子育て情報『妊娠初期の不安で多いものと対処法』

妊娠初期の不安で多いものと対処法

妊娠初期の不安で多いものと対処法

© blanche - Fotolia.com


妊娠初期の一番の不安は、流産でしょう。流産は全妊娠の10~15%に起きる、それほど珍しくない現象です。なかでも、妊娠12週未満の初期に起きる流産(初期流産)の原因は、受精卵の染色体異常や、胎児の臓器が育たないといった、胎児側の問題が理由。いくら努力をしても防げません。昔は、妊娠初期は流産しやすい時期なので、無理をしてはいけないなどといわれていましたが、たとえ母体がいくら安静にしていても、残念ながらこの時期の、胎児に原因のある流産は防げません。基本的には今まで通りの生活や仕事をしていても、大丈夫です。

出血も妊娠初期に多い不安のひとつ。しかし、妊娠初期には心配のない出血もあります。
受精卵が着床し、子宮内膜へもぐりこむタイミングで起きる着床出血と、胎盤を完成させるために絨毛が増えて、浸食することで起きる絨毛性出血。これは程度の大小はありますが、妊娠の生理的出血で、心配はいりません。そのほかに、子宮膣部びらん、子宮頸管ポリープ、裂肛(きれ痔)などもそれほど心配のいらない出血。ただし、大量の出血や、激痛を伴う出血の場合には、すぐに受診を!

みんなどうだった? 妊娠初期の「不安」の体験談

・妊娠がわかる少し前に飲んでしまった頭痛薬のことが不安でたまらなかったが、お医者さんは「飲んでしまったものは今更取り出せないし、あまり気にするな。これから気をつければいい」とおっしゃって、重く受け止めない様子になんだかこちらも気が楽になった。

・妊娠初期、母子手帳はいつからもらえるのか不安だったが、病院で次回の診察までにもらってくるようにいわれた。双子は2冊と病院で聞いてなければ、1冊しかもらわないところだった。(39歳)

・入籍前だったので名前の欄や何か違いはないのかと不安でした。
(30歳)

・初産で知識がなく、産院でも事前に知っていること前提だったのか、詳しい説明もなく不安だった。(27歳)

・主人の仕事の都合で海外に住んでいました。日本に住民票がなかったので、母子手帳も参考資料としての交付になると言われ、自治体でもらえる補助券等はもらえませんでした。出産は日本でしたので、出産後に出生届を提出にいくと、日本に住所がないと出生届けが受理できないといわれ、実家に子供だけ入ることに。そのときに役所の方に、「妊娠のわかった時点で私だけ実家に住民票を移せばよかったんですよ、そうすれば妊婦健診の補助も受けられたし」

新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.