コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
女の子がほしかったと思うことは悪いことじゃない! 3兄弟の母のホンネ【コソダテフルな毎日 第68話】
■1人目、2人目、3人目 それぞれの「性別がわかった瞬間」
1人目の時は「わ! 男の子なんだ!」という驚きが最初に来ましたが、それ以来
街中の小さな男の子に目がいくようになり、男の子のママになることが楽しみになりました。
2人目の性別がわかる前には、すでに男の子のかわいさも知っていましたし、「兄弟」というものにワクワクしていましたので、どちらかというと「次も男の子がいいな~」と思っていました。
ちなみに2人目のときは、お医者さんにに言われなくとも、エコーをみて男の子だと気づいたのでした(笑)。
そして、3人目の時です。男・男と続いたものですから、最後はやっぱり女の子をという気持ちが湧いていました。
たまに「男の子・男の子と続いて3人目産む時に「また男の子だったらどうしよう…」って躊躇(ちゅうちょ)しませんでしたか?」と聞かれることがあるのですが、そういった迷いはなかったです。
3人目も男の子であっても楽しいでしょうし、それはそれでワクワクしていたのですが、3人目の時には性別が分かるのが遅かったので「いよいよ女の子だろう…!」と1人勝手に舞い上がっていました(男の子は女の子より早く判明する場合が多く、現に上2人は妊娠4ヶ月目で男の子と判明していました)。
いざ、男の子だと判明した瞬間にどういう反応だったのかというと、私は思わず爆笑し、夫は食費の心配をしていました(笑)。
■女の子を育てることはもうない…複雑な気持ち
診察台では3兄弟の母になることを笑い飛ばした私ですが、実はその後3日ぐらいは落ち込んでしまいました。
落ち込むっていったら言い過ぎかもしれませんが、「あぁ…私は娘に髪の毛を編むことは一生ないのか…」と思うと、どこか寂しく思う気持ちがあったからです(今思えば、え、そこ!? って感じですけど、当時は本気でそう思いました)。
ただ、ショックだったことは、ほとんど誰にも話していません。夫にも話さなかったように記憶しています。