参加しないとダメ? 小学校のPTAはどんなことをするのか調べてみた
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卒業シーズンを終えるとあっという間にやってくる新学期。4月から子どもが小学校に進級するママ達は、PTAのお仕事に不安を感じている人も多いのでは。小1の壁という言葉の通り、保育園は延長保育があったのに対し、学童保育は延長できないことがほとんどで、ワーキングマザーたちは子育てと仕事のバランスを見直す必要が出てきます。そんな中、「PTAの集会は平日の昼間に行われている」なんて話を聞くと、ちょっと気が重くなってしまいますよね。
学校によって関わり方は違うとはいえ、いったいPTAとはどんなものなのか、今回詳しく調べてみることにしました。
PTAってどんな団体?
PTAとは、保護者と教職員が協力して子どもの健全育成を図る社会教育関係団体のこと。全国各学校で組織され、全ての児童生徒のためのボランティア活動というのが本来のありかたです。
体制や運営方法に違いはありますが、本部役員のほかに広報や校外、学校保健、学年・クラス、行事など各種委員会が設置されます。
必ず加入しないとダメなの?
原則善意による任意加入ですが、学校や子どもとの関わりも多いため、加入している保護者がほとんど。PTAの参加方法は各学校によって違いますが、自薦他薦、くじ引き、ポイント制、6年間に1度、全員一役など、さまざまな手段が取られています。
近ごろは各家庭の事情や働くママも多いことから、PTAとの関わり方に対してストレスを感じるママも少なくありません。運営側もそれを十分に認識して、フルタイムで働くママも参加できるよう改革をしているところが増えています。
PTAの役割って
学校生活において、子どもたちが健全に楽しく生活するためにはPTAの役割はとても重要です。
例えば運動会一つにしても、子どもと先生だけで準備や片づけを行うに限界があります。テント張り、校内の巡回、清掃、駐車場の誘導、来賓の案内など、前日から当日にかけてやらなければならないことはたくさんあります。
先生方は当日子どもたちを指導しなければいけないので、手の行き届かない場所のお手伝いを誰かがやらなくてはならないことは必然的です。そういった縁の下の力持ちがいるからこそ、当たり前のように運動会が開催できることを忘れてはいけません。
学校によってはPTA主催のお祭りやイベントを開催しているところもあるようです。また、PTA会費から子どもたちへの記念品やプレゼントを購入する場合もあります。