コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
女の子がほしかったと思うことは悪いことじゃない! 3兄弟の母のホンネ【コソダテフルな毎日 第68話】
お腹の子の性別を知ってショックを受けたり、落ち込んだりするなんて子どもに失礼だし、健康で生まれてきてくれさえすればどっちでもいいのだと根本では思っていました。
だから、つい「またか」と思ってしまった自分に罪悪感を感じましたし、「また男の子でショックだった」と打ち明けることはせずに胸のうちにしまいました。
かといって必死に男の子の良さを挙げて、自分を納得させることにも違和感がありました。なので、私はあの時「またか!」って思ってしまった自分、今でも「女の子を育ててみたかったな」って思う自分を
責めなくてもいいと思っています。
そりゃ私も人間ですもの。どうしようもないことだと分かりつつ、こうだったらいいのにな~って思う事ぐらい誰でもあるはず。
■理想と違ったって、かわいいものはかわいい!
いざ、生まれてきた三男はかわいくて、4歳の今でも撫でまわしています。
きっと私と同じように感じてしまったことがあるママたちもみんな一緒だと思います。生まれてきた子は女の子でも男の子でもどっちでもやっぱりかわいいです。
「子どもの性別が自分の理想とは違った」こういうことを言うと冷たいような高慢なような印象に受け取られがちですが、私はそうは思いません。
自分の理想と違ったからといって投げ出すわけではありませんし、結局は生まれてきたその子を愛してかわいがって一生懸命育てるのですから、心の中でそう思うぐらいいいじゃないですか。
もし、今これを読んでる方の中に、2番目、3番目も男の子だった~~! と判明したばかりのママ(しかもショックを受けている方)もいらっしゃるかもしれません。
そんな方のために私が思う男の子3人子育ての1番の醍醐味(だいごみ)をお伝えしたいと思います。