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妊娠初期には熱が出たように感じることがあり、実際測ってみると高めです。妊娠初期は熱がずっと高めでキープするのが正常です。ただし、38度近くの高熱の場合は妊娠の症状とは別のものですので、まよわず病院に行きましょう。
以下に女性の生理周期・妊娠と体温のメカニズムを説明します。女性の体温は月経(生理)の周期によって、低温相と高温相という2つに分けられます。月経から排卵までは低温相、排卵が起きると、黄体ホルモンの影響で体温があがり、高温相に入ります。排卵された卵子が受精しなかった場合は、高温相が2週間ほど続いたのちに、体温が下がり、次の月経が始まるというわけです。
一方、排卵された卵子が精子とめぐり合い、受精卵となると、、妊娠を維持するために、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが妊娠の超初期である、受精直後から分泌され、妊娠黄体を刺激し、エストロゲン、プロゲステロンを作らせます。
それらのホルモンの働きで、いつもであれば、周期的にさがるはずの体温が下がらず、ずっと高温を保つため、妊娠初期には微熱を感じるわけです。
みんなどうだった? 妊娠初期の「熱」の体験談
・妊娠初期の三ヶ月の時に大出血があって病院へ行きました。切迫流産で1週間入院し、その後は安静にという事で1ヶ月実家で過ごしました。七ヶ月の時に三日ぐらい四十度近い熱が出て、病院に行きました。膀胱炎になっていて、その菌が腎臓にまできて腎盂腎炎になっているとの事で、再び1週間の入院。今となっては無事に産まれてくれたので、よかったですが、その時々は本当に「もうだめだ」と思ったし、無事に産めるかとっても不安でした。妊娠中はすごく頻尿になるので、ついがまんしたりしてしまいますが、がまんをせずにトイレットペーパーを持ち歩くぐらいで過ごしたほうがいいです。
・つわりで水分すらまともに取れなかったときに熱中症で倒れ救急車で運ばれてしまいました。
二人目となると、つわりでつらくても上の子のお世話で無理をしがちですが、つらいときには休むようにしたほうがいいと思います。
・高熱が続いていたので気になって検査薬を使ったら、待ちに待った2人目の妊娠でした。
・妊娠三ヶ月の頃、39度以上の高熱を出した時、夜間に診察して欲しいと連絡したら、他にもっと近い病院に行けば良いと言われて悲しかったです。