「妹の父親は誰！？」5年間隠されていた真実が明るみに！ 父の反応は… ＜娘が目にしたものは＞

母と担任の先生の不貞現場を目撃してしまったすみれさん。2人の関係は5年も前から続いていると知り、妹の父親は先生なのではないかと疑念を抱きます。父に母の浮気を暴露したすみれさん。ドアの向こうで両親の話し合いが始まり、ついに母は自分の浮気を打ち明けたのでした。

母と先生の浮気は5年前、小学校1年生のときから始まっていたそう。浮気した事実を突きつけられた父は、とても堪えているようです。

そうすると、父が気になるのはひとつ。すみれさんも気になっていたことを尋ねるのでした。

「知らなくてもいい真実もある」

「妹の咲は誰の子なのか？」

ついに真実が明かされました。

すみれさんの予想通り、咲は先生との間にできた子どもでした。「目の辺りが先生に似ている」という直感も当たっていたのです。

しかし、妊娠発覚時はどちらの子どもかわからなかったよう。

幸か不幸か、父と先生は同じ血液型。余程でなければバレることがないと考えた母と先生は、「夫の子どもを妊娠した」と嘘をつくことを決めたのでした。

知らぬが仏をここまで貫いていた母。父への罪悪感はなかったのでしょうか？

知らぬが仏とは、「真実を知らないほうが心の平静を保てることもある」という意味を持つことわざです。しかしいざ真実を知ったとき、心は余計に荒れ果てるはず……。今回のケースでは、都合の良い解釈にも感じてしまいますね。

著者・イラスト制作者：マンガ家・イラストレーター ぱるる