聴いて歌って表現して 音楽が子どもに与えるうれしい効果とは
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普段何気なく触れている音楽には、精神の安定を図る、創造性を高めるなどの良い効果があるそうです。感受性が発達する大切な成長期。音楽と触れ合うことで、心身のバランスも整うと言われています。では、音楽はどんな影響を与えてくれるのでしょうか?
子どもにおすすめの曲とは
人の心を豊かにする音楽は、子どもにさまざまなパワーをもたらしてくれます。
・幼児期の子どもには
諸説ありますが、幼少期にオススメしたいジャンルといえば、やはり童謡です。童謡は歌詞の内容が分かりやすく、曲調もリズミカル。子どもでも歌いやすいようにつくられています。日常的に童謡を聞かせることによって、子どもが口ずさむようにもなり、歌への関心を持つようになります。
それにママの優しい歌声が子どもは大好き。歌うことはストレス発散にも役立つといわれているので、空き時間をみつけて一緒に歌う時間をつくってみては。親子にとってよいコミュニケーションとなりますよ。
・小学生になったら
行動範囲が広がり個性も表れる小学校時代では、いろんなジャンルの音楽と触れ合う機会があります。授業だけでなく、好きなアニメ、アイドルなど、さまざま影響を受けやすい時期です。自我が確立する時期だからこそ、本人の気持ちを尊重してあげましょう。
ただ、小学生は勉強にスポーツに遊びにと、なにかしら忙しい日常を送っています。もしも疲れている様子が見られたら、ぜひ一度クラシックを聴かせてあげてください。
歌詞がないクラシックは、頭を休めるのにふさわしい音楽です。感覚を司る右脳が刺激されることで結果、言語や、計算力などの役割を担う左脳を休ませることができ、リラックス効果を生みます。