■20m走り抜ける訓練をしてみよう
ぜひ一度、子どもと20m走り抜ける訓練をしてみましょう。
まず、4mの距離を体感するために、外で4m離れて向き合ってみましょう。
大人の歩幅でだいたい7~8歩。そこから両者が1歩ずつ離れると約6mです。
「怪しいな」と思う人とすれ違うときは、この距離より近づかないことが大切です。道幅が狭く、この距離が取れない場合は、来た道を戻る勇気も必要です。
大人が不審者役になって、子どもが20m逃げきれるか走ってみましょう。
逃げたら近くにいる人に助けを求めるところまで訓練しておくと、実際に何かあったときに迷うことなく行動できるでしょう。
■怪しい人ってどんな人?
何かされる前に、怪しい人かどうか見極めるために、次の行動に当てはまる人がいたら要注意。怪しい人の特徴を確認しましょう。
<怪しい人の5つの特徴 「はちみつじまん」>
・知らないのになにかとはなしかける人、
・理由もないのにちかづいてくる人、
・あなたがくるのを道のはし(車のそば)でじっとみつめてくる人、
・いつでも、どこでも、いつまでもついてくる人、
・あなたがくるのをじっとまっている人、こういう人に会ったら、ん!?と注意
(清永奈穂・清永賢二『犯罪からの安全学習ノート』より)