どうか気が変わることがありませんように! プレゼントを用意する幸せ 私も子どもの頃、朝起きると枕元にプレゼントが置いてあってとても嬉しかった記憶があります。大人になり、大切な人とプレゼントを交換するようになり、今度は自分が子どものためにプレゼントを用意するように…。 プレゼントはもらうことが嬉しいと思っていましたが あげる側もとても幸せな気持ちになる のだな、といま改めて感じています! 子どもの笑顔がいまからとても楽しみです。 みなさまも、素敵なクリスマスを過ごされますように!
2019年12月18日生後2ヶ月を迎えたばかりのひなちゃん「RSウイルス」で入院となってしまいました…。 前週に鼻水ズルズルだった姉ことりちゃんからもらったようです。(その時ことりちゃんは症状もなく元気いっぱいの状態でした)。ひなちゃんは次第に鼻水が止まらなくなり、呼吸がフガフガと苦しそうになり、うまく眠れず苦しそうな夜を明け、吐き戻しもあったので病院に行きました。 検査をすると「RSウイルス陽性」。病院の先生は「様子を見て、ひどくなるようだったら入院になるかもしれない」とのことでした。家に帰ってきてからのひなちゃんは、咳は出ないものの鼻づまりがすごく、なんだかだるそうに1日中寝てばかり。授乳するとまたすぐ寝てしまいます。これがぐったりしているということなのか、治そうとして眠りが深くなっているのか、私には判断がつきませんでした。 そして…3日後、熱が出てそのまま入院が決まりました。 入院が決まった日のこと 入院が決まった日、私は入院になるだろうと思っていたので家を出る時にばたばたと入院準備まで済ませることにしました。 洗面用具、タオル、着替え、充電器、オムツ、などなど…慌てて準備をする私を見て実母は「入院までいかないでしょ、落ち着きな…」とやや呆れ顔。 「月齢が低いから入院になる」と騒ぐ私と「大丈夫だから」と落ち着かせようとする実母で言い合いになりました。 結果、入院が決まり準備は無駄にはならなかったのですが…。 いつもいろいろ心配ばかりして過ごしているため、家族らの「また始まった」という反応…やや狼少年のようになってしまっている自分にも気がつきました。 付き添い入院ってこんな感じなのね… さて、はじめての付き添い入院です。 原則 子どものいる病室から離れないでください とのことなのですが、付き添いの親の食事の調達(院内コンビニ)とシャワー(予約制)を、いったいどうしろと…? 保育士さんに頼めば15分区切りで代理の付き添いをしてもらえるとのことだったのですが、土日祝は不在とのことでした。さらに病棟は面会の子どもが入れない決まりになっているので、姉のことりを連れた状態での実母に頼るわけにもいきません。 さて困った…どうしよう。 もちろん子どものことが第一優先なので仕方ないのですが、自分の身の回りのこともほとんどできない状態でした。付き添い入院ってこんな感じなのね…。 結局看護師さんに相談をし、「子どもが熟睡している状態」であればベッドの柵をあげ、用事を済ませてもよいと許可をいただくことになりました。 熟睡具合を確認して急ぎ足でコンビニで買い込み、シャワーを(移動・着替え含め)15分で浴びる…。なかなかにハードでした。 両親に預けた上の子も心配… さらに目の前のひなちゃんも心配だけど、実家の両親のところに預けてきた姉ことりのことも心配で心配で…。病院にいるのだからひなちゃんは大丈夫、と心を落ち着かせることができてもことりが心配。 さみしい思いをしていないだろうか、ご飯を食べているだろうか…胸が締め付けられる思いでした。 実母にお願いして、たくさん甘やかすようにお願いをしました。 (後日談、ことりは多少は寂しがったようですが普段通り楽しく過ごしていたようです。実母に感謝です) 入院は突然に…家族で話し合っておこう! ひなちゃんは入院して抗生剤を点滴し、定期的に鼻水を吸ってもらうことでぐんぐん良くなっていきました。2日目には熱も下がり、ぱっちりと目を開けてご機嫌に微笑むようになりました。元気に手足を動かす姿を見て 当たり前のことがこんなに尊いのだ と思わされました…子どもたちには元気でいてほしいものです。都度処置をしてもらえることと、何より病院にいるという安心感で私の心も休まりました。 そして6日目に退院し、姉ことりとも無事再会することができました。みんな、頑張った!! ことりにごほうびのおやつを買って、たくさんたくさん一緒に遊びました。 想像不足だったのですが、赤ちゃんは病気に感染しやすく、いつ入院してしまってもおかしくありません。 入院のタイミングは突然訪れます。 現在里帰り中だったので、不幸中の幸いにも姉のことりちゃんは両親に面倒を見てもらえるので助かりましたが、これが周りに頼れない状況だったら…と思うと肝が冷えます。東京に帰った後、万が一に 子どもが入院となった場合、どうするのか家族で相談しておく必要がある と思ったできごとでした。
2019年11月27日2ヶ月前に 次女が誕生 し、0歳&3歳の寝かしつけを毎日している、ふるえるとりです。 ことりさん(3歳)の歯磨きをし、ひなちゃん(0歳)のオムツを替え、夜間に必要になるオムツ類とタオルと着替えを用意し、いざ寝室へ。 前はふたりだったのが3人になると、途端に「ぞろぞろ」と集団で寝に行く感じが出ます。 さて、同時にふたりの寝かしつけをするというのは、授乳をしながら抱っこゆらゆら、もう一方の手で頭をなでなで…静かに静かに、眠りに誘い込むという、さながら職人技…! そして1人ずつ寝落ちていくのを確認します。ことりさんの場合は、「おしゃべりはおしまいだよ、目をつむってネコちゃん(ぬいぐるみ)ギューしててね」というと素直に目をつむり、そのまま眠りに落ちていきます。ひなちゃんは満腹にさせてからひたすらゆらゆらと揺らして寝かしつけています。 だいたいことりさんが先に寝落ちることが多いので、その後はじっくりとひなちゃんを寝かしつけ…るのですが、まだ2ヶ月児とはいえ6キロ近くあるので抱っこが体力勝負です。 たまにひなちゃんが先に寝た場合は、ことりさんをなでたり抱きしめたり甘やかしまくって寝かすようにしています。 いつも「片手間」になってしまっているのがなんだか切ないので、できるときにたくさん甘やかしています。 両サイドの2人から深い寝息が聞こえてきたらミッションコンプリート。習慣的にいつも時計を確認しています。 だいたい45~1時間程度でいつも寝かしつけが完了するので、30分前後だと「早かったな」だとか、1時間半もかかると「大変だったな」だとか… 誰に報告するでも記録するでもないんですが、なぜか自己評価しています。 寝かしつけた後のあるあるといえば… 寝かしつけ後はベビーモニターの電源を入れて、リビングでモニターを見ながらのんびり過ごしています。好きな飲み物を飲んだり夜食を食べたりお絵描きしたり、1日の中で最も安らぐお楽しみ時間です。 が、それも束の間…だいたい毎晩途中でアラーム音が鳴り、寝室へ逆戻り。 「動いてる!そのまま寝るか?だめか?泣くか?」と中腰でモニターをそわそわ眺める日々です。 これを書いている今も、隣のモニターにもそもそ時折動く姿が見受けられます。 どうかこのまま寝ていてくれますように!
2019年11月17日現在、都合により長めの里帰りにて実母実父に助けられながらの第2子ひなちゃんの育児中です。 食事中にひなちゃんが泣けば家族で代わる代わる抱っこしながら交互に食事をとり、実母は私がゆっくり休めるようにことりを連れて外出してくれたりしています。他にも、ふたりを見てもらい、お風呂にゆっくり入らせてもらったり…。 実父も寡黙で頑固なひとですが、ひなちゃんを抱いてくれたりことりさんに絵本を読んでくれたり、よく娘たちをみてくれています。 おかげさまで余裕のあるふたり育児のスタートができています。 頼りすぎ…?申し訳ない気持ちでいっぱいに 助かる一方で、私はとにかく気にしいな性分なので、母に助けてもらうたびに「申し訳ないな」と思い続けています。 ご飯を用意してもらうのも、洗濯を畳んでもらうのも、娘たちをみてもらうのも…とにかく申し訳ない。 特に第一子のことりさんの産後は「自分の赤ちゃんなのに育児で助けてもらうのが申し訳ない、情けない」と、助けてもらうたびに苦しくなるような思いがありました。 娘に教えて気づいたこと ある日、私が実母のことを「かあさん」と呼ぶのを不思議そうにすることりさん。 「お母ちゃんのお母ちゃんがばあばなんだよ」と教えてもピンときていないようでした。お母ちゃんも赤ちゃんのときがあったんだよ、ばあばから産まれてきたんだよ、とじっくり教えました。 教えながら、ああ…自分もこうやって母に育てられたんだな、としみじみ…。 母にとって私はいつまでも娘なわけで、私が自分の娘に何かしてやりたいのと同じように、私に何かしたいと思ってくれているのかも。 申し訳ないと思いすぎずに、素直に甘えてもいいのかな…と思うようになりました。 娘である「私と母の時間」も大事にしたい もちろん甘えすぎると母を疲れさせてしまうので、ほどほどに…。 ここ最近はふたりの娘の寝かしつけ後に甘いものを食べてまったりするのを楽しんでいます。 もう実家に長く帰ることも難しくなるとおもうので、里帰り期間中の母子の貴重な時間を大事にしたいと思います。 余談ですが、あまりに「ばあば」に懐いたことりさん。 私を呼ぶときに「ばあば…かあちゃん」、ばあばを呼ぶときに「かあちゃん…ばあば」と混ざり始めています。 かあちゃんはこっちだよ、ことりさーん!
2019年10月27日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、ごぶさたしております。ふるえるとりです。 この度8月下旬に第二子を出産いたしまして、家族が増えますます賑やかになりました! 今度も女の子でしたので、「むすめちゃん」は呼び方を改めまして「ことり」、新しく誕生した妹は「ひな」と呼ぶことにします。 さて、第二子の出産…ということで今回こそは安産!と周りに励まされ、自分も鼓舞しながらお産の時を待っていました。 (前回の壮絶な…お産については 連載第一回の出産レポート にまとめさせていただいております。 ) 周囲で2人目を産んだ方の体験談を聞けばほとんどの方が短時間の安産でしたので、私もそれにあやかろうと意気込んでおりました… が、しかし… 陣痛が夕方に来てから夜が明けてもまったく陣痛は強くならず、今回もどうやら微弱陣痛の様子でした。陣痛が強くなったのは午後になってから…結局出産したのは16時を過ぎてからでした。 さて、前回のお産で大変だったのは「出産直後」でした。今回こそは…と願う私。自然に出て来ない胎盤。あふれる出血。 今回もかーい!! 心の中で突っ込みながら、点滴をしてもらい、胎盤を引っ張って出してもらい…なんとかかんとか「前回よりは多少マシ」な産後を迎えたのです。 「前回」 があまりに酷かったため、今回はなんだか元気なように錯覚してしまいました…。 さて、いよいよ「ことりさん」と赤ちゃんの対面です… かねてより「赤ちゃんが生まれるからね」と言い聞かせていたものの…実際に新生児を見たことりは「こわい!」「はずかしい!!」と全力で拒否。 結構ショックでしたが、これは仕方ないですよね…。見たこともない新生児の姿。お猿さんみたいな、今まで知らなかった存在。「病院に置いていく」と駄々をこねられながらの退院となりました。 何週か一緒に暮らし、現在は少しずつ妹の存在に馴染みつつあることりさん。 「あかちゃんないてるよ!!!はやくおっぱいあげてー!!!」 と泣くたびに教えてくれるようになりました。少しずつ少しずつおねえちゃんになっていくんだろうな、としみじみしています。 さて2人育児のスタート。新生児育児は一度経験したので今回は少し余裕をもてているのですが、2人育児ははじめて。ひなをあやしているとことりが遊んでと寄ってくる…いくら身体があっても足りないような目まぐるしさを感じています。 しかしその分にぎやかに、新たな楽しみが増えてくること期待しています。 今後もどうぞよろしくお願いいたします!
2019年09月26日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは。ふるえるとりです。 お産も近くなってきたので、今は秋田の山奥に里帰りにきています。おもちゃはそれほど多く持ってこなかったのですが、娘にとっては身の回りのいろんなものが新鮮! 毎日毎日のびのびと楽しく過ごしている様子です。 東京ではなかなか触れられなかった自然の生き物や植物とのふれあい…野菜を育てて収穫する体験、などなど、田舎でしかできない遊びをしています。 田舎でしかできない自然とふれあう遊び また、実家には猫ちゃんがいるのですが、猫好きの娘は一日中大興奮! 猫じゃらしを振り回して追いかけています。猫ちゃんの方もまだまだ好奇心旺盛な1歳になったばかりの若い猫なので、娘を追いかけ返したり、いい遊び相手になっているようでした。 奇声をあげて走り回っているので娘まで野生に返ったような…。 やっぱり大好き水遊び 娘が特に気に入ったのが水鉄砲代わりの農業用のポンプ式霧吹き。ポンプを何度か上下するとボタンを押すだけで長時間水が噴射できます。 最初はこれでコンクリートに絵を描いて遊んでいたのですが、そのうち私に向かって噴射するように…やめなさいと何度注意しても笑いながら追いかけてきます。全力で逃げる私、もうすぐ臨月の妊婦です…どうかお手柔らかに…!! そして母に水をかけると面白いということに気づいてしまった娘。お風呂の時にコップのおもちゃで水を汲み、容赦なく水をかけてくるようになってしまいました。初回は心構えもできていなかったので心臓が驚き、死ぬかと思いました…。 田舎で自由に過ごすことでますますやんちゃにパワフルになった娘。親としてはついていくのがいっぱいいっぱいですが 本人が楽しそうでよかったな …なんて思っています。 秋田にはなにもかも寒天で固めてしまう謎の文化がある 余談ですが…秋田の県南にはなにもかも寒天で固めてしまう謎の文化があります。過去に漫画で紹介したところ、大きな反響があったのですが 秋田県南には何もかも寒天で固めるナゾ文化がある pic.twitter.com/uXfdwSj5bm — ふるえるとり (@torikaworks) February 11, 2019 とくにポテトサラダや素麺などを寒天で固めるのは、はたから見れば大きな衝撃でしょうね…。ぜひぜひ、Twitterも読んでみてくださいね。 ちなみにむすめは寒天には興味なし。ゼリーは好きなんですが、何が違うのでしょう…いつか一緒に作って食べてみたいものです。
2019年08月04日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは。ふるえるとりです。 私事ですが出産も引越しの日も近づき、ばたばたとしております。 今回は、雨の日の子どもとの過ごし方について描かせていただきたいと思います。 レインコート・傘・長靴を装備した幼児は可愛い 雨の中子どもを連れて外出するって、車がなければなかなか大変なんです…。バギーにレインカバーをつけて傘をさして歩くのは…母体が相当に疲れます。 ので、私は割り切って雨の日は家に籠るか、出かけたとしても近所のコンビニまで…ということが多いです。 …が、子どもは大人の都合なんてわからないので、雨でも外に出たがりますよね。 そしてレインコート・傘・長靴が大好きです。むすめは雨が降ると「雨ザーザーだねえ、ながぐつはいて出かけるかぁ!!」と予定を決めてしまいます。 傘をさした幼児を連れて歩くときは手も繋ぎにくいし、抱っこをせがまれても難しいし、大人にとっては結構大変です。 しかし…先述の「レインコート・傘・長靴」を装備した幼児の可愛さたるや!!! 鼻唄をうたいながら水たまりで楽しそうにチャプチャブされると、「ああ~出かけてよかったなぁ~」とたまらない気持ちになります。 なんであんなに可愛らしいんでしょうねぇ。本人が楽しそうというのも大きいかもしれません。 100均で買える雨の日用の遊び道具 そして私は100均で雨の日のお家遊び用の工作道具なんかを買いだめして隠しております。それを小出しにして、雨の日にここぞと工作を楽しむ時間を作るようにしています。折り紙やら粘土やらスタンダードなものですが、子どもは本気で楽しんでくれます。 最近のむすめのブームは模様や色がついた紙をちぎって貼るワークブックです。糊の使い方を覚えてから、集中して楽しんでくれるようになりました。最初は手助けをしていましたが、一人でちぎって貼るようになったり、繰り返すたびに遊びかたが進化しているようです。 雨の日だから普段やらないことをやってみる それから(普段は全く作らない)お菓子作りをして過ごしたりします。準備や片付けまで含めると思ったより時間がかかるので、退屈な時間がなくてとても良いです。ホットケーキの絵本を読んでから同じようにホットケーキを作ってみたり、粘土遊びよろしく生地をこねて遊び、クッキーを焼いてみたり。「お父ちゃんにあげようね」と話すと張り切って作ってくれるのでとても可愛らしいです。これには帰宅後のお父ちゃんもにっこりです。 最後に。 雨だからといって何かしなきゃ!と張り切るのではなく、たまにはまったりと「何もしない」日をつくるのもいいかもしれませんね。おやつを食べて、テレビをみて、ゴロゴロだらだらと…そんな過ごし方も雨の日ならですよね。(私はこの過ごし方が大好きです)
2019年06月26日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは。 ふるえるとりです。 今回は家族旅行をした時のエピソードです。 今年のゴールデンウィーク…私が妊婦であるため、遠方への帰省を諦め、近場に旅行に行こうという話になっていました。東北出身で2年前に東京に越してきたばかりの私は富士山をきちんと近くで見たことがなかったので、候補地として富士山の見える場所をピックアップ。結果、一泊の静岡旅行に行くことにしました。 娘はもう2歳半なので赤ちゃんのときよりは荷物が少なく、一泊だけということもあって身軽に出発しました。 …天候は曇りで富士山なるものは何も見えませんでした… 娘はまだ何もわからないようだったので残念そうな様子もなかったのですが、とにかく楽しみにしていた私のテンションはだだ下がり……落ち込んでいてもしかたないので、気を取り直して沼津にある水族館に向かいました。 もともと水族館を楽しみにしていた娘でしたが、遠距離ドライブで到着する頃には疲れてしまったのかぐずりが始まってしまっていました。ご飯も拒否し、とにかく全てが気にくわないといった感じでイヤイヤグズグズを派手にかます娘…。しかし我々夫婦はこんなことも予想し 秘密道具を用意 していました。 旅先で子どもがぐずった時の…お助けグッズとは 「キッズカメラ」 を数日前に通販で購入していたのです! 子どもにも扱えるような簡単な操作で柔らかく軽い本体…5千円ほどで買えるおもちゃカメラです。でも思いの外画素数はあり、インカメラもあり。そんなカメラを隠し持ってきていました。 そう、こんな風にぐずった瞬間のために…。 カメラを手渡されるとピタリとぐずぐずが止みました。大興奮でカメラを触り始める娘…。 その後はご機嫌で水族館のアザラシやアシカやイルカショーの写真を撮っていました。 2歳半とはいえ子どもの物事を習得する速さは目を見張るものがありました。何度か教え、半日も経つと自分でカメラを起動して撮影して終了するようになりました。 娘視点での思い出が残るのが素敵…! その後は海鮮丼を食べに行ったり、二日目(この日も雨でした…)は熱海に移動して美術館に行ったりハーブガーデンを散策したり…旅行して帰ったのですが、その間にもむすめは自分のカメラに思い出をたくさん撮りおさめていました。 娘視点で思い出が記録に残るのがなんとも素敵 だなと…カメラを買って旅行に出たのが大正解だったと我々夫婦も大満足でした。 最近も撮影した画像を見返して「あざらしちゃん見たね~」なんて思い出を振り返っています。旅行のおともにキッズカメラ、おすすめです! (※一つだけ問題があるとしたら…不意打ちで写真を撮られ、妙な写真も残ることですね。それでも消せないんです、撮影してくれたむすめが可愛くて…。)
2019年06月02日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは、ふるえるとりです。 実は現在2人目の妊娠中でし…現在進行形でつわりが続いています。 1人目(むすめ)の時とどう違うのか、上の子がいる状態でのつわりはどんなものか、お話させてください。 つわりのピーク時期と食べれるもの、食べれないもの…について 1人目(むすめ)の妊娠中、つわりに悩まされたのはせいぜい妊娠初期の1ヶ月くらいの期間でした。 当時は働いていたので仕事をしながらグミを常に噛み、お昼ご飯はゼリーやサラダ巻き…小腹が空いて気分が悪くなればおせんべい、と自分の中の「いける食品」を食べ続けていればなんとか回避できるものでした。帰宅後に少し吐くことはあっても、本格的にダウン…ということはなかったように思います。 そして今回はというと…つわりが早めに訪れたので前回と同じようにグミを…と思ったのですが、なんだか食べたくないのです。それどころか水やお茶も飲めなくなり、飲み物はスポーツドリンクしか受け付けなくなってしまいました。安定期に入ったころもまだまだつわりは収まらず、なぜか今度はあんなに飲んでいたスポーツドリンクが飲めなくなり、水しか飲めなくなりました。途中でいける飲み物、食べ物が変わるのが不思議です…。 手探り状態で食べれるものを探しており「一度落ち着いた?」と思ったのですが、疲労がたまるとまたぶり返して突然吐いてしまったりして…早く抜けたい…と祈るばかりです。 「食べたい」と「食べれる」はまた違う 「食べたい」と「食べれる」はまた違うようで…元々大好きだった「トムヤムクンヌードル」の買い置きを、体調が奇跡的に落ち着いた日に「今日ならいける!!!」と自信満々に食べたその一時間後、トイレにこもることになったり…。 食べてる時は美味しく感じるのですよ!…こればっかりはどうしようもないのですが、イキイキとスープまで完食した自分を呪いそうになります。 1人目の育児をしながらのつわりについて 今回のつわりはむすめの育児をしながらなので、具合が悪いからといってずっと寝ているわけにもいかず、それもつらいのですが…地味につらいのが、むすめの愛らしい「はんぶんこ」の連続。おかーちゃんどうぞ、とスナック菓子なんかを私に分けてくれるのです。本当に可愛いので断るのも心苦しく、食べたくもないお菓子を口にする日々…。それでもありがとうと伝えると満足げに微笑むのですから、冷や汗垂らしつつ…食べてしまいますよね。 意外な良かったこと…それは そんな生活の中、ひとつだけ救いがありました。それは自分が重度の慢性鼻炎持ちだということ。嗅ごうとしないと匂いを感じない時が多いので、今苦手なコーヒーの香りや柔軟剤の香り、フローラルの香りなど、自然と嗅がずに済んでいます。(落ち着いたら耳鼻科に行きます…) なんとか、なんとかつわりを乗り越えて、無事にむすめに下の子の顔を見せてあげたいと思います!
2019年05月11日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。ふるえるとりです。 「スマホ越し ママ友呼んで いざオタ活」 今回は 令和ママ川柳 企画ということで、一句詠んでみました。 平成でSNSを使うのが当たり前となり、令和の育児は、いつでもどこでも画面越しに誰かと繋がれるのが当たり前になっていくと思われます。 「お母さん」である前に「一人の人間」 そして私は、 SNSで繋がれるママ仲間 に大きなメリットを感じています。 近所の児童館などで知り合いになったママたちと会話するときは、子どもの話ばかりになってしまい、母親自身がどういう人物か気になってもお互いに聞けない雰囲気…。そんな交流を繰り返していた時期、 個人としての自分がどこかにいってしまった という寂しさを感じていました。 ところが、SNSで交流し仲良くなったママ友さんと遊ぶようになって一転、皆共通の趣味の話で盛り上がり、とても良好な関係を築けるようになったのです! アニメでも漫画でも手芸でも…共通の趣味をママ友と語り楽しむことは息抜きにもなり、また 子育て中も好きなことを諦めなくてもいいという希望 でもありました。 趣味を楽しんでいる時間は「わたし自身」に戻ったような気分になり、それがとても嬉しかったのです。 育児に夢中になっている間は忘れていましたが、誰しも「お母さん」である前に「一人の人間」なんですよね。 母親だって、好きなことを諦める必要なんてない ということで私は産後に始めたツイッターで育児の話だけでなく好きな手芸の話やオタクな話をし、徐々に趣味が合いそうなママさんと仲良くなりました。実際に会って話をしたり…今までに手芸会(グループごとに分かれて交互に子どもを見て刺繍をする)、推しアニメ鑑賞会、タピオカを啜る会なんかをしてきました! …ここまでくるともう「ママ友」というか「趣味友」という感じですよね。 自分と同じく育児中の人が 趣味を全力で楽しんでいる様子を見ると元気が出る のです。そんな交流の中で母親だって一人の人間、好きなことを諦める必要なんてないんだな、と思うことができました。 人生の楽しみ方も、伝えられるママへ 母親だって一人の人間! どんな状況にあっても好きな物を諦めなくていい、楽しんでいい……育児をしているお母さんでも、自分の好きなものを大切に楽しんで生きてもいい。 堂々と好きな物を大切にする。そんな姿を見せることが、のちの子どものためにもなると思うのです。 「子どもがいるママ」という共通点以外に「好きなもの」でも繋がりやすいスマホ越しのママ友。 そんな仲間がいれば育児もさらに楽しいものになるはずです。 令和の新しい育児は 人生の楽しみ方も、伝えられるママへ の進化をぜひオススメしたいと思います! \「1人で抱える」は平成でおしまい!/ 「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか? 平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。 ■令和の時代に期待することを詠む「#令和ママ川柳」も大募集! 最優秀賞の方には「令和(=018)」に合わせて 賞金18万円 を贈呈! さらに100名様以上の方を対象に数々の賞をご用意しています。応募期間は2019年4月23日(火)~2019年6月16日(日)23時59分まで。 >>>「#令和ママ川柳」のご応募や詳しい応募要項は こちら から!
2019年04月25日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは、ふるえるとりです。 子育て中はなかなか自分の時間がとれなくて、ストレスがたまりやすいですよね。今回は私のストレス発散法についてお話しします。ストレスの種類もいろいろあるので発散法も異なるのですが… 漠然としたもやつき、疲労感をリセット 「無」になる…大事… 夫にむすめを預けられるタイミングでカフェなどにふらっと行かせてもらい、ただただ無心で過ごします。育児をしていると「無になる」瞬間って思いのほか取りづらいのです。 むすめが昼寝をしているタイミングだったり、ちょっと時間ができると…ついついスマホをいじったりパソコンを開いたりしてしまいがちなんですが あえて何もせず、何もしない時間 を楽しみます。 不思議と頭の中が落ち着き、リセットされるように思います。 日々の中の楽しみと言えば… 日ごろからリセットできる瞬間があればいいのですが、専業主婦なので日中むすめと離れるわけにはいきません。そんな中でストレス発散する方法といえば… やっぱり 「おいしいものを食べる」 に尽きます。 (私は体を動かすのが苦手なので、むすめと走り回ってストレス発散!…というようなヘルシーな方法を取れないのです。残念。) むすめも2歳半ほどになり、食べられるものが増えました。 おいしい鯛焼きを食べに行ったり、しぼりたてのジュースを一緒に飲んだり、そのまま外食してしまうのも楽しみです。 はたまた、これは自分だけで思いっきり辛いものを食べるとか…頭が(気分が?)リセットされます。 好きなものを食べると心が癒されます。この方法を繰り返すと何が起こるかというと…腹のあたりに肉がつくのです…が、一旦忘れましょう。 前向きになれないときは… 次に小さなことにくよくよと悩んでしまうような時。 私はいつまでも悩んで悩んで悩みを深くしてしまいストレスを溜める性格なので、そんな時は…時分とは真逆の存在、底なしに明るくて楽天的なギャルを脳内に召喚します。 彼女ならこんな時どう切り抜けるだろうか?「ま、何とかなるっしょ、オッケー!」と適当にかわすはず。 私に足りないのはそんな前向きな明るさ…よし、きっと大丈夫だろう。と、無理やり立ち直ります。これはおススメの方法なのかわからないのですが…「別の人格を取り入れる」というのは発想を変えることにもつながり、ストレスの解消に役立っているなぁと思います。 (注:私はギャルになりたいという訳ではなく、彼女たちのようなたくましさが欲しいと思っています。) 最終手段は… 色々と紹介させていただきましたが、なにをしてもダメなときは正直あります。 体にもダメージがきていて、「何かをする」が難しいような時。 そんなときはもう…なにもかも放棄して寝る…しかないですよね。 お母さんたち、みんな24時間頑張ってますから…つまるところ、「何もしない」「休む」ことが大事なんだと思います。
2019年04月11日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは。ふるえるとりです。 子どもっていつのまにか言葉を覚えたり真似をしたりして、こちらが驚かされること…多いですよね。 前回の記事 で寝言・寝ぼけについてまとめてみましたが、今回は日常の中での面白発言・行動をいくつか紹介させてください。 最近髪の毛が伸びてやっと髪を結べるようになった娘。二つ結びするのが大のお気に入りです。 結んであげると鏡で確認して「ぴょんぴょん(うさぎ)みたい~」と大満足の様子。 ある日、「かあちゃんも同じぴょんぴょんして、いっしょのにして」との要求が。お揃いの髪型をしたいなんて、可愛いな…なんて思いながら自分も二つ結びにしてみたんです。 鏡を見ると 「うわ…キッツ」 思わず声が出ました。 30歳を超えてからの二つ結びは正直なかなかキツいです。 さらに追い討ちをかけるように娘 「うわ、きっちゅ」と私の真似っこ。 母の心は傷つきました…少し、ほんの少し。 またある日は…リボンを目隠しのように目に押し当てて… 「おかあちゃんの目みたい」 …え?私の目はどうなっている…?(メガネはかけていません)娘の目には私の目はどのように見えているのか…?さすがに聞いてみたんですが、2歳児に事情を説明してもらうのは難しかったです…。 そしてついにセルフツッコミもできるように… タオルをかぶってかくれんぼに誘ってくることも増えました。「むすめちゃんどこだ~?」と自分で聞いてきます。 顔が隠れているだけで体が丸出しなので、バレバレです。なんと可愛いかくれんぼ…(笑) 先日は、半透明のビニール袋を顔に押し当てて「むすめちゃんどこ~?」とかくれんぼのお誘いが。もうどこも隠れてないんですが…「あれ?むすめちゃんいないな~どこにいるの~?」と探すふりをしたら、本人から「見えるでしょ」と セルフツッコミが! え…どういう反応を期待してたの…? わざとふざけてみたり、思いもよらない発言や行動をしてくれたりと、日々成長していく2歳児との毎日はとても楽しいです! 面白い行動があったら記録にとめて、この特有の可愛さを忘れないようにしたいと思います!
2019年03月27日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは、ふるえるとりです。 子どもって、少ない語彙から一生懸命言葉を絞り出している感じがとても可愛らしいですよね。起きているときも面白いんですが、今回は寝言・寝ぼけ発言をいくつか紹介したいと思います。 寝てるとき、むくりと体を起こしたむすめ。 そしてしばらくしてから「ねこちゃん…」。ハイ可愛いです。 娘は猫が大好きで、猫の動画を見たりぬいぐるみを大事にしたりしているのですが、ねこちゃんが出る夢でもみたのでしょうか。 また別の日。身じろいだと思うと突然ワンアクションで立ち上がる娘。そして棒立ちのまま、「なんだ…?なんだ…?……わかんない」という自問自答。完全に寝ぼけています。見ているこっちもなぜ立ち上がったのかわからず笑ってしまいました。 最近は夫が娘の隣で寝てくれているのですが、深夜に突然「ひとりでやる」と言ってぐずりだしたそうです。そのまま怒り出したので、夫は「どうしたいの?何がしたいの?」と声をかけますが、「ひとりでやりたい!」と激怒したまま、眠りに落ちていきました…。 起こされ、取り残された夫の感想は、「そっか、うん…」でした。 そして寝言で名前を呼ばれる…! というキュンとするアレ! 「とっと(おとうさん)」とぽつり一言…。 娘が眠ったあとに帰ってくる夫。とっとが帰ってくるのを楽しみに寝たんでしょうかね… 翌朝夫と「とっとって寝言で言ってたね~」と話をしたのですが、とても愛おしそう&嬉しそうでした。 寝言で呼ばれたら、そりゃデレデレしますよね。私も呼ばれたいものです。 最後に、つい先日聞けた寝ぼけです。 「はいんない!!!」と激怒していました。夫が布団をかけてあげたらおとなしくなったので、おそらく「自分が」「布団に」入らない、と言いたかったんでしょうね…?違和感を直したいけど眠くて体がうまく動かない、ままならない感じが親としてはなんとも可愛く感じるのです…(起こされて眠いのは眠いんですけどね) おそらく私が寝ている間にも面白い可愛い寝言が繰り出されてるんだろうなと思うと、聞き逃すのがもったいなく、録音してみたいなと思ったりします。夫や私の寝言も録音されているかもしれないですが…(笑)
2019年03月19日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。 ふるえるとりです。 今回は、公共交通機関を利用しての移動…について、描きたいとおもいます。私自身もよく電車やバスを利用しますが、いつ子どもがグズりだすか気が気じゃなく、事前におもちゃを用意しラムネを用意し万全の体制で臨んでいます。 しかしどうしてもグズってしまうことがある赤ちゃんや子ども…。 みなさんはどう対処しているのでしょうか? 我がむすめはおしゃぶりっ子だったため、1歳半くらいまではおしゃぶりさえくわえさせていればおとなしく乗車していることができました。しかしいつまでもこれを続けている訳にはいきません…おしゃぶりを卒業したあとは色々な誤魔化しもきかず、グズってしまうことが多くありました。 むすめはスマホで動画や幼児向けアプリを触らせると大人しくなるのですが、それはそれで「小さいうちからスマホに子守りさせて…今はすごいのね」なんて嫌味を言われたことも。 こうしないと暴れるんです…とも言い返せず、笑って受け流すことしかできませんでした。 本格的にグズってしまった時は「次の次の駅で降りるからね!!もうちょっと頑張ろうね!!」などと声かけをします。これは子どもに対してだけではなく、周囲の方にも「もう少しで降りるので堪忍してください」と訴えかける意味もあります…。 グズりまくった子どもをあやすのは容易ではなく、できることといえば必死にあやす姿を周囲にアピールをすること…。いたたまれない気持ちになります…。 ウーマンエキサイトさんがやっている「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」のように、周囲が「泣いてもいいよ」とアピールできる仕組みがもっと普及し、子連れでも「ふつうに」公共交通機関を使えるような社会になってほしいと切に願います。 また、微笑んで「大丈夫だよ」と伝えてくれる方もいます。子どもがグズっているとき、視線を感じると責められているように感じがちですが、「大変だな」「頑張れ」と見守ってくれている方もきっといると思うのです。 私自身も周囲の優しい気持ちに気付く余裕を持てるようになりたい…と思いました。 余談ですが、最近は人見知りが激しく、知らない人に挨拶されると抱きついてカチリと動かなくなってしまうむすめ。緊張しているむすめ本人と話しかけてくれた方には申し訳ないですが、カチッと固まってくれていた方が静かに乗車していられたりして…。
2019年03月12日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは、ふるえるとりです。 今回のテーマは「子育て版・平成で終わりにしたいこと(これからの時代に期待したいこと)」ということで、「平成」の子育てとは「昭和」の子育てとどう変わったんだろう…?と考えてみました。 SNSよ! ありがとう! そもそも働くママが増えたことや、都市部に人が集中している住環境と保育所問題…といろいろありますが、中でも個人的に注目したいのが 「インターネット・SNSの普及」 です。 私も産後、検索履歴は「赤ちゃん 泣き止まない」「授乳 間隔」「離乳食 食べない」などのワードであふれ、周りの人間に尋ねるよりまずネットで調べるクセがついていました。夜中泣き止まない赤ちゃんを抱きながら、一人で調べ物をしていた記憶がよみがえります。 深夜もtwitterなどのSNSでは同じような環境で育児に奮闘している母親の姿が見え、「お互いお疲れ様だね」と言い合うことができました。誰にも言えない愚痴もSNSになら吐き出すことができました。不安な夜を「みんな頑張ってる」と支えてくれたのはSNSやインターネットでの情報でした。 さらにSNSを通じて知り合ったお母さんたちと実際に会って食事をしたり、趣味の話をしたり、交友関係もできました。子どもが1歳になるタイミングで東京に引っ越した私が寂しくなく新生活を楽しめたのもSNSのおかげです! 私は平成のインターネットとSNSのある育児しか体験していませんが、きっとこれらがなければもっともっとツラかったと思います。画面越しにたくさんの恩恵を受けたのは間違いありません。 平成で終わりにしたいこと その一方、インターネットやSNSでたくさんの情報を得られるようになったことで起きる問題もありました。それは、 必要以上に他人と自分の育児を比較してしまうこと です。例えば離乳食について悩んだとします。インターネットで検索をすると、色んな対処法や工夫などのノウハウを得られます。 しかしそれが本当に「我が子にあてはまる情報」かはわかりません。 ネットでこう書いていたからこうしてみたのに食べない…自分が悪いのだろうか、子どもがおかしいのだろうか…と、余計に悩んでしまうこともあります。 またよその育児の様子が詳しく見えることで、あの子の子どもはあんなにたくさんご飯を食べるのに、と比べてしまうこともありました。 私の場合、どんなに検索してもどんなによその食べる子ども羨ましく思っても、結局子どもが成長して自然と食べるようになるまでは離乳食の悩みは解決しませんでした。便利な反面、 情報に振り回されること も多くあったように思います。 これからは、情報の取捨選択が重要になってくる…と実感していて、そしてそれはとても難しい事でもあるとも思いました。 画面越しにたくさんの恩恵を受けられるところも多いので、そこはしっかりと享受しつつ、情報に振り回されて不安になることのないようにしたいものです。 そのためには自分自身と子どもの姿をよく見つめ、自分自身はどう思うのか、子どもはどのように成長しているのか、よく向き合う必要があると思います。 画面の向こうの情報に一喜一憂するよりも一ヶ月前、一週間前、昨日より成長した子どもの姿に喜びを感じたほうが、より心穏やかに楽しく育児をしていけると改めて思いました! 私自身、現在もスマートフォンを手放す日は一日もなく、毎日画面を眺める時間がとても多くなってしまっています。 ふとネットのない環境の育児とはどんなものだろうと考えてみたところ、不便ではあるかもしれませんが、より子どもの事をよく見て触れ合い、その中でわが子に合う育児の方法を自分で考えるのではないかな、と思いました。 新しい時代は、ますます便利にコンテンツや情報も充実していくと思いますが、 情報に振り回されること、人と必要以上に比べるのは終わりにし、目の前の子どもや自分の気持ちと向き合う事を大切にしていきたい です。
2019年03月02日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。 とりです。 ウチの娘は哺乳瓶のミルクを飲むのを嫌がり、また私自身も母乳の出が良かったため、ずっと母乳で娘を育ててきました。さらに離乳食はあまり食べてくれず、とても少食だった娘が痩せてしまわないよう、一生懸命飲ませていました。 1歳を過ぎた頃からはお昼寝の前と寝る前に「安心させるため」「染み付いた習慣として」母乳を与えていました。 また7ヶ月ころから突然おしゃぶりに執着するようになったこともあり、何かを咥えないと眠れないようになっていました。 おしゃぶりを外そうとすると必死に抵抗し、泣くのです…。 1歳半あたりで同じ月齢の子どもたちが続々と卒乳・卒おしゃぶりしていき、私もぼんやりと「1歳半くらいまで…」と考えていたことからそろそろ「おしゃぶりも母乳もそろそろやめなければ…」と覚悟を決めました。 しかし 習慣となってしまったものをやめるというのは大変なこと でした。 母乳はなんとか夜に3分ほど軽く吸わせるのみとなり減らせたのですが、おしゃぶりはないと大泣きして眠れず、熟睡したころを見計らってそっと外す日々でした。 2歳になったころ、2日に一度、3日に一度…と母乳をあげる間隔を空けていき、少しずつ進めました。 突然卒乳!と取り上げてしまうのが苦しかったため、このような方法にしたのですが、この方法は私自身も「突然卒乳する」寂しさを感じずに徐々に心構えができていったので良かったです。どちらかというと子どもより親の方が卒乳する覚悟が無かったんですね…。 同じ頃、おしゃぶりについても「おしゃぶりはそろそろナイナイね、これもういらないよ〜」と言い聞かせ続けていたら次第に興味を失っていってくれました。 2歳になり状況と言葉を理解できるようになったことで、かえって卒乳しやすかったように思います。 結果的に卒乳も卒おしゃぶりも2歳を迎えたタイミングまでずるずると続けたのですが、子ども自身が自分から不要と割り切って卒業できたのはとてもよかったです。 長く母乳を与えることもおしゃぶりを与えることも、「良くない」とする意見ももちろんありますが、私自身は母乳とおしゃぶりのおかげで 母子ともによく眠れて気持ち良く過ごせた と思っています。 当時は子どもが成長していくのが寂しくもあったのですが、今はよく喋り走り、日々成長する娘の姿が楽しくてしょうがない毎日です。
2019年02月26日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは! とりです。 バレンタイン企画 「この人と結婚してよかった! うちのパートーナーのいいところ 」 があるということで夫について描いてみました。 夫とは元々趣味があって交際がはじまったので、そもそも人として気が合います。お酒を飲み、一緒にゲームを楽しみ、旅行にでかけ…そんな過ごし方をしてきました。 特にゲームは何時間一緒に遊んだのかわかりません。オタク気質な自分を隠さずにいられるというだけで感謝しかないですね…。 結婚してからも、夫の優しさは変わらず、 私が心配性、焦りがち、気にしいなので、日々あれこれ悩みがちなのを「大丈夫大丈夫」と 前向きに軌道修正してくれる人 です。 最初に私の不安を聞いてなだめてくれつつ、きちんと頭の中で対処法や「大丈夫な根拠」などを考えていてくれるのでとても頼りになります。 放っておくと勝手に落ち込んで沈んでいくような気質の自分がなんとかやれているのは夫のおかげだなと思っています。 そして子どもが産まれてから新たに感謝するようになったこともあります。 何よりも、 子どもを溺愛して全力で遊んでくれる姿を見て、この人と結婚してよかったなぁと思う のです。 ユーモアたっぷりに子どもとじゃれ合う姿は見ていて飽きないし、 一緒に子育てを楽しめている ということが嬉しいです。 あとは…家事を手抜きしても寛容で、お惣菜を出しても 前向きに喜んでくれる ところ。 「全然いいよどんどん手抜きして!」「お惣菜買う方が安いことがあるんだから」「お惣菜たまに食べたいじゃん」「うわー美味しい」と喜んでくれるので、お惣菜を出すことに罪悪感がなくなってきました…! 47円のメンチカツが美味しいと大喜びで食べてくれていて、本当に助かります。 いや、あまりに喜ばれると手料理を作る意味が…と少し寂しくなるんですがね(笑)。 この記事を書いていて、子どもが産まれる前に楽しんでいた共通の趣味についても、また一緒に楽しんでみたいなという思いが湧き上がってきました。 なかなか趣味を楽しむ時間を作れていませんが、改めて初心に帰って夫婦で楽しむ時間を作りたいなと思いました。
2019年02月14日私の中に鬼…いるのか? 企画テーマをまるっと覆すような書き出しで申し訳ありません。 普段、むすめのことを甘やかし可愛がり育てている(つもりの)わたし自身、 「鬼のような対応をしたことがあるんだろうか?」と首をひねりながらこのテーマに臨みました。 自分じゃ思い浮かばないなと、夫に「わたしが鬼のように怒ったことって、あった?」と聞いてみました。 すると「どうだろうね、でもこういう時は結構激しく怒ってるよね」と例がどんどん出てくるじゃありませんか…。 鬼、いたようです…自覚がないだけでした。 耳が痛い!自覚がないだけで結構鬼のように怒っていたんだそうです。 怒るに至った過程はおそらく子持ちママにとっては平凡なもので、 言うことを聞かない、人を叩いた、物を投げた、などなど…ありがちなものです。 日常茶飯事な訳ですが、時には限界を超えて鬼と化している模様…どういった時に鬼になってしまっていたのか、冷静に思い出してみました。 「自分自身に余裕がないとき」「何度も同じことを繰り返されたとき」に発動しやすい ように思いました。 前者は親の都合なので身勝手でむすめには申し訳なくあるのですが… 母親といっても人間。 余裕がないときほど沸点は低くなるんだろうなと思います。 また、最初は優しく対応していても、それでも何度も何度も同じことを繰り返されたときは…きつく叱ることもあります。 きっちり叱らないといけない場面では必要な 「鬼」なんでしょうが、 親の都合での「鬼」は…できれば発動させたくないものですね。 ここまで振り返り、やはり何が一番恐ろしいかというと 自分が、鬼のように 怒っている「自覚がない」 ということ! これはとても恐ろしいことです。育児で自分を省みる余裕がないとはいえ、思うままに怒りちらし本人はすっかり覚えていないなんて…と愕然としました。 できるだけ理性的に、むすめのためになる叱り方ができるようになりたいものです。 育児をしている自分の姿は案外自分からはわからないもの…たまには「自分はどんなお母さんなのか?」家族に聞いてみるのもいいかもしれません…。
2019年01月30日子どもが生まれるまでは、ほとんど喧嘩したことがなかった我々夫婦ですが、産後はどうしても喧嘩が増えてしまいました。 喧嘩のほとんどは「私に余裕がないこと」が原因です。 つい先日も… 夫のスウェットの紐を引っこ抜いてしまったむすめに夫が 「あーもう!!それ外しちゃったら通すの大変なんだから!!」と珍しく声を荒げていたので、 「そんなに怒らないであげてよ、何が悪いのかわからなくてやってるんだから!」 とついついキツめに指摘してしまったのです。 夫は「それ自分だっていつもそうじゃないか」と反論。 私だって娘にキツく当たっている時が多いし現に今の指摘の仕方がキツかったと。 私は産後特に視野が狭くなり、自分のことを客観視できなくなってきているように思います。 余裕がなくイライラしている時に自分も声を荒げてしまっている…ということに自覚がありませんでした。 自分のことを棚にあげるのは良くなかったなと反省…。 その日、夫とむすめの後にお風呂に入ろうとすると、 お風呂クレヨンで壁のタイルに「とりゴメンね いつもありがとう」と書いてありました。 が…!!!お風呂の湿気で端々がしたたり、非常に不穏な雰囲気。 クレヨンの色はよりによって赤。ダイイングメッセージみたいで怖かったです…。 消そうか迷ったのですが、結局そのままにして数日かけてじわじわと溶けて消えていくのを見守りました。 喧嘩をして、冷静になって仲直りをして…また同じことで喧嘩をして、を繰り返してやっています。 夫いわく、長い人生を夫婦としてやっていくのだから 喧嘩はしても仕方がないというかそれを含めて夫婦 だと。 聖人かな…? 私も寛容な心と余裕を持たなければなりません。 そして改めてお互いを大切にしていかなければと喧嘩の都度、襟を正しています。
2019年01月27日こんにちは。とりです。 今回は我が家のしつけについて描いてみました。 2歳2ヶ月となったむすめ。元気いっぱいなのは良いことなのですが、元気いっぱい力いっぱい母を叩いてくることがあります。 それも突然に。どうやらテンションが高くてじゃれつきたいらしいのですが…普通に痛い。 そんなとき、私は驚きとともに笑ってしまうことが多く、いくら言葉で叱っても「遊んでもらってる」と認識されてしまう模様…。 痛いでしょ!と伝えても私の顔が笑っていたらそれにつられてキャッキャと笑い、また懲りず叩いてくるのです。 このままじゃダメだ、そのうちお友達を叩いてしまう…。意を決して怖い顔を作り、怒っているのが伝わるようにしっかりとダメなことはダメと伝えることにしました。 だめだ、全然きいてない。聞いてないし効いてない。目を逸らして現実逃避をするむすめ。 その様子までも正直面白く感じてしまうのですが、ここで笑ったらまた同じことになってしまう。 きちんと叱らないといけない…。 きちんと顔を見て話を聞きなさい。伝えるとぐっとこらえたあと泣いてしまいました。むすめは まだ何が悪いかもわからずじゃれついていただけなのに…と胸がちくりと痛みます。 でもこの先むすめが誰かとコミュニケーションをとるときに面白半分で人を叩いてしまったりしないように、しっかりと教えなければなりません! 余談ですが、最近は「明らかな失態」をしたときに「ごめんね」と謝れるようになりました。 「ありゃりゃ…ごめんねえ…ごめんねえ〜…」と可愛い声ですごく申し訳なさそうに謝られると、全力でフォローしてしまいますね。 2歳に近づいた頃からぐんぐんと「人間」になってきたなと感じます。 いろいろなことがわかるようになってきた様子なので、だめなことはだめと叱る。 それ以上に良かったことも どんどん褒めながら育てていきたい と思いました。
2019年01月09日はじめまして。とりと申します。現在2歳のむすめと楽しく日々を過ごしており、これからウーマンエキサイトさんにて連載をさせていただくことになりました。 どうぞよろしくお願いいたします。 連載第1回目ということで、今回は出産についての記事を描いてみました。 私の出産は一言でいうと「死にかけた」のですが、どんな風に死にかけたのか、順を追って思い出してみることにしましょう。 夜中に子宮が収縮するような痛みを感じるようになり、朝になってから病院に行きました。この時点では15分に一度「イテテ…」と耐えれる程度の痛みでした。 検査を受けた結果、子宮口は1.5cmほどしか開いてはいなかったのですが、とりあえず朝から入院することになりました。 その後、陣痛は強くなることもなくだらだらと翌々日まで続き、徐々に体力が奪われていきます…。 陣痛が強くならず、お産が進まない「微弱陣痛」と呼ばれるものでした。3日目の朝に、先生の判断で促進剤を使いながらお産を進めることになりました。 朝の9時、促進剤を点滴で入れ始めます。この時点でお産用の服に着替え、分娩室に移動しました。 絶食と言われたので朝食は食べませんでした。丸3日長引いた陣痛により体力はすでに尽きかけていました。このペースだと昼過ぎには産まれると思うよ、と先生に言われ、なんとかそこまでは頑張ろうと意気込むわたし…が、しかし、夕方になっても夜になっても産まれる気配はありません。 それどころか「陣痛がまた弱くなっちゃったからもっと長くかかるかもしれないね」と伝えられ、派手に気落ちしました。 結局出産できたのは21時半すぎ。約丸4日に渡る陣痛に耐え(耐えれてなかったですが…)ようやくむすめと対面することができました。 いざ産む瞬間は「やっと産める」という思いが強く、痛みなどはそこまで印象に残っていませんでした。 むすめを胸に抱き、感動を噛みしめる…間も無く、更なる試練が訪れます。 お産の後処理をしていた先生と助産士さんがザワついていました。本来自然と出るはずの胎盤が出ないそうです。お腹を強めにマッサージされてもうんともすんともいわず引きこもる私の胎盤。むすめは早々に助産師さんに連れて行かれてしまいました。 「よし、手ではがしちゃうからね」 …って先生…今何と? これから先は男性でもショックを起こしてしまうことがあるから、と前置きされて夫も退室させられてしまいました。嫌な予感しかしません。動かないようにと大人3人で押さえつけられる私。 「出産より痛いから頑張るんだよ」と前置きの上、先生が手で私の胎盤を引き剥がしてくださいました。 これが痛いなんてものじゃなく、お産の記憶がほとんど飛ぶようなものでした。 胎盤も引き剥がし、めでたしめでたし…と締めたいところでしたが、今度は出血が止まりません。子宮を収縮させるためのマッサージでお腹を押されるたびポンプのように血が出ていたのを覚えています。 血圧はどんどん下り、体温も下り、凍えそうに寒い。毛布でくるまれながら意識が朦朧としてきます。 先生たちが焦りながら点滴やらの処置をしてくださるので、「これ死ぬやつですか?」と聞いてしまいました。 結局輸血の代わりになる点滴でなんとか生きたのですが、極度の貧血状態で産後一週間ほどは寝たきりで過ごすことになりました。 むすめとの対面は授乳のタイミングのみ。寝たままおっぱいを吸ってもらっていました。 思い出すだけでゾッとするようなお産でした。これから出産が待っている方を不安にさせてしまったかもしれませんが、このようなお産はごく稀らしいのでご安心を…。私自身も次の出産(まだ予定はありませんが)がとても怖くなってしまったのですが、最初のお産がこうだったからといって次のお産も同じようになるとは限らないということを先生から伺い、なんとか心を落ち着かせているところです。 そんなこんなで大変なお産をしましたが、その結果産まれたむすめはとても可愛らしく、毎日新鮮で楽しい日々を過ごしています。 これから連載の中で色々楽しい話もしていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします!
2018年12月24日