連載記事:子どもの第1次反抗期にはこう対処しよう!
子どもをわがまま放題にさせないための、しつけのコツ(子どもの第1次反抗期にはこう対処しよう! Vol.6)
「ここだけは自由にやってもいい」という、きまりを作る
別の作戦として、ここだけは自由にやってもいい、というものを1つ作る、という手もあります。たとえば、子どもにおもちゃを買ってあげるのは誕生日などの何か特別な時だけ、という家庭内のきまりごとを作ったとしましょう。その上で、「ただし、本だけはいつでも欲しい時に買ってあげる」という例外規定を作るのです。
こうすれば、子どもがお出かけ先でおもちゃを欲しがっても、「特別の日じゃないと、おもちゃは買えないって約束でしょ」と拒否できる一方、子どもをたくさん本に触れさせることができるようになります。
このように、例外規定に子どもの発達のために役立つことをうまく仕込んでおくのは、おすすめのやり方です。各家庭の事情に合わせて、何か考えてみてください。
(子育ての達人)
次回は、子どもの自立心とわがままの違いについて解説します。
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