コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
余裕に見えるママでも本当は助けてほしかったりする【コソダテフルな毎日 第24話】
あとは、抱っこ紐の首のところで止める留め具とか。
カッチンて…。(他に言い方ないんか)
荷物いっぱい持ってるし、上の子いるし、下の子は泣くしでてんやわんやなとき、止めてあげるわよ~って止めてくださった方、何人もいらっしゃいました。
どなたもおばあちゃん世代でしたけど、きっと抱っこ紐を使ってみて、肩があがらなかった経験がおありなのでしょう。とてもありがたかったです。
私、赤ちゃん抱っこして幼児連れてママが歩いてる姿見ると、心の中でエールを送らずにいられません。
なんなく抱っこしてるように見えて、実は肩めっちゃ痛かったりするんです。
上の子の目線に合わせて、常に腰かがめがちになったりするんです。
赤ん坊が泣かないように常に揺れてたりするんです。
胸の前に赤ちゃん抱っこしてるから、視界もいつもより狭かったりするんです(足元見えない)。
さらっとこなしてるように見えて、実は手助けしてほしいこといっぱいあるんです。
私もそうなのですが、杖をついてる方や、ゆっくり歩いてるお年寄りを見かけても、なかなか声をかけられないんです。
手伝う気がないわけではなくて、
どう声をかけたらいいのかわからない、どう困ってるのかがわからないから、どうしてあげたら楽になるのかがわからないんです。
それと同じように、育児中のママに対しても、どうしてあげたら助かるのかがわからないって人もいっぱいいると思います。
育児中のママも、特に小さい子を何人も抱えてるママなんかは、実はものすごく動きづらいんだってことを、みんなが頭においてくれれば…、みんなが少しずつ勇気を出して「手伝いましょうか?」って声をかけてくれたら…。
育児が親子だけのプライベートなものではなく、社会全体で支えるものなんだという意識がもっともっと広がっていくんじゃないかなと私は思います。
「地獄絵図~令和親子で宿題の巻~」宿題に悪戦苦闘した息子小1の思い出【育児に遅れと混乱が生じてる !! Vol.74】