ソファは、欲しいけど、なかなか、大きさ、色、形、硬さ、と選ぶポイントを全てクリアするソファに出会うことは難しいという印象があります。妥協して買うことを決めて、いざ、うちに届いたら、微妙に色が違った、素材が部屋の雰囲気に合わない、など、残念なことになってしまったら、泣くに泣けない大きなお買い物です。妥協をやめて、本当に欲しいソファを探したい、と、思っていたところに、ソファフィッティングのレセプションのお知らせが舞い込んで来ました。 bloccoとは北海道・石狩で60年ソファの一貫製造を続けている沼田椅子製作所のオーダーソファブランドで、東京・三鷹にショップがあります。bloccoとは、イタリア語で「カタマリ」。想いをカタマリに、というメッセージが詰まっています。三鷹店1周年を記念して、ソファフィッティングラボを開設し、7月13日にリニューアルオープンとなりました。ソファフィッティングとは、あまり聞きなれない言葉ですが、ラボにうかがってびっくり!ソファと張り地がたくさん並んでいます。すわり心地は座面20種類、背もたれ9種類から組み合わせることができ流ということ。その上、色、素材のバリエーションも豊富です。 自分の部屋のイメージにあう色が必ず見つかりそうです。座面と背もたれを違う素材で選べるというのは、例えば、腰痛がある人は、座面は固め、背もたれは、もう少し柔らかめ、という調整ができるので、カラダに感じるストレスの軽減につながります。もちろん、ソファの大きさも選べます。自分のとっておきの居場所作りができそう。 bloccoの魅力張り地は250種類あるということです。ソファのモデルも、GEMINI、Leon、DAINYなど可愛い名前のついたモデルがあり、1人掛けから3人掛け、ファミリー用で使えるカウチセットから選べます。bloccoの魅力は、それだけではなく、オーダーしてから約3週間で出来上がり、保証期間が10年もあり、メーカー直営店なので、張り替えから中身の構造までメンテナンスしてもらえます。 ソファを見て感じたのは、クラフトマンシップ。時間をかけて、デザインから設計、試作までを行い、座り心地をはじめ、安定性、耐久性はもちろんのこと、インテリアとしての美しさも追及されています。 ソファに座るのは人だけじゃない 上の写真の、棚の上を見てください。何だろう?脚は付いていなくて、小さなクッションが2つ。ベッドみたいな感じもするけれど。近づいて見たら、何と、「わんにゃんソファ」です。本体も座面もカバー式なので、洗えます。小さなクッションは、20cm x 20cm、おもちゃにもなりますし、アゴ乗せまくらにもなります。張り地は引っかき傷にも強いものもあるそうです。これは、可愛いです。うちの仔に、と妄想が膨らんでしまいます。 お値段も、そんなに高くないのも魅力的。 ソファをオーダーメードで作るなんて、考えたこともなかったけれど、実は、本当に欲しいソファに出会っていなかったからかもしれない。bloccoに行って、実際、目にして、触ってみると、次の目標は、「本当に自分好みのソファを作る」、になりそうです。
2018年08月01日