「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」は、紫原明子さんがコラムでつづって下さった通り、Facebookの投稿をきっかけに始まりました。
「赤ちゃんが泣いても嫌じゃありません」。
そんな思いをステッカーにするには、どうしたらいいのか。ウーマンエキサイトの編集部スタッフをはじめ、紫原さん、栗生さんにもミーティングに参加して頂き、話を進めました。
ひと目見ただけでメッセージを伝えることの難しさ、そして昨今騒がれているマタニティーマークをつけるかどうかという問題と同じく、「あえてこのメッセージを形にすることは本当に良いのか」。さまざまな問題が目の前に立ちはだかりました。
しかし、悩んだあげく初心にかえり「赤ちゃんが生まれて初めて泣いた時、周囲はどんな思いだったのだろう」ということを考えてみました。
そう、きっと赤ちゃんの産声って、とても歓喜に満ち溢れたものだったはずです。
生まれた時はあんなにも喜ばしい赤ちゃんの泣き声が、少し時間が経っただけで騒音に変わってしまうのでしょうか。
もちろん、さまざまな立場の人がいる公共の場で、できるだけの配慮はすべきです。
でも、赤ちゃんと呼ばれる1歳前後の子どもたちは、暑かったり、寒かったり、お腹が空いたり、眠かったり…、あらゆる気持ちを泣いてお知らせしてくれます。
だから、赤ちゃんが泣くのは予測できない自然なこと。そして、赤ちゃんってとても愛すべき存在。そんな思いをステッカーに込めることにしました。
誰もが“元”赤ちゃん。目の前で力いっぱい泣いている赤ちゃんを、何十年か前の自分の姿を見るかのように思えたら…。
そして、パパ、ママ、みなさまをはじめとする、多くの人に愛されて大きくなった赤ちゃんならば、きっと素敵な未来を切り開いてくれるはず。
このステッカーは、とても小さなことかもしれないけれど、前向きな思いを形に変え、どんどん広がって行くことで、赤ちゃんたちがすくすく元気に育っていけるならば。
そんな思いで「WEラブ赤ちゃん -泣いてもいいよ!-」のステッカーを作りました。
無言の意思表示をすることで、救われるパパとママと赤ちゃんが少しでも増えますように…!
WEラブ赤ちゃんプロジェクト